JP6131139B2 - スピンドル装置 - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
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Description
前記定圧予圧手段は、前記ハウジングの軸方向後側の端面に形成された凹部と、この凹部に対向するように前記軸受ケースに形成されたフランジ部と、前記凹部に設けられ前記フランジ部を付勢して玉軸受に所定の予圧を付与する弾性部材とからなり、
前記可変予圧手段は、前記スピンドル装置の外部から供給されるエアーを所要圧力に調整する給排気手段と、前記給排気手段に接続される圧力室を有し、前記回転軸の軸方向後側へ臨むフランジ部の外面側に脱着自在に設けられるピンシリンダと、このピンシリンダに進退自在に設けられ前記圧力室のエアー圧力に応じて前記ハウジングへ当接して前記フランジ部を付勢するロッドとからなることを第1の特徴とする。
図1に示すように、コンピュータ数値制御の工作機械10(以下、CNC工作機械という。)は、ベッド11と、このベッド11に第1レール12を介して移動自在に設けられワーク13を保持するワーク保持装置20と、このワーク保持装置20に対向するようにベッド11に設けられ回転工具としてのエンドミル43を回転させるスピンドル装置30とからなる。
また、ワーク用チャック26はワーク保持装置20から脱着可能とされ、ワーク13の形状や所要加工精度に適合する所要の把握力を発揮させるべく都度交換される。
第1基部21、第2基部23、昇降機構24にはそれぞれ図示しない電動サーボモータが取り付けられ、それぞれ信号線126により後述する制御部121に接続される。
回転軸41の軸方向前側において並列する玉軸受47、48も同様に、外輪、転動体、及び内輪から構成され、外輪の間に外輪用カラー49a、内輪の間に内輪用カラー49bが配置される。
回転軸41は、モータ部32に囲繞される大径軸部45と、この大径軸部45の軸方向後側に隣接される小径軸部46と、大径軸部45の軸方向前側に隣接される大径フランジ45bと、大径フランジ45bの軸方向前側に隣接される段付部46cと、段付部46cからさらに軸方向前側に延出され、その端部に工具用チャック42が設けられる工具側小径軸部46bとを有する。
玉軸受47は、その外輪部が外輪用カラー49aに当接されつつ前側ハウジング39の内周側凹部に圧入され、同時に、内輪部は内輪用カラー49bへと当接されつつ工具側小径軸部46bに圧入固定される。
蓋体39bは、前側ハウジング39の工具用チャック42側端部と接する円盤状のフランジ部39b1と、この円盤状のフランジ部からモータ部32側へ凸状に突きだして前側ハウジング39の内周側凹部に嵌め合わされ、玉軸受47の外輪部と当接する前側円状当接部39b2とからなり、円盤状のフランジ部39b1と前側ハウジング39の工具用チャック42側端部とは図示しないボルトで締結される。こうして、玉軸受47、外輪用カラー49a、内輪用カラー49bおよび玉軸受48は前側ハウジング39の内周側凹部に取り付けられる。
定圧予圧手段81の組立に際しては、まず第1の凹部82へと弾性部材84が収容され、次いで、ボルト67によってフランジ部68が回転軸41の軸方向後側から軸受ケース64へ脱着自在に固定される。
カバー102は外周にナット部112及びねじ部113を有し、ねじ部113がフランジ部68の取付ねじ孔94に締結される。
また、3個のピンシリンダ100・・・は全てフランジ部68のハウジング61の軸方向後側から締結されるので、ピンシリンダ100の脱着に際しては回転軸41に圧入されている玉軸受50、51、軸受ケース64、ナット44、フランジ部68および弾性部材84らを分解する必要はなく、結果、可変予圧手段91の保守点検は非常に容易なものとなる。
図1、図2に示されるように、制御手段120は、ワーク切削条件を入力又は記録する切削条件記録部125と、回転軸41の温度を検出する回転軸用温度センサ123と、玉軸受51の温度を検出する軸受用温度センサ124と、回転軸用温度センサ123、軸受用温度センサ124の温度信号を読み取ると共に切削条件記録部125のワーク切削条件に基づいて、モータ部32と給排気手段96とワーク保持装置20とを制御する制御部121と、モータ部32または回転軸41の回転信号を読み取って回転速度を演算する回転速度演算部122と、この演算した回転速度に基づいて単位時間毎の回転速度変動量を演算する回転速度変動量演算部122bとを有する。
また、軸受用温度センサ124は、玉軸受51に隣接してその外輪57と当接するフランジ部68の円状当接部68bに設けられる。結果、この回転軸用温度センサ123、軸受用温度センサ124はそれぞれその脱着に際して回転軸41に固定されている玉軸受47、48、50、51、およびナット44らを分解する必要はないものとされる。
回転速度演算部122においては、制御部121から発せられるモータ駆動信号を読み取ってロータ34および回転軸41の回転速度が演算される。
制御部121により、回転速度演算部122により演算された回転速度と、温度センサ123、124の温度信号とに基づき、予め実験により求められて切削条件記録部125に記憶されているルックアップテーブルなどを参照する演算手段を介して、給排気手段96のエアリリーフ弁96aの開度を制御する、いわゆるパルス幅変調(PWM)などの弁開度制御信号が出力される。
実施の形態では、スピンドル装置30をCNC工作機械10に採用し、このCNC工作機械10は、ワーク保持装置20が3軸方向に移動するものとしたが、これに限定されず、回転軸41と同心状にワーク用チャック26を回動させるC軸および回転軸41に対してワークの傾斜角を与えるA軸を加えた5軸方向に移動するものとしても差し支えない。また、実施例では、回転工具43をエンドミルとしたが、これに限定されず、ドリル、リーマ、砥石など、回転軸41に保持して用いる他の工具であっても差し支えない。
また、スピンドル装置30は、自動工具交換機能が付与されたマシニングセンタに採用されても差し支えない。この場合、マシニングセンタにおける工具交換時にスピンドル装置30の予圧は自動的に補正されることができる。
Claims (4)
- 軸方向前側に回転工具を装着可能な回転軸と、玉軸受を介して前記回転軸を回転自在に支持するハウジングと、前記玉軸受に予圧を付与する予圧手段とからなり、
前記玉軸受が軸受ケースに収納され、この軸受ケースが前記ハウジングに前記回転軸の軸方向へ移動可能に設けられ、前記軸受ケースが前記予圧手段で移動されるスピンドル装置であって、
前記予圧手段は、定圧予圧手段と可変予圧手段とからなり、
前記定圧予圧手段は、前記ハウジングの軸方向後側の端面に形成された凹部と、この凹部に対向するように前記軸受ケースに形成されたフランジ部と、前記凹部に設けられ前記フランジ部を付勢して玉軸受に所定の予圧を付与する弾性部材とからなり、
前記可変予圧手段は、前記スピンドル装置の外部から供給されるエアーを所要圧力に調整する給排気手段と、前記給排気手段に接続される圧力室を有し、前記回転軸の軸方向後側へ臨むフランジ部の外面側に脱着自在に設けられるピンシリンダと、このピンシリンダに進退自在に設けられ前記圧力室のエアー圧力に応じて前記ハウジングへ当接して前記フランジ部を付勢するロッドとからなることを特徴とするスピンドル装置。 - 前記可変予圧手段は、スピンドル装置の作動状態に基づいて前記給排気手段の所要圧力を変化させる制御手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載のスピンドル装置。
- 前記スピンドル装置の作動状態は、
前記回転軸の回転速度、前記回転軸の回転速度変動量、前記回転軸の温度、前記玉軸受の温度、ワーク切削条件の少なくとも1つから選択されてなることを特徴とする請求項2記載のスピンドル装置。 - 請求項3記載のスピンドル装置を用いたコンピュータ数値制御の工作機械であって、工作機械は、ベッドと、スピンドル装置と、ワーク保持装置と、制御手段とからなっており、前記スピンドル装置とワーク保持装置は信号線を介して前記制御手段と接続されてなることを特徴とする、コンピュータ数値制御の工作機械。
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Publications (2)
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