JP6132704B2 - 製品管理システム - Google Patents

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Description

本発明は製品に係る情報(データ)を管理する製品管理システムに関するものである。
従来、電気製品等、各種製品の取扱説明書(マニュアル)等を含む製品に係る情報は、紙に印刷して提供されることが多い。また、場合によっては、使用者がコンピュータ等にメーカ名、製品名等を入力し、ネットワークを介してダウンロード等を行って提供を受けることもある。さらに、ローカルエリアネットワークに接続されている電子機器等の製品の情報を、そのローカルエリアネットワーク経由で利用することによりネットワークから提供される、あるいは、製品に貼付された無線タグ等の情報提供媒体に格納された情報をリーダー装置によって読み出すことによって提供されるのが一般的である(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2001−160105号公報 特開2004−310755号公報
ここで、主として電気製品等に関しては、一定の期間、メーカが動作保証(以下、保証という)を行うことが多い。このため、製品購入後から一定の期間、ある条件下で製品が動作しなくなった場合、無料での修理が行われる。また、例えば追加料金を支払うことにより、支払額に応じて保証期間を延長するサービスを契約(以下、保証延長契約という)を行うことができる。
ここで、保証に際しては、販売店等において、保証書に購入年月日を記入して対応することが多い。このため、通常、保証書は紙媒体で提供される。また、保証延長契約については、販売店等において製品購入と同時に追加料金を支払う場合には、保証延長契約を容易に行うことができる。
しかしながら、紙媒体で保証書が提供されると、一定の期間、保管しておく必要がある。場合によっては、保証書を紛失してしまって保証期間内であることが証明できなくなる可能性がある。また、保証延長契約についても、製品購入後、例えば数日が経過してから保証長契約を行うには手間がかかることが多く、実質は保証延長契約ができない場合もある。例えば、保証延長契約を行うため、販売店等で購入したことを証明する領収書を持って、その販売店等に再度出向かなければならない。場合によっては購入した製品を持って行かなければならない可能性もある。このため、購入後に保証延長契約を行うことは困難を伴う。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、製品の管理、特に保証に関する管理を簡単に行うことができる製品管理システムを提供することを目的とする。
本発明の製品管理システムは、製品管理端末装置と製品管理端末装置と通信可能に接続した製品管理サーバとを備え、製品の保証に係る情報のデータを少なくとも管理する製品管理システムであって、製品管理サーバは、製品に係る保証情報のデータを含む製品管理情報を記憶する製品管理情報記憶手段と、保証情報を変更する保証変更契約の処理を行う契約処理手段と、契約処理手段で処理された保証変更契約に係るデータを製品管理情報記憶手段に記憶する製品情報管理手段とを有し、製品管理端末装置は、製品に付された情報提供媒体に記録された製品に係る情報のデータの読み出し、及び情報提供媒体に製品に係る情報のデータの書き込みを行う製品データ入出力手段と、指示が入力される端末指示入力手段と、端末指示入力手段の指示に基づいて、製品データ入出力手段が情報提供媒体から読み出したデータ中の製品を識別するデータを製品管理サーバに送り、製品データ入出力手段に、製品管理サーバから送られる契約処理手段で変更された製品に係る保証情報のデータの書き込みを行わせる処理を行う端末処理手段と、端末処理手段の処理に基づく表示を行う端末表示手段とを有し、情報提供媒体に、製品に対するサービス履歴情報に係るデータを製品に係る情報のデータに含めて書き込み可能であり、製品管理サーバの製品管理情報記憶手段は、製品に対応して、少なくともサービス履歴情報に係るデータの変更を許可するパスワードを記憶し、製品管理サーバは、送付可能であると判断した製品管理端末装置にパスワードを送り、製品管理端末装置は、送られたパスワードを製品データ入出力手段にそのまま送るものである。
本発明によれば、製品管理端末装置からの指示等により、製品管理サーバとの通信を行って製品に係る保証情報を変更する保証変更契約を行うことができ、また、製品管理端末装置が、保証変更契約によって変更された保証情報を、製品に付された情報提供媒体に書き込むようにしたので、例えば、製品購入と同時に販売店において、紙媒体を用いて保証変更契約を行わなくても、製品管理サーバと製品管理端末装置との通信により、容易に保証変更契約を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100における製品の情報を表示する手順を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る製品200からの製品データ211を取得する手法について説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る端末表示手段130に表示される初期表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100において初期表示画面から「保証条件」を選択したときに端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100において初期表示画面から「マニュアル」を選択したときに端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100における製品の情報を表示する手順を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される初期表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される保証延長契約の表示画面の推移の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100において変更された保証条件に係る端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される保証延長契約の表示画面の推移の別の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100において変更された保証条件に係る端末表示手段130に表示される画面の別の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100における製品200の修理に係る手順を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る端末表示手段130に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る端末表示手段130に表示されるサービス履歴の書込に係る表示画面の推移の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100において変更されたサービス履歴が端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。 本発明の実施の形態4に係る端末表示手段130に表示されるサービス履歴の書込に係る表示画面の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態に係る製品管理システム等について図面等を参照しながら説明する。ここで、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。図1における製品管理システムは、製品管理端末装置100が、製品200、製品管理サーバ300の少なくとも一方から製品200に関する情報(データ)を取得して表示等を行えるようにしたものである。ここで、特に断らない限り、製品管理端末装置100と製品管理サーバ300との間の通信(データ等を含む信号の送受信)は、ネットワーク(電気通信回線)400を介して行うものとして説明する。ネットワーク400の形態(有線、無線等)は特に限定するものではない。
製品200は、例えば電気製品等である。製品200は、情報提供媒体210を有している。情報提供媒体210は製品200の製造、出荷時等において製品200に貼り付けられたり、製品200内部に取り付けられたりする。情報提供媒体210は、製品200に係る情報(製品データ211)を記録している。製品管理端末装置100が記録方式等に合わせた読み取り(取得)を行うことにより、製品データ211を提供する。ここでは、情報提供媒体210は製品データ211が記録された半導体メモリ等を内蔵する無線タグ等であるものとする。このため、製品管理端末装置100は、例えば端子等で接続することなく、電磁的な手法で通信を行って製品データ211を取得(読み込み)することができる。また、製品データ211を書き込む等して変更等をすることもできる。ただし、情報提供媒体210の記録方式等を限定するものではない。例えば、製品データ211をバーコード等に変換して記録し、製品管理端末装置100が光学的に読み込むようにすることができる。また、製品データ211を音に変換して、製品管理端末装置100が音声的に読み込むようにすることができる。
製品データ211は、製品200の情報に関するデータである。本実施の形態では、少なくとも、製品ID211a、製品名211b、保証条件211c及びサービス履歴211dを各種項目とするデータで構成するものとする。製品ID211aは、製品200の機種の番号(例えば、型番や製造番号など)を表すデータであり、個々の製品200を識別するデータである。また、製品名211bは、製品200の製品名、機種名等を表すデータである。さらに、保証条件211cは製品200の保証に係るデータである。そして、サービス履歴211dは、例えば修理等のサービスに係る履歴(日付)を表すデータである。ここで、例えば、情報提供媒体210が無線タグの場合、記録するデータ量が多くなると、情報提供媒体210に係るコストが増えることになる。このため、情報提供媒体210に製品データ211として記録するデータ量等は可能な限り少なくする方が望ましい。
製品管理端末装置100は、端末処理手段110、製品データ入出力手段120、端末表示手段130、端末指示入力手段140、端末記憶手段150及び端末通信手段160を有している。製品管理端末装置100は、情報提供媒体210が有する製品データ211、製品管理サーバ300の製品管理情報記憶手段320が有する製品管理情報321(詳細は後述する)に基づいて、製品200に係る情報(データ)の表示等を行う装置である。ここでは、特に製品200の保証条件211c等に関する表示等を行うことができる。
端末処理手段110は、製品管理端末装置100を構成する各手段を制御する。また、端末処理手段110は、入力された信号に含まれる各種データ、指示等に基づいて、端末表示手段130への表示、端末通信手段160、ネットワーク400を介した製品管理サーバ300との通信、製品データ入出力手段120による製品データ211の変更等の処理を行う。ここで、本実施の形態の端末処理手段110は、製品情報処理部111を有しているものとする。製品情報処理部111は、取得した製品データ211及び製品管理情報321に係るデータに基づいて、端末表示手段130に製品200に関する情報を表示する処理を行う。
製品データ入出力手段120は、情報提供媒体210から、製品データ211を取得する(読み取る)。ここで、本実施の形態では、情報提供媒体210が無線タグであるため、電磁的な手法により情報提供媒体210と通信を行って製品データ211を読み取るものとするが、手法については、情報提供媒体210の記録方式等に合わせればよく、特に限定するものではない。例えば、電磁的手法の他にも光学的手法、音声的手法等、様々な手法を用いて製品データ211の読み取りを行うことができる。
端末表示手段130は、端末処理手段110から送られる信号に基づく表示を行う。本実施の形態では、特に製品200の保証に関する表示を行う。また、端末表示手段130は端末指示入力手段140による指示の入力を促す画像(例えば、ボタン等)を表示する。
端末指示入力手段140は、操作者が入力した指示に係る信号を端末処理手段110に送る。ここで、本実施の形態では、端末指示入力手段140をタッチパネルで構成するものとする。このため、端末処理手段110は、タッチパネル上において押された位置と端末表示手段130が表示するボタン等の画像の位置との関係に基づいて、入力された指示等を判断することになる。なお、端末指示入力手段140が、例えば、キーボード、マウス等で構成してもよい。
端末記憶手段150は、端末処理手段110が行う処理に係るデータ等を一時的又は長期的に記憶する。端末通信手段160は、端末処理手段110と製品管理サーバ300(製品情報管理手段310)との間のインターフェースとなり、信号の変換等、ネットワーク400を介した通信に係る処理を行う。ここで、特に断らない限り、端末処理手段110(製品管理端末装置100)と製品管理サーバ300との、ネットワーク400を介した通信は端末通信手段160を通じて行われるものとする。
ここでは、製品管理端末装置100として、例えば、スマートフォン、携帯電話等の携帯端末装置であるものとして説明する。例えば、近年の携帯端末装置は、製品データ入出力手段120をあらかじめ有していることが多い。このため、ハードウェアとしては、製品管理端末装置100が有する手段をすべて備えていることが多い。そして、端末処理手段110は、例えば、CPU(Central Processing Unit )を中心とする演算制御手段(コンピュータ)でハードウェアを構成している。そして、端末処理手段110が行う処理手順をあらかじめプログラム化してソフトウェア、ファームウェア等として、例えば端末記憶手段150等に記憶しておき、演算制御手段がプログラム(アプリケーションプログラム)を実行することにより、各手段の処理を行うようにする。ただし、製品管理端末装置100の構成を限定するものではなく、携帯端末装置ではなく、コンピュータ等の端末装置を用いてもよい。また、専用端末装置として構成するようにしてもよい。
製品管理サーバ300は、例えば、製品に関するデータ(情報)を記憶し、要求に基づいて、データの検索、内容変更等の管理をする機能を有するデータベースサーバである。また、製品管理端末装置100からの要求に基づいて、WEBページのデータを提供するWEBサーバとしても機能する。製品管理サーバ300は、製品情報管理手段310、製品管理情報記憶手段320及び製品管理通信手段330を有している。
製品情報管理手段310は、製品管理情報記憶手段320が製品管理情報321として記憶(ファイリング)するデータを管理する、いわゆるデータベース管理システムの役割を果たす手段である。また、製品管理通信手段330は、製品情報管理手段310と製品管理端末装置100(端末処理手段110)との間のインターフェースとなり、信号の変換等、ネットワーク400を介した通信に係る処理を行う。ここで、特に断らない限り、製品情報管理手段310と製品管理端末装置100との、ネットワーク400を介した通信は製品管理通信手段330を通じて行われるものとする。
図2は本発明の実施の形態1に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。製品管理情報記憶手段320は、例えばデータベースとして、製品管理情報321を記憶する。本実施の形態における製品管理情報321は、製品ID321a、製品名321b、保証条件321c、サービス履歴321d、マニュアル321e、製造期間321f及びバージョンアップ情報321gを少なくとも有している。このうち、製品ID321a、製品名321b、保証条件321c及びサービス履歴321dについては、上述した情報提供媒体210が有する製品データ211におけるデータの内容と基本的には同じである。場合によっては、情報提供媒体210が記録可能なデータ量等の関係で、情報提供媒体210に記録等ができなかった、例えば補足等のためのデータも製品管理情報記憶手段320が記憶するようにしてもよい。
マニュアル321eは、製品200に対応するマニュアル(取扱説明書)に関するデータである。ここで、例えば製品管理情報記憶手段320が、マニュアルのデータを、文字データ、画像データ等で直接記憶するようにしてもよい。この場合には、データのファイル名等をマニュアル321eとして記憶する。また、例えばマニュアルのデータがネットワーク400に接続する他の装置に記憶されている場合には、URL等のデータを記憶するようにしてもよい。
製造期間321fは、製品の製造期間に関するデータである。また、バージョンアップ情報321gは、例えば、製品のファームウェア等に関するデータである。ここでも、マニュアル321eの場合と同様に、製品管理情報記憶手段320がバージョンアップ用のデータを記憶している場合には、ファイル名等をバージョンアップ情報321gとして記憶するようにしてもよい。また、URL等のデータを記憶するようにしてもよい。
図3は本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100における製品の情報を表示する手順を示す図である。図3等に基づいて、本実施の形態において、製品管理端末装置100による製品の情報の表示について説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る製品200からの製品データ211を取得する手法について説明する図である。本実施の形態では、製品管理端末装置100の製品データ入出力手段120を有する面(端末表示手段130による表示面と反対側の面)を、製品200の情報提供媒体210にかざす。このとき、例えば、製品データ入出力手段120から情報提供媒体210に電力が供給され、情報提供媒体210の半導体メモリ等が起動する。そして、情報提供媒体210は、製品データ211を含む信号を、製品データ入出力手段120に無線で送る。製品データ入出力手段120は製品データ211を含む信号を受ける(製品データ211を取得する)(S1)。そして、製品データ入出力手段120で取得した製品データ211は端末処理手段110に送られる。
図5は本発明の実施の形態1に係る端末表示手段130に表示される初期表示画面の一例を示す図である。端末処理手段110は、製品データ211を含む信号を受けると、端末表示手段130に初期表示画面を表示させる処理を行う(S2)。また、製品管理情報321を特定するために、製品管理端末装置100側から製品管理サーバ300側に製品データ211を含む信号を送る。
製品管理サーバ300の製品情報管理手段310は、製品管理端末装置100側から送られた製品データ211に基づいて、製品管理情報記憶手段320を検索する(S11)。そして、対応する製品200の製品管理情報321を取得する(S12)。そして、製品管理サーバ300側から製品管理端末装置100側に製品管理情報321を含む信号を送る。
図6は本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100において初期表示画面から「保証条件」を選択したときに端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。図6(a)は保証期間を購入日に基づいて管理する場合の画面を示す図である。図6(b)は保証期間を製品生産年度に基づいて管理する場合の画面を示す図である。
端末処理手段110は、使用者が端末指示入力手段140を介して指示した事項に係る情報を端末表示手段130に表示させる(S3)。ここでは、図5に示すメニューのうち、「保証条件」が指示されたものとし、端末表示手段130に保証期間等を表示させる。ここで、図6では特に明記していないが、例えば保証に関する情報を端末表示手段130に表示して、正式な保証書として利用する場合には、保証書として記載すべき事項(例えば保証者、修理実施者等)はすべて表示可能であるものとする。
例えば、図6(a)に示すように、保証期間を購入日に基づいて管理する場合には、保証期間を購入日より1年間とすることが多い。このとき、販売店において少なくとも購入日に係る製品データ211の変更(記録)等を行う。一方、本実施の形態においては、図6(b)に示すように、保証期間を製品生産年度に基づいて管理することができるものとする。例えば、ある機種の製品を生産する際、生産年度を決めて一定期間生産し(例えば2013年度生産という場合には、2013年1月1日〜12月31日まで生産)、1年間で売り切りを行い、次の生産年度には別の製品を生産するということが行われる。そこで、保証期間を製品生産年度に基づいて管理する場合には、製品在庫がなくなる期間を加味して保証期間を定める。例えば、上述のように、2013年度に生産した製品は、一律2014年12月31日までの保証期間とする。この場合には、製品出荷時に情報提供媒体210に製品データ211を変更せずにすむ。例えば通信販売等、購入日の厳密な日付が確定し難い場合等において、製品データ211を変更等する手間を省くことができる。また、保証期間の管理の効率化をはかることができる。ここで、例えば、購入日から1年経過した日が2014年12月31日以降となる場合には、販売店において、製品データ211の保証条件211cのデータを変更等することになる。
図7は本発明の実施の形態1に係る製品管理端末装置100において初期表示画面から「マニュアル」を選択したときに端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。使用者が端末指示入力手段140を介して図5に示すメニューのうち、「マニュアル」を指示すると、図7に示すように、端末表示手段130の画面上に、製品のマニュアルを表示させることができる。マニュアルを紙媒体としないため、紛失等することなく管理することができる。また、紙資源の節約等をはかることができる。
以上のように、実施の形態1の製品管理システムによれば、製品200に付される情報提供媒体210に、製品データ211として、保証条件211cのデータを含め、製品管理端末装置100の製品データ入出力手段120により製品データ211を読み出して端末表示手段130に表示できるようにしたので、紙媒体の保証書がなくても、保証期間等、保証に関する情報を得ることができる。また、保証書として用いることで、紙媒体で管理をする必要がなく、紛失等を防止することができる。製品データ入出力手段120においては、情報提供媒体210の記録方式に合わせて、電磁気的、光学的、音等で製品データ211の読み出しを行うことができるので、便利である。また、保証期間を、製品200の製品生産年度に基づいて管理するようにしたので、例えば販売店における購入年月日の記録等の手間を省き、製品200の保証に係る管理を容易にすることができる。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。図8において、図1と同じ符号を付している装置、手段等については、実施の形態1において説明したことと同様の処理等を行う。図8において、端末処理手段110は、保証延長処理部112を有している。保証延長処理部112は、製品管理端末装置100を介した製品200の保証延長契約に係る処理を行う。また、製品管理サーバ300は、保証延長契約処理手段340を有している。保証延長契約処理手段340は、保証延長契約に伴う保証コードの設定、保証延長契約に係る支払い(決済)等の処理を行う。保証コードとは、変更した保証情報をコード化し、保証延長契約毎に固有に割り当てられる識別番号(符号)である。保証コードにより保証延長契約の契約内容を特定することができる。
上述の実施の形態1では、製品データ入出力手段120による情報提供媒体210からの製品データ211の読み込みを契機とする製品200に関する情報の取得について説明した。本実施の形態は、製品管理端末装置100を介して、製品200の保証延長契約を行えるようにするものである。なお、保証延長契約はメーカによって予め設定された保証期間(例えば、製品200の購入日から1年間)の間に行えるものとする。
図9は本発明の実施の形態2に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。図9において、図2と同じ符号を付している事項等については、実施の形態1において説明したことと同様である。延長保証321hは、延長保証の期間及び保証コードのデータである。また、ユーザー情報321iは、製品管理端末装置100の使用者(保証延長契約の契約者)のデータ及び、製品管理端末装置100の通信事業者などの決済に関するデータである。例えば、製品ID321aがABC−12345の製品の場合、延長保証期間が4年、保証コードがsx−0123456789、製品管理端末装置100の使用者がユーザーA、通信事業者がC社であることを表している。なお、保証コードは保証延長契約毎に固有に割り当てられたデータであればよく、図9に示す形式に限定するものではない。
図10は本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100における製品の情報を表示する手順を示す図である。図10等に基づいて、本実施の形態において、製品管理端末装置100による保証延長契約について説明する。
図11は本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される初期表示画面の一例を示す図である。図10において製品管理端末装置100が行うS1〜S3までの処理及び製品管理サーバ300におけるS11及びS12の処理については、基本的には、実施の形態1で説明したことと同様である。ただ、S2の処理において、端末表示手段130に初期表示画面を表示させるが、図11のように、本実施の形態の初期表示画面は、図5の初期表示画面における「保証条件」の代わりに、「保証条件(変更、延長契約)」と表示させている。このため、保証延長契約を行う場合には、使用者は「保証条件(変更、延長契約)」を指示する。
図12は本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される保証延長契約の表示画面の推移の一例を示す図である。図12では、購入日に基づいて保証期間が設定されている場合の表示画面を示している。初期表示画面に表示されたメニューに基づいて、製品管理端末装置100の使用者が、端末指示入力手段140を介して「保証条件(変更、延長契約)」を選択指示する。端末処理手段110は、指示に基づいて、保証延長契約を行うかどうかを確認する画面を端末表示手段130に表示させる(図12(a))。
さらに、使用者が、画面中の「はい」のボタンを押下することで、端末指示入力手段140を介して保証延長契約を行う旨を指示する。端末処理手段110は、指示に基づいて、保証延長契約に関する決済に係る確認画面を端末表示手段130に表示させる(図12(b))。確認画面を端末表示手段130に表示することで、保証延長契約の受付が可能な状態となる。
ここで、本実施の形態では、保証延長契約に係る料金を、製品管理端末装置100がネットワーク400を利用した通信に係る料金とともに決済を行うことができるものとする。ただし、これに限定するものではなく、例えばクレジットを利用した決済等を行えるようにしてもよい。
そして、使用者が、決済に係る確認画面中の「はい」のボタンを押下することで、端末指示入力手段140を介して保証延長契約に関する課金(決済)を了承する旨を選択指示する。端末処理手段110は、指示に基づいて、製品管理サーバ300に、少なくとも製品管理端末装置100の使用者及び決済に係るデータ(ユーザー情報321iとして記憶されるデータ)を含む信号を送る。
製品管理サーバ300においては、保証延長契約処理手段340が、例えば、保証期間の変更、保証コードの割り当て等、保証延長契約に係る処理を行う(S13)。そして、製品情報管理手段310は、保証延長契約処理手段340の処理により変更された保証期間及び割り当てた保証コードのデータを延長保証321hとして製品管理情報記憶手段320に記憶させる。また、製品管理端末装置100の使用者及び決済に係るデータをユーザー情報321iとして記憶させる(S14)。さらに、変更された保証期間及び割り当てた保証コードのデータを含む信号を、製品管理端末装置100側に送る。
製品管理端末装置100では、端末処理手段110が、変更された保証期間及び保証コードを製品データ入出力手段120に送る。製品データ入出力手段120は、製品200の情報提供媒体210に信号を送り、製品データ211の保証条件211cにおけるデータを、変更された保証期間及び保証コードに基づいて変更させる(S4)。
図13は本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100において変更された保証条件に係る端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。図13に示すように、端末処理手段110は、変更された保証期間及び保証コードを端末表示手段130に表示させる(S5)。
図14は本発明の実施の形態2に係る端末表示手段130に表示される保証延長契約の表示画面の推移の別の一例を示す図である。図14は、製造年度に基づいて保証期間が設定されている保証条件における表示画面を示している。処理の流れについては、図10の場合と同様である。
図15は本発明の実施の形態2に係る製品管理端末装置100において変更された保証条件に係る端末表示手段130に表示される画面の別の一例を示す図である。使用者が、図14に示す表示画面に基づいて、指示等を行った結果、図15のように、変更された保証期間及び保証コードが端末表示手段130に表示される。
以上のように、実施の形態2の製品管理システムによれば、製品管理端末装置100と製品管理サーバ300とが通信を行って、製品管理サーバ300において製品200の保証延長契約を行い、また、製品管理端末装置100が、製品管理サーバ300から送られる、保証延長契約によって変更された保証期間等のデータを情報提供媒体210の保証条件211cに書き込むようにしたので、例えば、製品購入と同時に販売店において、紙媒体を用いて保証変更契約を行わなくても、製品管理サーバ300と製品管理端末装置100との通信により、容易に保証変更契約を行うことができる。
保証変更契約においては、保証変更契約に係る費用を含む内容を端末表示手段130に表示させて、端末指示入力手段140からの指示を受け付けるようにすることで、契約を容易に行うことができる。また、保証変更契約に係る費用を、製品管理端末装置100がネットワーク400を利用した通信料金とともに支払えるようにすることで、支払いを容易に行うことができる。
ここでは、製品200の使用者が製品管理端末装置100の保証延長契約を行っているが、例えば販売店においても、製品管理端末装置100を利用した保証延長契約の処理を行うことができる。
ここで、延長できる保証期間を一種類に限定せずに、使用者が複数の延長期間(1年、3年、5年等)の中から希望する延長期間を選択できるようにしてもよい。さらに、一度保証変更契約を行った製品200に対して、変更後の保証期間中において、さらに保証期間を延長できるようにしてもよい。
実施の形態3.
図16は本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。図16において、図1と同じ符号を付している装置、手段等については、実施の形態1において説明したことと同様の処理等を行う。図16において、端末処理手段110は、サービス履歴変更処理部113を有している。サービス履歴変更処理部113は、製品データ211におけるサービス履歴211dの内容を変更し、変更した内容を製品管理サーバ300側に送る処理を行う。なお、図16には保証延長処理部112を図示していないが、実施の形態2と同様に保証延長処理部112を有する端末処理手段110でもよい。
上述した実施の形態1及び実施の形態2では、主として製品200の購入者が情報提供媒体210を利用することを前提として、製品情報の取得及び保証延長契約の変更を行うことについて説明した。本実施の形態では、製品200の修理等を行う作業者(サービスマン)が情報提供媒体210を利用する場合について説明する。特に、作業者が製品200における保証の状態及び修理後のサービス履歴の変更について説明する。なお、作業者が使用する製品管理端末装置100としては、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、例えば、スマートフォン、携帯電話等の携帯端末装置であるものとして説明する。
図17は本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100における製品200の修理に係る手順を示す図である。図17において、製品管理端末装置100が行うS21及びS22の処理については、基本的には、実施の形態1で説明したS1及びS2の処理と同様である。また、製品管理サーバ300におけるS31及びS32の処理についても、基本的には、実施の形態1で説明したS11及びS12の処理と同様である。ただし、製品管理サーバ300が製品管理端末装置100に送る製品管理情報321の内容については、異なる場合がある。例えば、実施の形態1において、マニュアル表示について説明したが、例えばマニュアルについて、製品200の使用者は通常の取扱説明書を参照することができる製品管理情報321を送るようにし、作業者は作業用マニュアルを参照することができる製品管理情報321を送るようにしてもよい。
図18は本発明の実施の形態3に係る端末表示手段130に表示される表示画面の一例を示す図である。端末処理手段110は、作業者によって初期表示画面(図5参照)のメニューのうち、「サービスマン専用ツール」が指示されると、端末表示手段130にパスワードを入力する認証画面を表示させる。そして、作業者によってパスワードが正しく入力された場合、端末処理手段110は、端末表示手段130に作業者用の表示画面(図18参照)を表示させる処理を行う。図18に示すように、端末処理手段110は、保証条件211c等に基づいて、製品200が保証期間内の製品であるかどうかを判断して表示している。また、作業者用の表示画面には、「修理完了」の項目が設けられている。
図19は本発明の実施の形態3に係る端末表示手段130に表示されるサービス履歴の書込に係る表示画面の推移の一例を示す図である。製品管理端末装置100の使用者となる作業者が、端末指示入力手段140を介して、図18に示した表示画面中の「修理完了」を選択指示する。端末処理手段110は、指示に基づいて、修理に係るサービス履歴(修理履歴)の書込(記録)を行うかどうかを確認する画面(図19(a))を端末表示手段130に表示させる(S23)。
さらに、作業者が、図19(a)に示す表示画面中の「書込」のボタンを押下することで、端末指示入力手段140を介して修理履歴を記録する旨を選択指示する。端末処理手段110は、指示に基づいて、修理履歴を記録する旨の画面(図19(b))を端末表示手段130に表示させる。また、製品データ入出力手段120は、製品200の情報提供媒体210に信号を送り、製品データ211のサービス履歴211dに、修理に係る日付のデータを追加変更させる(S24)。そして、端末処理手段110は、製品管理サーバ300にサービス履歴211dを含む信号を送る。ここで、端末処理手段110は、製品200を特定するために、製品ID211a等、製品データ211内の他のデータもサービス履歴211dとともに製品管理サーバ300に送る。
製品管理サーバ300の製品情報管理手段310は、製品管理端末装置100側から送られた信号に基づいて、製品管理情報記憶手段320を検索する(S33)。そして、対応する製品200の製品管理情報321におけるサービス履歴321dを変更する。
図20は本発明の実施の形態3に係る製品管理端末装置100において変更されたサービス履歴が端末表示手段130に表示される画面の一例を示す図である。図20に示すように、変更されたサービス履歴が端末表示手段130に表示される。
ここで、作業者専用の端末装置を使用して、情報提供媒体210及び製品管理サーバ300の修理履歴に係るデータを変更できるようにしてもよい。例えば、専用端末装置を使用した場合、上述した「サービスマン専用ツール」にアクセスする際のパスワード認証を省略させる等することで、作業性を向上させることができる。
実施の形態4.
図21は本発明の実施の形態4に係る製品管理端末装置100を中心とする製品管理システムの構成を示す図である。図21において、図16と同じ符号を付している装置、手段等については、実施の形態3において説明したことと同様の処理等を行う。図21において、端末処理手段110は、パスワード処理部114を有している。パスワード処理部114は、製品管理サーバ300側から送られる製品管理情報321に基づいて、情報提供媒体210に設定されたパスワードに係る処理を行う。なお、図21には保証延長処理部112を図示していないが、実施の形態2と同様に保証延長処理部112を有する端末処理手段110でもよい。
上述した実施の形態3では特に示さなかったが、例えば、改ざん等を防ぐため、記録されたデータの変更権限を認証するパスワード等を設定できる情報提供媒体210がある。このとき、設定されたパスワードに合致するパスワードを送った製品管理端末装置100が、情報提供媒体210の製品データ211の書込を行うことができる。そこで、本実施の形態では、情報提供媒体210にパスワードが設定されている場合について説明する。
図22は本発明の実施の形態4に係る製品管理情報記憶手段320が記憶する製品管理情報321の内容を説明する図である。図22に示すように、本実施の形態の製品管理情報記憶手段320は、アクセス制御パスワード321jを有している。ここで、アクセス制御パスワード321jは製品ID321a別に設定されたパスワードであり、製品200の製造者や製品管理サーバ300の管理者などによって予め設定されたパスワードである。なお、図22ではアクセス制御パスワード321jとして、アルファベットと数字とからなる文字列を示しているが、パスワードの形式はアルファベットと数字とからなる文字列に限定するものではない。
また、情報提供媒体210には製品ID211a別にパスワードが設定されており、製品管理情報321のアクセス制御パスワード321jに対応している。そして、特定の製品管理端末装置100(例えば、「サービスマン専用ツール」にアクセスした製品管理端末装置や作業者専用の製品管理端末装置など)が情報提供媒体210にアクセスした場合にのみ、製品200(製品データ211)に基づいて、製品管理サーバ300側から製品管理端末装置100側に製品管理情報321が送られる際、アクセス制御パスワード321jも送られる。
図23は本発明の実施の形態4に係る端末表示手段130に表示されるサービス履歴の書込に係る表示画面の一例を示す図である。図23に示す書込パスワードは図22に示すアクセス制御パスワード321jに対応している。図23は、製品200に係る書込パスワードを表示している点で、実施の形態3で説明した図19(a)と異なる。ここで、書込パスワードを端末表示手段130に表示させるかどうかは任意である。例えば作業者に書込パスワードを入力させる等の必要がない場合には、端末表示手段130に表示する必要はない。このような場合には、端末処理手段110が製品管理サーバ300から送られた書込パスワードのデータを製品データ入出力手段120に送る処理を実行すればよい。これにより、作業者は書込パスワードを意識することなく、シームレスに作業を行うことができる。
実施の形態5.
上述した実施の形態2等においては、製品200の保証期間の延長に係る保証延長契約について説明したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、製品200を構成する部品に関する保証の契約等、期間以外の保証内容を変更する契約においても適用することができる。
また、例えば実施の形態2のシステムでは、製品管理サーバ300の製品管理情報記憶手段320は、製品管理情報321として、ユーザー情報321iを記憶することについて説明した。ユーザー情報321iは、製品管理端末装置100の使用者に係るデータ及び決済に関するデータであるものとしたが、これに限定するものではない。例えば、製品管理端末装置100の使用頻度、マニュアル又はマニュアル内の項目等の参照頻度等を記憶することができる。これらを記憶しておくことにより、例えば、場合によってはメニュー項目の順序を入れ換えて表示する等、使い勝手の良い製品管理端末装置100にすることができる。
100 製品管理端末装置、110 端末処理手段、111 製品情報処理部、112 保証延長処理部、113 サービス履歴変更処理部、114 パスワード処理部、120 製品データ入出力手段、130 端末表示手段、140 端末指示入力手段、150 端末記憶手段、160 端末通信手段、200 製品、210 情報提供媒体、211 製品データ、211a 製品ID、211b 製品名、211c 保証条件、211d サービス履歴、300 製品管理サーバ、310 製品情報管理手段、320 製品管理情報記憶手段、321 製品管理情報、321a 製品ID、321b 製品名、321c 保証条件、321d サービス履歴、321e マニュアル、321f 製造期間、321g バージョンアップ情報、321h 延長保証、321i ユーザー情報、321j アクセス制御パスワード、330 製品管理通信手段、340 保証延長契約処理手段(契約処理手段)、400 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 製品管理端末装置と該製品管理端末装置と通信可能に接続した製品管理サーバとを備え、製品の保証に係る情報のデータを少なくとも管理する製品管理システムであって、
    前記製品管理サーバは、
    前記製品に係る保証情報のデータを含む製品管理情報を記憶する製品管理情報記憶手段と、
    前記保証情報を変更する保証変更契約の処理を行う契約処理手段と、
    前記契約処理手段で処理された前記保証変更契約に係るデータを前記製品管理情報記憶手段に記憶する製品情報管理手段とを有し、
    前記製品管理端末装置は、
    前記製品に付された情報提供媒体に記録された前記製品に係る情報のデータの読み出し、及び前記情報提供媒体に前記製品に係る情報のデータの書き込みを行う製品データ入出力手段と、
    指示が入力される端末指示入力手段と、
    該端末指示入力手段の指示に基づいて、前記製品データ入出力手段が前記情報提供媒体から読み出したデータ中の前記製品を識別するデータを前記製品管理サーバに送り、前記製品データ入出力手段に、前記製品管理サーバから送られる前記契約処理手段で変更された前記製品に係る保証情報のデータの書き込みを行わせる処理を行う端末処理手段と、
    該端末処理手段の処理に基づく表示を行う端末表示手段とを有し、
    前記情報提供媒体に、前記製品に対するサービス履歴情報に係るデータを前記製品に係る情報のデータに含めて書き込み可能であり、
    前記製品管理サーバの前記製品管理情報記憶手段は、前記製品に対応して、少なくともサービス履歴情報に係るデータの変更を許可するパスワードを記憶し、
    前記製品管理サーバは、送付可能であると判断した前記製品管理端末装置に前記パスワードを送り、
    前記製品管理端末装置は、送られた前記パスワードを前記製品データ入出力手段にそのまま送ることを特徴とする製品管理システム。
  2. 前記端末処理手段は、前記端末表示手段に、前記保証変更契約に伴う費用を含む内容を表示させて、前記端末指示入力手段から前記保証変更契約に係る指示を受け付け可能な状態とすることを特徴とする請求項1記載の製品管理システム。
  3. 前記製品管理端末装置は、前記端末指示入力手段からの前記保証変更契約に係る指示に基づいて、決済を行うためのデータをさらに前記製品管理サーバに送り、
    前記製品管理サーバにおいて、前記製品情報管理手段は、前記製品管理端末装置から送られた前記決済を行うためのデータを、前記製品を識別するデータと関連付けて、前記製品管理情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の製品管理システム。
  4. 前記保証変更契約に伴う費用を、前記製品管理端末装置による電気通信回線の利用に係る料金と共に支払い可能とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の製品管理システム。
  5. 前記製品管理サーバの前記契約処理手段は、変更した前記保証情報をコード化した保証コードを作成し、前記製品管理情報記憶手段は、前記保証コードを記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の製品管理システム。
  6. 前記製品管理端末装置は、前記端末指示入力手段からの前記保証変更契約に係る指示に基づいて、前記保証変更契約の契約者に関するデータをさらに前記製品管理サーバに送り、
    前記製品管理サーバにおいて、前記製品情報管理手段は、前記製品管理端末装置から送られた前記契約者に関するデータを、前記製品を識別するデータと関連付けて、前記製品管理情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の製品管理システム。
  7. 前記製品データ入出力手段は、電磁気的、光学的又は音により、前記情報提供媒体から前記製品に係る情報のデータを読み出すことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の製品管理システム。
  8. 前記製品の保証期間が、前記製品の製品生産年度に基づいて決定されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の製品管理システム。
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