JP6138456B2 - 家具 - Google Patents

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Description

本発明は、家具に関するもので、特に、液晶テレビモニタやパソコンの液晶ディスプレイ等々、薄型の表示装置を設置するのに好適な家具に関するものである。
この種の表示装置を設置する家具としては、例えば特許文献1に記載されたものが提供されている。この家具では、基台の側方に一対の支柱部材が配設されており、天板よりも上方に位置する端部に表示装置が取り付けられている。一対の支柱部材は、それぞれ基台の天板を超える長さを有し、基台の天板よりも下方に位置する部分が基台に支持されたものである。天板には、表示装置に繋がる電源ケーブルや各種信号ケーブルを天板の下方に導出するための挿通孔が設けられている。また、一対の支柱部材には、互いの間に化粧板が取り付けられている。
特開2012−100871号公報
ところで、表示装置の後面には、電源ケーブルや各種信号ケーブルの他に、プラグを差し込むコネクタやケーブルが接続される端子が設けられている場合が多い。特許文献1に記載されたものでは、支柱部材の間が化粧板によって閉塞されているものの、表示装置の両側後面が露出した状態にあり、見栄えの点で劣る。特に、表示装置の後面が室内壁面から離隔した状態で家具が配置された場合には、後面に露出したコネクタや端子が外部に露出し易い状態となるばかりでなく、異物と接触する機会も著しく増えることになり、表示装置の機能を確保する上でも好ましいとはいえない。
本発明は、上記実情に鑑みて、室内壁面から離した位置に表示装置を配置した場合にも表示装置の機能を確保した上で見栄え良く配置することのできる家具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る家具は、少なくとも前面が出入口となる収納部を有し、天板には前記収納部に連通する挿通孔が設けられた基台と、前記天板に設けた前記挿通孔の周囲を覆う態様で配設し、前記天板の上面から上方に突出したカバー部材と、前記天板の上方域に立設したベースパネルと、前記ベースパネルが物品の後面全域を覆う状態で当該物品を前記天板の上方域に支持する支持部材とを備えた家具であって、前記ベースパネルよりも前方となる位置に前記挿通孔を設け、前記挿通孔にはケーブル挿通域を確保した状態で支柱部材が貫通し、かつ前記支柱部材の下端部が前記収納部の内部において前記基台に支持されており、前記支柱部材には、前記天板の上方に突出した部分に前記ベースパネルを保持させるとともに、前記支柱部材を挟んで前記ベースパネルの前面側に位置する部分に前記支持部材を設けることにより、前記ベースパネルの前方域に物品の支持領域を構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る家具は、少なくとも前面が出入口となる収納部を有し、天板には前記収納部に連通する挿通孔が設けられた基台と、前記天板に設けた前記挿通孔の周囲を覆う態様で配設し、前記天板の上面から上方に突出したカバー部材と、前記天板の上方域に立設したベースパネルと、前記ベースパネルが物品の後面全域を覆う状態で当該物品を前記天板の上方域に支持する支持部材とを備えた家具であって、前記ベースパネルよりも後方となる位置に前記挿通孔を設けるとともに、前記ベースパネルの後面に前記支持部材が取り付けてあり、前記ベースパネルの後方域に物品の支持領域を構成したことを特徴とする。
また、本発明は、上述した家具において、前記天板の上部において前記ベースパネルの前方域となる部位に前面が出入口となる上部収納棚を構成したことを特徴とする。
また、本発明は、上述した家具において、前記天板の後方側に位置する縁部に、上面が前記天板と面一で連続するように配置される補助天板をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上述した家具において、前記天板の下面には、一端部が前記天板の挿通孔に開口し、かつ他端部が前記基台において前記収納部の後面に開口したガイド通路を構成するガイド部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、支持部材に支持された表示装置の後面全域がベースパネルによって覆われることになり、室内壁面から離した位置に表示装置を配置した場合にも見栄えが損なわれることがない。しかも、表示装置の後面に設けられたコネクタや端子が異物に接触することもなくなり、表示装置の機能が損なわれる恐れもない。さらに、天板に設けた挿通孔の周囲をカバー部材によって覆うようにしているため、表示装置にケーブルが接続されている場合にもこれを外部に露出させることなく天板の下方側へ導出することができる。
図1は、本発明の実施の形態1である家具を前面側から見た斜視図である。 図2は、図1に示した家具を後面側から見た斜視図である。 図3は、図1に示した家具の正面図である。 図4は、図1に示した家具を前面側から見た分解斜視図である。 図5は、図1に示した家具の要部拡大断面平面図である。 図6は、図1に示した家具に物品を支持させた状態を前面側から見た斜視図である。 図7は、図1に示した家具に物品を支持させた状態の側面図である。 図8は、図1に示した家具に物品を支持させた状態の断面側面図である。 図9は、本発明の実施の形態2である家具を後面側から見た斜視図である。 図10は、図9に示した家具の側面図である。 図11は、図9に示した家具の断面側面図である。 図12は、図9に示した家具を前面側から見た斜視図である。 図13は、図9に示した家具に物品を支持させた状態を後面側から見た斜視図である。 図14は、図9に示した家具に物品を支持させた状態の断面側面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る家具の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4は、本発明の実施の形態1である家具を示したものである。ここで例示する家具は、物品として液晶テレビモニタTVを支持するためのもので、基台10を備えている。基台10は、前面及び後面が開口した箱状を成し、四隅部に設けた脚部材11により底板12が床面から離隔した状態で配置されるものである。本実施の形態1では、前後の奥行きに対して左右の幅が2倍以上となり、かつ矩形状を成す天板13の高さが一般的な座卓と同程度の高さを有するように基台10が構成してある。天板13の左右の幅は、支持対象として想定している最大サイズの液晶テレビモニタTVよりも大きく設定してある。
この基台10には、天板13、底板12及び一対の側板14の間に構成される収納部の内部に前後仕切板15及び左右仕切板16が設けてあるとともに、後面に蓋部材17が配設してある。前後仕切板15は、図8に示すように、基台10の収納部を前後に分割して前方収納室FCと後方収納室RCとを構成するためのものであり、左右仕切板16は、図1に示すように、前方収納室FCを左右に分割するためのものである。左右仕切板16が、前方収納室FCをほぼ等分割する位置に配設してあるのに対して、前後仕切板15は、図8からも明らかなように、前方収納室FCが後方収納室RCに対してほぼ2倍の容積を有するように、その位置が設定してある。蓋部材17は、後方収納室RCの後面開口を閉塞することのできる大きさを有した矩形の平板である。この蓋部材17は、図2に示すように、その下端縁と底板12の後端縁との間にヒンジHを介在させることによって底板12に支持させてあり、下端縁を軸心として揺動することにより後方収納室RCの後端開口を開閉することが可能である。尚、図には明示していないが、蓋部材17と基台10の天板13との間には、蓋部材17を閉じた状態に維持するための磁石を利用した吸着手段が設けてある。
基台10の天板13には、挿通孔13aが設けてある。挿通孔13aは、図4、図5、図8に示すように、横長の矩形状を成すもので、収納部の後方収納室RCに連通し、かつ開口前縁面が前後仕切板15の後面と面一となる位置に形成してある。挿通孔13aの左右方向の位置は、天板13の略中央である。この天板13の挿通孔13aには、内部に一対の支柱部材20が配設してあるとともに、周囲にカバー部材30が設けてある。
一対の支柱部材20は、それぞれ基台10の全高よりも十分な長さを有し、かつ互いの間に間隔(ケーブル挿通域)を確保した状態で挿通孔13aに挿通可能となる角柱状を成すものであり、互いの上端部の間が上下一対の桟部材21によって互いに連結してある。これらの支柱部材20は、図8に示すように、挿通孔13aを介して個々の下端部が基台10の後方収納室RCに収容してある一方、個々の上端部が天板13の上面から上方に突出した状態で互いに平行となるように配設してあり、後方収納室RCに収容した下端部が前後仕切板15の後面にネジ(図示せず)で締結してある。天板13の上面から上方に突出した支柱部材20には、一対の係止突起22、支持部材40及びベースパネル50が配設してある。
一対の係止突起22は、図4及び図8に示すように、支柱部材20の互いに対向する内方面から相互に近接する方向に突出した小径の円柱状部材であり、支柱部材20の上端部において桟部材21よりも後方側となる部位に設けてある。
支持部材40は、一対の支持ブラケット41の間に一対の支持ロッド42を架設することによって構成したものである。一対の支持ロッド42は、互いに同じ外径を有した円柱状を成すもので、一対の支持ブラケット41の間に互いに平行となるように配設してある。この支持部材40は、支持ロッド42が天板13の左右方向に沿ってほぼ水平となる姿勢で支持ブラケット41を介して支柱部材20の前面に取り付けてある。
ベースパネル50は、左右の幅が天板13とほぼ同じ寸法を有し、かつ支持対象として想定している最大サイズの液晶テレビモニタTVよりもさらに大きな高さを有した矩形の平板状を成すものである。このベースパネル50は、前面に設けた一対の支持金具51を介して支持部材40の支持ロッド42に支持させることにより、天板13に対して直角となる姿勢で天板13の上方域に立設してある。支持金具51は、上端部に係止爪部51aを有するとともに、下端部に締結片部51bを有したもので、ベースパネル50の前面から突出するように設けてある。これら一対の支持金具51は、相互間隔が一対の支柱部材20の互いに対向する内方面に合致するように設けてあり、係止爪部51aをそれぞれ係止突起22に係止させた状態で締結片部51bのネジ挿通孔51cを介して支柱部材20にネジBを締結することにより支柱部材20に取り付けられた状態となる。支持金具51を介して支持されたベースパネル50は、天板13の上面との間に隙間を確保した位置に配置され、前面が天板13の前縁面とほぼ平行となる。
カバー部材30は、前方カバー要素30Fと後方カバー要素30Rとを互いに前後に接合することによって角筒状に構成したもので、天板13において挿通孔13aの開口周縁部となる位置から上方に突出した状態で天板13に配設してある。より具体的に説明すると、図4及び図5に示すように、前方カバー要素30Fは、一対の支柱部材20の前面に渡る長さを有した前方主板部30Faと、前方主板部30Faの両端部からそれぞれ後方に向けてほぼ90°に屈曲した一対の前方側板部30Fbとを有したものであり、後方カバー要素30Rは、一対の支柱部材20の後面に渡る長さを有した後方主板部Raと、後方主板部Raの両端部からそれぞれ前方に向けてほぼ90°に屈曲した一対の後方側板部Rbとを有したものである。
前方カバー要素30Fの前方主板部30Fa及び後方カバー要素30Rの後方主板部Raには、互いに対向する部位にそれぞれ一対の係止片30Fc,30Rcが設けてある。前方カバー要素30Fに設けた係止片(以下、「前方係止片30Fc」という)は、前方主板部30Faにおいて一対の支柱部材20の相互間となる位置から後方主板部Raに向けて突出した平板状部材であり、後方側上隅部に係止ネジ31を備えている。後方カバー要素30Rに設けた係止片(以下、「後方係止片30Rc」という)は、後方主板部Raにおいて前方係止片30Fcに対応する位置から前方主板部30Faに向けて突出した平板状部材であり、前方側上隅部に係止爪片32を有している。これら前方係止片30Fc及び後方係止片30Rcは、係止ネジ31に係止爪片32を係止させることによって互いに連結してあり、前方側板部30Fb及び後方側板部Rbとの間にそれぞれ支柱部材20を囲繞した状態で、前方カバー要素30F及び後方カバー要素30Rを互いに接合した状態に維持している。
上記のように構成した家具に液晶テレビモニタTVを支持させるには、取付金具60を適用する。取付金具60は、図1及び図8に示すように、支持ブラケット41の間に架設した一対の支持ロッド42を収容することのできるメイン収容溝60Maを有したメイン金具60Mと、メイン金具60Mに対してスライド可能に配設し、下方に位置する支持ロッド(以下、区別する場合に「下方支持ロッド42」という)を収容することのできるサブ収容溝60Saを有したサブ金具60Sとを備えて構成したもので、メイン金具60Mを介して液晶テレビモニタTVの後面両側に取り付けてある。メイン金具60Mは、上下方向に沿った複数のネジ挿通孔60Mbを有しており、任意のネジ挿通孔60Mbを選択することで液晶テレビモニタTVに対する取付位置を調整することが可能である。
メイン金具60Mは、メイン収容溝60Maの上端部にメインフック60Mcを有しており、メイン収容溝60Maに一対の支持ロッド42を収容した場合にメインフック60Mcを介して支持部材40に係止することが可能である。サブ金具60Sは、サブ収容溝60Saの上端部にサブフック60Scを有しており、メイン収容溝60Maに一対の支持ロッド42を収容した状態でメイン金具60Mに対して下方に移動させた場合、メイン金具60Mとの間に下方支持ロッド42を挟持することが可能である。尚、図1及び図7に示すように、メイン金具60Mは、上下方向に沿ったスライド溝60Mdを有しており、このスライド溝60Mdを介してサブ金具60Sに調整ネジ61を締結することにより、サブ金具60Sの相対移動を規制する。調整ネジ61を弛緩させれば、メイン金具60Mに対してサブ金具60Sを上下方向に移動させることが可能である。
この取付金具60を適用する場合には、まずメイン金具60Mに対してサブ金具60Sを上方に移動させ、サブフック60Scとメイン金具60Mとの間に下方支持ロッド42を収容させることのできる間隙を確保する。この状態から上方に位置する支持ロッド42(以下、区別する場合に「上方支持ロッド42」という)を先にメイン収容溝60Maに収容させてメインフック60Mcに係止させた後、下方支持ロッド42をメイン収容溝60Maに収容させる。この状態でメイン金具60Mに対してサブ金具60Sを下方に移動させれば、下方支持ロッド42がメイン金具60Mとサブ金具60Sとの間に挟持されることになり、取付金具60及び支持部材40を介して液晶テレビモニタTVを家具に支持させることができる。液晶テレビモニタTVを支持させる位置は、できるだけ支柱部材20の下方となるようにメイン金具60Mの取付位置を適宜調整し、カバー部材30の上端が液晶テレビモニタTVの下端よりも上方に位置することが好ましい。
この状態においては、図2、図7、図8に示すように、液晶テレビモニタTVの後面全域がベースパネル50によって覆われることになる。従って、室内の中央部等、室内壁面から離した位置に液晶テレビモニタTVを配置した場合にも見栄えが損なわれることがない。しかも、液晶テレビモニタTVの後面に設けられたコネクタや端子(図示せず)が異物に接触することもなくなり、液晶テレビモニタTVの機能が損なわれる恐れがなくなる。さらに、天板13に設けた挿通孔13aの周囲をカバー部材30によって覆うようにしているため、液晶テレビモニタTVに設けられた電源ケーブルや各種信号ケーブルTVCを天板13の挿通孔13aから基台10の後方収納室RCに導出してまとめておけば、外部への露出が最小限に留められ、外観品質上きわめて有利となる。後方収納室RCに導出した電源ケーブルや信号ケーブルTVCについては、蓋部材17を開けることで容易に取り扱うことが可能である。
尚、上述した実施の形態1では、挿通孔13aの周囲を覆うカバー部材30として前方カバー要素30Fと後方カバー要素30Rとを接合したものを適用しているため、挿通孔13aに支柱部材20を配置した後においても挿通孔13aを容易に開放することが可能であり、ケーブルTVCの敷設作業を容易に行うことが可能であるが、必ずしも2つのカバー要素を接合したものを適用する必要はない。2つのカバー要素から成るものを適用する場合には、前後に接合するものに限らず、左右に接合するようにカバー部材を構成することも可能である。
(実施の形態2)
図9〜図12は、本発明の実施の形態2である家具を示したものである。ここで例示する家具は、物品として液晶テレビモニタTVを支持するためのもので、基台110及び補助テーブル170を備えている。基台110は、前面が開口した箱状を成すもので、四隅部に設けた脚部材111により底板112が床面から離隔した状態で配置されるものである。本実施の形態2では、前後の奥行きに対して左右の幅が3倍以上となり、かつ矩形状を成す天板113の高さが、椅子に腰掛けて使用する一般的な洋テーブルと同程度の高さを有するように基台110が構成してある。天板113の左右の幅は、支持対象として想定している最大サイズの液晶テレビモニタTVよりも大きく設定してある。
図11及び図12に示すように、この基台110には、天板113、底板112、一対の側板114及び背板117の間に構成される収納部の内部に2枚の左右仕切板116及び1枚の上下仕切板115が設けてある。左右仕切板116は、基台110の収納部を左方収納室LC、中央収納室CC、右方収納室RCに3分割するためのものであり、上下仕切板115は、これら左方収納室LC、中央収納室CC、右方収納室RCをさらに上下に2分割するためのものである。基台110の天板113には、挿通孔113aが設けてあるとともに、上方域にベースパネル150が配設してある。
挿通孔113aは、図には明示していないが、横長の矩形状を成すもので、天板113の後方側において左右方向のほぼ中央となる位置で天板113を貫通している。この挿通孔113aは、収納部の中央収納室CCに設けたガイド通路180に連通している。ガイド通路180は、天板113の下面との間にガイド部材181を配設することによって構成したもので、一端部が挿通孔113aを介して天板113の上面に開口し、かつ他端部が基台110の背板117に設けた導出孔117aに開口している。
ベースパネル150は、左右の幅が天板113とほぼ同じ寸法を有し、かつ支持対象として想定している液晶テレビモニタTVよりもさらに大きな高さを有した矩形の平板状を成すもので、後面が挿通孔113aの開口前縁面と面一となる位置に天板113に対して略直角となる姿勢で立設してある。このベースパネル150には、前面に上部収納棚200が付設してある一方、後面にカバー部材130及び支持部材140が設けてある。
上部収納棚200は、天板201、一対の側板202及び背板203を備え、基台110の天板113を底板として箱状に構成したものである。上部収納棚200の内部は、前面にのみ開口し、2枚の左右仕切板204及び1枚の上下仕切板205によって内部が6分割してある。図からも明らかなように、上部収納棚200は、奥行きが基台110よりも小さく設定してあり、前面を互いに一致した位置に配置することにより、天板113の上面においてベースパネル150の後方側となる位置に物品支持領域を確保している。
カバー部材130は、図9に示すように、挿通孔113aの開口後縁に沿って配置される主板部130aと、主板部130aの両端部からそれぞれ後方に向けて屈曲した一対の側板部130bとを有したものであり、側板部130bの先端縁をそれぞれベースパネル150の後面に当接させた状態で天板113の上部に配設してある。
支持部材140は、一対の支持ブラケット141の間に一対の支持ロッド142を架設することによって構成したものである。一対の支持ロッド142は、互いに同じ外径を有した円柱状を成すもので、一対の支持ブラケット141の間に互いに平行となるように配設してある。この支持部材140は、支持ロッド142が天板113の左右方向に沿ってほぼ水平となる姿勢で支持ブラケット141を介してベースパネル150の後面に取り付けてある。
補助テーブル170は、図12及び図13に示すように、左右の幅が基台110の天板113とほぼ同じに構成した補助天板171を有し、補助天板171の上面が天板113の上面と面一となるように脚部材172を介して設置されるものである。
上記のように構成した家具に液晶テレビモニタTVを支持させるには、取付金具160を適用する。取付金具160は、実施の形態1で例示したものと同様に構成したメイン金具160Mとサブ金具160Sとを備え、先と同様の手順で支持部材140に取り付けることにより液晶テレビモニタTVを家具に支持させることができる。液晶テレビモニタTVを支持させる位置は、できるだけベースパネル150の下方となるようにメイン金具160Mの取付位置を適宜調整し、カバー部材130の上端が液晶テレビモニタTVの下端よりも上方に位置することが好ましい。
この状態においては、図13及び図14に示すように、液晶テレビモニタTVの後面全域がベースパネル150によって覆われることになる。従って、室内の中央部等、室内壁面から離した位置に液晶テレビモニタTVを配置した場合にも見栄えが損なわれることがない。しかも、液晶テレビモニタTVの後面に設けられたコネクタや端子(図示せず)が異物に接触することもなくなり、液晶テレビモニタTVの機能が損なわれる恐れがなくなる。さらに、天板113に設けた挿通孔113aの周囲をカバー部材130によって覆うようにしているため、液晶テレビモニタTVに設けられた電源ケーブルや各種信号ケーブルTVCを天板113の挿通孔113aからガイド通路180を介して基台110の後方側へ導出させれば、外部への露出が最小限に留められ、外観品質上きわめて有利となる。基台110の後方側へ導出した電源ケーブルや信号ケーブルTVCについては、補助テーブル170の下方において外部に露出させることなく容易に取り扱うことが可能である。
尚、上述した実施の形態1及び実施の形態2では、いずれも液晶テレビモニタTVを支持する家具を例示しているが、液晶テレビモニタTVに替えてホワイトボードを支持するように構成しても良い。
10 基台
13 天板
13a 挿通孔
15 前後仕切板
17 蓋部材
20 支柱部材
30 カバー部材
40 支持部材
50 ベースパネル
110 基台
113 天板
113a 挿通孔
117 背板
117a 導出孔
130 カバー部材
140 支持部材
150 ベースパネル
170 補助テーブル
171 補助天板
180 ガイド通路
181 ガイド部材
200 上部収納棚
TV 液晶テレビモニタ

Claims (5)

  1. 少なくとも前面が出入口となる収納部を有し、天板には前記収納部に連通する挿通孔が設けられた基台と、
    前記天板に設けた前記挿通孔の周囲を覆う態様で配設し、前記天板の上面から上方に突出したカバー部材と、
    前記天板の上方域に立設したベースパネルと、
    前記ベースパネルが物品の後面全域を覆う状態で当該物品を前記天板の上方域に支持する支持部材と
    を備えた家具であって、
    前記ベースパネルよりも前方となる位置に前記挿通孔を設け、
    前記挿通孔にはケーブル挿通域を確保した状態で支柱部材が貫通し、かつ前記支柱部材の下端部が前記収納部の内部において前記基台に支持されており、
    前記支柱部材には、前記天板の上方に突出した部分に前記ベースパネルを保持させるとともに、前記支柱部材を挟んで前記ベースパネルの前面側に位置する部分に前記支持部材を設けることにより、前記ベースパネルの前方域に物品の支持領域を構成したことを特徴とする家具。
  2. 少なくとも前面が出入口となる収納部を有し、天板には前記収納部に連通する挿通孔が設けられた基台と、
    前記天板に設けた前記挿通孔の周囲を覆う態様で配設し、前記天板の上面から上方に突出したカバー部材と、
    前記天板の上方域に立設したベースパネルと、
    前記ベースパネルが物品の後面全域を覆う状態で当該物品を前記天板の上方域に支持する支持部材と
    を備えた家具であって、
    前記ベースパネルよりも後方となる位置に前記挿通孔を設けるとともに、前記ベースパネルの後面に前記支持部材が取り付けてあり、前記ベースパネルの後方域に物品の支持領域を構成したことを特徴とする家具。
  3. 前記天板の上部において前記ベースパネルの前方域となる部位に前面が出入口となる上部収納棚を構成したことを特徴とする請求項2に記載の家具。
  4. 前記天板の後方側に位置する縁部に、上面が前記天板と面一で連続するように配置される補助天板をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の家具。
  5. 前記天板の下面には、一端部が前記天板の挿通孔に開口し、かつ他端部が前記基台において前記収納部の後面に開口したガイド通路を構成するガイド部材を設けたことを特徴とする請求項4に記載の家具。
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