JP6128963B2 - 取付金具 - Google Patents

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Description

本発明は、はぜ締め形折板屋根に太陽電池モジュールを固定する取付金具に関する。
一般的に、工場や体育館などの大型建物の屋根は金属板を用いた折板屋根が多い。折板屋根は、はぜ締め形、重ね形、および、かん合形の3種に大別される。はぜ締め形折板屋根は、固定金具を介してボルトとナットでタイトフレームに折板を固定し、隣接する折板をはぜ締めにより結合する。
従来のはぜ締め形折板屋根への太陽電池モジュールの固定方法としては、はぜ部を取付金具で挟持することで折板屋根に取付金具を固定し、取付金具の天面に受け材を配置し、受け材を介して取付金具に太陽電池モジュールを固定するものがある。(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
特開2000−336857号公報 特開2011−140861号公報
太陽電池モジュールの屋根上への固定においては、部材コストや取付工数を低減させたいとの要望がある。そこで、取付金具の天面に配置する受け材を省略しようとすると、取付金具の天面自体に、太陽電池モジュールを設置するためのある程度の水平で大きな面積が必要となる。
ここで、特許文献1および特許文献2に開示された取付金具では、C字形の断面形状を呈する2つの金具ではぜ部を挟持させているが、太陽電池モジュールを設置するための面積を大きくするために天面を大きくした場合に、金具の天面部同士の接触面積も大きくなる。そのため、2つの金具をボルトで締結していく過程で、金具が傾いて天面部同士の接触にずれが生じる場合がある。そして、天面部のずれが生じたままで折板屋根へ固定されてしまう、いわゆる天面部分での噛み込みが生じやすくなる。天面部分での噛み込みが生じると、取付金具の固定が不安定になるという問題がある。また、2つの金具で天面を形成するため、天面部の水平が保てなくなる場合がある。そのため、太陽電池モジュールを天面に直接設置する際に太陽電池モジュールと天面が局所的に接触することになる。太陽電池モジュールと天面の接触が局所的になると、太陽電池モジュールの設置が不安定になるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、取付金具の天面の面積を拡大しても折板屋根に安定して固定ができ、かつ、太陽電池モジュールを取付金具に直接設置しても取付金具に太陽電池モジュールを安定して設置ができる取付金具を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1金具と第2金具とではぜ締め形折板屋根のはぜ部を挟持して、はぜ締め形折板屋根上に太陽電池モジュールを固定する取付金具であって、第1金具は、はぜ部に対して一方側から接触する第1底面部と、第1底面部と対向する天面部と、第1底面部と天面部とを連結させる連結部と、を有して、全体としてC字形の断面形状を呈し、第2金具は、はぜ部に対して他方側から接触する第2底面部と、第2底面部から天面部に向けて延びる支持部と、を有して、全体としてL字形の断面形状を呈し、天面部には、第1底面部から離れる方向に延びるボルトが立設され、連結部と、支持部には、互いに相対する位置にボルト挿通用の挿通穴が形成されており、挿通穴に挿通されたボルトによって第1金具と第2金具とが締結されることで、第1底面部と第2底面部によってはぜ部が挟持され、支持部は、はぜ締め形折板屋根側から天面部に当接して、天面部を支持し、天面部に太陽電池モジュールを直接設置することを特徴とする。
本発明によれば、取付金具の天面の面積を拡大しても、折板屋根に安定して固定ができ、かつ、太陽電池モジュールを取付金具に直接設置しても、太陽電池モジュールの安定した設置が可能となる取付金具を得ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具を折板屋根に固定した状態を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具を折板屋根に固定した状態を示す右斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具を折板屋根に固定した状態を示す左斜視図である。 図4は、C金具の斜視図である。 図5は、L金具の斜視図である。 図6は、取付金具を用いて太陽電池モジュールを設置した状態を示す正面図である。 図7は、取付金具を用いて太陽電池モジュールを設置した状態を示す側面図である。 図8は、1組のボルトとナットで取付金具を折板屋根に固定した状態を示す右斜視図である。 図9は、2組のボルトとナットで取付金具を折板屋根に固定した状態を示す右斜視図である。 図10は、C金具側にナットを設けて取付金具を折板屋根に固定した状態を示す正面図である。 図11は、C金具側にナットを設けて取付金具を折板屋根に固定した状態を示す右斜視図である。 図12は、C金具側にナットを設けて取付金具を折板屋根に固定した状態を示す左斜視図である。 図13は、実施の形態1の変形例1にかかる取付金具を折板屋根に固定した状態を示す正面図である。 図14は、実施の形態1の変形例2にかかる取付金具を折板屋根に固定した状態を示す正面図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる取付金具を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す右斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す左斜視図である。図4は、C金具3の斜視図である。図5は、L金具4の斜視図である。
取付金具1が固定される折板屋根2は、はぜ部8を有するはぜ締め形折板屋根である。折板屋根2は、はぜ部8を有する折板屋根2であれば、特に形状は問わない。例えば、折板屋根2は、上面下面が交互にある波形断面であり、上面にはぜ部8を有する。はぜ部8は、上方の片側にはぜ締め形状が突出した凸部8aと、下方にくび部8bを有する。なお、はぜ部8は、折板屋根2の上面の両側にはぜ締め形状が突出していても構わない(図示せず)。
取付金具1は、C金具(第1金具)3、L金具(第2金具)4、締結ボルト5、ナット6、固定ボルト7を備え、折板屋根2のはぜ部8をC金具3とL金具4とで挟持するように締結ボルト5で締結させることで、折板屋根2に固定される。
C金具3は、はぜ部8のくび部8bに対して一方側から接触するC側底面部(第1底面部)3cと、C側底面部3cと対向する天面部3aと、C側底面部3cと天面部3aとを連結させるC側側面部(連結部)3bと、を有して、全体としてC字形の断面形状を呈する。
天面部3aの略中央には、上下方向に貫通して固定ボルト7を挿通可能な固定穴3dが形成される。C側側面部3bには、L金具4側に向けて貫通する複数の挿通穴3eが形成されている。C側底面部3cの先端には、上方に折り返されてはぜ部8に当接するチャック部3fが形成される。
L金具4は、はぜ部8に対して他方側から接触するL側底面部(第2底面部)4bと、L側底面部4bから天面部3aに向けて延びるL側側面部(支持部)4aと、を有して、全体としてL字形の断面形状を呈する。L側側面部4aには、C金具3側に向けて貫通する複数の挿通穴4cが形成される。L側底面部4bの先端には、上方に折り返されてはぜ部8に当接するチャック部4dが形成される。
ここで、C金具3のC側側面部3bに形成された挿通穴3eと、L金具4のL側側面部4aに形成された挿通穴4cとは、C金具3とL金具4とではぜ部8を挟持した状態で互いに相対する位置となるように形成される。これにより、C金具3とL金具4とではぜ部8を挟持した状態で、挿通穴3eと挿通穴4cとに締結ボルト5を挿通させることができる。
取付金具1を折板屋根2に固定する際には、まずC金具3の天面部3aに形成された固定穴3dに、折板屋根2側から固定ボルト7を通して固定ボルト7の軸部を立設させる。そして、C金具3のC側側面部3bにある挿通穴3eとL金具4のL側側面部4aにある挿通穴4cに締結ボルト5を挿入し、締結ボルト5の軸部にナット6をねじ込むことで、C金具3とL金具4とが一体化される。C金具3とL金具4とが一体化されることで、C側底面部3cとL側底面部4bとの間にはぜ部8が挟持され、取付金具1が折板屋根2に固定される。
C金具3とL金具4は、金属製であり、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金、銅、銅合金とする非鉄金属材料、炭素鋼、高張力鋼、圧延鋼、ステンレス鋼、構造用合金鋼とする鉄系材料にて製造される。C金具3とL金具4の形状は、押出成形、鋳造、曲げ加工、切削加工あるいは押出加工にて外形が形成される。C金具3とL金具4の肉厚は1mm〜10mmが好ましい。C金具3の天面部3aは、略C字状断面と垂直方向の長さが80mm以上が好ましい。
図6は、取付金具1を用いて太陽電池モジュール9を設置した状態を示す正面図である。図7は、取付金具1を用いて太陽電池モジュール9を設置した状態を示す側面図である。太陽電池モジュール9は、折板屋根2に固定された取付金具1の天面部3a上に直接固定される。具体的には、天面部3a上に載置された太陽電池モジュール9が、押え金具10によって押さえ込まれて固定される。取付金具1は、一個につき太陽電池モジュール9を一個あるいは二個の固定に用いる。
押え金具10は、太陽電池モジュール9を固定できるものであれば、特に形状は問わない。図11および図12に示す例では、押え金具10は、掛かり面10aと底面10bと側面10cとを有している。底面10bの略中央には、通し穴10dが形成されている。太陽電池モジュール9は、押え金具10の掛かり面10aの形状に沿うものであれば、特に形状は問わない。例えば、太陽電池モジュール9は直方体である。
次に、太陽電池モジュール9の設置方法について説明する。まず、取付金具1を折板屋根2の上面に配置されたはぜ部8に取り付ける。ここでは、C金具3とL金具4ではぜ部8を跨ぐように配置し、C金具3のC側底面部3cとL金具4のL側底面部4bを折板屋根2の上面に設置する。このとき、C金具3をはぜ部8のはぜ締め形状が突出している凸部8aのある側に配置し、L金具4を他方に配置することが好ましい。なお、L金具4をはぜ部8のはぜ締め形状が突出している凸部8aのある側に配置し、C金具3を他方に配置してもよい(図示せず)。
そして、C金具3のチャック部3fとL金具4のチャック部4dをはぜ部8のくび部8bあるいは凸部8aにあて、C金具3とL金具4とを締結させる。これにより、取付金具1がはぜ部8を挟持して、折板屋根2に取付金具1が固定される。
続いて、取付金具1に太陽電池モジュール9を固定する。ここでは、太陽電池モジュール9をC金具3で形成する取付金具1の天面部3a上に配置し、押え金具10の底面10bの略中央にある通し穴10dを固定ボルト7の軸部に通す。
押え金具10の側面10cに太陽電池モジュール9を当接させることにより、C金具3で形成する取付金具1の天面部3a上における太陽電池モジュール9の位置決めをする。そして、押え金具10の掛かり面10aを太陽電池モジュール9に当接させ、固定ボルト7にナット11をねじ込むことで、取付金具1の天面部3aに太陽電池モジュール9が固定される。
以上説明した本実施の形態1にかかる取付金具1では、2つの金具3,4を締結ボルト5で締結させるが、C金具3のみで天面(天面部3a)が形成され、L金具4は、L側側面部4aで天面部3aを下方から支持する構造であるため、天面部分で面同士が接触する場合に比べて、天面部分での噛み込みが生じにくくなる。また、C金具3のみで取付金具1の天面(天面部3a)が形成されるため、複数の金具で天面を形成する場合に比べて、天面の水平が保たれる。
ここで、図6および図7に示すように取付金具1に太陽電池モジュール9を直接固定する場合には、天面部3aを大きく形成する必要がある。このように、C金具3の天面部3aを大きくして取付金具1の天面の面積を大きくしても、天面部分での噛み込みを抑えて、取付金具1を安定して折板屋根2に固定することができる。また、太陽電池モジュールを取付金具1の天面(天面部3a)に直接設置しても、太陽電池モジュールと天面の局所的な接触を防いで、大量電池モジュール9を取付金具1に安定して設置することができる。これは、太陽電池モジュール9を折板屋根2に安定して固定することができると換言できる。
なお、C金具3のC側側面部3bまたはL金具4のL側側面部4aには、締結ボルト5の頭部あるいはナット6の外形と一致する形状の溝3gを形成してもよい。締結ボルト5またはナット6が溝3gに嵌まることで、締結ボルト5またはナット6の回転が規制される。これにより、締結ボルト5またはナット6の一方側を回転させるための1つの締結工具を用いればよいため、作業性の向上を図ることができる。
溝3gの外側には、溝3gを覆う溝板(蓋)3hを設けてもよい。これにより、溝3g側に締結ボルト5を設けた場合には、ナット6をねじ込む前に締結ボルト5の脱落が防止されるため、作業性の向上を図ることができる。溝3g側に締結ボルト5を設けた場合には、ナット6部分への雨水等の浸入を軽減することができ、腐食の抑制を図ることができる。
C金具3の天面部3aには、C側底面部3c側に向けて突出する位置決め突起3iを形成してもよい。これによりC金具3とL金具4とを締結する過程で、L金具4のL側側面部4aが位置決め突起3iに当接することで、L金具4の位置決めがなされ、作業性の向上を図ることができる。なお、位置決め突起3iとC側側面部3bとの間に形成される溝に、固定ボルト7の頭部が嵌まって、固定ボルト7の回転が規制されるように構成してもよい。この場合、天面部3aの下側に締結工具を差し込む必要がなくなるため、作業性の向上を図ることができる。
C金具3またはL金具4と締結ボルト5またはナット6との間に座金を挿入してもよい。また、C金具3の天面部3aと固定ボルト7との間に座金(図示せず)を挿入してもよい。これにより、座面の陥没や振動による締結ボルト5、ナット6あるいは固定ボルト7の緩みを防止でき、安定した締結を行なうことができる。
図8は、1組の締結ボルト5とナット6で取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す右斜視図である。図9は、2組の締結ボルト5とナット6で取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す右斜視図である。C金具3とL金具4を締め付ける締結ボルト5とナット6の組数は、図8および図9に示すように、1組または2組にしてもよい。締結ボルト5とナット6の組数を変更することで、作業工数の調整や、締結強度の調整を行うことができる。
図10は、C金具3側にナット6を設けて取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す正面図である。図11は、C金具3側にナット6を設けて取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す右斜視図である。図12は、C金具3側にナット6を設けて取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す左斜視図である。C金具3とL金具4を締結する締結ボルト5とナット6の取付位置は、図10〜図12に示すように、溝3g側にナット6を設けてもよい。図1に示すように、溝3g側に締結ボルト5を設けると、締結ボルト5とナット6を締結する過程で、締結ボルト5のねじ部分がナット6の頭から長く飛び出る場合がある。ねじ部分がナット6の頭から長く飛び出た場合、締結工具にソケットレンチを用いると、締結ボルト5のねじ部分とソケットが干渉し、締結ボルト5とナット6をねじ込むことができないため、全長の長いディープソケットを使用するなどの締付工具を変更する必要がある。図10〜図12に示すように、溝3g側にナット6を設ければ、通常のソケットにより締結ボルト5とナット6を締結することができるため、作業性の向上を図ることができる。
固定ボルト7は、図9に示すように、C金具3の天面部3aに止め輪12で抜け落ち防止してもよい。また、固定金具1の天面に立設される固定ボルト7は、天面部3aと一体に設けられていてもよく、例えば、天面部3aにねじ山の形成されたねじ棒を溶接して設けてもよい(図示せず)。図2、図8のように、固定ボルト7の下部に締結ボルト5が配置される場合、固定ボルト7にナット11をねじ込まなくとも、固定ボルト7の頭と締結ボルト5のねじ部が干渉するため、固定ボルト7は天面3aから抜け落ちない。固定ボルト7の下部に締結ボルト5が配置されなくとも、止め輪12や、天面部3aと一体に設けられることで、固定ボルト7にナット11をねじ込む前段階から固定ボルト7が天面3aから抜け落ちないため、作業性の向上を図ることができる。
図13は、実施の形態1の変形例1にかかる取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す正面図である。本変形例1では、取付金具1のチャック部3fのうちはぜ部8のくび部8bに相対する面に、C側底面部3cから離れるほどはぜ部8のくび部8bに向かう傾斜面1bを設けている。この構成によれば、くび部8b側に傾斜があっても、チャック部3fにつけた傾斜が沿うため、チャック部3fとくび部8bとの接触面積が拡大し、取付金具1の固定の安定化を図ることができる。なお、L金具4のチャック部4dに傾斜面を形成してもよい(図示せず)。
図14は、実施の形態1の変形例2にかかる取付金具1を折板屋根2に固定した状態を示す正面図である。本変形例2では、はぜ部8の凸部8aの側にあるチャック部3fを、他方のチャック部4dより大きくし、チャック部3fの先端をはぜ部8の凸部8aに接触させている。この構成によれば、はぜ締めによる凸部8aとチャック部3fが接触するため、取付金具1の鉛直上方向の固定の安定化を図ることができる。
なお、はぜ部8の両側に凸部が形成されている場合には、L側金具4のチャック部4dの先端も凸部に接触させてもよい(図示せず)。また、図14に示すように、取付金具のいずれか一方のチャック部3f,4dを凸部に接触させ、他方をくび部8bに接触させてもよい。また、取付金具のチャック部3f,4dの大きさは異なってもよい。
以上のように、本発明にかかる取付金具は、はぜ締め形折板屋根上に太陽電池モジュールを固定する取付金具に有用である。
1 取付金具、2 折板屋根(はぜ締め形折板屋根)、3 C金具(第1金具)、3a 天面部、3b C側側面部(連結部)、3c C側底面部(第1底面部)、3d 固定穴、3e 挿通穴、3f チャック部、3g 溝、3h 溝板(蓋)、3i 位置決め突起、4 L金具(第2金具)、4a L側側面部(支持部)、4b L側底面部(第2底面部)、4c 挿通穴、4d チャック部、5 締結ボルト、6 ナット、7 固定ボルト、8 はぜ部、8a 凸部、8b くび部、9 太陽電池モジュール、10 押え金具、10a 掛かり面、10b 底面、10c 側面、10d 通し穴、11 ナット、12 止め輪。

Claims (10)

  1. 第1金具と第2金具とではぜ締め形折板屋根のはぜ部を挟持して、前記はぜ締め形折板屋根上に太陽電池モジュールを固定する取付金具であって、
    前記第1金具は、前記はぜ部に対して一方側から接触する第1底面部と、前記第1底面部と対向する天面部と、前記第1底面部と前記天面部とを連結させる連結部と、を有して、全体としてC字形の断面形状を呈し、
    前記第2金具は、前記はぜ部に対して他方側から接触する第2底面部と、前記第2底面部から前記天面部に向けて延びる支持部と、を有して、全体としてL字形の断面形状を呈し、
    前記天面部には、前記第1底面部から離れる方向に延びる固定ボルトが立設され、
    前記連結部と、前記支持部には、互いに相対する位置に締結ボルト挿通用の挿通穴が形成されており、
    前記挿通穴に挿通された前記締結ボルトによって前記第1金具と前記第2金具とが締結されることで、前記第1底面部と前記第2底面部によって前記はぜ部が挟持され、
    前記支持部の上面全体が、前記はぜ締め形折板屋根側から前記天面部に当接して、前記天面部を支持し、
    前記天面部に前記太陽電池モジュールを直接設置することを特徴とする取付金具。
  2. 前記連結部および前記支持部の少なくとも一方に、前記挿通穴に挿通される前記締結ボルトの頭部またはその前記締結ボルトにねじ込まれるナットが嵌まって、前記締結ボルトまたは前記ナットの回転を規制する溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の取付金具。
  3. 前記挿通穴が、複数形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の取付金具。
  4. 複数の前記挿通穴の少なくとも1つの挿通穴に挿通される前記締結ボルトが前記固定ボルトの下部に位置すること特徴とする請求項3に記載の取付金具。
  5. 前記天面部には、前記第1底面部に向けて突出し、前記支持部に当接して、前記第1金具と前記第2金具とを締結した際の、前記第2金具の位置決めを行う位置決め突起が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の取付金具。
  6. 前記第1底面部および前記第2底面部の少なくとも一方は、前記はぜ部と対向する挟持面に、前記はぜ部の形状に合せた傾斜を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の取付金具。
  7. 前記第1底面部および前記第2底面部の少なくとも一方が、前記はぜ部の凸部に接触することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の取付金具。
  8. 前記第1金具を前記はぜ部の凸部側に配置すること特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の取付金具。
  9. 前記第1底面部および前記第2底面部の少なくとも一方には、その先端が前記天面部側に折り曲げられたチャック部が形成され、前記はぜ部を挟持することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の取付金具。
  10. 前記チャック部の一方が、他方と大きさが異なることを特徴とする請求項9に記載の取付金具。
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