JP6132355B2 - グリッド天井システム用の照明器具 - Google Patents
グリッド天井システム用の照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6132355B2 JP6132355B2 JP2014027029A JP2014027029A JP6132355B2 JP 6132355 B2 JP6132355 B2 JP 6132355B2 JP 2014027029 A JP2014027029 A JP 2014027029A JP 2014027029 A JP2014027029 A JP 2014027029A JP 6132355 B2 JP6132355 B2 JP 6132355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- plate
- led
- heat radiating
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
グリッド天井システムにおける各格子のサイズ(グリッドサイズ)は、建築モジュール(柱間隔)に合わせて、600mm角(3600mmモジュール)または640mm角(3200mmモジュール)とされるのが一般的であり、グリッド天井システムに使用される照明器具などの設備の外寸は概ねこのグリッドサイズと同サイズにされ、その配設位置もパターン化されている。たとえば、3200mmモジュールの場合には、6400mm×6400mmのスパンに、640mm角サイズの照明器具が8台配設されるのが一般的である。(たとえば特許文献1の図10参照)
また、かかるグリッド天井システムに適用される照明器具は、従来、蛍光ランプが光源となった照明器具が一般的であったが(たとえば特許文献2参照)、近年は、発光ダイオードを光源とする照明器具が普及しつつある。
特許文献3に開示された照明器具は、システム天井の天井バーに対して、発光ダイオードが発する熱を伝導するための熱伝導板が備えられ、当該熱伝導板に伝わる熱は金属製器具本体を介して天井バーに伝達されるように、光源ブロックが熱伝導板および器具本体を介して天井バーと熱的に結合されているという構成が提案されている。
上記課題を解決するための、この発明の請求項1に記載の照明器具は、グリッド天井システム用の照明器具であって、複数個のLEDが実装されたLEDアレイ、および前記LEDアレイの裏面側に設けられ、LEDアレイがマウントされて、LEDが発する熱がLEDの発光効率に影響を与えないように放熱をするための、所定の放熱能力を有する放熱板を備えた照明ユニットと、前記放熱板に連結され、前記照明ユニットを任意のケーシングに取り付けるための連結金具と、前記放熱板と連結金具との連結位置に介在され、放熱板の熱が連結金具へ伝達されることを阻止するための弾性断熱部材と、を含むことを特徴とする、照明器具である。
請求項3記載の発明は、前記照明ユニットは、LEDの発する光を拡散するための拡散板を有することを特徴とする、請求項1記載の照明器具である。
請求項5記載の発明は、前記放熱板は長手板状をなし、前記連結金具は、放熱板の長手方向両端近傍に設けられ、放熱板の長手方向と交差方向に、かつ、放熱板の板面と平行に延びる断面コ字状の金属体を含み、当該金属体は放熱板にビス止めされるものであり、前記断熱材は、ビスに外嵌されるゴムワッシャを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明器具である。
図1は、この発明の一実施形態に係る照明器具10が天井に設置された状態において、天井を下方から見上げた状態で示す照明器具10の下面図である。
図1を参照して、天井には、たとえばTバー1と称される取付用のバーが格子状に配置されている。
図2および図3は、Tバー1に取り付けられた照明器具10を天井面から取り外してそれを上面から見た図である。
ケーシング12の別の対向する一対の側板18に沿って、一対の照明ユニット13がそれぞれ取り付けられている。一対の照明ユニット13は、平面視において、中心線Cを挟んで左右に振り分けられ、対称に配置されている。ケーシング12には、各照明ユニット13に対応して、一対のステー19、20が内側に固定されている。一対のステー19、20は、中心線Cに平行に延びている。ケーシング12の側板18に近い外側ステー19は、水平方向に幅方向を沿わせた帯状部材(より正確には、両側縁を上方に折り曲げた断面偏平U字形の長尺部材)からなる。内側ステー20は、外側ステー19から照明ユニット13の幅に対応した間隔を開けて中心線C寄りに配置されており、鉛直方向に幅を沿わせた帯状部材(より正確には下縁をU字状に折り曲げた断面J字形の長尺部材)からなる。これら一対のステー19、20の間に、照明器具10の構成要素である一対のブラケット15が掛け渡され、一対のブラケット15によって照明ユニット13はケーシング12に取り付けられている。
照明ユニット13は、複数個のLED31が所定間隔で実装されたLEDアレイ32と、このLEDアレイ32がマウントされる放熱板14とを含んでいる。
放熱板14は、LEDアレイ32に配列された各LED31が発する熱を放熱するために必要なもので、所定の放熱能力を有する熱発散性の良い金属板、たとえばアルミニウム板で構成されている。ここで、所定の放熱能力とは、次の意味である。
放熱板14の上面には、一対のブラケット15が取り付けられる。一対のブラケット15は、放熱板14の長手方向両側寄りの位置に取り付けられる。
この実施形態の特徴は、ブラケット15と放熱板14の上面取付位置との間に弾性断熱部材としてのゴムワッシャ40が介在されていることである。ゴムワッシャ40は放熱板14からブラケット15へと伝わる熱の伝導をほぼ遮断する。さらに、ビス21とブラケット15との間にもゴムワッシャ40を介在させることによって熱の伝導をさらに遮断する。また、ゴムワッシャ40の弾性により、放熱板14とブラケット15との連結に余裕を持たせる。このため、照明ユニット13をブラケット15を介してケーシング12(具体的にはステー19、20)に装着する際に、その装着がよりスムーズにできる。
図5は、天井に装着した状態の照明器具10の断面図であり、図解的に示されたものである。
図5(A)(B)において、1はTバー、12はケーシング、13は照明ユニット、15はブラケット、16、18はケーシング12の側板、17は取付フック、19、20はステー、21はビス、40はゴムワッシャを表わしている。
図6は、この発明の他の実施形態に係る照明ユニット50の分解側面図である。
この実施形態に係る照明ユニット50は、紙面に垂直な方向に長手の形状をしている。照明ユニット50は、複数個のLED31が所定間隔で実装されたLEDアレイ32と、このLEDアレイ32がマウントされる放熱板14とを含んでいる。この実施形態では、放熱板14は、紙面に垂直方向に延びる多数のフィン141が形成された放熱板14とされている。公知の通り、放熱板14に多数のフィン141を形成することにより、その放熱性能は向上する。なお、フィン141は、放熱板14の長手方向に延びるように形成されているが、放熱板14の短手方向に延びるフィンであっても構わない。
放熱板14の上面の手前側および奥側の各端部には、固定金具52を介して弦巻ばね状の連結ワイヤ53が取り付けられている。より具体的には、放熱板14の上面の手前側および奥側の各端部に、固定金具52が一対のビス54によって固定されている。
固定金具52は、その長手方向中央部に連結環55を備えている。そして連結環55に連結ワイヤ53のループ部531が係合されている。連結環55とループ部531との係合は、隙間を有する自由状態で係合されている。従って、連結ワイヤ53は連結環55を中心に、前後方向に傾倒自在な連結態様となっている。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の設計変更を施すことが可能である。
10 照明器具
12 ケーシング
13、50 照明ユニット
14 放熱板
15 ブラケット(連結金具)
53 連結ワイヤ(連結金具)
31 LED
32 LEDアレイ
40 ゴムワッシャ(弾性断熱部材)
Claims (6)
- グリッド天井システム用の照明器具であって、
複数個のLEDが実装されたLEDアレイ、および前記LEDアレイの裏面側に設けられ、LEDアレイがマウントされて、LEDが発する熱がLEDの発光効率に影響を与えないように放熱をするための、所定の放熱能力を有する放熱板を備えた照明ユニットと、
前記放熱板に連結され、前記照明ユニットを任意のケーシングに取り付けるための連結金具と、
前記放熱板と連結金具との連結位置に介在され、放熱板の熱が連結金具へ伝達されることを阻止するための弾性断熱部材と、
を含むことを特徴とする、照明器具。 - 前記照明ユニットは、各LEDを囲むように設けられ、各LEDの発する光を所定の方向へ反射するための反射板と、
前記反射板の出射口に配置され、LEDの発する光を拡散するための拡散板とを有することを特徴とする、請求項1記載の照明器具。 - 前記照明ユニットは、LEDの発する光を拡散するための拡散板を有することを特徴とする、請求項1記載の照明器具。
- 前記放熱板は、前記LEDアレイがマウントされる面と反対面に放熱能力を向上させるためのフィンが形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
- 前記放熱板は長手板状をなし、
前記連結金具は、放熱板の長手方向両端近傍に設けられ、放熱板の長手方向と交差方向に、かつ、放熱板の板面と平行に延びる断面コ字状の金属体を含み、
当該金属体は放熱板にビス止めされるものであり、前記断熱材は、ビスに外嵌されるゴムワッシャ を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明器具。 - 前記連結金具は、弦巻ばね状の連結ワイヤであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027029A JP6132355B2 (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | グリッド天井システム用の照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027029A JP6132355B2 (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | グリッド天井システム用の照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015153634A JP2015153634A (ja) | 2015-08-24 |
JP6132355B2 true JP6132355B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=53895679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014027029A Active JP6132355B2 (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | グリッド天井システム用の照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6132355B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841616Y2 (ja) * | 1977-11-28 | 1983-09-20 | 積水樹脂株式会社 | 照明器具付天井 |
JP2000156115A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Nitto Boseki Co Ltd | システム天井用照明ユニット |
JP5308125B2 (ja) * | 2008-11-11 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | 照明器具 |
JP5374396B2 (ja) * | 2010-01-19 | 2013-12-25 | パナソニック株式会社 | 照明器具 |
JP5641789B2 (ja) * | 2010-06-07 | 2014-12-17 | 三菱電機株式会社 | 光源モジュール及び照明装置 |
JP5600607B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2014-10-01 | パナソニック株式会社 | Led照明器具 |
-
2014
- 2014-02-14 JP JP2014027029A patent/JP6132355B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015153634A (ja) | 2015-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5368774B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2008176996A (ja) | 照明装置 | |
KR101369422B1 (ko) | 엘이디 조명등 | |
JP2019212533A (ja) | 照明装置 | |
JP2013182855A (ja) | 照明器具 | |
JP6586306B2 (ja) | Led照明器具 | |
JP5018668B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2012160264A (ja) | 照明器具 | |
JP2009037820A (ja) | 照明装置および照明器具 | |
JP5308125B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6132355B2 (ja) | グリッド天井システム用の照明器具 | |
JP5789565B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5740569B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2014212076A (ja) | 照明器具 | |
JP4961048B2 (ja) | 照明器具 | |
KR20120049070A (ko) | Led 조명 장치의 체결 구조 | |
JP6315757B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2018055794A (ja) | 照明装置 | |
JP6551675B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6158033B2 (ja) | 照明装置 | |
JPH09293411A (ja) | 断熱施工用埋込型照明器具 | |
JP2012049079A (ja) | 照明器具 | |
JP2010277834A (ja) | 天井用放射パネルを使用した天井照明装置 | |
JP2010118188A (ja) | 照明器具 | |
JP2020042919A (ja) | 照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6132355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |