JP6132482B2 - 液位検出装置 - Google Patents

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本発明は、液位を検出する液位検出装置に関する。
従来、タンク内に貯留する液体の液位を、気中と液中の静電容量の差で検知する静電容量方式により検出する液位検出装置が知られている(特許文献1、2、3参照)。
具体的に、特許文献1には、常時液中に浸漬された基準電極の電極間容量で液体の誘電率を算出し、この誘電率を用いて櫛歯電極の電極間容量から液位を検出することが示されている。
また、特許文献2には、各検出電極の引出し線間に発生する静電容量をキャンセルして、液位を検出するセンサ装置が示されている。
また、特許文献3には、第1電極対と第2電極対とが上下方向に位置ずれして配置され、液面の変位による配線の浮遊容量の変動を排除して液位を検出する液面レベルセンサが示されている。
特開昭63−79016号公報 特開2010−203871号公報 特開2007−40753号公報
しかしながら、従来の液位検出装置には、つぎのような問題があった。即ち、従来では、誘電率センサは、常に燃料中に浸漬していなげればならず、タンク底面に設置されていた。また、誘電率センサの形状が制限されるので、電極面積が狭く、誘電率センサによって検出される静電容量の精度は低かった。一方、検出される静電容量の精度を良くするためには、電極面積を大きく取る必要があるが、構造が大きくなってしまう。
また、沈殿物や混合液体に濃度勾配がある場合、誘電率に誤差が生じた。また、液位が高く濃度が一定でない場合、誘電率センサと液位センサとの誘電率補正値のズレが大きくなり、液位センサによって検知される静電容量に誤差を生じさせ、算出される液位の精度に誤差が生じる要因となった。
また、従来では、液位センサの電極は対向した形状を有する。液位センサを液中に浸漬した後に気中に露出させた場合、又は結露した場合、電極間に液濡れが生じてしまうおそれがあった。このため、液位センサが検出する静電容量は、この液濡れ分も含んでしまい、液位センサによって精度良く液面を検出することができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造を複雑にすることなく、検知部によって検知される静電容量の精度を上げることができ、精度の高い液位の検出が可能である液位検出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る液位検出装置は、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 液体の液位を検出する液位検出装置であって、
前記液体の深さ方向に延びるように配置される複数の検知部であって、該複数の検知部の各々と相手側電極との間の静電容量を検知可能であり、該複数の検知部の前記深さ方向における下端が同じ深さ位置にあり且つ上端が異なる深さ位置にあるように異なる長さを有する、複数の検知部と、
前記複数の検知部のうちの一つを検出用の検知部として用いるとき、前記検出用の検知部よりも前記上端が前記深さ方向の下側に位置する下位の検知部によって検出される静電容量、前記検出用の検知部の長さ及び前記下位の検知部の長さに基づき、仮に前記検出用の検知部が前記上端まで前記液体に浸漬された場合に前記検出用の検知部によって検知されると想定される参照静電容量を算出する、参照容量算出手段と、
前記参照静電容量、前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量及び前記検出用の検知部の長さに基づき、前記検出用の検知部の前記上端と前記下位の検知部の前記上端との間に液面が存在する前記液体の液位を算出する、液位算出手段と、
を備えること。
(2) 上記(1)の構成の液位検出装置であって、
前記検出用の検知部において前記液面よりも前記深さ方向の上側に液濡れが生じている場合の検知誤差を補正する、請求項1に記載の液位検出装置であって、
前記検出用の検知部よりも前記上端が前記深さ方向の上側に位置する上位の検知部によって検知される静電容量と前記検出用の検知部によって検知される静電容量との差、前記上位の検知部の長さと前記検出用の検知部の長さとの差、前記検出用の検知部の長さ、及び、前記参照静電容量に基づき、前記液濡れによる静電容量の増加分を前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量から差し引いた正味の静電容量を算出する、正味容量算出手段をさらに備え、
前記液位算出手段が、前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量に代えて、前記正味容量算出手段によって算出される正味の静電容量に基づき、前記液体の液位を算出すること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の液位検出装置であって、
前記液位算出手段が、前記複数の検知部のうち、実際に検知される静電容量が前記参照静電容量よりも小さくなる検知部を、前記検出用の検知部として用いること。
(4) 上記(1)または(2)の構成の液位検出装置であって、
他の検知部であって、前記複数の検知部の前記深さ方向における下端よりも該他の検知部の上端が前記深さ方向下側に位置するように配置された他の検知部を、更に備えたこと。
(5) 上記(1)または(2)の構成の液位検出装置であって、
前記液体が貯留するタンク内に設置され、前記複数の検知部の前記上端は、それぞれ前記タンク内の特定の高さに位置すること。
(6) 上記(1)または(2)の構成の液位検出装置であって、
前記複数の検知部は、基板の上に、同一の幅を有する薄板状に形成されたこと。
上記(1)から(6)の構成の液位検出装置によれば、構造を複雑にすることなく、検知部によって検知される静電容量の精度を上げることができ、精度の高い液位の検出が可能である。また、検知部によって検知される静電容量に対し、液濡れによる増加分を補正することができ、より精度の高い液位の検出が可能である。
本発明によれば、測定用の検知部の先端まで液体に浸漬された場合の参照静電容量を算出し、この参照静電容量、測定用の検知部による静電容量及び測定用の検知部の長さに基づき、測定用の検知部と下位の検知部との間まで浸漬する液体の液位を算出する。これにより、構造を複雑にすることなく、検知部によって検知される静電容量の精度を上げることができ、精度の高い液位の検出が可能である。また、検知部によって検知される静電容量に対し、液濡れによる増加分を補正することができ、より精度の高い液位の検出が可能である。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1の実施形態の液位検出装置である液位レベルモニタ10の構成を示す図である。 図2は、回路部15の構成を示す図である。 図3は、液位検出動作手順を示すフローチャートである。 図4は、ステップS3、S5、S7、S9における液位算出処理手順を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態のステップS3、S5、S7、S9における液位算出処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における液位検出装置について図面を用いて説明する。本実施形態の液位検出装置は、静電容量式により液位を検出する液位レベルモニタに適用される。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態の液位検出装置である液位レベルモニタ10の構成を示す図である。液位レベルモニタ10は、燃料タンク(単に、タンクという)7内に貯留するガソリン等の燃料(液体)の液位を検出するものであり、センサ部11及び回路部15から構成される。
センサ部11は、長方形の基板12を有し、タンク7内の鉛直方向に配置される。回路部15は、基板12の下端側に併設される。基板12には、その長手方向に5つのセンサ1〜5が薄板(薄膜を含む)状に形成されている。
センサ(検知部)1〜5は、それぞれ検知電極1a〜5aとこれらに対向するように配置された接地(GND)電極18とから構成される。検知電極1a〜5aは、同じ電極幅(電極ピッチ)で異なる電極長を有する。
センサ1は、水平方向の長さL1の検知電極1aを有し、タンク7の底部に水平に配置される。このセンサ1のタンク底面からの高さは、燃料無し(メータの「Empty」)の位置に相当する。
一方、センサ2、3、4、5は、センサ1に対して垂直方向に、つまり液面に対して垂直方向に配置されている。センサ2は、その下端がタンク7の底面から高さHに位置し、その先端が警告(メータの「Warning」)の高さとなる長さL2の検知電極2aを有する。
センサ3は、その下端がタンク7の底面から高さHに位置し、その先端がタンク7の1/2の高さとなる長さL3の検知電極3aを有する。センサ4は、その下端がタンク7の底面から高さHに位置し、その先端がタンク7の3/4の高さとなる長さL4の検知電極4aを有する。センサ5は、その下端がタンク7の底面から高さHに位置し、その先端が満タン(メータの「Full」)の高さとなる長さL5の検知電極5aを有する。
このように、センサ2〜5は、それぞれ高い検出精度が要求される高さ(特定の高さ)、つまりタンク7内のEmpty,Warning,1/2等の高さに先端が位置するように配置されているので、これらの近傍に位置する液位の検出精度を高めることができる。
また、センサ1、2、3、4、5はそれぞれ回路部15に接続されており、検知電極1a、2a、3a、4a、5a及び接地電極18間の各静電容量は、回路部15によって検知される。
図2は回路部15の構成を示す図である。回路部15は、切替回路21、静電容量検出回路23及び処理回路25を有する。切替回路21は、処理回路25からの信号に従って、センサ1〜5のいずれかに静電容量検出回路23への入力を切り替える。静電容量検出回路23は、静電容量値を周波数に変換するCF検出回路で構成され、検知電極1a〜5a及び接地電極18間をそれぞれコンデンサとするCR発振回路(例えばウィーンブリッジ型発振回路)の発振周波数から、センサ1〜5の静電容量を検出する。また、静電容量検出回路23は、静電容量に対応する発振周波数の信号を処理回路25に出力する。
処理回路25は、周知のCPU26、ROM27等を有し、静電容量検出回路23から出力される発振周波数の信号に対応するセンサ1〜5の各静電容量値に基づき、タンク7内の燃料の液位を検知し、この液位信号を液位メータ30に出力する。液位メータ30は、表示器で構成され、液位信号に従った液位を表示する。
上記構成を有する液位レベルモニタの動作を示す。図3は液位検出動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、処理回路25内のROM27に格納されており、CPU26によって実行される。
始めに、CPU26は、全てのセンサ1〜5の静電容量を計測する(ステップS1)。ここで、センサ1、2、3、4、5の静電容量値をそれぞれC1、C2、C3、C4、C5で表す。この静電容量値C1〜C5の計測では、切替回路21は、時分割にセンサ1〜5を切り替え、静電容量検出回路23に入力する。
そして、CPU26は、液位がいずれかのセンサの先端とこれより1段下位のセンサの先端との間に位置するかを判断する処理を行う。まず、CPU26は、参照静電容量Cref2を算出し、静電容量値C2がこの参照静電容量Cref2より小さいか否かを判別する(ステップS2)。
ここで、センサnの参照静電容量Crefnは、数式(1)で算出される(参照容量算出手段)。この参照静電容量Crefnは、そのセンサnの先端まで燃料が満たされていると想定した場合の静電容量値であり、1段下位に位置するセンサ(n−1)の静電容量Cn−1を参照した容量(長さ)比で算出される。ただし、nはセンサ番号を表し、値1〜5のいずれかである。
refn=Cn−1×Ln/Ln−1 ……(1)
静電容量値C2が参照静電容量Cref2より小さい場合、CPU26は、液位算出処理(n=2)を行い(ステップS3)、ステップS1の処理に戻る。一方、静電容量値C2が参照静電容量Cref2以上である場合、CPU26は、参照静電容量Cref3を算出し、静電容量値C3がこの参照静電容量Cref3より小さいか否かを判別する(ステップS4)。静電容量値C3が参照静電容量Cref3より小さい場合、CPU26は、液位算出処理(n=3)を行い(ステップS5)、ステップS1の処理に戻る。
一方、静電容量値C3が参照静電容量Cref3以上である場合、CPU26は、参照静電容量Cref4を算出し、静電容量値C4がこの参照静電容量Cref4より小さいか否かを判別する(ステップS6)。静電容量値C4が参照静電容量Cref4より小さい場合、CPU26は、液位算出処理(n=4)を行い(ステップS7)、ステップS1の処理に戻る。
一方、静電容量値C4が参照静電容量Cref4以上である場合、CPU26は、参照静電容量Cref5を算出し、静電容量値C5がこの参照静電容量Cref5より小さいか否かを判別する(ステップS8)。静電容量値C5が参照静電容量Cref5より小さい場合、CPU26は、液位算出処理(n=5)を行い(ステップS9)、ステップS1の処理に戻る。
一方、静電容量値C5が参照静電容量Cref5以上である場合、CPU26は、液位Hを、タンク7の底面からの高さ(最下測定液位)Hに検知電極5aの電極長L5を加算した値として算出する(ステップS10)。この後、CPU26はステップS1の処理に戻る。
このように、電極長の短いセンサから順次判断し、検出された静電容量値が参照静電容量より小さい場合、そのセンサの先端よりも下位に液位があると判断し、液位算出処理を行う。これにより、液位算出処理を行う測定用のセンサを簡単に特定することができ、処理の負荷を軽減することができる。
図4はステップS3、S5、S7、S9における液位算出処理手順を示すフローチャートである。CPU26は、センサnの静電容量値Cn、電極長Ln、最下測定液位H、参照静電容量Crefnを用い、タンク7内の液位Hを数式(2)に従って、算出する(ステップS21)。ただし、nはセンサ番号を表し、値1〜5のいずれかである。
H=Ln×Cn/Crefn+H ……(2)
この後、CPU26は元の処理に復帰する。
第1の実施形態の液位検出装置によれば、複数のセンサの各先端の静電容量値を基準に、それより下位のセンサの先端との間に位置する液位を算出するので、補正ズレが少なくて済み、精度の高い液位の算出が可能である。つまり、構造を複雑にすることなく、センサによって検知される静電容量の精度を上げることができ、精度の高い液位の検出が可能である。
また、最下位にあるセンサがタンクの底部に水平に配置され、常に浸漬しているので、気中に露出することなく低位側の静電容量値も正確に検知可能である。
また、複数のセンサは基板上に同じ幅を有する薄板状かつ同一平面に形成されているので、構造が単純であり、低コスト化が可能である。さらに、回路部が搭載された基板を併設することで、小型化が図られる。また、回路部を基板に形成し、この基板とセンサ部が有する基板とを一体化することも可能であり、より一層の小型化が図られる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、センサに液濡れが生じた際、この液濡れによる静電容量の検知誤差を補正する場合を示す。第2の実施形態の液位レベルモニタは第1の実施形態とほぼ同一の構成を有するので、前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を用いることで、その説明を省略する。また、第2の実施形態における液位検出動作においても、前記第1の実施形態における図3に示した手順は同じであるので、ここでは、前記第1の実施形態と異なる液位算出処理についてだけ説明する。
図5は第2の実施形態のステップS3、S5、S7、S9における液位算出処理手順を示すフローチャートである。
まず、CPU26は、検知電極のうち、気中に露出している部分の付着容量Cadを算出する(ステップS31)。ここで、付着容量Cadは、液濡れによる静電容量の増加分であり、数式(3)で表される。つまり、付着容量Cadは、液位計測に使用している検知電極と、その先端より上位に先端がある検知電極との静電容量の差分を、電極長の差分の比率で割ることにより求まる(付着容量算出手段)。
Cad=(Cn+1−Cn)/(Ln+1−Ln)×Ln ……(3)
ただし、この付着容量Cadは、液位検出に使用している検知電極が全く液に浸かっていないとした場合の付着容量に相当する。そこで、液に浸かっていない分だけの付着容量分を差し引いた、正味の静電容量値Cnetを、数式(4)に従って求める(ステップS32)。ステップS3の処理は正味容量算出手段に相当する。
net=(Cn−Cad)/(Crefn−Cad)×Crefn ……(4)
この正味の静電容量値Cnetを用い、数式(5)に従って、液位Lを算出する(ステップS33)。
H=Ln×Cnet/Crefn+H ……(5)
この後、CPU26は元の処理に復帰する。
第2の実施形態の液位検出装置によれば、センサ間の差分により液濡れによる静電容量の誤差を算出するので、センサによって検知される静電容量に対し、液濡れによる増加分を補正することができ、より精度の高い液位の検出が可能である。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、センサの数は5つであったが、これに限らず、任意の数であってもよく、数が多いほど、液位の検知精度が向上する。
また、上記実施形態では、参照静電容量を算出する際、測定用のセンサより1段下位にあるセンサによって検知される静電容量を用いることで検知精度を高めていたが、2段以降の下位にあるセンサによって検知される静電容量を用いることも可能である。
また、上記実施形態では、センサは基板上に薄板(薄膜を含む)状に形成されていたが、棒状等のブロック状に形成されてもよい。また、上記実施形態では、複数の検知電極は同じ電極幅を有していたが、静電容量の算出が可能である限り、異なる電極幅を有していてもよい。
また、上記実施形態では、複数の検知電極は、最下位を除き、それぞれの下端を揃えて配置されたが、必ずしも揃えることなく、上下方向にずらして配置されてもよい。
本発明は、液体の液位を検出する際、構造を複雑にすることなく、センサによって検知される静電容量の精度を上げることができ、精度の高い液位の検出が可能であり、有用である。
1、2、3、4、5 センサ
1a、2a、3a、4a、5a 検知電極
7 燃料タンク
10 液位レベルモニタ
11 センサ部
12 基板
15 回路部
18 接地(GND)電極
21 切替回路
23 静電容量検出回路
25 処理回路
26 CPU
27 ROM
30 液位メータ

Claims (4)

  1. 液体の液位を検出する液位検出装置であって、
    前記液体の深さ方向に延びるように配置される複数の検知部であって、該複数の検知部の各々と相手側電極との間の静電容量を検知可能であり、該複数の検知部の前記深さ方向における下端が同じ深さ位置にあり且つ上端が異なる深さ位置にあるように異なる長さを有する、複数の検知部と、
    前記複数の検知部のうちの一つを検出用の検知部として用いるとき、前記検出用の検知部よりも前記上端が前記深さ方向の下側に位置する下位の検知部によって検出される静電容量、前記検出用の検知部の長さ及び前記下位の検知部の長さに基づき、仮に前記検出用の検知部が前記上端まで前記液体に浸漬された場合に前記検出用の検知部によって検知されると想定される参照静電容量を算出する、参照容量算出手段と、
    前記参照静電容量、前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量及び前記検出用の検知部の長さに基づき、前記検出用の検知部の前記上端と前記下位の検知部の前記上端との間に液面が存在する前記液体の液位を算出する、液位算出手段と、
    を備える液位検出装置。
  2. 前記検出用の検知部において前記液面よりも前記深さ方向の上側に液濡れが生じている場合の検知誤差を補正する、請求項1に記載の液位検出装置であって、
    前記検出用の検知部よりも前記上端が前記深さ方向の上側に位置する上位の検知部によって検知される静電容量と前記検出用の検知部によって検知される静電容量との差、前記上位の検知部の長さと前記検出用の検知部の長さとの差、前記検出用の検知部の長さ、及び、前記参照静電容量に基づき、前記液濡れによる静電容量の増加分を前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量から差し引いた正味の静電容量を算出する、正味容量算出手段をさらに備え、
    前記液位算出手段が、前記検出用の検知部によって実際に検知される静電容量に代えて、前記正味容量算出手段によって算出される正味の静電容量に基づき、前記液体の液位を算出する、
    請求項1に記載の液位検出装置。
  3. 前記液位算出手段が、前記複数の検知部のうち、実際に検知される静電容量が前記参照静電容量よりも小さくなる検知部を、前記検出用の検知部として用いる、
    請求項1または請求項2に記載の液位検出装置。
  4. 他の検知部であって、前記複数の検知部の前記深さ方向における下端よりも該他の検知部の上端が前記深さ方向下側に位置するように配置された他の検知部を、更に備えた
    請求項1または請求項2に記載の液位検出装置。
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