JP6130279B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6130279B2 JP6130279B2 JP2013197011A JP2013197011A JP6130279B2 JP 6130279 B2 JP6130279 B2 JP 6130279B2 JP 2013197011 A JP2013197011 A JP 2013197011A JP 2013197011 A JP2013197011 A JP 2013197011A JP 6130279 B2 JP6130279 B2 JP 6130279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- connector terminal
- terminal
- twisted pair
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
例えば、図13に示す、2本の電線8aおよび8bが撚り合わされたツイストペアケーブル8と他の電線9とが接続された、オス型コネクタ210およびメス型コネクタ220からなる従来のコネクタ200を考えてみる。
まず、第1の態様として、ツイストペアケーブルの第1の電線が接続される第1のコネクタ端子と、ツイストペアケーブルの第2の電線が接続される第2のコネクタ端子と、第3の電線が接続される第3のコネクタ端子とを備え、第3のコネクタ端子が、コネクタハウジング内において第1および第2のコネクタ端子と1回以上立体交差し、第2のコネクタ端子よりも第1のコネクタ端子に近づいて並走する第1の区間と、第1のコネクタ端子よりも第2のコネクタ端子に近づいて並走する第2の区間とを有する形状のオス型またはメス型のコネクタ(単体コネクタ)とした。
よって、本発明で用いる「コネクタ」の定義は、オス型コネクタのみ、メス型コネクタのみ、およびオス型コネクタとメス型コネクタとをペアとしたコネクタセットの、全てを含む概念である。
なお、各実施形態で参照する一部の図面では、コネクタの構造を理解しやすいように、本来は不透明であるハウジングなどを必要に応じて透過させて内部のコネクタ端子を表示させている。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係るコネクタ1の平面図である。図1および図2に示すコネクタ1は、オス型コネクタ10とメス型コネクタ20とのセットで構成される。
オス型コネクタ10は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子13を備えている。第1のコネクタ端子11には、ツイストペアケーブル8の一方の電線(第1の電線)8aが接続される。第2のコネクタ端子12には、このツイストペアケーブル8の他方の電線(第2の電線)8bが接続される。第3のコネクタ端子13は、第1のコネクタ端子11と隣接して、かつ第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と共に所定の間隔で一列に配置されている。第3のコネクタ端子13には、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび8bとは異なる電線(第3の電線)9が接続される。この第3のコネクタ端子13に接続される電線9としては、例えばノイズが発生するおそれがあり、発生したノイズによってツイストペアケーブル8の差動信号への影響が懸念される信号線(例えば、通信システム内でツイストペアケーブル8と一緒に配線される隣接線)などが該当する。また、各コネクタ端子と各電線との接続には、例えばコネクタ端子の先端部に形成された接合部に電線の被覆を除去した金属部をはめ込み、その接合部をかしめて圧着する手法などが用いられる。第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子13は、所定の端子間隔を有し、メス型コネクタ20側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング15で覆われている。
これにより、オス型コネクタ10側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび8b、電線9と、メス型コネクタ20側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9とが、それぞれ電気的に接続される(図2(b)を参照)。
本第1の実施形態に係るコネクタ1の特徴は、オス型コネクタ10において、第1のコネクタ端子11と隣接かつ並走している第3のコネクタ端子13が、第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12を跨いで、つまり第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と少なくとも1回は立体交差して、第2のコネクタ端子12とも隣接かつ並走している構造にある。
このため、本発明のコネクタ1の構造は、第3のコネクタ端子213および223が第1のコネクタ端子211および221だけに隣接する従来構造と比べて(図14)、第3のコネクタ端子13から第1のコネクタ端子11へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子13および23から第2のコネクタ端子12および22へ誘導されるノイズ量との差が小さくなり、ツイストペアケーブル8を流れる差動信号への影響を低減させることができる(図3)。
逆を言えば、第3のコネクタ端子13と第1のコネクタ端子11とが隣接かつ並走する区間と、第3のコネクタ端子13および23と第2のコネクタ端子12および22とが隣接かつ並走する区間との長さの差を同じにできなければ、第3のコネクタ端子13と第1のコネクタ端子11との間の距離D1を、第3のコネクタ端子13および23と第2のコネクタ端子12および22との間の距離D2に対して意図的に変えることで、第3のコネクタ端子13から第1のコネクタ端子11へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子13および23から第2のコネクタ端子12および22へ誘導されるノイズ量との差をゼロに近似させることもできるのである。
これにより、ツイストペアケーブルの対となる2本の電線に隣接するコネクタ端子にノイズが発生したとしても、差動動作を行うツイストペアケーブルの一方の電線だけにノイズが大きく誘導してしまう事態を防ぐことができる。すなわち、ツイストペアケーブルの2本の電線にそれぞれ誘導されるノイズ量の差が小さくなり、ツイストペアケーブルを流れる差動信号への影響を低減させることができるという有用な効果を奏することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るコネクタ2の斜視図である。図6は、本発明の第2の実施形態に係るコネクタ2の平面図である。図5および図6に示すコネクタ2は、オス型コネクタ30とメス型コネクタ40とのセットで構成される。
オス型コネクタ30は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子33を備えている。第1のコネクタ端子11には、ツイストペアケーブル8の一方の電線8aが接続される。第2のコネクタ端子12には、このツイストペアケーブル8の他方の電線8bが接続される。第3のコネクタ端子33は、第1のコネクタ端子11と隣接して、かつ第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と共に所定の間隔で一列に配置されている。第3のコネクタ端子33には、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび8bとは異なる電線9が接続される。第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子33は、所定の端子間隔を有し、メス型コネクタ40側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング15で覆われている。
これにより、オス型コネクタ30側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび8b、電線9と、メス型コネクタ40側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9とが、それぞれ電気的に接続される(図6(b)を参照)。
本第2の実施形態に係るコネクタ2の特徴も、基本的には上述した第1の実施形態に係るコネクタ1の特徴と同様に、オス型コネクタ30において、第1のコネクタ端子11と隣接かつ並走している第3のコネクタ端子33が、第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12を跨いで、つまり第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と立体交差して、第2のコネクタ端子12とも隣接かつ並走している構造にある。
これは、第1の実施形態に係るコネクタ1では、図2でわかるように、オス型コネクタ10とメス型コネクタ20とを嵌合させた状態では電線9が引き出される位置が変わることになり、接続作業に違和感を与えるおそれがあるのに対し、本第2の実施形態に係るコネクタ2では、図6でわかるように、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9の配置が変わらないという利点がある。
このため、本発明のコネクタ2の構造は、第3のコネクタ端子213および223が第1のコネクタ端子211および221だけに隣接する従来構造と比べて、第3のコネクタ端子33および34から第1のコネクタ端子11および21へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子33から第2のコネクタ端子12へ誘導されるノイズ量との差が小さくなり、ツイストペアケーブル8を流れる差動信号への影響を低減させることができる(図3および図14を参照)。
逆を言えば、第3のコネクタ端子33および43と第1のコネクタ端子11および21とが隣接かつ並走する区間と、第3のコネクタ端子33と第2のコネクタ端子12とが隣接かつ並走する区間との長さの差を同じにできなければ、第3のコネクタ端子33および43と第1のコネクタ端子11および21との間の距離D1を、第3のコネクタ端子33と第2のコネクタ端子12との間の距離D2に対して意図的に変えることで、第3のコネクタ端子33および43から第1のコネクタ端子11および21へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子33から第2のコネクタ端子12へ誘導されるノイズ量との差をゼロに近似させることもできるのである。
これにより、ツイストペアケーブルの対となる2本の電線に隣接するコネクタ端子にノイズが発生したとしても、差動動作を行うツイストペアケーブルの一方の電線だけにノイズが大きく誘導される事態を防ぐことができる。すなわち、ツイストペアケーブルの2本の電線にそれぞれ誘導されるノイズ量の差が小さくなり、ツイストペアケーブルを流れる差動信号への影響を低減させることができるという有用な効果を奏することができる。
さらに、オス型コネクタ30とメス型コネクタ40とを嵌合させた場合、嵌合させた状態における各電線の位置関係が変わらないという利点がある。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るコネクタ3の斜視図である。図9は、本発明の第3の実施形態に係るコネクタ3の平面図である。図8および図9に示すコネクタ3は、オス型コネクタ50とメス型コネクタ60とのセットで構成される。
オス型コネクタ50は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子53を備えている。第1のコネクタ端子11には、ツイストペアケーブル8の一方の電線8aが接続される。第2のコネクタ端子12には、このツイストペアケーブル8の他方の電線8bが接続される。第3のコネクタ端子53は、第1のコネクタ端子11と隣接して、かつ第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と共に所定の間隔で一列に配置されている。第3のコネクタ端子53には、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび8bとは異なる電線9が接続される。第1のコネクタ端子11、第2のコネクタ端子12、および第3のコネクタ端子53は、所定の端子間隔を有し、メス型コネクタ60側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング15で覆われている。
これにより、オス型コネクタ50側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび8b、電線9と、メス型コネクタ60側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9とが、それぞれ電気的に接続される(図9(b)を参照)。
本第3の実施形態に係るコネクタ3の特徴は、オス型コネクタ50において、第1のコネクタ端子11と隣接している第3のコネクタ端子53が、第1のコネクタ端子11と並走する本線と、第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12を跨いで、つまり第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と立体交差して、第2のコネクタ端子12とも隣接して並走している支線とに、分岐している構造にある。そして、メス型コネクタ60において、第2のコネクタ端子22と隣接している第3のコネクタ端子63が、第2のコネクタ端子22と並走する支線と共に、第1のコネクタ端子21および第2のコネクタ端子22を跨いで、つまり第1のコネクタ端子21および第2のコネクタ端子22と立体交差して、第1のコネクタ端子21とも隣接して並走している本線とに、分岐している構造にある。従って、オス型コネクタ50の第3のコネクタ端子53は2端子構成となり、同じくメス型コネクタ60の第3のコネクタ端子63も2端子構成となる。
このため、本発明のコネクタ3の構造は、第3のコネクタ端子213および223が第1のコネクタ端子211および221だけに隣接する従来構造と比べて、第3のコネクタ端子53および63から第1のコネクタ端子11および21へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子53および63から第2のコネクタ端子12および22へ誘導されるノイズ量との差が小さくなり、ツイストペアケーブル8を流れる差動信号への影響を低減させることができる(図3および図14を参照)。
これにより、ツイストペアケーブルの対となる2本の電線に隣接するコネクタ端子にノイズが発生したとしても、差動動作を行うツイストペアケーブルの一方の電線だけにノイズが大きく誘導される事態を防ぐことができる。すなわち、ツイストペアケーブルの2本の電線にそれぞれ誘導されるノイズ量の差が小さくなり、ツイストペアケーブルを流れる差動信号への影響を低減させることができるという有用な効果を奏することができる。
図10は、本発明の第4の実施形態に係るコネクタ4の斜視図である。図11は、本発明の第4の実施形態に係るコネクタ4の平面図である。図10および図11に示すコネクタ4は、オス型コネクタ50とメス型コネクタ70とのセットで構成される。
なお、本第4の実施形態に係るコネクタ4におけるオス型コネクタ50は、上記第3の実施形態に係るコネクタ3と同様の構造であるため、同一の参照符号を付してその説明を一部省略する。
メス型コネクタ70は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子21、第2のコネクタ端子22、および第3のコネクタ端子73を備えている。第1のコネクタ端子21には、ツイストペアケーブル8の一方の電線8aが接続される。第2のコネクタ端子22には、このツイストペアケーブル8の他方の電線8bが接続される。第3のコネクタ端子73は、第1のコネクタ端子21と隣接して、かつ第1のコネクタ端子21および第2のコネクタ端子22と共に所定の間隔で一列に配置されている。第3のコネクタ端子73には、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび8bとは異なる電線9が接続される。この第1のコネクタ端子21、第2のコネクタ端子22、および第3のコネクタ端子73は、所定の端子間隔を有し、オス型コネクタ50側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング25で覆われている。
これにより、オス型コネクタ50側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび8b、電線9と、メス型コネクタ70側のツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9とが、それぞれ電気的に接続される(図11(b)を参照)。
本第4の実施形態に係るコネクタ4の特徴は、オス型コネクタ50において、第1のコネクタ端子11と隣接している第3のコネクタ端子53が、第1のコネクタ端子11と並走する本線と、第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12を跨いで、つまり第1のコネクタ端子11および第2のコネクタ端子12と立体交差して、第2のコネクタ端子12とも隣接して並走している支線とに、分岐している構造にある。そして、メス型コネクタ70において、第1のコネクタ端子21と隣接している第3のコネクタ端子73が、第1のコネクタ端子21と並走する本線と、第1のコネクタ端子21および第2のコネクタ端子22を跨いで、つまり第1のコネクタ端子21および第2のコネクタ端子22と立体交差して、第2のコネクタ端子22とも隣接して並走している支線とに、分岐している構造にある。従って、オス型コネクタ50の第3のコネクタ端子53は2端子構成となり、同じくメス型コネクタ70の第3のコネクタ端子73も2端子構成となる。
これは、第3の実施形態に係るコネクタ3では、図9でわかるように、オス型コネクタ50とメス型コネクタ60とを嵌合させた状態では、電線9が引き出される位置が変わることになり接続作業に違和感を与えるおそれがあるのに対し、本第4の実施形態に係るコネクタ4では、図11でわかるように、ツイストペアケーブル8の電線8aおよび電線8b、電線9の配置が変わらないという利点がある。
このため、本発明のコネクタ4の構造は、第3のコネクタ端子213および223が第1のコネクタ端子211および221だけに隣接する従来構造と比べて、第3のコネクタ端子53および73から第1のコネクタ端子11および21へ誘導されるノイズ量と、第3のコネクタ端子53および73から第2のコネクタ端子12および22へ誘導されるノイズ量との差が小さくなり、ツイストペアケーブル8を流れる差動信号への影響を低減させることができる(図3および図14を参照)。
これにより、ツイストペアケーブルの対となる2本の電線に隣接するコネクタ端子にノイズが発生したとしても、差動動作を行うツイストペアケーブルの一方の電線だけにノイズが大きく誘導される事態を防ぐことができる。すなわち、ツイストペアケーブルの2本の電線にそれぞれ誘導されるノイズ量の差が小さくなり、ツイストペアケーブルを流れる差動信号への影響を低減させることができるという有用な効果を奏することができる。
さらに、オス型コネクタ50とメス型コネクタ70とを嵌合させた場合、嵌合させた状態における各電線の位置関係が変わらないという利点がある。
また、上記第1〜第4の実施形態では、各第3のコネクタ端子が、第1のコネクタ端子および第2のコネクタ端子を跨いで立体交差する例を説明したが、立体交差は跨いでさせる以外に潜ってさせてもよい。もちろん、コネクタ端子の立体交差を複数回行うコネクタ構造の場合、全ての立体交差を必ず同じ跨ぐ方向または潜る方向に統一させなくても構わない。
これまでの第1〜第4の実施形態では、発生したノイズによってツイストペアケーブルの差動信号への影響が懸念される電線が、ツイストペアケーブルと同じコネクタの端子に接続される構成例を説明した。
しかしながら、ツイストペアケーブルの2本の電線だけでコネクタが構成される場合もある。この場合には、ツイストペアケーブルの2つのコネクタ端子自体を立体交差させる構造を採用することによって、近傍で発生するノイズからの影響を低減させることが考えられる。以下、このような構造の一例を説明する。
この図12(a)に例示するオス型コネクタ110は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子111および第2のコネクタ端子112を備えている。第1のコネクタ端子111には、ツイストペアケーブル8の一方の電線8aが接続される。第2のコネクタ端子112には、このツイストペアケーブル8の他方の電線8bが接続される。第1のコネクタ端子111および第2のコネクタ端子112は、所定の端子間隔を有し、対応するメス型コネクタ側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング115で覆われている。
この図12(b)に例示するメス型コネクタ120は、例えば金属などの導電部材からなる第1のコネクタ端子121および第2のコネクタ端子122を備えている。第1のコネクタ端子121には、ツイストペアケーブル8の一方の電線8aが接続される。第2のコネクタ端子122には、このツイストペアケーブル8の他方の電線8bが接続される。第1のコネクタ端子121および第2のコネクタ端子122は、所定の端子間隔を有し、対応するオス型コネクタ側のコネクタ端子と嵌合する箇所を除いて、例えば樹脂などの絶縁部材からなるハウジング125で覆われている。
8 ツイストペアケーブル
8a、8b、9 電線
10、30、50、110、210 オス型コネクタ(単体)
11〜13、21〜23、33、43、53、63、73、111、112、121、122、211〜213、221〜223 コネクタ端子
15、25、115、125、215、225 ハウジング
20、40、60、70、120、220 メス型コネクタ(単体)
Claims (8)
- ツイストペアケーブルを少なくとも含む複数の電線がコネクタ端子に接続されるコネクタであって、
前記ツイストペアケーブルの第1の電線が接続される第1のコネクタ端子と、
前記ツイストペアケーブルの第2の電線が接続される第2のコネクタ端子と、
第3の電線が接続される第3のコネクタ端子とを備え、
前記第3のコネクタ端子は、コネクタハウジング内において前記第1および第2のコネクタ端子と1回以上立体交差し、前記第1および第2のコネクタ端子と立体交差する毎に、前記第2のコネクタ端子よりも前記第1のコネクタ端子に近づいて並走する第1の区間と、前記第1のコネクタ端子よりも前記第2のコネクタ端子に近づいて並走する第2の区間とが、切り替わる形状であり、かつ、前記第1の区間の長さの総和と、前記第2の区間の長さの総和とが、略等しい形状であることを特徴とする、コネクタ。 - ツイストペアケーブルを少なくとも含む複数の電線がコネクタ端子に接続されるコネクタであって、
前記ツイストペアケーブルの第1の電線が接続される第1のコネクタ端子と、
前記ツイストペアケーブルの第2の電線が接続される第2のコネクタ端子と、
第3の電線が接続される第3のコネクタ端子とを備え、
前記第3のコネクタ端子は、コネクタハウジング内において前記第1および第2のコネクタ端子と1回以上立体交差し、前記第2のコネクタ端子よりも前記第1のコネクタ端子に近づいて並走する第1の区間と、前記第1のコネクタ端子よりも前記第2のコネクタ端子に近づいて並走する第2の区間とを有する形状であり、かつ、本線と、前記第1および第2のコネクタ端子と立体交差する支線とに、分岐しており、当該本線および当該支線が前記第1および第2のコネクタ端子を挟んで両側に隣接して並走した形状であることを特徴とする、コネクタ。 - 前記第3のコネクタ端子は、分岐した前記本線および前記支線のいずれか一方の線が前記第1および第2のコネクタ端子と再び立体交差して他方の線と合流する形状であることを特徴とする、請求項2に記載のコネクタ。
- 前記第3のコネクタ端子は、前記第1の区間における前記第1のコネクタ端子との距離と、前記第2の区間における前記第2のコネクタ端子との距離とが、略等しい形状であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ。
- ツイストペアケーブルを少なくとも含む複数の電線がコネクタ端子に接続される、オス型コネクタとメス型コネクタとの一対で構成されたコネクタであって、
前記オス型コネクタおよび前記メス型コネクタは、それぞれ、
前記ツイストペアケーブルの第1の電線が接続される第1のコネクタ端子と、
前記ツイストペアケーブルの第2の電線が接続される第2のコネクタ端子と、
第3の電線が接続される第3のコネクタ端子とを備え、
前記オス型コネクタおよび前記メス型コネクタの少なくとも一方の前記第3のコネクタ端子は、コネクタハウジング内において前記第1および第2のコネクタ端子と1回以上立体交差し、前記第1および第2のコネクタ端子と立体交差する毎に、前記第2のコネクタ端子よりも前記第1のコネクタ端子に近づいて並走する第1の区間と、前記第1のコネクタ端子よりも前記第2のコネクタ端子に近づいて並走する第2の区間とが、切り替わる形状であり、かつ、前記オス型コネクタと前記メス型コネクタとを嵌合させた状態で、前記第1の区間の長さの総和と、前記第2の区間の長さの総和とが、略等しい形状であることを特徴とする、コネクタ。 - ツイストペアケーブルを少なくとも含む複数の電線がコネクタ端子に接続される、オス型コネクタとメス型コネクタとの一対で構成されたコネクタであって、
前記オス型コネクタおよび前記メス型コネクタは、それぞれ、
前記ツイストペアケーブルの第1の電線が接続される第1のコネクタ端子と、
前記ツイストペアケーブルの第2の電線が接続される第2のコネクタ端子と、
第3の電線が接続される第3のコネクタ端子とを備え、
前記オス型コネクタおよび前記メス型コネクタの少なくとも一方の前記第3のコネクタ端子は、コネクタハウジング内において前記第1および第2のコネクタ端子と1回以上立体交差し、前記第2のコネクタ端子よりも前記第1のコネクタ端子に近づいて並走する第1の区間と、前記第1のコネクタ端子よりも前記第2のコネクタ端子に近づいて並走する第2の区間とを有する形状であり、
前記オス型コネクタの前記第3のコネクタ端子は、本線と、前記第1および第2のコネクタ端子と立体交差する支線とに分岐しており、当該本線および当該支線が前記第1および第2のコネクタ端子を挟んで両側に隣接して並走した形状であることを特徴とする、コネクタ。 - 前記メス型コネクタの前記第3のコネクタ端子は、前記オス型コネクタ内で分岐した前記本線および前記支線のいずれか一方の線が、前記第1および第2のコネクタ端子と再び立体交差して他方の線と合流する形状であることを特徴とする、請求項6に記載のコネクタ。
- 各前記第3のコネクタ端子は、前記第1の区間における前記第1のコネクタ端子との距離と、前記第2の区間における前記第2のコネクタ端子との距離とが、略等しい形状であることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013197011A JP6130279B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013197011A JP6130279B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015064960A JP2015064960A (ja) | 2015-04-09 |
JP6130279B2 true JP6130279B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=52832711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013197011A Active JP6130279B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6130279B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08293365A (ja) * | 1995-04-20 | 1996-11-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 中継モジュラジャック |
US6276954B1 (en) * | 1999-11-16 | 2001-08-21 | Avaya Technology Corp. | Communication plug having consistent and set levels of complementary crosstalk |
-
2013
- 2013-09-24 JP JP2013197011A patent/JP6130279B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015064960A (ja) | 2015-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016132855A1 (ja) | 接続端子および端子接続構造 | |
JP6692455B2 (ja) | 差動コネクタおよびその差動対配置構造ならびに差動コネクタプラグ | |
US9948034B2 (en) | Connector and electrical wire unit | |
JP6376078B2 (ja) | 筒状導電性編組及び電磁シールド付配線モジュール | |
US9125306B2 (en) | Flexible printed circuit board and combination thereof | |
JP2015528624A (ja) | 挿着形コネクタ | |
CN105391003A (zh) | 导电路径 | |
TWI693875B (zh) | 電路板、連接器總成以及線束 | |
JP2015158992A (ja) | コネクタ | |
TWM481528U (zh) | 轉接器 | |
JP2011014393A (ja) | シールド電線 | |
CN104300315A (zh) | 差分模块及使用该模块的全屏蔽式差分连接器 | |
JP6130279B2 (ja) | コネクタ | |
US20090095501A1 (en) | Noise-controllable high voltage electric wire | |
JP6493186B2 (ja) | プロテクタ | |
US8684751B2 (en) | Connector | |
WO2018037603A1 (ja) | ツイストペアケーブル用コネクタ | |
CN205231429U (zh) | 一种机身线束 | |
CN207303432U (zh) | 垂直式高速连接器及其导电模块 | |
CN203301879U (zh) | 一种具有分隔结构的电子设备 | |
JP2010123291A (ja) | 圧着端子 | |
CN109428193A (zh) | 垂直式高速连接器及其导电模块 | |
TWI840308B (zh) | 匯流排連接線反焊結構 | |
CN203617514U (zh) | 电连接器 | |
CN105406274A (zh) | 一种线束结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170321 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6130279 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |