JP6139853B2 - ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 - Google Patents
ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6139853B2 JP6139853B2 JP2012230228A JP2012230228A JP6139853B2 JP 6139853 B2 JP6139853 B2 JP 6139853B2 JP 2012230228 A JP2012230228 A JP 2012230228A JP 2012230228 A JP2012230228 A JP 2012230228A JP 6139853 B2 JP6139853 B2 JP 6139853B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polycarbonate diol
- formula
- composition
- water
- polycarbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
〔1〕
分子鎖内に、式1で表されるポリオキシエチレン構造を5〜50質量%と、式2で表されるポリカーボネート構造を50〜95質量%とを含有し、
前記ポリオキシエチレン構造の末端構造は、一方の末端がカーボネート基に結合し、もう一方の末端が水酸基に結合している末端構造、及び/又は、両末端がカーボネート基に結合している末端構造であり、
数平均分子量が、300〜10000であり、
両末端が実質的に水酸基である、ポリカーボネートジオール組成物。
−(CH2−CH2−O)n− (式1)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
−(R−O−CO−O)m− (式2)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
〔2〕
式3で表されるポリオキシエチレンジオールと、式4で表されるポリカーボネートジオールとを、エステル交換反応させることにより得られる、〔1〕に記載のポリカーボネートジオール組成物。
HO−(CH2−CH2−O)n−H (式3)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
HO−(R−O−CO−O)m−R−OH (式4)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
〔3〕
式5で表されるポリオキシエチレンジオールと、式6で表されるポリカーボネートジオールとを、エステル交換反応させる工程を有する、ポリカーボネートジオール組成物の製造方法。
HO−(CH2−CH2−O)n−H (式5)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
HO−(R−O−CO−O)m−R−OH (式6)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
〔4〕
〔1〕又は〔2〕に記載のポリカーボネートジオール組成物と、
水と、
を含有する希釈物。
〔5〕
〔1〕又は〔2〕に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系塗料組成物。
〔6〕
〔1〕又は〔2〕に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系インキ組成物。
〔7〕
〔1〕又は〔2〕に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系粘接着剤組成物。
−(CH2−CH2−O)n− (式1)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
−(R−O−CO−O)m− (式2)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
−(CH2−CH2−O)n− (式1)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
−(R−O−CO−O)m− (式2)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
HO−(CH2−CH2−O)n−H (式3)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
HO−(R−O−CO−O)m−R−OH (式4)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
HO−(CH2−CH2−O)n−H (式5)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
HO−(R−O−CO−O)m−R−OH (式6)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。)
数平均分子量は、GPC測定によるポリスチレン基準の数平均分子量である。
装置:東ソー(株)製、「HLC−8120GPC(商品名)」
カラム:東ソー(株)製、「TSKgelSuperH1000(商品名)」×1本、「TSKgelSuperH2000(商品名)」×1本、「TSKgelSuperH3000(商品名)」×1本
キャリア:テトラヒドロフラン
検出方法:示差屈折計
JIS K1557−1:2007に準じて測定した。
10mLの透明な樹脂製サンプル瓶に、サンプル約2gと水約3gを計りとり、薬さじで5〜10分間、安定な状態になるまで撹拌し、水溶液を得た。初期状態として、水溶液の外観を目視で評価するとともに、常温にて1週間静置後の状態を観察し、成分の分離や沈降の有無を評価した。
(塗膜の破断伸度と破断応力)
ポリプロピレン板(タキロン(株)製、「P310A」、150mm角、2mm厚)上に、乾燥膜厚が50〜70μmになるように、ポリプロピレン板の両端に再剥離性の紙製粘着テープをスペーサーとして必要枚数貼り付けた。調製した塗料を板の上部に滴下し、(ガラス棒、直径8mm)を用いて塗工した。水平台の上で、23℃、50%RHの雰囲気下、1週間乾燥させた。幅10mm、長さ100mmの引張試験用サンプルを切り出した。引張試験機((株)オリエンテック製、「テンシロンRTE−1210」)を用いて、得られた引張試験用サンプルの破断伸度と破断応力を測定した。引張試験の雰囲気温度と湿度は23℃、50%RHであり、チャック間距離は50mm、引っ張り速度は50mm/分とした。
ガラス板(JIS R3202、75mm×150mm角、1mm厚)上に、乾燥膜厚が40〜50μmになるように、調製した塗料を前述の方法で塗工した。水平台の上で、23℃、50%RHの雰囲気下、1週間乾燥させた。キシレンを含浸させた綿棒で塗膜の表面を一定の力加減で擦り、目視にて傷や白化等の異常が生じない往復回数を評価した。
ガラス板(JIS R3202、75mm×150mm角、1mm厚)上に、乾燥膜厚が40〜50μmになるように、調製した塗料を前述の方法で塗工した。水平台の上で、23℃、50%RHの雰囲気下、1週間乾燥させた。塗膜の表面を真鍮製のワイヤーブラシを用いて一定の力加減で10往復擦り、擦った後の60度光沢値を、擦る前の60度光沢値、で除した値のパーセント値を評価した。なお、光沢値はJIS Z8741に準拠して測定した。
ガラス板(JIS R3202、75mm×75mm角、1mm厚)上に、乾燥膜厚が40〜50μmになるように、調製した塗料を前述の方法で塗工した。水平台の上で、23℃、50%RHの雰囲気下、1週間乾燥させた。23℃の水中に24時間浸漬させ、目視にて白化や膨れ等の異常の有無を評価した。
各種基材上に乾燥膜厚が40〜50ミクロンになるように前述の方法で塗工し、水平台の上で、23℃、50%RHの雰囲気下、1週間乾燥させた。JIS K5600−5−6:1999のクロスカット法に準じて、カッターナイフを用いて塗膜に1mm角100マスの切込みを入れ、セロハンテープによる剥離を行い、残ったマスの数を評価した。なお、基材としては、ポリメチルメタクリレート板(PMMA板;三菱レーヨン(株)製、「アクリライト」)、アルミニウム板(Al板;JIS H4000(A5052P))を使用した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を、窒素雰囲気下にし、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5652(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約2000の共重合系ポリカーボネートジオール)を90質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール600(商品名)」(数平均分子量が約600のポリオキシエチレンジオール)を10質量部、エステル交換反応触媒としてチタンテトラn−ブトキシドを原料であるポリカーボネートジオールに対して140ppmの割合で仕込んだ。これらを撹拌しながら加熱し、反応器内温度として約150℃で6時間維持した。その後、室温まで冷却し、ポリカーボネートジオール組成物を得た。得られたポリカーボネートジオール組成物の水酸基価、数平均分子量、水希釈性を評価した。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
ポリカーボネートジオールとして、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT6002(商品名)」(ジオールとして、1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約2000のホモ系ポリカーボネートジオール)を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行った。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気下にし、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5652(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約2000の共重合系ポリカーボネートジオール)を75質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール1000(商品名)」(数平均分子量が約1000のポリオキシエチレンジオール)を25質量部、エステル交換反応触媒としてチタンテトラn−ブトキシドを原料であるポリカーボネートジオールに対して140ppmの割合で仕込んだ。これらを撹拌しながら加熱し、反応器内温度として約150℃で6時間維持した。その後、室温まで冷却し、ポリカーボネートジオール組成物を得た。得られたポリカーボネートジオール組成物の水酸基価、数平均分子量、水希釈性を評価した。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を、窒素雰囲気下にし、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5652(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約2000の共重合系ポリカーボネートジオール)を85.5質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール600(商品名)」(数平均分子量が約600のポリオキシエチレンジオール)を10質量部、分子量調節剤として1,5−ペンタンジオールを4.5質量部、エステル交換反応触媒としてチタンテトラ−n−ブトキシドを原料であるポリカーボネートジオールに対して140ppmの割合で仕込んだ。これらを撹拌しながら加熱し、反応器内温度として約150℃で6時間維持した。その後、室温まで冷却し、ポリカーボネートジオール組成物を得た。得られたポリカーボネートジオール組成物の水酸基価、数平均分子量、水希釈性を評価した。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
ポリカーボネートジオールとして、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5651(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約1000の共重合系ポリカーボネートジオール)を用いた以外は実施例1と同じ操作を行った。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気下にし、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5651(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約1000の共重合系ポリカーボネートジオール)を90質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール600(商品名)」(数平均分子量が約600のポリオキシエチレンジオール)を5質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール1000(商品名)」(数平均分子量が約1000のポリオキシエチレンジオール)を5質量部、エステル交換反応触媒としてチタンテトラn−ブトキシドを原料であるポリカーボネートジオールに対して140ppmの割合で仕込んだ。これらを撹拌しながら加熱し、反応器内温度として約150℃で6時間維持した。その後、室温まで冷却し、ポリカーボネートジオール組成物を得た。得られたポリカーボネートジオール組成物の水酸基価、数平均分子量、水希釈性を評価した。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
エステル交換反応触媒としてのチタンテトラn−ブトキシドを用いず、反応器内温度として170℃で4時間維持した以外は、実施例4と同じ操作を行った。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5651(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約1000の共重合系ポリカーボネートジオール)について、水希釈性を評価した。
旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5651(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約1000の共重合系ポリカーボネートジオール)90質量部と、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール600(商品名)」(数平均分子量が約600のポリオキシエチレンジオール)10質量部との、常温下で混合することによって得た単なる混合物ついて、水希釈性を評価した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気下にし、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラノールT5652(商品名)」(ジオールとして、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを用いた、数平均分子量が約2000の共重合系ポリカーボネートジオール)を96質量部、和光純薬工業(株)製、「ポリエチレングリコール1000(商品名)」(数平均分子量が約1000のポリオキシエチレンジオール)を4質量部、エステル交換反応触媒としてチタンテトラn−ブトキシドを原料であるポリカーボネートジオールに対して140ppmの割合で仕込んだ。撹拌しながら加熱し、反応器内温度として約150℃で6時間維持した。その後、室温まで冷却し、ポリカーボネートジオール組成物を得た。得られたポリカーボネートジオール組成物の水酸基価、数平均分子量、水希釈性を評価した。なお、エステル交換反応については、反応溶液について経時的にGPC測定を行い、原料に由来するピークの消失及び生成物に由来するピークの出現を経時的に確認することで、その反応の進行等を確認した。そして、最終的に得られたポリカーボネートジオール組成物については、原料の仕込み量に基づいて、ほぼ定量的に反応が進んでおり、それに対応する構造を有していることも、GPCの経時的測定によって確認した。
NCO/OHのモル比が1.25となるように、旭化成ケミカルズ(株)製、「ポリトロンR−5007(商品名)」(水酸基含有アクリルラテックス;水酸基価60mgKOH/g樹脂、固形分42質量%)を40質量部、イオン交換水を7.9質量部、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラネートWT30−100(商品名)」(水分散型ポリイソシアネート;NCO含有量16.1%)を5.8質量部、それぞれ計り取って混合し、撹拌機を用いて600rpmで10分間撹拌して、混合物を得た。その後、混合物から気泡を除去するため、10分間静置した後、110メッシュのポリアミド系合成繊維製の濾布で濾過して塗料を得た。得られた塗料の塗膜物性を評価した。
「ポリトロンR−5007(商品名)」と実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物との樹脂成分質量比が9/1(「ポリトロンR−5007(商品名)」の樹脂成分/ポリカーボネートジオール組成物)の質量比率となるように、かつNCO/OHのモル比が1.25の割合となるように、「ポリトロンR−5007(商品名)」を38質量部、イオン交換水を11.1質量部、実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物を1.8質量部、それぞれ計り取って混合し、撹拌機を用いて600rpmで20分間撹拌して、不溶解物や凝集物のない混合物を得た。これに「デュラネートWT30−100(商品名)」を6.4質量部加え、600rpmで10分間更に撹拌した。これから気泡を除去するため比較例3と同じ操作を行って塗料を得た。得られた塗料の塗膜物性を評価した。
「ポリトロンR−5007(商品名)」と実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物との樹脂成分質量比が8/2(「ポリトロンR−5007(商品名)」の樹脂成分/ポリカーボネートジオール組成物)の質量比率となるように、かつNCO/OHのモル比が1.25の割合となるように、「ポリトロンR−5007(商品名)」を35質量部、イオン交換水を14.4質量部、実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物を3.7質量部、それぞれ計り取って混合し、撹拌機を用いて600rpmで20分間撹拌して、不溶解物や凝集物のない混合物を得た。これに「デュラネートWT30−100(商品名)」を6.9質量部加え、600rpmで10分間更に撹拌した。これから気泡を除去するため比較例3と同じ操作を行って塗料を得た。得られた塗料の塗膜物性を評価した。
「ポリトロンR−5007(商品名)」と実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物との樹脂成分質量比が7/3(「ポリトロンR−5007(商品名)」の樹脂成分/ポリカーボネートジオール組成物)の質量比率となるように、かつNCO/OHのモル比が1.25の割合となるように、「ポリトロンR−5007(商品名)」を30質量部、イオン交換水を17.0質量部、実施例4で製造したポリカーボネートジオール組成物を5.4質量部、それぞれ計り取って混合し、撹拌機を用いて600rpmで20分間撹拌し、不溶解物や凝集物のない混合物を得た。これに「デュラネートWT30−100(商品名)」を7.0質量部加え、600rpmで10分間更に撹拌した。これから気泡を除去するため比較例3と同じ操作を行って塗料を得た。得られた塗料の塗膜物性を評価した。
Claims (8)
- 分子鎖内に、式1で表されるポリオキシエチレン構造を5〜50質量%と、式2で表されるポリカーボネート構造を50〜95質量%とを含有し、
前記ポリオキシエチレン構造の末端構造は、一方の末端がカーボネート基に結合し、もう一方の末端が水酸基に結合している末端構造、及び/又は、両末端がカーボネート基に結合している末端構造であり、
数平均分子量が、300〜10000であり、
両末端が水酸基である、ポリカーボネートジオール組成物。
−(CH2−CH2−O)n− (式1)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
−(R−O−CO−O)m− (式2)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは2〜50の数を表す。) - 式5で表されるポリオキシエチレンジオールと、式6で表されるポリカーボネートジオールとを、エステル交換反応させる工程を有する、ポリカーボネートジオール組成物の製造方法。
HO−(CH2−CH2−O)n−H (式5)
(式中、nは、9〜50の数を表す。)
HO−(R−O−CO−O)m−R−OH (式6)
(式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭素数2〜15の分岐を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、2価の脂環族炭化水素基、又は2価の芳香族炭化水素基を表し、mは、2〜50の数を表す。) - 前記式6で表されるポリカーボネートジオールは、共重合系カーボネートジオールである、請求項2に記載のポリカーボネートジオール組成物の製造方法。
- 前記式6で表されるポリカーボネートジオールは、1,6−ヘキサンジオールと、1,5−ペンタンジオールと、を含むジオールから得られたものである、請求項3に記載のポリカーボネートジオール組成物の製造方法。
- 請求項1に記載のポリカーボネートジオール組成物と、
水と、
を含有する希釈物。 - 請求項1に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系塗料組成物。
- 請求項1に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系インキ組成物。
- 請求項1に記載のポリカーボネートジオール組成物を含む水系粘接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012230228A JP6139853B2 (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012230228A JP6139853B2 (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014080530A JP2014080530A (ja) | 2014-05-08 |
| JP6139853B2 true JP6139853B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=50785030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012230228A Active JP6139853B2 (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6139853B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110035442B (zh) | 2013-05-24 | 2022-03-15 | 日本电信电话株式会社 | 无线通信装置以及无线通信方法 |
| WO2017021448A1 (en) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | Repsol, S.A. | New formulations for pressure sensitive adhesives |
| CN111511853A (zh) * | 2017-12-25 | 2020-08-07 | 旭化成株式会社 | 涂料组合物 |
| WO2021075503A1 (ja) * | 2019-10-15 | 2021-04-22 | 旭化成株式会社 | ポリカーボネートジオール組成物 |
| US20250115710A1 (en) * | 2022-06-24 | 2025-04-10 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Oxyethylene structure-containing polycarbonate polyol and use thereof |
| JP2024048640A (ja) | 2022-09-28 | 2024-04-09 | 旭化成株式会社 | 水系組成物、及びその使用 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58214590A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | 株式会社クラレ | 耐久性に優れた皮革様シ−ト物 |
| JPH03252420A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-11 | Daicel Chem Ind Ltd | 共重合ポリカーボネートジオールの製造方法 |
| JP2002179787A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 塗料用ポリカーボネートポリオールの製造方法 |
| JP2006124435A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Sekisui Chem Co Ltd | マレイミド系共重合体樹脂フィルム |
| JP4560374B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2010-10-13 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 水酸基末端を有するポリカーボネート/ポリエーテルブロック共重合体 |
| PL2074183T3 (pl) * | 2006-10-19 | 2012-06-29 | Du Pont | Wodne kompozycje dodatku zawierające krzemian warstwowy |
-
2012
- 2012-10-17 JP JP2012230228A patent/JP6139853B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2014080530A (ja) | 2014-05-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6276848B2 (ja) | 水系組成物用ポリカーボネート/ポリオキシエチレンブロック共重合体、及びそれを含む水系組成物、水系塗料組成物、水系インキ組成物、水系粘着剤組成物 | |
| JP6593290B2 (ja) | ポリカーボネートジオールの製造方法及びポリカーボネートジオール並びにそれを用いたポリウレタン | |
| CN104884499B (zh) | 聚碳酸酯二元醇以及使用聚碳酸酯二元醇而得到的聚氨酯 | |
| JP6139853B2 (ja) | ポリカーボネートジオール組成物、及びその製造方法 | |
| TW201835154A (zh) | 聚碳酸酯多元醇及聚胺基甲酸酯 | |
| JP2019214655A (ja) | ウレタン形成性組成物 | |
| KR102290742B1 (ko) | 폴리에스테르 수지, 폴리에스테르 수지 수분산체, 및 폴리에스테르 수지 수분산체의 제조 방법 | |
| JP2018012769A (ja) | 塗料組成物 | |
| JP7237468B2 (ja) | ポリカーボネートジオール組成物 | |
| EP3733799B1 (en) | Paint composition | |
| JP6582515B2 (ja) | ポリウレタン樹脂および該組成物を用いた皮革用接着剤 | |
| JP7611674B2 (ja) | ポリウレタン塗膜の製造方法及び塗料組成物 | |
| EP3524630B1 (en) | Coating composition | |
| CN115636916A (zh) | 聚碳酸酯多元醇组合物 | |
| JP2021075632A (ja) | 塗料組成物 | |
| CN114729178B (zh) | 聚碳酸酯二醇组合物和使用其的涂料组合物 | |
| JP2014231591A (ja) | ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、硬化性樹脂組成物、硬化物及び積層体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150730 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20160401 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160715 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160720 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160912 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161003 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161202 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161220 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170317 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170327 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170410 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170428 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6139853 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |