JP6133295B2 - 皮膚穿刺中の痛みを軽減するシステム及び方法、並びにそのための壊れ易いチップ - Google Patents

皮膚穿刺中の痛みを軽減するシステム及び方法、並びにそのための壊れ易いチップ Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願及び本明細書に説明した本発明は、2011年10月5日出願の米国特許出願番号13/253,572及び2011年9月6日出願の米国特許出願番号13/225,782の優先権を主張する。米国特許出願番号13/253,572は、米国特許出願番号13/225,782の一部継続出願であり、これは2010年3月26日出願の国際特許出願番号PCT/US2010/028858の一部継続出願であり、これは2009年11月29日出願の国際特許出願番号PCT/US2009/066033の一部継続出願であり、これは2009年3月27日出願の米国特許仮出願番号61/163,945の優先権を主張する。本出願及び本明細書に説明した本発明は、2011年6月19日に発行された共願による米国特許第7,981,071号にも関連し、これは2005年9月19日出願の国際特許出願番号PCT/US2005/033769の米国国内段階の出願であり、これは2005年8月12日出願の米国特許仮出願番号60/707,754及び2004年9月20日出願の米国特許仮出願番号60/611,497の優先権を主張する。前記の各々の出願は、その開示内容全体が参照により本明細書に組み込まれている。
(技術分野)
本発明は、内科的治療及び歯科治療で使用する方法、物品、及び装置の改良に関し、具体的には、特に麻酔薬等の液体を患者の歯茎、皮膚、又は他の組織に注射で投与することに伴う組織又は皮膚の穿刺治療中の痛みを軽減又は最小化する方法、開創器バイブレータの形態の装置、及び使い捨てチップの形態の物品の改良に関する。
前記の各出願で説明されるように、従来の麻酔薬、血清、ビタミン、ワクチン、又は他の内科的又は歯科的に有効な液体などの液体を注射する際の痛みを軽減するための通常の処置は、(a)注射部位で患者の皮膚又は筋組織に非常に冷たい物質を置くこと、(b)注射部位の皮膚又は筋組織にこれを一時的に麻痺させる局所療法を施すこと、又は(c)注射を行いながら注射部位の皮膚又は組織を手で素早くマッサージすることの何れかである。これらの処置は、ある程度効果があるが、何れも面倒であり、終了までにある程度の時間を必要として効果が限定的であり、痛みを満足できるレベルまで軽減するものではない。前記出願で説明された発明により、特に歯科に関する皮膚穿刺治療中の痛みを軽減するための独自の新規な装置及び方法が提供される。
本発明の全体的な目的は、前記出願で説明された発明、特に開創器バイブレータ及び単一使用の又は使い捨てのチップに関する発明を改良することである。本明細書で説明して請求項に記載した改良案の使用により、麻酔薬、血清、ビタミン、ワクチン、又は他の内科的若しくは歯科的に有効な液体を注射する際のさらなる欠点が解消される。詳細には、本発明の目的は、前記の装置、物品、及び方法を、内科的、獣医学的、又は歯科的治療中に容易かつ安価に利用できるように改良して、注射で患者の皮膚又は筋組織を穿刺する際に伴う痛みをほぼ完全に又は実質的に除去することである。
本発明の目的に従って、本発明は、改良方法、使い捨てチップの形態の改良物品、及び開創器バイブレータ等の好ましい形態の改良された手持ち型装置を備え、注射部位の皮膚又は組織内に、麻酔薬、血清、ビタミン、ワクチン、又は他の内科的若しくは歯科的に効果がある液体などの液体を針でより効果的な又は衛生的な方法で注射するのと同時に、注射部位の直ぐ近くの皮膚領域又は組織領域、好ましくは少なくとも2つの皮膚領域又は組織領域、若しくは円形の皮膚領域又は組織領域を振動させる。歯科医師の関心領域が口腔粘膜全体及び下にある骨であるのに対して、内科医師の関心領域は全身及び下にある骨である。そのような典型的な注射措置として、歯科治療中に患者の歯茎又はその下にある組織にリドカインを注射することが挙げられる。
従って、本発明の目的は、麻酔薬などの液体を注射によって投与する間の痛みを最小化する改良された器具を提供することであり、この器具は、本体と、チップの再利用を防ぐために本体へ独自の方法で片持ち梁状に取り付けられた使い捨ての取り外し可能なチップ(新規な物品)と、本体内に取り付けられ起動される場合に独自の新規な方法でチップを振動させる振動ユニットとを含む。チップは振動し、チップは、二股部で特徴付けされる自由端を有し、その間に空間を有する2つの離間した突起部を形成するようになっており、離間した突起部をヒト又は動物の予め選択した注射部位の近くに配置して、注射時に予め選択した注射部位の組織を振動させ、その後、振動を継続して組織をマッサージして注射した液体を組織内へ消散させて、組織の膨張及び組織の腫れを防ぐ。注射をする人は、組織をより大きな圧力で引き続き振動させて、より良好なマッサージを行うことが好ましい。後続の振動は、加わる圧力が組織の下の骨を鳴動させるように十分に大きい場合に最も効果的となる。当業の歯科医師であれば、いつ歯茎等の組織に圧力を加え、いつ器具が下にある骨に効果的に接触して、良好に当接又はたたくかを判断することができる。このような骨接触を判断すると、少なくとも1秒間から最大90秒間、又は組織の膨張が観察されなくなるまで圧力を維持する。骨との接触を判断すると、圧力を1秒間から30秒間維持する。注射部位の領域は器具を用いて独自の方法で照らされる。また、改良された性能は、約1秒間のオン及び約1/10秒間のオフ等の好適なデューティサイクルに基づいて振動をパルス化することによって得ることができる。
さらなる改良として、単一使用又は使い捨てチップの形態の物品は、ポリカーボネート等の硬質プラスチックで構成されて器具の前部にバヨネット形式で着脱可能な接続部で取り付けるチップスリーブと、同様に硬質プラスチックで構成されてフォーク付きチップとで構成され、これらの部品は、予め選択されたデュロメータを有するゴム又は熱可塑性エラストマ製オーバーモールドによって、離間した関係で一緒に保持される。フォーク付きチップ部材は、基部内に形成され、器具の前部から突出して振動する光ファイバに取り付けられたプラスチック製カップを有する。カップの端部に形成されたレンズは、光ファイバを通る光で注射部位を照明する。フォーク付きチップの突起部が前方へ延び、約55度の角度で下方に湾曲する。光ファイバは、Oリングによって自由に振動する状態で器具の前部の中心に保持される。
本発明のさらなる目的として、前記の改良された器具は、取り外し可能なチップが開創器として機能する表面を含み、制御スイッチは、振動ユニットをオン/オフ制御するために本体上に設けることができる。また、チップは、改良された器具と協働する要素を含むことができるので、改良された器具に設けられる場合、この要素は、スイッチ又は接点を作動させて改良された器具をオンする。必要な操作でチップを取り外す際に、ゴム又は熱可塑性エラストマのオーバーモールドは激しく引き裂かれてチップの再利用は不可能となる。従来の器具と同様に、改良された器具は、本体内にスピーカによって音楽を再生するための音楽プレーヤを含むことができる。さらに、本体は振動ユニットを駆動する電源としての充電式電池を含むことができる。さらに、本体は、離間した突起部間に定められた空間に向けられて、注射領域を照明して視認性を向上させる光源を備える。
また、本発明の別の目的は、ヒト又は動物の予め選択した注射部位の近くの組織を活発に効果的に維持する独自の方法で振動させて、同時に予め選択した注射部位に針又は同様の器具で液体を注射する段階と、次に、より大きな圧力を加えて注射部位をマッサージして注射した液体を消散させ、液体を周辺組織へ分散させる振動を継続する段階を含む。
本発明の目的は、麻酔薬等の液体を注射で投与する間の痛みを最小化するための器具によって達成され、器具は、前端を有する本体と、本体へ自由に振動するように取り付けられ前端から突出する光伝達ロッド又は光ファイバと、本体の前端に取り外し可能に取り付けられるチップスリーブ、及びヒト又は動物上の予め選択された注射部位を定める前方の二股部を有し光ファイバ上に取り外し可能に取り付けられる分岐チップ部材から構成されるチップとを備える。チップスリーブ及び分岐チップ部材は、光ロッドからの光で注射部位を照らしながら弾性オーバーモールドで覆われて一緒に保持されており、作動される場合に光ロッドを介して分岐チップ部材へ振動を加えるように、本体へ取り付けられて光ロッドへ連結される振動ユニットを備える。器具は、振動ユニットをオンオフデューティサイクルで制御する手段を備えることができ、デューティサイクルは、約1秒間のオン及び約0.05秒間のオフとすることができる。分岐チップ部材は、開創器として機能する少なくとも1つの表面を含むことができる。チップスリーブ及び本体は、チップの再利用を防止するために相互に協働する部材を含むことができる。本体にはスピーカから音楽を演奏する音楽プレーヤを含むことができる。光ロッドは、好ましくはポリカーボネートで構成され、光ロッドはOリングによって前端に自由に振動するように保持される。
本発明の目的は、麻酔薬等の液体を注射で投与する間の痛みを最小化するための器具を提供することで達成され、器具は、前端を有する本体と、本体へ取り付けられ前端へ向かって延びる光ロッドと、単一使用の使い捨てチップを備え、使い捨てチップは、本体の前端に取り外し可能に取り付けられるチップスリーブ、及びヒト又は動物上の予め選択された注射部位を取り囲む空間を定める前側の二股部を有し光ロッド上に取り外し可能に取り付けられる分岐チップ部材から構成され、チップスリーブ及び分岐チップ部材は、光ロッドからの光で注射部位を照らしながら弾性オーバーモールドで覆われて一緒に保持されており、作動された場合に光ロッドを介して分岐チップ部材へ振動を加えるように、本体へ取り付けられ光ロッドへ連結される振動ユニットを備え、チップ及び本体は相互に協働する要素を有し、チップが本体上に配置されると、要素を取り外すことによりチップの再利用が自動的に防止される。器具は、振動ユニットをオンオフデューティサイクルで制御する手段を備えることができ、デューティサイクルは、好ましくは、約1秒間のオン及び約1/10秒間のオフに設定できる。分岐チップ部材は、開創器として機能する少なくとも1つの表面を含むことができる。
方法に関する本発明の目的は、ヒト又は動物の予め選択した注射部位に近接、隣接、又はこれを包囲する組織を振動させる段階と、同時に注射部位を照明する段階と、予め選択した注射部位に針又は同様の器具によって液体を注射する段階とを含むことができ、振動はパルス化される。好ましくは、パルス化は約1秒間のオン及び約1/10秒間のオフである。
物品に関する本発明の目的は、振動ユニット、及びこの振動ユニットで振動される光ファイバ(光を伝達する透明又は半透明のロッド)を含む器具と共に用いる単一使用の使い捨てチップを提供することを含み、光ファイバは器具の前端から突出し、チップは、器具の前端に取り外し可能に取り付けられたチップスリーブと、突出した光ファイバに取り外し可能に取り付けられた分岐チップ部材とを備える。分岐チップ部材は、ヒト又は動物の予め選択された注射部位を定める二股部を有する。チップスリーブ及び分岐チップ部材は弾性オーバーモールドによって覆われて一緒に保持されるので、分岐チップ部材はチップスリーブに対して自由に振動することができ、光ファイバからの光は注射部位を照明することができる。単一使用の使い捨てチップ、即ちチップスリーブ及び分岐チップ部材は離間して配置されて、それらの間の環状空間がオーバーモールドで覆われる。分岐チップ部材は、カップと、一体的に形成され長手方向に延びる一対の分岐部とを含み、分岐部のオーバーモールドは、少なくとも1つの退縮面及び溝を有する下面を提供する幅広部を有し、下面の溝は、唾液を集めて使い捨てチップが再利用されないようにする。オーバーモールドには、少なくとも1つの長手方向の溝を幅広部に形成することができる。また、オーバーモールドは分岐部の端部において球根状とすることができる。チップスリーブの前端には、好ましくは、溝及びリブを交互に定めることができ、オーバーモールドは溝を塞いでリブに係止する。
前述の本発明の特徴及び目的は、同様の要素が同様の参照符合で示された添付図面を参照して説明される。
使い捨てチップが取り付けられた新規な器具の斜視図である。 使い捨てチップを備えた本発明の装置の実施形態を示す分解図である。 取り外し可能又は使い捨てチップを器具の端部に取り付ける態様を示す分解図である。 器具の主要部品を異なる視点から見た分解図である。 器具のハンドルスリーブ、チップスリーブ、及びプラスチックチップを断面で示す分解図である。 図7の組立体の後部の断面図であり、器具の光ロッドの位置を示す。 器具のハンドルスリーブに取り付けられた使い捨てチップを断面で示す組立図である。 チップスリーブを示す斜視図である。 ハンドルスリーブを示す斜視図である。 器具スリーブに取り付けるチップの斜視分解図である。 器具スリーブに取り付ける直前のチップの類似の斜視分解図である。 器具スリーブに取り付けられたチップの斜視組立図である。
図1から図12を参照すると、図1には、以下に説明する本発明の機能を実施するための改良された開創器バイブレータ10の実施形態が示される。図2から図5には分解図が示される。詳細には、開創器バイブレータ10は管状の本体又はハンドル12を備える手持ち型装置であり、ハンドル12は、電池カバーと、ハンドル12の開放端に相補的な嵌合でもって螺合するねじ付き端部閉鎖部とを有する。これは国際公開番号2010/111611に記載されたものと同じであり、その開示内容全体は引用により明細書に組み込まれている。また、国際公開番号2010/111611に記載されたのと同様に、ハンドル12は、硬質プラスチック製であり、シャーシを部分的に収容し、シャーシの覆われていない部分は電池カバーで覆われる。シャーシの電池室内には図1に示されていない充電式電池が設けられる。シャーシの端部には誘導コイルが取り付けられ、電池カバー内に位置決めされ、従来の方法で充電機器に結合するようになっている。図7に仮想線で概念的に示したモータ24は、ハンドル12内に収納され仮想線で示したカム26を偏心駆動する。カム24は、モータ駆動軸から約0.010インチ(約0.25mm)から約0.025インチ(約0.64mm)、好ましくは約0.020インチ(約0.50mm)だけオフセットした軸を有するボールソケットを含む。カム26と、ロッド30の後端に取り付け具31で固定された従動部100とで発生する振動は、図6及び特に図7の断面図に示すように、ポリカーボネート製の光ロッド30を介して、ロッド30の前端にしっかり係合したポリカーボネート製のチップ50へ伝達される。チップ50の2つの二股状脚部42の自由端で発生する振動は、振幅が約0.5mm(約0.020インチ)である。振動時、光ロッド30は、後端のカム26及び前端のチップ50を除く他の全ての構造から自由なので、ロッド30の前端から離れて形成された溝部14に取り付けられた弾性リング29(ゴム又はプラスチック製Oリング)の周りで旋回することで自由に振動できる。ロッド30は、溝部14の後側に、Oリング29を正確な位置に保持するのを助ける突起16を有する。ロッド30の前端はプラスチックチップ50にしっかり係合する。また、国際公開番号2010/111611の構造と同様に、シャーシ(図示しない)には、電気回路及び電子回路を含むPCB基板が取り付けられる。バッテリ(図示しない)は、引用により本明細書に組み込まれている国際公開番号2010/111611で説明される方法で、モータを制御する制御回路を介して接続される。モータ24が駆動されると、カム26から発生する振動は、連結取付け具及びカム従動部100を介して、ポリカーボネート製光ロッド30と結合する。国際公開番号2010/111611に説明するように、ロッド30の後端にはライト36、好ましくはLEDが配置され、バッテリ及び電気回路から給電される。
図2に示すように、ハンドル12の前端には4つの奥まった場所のボルト取付け部32が設けられる。ハンドルスリーブ34の後端には、4つのボルト開口部37を備えるフランジ35が設けられており、ボルト開口部37は、ハンドルスリーブ34をハンドル12の奥まった位置に固定するボルト39を受け入れる。カバー環体41は、ハンドル12に嵌合して、開口部を閉じるとともにボルト39を覆うようになっている。光ロッド30は、ハンドルスリーブ34を貫通して外方に突出する。Oリング29は、ハンドルスリーブ34の前端の近くでその内周面に係合する。ハンドルスリーブ34の前端は、開放前端から後退した低いフランジ43を有する。
図10から図12に示すように、ハンドルスリーブ34は単一使用の使い捨てチップ40を受け入れ、使い捨てチップ40は3つの部分、即ち光ロッド30の端部にしっかりとしかし取り外し可能に取り付けられた前部プラスチックチップ50と、ハンドルスリーブ34に取り外し可能で堅固に取り付けられたチップスリーブ62と、弾性(ゴム又はプラスチック製)のオーバーモールド52とを備え、オーバーモールド52は、プラスチックチップ50を覆い、チップ50及びチップスリーブ62を離間した関係で一緒に保持し、これによりチップ50がチップスリーブ62に対して(自由に)振動できる。
以下に使い捨てチップ40の各部品を詳細に説明する。プラスチックチップ50は、閉鎖端部がレンズ53を定めるカップ51から構成される。レンズ53を支えるカップ51の側部から2つの湾曲した突出部又は脚部55が延び、前方に延びて丸い自由端57で終端する。カップ51の後ろ向きの側部には、切欠き59と、後方に延び1つが切欠き59の各側部に位置する2つの舌部、タブ、又は押し込み式リブ(positive rib)61とを有する。小さな切欠き63は、切欠き59の直径方向に対向する。ロッド30はカップ51内に入り、カップ51にしっかりと堅固に係合し、光ロッド30の前端はレンズ53に近接して並置される。
図8に示すチップスリーブ62は、前端の隆起部65と、その後方の溝部67とを備える管体から構成される。チップスリーブ62の後端では、直径が円錐状に増大してフランジ69で終端する。その後端に隣接して、チップスリーブ62のシェルには矩形の貫通開口部71が形成される。開口部71の前側では、チップスリーブ62の内側は73において厚くされ、開口部71のほぼ円周幅の平坦棚部75を形成するようになっている。開口部71の後側では、チップスリーブの内側は厚くされ、同様に開口部71のほぼ円周幅の内向きに延びるプレート77を形成するようになっている。プレート77は最も奥の領域に形成されたV字形ノッチ79を有する。チップスリーブ62の外面には補強リブ78が設けられ、円錐部分からフランジ69まで延びる。
オーバーモールド52は中空であり、前側部分は、長手方向に延びる脚部55上に嵌合する2つの長手方向に延びるアーム81を有する。アームの自由端は、拡大端部をもつ球状部分82で終端する。オーバーモールド52は、デュロメータが好ましくは約40Aであるが、約30Aから約50Aまで変化することができるゴム又は熱可塑性エラストマから成る。オーバーモールドの部分91は、カップ51に嵌合し、レンズ53の周りに嵌合して光を透過させる穴83を有する。2つのアーム81の下面には、突出したフィラメントで規定され唾液を捕捉するために、横断方向に延び長手方向に離間した一連の溝85が設けられており、使い捨てチップの再利用は意図されていない。オーバーモールド52の2つのアーム81は滑らかとすること、又は図7に示すようなリブの形態の多数のフィラメント、又は任意の形状のフィラメントの列を有することができ、フィラメントは、オーバーモールドアーム81の表面から離れるように突出し、使用時に組織へより大きな刺激を与える。オーバーモールド52の両アーム81の中間部分87は横断方向に拡大し、一緒になって開創器表面89を形成して組織を向こう側に押すか又は収縮させるのを助ける。オーバーモールド52の後側部分92は、後部が終端部分95と一体化された縮径薄肉部分93を有し、終端部分95は、チップスリーブ62の前端と相補的形状とされ、隆起部65及びその後方の溝部67に嵌合し、オーバーモールド52をチップスリーブ62に固定して、チップスリーブ62をチップ50から離間して保持する。
図1、2、4、5、7、9、及び図10から12に示すように、ハンドルスリーブ34は、長手方向に延びる管体であり、前端には円周方向に延びる半径方向内向きのフランジ101を有し、特に図10から図12に示すように、フランジ101は、テーパ付き突出部又は歯部103の両側から離間して終端し、ハンドルスリーブ34の前端と同じ高さに前方に軸方向又は長手方向に延び、凹部154を定める。歯部103は、ハンドルスリーブ34内に少し入るように延び、後方肩部152を形成する。ハンドルスリーブ34の前端に形成された円周方向フランジ101は、Oリング29を前側に保持する拘束部として機能する。また、Oリング29は、歯部103の肩部152の後方を通って肩部152を圧迫するので、歯部103によっても前側に拘束される。これらの要素は、一緒になって、光ロッド30をハンドルスリーブ34の前端内の前側の所定位置に保持する。光ロッド上の突出部16の後側は、その一方が図10から図12に見える、半径方向内向きに弓形状に延びる突起150で拘束される。図10から図12には、フランジ101の終端部と歯部103との間において歯部103の両側に形成された凹部154も見える。凹部154は深さが約1mmから約2mmである。前述したように、Oリング29のみがハンドルスリーブ34の内側周囲面に係合する。枢軸として作用するOリング29を備えたロッド光ロッド30は、そうでなければ完全に自由に振動する。
ハンドルスリーブ34の後端は大径であり、前端と後端との間に移行円錐部111を備える。後端はボルト開口部37を有するフランジ35で終端する。フランジ35から前方に離間して、直径が一定とされた円錐部111の表面部分127がある。ポイント125から円周方向に延びる部分127よりも外径が大きい弓形の隆起部113は、円周方向に約60度から約90度にわたって形成され、ポイント121で終端する。隆起部113は、図9で右側に形成された切欠き115によって幅が狭められ、ボルトが通過してボルト開口部37へ到ることができるようにくぼみ117を有する。表面127の外径は一定なので隆起部113はその後側に溝部119を定め、低いリブ123は溝部119内を切欠き115の後部まで長手方向に延びる。
チップスリーブ62、ハンドルスリーブ34、及びハンドル12の各々は、部品の整列状態を示す目印を有する。ハンドル12の前端には、前方に向いた電源をオン及びオフする制御ボタン132と位置合わせされた矢印131を有する。ハンドルスリーブ34は、フランジ35の真後ろに前方に向いた矢印133を有する。使い捨てチップ40は、チップスリーブ62上に後方に向いた矢印135を有し、使い捨てチップ40がハンドルスリーブへ向かって長手方向に押された場合に、歯部103は、プラスチックチップ50の切欠き59内に挿入されるか又は突出するようになっているが、プラスチックチップ50及び光ロッド30の両方からのクリアランスによって、光ロッド30によるチップ50の振動は全く妨害されない。また、押し込み式リブ61の後端はハンドルスリーブ34内の凹部154に受け入れられて位置決めされるが、ハンドルスリーブ34及び歯部103からのクリアランスによって、チップ50の振動は全く妨害されない。チップ50の押し込み式リブ61とハンドルスリーブ34の凹部154とは相補的であるので、それらの間のクリアランスは少なくとも0.5mmである。特に図10から図12を参照されたい。
使い捨てチップ40がハンドルスリーブ34へ直線の長手方向に押し付けられると、平坦棚部75を形成する厚肉部73によって、内向きに延びるプレート77は、隆起部113の切欠き115を乗り越えて後方の溝119に入り込み、その結果、平坦棚75は表面127に向かって降下し、矩形の貫通開口部71は、隆起部113の切欠き115を跨ぎ、プレート77は、リブ123上に降下してV字形ノッチ79がリブ123に係合する。この時点で、光ロッド30は、使い捨てチップ40のチップ50のカップ51内に収容されて位置決めされ、ハンドルスリーブ34に係止(ラッチ)されて軸方向に引き出すことができなくなる。ハンドルスリーブ34の前端の歯部103は、全周にわたって少なくとも約0.5mmの適切なクリアランスで切欠き59内に受け入れられて位置決めされ、振動を全く妨害しない。また、切欠き59の両側で押し込み式リブ61の後端を凹部154に十分な深さまで受け入れることにより、ハンドルスリーブ34及びチップ50に関して何らかの相対回転があっても、ハンドルスリーブ34との補助的な係合が可能になる。歯部103及び押し込み式リブ61の後端の両方は、ハンドルスリーブ34及びチップ50の相対回転に耐えるように作用する。歯部103及び押し込み式リブ61は、この時点では、器具の長手方向軸、ハンドルスリーブ34、並びにカップ51の切欠き及び押し込み式リブ61と同軸の同じ半径の円筒内に並置される。
使い捨てチップ40をハンドルスリーブ34から取り外すためには、ハンドルスリーブ34に対して、プレート77がポイント121を通過するまで隣接ポイント125から終端ポイント121の方にチップスリーブ62を回転させる必要があり、この時点で、使い捨てチップ40は長手方向前方に引っ張ることで取り外すことができる。しかしながら、チップスリーブ62とハンドルスリーブ34との間の相対回転の間、プラスチックチップ50は、切欠き59の側壁、又はタブつまり押し込み式リブ61の一方又は両方によってすぐに歯部103に係合するので、チップ50は、固定状態となり回転が防止されることになる。ハンドルスリーブ34に対して依然として相対回転可能なチップスリーブ62は取り外すことができ、チップスリーブ62が回転する過程で捩り力が発生してオーバーモールド52へ加わり、オーバーモールド52の薄肉部93がすぐに弾性限界を越え、オーバーモールド52の薄肉部93は、約60度から約90度又はそれ以上にわたって激しく引き裂かれるか又は細断され、その有用性及び/又は再利用性が事実上無効になる。凹部154内にあるチップ50の押し込み式リブ61の後端は、歯部103に何らかの不具合がある場合、使い捨てチップ40をハンドルスリーブ34から取り外す間にチップ50を固定状態にするのを支援する。また、凹部154内にある押し込み式リブ61の後端は、チップ40を取り外す間に、ハンドルスリーブ34に対するチップ50の何らかの回転を阻止することになり、オーバーモールド52の薄肉部93が確実に引き裂かれる又は細断されるようにする。
前述したように、光ロッド30の端部に設けた取り付け部材31は、カム従動部としてのボールエンド100を有する突出スタブを含み、スタブがカム26に接触して従動することによって、カム26の振動運動は光ロッド30に加わる。前述したように、光ロッド30の端部はLED36と位置合わせされている。連続パルシングを利用できるが、パルス振動シーケンスがより効果的であることが判明している。約1秒間オンした後に約1/10秒間オフするパルスシーケンスは、チップ振動をゼロまで低下させることなく、振動をパルス化するには十分である。このように、装置又は器具はほぼ毎秒パルスを発生して領域内の神経を再刺激し、脳はこれに慣れないことは明らかであり、振動の有効性が持続する。この目的のために、パルス化を制御する電子機器は、パルスを発生して前述の所望のオン/オフデューティサイクルを得るのに必要な手段を含むように変更される。モータは、110ボルトAC(周波数は50Hzから300Hz)を用いて作動される。周波数は、約50Hzから約300Hzまで変えることができ、約140Hzから約160Hzが好ましい。分岐部又はフォーク42の自由端の振動は、約0.1mmから約1.0mmまで変えることができ、好ましい範囲は0.65mmから1.0mmである。デューティサイクルは約1.05秒であり、約1秒間のパルスオン及び約0.05秒間のオフとなっている。振動振幅は、約0.1mmから約1.0mmまで変えることができ、約0.65mmから約1.0mmが好ましい。
新規な器具は、大きな振幅で接触した組織をたたき、これにより振動刺激が歯科患者の口腔粘膜内又は内科患者の皮膚内へより深く浸透するので、組織内の深部に位置する知覚神経受容体が刺激され、知覚情報を有髄A−beta求心性神経線維軸索を介して脳へ送る活動電位が発生する。
また、振動は、主として、使い捨てチップ40から離れた3つの箇所、つまり下方に湾曲した各アームの自由端、並びにパドル又は開創器部分87から、チップ40の周りの全360度に送り出される。また、チップスリーブ62との接合部が唇、頬又は骨に置かれた場合、これらを刺激することがある。強化された振動は、下方に湾曲したアームの端部領域だけに限られない。チップの自由端の代替的な形状は、国際公開番号2010/111611に開示されており、これは引用に本明細書に組み込まれている。
国際公開番号2010/111611に関して前述したように、プラスチック製スリーブ又はラッパーを器具の周りに配置して、器具の使用時に無菌状態に保って汚染を避けることができる。プラスチック製スリーブ又はラッパーには孔が開けられているので前述したようにハンドルスリーブ34上に嵌合可能であり、使い捨てチップ40は、ハンドルスリーブ34上に取り付け可能である。この目的のために、使い捨てチップ40の後部のフランジは、スロットを形成するように器具の表面から少し離間しており、器具とチップとの間にプラスチック製スリーブ又はラッパーを収容するようになっている。
装置又は器具が内科的用途、つまり口腔以外の何らかの身体部分に使用される場合、使い捨てチップ40は、前述した歯科用途の場合とは180度反対に上向きに湾曲することになり、チップ部材50の脚部又は他のチップ部材の輪郭は、チップ部材のカップとチップスリーブ62のリブ付き端部との間を橋渡しして一緒に保持するオーバーモールド260を備えるオーバーモールドで覆うこと又は覆わないことができる。
前記の説明から、当業者であれば、本発明は皮膚又は筋組織の穿刺が必要となる種々の措置に利用可能であることを理解できるはずである。そのような他の措置としては、予防接種、患者に薬を投与する注射などを含む。当該皮膚穿刺措置は、腕、脚、臀部、胴など身体のあらゆる部分に施すことができる。
本発明の方法は、ヒト又は動物の予め選択した注射部位に近い組織を振動させ、同時に予め選択した注射部位に針又は同様の器具で液体を注射することにある。振動は、注射部位の組織の円柱体積及び下にある骨、特に注射部位の両側又は周囲へ伝達される場合に最も効果的となる。また、振動がリラックスを可能にするノイズを伴うように、器具の本体内にノイズ発生器を取り付けることが好ましい。本方法の最も好ましい実施形態では、パルス振動シーケンスが使用される。約1秒間オンした後に約0.05秒間オフするパルスシーケンスは、チップの振動をゼロまで低下させることなく、振動をパルス化するのに十分である。このように、装置又は器具はほぼ毎秒パルスを発生して領域内の神経を再刺激し、脳はこれに慣れないことは明らかであり、振動の有効性が持続する。
チップは振動して、組織及び下にある骨を振動させる形状を特徴とする自由端を有し、自由端はヒト又は動物の予め選択した注射部位の近くに配置することができ、予め選択した注射部位の組織の下にある骨は注射時に振動する。この振動は注射の完了後も継続して、組織がマッサージされ、注射された液体が組織内に消散し、痛みの原因となる組織の膨張及び組織の腫れが防止される。
注射をする人によって、組織を引き続きより大きな圧力で振動させて、より良好なマッサージを行うことが好ましい。後続の振動は、口腔の所定の領域に加わる圧力が十分に大きく組織の下の骨を鳴動させる場合に最も効果的となる。当業の歯科医師であれば、いつ歯茎等の組織に圧力を加え、いつ器具が下にある骨に効果的に接触して、良好に当接又はたたくかを判断することができる。このような骨接触を判断すると、少なくとも1秒間から最大90秒間、又は組織の膨張が観察されなくなるまで圧力を維持する。
本発明は、本明細書において最も有用で好ましいと考える実施形態で図示され説明されるが、実施形態は、請求項に記載した本発明が意図する範囲から逸脱することなく、逸脱例、修正例、適応例、及び変形例が可能であることを理解されたい。
10 開創器バイブレータ
12 ハンドル
30 光ロッド
34 ハンドルスリーブ
40 使い捨てチップ
50 プラスチック製チップ
62 チップスリーブ

Claims (12)

  1. 皮膚穿刺措置に関連する痛みを最小化するための器具であって、
    前端を有する本体と、
    前記本体へ自由に振動するように取り付けられて前記本体の前端から突出するロッドと、
    第1の様式の動きで前記本体の前端に対して取り外し可能に取り付けられ、第2の異なる様式の動きを引き起こすことで前記本体から取り外し可能なチップスリーブから構成される単一使用のチップと、
    ヒト又は動物の組織の予め選択された部位を振動させる形状を有するチップ部材と、を備え、
    前記チップ部材は、前記ロッドに対して取り外し可能で堅く取り付けることができ、前記チップ部材及び前記チップスリーブは、弾性オーバーモールドで一体的に保持されるが離間して並置されて前記チップ部材が前記チップスリーブに対して自由に振動できるようになっており、
    さらに、前記本体へ取り付けられるとともに前記ロッドへ連結されて、前記ロッドを介して前記チップ部材へ振動を与える振動ユニットを備え、
    前記本体は前方へ突出する要素を含み、前記チップ部材は、前記突出する要素と協働する構造体を構成して、前記単一使用のチップの取り外しにより前記オーバーモールドが破断して、前記単一使用のチップのさらなる使用を不適当とするようになっている、器具。
  2. 前記チップ部材の前記構造体は切欠きを含み、前記突出する要素は前記切欠きに受け入れられる歯部である、請求項1に記載の器具。
  3. 前記器具は長手方向に伸長し、前記第1の様式の動きは直線式であり、前記第2の様式の動きは回転式である、請求項1に記載の器具。
  4. 前記チップスリーブ及び前記本体上にあり前記チップスリーブを前記本体に対して係止する、相互に協働する要素をさらに含む、請求項1に記載の器具。
  5. 前記振動ユニットをオン−オフデューティサイクルで制御する手段をさらに備える、請求項1に記載の器具。
  6. 前記デューティサイクルは、約1秒間のオン及び約0.05秒間のオフである、請求項5に記載の器具。
  7. 前記チップは、前記予め選択された部位を規定する形状を有する、請求項1に記載の器具。
  8. 前記ロッドは光ファイバであり、光は前記光ファイバを通って輝き、前記チップ部材を通って出射して前記予め選択された部位を照明する、請求項1に記載の器具。
  9. 器具と一緒に用いる単一使用の使い捨てチップであって、
    前記器具は、振動ユニットと、当該振動ユニットによって振動されて当該器具の前端から突出するロッドとを含み、
    前記単一使用の使い捨てチップは、前記器具の前端に取り外し可能に取り付けられるチップスリーブと、前記ロッドの突出端に取り外し可能に堅く取り付けられるチップ部材と、を備え、
    前記チップ部材は、ヒト又は動物の組織に接触して振動させる形状を有し、前記チップスリーブ及び前記チップ部材は、オーバーモールドで覆われて離間した並置関係に一緒に保持され、これにより前記チップ部材は前記チップスリーブに対して自由に振動できるようになっており、
    前記チップスリーブは、当該チップスリーブを1つの様式の動きで前記器具の上に置き、別の様式の動きで取り外すことが必要な係止要素を含み、前記チップ部材は、前記チップスリーブが回転する場合に前記オーバーモールドが引き裂かれるように、前記器具と協働して前記器具に対して固定状態となる構造体を有する、単一使用の使い捨てチップ。
  10. 前記チップ部材と前記チップスリーブとの間の空間にある前記オーバーモールドの部分が薄肉化されている、請求項に記載の単一使用の使い捨てチップ。
  11. 前記チップ部材は、カップと、自由端を有し長手方向に延びる一体形成された前方部とを備え、前記前方部を覆う前記オーバーモールドは、部分的に、少なくとも1つの組織退縮面を規定する、請求項に記載の単一使用の使い捨てチップ。
  12. 前記チップ部材には体液を集めるための少なくとも1つの溝が形成されている、請求項に記載の単一使用の使い捨てチップ。
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