JP2014531549A - エンジン用のピストンロッドを囲む密封手段に対する負荷を減少させる方法、およびこのようなエンジン - Google Patents

エンジン用のピストンロッドを囲む密封手段に対する負荷を減少させる方法、およびこのようなエンジン Download PDF

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Abstract

クロスヘッドタイプのエンジン、特に大型の2サイクルディーゼルエンジンにおいて、クランクケース(1)と少なくとも1つのシリンダ(3)とを有し、シリンダ(3)が、周囲の捕集チャンバ(7)内で延び、かつ捕集チャンバ(7)のチャンバ底部(8)上方で終端するシリンダライナ(4)を含み、シリンダライナ(4)内で上下移動するピストン(5)を、クランクケース(1)内に配置された対応するクロスヘッド(10)に接続し、かつチャンバ底部(8)に設けられたシールパッキン(15)を貫通するピストンロッド(11)が設けられ、ピストンの上昇ストロークの開始中に発生し、かつシリンダライナ(4)の下縁部を通過する送風が、半径方向から少なくとも概ね軸方向へ逸れるという点で、クランクケース(1)のシステム油がシリンダ油および/または燃焼残渣で汚染されることを防止することができる。

Description

本発明は、軸方向に可動なピストンロッドを、エンジン用の前記ロッドに堆積した物質から囲む密封手段に対する負荷を減少させる方法であって、エンジンが、嵌合するシリンダライナ内で往復する少なくとも1つのピストンを有し、シリンダライナの端部が捕集チャンバに露出され、捕集チャンバの壁構造が前記ピストンロッドの周りに前記密封手段を備え、ロッドがピストンと同期して密封手段を通して軸方向に移動して、捕集チャンバをピストンロッドの一部も内部に露出される他の空間から分離し、ピストンおよび/またはその考えられるピストンリングおよび考えられる他の対応する可動部分/面が通るシリンダライナの走行面が、流動性物質により処理され、場合によって他の使用される物質および/または埋め込まれた粒子をも含む物質の余剰分が、シリンダライナの領域から放出され、捕集チャンバ内のガス状媒体が、その回転流によって、放出された流動性物質の粒子をピストンロッド側へ向ける。
本発明はさらに、稼働中のエンジンにおいてガス状媒体を逸らすための対応する方法に関する。
本発明はさらに、前述したエンジン、好ましくは、クロスヘッドタイプのエンジン、特に大型の2サイクルディーゼルエンジンであって、クランクケースと少なくとも1つのシリンダとを有し、シリンダが、周囲の捕集チャンバ内で延び、かつ捕集チャンバのチャンバ底部上方で終端するシリンダライナを含み、チャンバ底部が捕集チャンバをクランクケースから分離し、シリンダライナ内で上下移動するピストンを、クランクケース内に配置された対応するクロスヘッドに接続し、かつチャンバ底部に設けられたシールパッキンを貫通するピストンロッドが設けられる。
このタイプのエンジンにおいて、シリンダライナから落下し燃焼残渣により汚染されるシリンダ油が、捕集チャンバ底部に残り、また燃焼残渣を含む排ガスが、下降ストローク中のピストンにより燃焼チャンバに対して徐々に開かれる捕集口/入口を通して捕集チャンバに吹き戻されることが起こり得る。ピストンの上昇ストロークの開始中にピストン下で吸引が生じるときに、この吸引により、シリンダライナの下縁部を通る、捕集チャンバに含まれるガスの激しい送風が生じ得る。この送風は、油粒子および燃焼残渣を捕集チャンバ底部と、シリンダライナの口および下縁部から運ばれるおそれがあり、ピストンロッド側へ内側に流れて、燃焼残渣で汚染された大量のシリンダ油粒子を進ませて、中心のピストンロッドに直接衝突させる。したがって、上下移動するピストンロッドが、シリンダ油と燃焼残渣とを捕集チャンバとクランクケースとの間のシールパッキンを通してクランクケースに供給するため、クランクケースに含まれるシステム油の汚染につながり、軸受の潤滑および油圧のために十分に清浄でなければならないこのシステム油が、頻繁な濾過を必要とし、さらにシリンダ油による好ましくない混合/反応作用のため頻繁な交換を必要とし得る。
ターボチャージャ、コンプレッサ等によってチャージされるエンジンは、外気が大気圧より実質的に高い圧力で捕集チャンバに送出されると、前述した問題を受ける可能性が高いため、シリンダライナ内側と外側との圧力差が非常に高くなる。これが、送風の発生を持続させる。
特許文献1は、ガス状媒体をシリンダに含まれるピストン下の空間に吸引可能である、2つのシリンダを有するエンジンを示す。
特許文献2は、ピストンを有するシリンダを示す。ピストンが上方へ移動すると、空気を周囲チャンバから吸入することができる。
特許文献3は、ピストンロッドがスタッフィングボックスを通過する、シリンダ内で移動するピストンを示す。ピストンロッド以外に、ピストン下でチャンバの範囲を定める熱遮蔽リングが設けられる。
特許文献4は、冷却チャンバを周りに有するピストンロッドを示す。冷却チャンバは、2つの燃料噴射弁を有する燃焼室の範囲を定める。
特許文献5は、燃焼チャンバを通過するピストンロッドのための熱保護手段の3つの実施形態を示す。
特許文献6は、ピストンロッドを有するピストンを含むシリンダを示す。ピストンロッドは、スタッフィングボックスを通過する伸縮管により囲まれる。ピストンの上方移動中に、管路から空気が吸入される。
特許文献7は、複雑な空気案内システムをもつ2つのシリンダを有するエンジンを示し、ピストンの上方移動中に、ピストン下の空間に空気が吸入される。
米国特許第1506835号 米国特許第7258087号 英国出願公開GB290153 米国特許第1645595号 米国特許第1152658号 英国出願公開GB527208 米国特許第1645169号
この観点から、本発明の目的は、軸方向に可動なピストンロッドを囲む密封手段に対する負荷を減少させるとともに、クランクケース内のシステム油を浄化する必要を少なく維持することである。
本発明のさらなる目的は、密封手段に対する負荷を減少させるのを助長する手段の取付けを簡略化することである。
これらおよび他の目的は、請求項1に記載のエンジンおよび請求項32に記載の方法により解決される。好ましい実施形態は、とりわけ、従属請求項から得られる。
本発明の着想の積み重ねによれば、本目的は、ガス状媒体によって放出された流動性物質の粒子が、好ましくは捕集チャンバに接続された中間壁構造によって、慣性の作用によりピストンロッド上に堆積することが妨げられ、運んでいるガス状媒体が、好ましくは半径方向から少なくとも概ね軸方向へ前記壁から逸らされる間に、壁が衝突により物質粒子を止めるという点で達成される。
本着想の好ましい実施形態は、捕集チャンバ底部から直立し、ピストンロッドを囲むスカートが、中間壁構造として設けられる点に見られる。
好ましくは、中間壁構造がチャンバ底部に設けられ、ピストンロッド、シールパッキン、および壁構造が、シリンダライナの内部へ向かう方向に開いた隙間を画定し、ピストンの上昇ストロークの開始中に発生し、かつシリンダライナの下縁部を通過する送風が、中間壁構造によって半径方向から少なくとも概ね軸方向へ逸れるように、壁構造が構成される。
このような方法により、公知の配置の欠点が避けられる。スカートは、シリンダライナの下端部を囲む捕集ガスの送風をより半径方向からより軸方向へ逸らして、ピストンロッドをシリンダ油粒子および燃焼残渣の堆積に対して遮蔽する。捕集ガスの送風の逸れによって、捕集ガスに含まれて運ばれるシリンダ油粒子および燃焼残渣は、慣性力によりガス流から分離され、スカートの外側および捕集チャンバ底部で回収されるため、ピストンロッドがシリンダ油および燃焼残渣の堆積物から保護され、これらをクランクケース内に供給することがない。
本発明は、好ましくは、たとえばターボチャージャまたはコンプレッサによりチャージされるエンジンに適用可能である。
以下で、一般的な方法のさらなる有利な開発について説明する。
有益なことに、シリンダ油粒子を含む捕集ガスの送風をシリンダライナの内側走行面に少なくとも部分的に向けることができる。これは、スカートの少なくとも上部領域が漏斗状であり、すなわち、半径方向外側に拡大されている点で、容易に達成され得る。これにより、分離されない油粒子をシリンダライナの走行面の下部に導いて、シリンダ油を再利用し、したがって油の消費を減少させる。
積み重ねた方法のさらなる開発では、スカートの半径方向外側への高さおよび/または突出を調節することができる。これは、スカートの作動を最適化する可能性を与える。
有益なことに、スカートは、シールパッキンを構築するスタッフィングボックスの上部フランジ、またはパッキンを囲むソケットの上端部に取り付けることができる。したがって、取付けをすばやく対応させることができる。
さらに好ましい方法は、スカートが、互いに対して固定可能な少なくとも2つの部分を円周に含むことができる。この分割リング設計により、ピストンを取り外すことなくスカートのすばやい取付けおよび取外しが可能になり、捕集チャンバからの接近によって、保守点検、修理、および後付けの作業をより迅速に行うことができ、したがって、より安価に行うことができるようになる。
有利には、スカートは、その下端部に対応する少なくとも1つの出口開口を設けることができる。したがって、スカート内で取られた油粒子を外部に排出することができ、油粒子がピストンロッドとパッキンとの間の間隙に入ることを防止することができる。ガス送風の一部がスカート内部に入ることを妨げるために、1つもしくは複数、またはすべての出口開口を、スカートの側面に半径方向の隙間を有して配置されたフードにより保護してもよい。
以下で、本発明の実施例を図面により説明する。
クロスヘッドタイプの大型ディーゼルエンジンの縦断面図である。 図1のモータの捕集チャンバの下部領域の拡大図である。 高さ調節可能なスカートの縦断面図である。 分割リング設計をもつスカートの水平断面図である。 出口開口を含むスカートの下部領域の縦断面図である。
図1に示すようなディーゼルエンジンを使用して、海上物体または大型動力装置等を駆動することができる。このような往復ピストンエンジンの基本構造および動作モードは公知であるため、本発明を理解するために必要な限度においてのみ、以下でこれらについて説明する。
図1に示すエンジンは、クランクシャフト2がいわゆる主軸受により担持されるクランクケース1を下部に含む。クランクケース1の上側に、シリンダ3の列が配置される。各シリンダ3はシリンダライナ4を含み、シリンダライナ4内には上下移動可能なピストン5が配置される。ピストン5は、ライナ4内に位置決めされた燃焼チャンバ6の下方可動限界として機能する。
シリンダライナ4は、捕集空気またはガスを充填可能な捕集チャンバ7の周囲ハウジング上に支持される。
圧縮ガスを送出するために、ターボチャージャ35がピストン近くに設けられる。
ライナ4は、下部が捕集チャンバ7内へ延び、チャンバ底部8上方に隙間を有して終端する。ライナ4の下端領域に、入口9が設けられる。ピストン5は、上下移動するときに、入口9を通過し、これにより、捕集チャンバ7と燃焼チャンバ6との連通が開閉する。
ピストン5は、シリンダライナ4およびピストン5の軸に沿って配置されたピストンロッド11により、対応するクロスヘッド10に接続される。クロスヘッド10は、クランクケース1内に位置決めされ、上下移動し、かつピストン5およびピストンロッド11の軸に平行な対応するガイド12により案内されるスレッジとして設計される。クロスヘッド10は、ピストンロッド11に固定されたクロスヘッドピン13を含む。このピン13上で、クロスヘッド10をクランクシャフト2に接続する接続ロッド14が担持される。捕集チャンバ底部8がクランクケース1の上に載置される。ピストンロッド11が、捕集チャンバ7とクランクケースとの間の壁配列を通過し、これは、ピストンロッド11が、捕集チャンバ底部8とクランクケース1上の他の考えられる構造とを通過することを意味し、これにより、ピストンロッド11が、捕集チャンバ底部8に設けられた対応するシールパッキン15を貫通する。
シリンダライナには、燃焼されない限り、燃焼残渣とともに捕集チャンバ底部8へ落下可能な適切な潤滑油(本願ではシリンダ油と呼ぶ)が供給される。この落下する流動体を処理するために、捕集チャンバ7の底部領域に連通するドレン16が設けられる。チャンバ底部8をドレン16側へ傾斜させ、かつ/またはシールパッキン15を囲みドレン16に連通するリングチャネルを備える。また、さらなる燃焼残渣を含む排ガスは、ピストン5の下降ストローク中に入口9が開いているときに、捕集チャンバ7に入る。
クランクケース1内には、清浄度の高い油(本願ではシステム油と呼ぶ)があり、この油を軸受の潤滑用および油圧用に使用する。この油を濾過するために、濾過ステーション(図示せず)が設けられる。システム油がシリンダ油で汚染されるのを防止するために、クランクケース1を捕集チャンバ7から分離しなければならない。この目的のため、シールパッキン15が設けられる。図2に示すように、シールパッキン15をスタッフィングボックスとして設計して、チャンバ底部8の周囲ソケット17 内に組み込むことができる。できるだけ少ないシリンダ油および燃焼残渣をパッキン15に到達させるようにすることができれば、シールパッキン15の分離作業を改善することができる。
この接続では、ピストン5の上昇ストロークの開始中に、上方へ移動するピストン5がその下の領域に激しい吸引を生じさせることにより、図2に矢印18a、18bで示すように、捕集チャンバ7内からピストン5下のシリンダライナ4の内部領域へ、激しいガスの送風が生じることを考慮しなければならない。この送風は、半径方向内向きの流れ方向でシリンダライナ4の下縁部を通過し、捕集チャンバ7の下部領域および/または底部8からシリンダ油および燃焼残渣を運ぶ。
シリンダ油粒子および燃焼残渣を運ぶこの送風が、図2の点線矢印18aのように中心に位置決めされたピストンロッド11に当たることを防止するために、図2の連続矢印18bのように、より半径方向から少なくとも概ね軸方向へ前記送風を逸らすための手段が設けられる。このような手段を構築するために、図2に最もよく見られるように、ピストンロッド11を囲み、かつ捕集チャンバ底部8から直立するスカート19を設けることができる。
原則として、ピストンロッド11を遮蔽する、好ましくは円形構造である簡単な直立した管状構造が十分であり得るため、主に送風方向をピストンの下向き構造へ逸らす。しかし、有用な方法として、スカート19の少なくとも上端部の領域が、半径方向外側に拡大された漏斗状であるようにしてもよい。図2では、スカート19が漏斗状の上部リム20を備える。当然、スカート19の上縁部の丸い形状も可能である。これらの方法により、主に残留粒子をピストンの下向き構造に堆積させるように向けるのではなく、図2の矢印18bで示すように、前記送風が、シリンダライナ4の内側走行面の下部へ少なくとも部分的に確実に向けられる。これは、送風にまだ含まれているシリンダ油の直接の再利用につながり得る。送風により運ばれる粒子の大部分は、図2に21で示すように、流れ方向の変化による慣性力によって送風から分離される。次に、これらの粒子は、本発明により、主にスカート19上に堆積されるようになり、スカート19から粒子が液体物質として下方へ送られて、排出出口22側へ傾斜可能な捕集チャンバ底部8で収集され、ドレン16に接続された最下部の底部高さから排出される。有益なことに、出口22につながるリングチャネル23 を底部8に刻むことができる。
ピストンロッド11、シールパッキン15、およびスカート19間に、シリンダライナ4の内部に向かう方向に開いた隙間36が画定される。図示した実施形態では、これは、隙間36が上方に開いていることを意味する。
スカート19の最大高さおよび外径は、最下位置にあるピストン5の下部形状によって制限され、これにより、有益なことに、スカート19の上側とピストン5の下側との間にいくらかの隙間が与えられる。有益なことに、スカート19は、シリンダライナ4の下端部より上方の高さまで延びることができる。スカート19の上端部の直径は、ピストンロッド11の直径の1.5〜2.5倍の範囲であることが有益であり、好ましくは2倍とされる。さらなる有益な方法によれば、スカート19の上端部の外径を増加させて、スカートの下端部の外径よりも最大10%大きくすることにより、漏斗形状等を可能にすることができる。
通常は、スカート19が一定の高さを有すれば十分である。しかし、場合によっては、スカートの高さが調節可能であると得策となり得る。このような設計の例が図3に示される。ここでは、スカート19は、高さにおいて、互いに対して移動可能であり、かつ固定可能である、少なくとも2つの部分19a、19bを含む。図示した実施形態では、固定ねじ24が示され、これにより1つの部分19bが対応する長孔25を備える。また、当然、たとえば、複数の部分19a、19bが互いにねじ止めされる他の調節可能な構造が例となり得る。図示した実施形態では、上部リム20のスカート19それぞれの半径方向外側への突出が固定であり、調節できない。しかしまた、ここでは、上部リム20のスカート19それぞれの突出が調節可能であるように、調節可能構造を設けることができる。
特に、後付けの目的で、多くの様々なシリンダボアを比較的少ないスカート構成で覆うことが有利となり得る。したがって、好ましくは、スカートが、スカート(アセンブリ)を別の特徴的な(たとえば外側)周囲に取り付け可能な構成を有することができる。螺旋状の一体構成が、ここでは、的確な解決法であり、ピストンロッドの周りにそのまま配置可能でさえある。
スカート19をすばやく取り付けることができるようにするために、図4に示すように、スカート19を分割リングとして設計することができる。ここでは、スカート19は、互いに対して固定可能な少なくとも2つの部分19c、19dを円周に含む。図示した実施形態では、フランジ接続が設けられる。このために、部分19c、19dの端部を外側に曲げて、ねじ27により接続可能なフランジ26を構築することができる。また、ピストン5またはピストンロッド11を取り外すことなく、ピストンロッド11の周りに別個に配置するのに適した他の実施形態、たとえば螺旋状のものを使用してもよい。
シールパッキン15を構築するスタッフィングボックスは、上部フランジ15aを備える。スカート19は、シールパッキン15のこの上部フランジ15aに取り付けることができる。別の可能性は、たとえば底部8に設けられたソケット28の形の、パッキン15を囲むハウジングの上部前端に、スカート19を取り付けることがあり得る。さらに、直立するスカート構造を、通常、軸方向に引き出した後に修理交換のために縦に分割される、スタッフィングボックス上部15aの一体部分として成形することができ、または捕集チャンバ底部構造8、28から延びる一体ソケット状構造とすることができる。有益なことに、予め組み込まれた、かつ/または機械加工された取付手段を設けることができる。図3に示す実施形態では、スカート19は、角ブラケット29およびねじ30により、取付け基部に取り付けられる。
スカート19内側に画定されたリングチャンバに入り得るシリンダ油を、外部に導かなければならない。このために、スカート19は、図5に示すように、下縁部に対応する少なくとも1つの出口開口31を備える。出口開口31は、スカート19の下縁部で終端する長孔等により構築され得る。有益なことに、各出口開口31が、出口開口31の前に半径方向の隙間を有して配置されたフード32により、または他の複雑な遮蔽手段により、いずれかのスカート側部が保護される。これにより、捕集ガスの送風がスカート19の内部チャンバへ吹き込むことが防止される。
スカート19および/またはその要素は、シートメタル部分として製造することができる。当然、他の種類の製造、たとえば鋳造も可能である。たとえば保守点検において、取り付けられた非常に汚れた本発明のスカートから、考えられる表示等を明確かつ一義的に直接読み取ることが困難であるため、有益な実施形態におけるこのようなスカートが、含まれる情報への非接触リモートアクセスを伴う少なくとも1つのタグ(図示せず)を備えることができ、タグは、好ましくは、このスカート19を一義的に定義する記憶されたデータを含むRFID型のものである。有益なことに、前記スカート19を認証するための詳細を特定するデータを1つの前記タグにロードすることができ、このような認証データは、好ましくは、前記スカート19の製造データ、承認データ、履歴データ、および可能なまたは計画された将来の使用データ等も含む。
本発明の主な機能は、シリンダ油および燃焼残渣を、ピストンロッド11およびシールパッキン15から離すことにより、シリンダ油および燃焼残渣によるクランクケース1内のシステム油の汚染を防止し、結果として、濾過、浄化、および/またはシステム油の追加および/または交換による特性調節の必要を実質的に減少させる。

Claims (32)

  1. 特にクロスヘッドタイプのエンジン、好ましくは大型の2サイクルディーゼルエンジンであって、クランクケース(1)と少なくとも1つのシリンダ(3)とを有し、前記シリンダ(3)が、周囲の捕集チャンバ(7)内で延び、かつ前記捕集チャンバ(7)のチャンバ底部(8)上方で終端するシリンダライナ(4)を含み、前記チャンバ底部(8)が前記捕集チャンバ(7)をクランクケース(1)から分離し、前記シリンダライナ(4)内で上下移動するピストン(5)を、前記クランクケース(1)内に配置された対応するクロスヘッド(10)に接続し、かつ前記チャンバ底部(8)に設けられたシールパッキン(15)を貫通するピストンロッド(11)が設けられるエンジンにおいて、中間壁構造(19)が前記チャンバ底部(8)に設けられ、前記ピストンロッド(11)、前記シールパッキン(15)、および前記中間壁構造(19)が、前記シリンダライナ(4)の内部へ向かう方向に開いた隙間(36)を画定し、前記ピストンの上昇ストロークの開始中に発生し、かつ前記シリンダライナ(4)の下縁部を通過する送風が、前記中間壁構造(19)に よって半径方向から少なくとも概ね軸方向へ逸れるように、前記中間壁構造(19)が構成されることを特徴とするエンジン。
  2. 嵌合するシリンダライナ内で往復する少なくとも1つのピストンを有し、前記シリンダライナの端部が捕集チャンバに露出され、前記捕集チャンバの壁構造が前記ピストンのロッドの周りに前記密封手段を備え、前記ロッドが前記ピストンと同期して前記密封手段を通して軸方向に移動して、前記捕集チャンバを、前記ピストンロッドの一部も内部に露出される他の空間から分離し、
    および/またはその考えられるピストンリングおよび考えられる他の対応する可動部分/面が通る前記シリンダライナの走行面が、流動性物質により処理され、場合によって他の使用される物質および/または埋め込まれた粒子をも含む物質の余剰分が、前記シリンダライナの領域から放出され、
    前記捕集チャンバ内のガス状媒体が、その回転流によって、放出された流動性物質の粒子を前記ピストンロッド側へ向けるエンジンであって、
    前記ガス状媒体によって放出された流動性物質の粒子が、前記捕集チャンバに接続された中間壁構造によって、慣性の作用により前記ピストンロッド上に堆積することが妨げられ、これにより、前記運んでいるガス状媒体が前記壁から逸らされる間に、前記壁構造が衝突により物質粒子を止めることを特徴とする、請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記捕集チャンバ底部(8)から直立し前記ピストンロッド(11)を囲むスカート(19)が、前記中間壁構造として設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のエンジン。
  4. 前記送風が、前記シリンダライナ(4)の内側走行面に少なくとも部分的に逸らされることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載のエンジン。
  5. 前記スカート(19)の少なくとも上部領域が、半径方向外側に拡大された漏斗状であることを特徴とする、請求項3または4に記載のエンジン。
  6. 前記スカート(19)の上端部の直径が、前記ピストンロッド(11)の直径の1.5〜2.5倍の範囲であることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載のエンジン。
  7. 前記スカート(19)の上端部の直径が、前記ピストンロッド(11)の直径の2倍であることを特徴とする、請求項6に記載のエンジン。
  8. 前記スカート(19)の上端部の外径を増加させて、前記スカートの下端部の外径よりも最大10%大きくすることを特徴とする、請求項3から7のいずれか一項に記載のエンジン。
  9. 前記スカート(19)の円周に沿った上端部が、最下位置にある前記ピストン(5)により上から画定される成形容積面の下方に位置決めされることを特徴とする、請求項3から8のいずれか一項に記載のエンジン。
  10. 前記スカート(19)の上端部が、前記シリンダライナ(4)の最下端部より上の高さまで延びることを特徴とする、請求項9に記載のエンジン。
  11. 前記スカート(19)の高さを調節可能であることを特徴とする、請求項3から10のいずれか一項に記載のエンジン。
  12. 前記スカート(19)は、高さにおいて、互いに対して移動可能であり、かつ固定可能である少なくとも2つの部分(19a、19b)を含むことを特徴とする、請求項11に記載のエンジン。
  13. 前記スカート(19)の半径方向外側への突出が調節可能であり、前記スカート(19)が、好ましくは、前記スカート(19)を別の、結果として生じる外径に取り付け可能な、1つまたは複数の、より屈曲性の互いに変位可能等の部分をもつ構成を有することを特徴とする、請求項3から12のいずれか一項に記載のエンジン。
  14. 前記スカート(19)が、少なくとも部分的にシートメタル部分として製造されることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載のエンジン。
  15. 前記スカート(19)が、互いに対して固定可能な少なくとも2つの部分(19c、19d)を円周に含むことを特徴とする、請求項14に記載のエンジン。
  16. 前記スカート(19)が前記シールパッキン(15)の上部フランジ(15a)、または前記シールパッキン(15)を囲むソケット(28)の上部前端に取り付けられることを特徴とする、請求項3から15のいずれか一項に記載のエンジン。
  17. 前記スカート(19)が、角ブラケット(29)により基部位置に取り付けられることを特徴とする、請求項16に記載のエンジン。
  18. 前記スカート(19)が、下縁部に対応する少なくとも1つの出口開口(31)を備えることを特徴とする、請求項3から17のいずれか一項に記載のエンジン。
  19. 前記スカート(19)の各出口開口(31)が、前記出口開口(31)の前に半径方向の隙間を有して配置されたフード(32)により、または他の複雑な遮蔽手段により、いずれかのスカート側部が保護されることを特徴とする、請求項18に記載のエンジン。
  20. シリンダ油、およびシリンダ油とともに運ばれる、考えられる他の残留物質のためのドレン出口(22)が、前記捕集チャンバ底部(8)の領域に配置されることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載のエンジン。
  21. 前記捕集チャンバ底部(8)が、前記ドレン出口(22)に連通するリングチャネルを備えることを特徴とする、請求項20に記載のエンジン。
  22. 前記リングチャネル(23)が、前記スカート(19)周囲の半径方向外側に位置することを特徴とする、請求項21に記載のエンジン。
  23. 前記請求項のいずれか一項に記載の中間壁として機能するためのスカートであって、捕集チャンバ壁内の/における構造に取り外し可能に固定するための手段を有する、全体的に管形状であることを特徴とするスカート。
  24. 原則として無端ロッドの周りにスナップ留めされることにより位置決め可能なスリットを有することを特徴とする、請求項23に記載のスカート。
  25. 前記スカートの自立位置および/または取付場所が、重なる領域をもつ螺旋形状を呈することを特徴とする、請求項24に記載のスカート。
  26. 前記管形状が、少なくとも2つの別個の部分の相互接続により実現されることを特徴とする、請求項23に記載のスカート。
  27. 管形状構造の第1の端部近くに位置する少なくとも1つの開口(31)を有することを特徴とする、請求項23に記載のスカート。
  28. 前記管形状が全体的に円形であることを特徴とする、請求項23から27のいずれか一項に記載のスカート。
  29. より大きい直径に漏斗形状に開いた第2の端部を有することを特徴とする、請求項28に記載のスカート。
  30. 前記請求項1または2に記載の中間壁として機能するためのスカートであって、ピストンロッドを囲む直立した管状(分割され得る)構造として成形され、前記ピストンロッドの周りの密封手段のための1つまたは複数のハウジング構造部分と一体化されることを特徴とするスカート。
  31. 前記スカート(19)を一義的に定義するための記憶されたデータを含む、前記スカート(19)に設けられた少なくとも1つのタグ、好ましくはRFID型のタグを特徴とする、請求項23から30のいずれか一項に記載のスカート。
  32. 稼働中のエンジンにおいてガス状媒体を逸らすための方法であって、
    前記エンジンが、嵌合するシリンダライナ内で往復するピストンロッドをもつ少なくとも1つのピストンを有し、前記シリンダライナの端部が捕集チャンバに露出され、前記捕集チャンバの壁構造が前記ピストンの周りに密封手段を備え、
    前記ピストンロッドが前記ピストンと同期して前記密封手段を通して軸方向に移動して、前記捕集チャンバを、前記ピストンロッドの一部も内部に露出される他の空間から分離し、
    前記ピストンおよび/またはその考えられるピストンリングおよび考えられる他の対応する可動部分/面が通る前記シリンダライナの走行面が、流動性物質により処理され、場合によって他の使用される物質および/または埋め込まれた粒子をも含む物質の余剰分が、前記シリンダライナの領域から放出され、
    前記捕集チャンバ内のガス状媒体が、その回転流によって、放出された流動性物質の粒子を前記ピストンロッド側へ向け、
    前記運んでいるガス状媒体が半径方向から少なくとも概ね軸方向へ逸らされる間に、流動する物質粒子を衝突により止めることによって、前記ガス状媒体により放出された流動性物質の粒子が、慣性の作用により前記ピストンロッド上に堆積することが妨げられ、送風が前記シリンダライナの内側走行面に少なくとも部分的に逸らされることを特徴とする方法。
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