JP6132212B2 - エンジン用のピストンロッドを囲む密封手段に対する負荷を減少させる方法、およびこのようなエンジン - Google Patents
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Description
Claims (30)
- クロスヘッドタイプの大型の2サイクルディーゼルエンジンであって、クランクケース(1)と少なくとも1つのシリンダ(3)とを有し、前記シリンダ(3)が、周囲の捕集チャンバ(7)内で延び、かつ前記捕集チャンバ(7)のチャンバ底部(8)上方で終端するシリンダライナ(4)を含み、前記チャンバ底部(8)が前記捕集チャンバ(7)をクランクケース(1)から分離し、前記シリンダライナ(4)内で上下移動するピストン(5)を、前記クランクケース(1)内に配置された対応するクロスヘッド(10)に接続し、かつ前記チャンバ底部(8)に設けられたシールパッキン(15)を貫通するピストンロッド(11)が設けられるエンジンにおいて、中間壁構造(19)が前記チャンバ底部(8)に設けられ、前記ピストンロッド(11)、前記シールパッキン(15)、および前記中間壁構造(19)が、前記シリンダライナ(4)の内部へ向かう方向に開いた隙間(36)を画定し、前記ピストンの上昇ストロークの開始中に発生し、かつ前記シリンダライナ(4)の下縁部を通過する送風が、前記中間壁構造(19)によって半径方向から軸方向の外側へ逸れるように、前記中間壁構造(19)が構成されることを特徴とするエンジン。
- 嵌合するシリンダライナ内で往復する少なくとも1つのピストンを有し、前記シリンダライナの端部が捕集チャンバに露出され、前記捕集チャンバの壁構造が前記ピストンのロッドの周りに前記密封手段を備え、前記ロッドが前記ピストンと同期して前記密封手段を通して軸方向に移動して、前記捕集チャンバを、前記ピストンロッドの一部も内部に露出される他の空間から分離し、および/またはピストンリングが通る前記シリンダライナの走行面が、流動性物質により処理され、物質の余剰分が、前記シリンダライナの領域から放出され、前記捕集チャンバ内のガス状媒体が、その回転流によって、放出された流動性物質の粒子を前記ピストンロッド側へ向けるエンジンであって、前記ガス状媒体によって放出された流動性物質の粒子が、前記捕集チャンバに接続された中間壁構造によって、慣性の作用により前記ピストンロッド上に堆積することが妨げられ、これにより、前記運んでいるガス状媒体が前記壁から逸らされる間に、前記壁構造が衝突により物質粒子を止めることを特徴とする、請求項1に記載のエンジン。
- 前記捕集チャンバ底部(8)から直立し前記ピストンロッド(11)を囲むスカート(19)が、前記中間壁構造として設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のエンジン。
- 前記送風が、前記シリンダライナ(4)の内側走行面に少なくとも部分的に逸らされることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の少なくとも上部領域が、半径方向外側に拡大された漏斗状であることを特徴とする、請求項3または4に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の上端部の直径が、前記ピストンロッド(11)の直径の1.5〜2.5倍の範囲であることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の上端部の直径が、前記ピストンロッド(11)の直径の2倍であることを特徴とする、請求項6に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の上端部の外径を増加させて、前記スカートの下端部の外径よりも最大10%大きくすることを特徴とする、請求項3から7のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の円周に沿った上端部が、最下位置にある前記ピストン(5)により上から画定される成形容積面の下方に位置決めされることを特徴とする、請求項3から8のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の上端部が、前記シリンダライナ(4)の最下端部より上の高さまで延びることを特徴とする、請求項9に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の高さを調節可能であることを特徴とする、請求項3から10のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)は、高さにおいて、互いに対して移動可能であり、かつ固定可能である少なくとも2つの部分(19a、19b)を含むことを特徴とする、請求項11に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の半径方向外側への突出が調節可能であり、前記スカート(19)が、スカートアセンブリを外側周囲に取り付ける結果として生じる、外径に取り付け可能な、1つまたは複数の、より屈曲性の互いに変位可能等の部分をもつ構成を有することを特徴とする、請求項3から12のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)が、少なくとも部分的にシートメタル部分として製造されることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)が、互いに対して固定可能な少なくとも2つの部分(19c、19d)を円周に含むことを特徴とする、請求項14に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)が前記シールパッキン(15)の上部フランジ(15a)、または前記シールパッキン(15)を囲むソケット(28)の上部前端に取り付けられることを特徴とする、請求項3から15のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)が、角ブラケット(29)により基部位置に取り付けられることを特徴とする、請求項16に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)が、下縁部に対応する少なくとも1つの出口開口(31)を備えることを特徴とする、請求項3から17のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記スカート(19)の各出口開口(31)が、前記出口開口(31)の前に半径方向の隙間を有して配置されたフード(32)により、スカート側部が保護されることを特徴とする、請求項18に記載のエンジン。
- シリンダ油、およびシリンダ油とともに運ばれる、残留物質のためのドレン出口(22)が、前記捕集チャンバ底部(8)の領域に配置されることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載のエンジン。
- 前記捕集チャンバ底部(8)が、前記ドレン出口(22)に連通するリングチャネルを備えることを特徴とする、請求項20に記載のエンジン。
- 前記リングチャネル(23)が、前記スカート(19)周囲の半径方向外側に位置することを特徴とする、請求項21に記載のエンジン。
- 請求項1から22のいずれか一項に記載の中間壁として機能するためのスカートであって、捕集チャンバ壁内の構造に取り外し可能に固定するための手段を有する、全体的に管形状であることを特徴とするスカート。
- 前記管形状が、少なくとも2つの別個の部分の相互接続により実現されることを特徴とする、請求項23に記載のスカート。
- 管形状構造の第1の端部近くに位置する少なくとも1つの開口(31)を有することを特徴とする、請求項23に記載のスカート。
- 前記管形状が全体的に円形であることを特徴とする、請求項23から25のいずれか一項に記載のスカート。
- より大きい直径に漏斗形状に開いた第2の端部を有することを特徴とする、請求項26に記載のスカート。
- 前記請求項1または2に記載の中間壁として機能するためのスカートであって、ピストンロッドを囲む直立した分割され得る管状構造として成形され、前記ピストンロッドの周りの密封手段のための1つまたは複数のハウジング構造部分と一体化されることを特徴とするスカート。
- 前記スカート(19)を一義的に定義するための記憶されたデータを含む、前記スカート(19)に設けられた少なくとも1つのタグ、RFID型のタグを特徴とする、請求項23から28のいずれか一項に記載のスカート。
- 稼働中のエンジンにおいてガス状媒体を逸らすための方法であって、
前記エンジンが、嵌合するシリンダライナ内で往復するピストンロッドをもつ少なくとも1つのピストンを有し、前記シリンダライナの端部が捕集チャンバに露出され、前記捕集チャンバの壁構造が前記ピストンの周りに密封手段を備え、
前記ピストンロッドが前記ピストンと同期して前記密封手段を通して軸方向に移動して、前記捕集チャンバを、前記ピストンロッドの一部も内部に露出される他の空間から分離し、
前記ピストンおよび/またはピストンリングおよび前記シリンダライナの走行面が、流動性物質により処理され、物質の余剰分が、前記シリンダライナの領域から放出され、
前記捕集チャンバ内のガス状媒体が、その回転流によって、放出された流動性物質の粒子を前記ピストンロッド側へ向け、
前記運んでいるガス状媒体が半径方向から軸方向の外側へ逸らされる間に、流動する物質粒子を衝突により止めることによって、前記ガス状媒体により放出された流動性物質の粒子が、慣性の作用により前記ピストンロッド上に堆積することが妨げられ、送風が前記シリンダライナの内側走行面に逸らされることを特徴とする方法。
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