JP6135163B2 - 電子装置 - Google Patents

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本発明は、リアクトルと、前記リアクトルの一端に接続されたスイッチング素子と、前記リアクトル及び前記スイッチング素子の接続点に接続された整流素子と、を備える電子装置に関する。
この種の装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、複数のスイッチング素子の並列接続体と、上記並列接続体の一端に接続された単一のリアクトルと、上記並列接続体及びリアクトルの接続点に接続された整流素子(ダイオード)とを備える昇圧コンバータが知られている。
特開2002−153049号公報
本発明者らは、複数のスイッチング素子の並列接続体を備える昇圧コンバータを、これらスイッチング素子の過熱を回避する観点から採用している。こうした昇圧コンバータにおいて、本発明者らは、以下に説明する問題に直面した。
複数のスイッチング素子がオン操作された直後においては、ダイオードに逆電圧が印加されてダイオードにリカバリ電流が流れる。リカバリ電流が流れることに起因して、スイッチング素子及びダイオードを含む閉回路に共振電流が流れる。すなわち、上記閉回路に流れる電流(換言すれば、昇圧コンバータの出力電圧)にリンギングが生じる。これは、ダイオードの寄生容量及び上記閉回路の配線インダクタンスの存在によって生じる。ここで、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因してリンギングが生じることから、これらリンギング波形が重畳されることにより、リンギングが増大することがある。特に、複数のスイッチング素子のオン操作タイミングが同一に設定されると、リンギングが顕著に増大する。リンギングが増大すると、昇圧コンバータにおけるスイッチング損失が増大したり、EMC(電磁両立性)に悪影響を及ぼしたりする懸念がある。
なお、こうした問題は、上記昇圧コンバータに限らず、リアクトルと、上記リアクトルの一端に接続されたスイッチング素子と、上記リアクトル及び上記スイッチング素子の接続点に接続された整流素子とを備える電子装置であれば、同様に生じ得る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電子装置を構成するスイッチング素子がオン操作された場合において、電子装置において生じる電流のリンギングを低減させることのできる電子装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、第1の接続点(P1)で一端が互いに接続された複数のリアクトル(12a〜12c,42a〜42c)と、複数の前記リアクトルのそれぞれについて、該リアクトルの両端のうち前記第1の接続点とは反対側に一端が接続されたスイッチング素子(14a〜14c,44a〜44c)と、複数の前記リアクトルのそれぞれについて、該リアクトルの両端のうち前記第1の接続点とは反対側に一端が接続された整流素子(16a〜16c,46a〜46c)と、を備え、複数の前記整流素子のそれぞれの両端のうち前記リアクトルとの接続点とは反対側は、第2の接続点(P2)で互いに接続され、複数の前記スイッチング素子のそれぞれの両端のうち前記リアクトルとの接続点とは反対側は、第3の接続点(P3)で互いに接続され、オフ操作された前記スイッチング素子に接続された前記リアクトルの磁気エネルギが放出される場合において、オフ操作された前記スイッチング素子に接続された前記整流素子に流れる電流の流通方向を規定方向と定義し、前記整流素子のそれぞれは、該整流素子に接続された前記スイッチング素子がオン操作された直後において、オン操作された該スイッチング素子、前記第3の接続点、前記第2の接続点、及び該スイッチング素子に一端が接続された前記整流素子を含む閉回路において、逆電圧の印加によって前記規定方向とは逆方向の電流を一時的に流通させる特性を有し、複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値が、複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作タイミングが同一に設定される場合において複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値よりも低減されるように、複数の前記スイッチング素子のオン操作タイミングを互いに相違させるタイミング相違手段を備えることを特徴とする。
上記発明では、リアクトル、スイッチング素子及び整流素子を上記態様にて接続することにより、整流素子に一時的に逆方向の電流が流れることに起因して生じるリンギングの発生タイミングを複数のスイッチング素子のそれぞれについて個別に調整することができる。こうした回路構成を前提として、上記発明では、タイミング相違手段を備えることで、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギングが互いに打ち消されるように、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作タイミングを調整することができる。これにより、電子装置において生じる電流のリンギングを好適に低減させることができる。したがって、電子装置を構成するスイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることができ、ひいては電子装置を構成するリアクトルを小型化することができる。
第1の実施形態にかかる昇圧コンバータの構成図。 同実施形態にかかる共振電流の流通経路を示す図。 同実施形態にかかるリンギング低減手法を示すタイムチャート。 比較技術にかかる昇圧コンバータの構成図。 比較技術にかかるリンギングの発生態様を示すタイムチャート。 第2の実施形態にかかるリンギング低減手法を示すタイムチャート。 第3の実施形態にかかる降圧コンバータの構成図。 その他の実施形態にかかるリンギング低減効果を示すシミュレーション結果。 その他の実施形態にかかるリンギング低減効果を示す実機結果。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる電子装置を昇圧コンバータとして具体化した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、昇圧コンバータ10は、第1〜第3のリアクトル12a〜12c、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14c、第1〜第3のダイオード16a〜16c、入力側平滑コンデンサ18、出力側平滑コンデンサ20、及び制御装置22を備えている。ここで、本実施形態では、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cとして、IGBTを用いている。なお、これらスイッチング素子14a〜14cにはそれぞれ、フリーホイールダイオードが逆並列に接続されている。
昇圧コンバータ10の入力側には、直流電源24が接続されている。直流電源24から出力される直流電圧は、入力側平滑コンデンサ18を介して、第1の接続点P1で一端が互いに接続された第1〜第3のリアクトル12a〜12cに印加される。第1のリアクトル12aの両端のうち第1の接続点P1とは反対側には、第1のスイッチング素子14a及び第1のダイオード16aの直列接続体の接続点が接続されている。また、第2のリアクトル12bの両端のうち第1の接続点P1とは反対側には、第2のスイッチング素子14b及び第2のダイオード16bの直列接続体の接続点が接続されている。さらに、第3のリアクトル12cの両端のうち第1の接続点P1とは反対側には、第3のスイッチング素子14c及び第3のダイオード16cの直列接続体の接続点が接続されている。
第1のスイッチング素子14aのコレクタ(入力端子)には、第1のダイオード16aのアノード(入力端子)が接続され、第2のスイッチング素子14bのコレクタには、第2のダイオード16bのアノードが接続されている。また、第3のスイッチング素子14cのコレクタには、第3のダイオード16cのアノードが接続されている。
第1〜第3のダイオード16a〜16cのカソード(出力端子)同士は、第2の接続点P2で接続されている。また、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのエミッタ(出力端子)同士は、第3の接続点P3で接続されている。第2の接続点P2及び第3の接続点P3は、出力側平滑コンデンサ20を介して電気負荷26に接続されている。
制御装置22は、第1の接続点P1に印加される入力電圧を昇圧して第2の接続点P2から出力すべく、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cに対して操作信号(ゲート信号)ga〜gcを出力することで、これらスイッチング素子14a〜14cをオンオフ操作する。ここで、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのオンオフ操作手法は基本的には同一であることから、以下、第2のスイッチング素子14bを例にして説明する。
詳しくは、第2のスイッチング素子14bがオン操作されることで、直流電源24、第1の接続点P1、第2のリアクトル12b及び第2のスイッチング素子14bを含む閉回路が形成され、この閉回路に電流が流れることで第2のリアクトル12bに磁気エネルギが蓄積される。その後、第2のスイッチング素子14bがオフ操作されることで、直流電源24、第1の接続点P1、第2のリアクトル12b、第2のダイオード16b、第2の接続点P2、出力側平滑コンデンサ20及び第3の接続点P3を含む閉回路が形成され、第2のリアクトル12bに蓄積された磁気エネルギが放出されることで、上記閉回路に電流が流れる。こうしたオンオフ操作が第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cについて行われることにより、入力電圧を昇圧して出力することができる。
ここで、本実施形態では、オフ操作されたスイッチング素子に接続されたリアクトルの磁気エネルギが放出される場合において、オフ操作されたスイッチング素子に接続されたダイオードに流れる電流の流通方向を規定方向と定義する。ここで、図1には、オフ操作された第2のスイッチング素子14bに接続された第2のリアクトル12bの磁気エネルギが放出される場合において、第2のダイオード16bに流れる電流の規定方向を図示した。
なお、以降、本実施形態において、第1のスイッチング素子14aがオン操作された直後において一時的に形成されてかつ、第1のスイッチング素子14a、第3の接続点P3、出力側平滑コンデンサ20、第2の接続点P2及び第1のダイオード16aを含む閉回路を第1の閉回路と称すこととする。また、第2のスイッチング素子14bがオン操作された直後において一時的に形成されてかつ、第2のスイッチング素子14b、第3の接続点P3、出力側平滑コンデンサ20、第2の接続点P2及び第2のダイオード16bを含む閉回路を第2の閉回路と称すこととする。さらに、第3のスイッチング素子14cがオン操作された直後に一時的に形成されてかつ、第3のスイッチング素子14c、第3の接続点P3、出力側平滑コンデンサ20、第2の接続点P2及び第3のダイオード16cを含む閉回路を第3の閉回路と称すこととする。
続いて、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれをオン操作した直後に生じる電流のリンギングについて説明する。ここで、電流のリンギングの発生メカニズムは、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれについて同様である。このため、本実施形態では、第2のスイッチング素子14bがオン操作された場合を例にして説明する。
図2は、第2のスイッチング素子14bのオン操作直後に形成される第2の閉回路を示す。ここで、図中、第2のダイオード16bの寄生容量を「Cp」にて示し、上記閉回路に存在する配線インダクタンス30を「Lp」にて示した。
図示されるように、第2のダイオード16bは、第2のスイッチング素子14bがオン操作された直後において、規定方向とは逆方向のリカバリ電流を一時的に流通させるリカバリ特性を有する。ここで、第2のダイオード16bの寄生容量Cp及び上記閉回路の配線インダクタンスLpが存在することから、リカバリ電流の流通に起因して、第2の閉回路に共振電流Irが流れる。すなわち、第2の閉回路に流れる電流(換言すれば、昇圧コンバータ10の出力電圧)にリンギングが生じる。このリンギングは、上記寄生容量Cp及び配線インダクタンスLpによって定まる共振周波数fpを有する。
上述したメカニズムで発生するリンギングは、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれのオン操作に起因して生じることから、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれのオン操作に起因したリンギング波形が重畳されることにより、リンギングが増大することがある。リンギングが増大すると、昇圧コンバータ10におけるスイッチング損失が増大したり、EMCに悪影響を及ぼしたりする懸念がある。
こうした問題を解決すべく、本実施形態では、制御装置22において、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値が低減されるように、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのオン操作タイミングを互いに相違させる処理を行う。具体的には、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれを順次オン操作してかつ、隣接するオン操作タイミングをシフト時間相違させる処理を行う。ここで、リンギング波形の合計値とは、第1〜第3の閉回路のうち重複する経路(例えば、第2の接続点P2や、第3の接続点P3)において観測されるリンギング波形のことである。
続いて、図3を用いて、本実施形態にかかる上記シフト時間の設定手法について説明する。ここで、図3(a)〜図3(c)は、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cの操作状態の推移を示し、図3(d)は、第1〜第3の閉回路に流れる電流Ia〜Icの推移を示し、図3(e)は、第1〜第3の閉回路のうち重複する経路における上記電流Ia〜Icの合計値(リンギング波形の合計値Itotal)の推移を示す。
本実施形態では、第1〜第3のダイオード16a〜16cの寄生容量Cpが互いに同一であり、また、第1〜第3の閉回路の配線インダクタンスLpが互いに同一であるとする。すなわち、第1〜第3の閉回路に流れる共振電流の共振周波数fpが互いに同一であるとする。こうした設定を前提として、図3に示すように、上記シフト時間を、共振周期Tpを昇圧コンバータ10を構成するスイッチング素子の数「3」で除算した値「Tp/3」に設定する。ここで、共振周期Tpとは、上記共振周波数fpの逆数のことである。なお、上記シフト時間は、スイッチング素子のスレッショルド電圧Vthやゲート充電電荷量Qg等、スイッチング素子の素子特性の個体差(ばらつき)に起因したターンオン時間やターンオフ時間のばらつきよりも十分長い時間である。
シフト時間を上記態様にて設定することで、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギングが互いに打ち消されるように、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれのオンオフ操作1周期におけるオン操作タイミングを調整することができる。その結果、図3(e)に示すように、リンギング波形の合計値Itotalを低減させることができる。なお、本実施形態において、オン操作タイミングを相違させる処理が「タイミング相違手段」を構成する。また、本実施形態では、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのオンオフ操作1周期において、これらスイッチング素子14a〜14cのオフ操作タイミングは、互いに同一のタイミングに設定されている。
上述したリンギング低減効果は、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのオン操作タイミングを相違させることに加えて、先の図1に示した回路構成を採用することによって奏することができる。つまり、3組のスイッチング素子及びダイオードの直列接続体の接続点のそれぞれにリアクトルの一端が接続される構成を採用した。リアクトルのインピーダンスが高周波数において高いことから、例えば、第1の閉回路における共振電流が第1のリアクトル12a及び第2のリアクトル12bを介して第2の閉回路へと流れることを抑制できる。このため、ダイオードにリカバリ電流が流れることに起因して生じるリンギングの発生タイミングを第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれについて個別に調整することができる。
続いて、本実施形態にかかるリンギング低減効果を説明するために、比較技術にかかる昇圧コンバータのリンギング発生態様について説明する。ここで、図4は、比較技術にかかる昇圧コンバータの回路構成図である。なお、図4において、先の図1に対応する部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、この昇圧コンバータは、単一のリアクトル32と、互いに並列接続された3つのスイッチング素子34a〜34c(IGBT)と、互いに並列接続された3つのダイオード36a〜36cと、上記スイッチング素子34a〜34cをオンオフ操作する制御装置38とを備えている。詳しくは、リアクトル32の両端のうち一端には入力側平滑コンデンサ18が接続され、他端には、スイッチング素子34a〜34cの並列接続体及びダイオード36a〜36cの並列接続体の接続点が接続されている。
ここで、比較技術では、図5に示すように、3つのスイッチング素子34a〜34cのそれぞれのオン操作タイミングが同一のタイミングに設定されている。このため、これらスイッチング素子34a〜34cのそれぞれに対応するリンギング波形の重畳により、リンギング波形の合計値Itotalの増大が顕著となる。なお、図5(a)〜図5(e)は、先の図3(a)〜図3(e)に対応している。
なお、先の図4に示した昇圧コンバータにおいて、先の図3に示したようにスイッチング素子34a〜34cのそれぞれのオン操作タイミングを相違させても、リンギングの抑制効果を得ることはできない。これは、図4に示した回路構成では、ダイオードにリカバリ電流が流れることに起因して生じるリンギングの発生タイミングをスイッチング素子34a〜34cのそれぞれについて個別に調整することができないためである。
以上説明した本実施形態によれば、リンギング波形の合計値を好適に低減させることができる。これにより、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのスイッチング周波数を高くすることができ、ひいては昇圧コンバータ10を構成する第1〜第3のリアクトル12a〜12cを小型化することができる。特に、本実施形態では、共振周期Tpをスイッチング素子の数で除算した値にシフト時間を設定したことが、リンギングの低減効果を大きくすることに寄与している。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、シフト時間の設定手法を変更する。具体的には、共振周期Tpを昇圧コンバータ10を構成するスイッチング素子の数「3」で除算した値(以下、基準周期Tα)と、共振周期TpのN倍(Nは1以上の整数)の値との加算値としてシフト時間を設定する。ここで、図6には、第1のスイッチング素子14aのオン操作タイミング及び第2のスイッチング素子14bのオン操作タイミングを基準周期Tα及び共振周期Tpの加算値だけ相違させてかつ、第2のスイッチング素子14bのオン操作タイミング及び第3のスイッチング素子14cのオン操作タイミングを基準周期Tαだけ相違させた例を示した。なお、図6(a)〜図6(c)は、先の図3(a)〜図3(c)に対応している。
以上説明した本実施形態によれば、上記第1の実施形態で得られる効果に準じた効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、電子装置を降圧コンバータとして具体化する。
図7に、本実施形態にかかる降圧コンバータの回路構成を示す。なお、図7において、先の図1と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、降圧コンバータ40は、第1〜第3のリアクトル42a〜42c、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44c、第1〜第3のダイオード46a〜46c、入力側平滑コンデンサ18、出力側平滑コンデンサ20、及び制御装置22を備えている。ここで、本実施形態では、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cとして、NチャネルMOSFETを用いている。
第1〜第3のリアクトル42a〜42cは、第1の接続点P1で一端が互いに接続されている。第1の接続点P1には、出力側平滑コンデンサ20を介して電気負荷26が接続されている。
第1〜第3のリアクトル42a〜42cの両端のうち第1の接続点P1とは反対側には、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのソースが接続されている。そして、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのドレイン同士は、第3の接続点P3で接続されている。第3の接続点P3には、入力側平滑コンデンサ18を介して直流電源24が接続されている。また、第1〜第3のリアクトル42a〜42c及び第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cの接続点には、第1〜第3のダイオード46a〜46cのカソードが接続されている。第1〜第3のダイオード46a〜46cのアノードは、第2の接続点P2で接続されている。
制御装置22は、第3の接続点P3に印加される入力電圧を降圧して第1の接続点P1から出力すべく、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cに対して操作信号ga〜gcを出力することで、これらスイッチング素子44a〜44cをオンオフ操作する。ここで、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのオンオフ操作手法は基本的には同一であることから、以下、第2のスイッチング素子44bを例にして説明する。
詳しくは、第2のスイッチング素子44bがオン操作されることで、直流電源24、第3の接続点P3、第2のスイッチング素子44b、第2のリアクトル42b、第1の接続点P1及び出力側平滑コンデンサ20を含む閉回路が形成され、この閉回路に電流が流れることで第2のリアクトル42bに磁気エネルギが蓄積される。その後、第2のスイッチング素子44bがオフ操作されることで、第2のダイオード46b、第2のリアクトル42b、第1の接続点P1、出力側平滑コンデンサ20及び第2の接続点P2を含む閉回路が形成され、第2のリアクトル42bに蓄積された磁気エネルギが放出されることで、上記閉回路に流れる。こうしたオンオフ操作が第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cについて行われることにより、入力電圧を降圧して出力することができる。
なお、図7には、オフ操作された第2のスイッチング素子44bに接続された第2のリアクトル42bの磁気エネルギが放出される場合において、第2のダイオード46bに流れる電流の規定方向を例示した。
続いて、降圧コンバータ40において第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのそれぞれをオン操作した直後に生じる電流のリンギングについて説明する。ここで、電流のリンギングの発生メカニズムは、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのそれぞれについて同様である。このため、本実施形態では、第2のスイッチング素子44bがオン操作された場合を例にして説明する。
本実施形態において、第2のスイッチング素子44bがオン操作された直後において一時的に形成されてかつ、第2のスイッチング素子44b、第3の接続点P3、入力側平滑コンデンサ18、第2の接続点P2及び第2のダイオード46bを含む閉回路を第2の閉回路と称すこととする。
第2のダイオード46bは、第2のスイッチング素子44bがオン操作された直後において、逆電圧が印加されることから、規定方向とは逆方向のリカバリ電流を一時的に流通させる。このリカバリ電流の流通に起因して、第2のダイオード46bの寄生容量及び第2の閉回路の配線インダクタンスによって定まる共振周波数を有する共振電流が第2の閉回路に流れる。そして、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのそれぞれのオン操作に起因したリンギング波形が重畳されることにより、リンギングが増大し得る。
このため、本実施形態においても、上記第1の実施形態で説明したように、3組のスイッチング素子及びダイオードの直列接続体の接続点のそれぞれにリアクトルの一端が接続される構成を前提として、第1〜第3のスイッチング素子44a〜44cのオン操作タイミングを相違させる手法の適用が有効であると考えられる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・昇圧コンバータ10の備える「スイッチング素子」としては、3つに限らず、2つ又は4つ以上であってもよい。ここで、図8及び図9には、スイッチング素子を2つ備える昇圧コンバータにおけるリンギング低減効果を示した。詳しくは、図8は、2つのスイッチング素子のオン操作タイミングをシフト時間「Tp/2」だけ相違させた場合における昇圧コンバータの出力電圧Vpnの推移、及びこれらオン操作タイミングを同一に設定した比較技術にかかる上記出力電圧Vpnの推移のシミュレーション結果を示す。また、図9(a)は、2つのスイッチング素子のオン操作タイミングを同一に設定した比較技術にかかる上記出力電圧Vpnの実機データを示し、図9(b)は、これらオン操作タイミングを相違させた場合における上記出力電圧Vpnの実機データを示す。なお、図9の「Vge1」,「Vge2」は、2つのスイッチング素子のゲート電圧を示す。
図8に示すように、出力電圧Vpnのリンギングの低減によってサージ電圧が大きく低減されることがシミュレーションによって調べられた。また、図9に示すように、実機においても、オン操作タイミングを相違させることにより、出力電圧Vpnのリンギングを大きく低減できることが調べられた。
・「シフト時間」としては、基準周期Tα(共振周期Tpをスイッチング素子の数で除算した値)と共振周期Tpの整数倍との値の加算値に設定されるものに限らない。例えば、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値が低減されることを条件として、基準周期Tαと共振周期Tpの整数倍との値の加算値以外の時間に設定してもよい。
・上記第1の実施形態では、第1〜第3の閉回路の共振周波数が互いに同一の値とされたがこれに限らず、相違する値とされてもよい。共振周波数が相違する値とされるのは、例えば、第1〜第3の閉回路のそれぞれにおいて、ダイオードの寄生容量が相違したり、配線インダクタンスが相違したりすることに起因する。この場合、例えば、シミュレーション結果に基づき、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値が低減されることを条件として、基準周期Tαと共振周期Tpの整数倍との値の加算値以外の時間にシフト時間を設定する手法を採用してもよい。
・「スイッチング素子」としては、IGBTに限らず、例えばMOSFETであってもよい。具体的には、上記第1の実施形態において、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cを、ドレインが第1〜第3のリアクトル12a〜12cの一端に接続されてかつソース同士が接続されたNチャネルMOSFETとすればよい。この場合、「整流素子」としては、ダイオードに限らない。例えば、同期整流を行うなら、第1〜第3のダイオード16a〜16cに代えて、ソースが第1〜第3のリアクトル12a〜12cの一端に接続されてかつドレイン同士が接続されたNチャネルMOSFETであってもよい。この場合、NチャネルMOSFETのボディダイオードが、逆電圧の印加によって上記規定方向とは逆方向の電流を一時的に流通させるリカバリ特性を有する。
・上記第1の実施形態において、第1〜第3のスイッチング素子14a〜14cのそれぞれをオン操作する順番は、第1のスイッチング素子14a、第2のスイッチング素子14b、第3のスイッチング素子14cの順に限らない。例えば、第2のスイッチング素子14b、第3のスイッチング素子14c、第1のスイッチング素子14a等、他の順番であってもよい。
・「電子装置」としては、昇圧コンバータや降圧コンバータ等の電力変換装置に限らない。要は、以下に説明する電子装置であればよい。詳しくは、上記電子装置は、第1の接続点で一端が互いに接続された複数のリアクトルと、複数の上記リアクトルのそれぞれについて、上記リアクトルの両端のうち上記第1の接続点とは反対側に一端が接続されたスイッチング素子と、複数の上記リアクトルのそれぞれについて、上記リアクトルの両端のうち上記第1の接続点とは反対側に一端が接続された整流素子と、を備える。また、上記電子装置は、複数の上記整流素子のそれぞれの両端のうち上記リアクトルとの接続点とは反対側が第2の接続点で互いに接続され、複数の上記スイッチング素子のそれぞれの両端のうち上記リアクトルとの接続点とは反対側が第3の接続点で互いに接続されている。そして、上記電子装置において、上記整流素子のそれぞれは、上記整流素子に接続された上記スイッチング素子がオン操作された直後において、オン操作された上記スイッチング素子、上記第3の接続点、上記第2の接続点、及び上記スイッチング素子に一端が接続された上記整流素子を含む閉回路において、逆電圧の印加によって上記規定方向とは逆方向の電流を一時的に流通させる特性を有する。こうした電子装置であっても、リンギング波形の合計値を低減させるように、複数のスイッチング素子のそれぞれのオン操作タイミングを相違させる手法の適用が有効であると考えられる。
12a〜12c…第1〜第3のリアクトル、14a〜14c…第1〜第3のスイッチング素子、16a〜16c…第1〜第3のダイオード、P1〜P3…第1〜第3の接続点。

Claims (4)

  1. 第1の接続点(P1)で一端が互いに接続された複数のリアクトル(12a〜12c,42a〜42c)と、
    複数の前記リアクトルのそれぞれについて、該リアクトルの両端のうち前記第1の接続点とは反対側に一端が接続されたスイッチング素子(14a〜14c,44a〜44c)と、
    複数の前記リアクトルのそれぞれについて、該リアクトルの両端のうち前記第1の接続点とは反対側に一端が接続された整流素子(16a〜16c,46a〜46c)と、
    を備え、
    複数の前記整流素子のそれぞれの両端のうち前記リアクトルとの接続点とは反対側は、第2の接続点(P2)で互いに接続され、
    複数の前記スイッチング素子のそれぞれの両端のうち前記リアクトルとの接続点とは反対側は、第3の接続点(P3)で互いに接続され、
    オフ操作された前記スイッチング素子に接続された前記リアクトルの磁気エネルギが放出される場合において、オフ操作された前記スイッチング素子に接続された前記整流素子に流れる電流の流通方向を規定方向と定義し、
    前記整流素子のそれぞれは、該整流素子に接続された前記スイッチング素子がオン操作された直後において、オン操作された該スイッチング素子、前記第3の接続点、前記第2の接続点、及び該スイッチング素子に一端が接続された前記整流素子を含む閉回路において、逆電圧の印加によって前記規定方向とは逆方向の電流を一時的に流通させる特性を有し、
    複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値が、複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作タイミングが同一に設定される場合において複数の前記スイッチング素子のそれぞれのオン操作に起因して生じるリンギング波形の合計値よりも低減されるように、複数の前記スイッチング素子のオン操作タイミングを互いに相違させるタイミング相違手段を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記整流素子の寄生容量及び前記閉回路のインダクタンスによって定まる該閉回路に流れる電流の共振周波数の逆数を共振周期と定義し、
    前記共振周期を前記スイッチング素子の数で除算した値と前記共振周期の整数倍の値との加算値をシフト時間と定義し、
    前記タイミング相違手段は、複数の前記スイッチング素子のそれぞれを順次オン操作してかつ、隣接するオン操作タイミングを前記シフト時間相違させることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記シフト時間は、前記共振周期を前記スイッチング素子の数で除算した値に設定されていることを特徴とする請求項2記載の電子装置。
  4. 当該電子装置は、前記第1の接続点に印加される入力電圧を昇圧して前記第2の接続点から出力する昇圧コンバータであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子装置。
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