JP6130493B2 - Memsマイクロフォンアセンブリおよびmemsマイクロフォンアセンブリの作動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バックプレートと、当該バックプレートに対して移動可能なダイヤフラムとを備えたMEMSトランスデューサ素子と、ダイヤフラムとバックプレートとの間にDCバイアス電圧を供給するのに適合した制御可能なバイアス電圧発生器と、を備えたMEMSマイクロフォンアセンブリに関する。さらに、本発明はこのMEMSマイクロフォンアセンブリの製造方法に関する。
MEMSコンデンサマイクロフォンの製造における重要な問題は、このMEMSマイクロフォンのダイヤフラムのコンプライアンスおよび張力がマイクロフォン毎に変化することである。
製造プロセスが完了した後で、このマイクロフォンを校正する方法が知られている。特許文献1は、このマイクロフォンが製造プロセスの最後のステップで、外部の基準音源を用いて構成される方法を開示している。しかしながら、この方法はいくつかの不利な点を有している。この方法は、大きな試験工数と、このマイクロフォンにキャリブレーション結果を読み込むための追加のピンを必要とする。さらに、この方法は、もしマイクロフォンの電源がオフとなっていても、このキャリブレーションプロセスで決定された情報を格納することができる、不揮発性メモリを必要とする。このような不揮発性メモリは高価であり、場所を取り、また集積回路で実現することが困難である。
欧州特許出願第1906704A1号明細書
そこで本発明の課題は、上記の不利な点の少なくとも1つを克服することである。
上記の目的は、本願の独立請求項に記載の、MEMSマイクロフォンアセンブリと、MEMSマイクロフォンアセンブリの作動方法とによって達成される。さらなる特徴、有利な実施形態および応用例が従属項に記載されている。
本発明の1つの態様によれば、本発明によるMEMSマイクロフォンアセンブリは、バックプレートと、このバックプレートに対して移動可能なダイヤフラムとを備えたMEMSトランスデューサ素子と、ダイヤフラムとバックプレートとの間にDCバイアス電圧を供給するのに適合した制御可能なバイアス電圧発生器と、このMEMSトランスデューサ素子からの電気信号を受信して出力信号を供給する増幅器とを備え、この増幅器は、このMEMSトランスデューサ素子からの電気信号を1つの増幅器ゲイン設定に基づいて増幅するように構成されており、またこのマイクロフォンアセンブリの電源オン時にキャリブレーションを実行し、上記のDCバイアス電圧および/または増幅器ゲイン設定に関する情報を決定するように構成されたプロセッサを備えている。
上記の増幅器は前置増幅器であってよい。上記の増幅器ゲイン設定は、変更されてよく、また異なるレベルに設定されてよい。
上記のDCバイアス電圧発生器は、発生されるDC電圧が異なる値に設定できるように制御可能であってよい。
本発明によるマイクロフォンアセンブリが電源オンされるたびに、キャリブレーションルーチンが実行されるので、このキャリブレーションルーチンは、このマイクロフォンアセンブリの感度を変化させる、あるいはこのマイクロフォンアセンブリの製造プロセス完了後の誤差を大きくする経年変化または環境の影響を考慮することができる。たとえば、はんだ工程は、もしこれがこのマイクロフォンの製造完了後に、たとえばこのマイクロフォンアセンブリが携帯電話に組み込まれる時に行われると、マイクロフォンアセンブリの感度を変化し得る。これに対応して、本発明は、このマイクロフォンアセンブリの感度の変化またはこのマイクロフォンアセンブリの総合感度に影響する他のパラメータのばらつきを、この製造プロセスが完了した後でも補償することができる。
一般的に、MEMSマイクロフォンアセンブリの感度は、ほとんどバイアス電圧発生器のばらつきおよび上記のMEMSトランスデューサ素子の感度ばらつきに依存する。さらに、このMEMSトランスデューサ素子の感度ばらつきは、上記のダイヤフラムとバックプレートとの間に印加される電圧でほぼ決定される。この電圧がある決まった値を越えると、このダイヤフラムは物理的にバックプレートに接触する。これはコラプス事象(collapse event)として知られている。そしてこの電圧は、その発生から、コラプス電圧と呼ばれている。
このバイアス電圧発生器のばらつきは、ASICプロセスに依存しており、コストダウン設計と共にさらに低減することは容易ではない。これに代えて、本発明によるマイクロフォンアセンブリの電源オン時に実行されるキャリブレーションルーチンは、最適化されたバイアス電圧設定の測定を可能とする。この目的のため、上記の電圧発生器のバイアス電圧設定は、コラプス事象に対応して決定されてよい。
本発明によるMEMSマイクロフォンアセンブリは、コラプス事象を引き起こすために必要な上記のバイアス電圧のキャリブレーションルーチンを実行することができる。このキャリブレーションルーチンは、上記の増幅器のゲイン設定および/または上記のバイアス電圧発生器のバイアス電圧設定を選択することができ、このMEMSマイクロフォンアセンブリの製造におけるばらつきを相殺することができる。とりわけ、上記のMEMSトランスデューサのコラプス事象に対応した電圧および上記のバイアス電圧発生器によって供給される電圧は、MEMSマイクロフォンアセンブリ毎にばらつき易い。このMEMSマイクロフォンアセンブリの良好な性能を得るためには、このアセンブリの所定のばらつきが越えられてはならない。
しかしながら、このキャリブレーションルーチンは、上記のコラプス事象を引き起こすのに必要なバイアス電圧の正確な値を測定する必要は無い。この代わりに、このキャリブレーションルーチンは、上記のコラプス事象を引き起こすバイアス電圧を供給するバイアス電圧発生器の設定を決定してよい。この結果、このバイアス電圧発生器のばらつきは、このバイアス電圧発生器によって供給される正確な電圧を知ることなく相殺することができる。
さらに、上記のプロセッサは、電気信号のみを用いて上記のキャリブレーションルーチンを実行する。これにより、このキャリブレーションルーチンのための外部音源は必要無い。このため複雑かつ高価な試験工程はもはや必要ではない。さらに、このキャリブレーションルーチンの結果に関して外部からの情報をこのマイクロフォンに供給するのに従来必要であった追加のピンは、もはや必要では無い。その代わりに、このキャリブレーションルーチンは、このマイクロフォンの内部で実行される。
しかしながら、上記のDCバイアス電圧発生器および増幅器は、代替の実施形態においては制御可能でなくともよい。1つの実施形態によれば、このDCバイアス電圧発生器は、固定バイアス電圧を供給してよい。この実施形態においては、この増幅器のゲイン設定は可変である。詳細には、このゲイン設定は、上記のMEMSマイクロフォンアセンブリのばらつきが維持されるように選択されてよい。
もう1つの実施形態によれば、上記の増幅器は、固定ゲイン設定を有してよい。しかしながら、この実施形態においては、上記のバイアス電圧発生器は制御可能である。このバイアス電圧設定は、上記のMEMSマイクロフォンアセンブリのばらつきが維持されるように選択することができる。
1つの実施形態においては、上記のプロセッサは、上記の増幅器ゲイン設定および/または上記の電圧発生器によって印加されるDCバイアス電圧が、上記のキャリブレーションルーチンにおいて決定された情報に応じて設定されるように構成されている。
好ましくは、この増幅器のゲインは、抵抗およびコンデンサのような回路素子や、この増幅器にカップリングされたフィードバック回路の部品の電気的パラメータを変更することによって調整可能である。増幅器は、単に1個のトランジスタの増幅器またはバッファであってよく、好ましくはCMOSトランジスタを用いてよく、あるいは多段オペアンプのようなもっと複雑な回路であってよい。
1つの好ましい実施形態においては、本発明によるマイクロフォンは、情報を格納するための揮発性メモリを備える。詳細には、上記のキャリブレーションルーチンの間に決定された情報がこの揮発性メモリに格納されてよい。さらに上記のゲイン設定およびDCバイアス電圧が、この情報に従って設定されてよい。上記のキャリブレーションルーチンは、このマイクロフォンアセンブリが電源オンされるたびに実行されるので、このメモリは揮発性であってよい。このマイクロフォンが電源オフされた時には、この情報は格納する必要がない。その代わりに、新しい感度情報が、このマイクロフォンが電源オンされるたびに決定され、この際環境および経年変化が考慮される。
さらに、不揮発性メモリと比べ、揮発性メモリはいくつかの利点を提供する。特に揮発性メモリは、安価でありかつ集積回路で容易に実現できる。
さらに上記のマイクロプロセッサは、上記のキャリブレーションルーチンで決定された情報をこの揮発性メモリに格納するように構成されていてよい。
1つの実施形態においては、このプロセッサは、この揮発性メモリから情報を読みだし、この揮発性メモリからの情報に従って、上記の増幅器のゲインおよび/または上記の電圧発生器のDCバイアス電圧を制御するように構成されていてよい。
さらに、本発明によるMEMSマイクロフォンアセンブリは、電気信号を上記の制御可能な増幅器に供給することができる試験信号発生器を備えてよい。この試験信号発生器は、上記のトランスデューサ素子からの信号をシミュレートすることができる。しかしながら、この試験信号発生器からの信号は、既知であり、この増幅器の出力を観測するだけでそのゲインを観測することができる。
このマイクロフォンアセンブリは、さらに上記の増幅器を上記の試験信号発生器に接続することができるスイッチを備えてよい。
さらに、1つの実施形態においては、本発明によるMEMSマイクロフォンアセンブリはさらに、追加のバックプレートを備えてよく、上記のバックプレートとこの追加のバックプレートとの間に上記のダイヤフラムが配設される。デュアルバックプレートマイクロフォンは、改善された感度を提供する。第1のバイアス電圧が、この第1のバックプレートとダイヤフラムとの間に印加されてよく、第2のバイアス電圧が、この第2のバックプレートとダイヤフラムとの間に印加されてよい。ここに記載される、最適のバイアス電圧を決定する方法は、この場合2回使用されてよく、第1のバイアス電圧を決定するために1回、第2のバイアス電圧を決定するために1回用いられてよい。
本発明の第2の態様によれば、本発明によるMEMSマイクロフォンアセンブリの作動方法は、キャリブレーションルーチンと作動段階とを備え、このキャリブレーションルーチンは、このMEMSマイクロフォンアセンブリの電源オン後に実行され、上記の電圧発生器のDCバイアス電圧設定および/または上記の増幅器のゲイン設定の情報がこのキャリブレーションルーチンにおいて決定され、上記の作動段階はこのキャリブレーションルーチン後に実行され、上記のDCバイアス電圧および/または上記の増幅器のゲイン設定は、この作動段階においてこのキャリブレーションルーチンの間に決定される上記の情報に従って設定される。
1つの実施形態においては、このキャリブレーションルーチンは、以下のステップ、
−上記の電圧発生器によって印加される上記のDCバイアス電圧を開始値に設定するステップと、
−コラプスが検出されるまでこのDCバイアス電圧を段階的に増加するステップと、
−DCバイアス電圧の設定を格納するステップであって、このDCバイアス電圧が上記のコラプスの電圧より小さい電圧に設定されるステップと、
を備える。
特に上記のコラプス電圧に対応する、上記のトランスデューサ素子に印加されるバイアス電圧の正確な数値を決定することは必要無い。その代わりに、本発明による方法は、上記のコラプス事象に対応する上記の電圧発生器の設定を決定する。
詳細には、上記の電圧発生器によって印加されるDC電圧の初期開始値は、むしろこのバイアス電圧発生器のばらつきのために、正確に知らなくともよい。したがって、この印加されるDC電圧を絶対値で知る必要は無い。その代わりに、この電圧発生器の設定を相対値で知ることで十分である。
1つの実施形態においては、このバイアス電圧設定は、上記のコラプス事象が検出されるまでに行われた増加の回数に基づいて決定される。このDCバイアス電圧設定は、ルックアップテーブルを用いて決定されてよく、ここでこの増加の回数が入力パラメータとして用いられる。代替として、この段階的な増加の増加率がDCバイアス電圧設定に対応して選択されてよい。
ここでもまた作動段階の間のバイアス電圧の正確な値を知る必要は無い。
さらに、上記のキャリブレーションルーチンは、以下のステップ、
−試験信号発生器からの電気試験信号を増幅器に供給するステップと、
−段階的に増幅器のゲインを増加して、この増幅器の出力信号を測定することによってこの増幅器のゲイン設定のための最適値を決定するステップと、
を備えてよい。
具体的には、このゲイン設定のための最適値が、所望の増幅器ゲインを与える。この値は、ゲインを段階的に増加させ、各段階で増幅器出力の大きさが所望の大きさに達したかどうかを検出することによって決定されてよい。
以下に図を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
MEMSマイクロフォンアセンブリの1つの実施形態を示す図である。 キャリブレーションルーチンの第1のステップのフローチャートを示す図である。 キャリブレーションルーチンの第2のステップのフローチャートを示す図である。
図1は、MEMSマイクロフォンアセンブリ1の概略を示す。このMEMSマイクロフォンアセンブリ1は、MEMSトランスデューサ素子2と集積回路部3とを備える。さらにこのMEMSマイクロフォンアセンブリ1は、電源電圧を印加するための入力端子4と出力端子5とを有する。
このMEMSトランスデューサ素子2は、バックプレート17と、このバックプレート17に対して移動可能なダイヤフラム18とを備える。
上記の集積回路部3は、制御可能なバイアス電圧発生器6、前置増幅器7、プロセッサ8、およびメモリ9を備える。
この集積回路3はさらに、安定化電圧を供給する第2の電圧発生器を備えてよい。この第2の電圧発生器は、図1に示されていない。
この第2の電圧発生器は、安定化電圧を、上記のトランスデューサ素子2のバックプレート17または移動可能なダイヤフラム18のいずれか1つに、この安定化電圧を供給してよい。
上記のプロセッサ8は、上記の前置増幅器7のゲイン設定および上記の電圧発生器6によって印加されるDCバイアス電圧の少なくとも1つを設定するように構成されている。好ましくは、このDCバイアス電圧発生器6および前置増幅器は、両方とも制御可能であり、上記のプロセッサ8は、この前置増幅器7のゲイン設定および電圧発生器6によって印加されるDCバイアス電圧の両方を設定するように構成されている。しかしながら、1つの代替の実施形態によれば、このDCバイアス電圧発生器は、一定の大きさのバイアス電圧を供給してよい。この場合、上記のプロセッサ8は、上記の前置増幅器7のゲイン設定のみを設定してよい。もう1つの代替の実施形態においては、上記の前置増幅器7は、固定ゲイン設定を有してよく、またこのプロセッサは、この制御可能な電圧発生器6のDCバイアス電圧を設定できてよい。
好ましい実施形態においては、上記の前置増幅器7は、この前置増幅器7のゲイン設定を調整するデータ用の入力部を備える。この前置増幅器7は、フィードバックループ10を介して上記のプロセッサ8に接続されている。このプロセッサ8は、さらに上記のメモリ9に接続されている。詳細には、このプロセッサ8は、情報をこのメモリ9に書き込み可能となっており、またこのメモリ9から情報を読み出し可能となっている。
特にこのプロセッサ8は、上記のマイクロフォンアセンブリ1のキャリブレーションルーチンを実行して、上記の前置増幅器のゲイン設定に関する情報を決定するよう構成されている。さらにこのプロセッサ8は、この情報を上記のメモリ9に格納するように構成されている。さらにこのプロセッサ8は、またこの情報をこのメモリ9から読みだすように構成されており、これによって上記の前置増幅器7のゲイン設定を調整するように構成されている。
この実施形態においては、上記のDCバイアス発生器6は、逆並列に接続された2つのダイオード11,12と、この発生器6の電圧出力を安定化するためのデータの入力部を有するディクソンポンプ13とを備える。このディクソンポンプ13は、上記のメモリ9の情報を直接変換する動作を行う。この情報は、このメモリ9から、上記のDCバイアス電圧発生器または上記のプロセッサ8によって直接読み出されてよい。後者の場合、このプロセッサ8は、上記の発生器6によって供給されるDCバイアス電圧を設定できるようになっている。
さらに、他のタイプのDCバイアス電圧発生器6を使用することも可能である。
さらに、上記の集積回路部3は、上記のトランスデューサ素子2と上記の前置増幅器7との間に接続されたカップリングコンデンサ14を備える。
さらにこの集積回路部3は、試験信号発生器15を備える。この試験信号発生器は、一定かつ明確に規定された信号を供給できるようになっている。この回路部3はさらに、上記の前置増幅器7を上記の試験信号発生器15に接続できるスイッチ16を備える。この前置増幅器7は、たとえばこの前置増幅器7の最適なゲイン設定が測定されるキャリブレーションルーチンの部分で、この試験信号発生器15に接続されてよい。この増幅器のキャリブレーション中に、上記の試験信号発生器は、明確に規定された信号をこの増幅器に供給するのに用いられてよい。これによってこの増幅器のずれを、上記のトランスデューサ素子の他のずれとは独立して検査することができる。しかしながら、このマイクロフォンの作動段階の間では、上記のスイッチ16は開放されており、上記の増幅器7は、上記の試験信発生器15から分離されている。これに対応してこの前置増幅器7は、上記のトランスデューサ素子2のみに接続されている。
好ましくは、上記のメモリ9は、揮発性メモリである。すなわち。このメモリは格納された情報を保持するための電源を必要とする。上記のマイクロフォンアセンブリ1を電源オフした後は、この格納された情報は消失する。揮発性メモリは、不揮発性メモリに対して、集積回路で容易に実現できるという利点を持っている。また揮発性メモリは、安価であり、かつ不揮発性メモリより省スペースである。
上記のプロセッサ8は、上記の前置増幅器7のゲイン設定を設定できるようになっており、さらに上記のマイクロフォンアセンブリ1のキャリブレーションルーチンを実行できるようになっている。このキャリブレーションルーチンにおいて、上記の電圧発生器6によって上記のトランスデューサ素子2に印加されるDC電圧が決定され、さらに上記の前置増幅器7のゲイン設定も決定される。このキャリブレーションルーチンは、このマイクロフォンアセンブリ1が電源オンされる毎に実行される。このキャリブレーションルーチンで決定された情報は上記の揮発性メモリ9に格納される。このキャリブレーションルーチンは、電源オンの際に毎回実行されるので、この情報が電源オンの際に毎回再決定されることから、このメモリ9は、不揮発性メモリである必要はない。
これは経年変化または環境の影響による上記のマイクロフォンアセンブリの感度の変化を管理することができる。このような管理は、キャリブレーションルーチンが製造プロセスの最後に1回だけ行われる場合は不可能である。環境の影響の例としては、たとえば携帯電話等での最終的なデバイスのアセンブリの際に行われる、はんだリフロープロセスがある。他の利点としては、この揮発性メモリは集積回路におけるハードウェア部品として実現でき、これによって小さなマイクロフォンアセンブリの構築が可能となるとういうことがある。
上記のキャリブレーションルーチンは、2つのステップを備える。最初のステップにおいて、上記の電圧発生器6によって上記のトランスデューサ素子2に供給されるバイアス電圧の最適値が決定される。第2のステップにおいて、上記の前置増幅器7の最適なゲイン設定が決定される。しかしながら、固定レベルのDCバイアス電圧を供給する電圧発生器6を用いた実施形態においては、このキャリブレーションルーチンの第1のステップのみが実行される。さらに、固定のゲイン設定を用いた前置増幅器7を備えた実施形態においては、このキャリブレーションルーチンの第1のステップのみが実行される。
上記のキャリブレーションルーチンが完了した後、上記のマイクロフォンアセンブリ1の作動段階が開始されてよい。
図2は、上記のキャリブレーションルーチンの第1のステップのフローチャートを示す。このキャリブレーションルーチンの第1のステップの際に、上記の前置増幅器7が上記の試験信号発生器15に電気的に接続されないように、上記のスイッチ16が開放される。しかしながら、この前置増幅器7は、上記のトランスデューサ素子2に接続されている。この第1のステップのステップAにおいて、上記の制御可能なバイアス電圧発生器6によって、最小のバイアス電圧が上記のトランスデューサ素子2に印加される。この最小の電圧は、たとえば約9Vであってよい。しかしながら、このトランスデューサ素子2に印加される最小のバイアス電圧の正確な値を知る必要はない。
ステップAの後、ステップBが実行される。ステップBにおいて、コラプス事象が検出されるか否かが決定される。このコラプス事象は、もし上記のトランスデューサ素子2の移動可能なダイヤフラム18と上記のバックプレート17との間に印加された電圧が、このバックプレート17にダイヤフラム18が直接接触するまで、このバックプレート17に向かって引き込まれような力を及ぼすのに十分な場合に引き起こされる。
もしステップBにおいて、コラプス事象が全く検出されなければ、ステップCが実行される。ステップCは、上記のバイアス電圧を、固定した値、たとえば0.1Vで増加することに対応する。しかしながらこの正確な増加値を知る必要はない。さらに、カウンタが、上記のコラプス事象が検出するまでに何回ステップCが実行されたかをカウントする。ステップBが実行された後、再びコラプス事象が検出された否かが確認される。ステップB,Cは、コラプス事象が検出されるまで繰り返される。
コラプス事象が検出された場合、ステップDが実行される。ステップDにおいて、上記のバイアス電圧発生器の最適なバイアス電圧設定が決定される。この設定は、ステップCが実行されたサイクルの数から推定される。このステップCのサイクル数が、上記のカウンタからパラメータxとして読みだされる。
このパラメータxに基づいて、上記のバイアス電圧発生器の設定が決定される。この設定は、それぞれの設定に関係づけられた可能なパラメータxのルックアップテーブルを利用して選択されてよい。
しかしながら、上記のコラプス事象に対応したバイアス電圧の正確な数値を知る必要はない。その代わりに、上記のコラプス事象に対応した上記の電圧発生器6の設定を知ることで十分である。
たとえば上記のバイアス電圧発生器は、任意のスケールで種々の設定値を供給してよい。ステップAにおいて、最小のバイアス電圧が印加される。この後、このキャリブレーションルーチンのステップCにおいて、このバイアス電圧が知られていない増加値でx回増加される。さらに、ステップDにおいて、上記の作動モードのためのバイアス電圧設定が、xより小さなyを増加値に掛けたものを上記の最小のバイアス電圧に加えたものに決定される。コラプス事象が検出されるまでに実行される増加の回数xが入力パラメータとして与えらると、上記のルックアップテーブルは、上記のDCバイアス電圧のyの設定を定める。代替としてこの設定は、xの固定された比率で計算されてよい。
一旦上記の最適なバイアス電圧が決定されると、この値は、ステップEで揮発性メモリ9に格納され、この後上記のマイクロフォンアセンブリ1の作動段階で読みだされる。
上記のキャリブレーションルーチンの第1のステップが完了すると、このキャリブレーションルーチンの第2のステップが実行されて、上記の前置増幅器7の最適のゲイン設定が決定される。
図3は、上記の第2のステップのフローチャートを示す。この第2のステップにおいて、上記のスイッチ16は、上記の前置増幅器を上記の発生器15に接続する。これによって、一定の信号がこの前置増幅器7に印加されることが確実にされる。このキャリブレーションルーチンの第2のステップは、ステップFで開始され、ゲインを、たとえば6dB等の最小値に設定する。ステップGにおいて、この前置増幅器7の出力信号が観測され、この出力信号のピーク値が所定の値より大きいか否かが決定される。もし大きくなければ、ステップHが実行されて、ゲインが増加される。もし大きければ、ステップIが実行されて、上記の揮発性メモリ9にこのゲイン設定が格納される。
上記のキャリブレーションルーチンの第2のステップが完了した後、このキャリブレーションルーチンは完了する。
ここで、上記のマイクロフォンアセンブリ1の作動段階が開始される。この作動段階において、上記のプロセッサ8は、上記の揮発性メモリ9から上記の最適なゲイン設定および上記の最適なバイアス電圧を読み出し、これらの情報によって、上記の前置増幅器7および上記の電圧発生器6を設定する。
1 − MEMSマイクロフォンアセンブリ
2 − トランスデューサ素子
3 − 集積回路部
4 − 入力端子
5 − 出力端子
6 − バイアス電圧発生器
7 − 前置増幅器
8 − プロセッサ
9 − メモリ
10 − フィードバックループ
11 − ダイオード
12 − ダイオード
13 − ディクソンポンプ
14 − カップリングコンデンサ
15 − 試験信号発生器
16 − スイッチ
17 − バックプレート
18 − ダイヤフラム

Claims (14)

  1. MEMSマイクロフォンアセンブリ(1)であって、
    バックプレート(17)と、当該バックプレート(17)に対して移動可能なダイヤフラム(18)とを備えた、MEMSトランスデューサ素子(2)と、
    前記ダイヤフラム(18)と前記バックプレート(17)との間に印加されるDCバイアス電圧を供給するように構成された、バイアス電圧発生器(6)と、
    前記MEMSトランスデューサ素子(2)からの電気信号を受信し、出力信号を提供するための増幅器(7)であって、前記増幅器(7)は、所定の増幅器のゲインの設定に対応して前記MEMSトランスデューサ素子(2)からの前記電気信号を増幅するように構成された、増幅器と、
    前記マイクロフォンアセンブリ(1)の電源オン時にキャリブレーションルーチンを実行するように構成され、前記DCバイアス電圧の設定に関する情報を決定する、プロセッサ(8)と、を備えることを特徴とするMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  2. 前記プロセッサ(8)は、前記増幅器のゲインの設定および/または前記電圧発生器によって印加される前記DCバイアス電圧が、前記キャリブレーションルーチンにおいて決定された前記情報に応じて設定されるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ(1)。
  3. 前記情報を格納するための揮発性メモリ(9)をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  4. 前記マイクロプロセッサ(8)は、前記キャリブレーションルーチンで決定された前記情報を前記揮発性メモリ(9)に格納するように構成されていることを特徴とする、請求項3に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  5. 前記プロセッサ(8)は、前記揮発性メモリ(9)から前記情報を読みだし、前記揮発性メモリ(9)からの前記情報に従って、前記増幅器(7)のゲインおよび/または前記電圧発生器(6)の前記DCバイアス電圧を制御するように構成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  6. 前記増幅器(7)に電気信号を供給することができる試験信号発生器(15)を備えることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  7. 追加のバックプレートを備え、前記ダイヤフラム(18)が、前記バックプレート(17)と当該追加のバックプレートとの間に配設されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  8. 前記プロセッサ(8)は、前記マイクロフォンアセンブリ(1)の電源オン時にキャリブレーションルーチンを実行するように構成され、前記所定の増幅器のゲインの設定に関する情報を決定する、請求項1に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のMEMSマイクロフォンアセンブリ(1)を作動する方法であって、
    前記方法は、キャリブレーションルーチンと作動段階とを備え、
    前記キャリブレーションルーチンは、前記マイクロフォンアセンブリ(1)の電源オン後に実行され、前記電圧発生器(6)のDCバイアス電圧の設定に関する情報が、前記キャリブレーションルーチンにおいて決定され、
    前記作動段階は、前記キャリブレーションルーチンの後に実行され、前記DCバイアス電圧が、前記キャリブレーションルーチンの間に決定された前記情報にしたがって、前記作動段階において設定され
    前記キャリブレーションルーチンは、以下のステップ、
    前記電圧発生器(6)によって印加される前記DCバイアス電圧を開始値に設定するステップと、
    コラプスが検出されるまで前記DCバイアス電圧を段階的に増加するステップと、
    DCバイアス電圧の設定を格納するステップであって、前記DCバイアス電圧が前記コラプスの電圧より小さくなるように設定されるステップと、を備える、ことを特徴とする方法。
  10. 前記キャリブレーションルーチンにおいて、前記DCバイアス電圧設定および/または前記増幅器(7)のゲインの設定に関する前記情報が、揮発性メモリ(9)に格納され、
    前記作動段階の最初に、前記プロセッサ(8)が、前記揮発性メモリ(9)から前記情報を読み出し、当該情報にしたがって前記DCバイアス電圧および/または前記増幅器(7)のゲインを設定する、ことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  11. 前記DCバイアス電圧の設定が、前記バイアス電圧を段階的に増加する回数に基づいて決定されることを特徴とする、請求項9または10に記載の方法。
  12. 増幅器のゲインの設定に関する情報は、前記キャリブレーションルーチンにおいて決定され、
    前記増幅器の前記ゲインの設定は、前記キャリブレーションルーチンの間に決定された前記情報にしたがって、前記作動段階において設定されることを特徴とする、請求項〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記キャリブレーションルーチンは、以下のステップ、
    試験信号発生器(15)からの電気試験信号をプロセッサ(8)に供給するステップと、
    段階的に前記増幅器(7)の前記ゲインを増加し、当該増幅器の出力信号を測定することによって、当該増幅器(7)のゲイン設定のための最適値を決定するステップと、
    を備えることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ゲインの設定の最適値が、前記ゲインの段階的な増加によって、かつそれぞれの段階的な増加に対し、前記増幅器(7)の出力の大きさが所望の大きさに達したか否かを検出することによって決定されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
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