JP6158033B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明はLED照明装置に関する。
現在、照明業界では、従来の光源を用いた照明装置から、発光効率が良く省エネルギーなLED光源を用いた照明装置(以下、LED照明装置)への切り替えが進んでいる。
従来、工場などの高い天井を有する場所に用いられる照明装置には、電灯よりも長寿命であり、かつ明るく照射することのできる水銀灯が用いられていた。ただし、LED照明装置は、水銀灯と比べ長寿命であること、水銀灯と同様に明るく照射することができること、水銀灯よりも始動性が良いこと、水銀灯よりも消費電力を減らすことができること、などの利点があるため、工場などの高い天井を有する場所に用いられる照明装置にもLED照明装置への切り替えが望まれている。
工場などの高い天井を有する場所に用いられるLED照明装置としては、特許文献1のような構造を有するものがある。
特開2013−4168号公報
ところで、長寿命のLED照明装置を提供するためには、光源部の放熱性を向上させる必要があるが、そのためには発熱が集中する光源部の放熱が課題である。
特許文献1は、放熱フィンにおける一部分を他の部分よりも高くして放熱性の向上を図ることが記載されているが、更なる放熱性の向上が望まれている。
本発明は放熱をし易くすることが出来る構造の照明装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、本体と、光源と、を有し、前記光源は、ヒートシンクを上部に有し、下部にLEDを備え、前記光源と前記本体とは、前記ヒートシンクが前記本体の上端より露出するよう取り付けられる照明装置において、前記ヒートシンクは、略板状で同一方向を向く複数の凸部からなる凹凸部を有し、前記本体には3つ以上の光源が一列となるように接続され、前記3つ以上の光源のうち、両端の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きと、両端以外の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きとが異なり、前記3つ以上の光源のうち両端の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きが、両端以外の光源におけるヒートシンクを向く

本発明によれば、放熱をし易くすることが出来る構造のLED照明装置を提供することができる。
本発明に係る照明装置の側面図。 床面方向から見た際の本発明に係る照明装置の全体斜視図。 天井方向から見た際の本発明に係る照明装置の全体斜視図。 図1とは異なる向きの照明装置の側面図。 アームの上部を取り除いた状態で天井方向から見た際の照明装置の斜視図 本発明に係る照明装置の分解斜視図。 アームの上部を取り除いた状態で天井方向から見た際の照明装置の斜視図 角形のヒートシンクをアームと平行に配置した場合の一例である。 (a)A1−A1断面の流束分布である。(b)B1−B1断面の流束分布である。 角形のヒートシンクを互い違いに配置した場合の一例である。 (a)A2−A2断面の流束分布である。(b)B2−B2断面の流束分布である。 山形のヒートシンクを互い違いに配置した場合の一例である。 (a)A3−A3断面の流束分布である。(b)B3−B3断面の流束分布である。 (a)ガードを取り付けた状態の本発明に係る照明装置の側面図(b)ガードを取り外した状態の本発明に係る照明装置の側面図(c)図14(a)のガード固定部の拡大図(d)図14(a)のガード取付部の拡大図 拡散カバーの取付を示した斜視図 本体側板の斜視図 (a)本発明に係る照明装置の底面図(b)筒部材の底面図(c)筒部材の側面図 (a)本発明に係る照明装置の斜視図(b)筒部材の斜視図
本発明の実施形態に係る照明装置100は、下記の構成を特徴とするものである。本体21と、光源19と、を有し、光源19は、ヒートシンク8を上部に有し、下部にLEDを備え、光源19と本体21とは、ヒートシンク8が本体21の上端より露出するよう取り付けられる照明装置において、ヒートシンク8は、略板状で同一方向を向く複数の凸部からなる凹凸部を有し、本体21には3つ以上のヒートシンク8が一列となるように接続され、3つ以上のヒートシンク8のうち、両端のヒートシンク8の凹凸部の向きと、両端以外のヒートシンク8の凹凸部の向きとが異なることで、放熱をし易くすることが出来る照明装置を提供することができることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態にかかる照明装置100の構成を添付の図1〜図6を用いて説明する。また、実施形態内の説明の便宜上、図示しない天井側を上側、床面側を下側とする。
照明装置100は、建築物、主に工場の内部の天井面などの高い天井を有する場所に用いられる。照明装置100は、建築物に設けられた屋内配線器具と接続されることで外部電源と接続されるとともに所定の位置に固定されて使用されるものである。なお、使用位置の位置はこの限りでない。
図1は、照明装置100の側面図である。後ほど詳述するが、照明装置100は、アーム1と、点灯装置20と、光源19と、本体21と、から構成されている。図2は、図示しない天井面に設置された照明装置100を床面方向から見た際の照明装置100の全体斜視図である。図3は、照明装置100を天井方向から見た際の照明装置100の全体斜視図である。図4は、図1とは異なる向きの照明装置100の側面図である。図5は、アーム1の上部を取り除いた状態で天井方向から見た際の照明装置100の斜視図である。図6は、照明装置100の分解斜視図である。図7は、アーム1の上部を取り除いた状態で天井方向から見た際の照明装置100の斜視図である。図8は、角形のヒートシンク8’をアーム1と平行に配置した場合の一例である。図9(a)は、図8のA1−A1断面の流束分布である。図9(b)は、図8のB1−B1断面の流束分布である。図10は、角形のヒートシンク8’を互い違いに配置した場合の一例である。図11(a)は、図10のA2−A2断面の流束分布である。図11(b)は、図10のB2−B2断面の流束分布である。図12は、山形のヒートシンク8を互い違いに配置した場合の一例である。図13(a)は、図12のA3−A3断面の流束分布である。図13(b)は、図12のB3−B3断面の流束分布である。
図1に示すように、アーム1は、側面視で略凹形状となるよう形成された部材である。アーム1は、板状の天井部1aと、天井部1aの両端部とは略垂直になるよう設けられた板状のアーム部1bと、天井部1aとアーム部1bとをつなぐ傾斜部1cと、からなる。天井部1aとアーム部1bと傾斜部1cとにより、側面視で略凹形状となるように形成されている。アーム1は、照明装置100全体の重さを支えるために、重量に耐えうる材料で形成することが望ましい。また、照明装置100においては、アーム1の天井部1aのみが天井と(建造物と)接する。照明装置100から発せられた熱を建造物に伝える際は、アーム1を介して伝熱することになる。そのため、アーム1は伝熱性の良い材料で形成することが望ましい。伝熱性が良く、重量に耐えうる材料ということで、アーム1は鉄などの材料で形成することが望ましい。なお、鉄で形成した場合、点灯装置20と、光源19と、本体21のアースの連続性を有することができる。なお、アーム1により、照明装置100全体の重さを支えられれば良く、厚さや長さ、形状、材料を特に定めるものではない。
図6に示すように、点灯装置20は、上板2と、点灯回路4と、下箱5と、から構成されている。点灯装置20の外観は略直方体形状である。上板2は、略長方形の板状の部材である。下箱5は、上面が開口した略直方体の形状の部材である。上板2と下箱5とが接続され略直方体形状の部品となる。点灯回路4は、上板2と下箱5とで形成される略直方体形状の部品の内部に収められる。ただし、上板2と下箱5とで形成される略直方体形状の部品は、内部に点灯回路4を収めることができる形状であればこの限りではない。また、建造物の外で用いる場合も考慮し、点灯装置20は必要に応じて防水構造をとってもよい。
図1、3、4、5に示すように、ヒートシンク8は先端中央を突起させた山型形状である。ヒートシンク8は、略板状の平板部と、平板部の一面に設けられる凹凸部と、からなり、全体として山型形状となっている部材である。凹凸部における凸部は略板状であり、複数の凸部が平板部から略垂直となるよう突出している。複数の凸部が設けられる向きは同一である。そのため、凹部も同一方向を向く。山型形状とすることにより、中央に位置するLED10からの熱と外部空気が接触し放熱し易いという効果を奏する。
ここで、山型形状とは、凸部の平板部からの高さを1つずつ変更し、中央に位置する凸部から両端に位置する凸部に行くに従い低くなるように設けたことで形成される形状である。本実施形態ではこちらを山型形状としている。こちらでは、凸部同士で重ならない部分が増えるため、外部空気と接する部分が増え、冷却効果を更に高めることが出来るという効果を奏する。
または、山型形状とは、個々の凸部における平板部からの高さを中央から端部に行くに従い低くなるようにし、その凸部を複数設けることで形成される形状である。なお、山型形状をこちらの形状とすると、ヒートシンク8を押出成型にて容易に加工ができるという効果を奏する。
図6に示すように、光源19は、ヒートシンク8と、LED10と、LED係止板11と、から構成されている。前述の通り、ヒートシンク8の平板部の一面には凹凸部が設けられているが、ヒートシンク8の平板部の他面には、LED10が取り付けられる。LED10とヒートシンク8とは絶縁材(図示無し)を介して接続され、LED係止板11によりLED10はヒートシンク8に固定されている。LED10は、基板と、基板上に載置された発光素子と、から構成されている。発光素子で発生した熱は、基板、絶縁材(図示無し)を介し、ヒートシンク8へと伝わる。ヒートシンク8まで伝わった熱は、ヒートシンク8の凹凸部により外部空気に触れ、放熱される。なお、ヒートシンク8からの放熱効果を奏するものであれば、この形状に限らない。ヒートシンク8は、その役割上、放熱性の良い材料で形成することが望ましい。また、全体重量の関係もあるため、なるべく軽い材料で形成することが望ましい。よって、ヒートシンク8はアルミなどの材料で形成することが望ましい。
図6に示すように、本体21は、本体支持部材12と、反射筒14と、筒部材15と、本体側板16と、透光カバー17と、本体前後板18と、から構成されている。
本体支持部材12は、略板状の本体底板部13と、本体支持部と、からなる。本体底板部13は、略板形状の部分である。本体底板部13には筒部材15を取り付ける本体底板部開口部13aが設けられている。本体底板部開口部13aは光源19の数と同じ数となるよう設けられている。本体支持部は、本体底板部13の端部に、本体底板部13から略垂直となるように設けられている板状の部分である。本実施形態においては、本体支持部はアーム部1bと同じ数となるように設けられている。
反射筒14は、上面から下面に向かって徐々に断面積が広がる略円筒形状の部材である。反射筒14の上面と下面には開口を有している。また、反射筒14の内面は、鏡状になっている。反射筒14の上面側には光源19が取り付けられ、光源19からの光を反射し下方(床面方向)に導く効果を奏する。
筒部材15は、略円筒形状の部材である。筒部材15の上面と下面には開口を有している。筒部材15の内径は反射筒14の外形と略等しく、反射筒14を内部に係止することができる形状である。
反射筒14を内部に備えた状態の筒部材15と、本体底板部13と、が接続される。筒部材15が接続される位置は、本体底板部13の本体底板部開口部13aが筒部材15の開口に臨む位置である。
本体側板16は、上面と前後面とが開口した略直方体形状の部材である。本体側板16は、下面に反射筒14の下面開口が臨むような本体側板開口部16aを有している。本体前後板18は略板状の部材である。本体側板16と本体前後板18と本体支持部材12とが接続されることにより、略直方体形状を形成し、その内部に反射筒14と筒部材15とLED10とLED係止板11と透光カバー17とを備えている。なお、これらを内部に備えることが出来れば、略直方体形状に限るものではない。
本実施形態では、対向する2つの本体前後板18の間に、2つの本体側板16が距離を開けて設けられている。照明装置1を組みたてたときに2つの本体側板16の間に、2つの本体側板16の壁と2つの本体前後板とによりできる□形状の開口を照明装置100における開口部30とする。開口部30を設けたことによる効果については後述する。
透光カバー17の材料としてはガラス、プラスチックなど透光性の材料であれば良い。
図1〜図4に示すように、点灯装置20は、アーム1のアーム部1bに接続されている。本実施形態においては、点灯装置20が直方体形状をしていることから短辺側の板部がアーム部1bと接続されている。点灯装置20とアーム1とを接続することで、点灯回路4からの熱を、上板2、下板5を介してアーム部1bに伝えることが可能となる。
図1〜図5に示すように、アーム1のアーム部1bと、本体支持部材12の本体支持部と、がネジで接続される。これにより、本体21とアーム1とが接続される。本実施形態では、アーム部1b側から見た際に、アーム1の天井部1aと、本体支持部材12の本体底板部13とは略平行となるように接続されている。
図1〜図5に示すように、光源19と、本体21とは、本体支持部材12の本体底板部13にヒートシンク8をネジ止めすることで接続される。光源19と本体21との接続の際、本体支持部材の開口部からLED10が臨むように、かつヒートシンク8は本体21の上部に位置するように接続される。
ヒートシンク8(光源19)は、アーム1のアーム部1bの板の向き(上下方向)と、ヒートシンク8の凹凸部における凸部が設けられる方向が異なる向きとなるように、本体21に取り付けられている。本実施形態では、1つの本体底板部13に3つのヒートシンク8が接続されている。3つのヒートシンク8は一列となるように並べられ、かつ3つのヒートシンク8が、凹凸部の向きが異なるように本体底板部13に接続されている。3つのうちの両端のヒートシンク8はアーム1の天井部1aの向きと同じ向き(本体底板部13の長手方向の向きと同じ向き)となるように接続され、3つのうちの中央のヒートシンク8はアーム1の天井部1aの向きと直交する向き(本体底板部13の短手方向の向きと同じ向き)となるように接続されている。
3つのヒートシンク8が、凹凸部の向きが異なるように本体底板部13に接続されていることによる効果については後述する。
照明装置100を点灯した際、照明装置100において最も温度が高い部分は、ヒートシンク8である。そのため、ヒートシンク8を冷却することで照明装置100全体の温度を下げることができる。ヒートシンク8を冷却する方法としては、ヒートシンク8からの放熱、またはヒートシンク8からどこかへ伝熱がある。照明装置において、熱と照射効率には相関関係があり、熱を下げることで照射効率の低下を抑制することができる。
ヒートシンク8を放熱するためには、ヒートシンク8の回りの空気が滞留しないことが望ましい。照明装置100を点灯させたとき、ヒートシンク8の温度が上昇するため、ヒートシンク回りの空気はヒートシンク8からの放熱により暖められ、上昇する。ヒートシンク8近傍の空気に熱対流を起こし、熱対流を促進する構造をとることでヒートシンク8の冷却を促進することが可能となる。
ここで、開口部30を設けたことによる効果について説明する。前述のように、開口部30は、2つの本体側板16の間にできる開口である。2つの本体側板16のそれぞれの底面部には本体支持部材12における本体底板部13が接続されている。また、本体底板部13にはヒートシンク8が3つずつ設けられている。よって、開口部30は、一方の本体底板部13に設けられたヒートシンク8(以下、一方のヒートシンク)と、他方の本体底板部13に設けられたヒートシンク8(以下、他方のヒートシンク)との間に設けられているということもできる。上記のように一方のヒートシンク8と他方のヒートシンク8との間に□形状の開口部30を設けることにより外部からの空気を取り込み易くする効果が発生する。ヒートシンク8からの放熱により暖められた空気は上昇していき、熱対流を起こすことができる。図5には、熱対流の様子を示す。照明装置100の外部から開口部30に入り込む空気は、流路Aのように流れ、ヒートシンク8により暖められ上昇し、開口部30から流路Bのように出ていく。このように、流路Aから流路Bのようになる熱対流により、ヒートシンク8周りの空気を冷却することができ、ヒートシンク8の冷却を促進することが可能となる。
ここで、ヒートシンク8が、凹凸部の向きが異なるように本体底板部13に接続されていることによる効果について説明する。前述のように、ヒートシンク8は、凹凸部を有し、本体21には3つのヒートシンク8が一列となるように設けられ、3つのヒートシンク8のうち両端のヒートシンク8の凹凸部の向きと、3つのヒートシンク8のうち中央のヒートシンク8の凹凸部の向きとが異なる。
上記のように、3つのヒートシンク8のうち両端のヒートシンク8の凹凸部の向きと、3つのヒートシンク8のうち中央のヒートシンク8の凹凸部の向きとが異なることにより外部からの空気を取り込み易くする効果が発生する。ヒートシンク8からの放熱により暖められた空気は上昇していき、熱対流を起こすことができる。熱対流により、ヒートシンク8周りの空気を冷却することができ、ヒートシンク8の冷却を促進することが可能となる。
本実施形態では、特に図7に示すように、3つのうちの両端のヒートシンク8はアーム1の天井部1aの向きと同じ向き(本体底板部13の長手方向の向きと同じ向き)となるように接続され、3つのうちの中央のヒートシンク8はアーム1の天井部1aの向きと直交する向き(本体底板部13の短手方向の向きと同じ向き)となるように接続されている。照明装置100の周囲からヒートシンク8に入り込む空気のうち、本体前後板18のある側の側部から照明装置100に入り込む空気は、両端のヒートシンク8の凹凸部に入り、両端のヒートシンク8からの放熱により暖められ上昇する。
ここで、本体前後板18のない側の側部から照明装置100に入り込む空気は、中央のヒートシンク8の凹凸部に入り、中央のヒートシンク8からの放熱により暖められ上昇し、流路Dのように流れる。
両端のヒートシンク8を通過するうちに温められ上昇する空気は、中央のヒートシンク8の凹凸部に当たること、また流路Dの上昇の流れに当たることにより、更に上昇し、流路Cのように流れる。
上記のように、3つのヒートシンク8のうち両端のヒートシンク8の凹凸部の向きと、3つのヒートシンク8のうち中央のヒートシンク8の凹凸部の向きとが異なり、かつ3つのヒートシンク8のうち両端に位置するヒートシンク8の凹凸部の向きが、中央に位置するヒートシンク8を向くように接続することで、熱対流を更に促進することができる。熱対流を更に促進することができるため、ヒートシンク8の冷却を更に促進することができるという効果を奏する。
ここで、上述までの山形のヒートシンク8ではなく、角形のヒートシンク8’を互い違いに配置した場合の効果について、図8から図11を用いて説明する。図8は角形のヒートシンク8’をアーム1の天井部1aと平行に配置した場合、図10は角形のヒートシンク8’を互い違いに配置した場合の構造である。角形のヒートシンク8’の素材をアルミニウム合金、角形のヒートシンク8’の表面を黒アルマイト処理、LED10が搭載されているLED基板1個当たりの発熱量を48.2W、角形のヒートシンク8’とLED基板の間の熱抵抗を設定して熱解析を行った場合の流線を図2に示す。図9(a)に示すように、中央側からの空気の流れは、点灯装置20の底面とぶつかり、渦を巻いている。また、図9(b)に示すように、左右に配置されたヒートシンク8’は外側から空気が入ってくるが、中央に配置されているヒートシンク8’へ入る空気は少ない。図8の角形のヒートシンク8’をアームと平行に配置した場合のLED基板の平均温度は、左右が94℃、中央が97℃と中央が高い計算結果を得た。
図10に示すように角形のヒートシンク8’を配置した場合の流線を図11に示す。図11(a)に示すように、外側からも中央側からも空気の流れがあり、点灯装置20の底面とほとんどぶつからずに、空気が流れている。また、図11(b)に示すように、左右に配置されたヒートシンク8’は外側から空気が入って流れており、図11(a)に示すように、中央に配置されているヒートシンク8’にも、外側から空気が入って流れている。図10の角形のヒートシンク8’を互い違いに配置した場合のLED基板の平均温度は、左右が93℃、中央が92℃であった。図10に示すように、ヒートシンク8’を互い違いに配置することにより、外側から空気が流れるためLED基板の温度を低減することができる。LEDは温度が低くなると、寿命が伸び、効率が上がる。
山形のヒートシンク8を互い違いに配置した場合の効果について、図10から図13を用いて説明する。山形のヒートシンク8の効果を確認するために、山形のヒートシンク8は角形のヒートシンク8’の同体積、同表面積の形状とした。
図12に示すように山形のヒートシンク8を互い違いに配置した場合の流線を図13に示す。図13(a)に示すように、外側からも中央側からも空気の流れがあり、点灯装置20の底面とほとんどぶつからずに、空気が流れている。また図13(b)に示すように、左右に配置されたヒートシンクは外側から空気が入って流れており、図13(a)に示すように、中央に配置されているヒートシンクにも、外側から空気が入って流れている。図12の山形のヒートシンク8を互い違いに配置した場合のLED基板の平均温度は、左右中央すべて90℃であった。図11の角形のヒートシンク8’を互い違いに配置し場合と比較すると、山形のヒートシンク8を互い違いに配置した場合は、放射能力が約3%増加しているので、LED基板の温度を低減させることができる。LEDは温度が低くなると、寿命が伸び、効率が上がる。
また、本実施形態においては、アーム1に対して本体21上面が垂直となるように設けているが、この限りではない。アーム1に対して本体21上面が垂直以外の角度を有するように設けることも可能である。例えば、アーム1に対して本体21上面が30度となるように設けることが可能である。このように設けることで、光源19の照射方向もアーム1の天井面に対して30度傾けることが可能となり、所望の角度とすることが可能となる。
ヒートシンク8は、図6、7に示すように、凸部両端を低くし、中央に行くに従い徐々に高くすることにより、本体外からの空気を取り込み易くことが出来る。
また、ヒートシンク8手前の本体底板部13は平坦としており、本体外からの空気を清流させ安定した放熱を行うことが出来る。
また、ヒートシンク8は、図8に示すように、本体底板部13の上に複数配置することが出来、アーム1に平行となる凹部は、同一線上に配置することにより、本体外からの空気を両端から均一に呼び込み、中央へ集中させることにより、上方へ対流させることにより、発熱を低減することが出来る。
図14(a)〜(d)に示すように、本実施形態の照明装置100には、ガード40を設けても良い。ガード40を設けることで、本体の下方向からの衝撃から照明装置100の照射部を守ることができる。例えば、体育館で用いられるボールなどによる衝撃から照明装置100の照射部を守ることができる。
ガード40は、格子状の部材である。ガード40には、ガード40を照明装置100に取り付けるためにガード固定部40aとガード取付部40bとが設けられている。ガード固定部40a及びガード取付部40bは、ガード40を本体前後板18に設けられた受け孔(図示せず)に取り付けるために同じ方向を向いて突出する部分である。ガード固定部40aは本体前後板18の内側から、ガード取付部40bは本体前後板18の外側から、受け孔に一方向から勘合し、ガード固定部40aを本体前後板18の外側からナット41によってナット止めすることで、ガード40を照明装置100に容易に取り付けることができる(図14(c)(d)参照)。
図15に示すように、光を拡散し、配光を広げるために拡散カバー50が設けられても良い。拡散カバー50を取り付ける際は、3つの光源を同時に覆うような形状の拡散カバー50を、外部からカバー枠51で覆い、本体前後板18とカバー枠51とを固定することで取り付けることができる。
図16に示すように、本体側板16の側面の隅には内側に凸となるエンボス16bが設けられている。エンボス16bは、透光カバー17を仮固定するためのものであるため、本体側板16の底面からある程度の距離をもった状態で設けられている。本体側板16の側面にエンボス16bを設けることにより、エンボス16bと本体側板16の本体側板開口部16aを形成する下面との間で透光カバー17を挟み込むことで、照明装置100の組み付け前の仮固定ができ、また、組み付け後もネジ等を使用することなく、がたつきを防止することができるという効果を奏する。
図17,18に示すように、筒部材15及び反射筒14は、外周の一部に切り欠き15a(14a)を設けても良い。外周の一部を切り欠くことにより、光源の間隔を広げることなく配光を制御することができるという効果を奏する。
本実施形態において、1つの本体底板部13に設けるヒートシンク8の数を3つ、開口部の数を1つなど、構成部品、部分の数を規定したがこの限りでない。同様の効果を奏するものであれば、数は増減してもよい。
1 アーム
1a 天井部
1b アーム部
1c 傾斜部
2 上板
4 点灯回路
5 下板
8、8’ ヒートシンク
10 LED
11 LED係止板
12 本体支持部材
13 本体底板部
13a 本体底板部開口部
14 反射筒
15 筒部材
15a 切り欠き
16 本体側板
16a 本体側板開口部
16b エンボス
17 透光カバー
18 本体前後板
19 光源
20 点灯装置
21 本体
30 開口部
40 ガード
40a ガード固定部
40b ガード取付部
50 拡散カバー
51 カバー枠
100 照明装置
A,B,C,D 流路

Claims (3)

  1. 本体と、光源と、を有し、前記光源は、ヒートシンクを上部に有し、下部にLEDを備え、前記光源と前記本体とは、前記ヒートシンクが前記本体の上端より露出するよう取り付けられる照明装置において、
    前記ヒートシンクは、略板状で同一方向を向く複数の凸部からなる凹凸部を有し、
    前記本体には3つ以上の光源が一列となるように接続され、
    前記3つ以上の光源のうち、両端の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きと、両端以外の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きとが異なり、
    前記3つ以上の光源のうち両端の光源におけるヒートシンクの凹凸部の向きが、両端以外の光源におけるヒートシンクを向くことを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記ヒートシンクの凹凸部は山形形状であり、前記ヒートシンクは押出成型であることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1又は2に記載の照明装置は、アームを有し、
    前記本体は、本体支持部材を有し、
    該本体支持部材は、略板状で前記光源が接続される本体底板部を2つ備え、
    前記アームは、該アーム側から見た際に、アームと本体支持部材とが略平行となり、かつ2つの本体支持部材間に位置するよう前記本体に取り付けられることを特徴とする照明装置。
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