JP6131795B2 - 回転式圧縮機 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る圧縮機(10)の縦断面図である。本実施形態に係る圧縮機(10)は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷媒回路(図示せず)に設けられており、蒸発器(図示せず)で蒸発した冷媒を吸入して圧縮する。特に、本実施形態に係る圧縮機(10)は、全密閉型の回転式圧縮機である。
ケーシング(11)は、起立した状態の円筒状の密閉容器であって、その内部に電動機(20)及び圧縮機構(30)等を収容している。具体的に、ケーシング(11)は、胴部(12)と、一対の鏡板(13,14)とを有する。胴部(12)は、上下方向に伸びる円筒状の形状を有している。一対の鏡板(13,14)は、胴部(12)の上端及び下端それぞれに固定されており、胴部(12)の両端を閉鎖する。胴部(12)の下部には、吸入管(15)が取り付けられている。胴部(12)の上端を塞いでいる鏡板(13)には、吐出管(16)が取り付けられている。
電動機(20)は、圧縮機構(30)の上方に配置されている。電動機(20)は、固定子(21)及び回転子(22)を有している。固定子(21)は、ケーシング(11)内部、より具体的には胴部(12)に固定されている。回転子(22)は、固定子(21)を軸方向に貫通しており、後述する駆動軸(34)に取り付けられている。回転子(22)は、駆動軸(34)とともに回転体を構成している。従って、電動機(20)は、駆動軸(34)を駆動する機構であると言える。
図1及び図2に示すように、圧縮機構(30)は、主として、シリンダ(31)、フロントヘッド(32)、リアヘッド(33)、駆動軸(34)、ピストン(37)、ブレード(39)、及び一対のブッシュ(40,41)、および主軸受(50)を有する。
ここで、本実施形態に係る主軸受(50)、及び、該主軸受(50)によって軸支されている駆動軸(34)の部分の詳細な構成について、図1〜6を参照して説明する。
(p1+p2)/L1<p3/L2・・・(式1)
このように、本実施形態では、第1隙間(p1)は第2隙間(p2)よりも大きく、且つ、第1隙間(p1)及び第2隙間(p2)は、固定子(21)と回転子(22)とが離れている間隔(p3)を考慮して決定される。このため、図5に示すように、回転子(22)が傾斜して主軸部(35)が回転子(22)の傾斜方向に撓んだとしても、撓んだ主軸部(35)は、主軸受(50)の第1軸受部(53)に片当たりしにくくなる。従って、主軸受(50)の摩耗および焼き付きが生じることを防ぐことができる。
次に、圧縮機(10)の運転動作について、図7を参照しながら説明する。
本実施形態によれば、軸側第1角部(35d)は軸受側第1角部(56)よりも回転子(22)から遠い位置にあり、軸側第2角部(35e)は軸受側第2角部(57)よりも回転子(22)に近い位置にある。これにより、駆動軸(34)おける主軸部(35)が撓んだ際、駆動軸(34)側の軸側第1角部(35d)及び軸側第2角部(35e)は、それぞれ主軸受(50)の第3軸受部(55)の凹部に近づく。従って、たとえ主軸部(35)の剛性が主軸受(50)に比して高くても、軸側第1角部(35d)及び軸側第2角部(35e)によって主軸受(50)側に溝が形成されることを防ぐことができる。そのため、主軸部(35)と主軸受(50)との間の摺動抵抗が大きくなることを、防ぐことができる。
上記実施形態では、回転によって回転子(22)が回転中心軸(Oa)に対して傾斜した際に回転子(22)が固定子(21)に当接しない条件を満たすようにして、第1隙間(p1)の大きさが決定されていると説明した。
上記実施形態では、図3に示すように、第1軸受部(53)と駆動軸(34)との間、及び、第2軸受部(54)と駆動軸(34)との間には、第1隙間(p1)及び第2隙間(p2)がそれぞれ形成されている場合について説明した。
上記実施形態では、図3等に示されるように、第1軸受部(53)における軸方向の幅(w1)が、第2軸受部(54)における軸方向の幅(w2)よりも小さい場合について説明した。
圧縮機(10)は、例えば、電動機(20)が偏心部(36)よりも下方に位置している構成であってもよい。
20 電動機
22 回転子
34 駆動軸
35a 第1軸部
35b 第2軸部
35c 小径部
35d 軸側第1角部
35e 軸側第2角部
36 偏心部
37 ピストン
50 主軸受(軸受)
50a 対峙面
53 第1軸受部
54 第2軸受部
55 第3軸受部
56 軸受側第1角部
57 軸受側第2角部
Claims (2)
- 回転中心軸(Oa)に対して偏心した偏心部(36)を有する駆動軸(34)と、
上記偏心部(36)に係合して偏心回転する筒状のピストン(37)と、
上記駆動軸(34)に取り付けられた回転子(22)を有し、該駆動軸(34)を駆動する電動機(20)と、
上記駆動軸(34)を上記ピストン(37)と上記回転子(22)との間で摺動自在に軸支する軸受(50)と、
を備え、
上記軸受(50)は、第1軸受部(53)と、上記第1軸受部(53)よりも上記回転子(22)から遠い位置にある第2軸受部(54)と、上記駆動軸(34)との対峙面(50a)のうち上記第1軸受部(53)及び上記第2軸受部(54)の間で凹部が形成された第3軸受部(55)と、を有し、
上記駆動軸(34)は、上記第1軸受部(53)によって軸支される第1軸部(35a)と、上記第2軸受部(54)によって軸支される第2軸部(35b)と、上記第1軸部(35a)と上記第2軸部(35b)との間において該第1軸部(35a)及び該第2軸部(35b)よりも軸径が小さい小径部(35c)と、を有し、
上記第1軸部(35a)及び上記小径部(35c)によって上記駆動軸(34)に形成された軸側第1角部(35d)は、上記第1軸受部(53)及び上記第3軸受部(55)によって上記軸受(50)に形成された軸受側第1角部(56)よりも上記回転子(22)から遠い位置にあり、
上記第2軸部(35b)及び上記小径部(35c)によって上記駆動軸(34)に形成された軸側第2角部(35e)は、上記第2軸受部(54)及び上記第3軸受部(55)によって上記軸受(50)に形成された軸受側第2角部(57)よりも上記回転子(22)に近い位置にあることを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1において、
上記駆動軸(34)の剛性は、上記軸受(50)の剛性よりも高いことを特徴とする回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
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JP2013189269A JP6131795B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013189269A JP6131795B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 回転式圧縮機 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2013189269A Active JP6131795B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-09-12 JP JP2013189269A patent/JP6131795B2/ja active Active
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