JP6137468B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

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本発明は窒化ガリウム系化合物半導体を用いた半導体発光素子に関する。
GaN(窒化ガリウム)、GaAlN(窒化ガリウム アルミニウム)、InGaN(窒化インジウム ガリウム)、InGaAlN(窒化インジウム ガリウム アルミニウム)等の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた例えば青色発光ダイオード等の半導体発光素子は公知である。
従来の典型的な発光素子は、サファイアから成る絶縁性基板、この絶縁性基板の一方の主面(上面)に形成された例えば日本の特開平4‐297023号公報に開示されてGaxAl1-xN(但し、xは0<x≦1の範囲の数値である。)から成るバッファ層、このバッファ層の上にエピタキシャル成長によって形成された窒化ガリウム系化合物半導体(例えばGaN)から成るn形半導体領域、このn形半導体領域の上にエピタキシャル成長法によって形成された窒化ガリウム系化合物半導体(例えばInGaN)から成る活性層、及びこの活性層の上にエピタキシャル成長法によって形成されたp形半導体領域を備えている。カソ−ド電極はn形半導体領域に接続され、アノ−ド電極はp形半導体領域に接続されている。
ところで、絶縁性基板としてサファイアを用いた場合、サファイアは高価であるため、発光素子のコストが高くなった。このような問題を解決するため、窒化物半導体層を安価なシリコン基板上に形成することによって低コスト化が図られている。
しかし、シリコン基板の格子定数と窒化物半導体層の格子定数は大きく異なり、更に、熱膨張係数も異なる。このため、エピタキシャル成長によってシリコン基板上に形成された窒化物半導体層に、大きな歪みエネルギーが発生する。その結果、窒化物半導体層にクラックが発生したり、結晶品質が低下したりしやすい。
この問題を回避するために、例えば日本の特開2003‐115606号公報には、シリコン基板と窒化物半導体からなる機能層との間に、窒化物半導体のバッファ層を配置した半導体発光素子が提案されている。
特開平4‐297023号公報 特開2003‐115606号公報
近年、このような半導体発光素子の照明用途への普及により、半導体発光素子の更なる結晶品質の向上による素子特性、信頼性の改善や、電気伝導性の向上が求められている。このような課題に鑑み、本発明は、従来よりもエピタキシャル成長膜の結晶品質を向上させることができ、電気伝導性の向上を図ることが可能な半導体発光素子を提供することにある。
本発明の一態様によれば、窒化ガリウム系化合物半導体を有する半導体発光素子であって、シリコン又はシリコン化合物から成る基板と、前記基板の一方の主面上に配置されるバッファ層と、発光機能を得るために前記バッファ層の上に配置された窒化ガリウム系化合物層を含んでいる半導体領域とを備え、前記バッファ層は、AlxGa1-xN(但し、xは0<x≦1を満足する数値である。)から成る第1の層と、GaN又はAlyGa1-yN(但し、yはy<x及び0<y<1を満足する数値である。)から成る第2の層と、AlzGa1-zN(但し、zはy<z≦xを満足する数値である。)から成る第3の層とを有し、前記第2の層と前記第3の層とが交互に積層されて複合層を形成し、前記第1の層と前記複合層が交互に積層され、前記バッファ層全体の平均Al組成が14〜30%の範囲であり、且つ前記半導体領域全体の平均Al組成が3%以下であることを特徴とする。


本発明によれば、従来よりもエピタキシャル成長膜の結晶品質を向上させることができ、電気伝導性の向上を図ることが可能な半導体発光素子を提供することができる。
本発明の実施形態に係る半導体発光素子の構成を示す模式図である。 従来例と本発明の実施形態に係る半導体発光素子の特性を比較した表である。 本発明の実施形態に係る半導体発光素子のバッファ層全体の平均Al組成の変化に対する半導体領域のエピタキシャル膜に生じたクラック長を示した図である。 本発明の実施形態に係る半導体発光素子の変形例の構成を示す模式図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各領域の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
図1に示す本発明の実施形態に従う青色発光ダイオード1は、発光機能を得るための複数の窒化ガリウム系化合物層から成る半導体領域10と、主面の結晶面方位が(111)のシリコン半導体から成るサブストレート即ち基板11と、バッファ層12とを有している。
発光機能を有する半導体領域10は、GaN(窒化ガリウム)から成る第1の半導体領域としてのn形半導体領域13、p形のInGaN(窒化インジウムガリウム)から成る発光層即ち活性層14、及び第2の半導体領域としてのGaN(窒化ガリウム)から成るp形半導体領域15とから成る。基板11とバッファ層12と発光機能を有する半導体領域10との積層体から成る基体16の一方の主面(上面)即ちp形半導体領域15の表面上に第1の電極としてのアノード電極17が配置され、この基体16の他方の主面(下面)即ち基板11の他方の主面に第2の電極としてのカソード電極18が配置されている。バッファ層12、n形半導体領域13、活性層14、及びp形半導体領域15は、基板11の上に順次にそれぞれの結晶方位を揃えてエピタキシャル成長させたものである。
基板11は、導電形決定不純物を含むシリコン単結晶から成る。この基板11の不純物濃度は、5×1018 cm-3 〜5×1019 cm-3 程度であり、この基板11の抵抗率は0.0001Ω・cm〜0.01Ω・cm程度である。この実施形態の基板11はAs(砒素)が導入されたn形シリコンから成る。抵抗率が比較的低い基板11はアノ−ド電極17とカソード電極18との間の電流通路として機能する。また、基板11は、比較的厚い約350μmの厚みを有し、p形半導体領域15、活性層14及びn形半導体領域13から成る発光機能を有する半導体領域10及びバッファ層12の支持体として機能する。
基板11上に配置されたバッファ層12は、複数の第1の層12aと複数の第2の層12bと複数の第3の層12cが一定の順序で積層された多層構造となっている。図1では、基板11上に第1の層12a、第2の層12b、第3の層12c、第2の層12b、第3の層12c、第2の層12b、第1の層12aの順序で積層を繰り返して形成されている。言い換えると、第2の層12bと第3の層12cを繰り返して積層することで形成される複合層20と第1の層12aを交互に積層することで、多層構造のバッファ層12が形成される。
図1では、図示の都合上、バッファ層12が複合層20と第1の層12aを2回繰り返して形成されているが、実際には、バッファ層12は、複合層20と第1の層12aを60回繰り返して形成している。
第1の層12aは、n形導電形決定不純物としてのSi(シリコン)を含み且つ化学式Alx Ga1-x Nここで、xは0<x≦1を満足する任意の数値、で示すことができる材料で形成される。即ち、第1の層12aは、AlN(窒化アルミニウム)又はAlGaN(窒化アルミニウム ガリウム)で形成される。図1の実施形態では、前記式のxが1とされた材料に相当するAlN(窒化アルミニウム)が第1の層12aに使用されている。第1の層12aのAlNは絶縁性を有するが、実施形態ではn形導電形決定不純物としてのSi(シリコン)が含まれているので、電気抵抗が比較的小さい。
第2の層12bは、GaN(窒化ガリウム)、又は化学式AlyGa1-yNここで、yは、y<x及び0<y<1を満足する任意の数値、で示すことができる材料から成るn形半導体の極く薄い膜である。第2の層12bとしてAlyGa1-yNから成るn形半導体を使用する場合には、第2の層12bの電気抵抗の増大を抑えるために、yを0<y<0.3を満足する値即ち0より大きく且つ0.3よりも小さくすることが望ましい。yが0.3以上となると不純物ドーピングの効率が減少してキャリア密度が低下し、電気抵抗が増大してしまうからである。なお、この実施形態では電気抵抗が小さくなるように第2の層12bがGaNからなる。また、第2の層12bは、n形不純物としてシリコンを含むことが望ましい。
第3の層12cは、化学式AlzGa1-zNここで、zは、y<z≦xを満足する任意の数値、で示すことができる材料から成るn形半導体の極く薄い膜である。第3の層12cとしてAlz Ga1-zNから成るn形半導体を使用する場合には、第2の層と第3の層とが交互に積層されている複合層20の電気伝導性を向上させるために、zをy<z且つ0<z<0.5を満足する値即ちyよりも大きく且つ0.5よりも小さくすることが望ましい。第3の層12cと第2の層12bの間に形成されるヘテロ界面では、バンド不連続により形成されるキャリア溜まりが発生する。zをy<z且つ0<z<0.5とすることにより、界面に沿った方向すなわち、青色発光ダイオード1の面内方向の電気伝導が飛躍的に向上する。
また、好ましくはz−y>0.1さらに好ましくはz−y>0.2とする。これにより青色発光ダイオード1の面内方向の発光均一性が飛躍的に向上する。
一方、zが0.5以上の場合は、不純物ドーピングの効率が減少してキャリア密度が低下してしまい、第3の層12cの縦方向の電気抵抗、すなわち基板11から半導体領域10に向かう電気抵抗が増大してしまう。
なお、この実施形態では面内方向の電気伝導を大きくするとともに、縦方向の電気抵抗が最も小さくなるように、第2の層13bがAl0.2Ga0.8Nからなる。また、第3の層12cは、n形不純物としてシリコンを含むことが望ましい。
バッファ層12の第1の層12aの厚みは、好ましくは0.5nm〜10nm、より好ましくは1nm〜8nmである。第1の層12aの厚みが0.5nm未満の場合には、バッファ層12の上面に形成される半導体領域10の平坦性が良好に保てなくなる。第1の層12aの厚みが10nmを超えると、量子力学的トンネル効果を良好に得ることができなくなり、バッファ層12の電気的抵抗が増大する。
第2の層12bの厚みは、好ましくは2nm以上10nm未満であり、より好ましくは6nm以上10nm未満である。第2の層12bの厚みが2nm未満の場合には、バッファ層12の平坦性さらにはその上に形成される半導体領域10の平坦性が良好に保てなくなる。厚みが10nm以上となると、エピタキシャル膜にクラックが発生してしまう。
第3の層12cの厚みは、好ましくは0.5nm〜2nm、より好ましくは0.75nm〜1.5nmである。厚みが0.5nm未満の場合には、界面に沿った方向、すなわち青色発光ダイオード1の面内方向の電気伝導の向上効果が得られない。一方で厚みが2nm以上の場合には、縦方向の電気抵抗、すなわち基板11から半導体領域10に向かう電気抵抗が増大してしまう。
第2の層12bと第3の層12cとが交互に積層されている複合層20があり、第1の層12aと前記複合層20が少なくとも交互に積層されて成るバッファ層12全体の平均Al組成は14〜30%であり、且つ前記バッファ層12の上に配置された複数の窒化ガリウム系化合物層を含んでいる半導体領域10全体の平均Al組成を3%以下とする。これにより、バッファ層12と半導体領域10の内部歪みのバランスが適正になり、エピタキシャル膜に生じるクラックを抑制して、半導体領域10の結晶品質を向上させることができる。
半導体領域10を発光ダイオードやトランジスタ、受光素子、発電素子とする場合、半導体領域10全体の平均Al組成を3%以下にすることで、クラックを抑制し、結晶欠陥が少ない半導体素子を得ることができる。
更に半導体領域10の結晶品質を向上させるためには、半導体領域10のエピタキシャル膜厚を厚く形成する必要がある。しかし、例えば特許文献2に示される従来例のように、第1の層12a(AlN)を0.5〜10nmの厚さとし、第2の層12b(GaN)を10〜300nmの厚さで繰り返し形成したバッファ層では、半導体領域10の膜厚を厚くするとエピタキシャル膜にクラックが発生するという問題が生じる。これは、第2の層12bが10〜300nmと厚いため、バッファ層内での応力緩和が十分に行われないためである。
図2は、本発明に係るバッファ層12と、従来例に係る第1の層12aと第2の層12bの繰り返しによるバッファ層(第3の層12cを有さない)における、半導体領域10のエピタキシャル膜に生じたクラック長(mm)を比較した図である。具体的には、本発明に係るバッファ層12は、第1の層12aをAlNで5nm形成し、第2の層12bをGaNで8nm形成し、第3の層12cをAl0.2Ga0.8Nで形成した。なお、第3の層12cの厚さを変化(比較例1:0.75nm、比較例2:1nm、比較例3:1.25nm)させた構造で比較を実施した。
また、従来例に係るバッファ層としては、第1の層12aをAlNで5nm形成し、第3の層12cは含めずに、第2の層12bをGaNで24nm形成した。
図2に示す通り、従来例の構造におけるエピタキシャル膜に生じたクラック長は10mmであるのに対し、本発明に係るバッファ層12の構造では、比較例1及び3では3mm、比較例2では2mmである。このことから、本発明に係るバッファ層12の構造においては、従来例と比較して、半導体領域10のエピタキシャル膜に生じたクラック長は短く、第3の層12cを配置した効果が顕著に表れていることが分かる。すなわち、従来例のように第2の層12bを24nmで形成するより、本発明に係るバッファ層のように、第2の層12bを8nmの3層とし、各第2の層12bの間に第3の層12cを配置した構造とすることで、バッファ層12内の応力緩和が十分に行われ、半導体領域10のエピタキシャル膜のクラックの発生を抑制することができる。このとき、最もクラックが抑制できた条件は、複合層20全体の平均Al組成が10%以下であり、且つ第3の層12cをAlzGa1-zN(z<0.5)とした場合である。
さらにバッファ層12全体の平均Al組成を調整することもクラックを抑制するために重要である。図3は、バッファ層12全体の平均Al組成の変化に対する半導体領域10のエピタキシャル膜に生じたクラック長を示したものである。図3に示す通り、バッファ層12全体の平均Al組成を14〜30%とすることで、半導体領域10のエピタキシャル膜のクラック長を5mm未満に抑えられている。これは、バッファ層12全体の平均Al組成を14〜30%未満の場合に、半導体領域10とバッファ層12の平均的な格子定数差に起因した圧縮応力を半導体領域10に加えることが出来るからである。これにより、半導体領域10と基板11との熱膨張係数差に起因する引張応力が緩和され、半導体領域10の総合的な内部応力を減少させることが出来る。
しかし、バッファ層12全体の平均Al組成が14%未満の場合、半導体領域10に有効な圧縮応力を加えることが出来なくなるため、クラックや結晶欠陥が発生してしまう。また、バッファ層12全体の平均Al組成が30%を超えると、バッファ層12に発生する引張応力が増加して、バッファ層12自体がクラック発生原因になってしまう。
そのため、バッファ層12全体の平均Al組成を14〜30%とすることで、半導体領域10のエピタキシャル膜に生じるクラックを抑制することが可能となる。
また、半導体領域10に有効な圧縮応力を加えるためには、第1の層12aと複合層20の交互に積層される繰り返し数が20回以上になる条件が好ましい。これはバッファ層12全体の膜厚を厚くすることで半導体領域10に、より圧縮応力が加わるからである。更に好ましくは、繰り返し数は50回以上とするとよい。
なお、図1の実施形態では、第1の層12aの厚みが5nmであり、第2の層12bの厚みが8nmであり、第3の層12cの厚みが1nmであり、バッファ層12の全体の厚みが1865nmとなるよう形成した。
図4は、本発明の実施形態に係る半導体発光素子の変形例を示す。第1の層12aと前記複合層20が交互に積層されているバッファ層12の基板11に近い側のみ、すなわち、バッファ層12と基板11の一方の主面の間に、Inを含む窒化物半導体層19を挿入することで、基板11とバッファ層12の間の接触抵抗を低減することが出来る。例えば基板11上にIn0.05Ga0.95Nの層を10〜50nm形成し、その上に第1の層12aを形成したバッファ層12とすることで、基板11とバッファ層12の間の接触抵抗を低減することができる。
また、例えば基板11上に第1の層12aを形成した後に、In0.05Ga0.95Nの層を10〜50nm挿入し、その上に第1の層12aを形成したバッファ層12とすることでも、基板11とバッファ層12の間の接触抵抗を低減することができる。
これはInを添加することで、第1の層12aとの界面での格子定数、バンドギャップの差が大きくなり、ヘテロ界面に局所的に発生するキャリア密度が上昇して接触抵抗が減少するからである。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1・・・青色発光ダイオード
10・・・半導体領域
11・・・基板
12・・・バッファ層
12a・・・第1の層
12b・・・第2の層
12c・・・第3の層
13・・・n型半導体領域
14・・・活性層
15・・・p型半導体領域
16・・・基体
17・・・アノード電極
18・・・カソード電極
19・・・Inを含む窒化物半導体層
20・・・複合層

Claims (2)

  1. 窒化ガリウム系化合物半導体を有する半導体発光素子であって、
    シリコン又はシリコン化合物から成る基板と、
    前記基板の一方の主面上に配置されるバッファ層と、
    発光機能を得るために前記バッファ層の上に配置された窒化ガリウム系化合物層を含んでいる半導体領域と、
    を備え、前記バッファ層は、
    AlxGa1-xN(但し、xは0<x≦1を満足する数値である。)から成る第1の層と、
    GaN又はAlyGa1-yN(但し、yはy<x及び0<y<1を満足する数値である。)から成る第2の層と、
    AlzGa1-zN(但し、zはy<z≦xを満足する数値である。)から成る第3の層と、
    を有し、
    前記第2の層と前記第3の層とが交互に積層されて複合層を形成し、
    前記第1の層と前記複合層が交互に積層され、
    前記バッファ層全体の平均Al組成が14〜30%の範囲であり、且つ前記半導体領域全体の平均Al組成が3%以下であることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記複合層全体の平均Al組成が10%以下であり、且つ前記第3の層がAlzGa1-zN(z<0.5)であることを特徴とする請求項に記載の半導体発光素子。
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