JPH08293365A - 中継モジュラジャック - Google Patents
中継モジュラジャックInfo
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- JPH08293365A JPH08293365A JP9501895A JP9501895A JPH08293365A JP H08293365 A JPH08293365 A JP H08293365A JP 9501895 A JP9501895 A JP 9501895A JP 9501895 A JP9501895 A JP 9501895A JP H08293365 A JPH08293365 A JP H08293365A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductors
- modular jack
- conductor
- connecting portion
- relay
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/646—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
- H01R13/6461—Means for preventing cross-talk
- H01R13/6467—Means for preventing cross-talk by cross-over of signal conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/06—Intermediate parts for linking two coupling parts, e.g. adapter
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
- H01R24/64—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの伝送特性が劣化することがなく、か
つ、施工性の良い中継モジュラジャックを提供する。 【構成】 モジュラジャック本体11の外面の内、一対
の対向する面に、凸型の挿入部12a,12bが対向す
るように設けられている。挿入部12a,12bの内部
には、1ピン〜8ピンを有する接続部13a,13b
が、ピン配列が逆になるように配置されている。そし
て、接続部13aの各ピンと、接続部13bの各ピンと
の間は、導体Cにより電気的に接続されている。ここ
で、接続部13a,13bの各ピン間を電気的に接続す
る導体Cの長さが同一になるように、内側の導体Cの他
の導体Cとの交差する回数を、外側の導体Cの他の導体
Cとの交差する回数よりも多くしている。従って、導体
Cの平衡度を保持することができ、導体C間で発生する
クロストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を
低減することができる。
つ、施工性の良い中継モジュラジャックを提供する。 【構成】 モジュラジャック本体11の外面の内、一対
の対向する面に、凸型の挿入部12a,12bが対向す
るように設けられている。挿入部12a,12bの内部
には、1ピン〜8ピンを有する接続部13a,13b
が、ピン配列が逆になるように配置されている。そし
て、接続部13aの各ピンと、接続部13bの各ピンと
の間は、導体Cにより電気的に接続されている。ここ
で、接続部13a,13bの各ピン間を電気的に接続す
る導体Cの長さが同一になるように、内側の導体Cの他
の導体Cとの交差する回数を、外側の導体Cの他の導体
Cとの交差する回数よりも多くしている。従って、導体
Cの平衡度を保持することができ、導体C間で発生する
クロストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を
低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,データ,画像信
号等の通信に用いられる情報配線システムにおいて使用
される中継モジュラジャックに関するものである。
号等の通信に用いられる情報配線システムにおいて使用
される中継モジュラジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスや工場等において、様々
な情報を伝送するために、ツイストペア線や同軸ケーブ
ルを用いた情報配線システムが広く用いられている。こ
の種のシステムで伝送される情報の形態としては、電話
回線やファクシミリ等のアナログ信号に限らず、LAN
端末のディジタル信号も含まれることが多い。また、情
報の内容についても、音声信号、ディジタル信号、画像
信号といったあらゆるメディアが含まれる。このような
様々な通信機器を統一的なアーキテクチャに基づいてネ
ットワーク構成した統合情報配線システムにおいては、
ネットワーク機器がモジュラジャック及びモジュラプラ
グを用いて接続される。
な情報を伝送するために、ツイストペア線や同軸ケーブ
ルを用いた情報配線システムが広く用いられている。こ
の種のシステムで伝送される情報の形態としては、電話
回線やファクシミリ等のアナログ信号に限らず、LAN
端末のディジタル信号も含まれることが多い。また、情
報の内容についても、音声信号、ディジタル信号、画像
信号といったあらゆるメディアが含まれる。このような
様々な通信機器を統一的なアーキテクチャに基づいてネ
ットワーク構成した統合情報配線システムにおいては、
ネットワーク機器がモジュラジャック及びモジュラプラ
グを用いて接続される。
【0003】図5は、従来例に係る中継モジュラジャッ
ク1の模式図である。中継モジュラジャック1は、モジ
ュラジャック本体11と挿入部12a,12bと接続部
13a,13bとを有して成る。モジュラジャック本体
11は、プラスチック等の成形材料により直方体状に形
成され、モジュラジャック本体11の外面の内、一対の
対向する面には、モジュラプラグ(図示せず)を挿入す
るための凸型の挿入部12a,12bが互いに上下逆方
向に設けられている。挿入部12a,12bの内部に
は、1ピン〜8ピンを有する接続部13a,13bが互
いに上下左右逆方向に設けられており、接続部13a,
13bの1ピン〜8ピンは、導体Cにより平行に電気的
接続されている。つまり、接続部13aの1ピンと接続
部13bの1ピン,・・・,接続部13aの8ピンと接
続部13bの8ピンとが電気的に接続されている。そし
て、モジュラプラグを挿入部12a,12bに挿入する
と、モジュラプラグに設けられた接続部(図示せず)が
接続部13a,13bに接続するように構成されてい
る。
ク1の模式図である。中継モジュラジャック1は、モジ
ュラジャック本体11と挿入部12a,12bと接続部
13a,13bとを有して成る。モジュラジャック本体
11は、プラスチック等の成形材料により直方体状に形
成され、モジュラジャック本体11の外面の内、一対の
対向する面には、モジュラプラグ(図示せず)を挿入す
るための凸型の挿入部12a,12bが互いに上下逆方
向に設けられている。挿入部12a,12bの内部に
は、1ピン〜8ピンを有する接続部13a,13bが互
いに上下左右逆方向に設けられており、接続部13a,
13bの1ピン〜8ピンは、導体Cにより平行に電気的
接続されている。つまり、接続部13aの1ピンと接続
部13bの1ピン,・・・,接続部13aの8ピンと接
続部13bの8ピンとが電気的に接続されている。そし
て、モジュラプラグを挿入部12a,12bに挿入する
と、モジュラプラグに設けられた接続部(図示せず)が
接続部13a,13bに接続するように構成されてい
る。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の中継モジュラジャック1においては、挿入部1
2a,12bにモジュラプラグを挿入するとき、モジュ
ラプラグの向きを反転させなければならず、このこと
は、ツイストペア線を接続する場合に、施工性が非常に
悪いという問題があった。
な構成の中継モジュラジャック1においては、挿入部1
2a,12bにモジュラプラグを挿入するとき、モジュ
ラプラグの向きを反転させなければならず、このこと
は、ツイストペア線を接続する場合に、施工性が非常に
悪いという問題があった。
【0005】また、中継モジュラジャックの各ピンは、
IEEE国際規格により使用対が決められており、1と
2,3と6,4と5,そして7と8ピンが対として構成
されている。ここで、対象とするデータ通信の伝送速度
が10Mb/s程度の場合には、近接した導体C間で発
生するクロストーク等のノイズによる、システム全体か
ら見た伝送特性の劣化が問題となることは少なかった。
IEEE国際規格により使用対が決められており、1と
2,3と6,4と5,そして7と8ピンが対として構成
されている。ここで、対象とするデータ通信の伝送速度
が10Mb/s程度の場合には、近接した導体C間で発
生するクロストーク等のノイズによる、システム全体か
ら見た伝送特性の劣化が問題となることは少なかった。
【0006】しかし、データ通信の伝送速度が、高速の
領域(100Mb/s以上)になると、近接した導体C
間で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電
磁界の影響により、伝送特性が劣化するという問題があ
った。
領域(100Mb/s以上)になると、近接した導体C
間で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電
磁界の影響により、伝送特性が劣化するという問題があ
った。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、データの伝送特性が
劣化することがなく、かつ、施工性の良い中継モジュラ
ジャックを提供することにある。
であり、その目的とするところは、データの伝送特性が
劣化することがなく、かつ、施工性の良い中継モジュラ
ジャックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
モジュラジャック本体と、モジュラプラグを挿入する第
1の挿入部及び第2の挿入部と、モジュラプラグに設け
られた接続部との接続を行う第1の接続部及び第2の接
続部と、前記第1の接続部及び第2の接続部間の電気的
接続を行う導体とを有して成り、前記第1の挿入部及び
第2の挿入部を、前記モジュラジャック本体外面に、対
向するように配置したモジュラジャックにおいて、前記
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて電気的接続を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
モジュラジャック本体と、モジュラプラグを挿入する第
1の挿入部及び第2の挿入部と、モジュラプラグに設け
られた接続部との接続を行う第1の接続部及び第2の接
続部と、前記第1の接続部及び第2の接続部間の電気的
接続を行う導体とを有して成り、前記第1の挿入部及び
第2の挿入部を、前記モジュラジャック本体外面に、対
向するように配置したモジュラジャックにおいて、前記
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて電気的接続を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の中
継モジュラジャックにおいて、前記導体の内、所定の導
体に撚りを加えることにより、前記導体の長さが同一に
なるようにしたことを特徴とするものである。
継モジュラジャックにおいて、前記導体の内、所定の導
体に撚りを加えることにより、前記導体の長さが同一に
なるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させたことを特徴と
するものである。
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させたことを特徴と
するものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
内、近接している所定の導体を離して配置するようにし
たことを特徴とするものである。
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
内、近接している所定の導体を離して配置するようにし
たことを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
接続パターンを、該接続パターンの中央部において、点
対称に構成したことを特徴とするものである。
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
接続パターンを、該接続パターンの中央部において、点
対称に構成したことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1または請求項2記載の発明は、第1の
接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にするととも
に、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしており、各
導体の平衡度を保持することができ、かつ、モジュラプ
ラグの向きを反転させずに第1の挿入部及び第2の挿入
部に挿入することができる。
接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にするととも
に、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしており、各
導体の平衡度を保持することができ、かつ、モジュラプ
ラグの向きを反転させずに第1の挿入部及び第2の挿入
部に挿入することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させており、導体間
で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁
界を打ち消すことができる。
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させており、導体間
で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁
界を打ち消すことができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
内、近接している所定の導体を離して配置するように
し、対間の静電容量を小さくしており、導体間で発生す
るクロストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響
を低減することができる。
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
内、近接している所定の導体を離して配置するように
し、対間の静電容量を小さくしており、導体間で発生す
るクロストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響
を低減することができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
接続パターンを、該接続パターンの中央部において、点
対称に構成しており、導体間で発生するクロストーク等
のノイズによって生じる電磁界の影響を更に低減するこ
とができる。
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体の
接続パターンを、該接続パターンの中央部において、点
対称に構成しており、導体間で発生するクロストーク等
のノイズによって生じる電磁界の影響を更に低減するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る中継モジ
ュラジャック1の模式図である。なお、従来例に示した
箇所と同一の箇所については、同一符号を付して説明を
省略する。対向する1ピン〜8ピンを有して成る接続部
13a,13bのピン配列は、互いに逆に配置されてい
る。即ち、接続部13aの1ピンに対して接続部13b
の8ピン,・・・,接続部13aの8ピンに対して接続
部13bの1ピンが対向するように配置されている。そ
して、接続部13aの各ピンと、接続部13bの各ピン
との間は、導体Cにより電気的に接続されている。
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る中継モジ
ュラジャック1の模式図である。なお、従来例に示した
箇所と同一の箇所については、同一符号を付して説明を
省略する。対向する1ピン〜8ピンを有して成る接続部
13a,13bのピン配列は、互いに逆に配置されてい
る。即ち、接続部13aの1ピンに対して接続部13b
の8ピン,・・・,接続部13aの8ピンに対して接続
部13bの1ピンが対向するように配置されている。そ
して、接続部13aの各ピンと、接続部13bの各ピン
との間は、導体Cにより電気的に接続されている。
【0018】ここで、接続部13a,13bの各ピンと
電気的接続される導体Cの長さは、同一になるように工
夫されている。なお、図1においては、導体Cの長さが
異なっているが、便宜上、同一の長さとして記載してい
る。本実施例では、導体Cの長さを同一にするために、
内側の導体Cの他の導体Cとの交差する回数を、外側の
導体Cの他の導体Cとの交差する回数よりも多くしてい
る。
電気的接続される導体Cの長さは、同一になるように工
夫されている。なお、図1においては、導体Cの長さが
異なっているが、便宜上、同一の長さとして記載してい
る。本実施例では、導体Cの長さを同一にするために、
内側の導体Cの他の導体Cとの交差する回数を、外側の
導体Cの他の導体Cとの交差する回数よりも多くしてい
る。
【0019】従って、本実施例においては、接続部13
a,13b間の電気的接続を行う導体Cの長さを同一と
することにより平衡度を保持しているので、モジュラプ
ラグ(図示せず)に接続されるツイストペア線(図示せ
ず)の各リード線と、接続部13aまたは接続部13b
を介して電気的接続される導体C間で発生するクロスト
ーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を低減する
ことができる。
a,13b間の電気的接続を行う導体Cの長さを同一と
することにより平衡度を保持しているので、モジュラプ
ラグ(図示せず)に接続されるツイストペア線(図示せ
ず)の各リード線と、接続部13aまたは接続部13b
を介して電気的接続される導体C間で発生するクロスト
ーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を低減する
ことができる。
【0020】図2は、本発明の他の実施例に係る導体C
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例に
係る導体Cの接続パターンは、図1に示す導体Cの接続
パターンにおいて、各導体Cを直交するように交差させ
たものである。なお、図2においても、図1と同様に、
導体Cの長さが異なっているが、便宜上、同一の長さと
して記載している。
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例に
係る導体Cの接続パターンは、図1に示す導体Cの接続
パターンにおいて、各導体Cを直交するように交差させ
たものである。なお、図2においても、図1と同様に、
導体Cの長さが異なっているが、便宜上、同一の長さと
して記載している。
【0021】従って、本実施例においては、各導体Cを
直交するように交差させているので、導体C間で発生す
るクロストーク等のノイズによって生じる電磁界を打ち
消すことができる。
直交するように交差させているので、導体C間で発生す
るクロストーク等のノイズによって生じる電磁界を打ち
消すことができる。
【0022】図3は、本発明の他の実施例に係る導体C
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例で
は、導体Cの長さを同一にするとともに、更に、3,4
ピンに電気的に接続されている近接する導体C及び5,
6ピンに電気的に接続されている近接する導体Cを各々
離して配置した構成である。なお、図3においても、図
1と同様に、導体Cの長さが異なっているが、便宜上、
同一の長さとして記載している。
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例で
は、導体Cの長さを同一にするとともに、更に、3,4
ピンに電気的に接続されている近接する導体C及び5,
6ピンに電気的に接続されている近接する導体Cを各々
離して配置した構成である。なお、図3においても、図
1と同様に、導体Cの長さが異なっているが、便宜上、
同一の長さとして記載している。
【0023】従って、本実施例においては、3,4ピン
に接続され、極性が一致している導体C及び5,6ピン
に接続され、極性が一致している導体Cを離して配置す
ることにより、対間での静電容量が小さくなり、対間で
発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁界
の影響を低減することができる。
に接続され、極性が一致している導体C及び5,6ピン
に接続され、極性が一致している導体Cを離して配置す
ることにより、対間での静電容量が小さくなり、対間で
発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁界
の影響を低減することができる。
【0024】図4は、本発明の他の実施例に係る導体C
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例に
係る導体Cの接続パターンは、図3に示す導体Cの接続
パターンの中心部分において、点対称に構成したもので
ある。
の接続パターンの一例を示す模式図である。本実施例に
係る導体Cの接続パターンは、図3に示す導体Cの接続
パターンの中心部分において、点対称に構成したもので
ある。
【0025】従って、本実施例においては、上述の実施
例よりも更に電磁界の影響を低減することができる。
例よりも更に電磁界の影響を低減することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の発明は、
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて、第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしているの
で、各導体の平衡度を保持することができ、かつ、モジ
ュラプラグの向きを反転させずに第1の挿入部及び第2
の挿入部に挿入することができ、データの伝送特性が劣
化することがなく、かつ、施工性の良い中継モジュラジ
ャックを提供することができた。
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて、第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしているの
で、各導体の平衡度を保持することができ、かつ、モジ
ュラプラグの向きを反転させずに第1の挿入部及び第2
の挿入部に挿入することができ、データの伝送特性が劣
化することがなく、かつ、施工性の良い中継モジュラジ
ャックを提供することができた。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、導体が、
他の導体と直交するように交差させているので、導体間
で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁
界を打ち消すことができ、良好な伝送特性を得ることが
できる。
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、導体が、
他の導体と直交するように交差させているので、導体間
で発生するクロストーク等のノイズによって生じる電磁
界を打ち消すことができ、良好な伝送特性を得ることが
できる。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、複数の導体
の内、近接している所定の導体を離して配置して対間の
静電容量を小さくしているので、導体間で発生するクロ
ストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を低減
することができ、良好な伝送特性を得ることができる。
項3記載の中継モジュラジャックにおいて、複数の導体
の内、近接している所定の導体を離して配置して対間の
静電容量を小さくしているので、導体間で発生するクロ
ストーク等のノイズによって生じる電磁界の影響を低減
することができ、良好な伝送特性を得ることができる。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、導体の接続
パターンを、接続パターンの中央部において、点対称に
構成しており、導体間で発生するクロストーク等のノイ
ズによって生じる電磁界の影響を更に低減することがで
き、良好な伝送特性を得ることができる。
項4記載の中継モジュラジャックにおいて、導体の接続
パターンを、接続パターンの中央部において、点対称に
構成しており、導体間で発生するクロストーク等のノイ
ズによって生じる電磁界の影響を更に低減することがで
き、良好な伝送特性を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る中継モジュラジャック
の模式図である。
の模式図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る導体の接続パターン
の一例を示す模式図である。
の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る導体の接続パターン
の一例を示す模式図である。
の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る導体の接続パターン
の一例を示す模式図である。
の一例を示す模式図である。
【図5】従来例に係る中継モジュラジャックの模式図で
ある。
ある。
1 中継モジュラジャック 11 モジュラジャック本体 12a,12b 挿入部 13a,13b 接続部 C 導体
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】しかし、データ通信の伝送速度が、高速の
領域(100Mb/s以上)になると、導体C内の近接
した導体間で発生するクロストーク等のノイズによって
生じる電磁界の影響により、伝送特性が劣化するという
問題があった。
領域(100Mb/s以上)になると、導体C内の近接
した導体間で発生するクロストーク等のノイズによって
生じる電磁界の影響により、伝送特性が劣化するという
問題があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【作用】請求項1または請求項2記載の発明は、第1の
接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にするととも
に、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしており、イ
ンピーダンスの整合及びロスの低減を行うことができ、
かつ、モジュラプラグの向きを反転させずに第1の挿入
部及び第2の挿入部に挿入することができる。
接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にするととも
に、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部及び
第2の接続部間の電気的接続を行うようにしており、イ
ンピーダンスの整合及びロスの低減を行うことができ、
かつ、モジュラプラグの向きを反転させずに第1の挿入
部及び第2の挿入部に挿入することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させており、電磁界
結合を低減することができる。
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、前記導体
が、他の導体と直交するように交差させており、電磁界
結合を低減することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の発明は、
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部
及び第2の接続部間の電気的接続を行うようにしている
ので、インピーダンスの整合及びロスの低減を行うこと
ができ、かつ、モジュラプラグの向きを反転させずに第
1の挿入部及び第2の挿入部に挿入することができ、デ
ータの伝送特性が劣化することがなく、かつ、施工性の
良い中継モジュラジャックを提供することができた。
第1の接続部及び第2の接続部のピン配列を逆にすると
ともに、長さが同一の導体を用いて、前記第1の接続部
及び第2の接続部間の電気的接続を行うようにしている
ので、インピーダンスの整合及びロスの低減を行うこと
ができ、かつ、モジュラプラグの向きを反転させずに第
1の挿入部及び第2の挿入部に挿入することができ、デ
ータの伝送特性が劣化することがなく、かつ、施工性の
良い中継モジュラジャックを提供することができた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、導体が、
他の導体と直交するように交差させているので、電磁界
結合を低減することができる。
求項2記載の中継モジュラジャックにおいて、導体が、
他の導体と直交するように交差させているので、電磁界
結合を低減することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 光治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 モジュラジャック本体と、モジュラプラ
グを挿入する第1の挿入部及び第2の挿入部と、モジュ
ラプラグに設けられた接続部との接続を行う第1の接続
部及び第2の接続部と、前記第1の接続部及び第2の接
続部間の電気的接続を行う導体とを有して成り、前記第
1の挿入部及び第2の挿入部を、前記モジュラジャック
本体外面に、対向するように配置したモジュラジャック
において、前記第1の接続部及び第2の接続部のピン配
列を逆にするとともに、長さが同一の導体を用いて電気
的接続を行うようにしたことを特徴とする中継モジュラ
ジャック。 - 【請求項2】 前記導体の内、所定の導体に撚りを加え
ることにより、前記導体の長さが同一になるようにした
ことを特徴とする請求項1記載の中継モジュラジャッ
ク。 - 【請求項3】 前記導体が、他の導体と直交するように
交差させたことを特徴とする請求項1または請求項2記
載の中継モジュラジャック。 - 【請求項4】 前記導体の内、近接している所定の導体
を離して配置するようにしたことを特徴とする請求項1
乃至請求項3記載の中継モジュラジャック。 - 【請求項5】 前記導体の接続パターンを、該接続パタ
ーンの中央部において、点対称に構成したことを特徴と
する請求項1乃至請求項4記載の中継モジュラジャッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9501895A JPH08293365A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 中継モジュラジャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9501895A JPH08293365A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 中継モジュラジャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293365A true JPH08293365A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14126308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9501895A Pending JPH08293365A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 中継モジュラジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08293365A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011508385A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | パンドウィット・コーポレーション | プラグ/ジャック接続部内のコモンモード信号発生を低減するための方法およびシステム |
JP2015064960A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | コネクタ |
JP2016126965A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 日立金属株式会社 | 中継器 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP9501895A patent/JPH08293365A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011508385A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | パンドウィット・コーポレーション | プラグ/ジャック接続部内のコモンモード信号発生を低減するための方法およびシステム |
JP2015064960A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | コネクタ |
JP2016126965A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 日立金属株式会社 | 中継器 |
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