JP6128909B2 - 光源点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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本発明は、光源としてLED(Light・Emitting・Diode)、EL(Electro・Luminescence)等を用いた光源点灯装置及び照明器具及び調光システムに関するものである。
従来、天井などに設置された照明装置を2線の伝送線で制御装置に接続し、制御装置から照明装置にPWM調光信号を送信することにより、照明装置がPWM信号を受信してPWM信号のデューティ比に応じて照明装置の第一の光源部を調光し、PWM信号の周期に応じて照明装置の第二の光源部を調光する照明システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−178255号公報
このような照明システムを用いた図19のような空間において、例えば照明器具aの周辺は、照明器具a〜dの照度が合わさった明るさで照度設計がなされている。しかしながら、図20のように、数年経過した後に、照明器具aの周囲を間仕切りされた場合、間仕切りした部屋は、照明器具b〜dの照度が取り込めないため、照明器具aの照度だけでは照度が不足する。このため、図21に示すように照明器具aの照度を上げて、間仕切り前と同等な照度を得る必要がある。照明器具aの照度を大きくする手段として、照明器具aに搭載されている電源の出力を上げて、照明器具aの光源に流す電流を増やすことで実現することができる。従来は、図22のような調光制御により、間仕切り前は標準出力の調光範囲で使用し、間仕切り後の照明器具aについては高出力の調光範囲で使用することで実現することが可能である。しかしながら、標準出力、高出力のそれぞれの出力において、調光信号による調光範囲(調光ステップ、横軸幅)が狭くなるという課題がある。また、間仕切りした部屋の照明器具は個別の調光制御が必要となる。
この発明は、標準出力、高出力のそれぞれの出力の切り替えが可能であり、調光ステップの狭まらない光源点灯装置の提供を目的とする。
この発明の光源点灯装置は、
制御を受けることにより、制御に応じた直流電流を出力電流として光源に出力する電源回路と、
調光信号を入力する入力部と、
調光率と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の調光テーブルを格納する格納部を有し、前記入力部が入力した前記調光信号に基づいて前記格納部が格納する前記複数の中から一つの前記調光テーブルを選択し、選択した前記調光テーブルを用いて、前記電源回路を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする。
この発明により、標準出力、高出力のそれぞれの出力の切り替えが可能であり、調光ステップの狭まらない光源点灯装置を提供できる。
実施の形態1の照明器具1000の構成を示す断面図。 実施の形態1の光源点灯装置101の回路図。 実施の形態1の調光テーブル1、2の特性図。 実施の形態1の不揮発記憶部1411が格納する調光テーブル1、2を示す図。 実施の形態1のテーブル切替パターンを示す図。 実施の形態1の光源点灯装置101が光源接続検出回路170を有する構成を示す図。 実施の形態1の各光源点灯装置101が照明制御装置400と通信する構成図。 実施の形態1の演算処理部1410がテーブルを切り替える動作のフローチャート。 実施の形態1の点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)に周波数違いの調光信号を用いる場合のフローチャート。 実施の形態2の光源点灯装置102の回路図。 実施の形態3の光源点灯装置103の回路図。 実施の形態3の2種類の初期照度補正テーブルの特性を示す図。 実施の形態3の不揮発メモリ1411が格納する初期照度補正テーブル1、2を示す図。 実施の形態3の初期照度補正テーブルの切替と累積点灯時間の関係を示す図。 実施の形態4の調光テーブルが4つの場合を示す図。 実施の形態4の初期照度補正テーブルが4つの場合を示す図。 実施の形態4の標準出力から高出力のテーブルへ切替時の明滅を示す図。 実施の形態4の高出力から標準出力のテーブルへ切替時の明滅を示す図。 従来技術を示す図。 従来技術を示す図。 従来技術を示す図。 従来技術を示す図。
図1〜図9を参照して、実施の形態1〜3を説明する。以下の実施の形態では光源点灯装置に特徴がある。実施の形態1〜3の光源点灯装置は、それぞれ光源点灯装置101〜103である。
(1)実施の形態1は、光源点灯装置101が2種類の調光テーブルを有し、消灯(OFF)と点灯(ON)とを指示する調光信号による特定のON/OFFパターンに応じて、2種類の調光テーブルを一方から他方へ切り替える場合を説明する。
(2)実施の形態2では、実施の形態1に対して、ON/OFFを指令する調光信号で調光テーブルを切り替えるのではなく、光源点灯装置102が商用電源の供給の有無(ON/OFF)、つまり、商用電源のON/OFFパターンに応じて2種類の調光テーブルを一方から他方へ切り替える場合を説明する。
(3)実施の形態3では、光源点灯装置103が調光テーブルではなく2種類の初期照度補正テーブルを有し、商用電源のON/OFFパターンに応じて、2種類の初期照度補正テーブルを一方から他方へ切り替える場合を説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の照明器具1000の構成を示す断面図である。照明器具1000は、器具本体11、電源線12、コネクタ13、複数のLED14、基板15、配線16及び光源点灯装置101を備える。複数のLED14全体でLED光源200を構成する。
(照明器具1000の構成)
器具本体11の内部には、光源点灯装置101が収納される。光源点灯装置101は、電源線12、コネクタ13を介して外部の商用交流電源(後述の商用交流電源900)に接続される。複数のLEDが実装されたLED光源200(LEDパッケージ)が実装された基板15は、LED14の発光面が器具本体11の開口部を向くように器具本体11の内側に装着され、配線16により光源点灯装置101に接続される。LED14は略直線状に1列に配置される。図2で述べるが、光源点灯装置101には調光信号入力端子181,182(入力部)が設けられており、この調光信号入力端子には、後述の調光コントローラ300からの調光信号線が接続される。
なお、本実施の形態1において、LED14の配置は直線状に限らず、例えばリング状でもよい。また、光源としてLED14の代わりにELを用いてもよい。
図2は、光源点灯装置101の回路図である。光源点灯装置101は、商用交流電源900より電力の供給を受けてLED14を点灯させる。光源点灯装置101は、調光コントローラ300とともに、LED14を調光する調光システムを構成する。
(光源点灯装置101の構成)
図2に示すように、光源点灯装置101は、整流回路110、昇圧チョッパ回路からなる力率改善回路120、力率改善回路120の後段に接続された降圧チョッパ回路130(電源回路)、制御部140を備える。
(1)整流回路110は、例えばダイオードブリッジ111と、コンデンサ112から構成される。
(2)力率改善回路120は、インダクタ121、ダイオード122、コンデンサ123、スイッチング素子124、制御IC125で構成される。
(3)降圧チョッパ回路130は、スイッチング素子131、インダクタ132、コンデンサ133、ダイオード134、LED電流検出抵抗135で構成される。
(4)制御部140は、演算処理部1410(例えばマイクロコンピュータである。マイコンという場合がある)、と降圧チョッパ回路制御部1420で構成される。
(1)整流回路110と力率改善回路120は、商用交流電源900の交流電圧を直流電圧に変換する交流−直流変換部を構成する。
(2)整流回路110は、商用交流電源900から供給される交流電圧を全波整流して脈流電圧を出力する。
(3)力率改善回路120は、制御IC125でスイッチング素子124を駆動制御し、これによって入力電流の波形を正弦波状に制御し、力率を改善する。力率改善回路120は、整流回路110から出力された脈流電圧を昇圧及び平滑化し、一定の直流電圧を出力する。なお、力率改善を行わない場合は、直流電圧を生成する回路構成であれば、交流−直流変換部は、整流回路110と力率改善回路120とからなる構成以外の回路構成を採用してもよい。例えばコンデンサインプット形整流回路としてもよい。この場合コンデンサインプット形整流回路の後段に、降圧チョッパ回路130を接続する。
降圧チョッパ回路130は、出力端に接続されたLED14に電流を供給してLED14を点灯させる。降圧チョッパ回路130は制御部140の降圧チョッパ回路制御部1420によりスイッチング素子131が駆動及び制御され、これによってLED14に供給する電流の電流値を調整し、LED14の光量を調整することができる。なお、LED14は、他の種類の光源でもよい。例えば光源として、降圧チョッパ回路130にELを接続してもよい。また、降圧チョッパ回路130はLED14に電流を供給できる回路であれば、他の方式の回路でもよく、フライバックコンバータ等でもよい。
調光コントローラ300は、光源点灯装置101の外部に設けられ、使用者が照明器具1000の色温度や調光率を任意に設定するためのユーザーインタフェースを有する機器である。調光コントローラ300は、例えば壁に設けられたスイッチや、リモコン、建物管理システムによる集中制御等として実装される。調光コントローラ300は、照明器具1000の調光率を使用者及び管理システムにより設定されたものに調整するため、光源点灯装置101に調光信号を出力する。調光信号はLED14に供給する電流の電流値、すなわち、LED14の光出力を指定するPWM信号である。
制御部140は、調光コントローラ300から出力される調光信号が入力され、制御部140内に設けられた演算処理部1410で解読する。演算処理部1410にて調光信号からLED14に供給するべき電流の電流値が決定すると、演算処理部1410は降圧チョッパ回路制御部1420に、LED電流の目標電流値(指令値)を通知する。降圧チョッパ回路制御部1420は、演算処理部1410から通知された目標電流値の電流を降圧チョッパ回路130からLED14に供給させる。また、演算処理部1410には不揮発メモリ1411(不揮発記憶部ともいう)が内蔵されている。
以下に光源点灯装置101の動作概要を説明する。光源点灯装置101の以下の動作概要は実施の形態2の光源点灯装置102も同様である。
商用交流電源900から整流回路110を介して電源が投入されると、力率改善回路120、降圧チョッパ回路130が動作を開始して、LED14に電流が供給される。LED14に流れる電流は、LED電流検出抵抗135に流れる電流と等しい。このため、制御部140は、LED電流検出抵抗135に流れる電流(またはLED電流検出抵抗135に発生する電圧)を検出して、スイッチング素子131のオンデューティ比を制御することにより、目標とする電流をLED14に供給するように制御する。このようにして、LED14の明るさを変化させる。このとき、LED14に供給される電流の目標とする電流値は、調光コントローラ300から出力される調光信号(PWM信号)のオンデューティ比に従って設定される。例えば、オンデュー比が小さいほど調光率は高くなり(つまり明るくなる)、オンデューティ比が大きいほど調光率は小さいものとする(つまり暗くなる)。また、所定のオンデューティ比の場合は、演算処理部1410は、この調光信号を消灯信号と認識して力率改善回路120、降圧チョッパ回路130の動作を停止し、LED14を消灯させる。この信号を消灯調光信号SG(0)と呼ぶこととする。つまり、演算処理部1410は、特定の調光信号を消灯調光信号と認識するように設定されている。また、所定のオンデューティ比よりも小さい場合は、演算処理部1410は、この調光信号を点灯信号と認識する。この信号を点灯調光信号SG(1)と呼ぶこととする。演算処理部1410は、互いに異なる2つの特定の調光信号を、それぞれ消灯調光信号SG(0)、点灯調光信号SG(1)と認識するように設定されている。なお、消灯調光信号SG(0)に関して所定のオンデューティ比とは、例えば、後述の図3でオンデューティ比が100%のときである。また、点灯調光信号SG(1)に関して所定のオンデューティ比よりも小さい場合とは、例えば、後述の図3でオンデューティ比が93%以下のときである。演算処理部1410は、図5で後述する互いに異なる2種類の点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)から構成される特定のテーブル切替パターン(切替パターン)を認識すると調光テーブルを切り替える。
図3は、光源点灯装置101の不揮発記憶部1411(格納部)が格納する調光テーブル1と、調光テーブル2との特性を示す図である。
図4は、不揮発記憶部1411が格納する図3の特性の調光テーブル1、調光テーブル2を示す図である。図3に示すように、調光テーブル1は「標準出力」のテーブルである。調光テーブル2は「高出力」のテーブルである。光源点灯装置101は、後述のように、点灯調光信号及び消灯調光信号によるON/OFFパターン(図5のテーブル切替パターン)に応じて、調光テーブル1、調光テーブル2の2種類の調光テーブルを一方から他方へ切り替える。
(1)背景技術で述べた図19の照明器具の配置の場合、この実施の形態1の場合は、16台の照明器具は、それぞれ光源点灯装置101を備えている(後述の図7)。それぞれ光源点灯装置101は、調光テーブルが標準出力の調光テーブル1に設定されている。
(2)その後、図20のように照明器具aが間仕切りされると、照明器具aの区域の明るさが暗くなる。このため、照明器具aの光源点灯装置101を、調光テーブル1から調光テーブル2に設定を変更する。この設定変更のため、上記で述べた点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)による特定の入力パターンを演算処理部1410が検出することで、演算処理部1410が、既に設定中の調光テーブル1を高出力の調光テーブル2に切り替える。
図5は、演算処理部1410が検出したときに、テーブルを切り替えるテーブル切替パターンを示す。図5のT1は「オン期間」、T2は「オフ期間」を示す。なお演算処理部1410は、「オン期間」、「オフ期間」を計測する時計機能(時計部)を備えている。図5は横軸が時間であり、縦軸がオン示す点灯調光信号SG(1)、オフを示す消灯調光信号SG(0)に基づくON、OFFの検出を示す。時間t10〜t20では演算処理部1410は2秒以下のオンを検出しており、時間t20〜t30では2秒以下のオフを検出している。演算処理部1410は、図5に「n=1」と示したパターンを連続3回検出すると、つまり「n=1」、「n=2」、「n=3」を検出すると、現在の調光テーブル1(標準出力)を調光テーブル2(高出力)に切り替える。
(3)なお、図20の場合は16台の照明器具があるが、その中から照明器具aだけが図5のテーブル切替パターンに反応するには、以下(イ)、(ロ)の方法が考えられる。図6、図7はこれらの方法を説明する図である。
図6は、光源点灯装置101が光源接続検出回路170を有する構成を示す図である。
図7は、各光源点灯装置101が照明制御装置400と通信する構成である。
(イ)図6のように光源点灯装置101に、LED光源200が接続されているかどうかを検出する光源接続検出回路170を設ける。制御部140の演算処理部1410は、光源接続検出回路170の検出結果を入力し、その結果、LED光源200が接続されていないと判断したときにのみ、テーブル切替パターンに応答して、テーブルを切り替える構成とする。この構成により、図6の場合、照明器具aからLED光源200をはずすことで、照明器具aの光源点灯装置101だけ、テーブルを切り替えることができる。
(ロ)また、図7に示すように、各照明器具は照明制御装置400と信号線でつながっている。各照明器具の光源点灯装置101の不揮発記憶部1411には、アドレスが設定されている。照明制御装置400はアドレスに基づき、照明器具aの光源点灯装置101に対してテーブル切替パターンに応答する設定を行う。
図8は、演算処理部1410がテーブルを切り替える動作のフローチャートである。図8を参照して、演算処理部1410によるテーブル切替動作をさらに詳しく説明する。
(1)S11aにおいて、演算処理部1410は、不揮発メモリ1411から、出力モード(現在設定されている、テーブルの種類)を読みだす。これは、テーブルの切替時に、演算処理部1410が使用する調光テーブルを出力モードとして記憶(後述のS27a)するからである。
(2)S12aにおいて、演算処理部1410は、点灯制御が開始されたかを判断する。点灯制御が開始されない場合は、点灯制御の開始を待つ。点灯制御が開始されるとS13aに進む。
(3)S13aにおいて、演算処理部1410は、S11aで読み出した現在のモードを確認し、そのモードに従って調光テーブルを選択する(S14a−1、S14a−2)。
(4)S15aにおいて、演算処理部1410は、nに0をセットする。このnは図5で述べたn=1〜3が格納される変数である。
(5)S16aにおいて、演算処理部1410は、T1,T2に0をセットする。このT1,T2は、図5で述べたオン期間、オフ期間である。
(6)S17aにおいて、演算処理部1410は、調光コントローラ300から点灯調光信号SG(1)を入力する。
(7)S18aにおいて、演算処理部1410は、オン期間であるT1をカウント開始する。
(8)S19aにおいて、演算処理部1410は、調光コントローラ300から消灯調光信号SG(0)が入力されたか判定する。入力されていないと判定すると、演算処理部1410はT1のカウントを続ける(S19a→S17a→S18a→S19a)。消灯調光信号SG(0)が入力されるとS20aに進む。
(9)S20aにおいて、オフ期間であるT2をカウント開始する。
(10)S21aにおいて、演算処理部1410は、点灯制御が開始されたどうかを判定する。開始されない場合は、T2のカウントを継続する(S20a→S21a→S20a)。点灯制御が開始されると、S22aにおいて演算処理部1410は、T1が2秒以下、かつ、T2が2秒以下の判定式が成立しているかを判定する。これは図5のn=1の部分の「T1期間かつT2期間」のパターンが成立しているかどうかの確認である。成立している場合は、S23aにおいて演算処理部1410は、変数nを1だけインクリメントする。このときS15aにおいてn=0であったので、n=1となる。つまり、演算処理部1410は図5のn=1のパターンを認識した。S21aで判定式が成立していないときには処理はS15aに戻る。S15aに戻るのは以上の処理で点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)の入力があったが、T1が2秒以下かつT2が2秒以下という、テーブル変更パターンを構成する構成パターン(n=1の部分)を満たさなかったことを意味する。
(11)S24aにおいて演算処理部1410はn=3と判定すると、S25aにおいて現在の出力モードを確認し、現在の出力モードを確認すると現在の出力モードではない他方の出力モードの調光テーブルに切り替える(S26a−1、S26a−2)。
演算処理部1410には、調光テーブル切替パターンを検知した場合には、このように、いかなる調光テーブルを選択するべきかの選択規則が設定されている。演算処理部1410は、この選択規則に従って調光テーブルを選択する(切り替える)。演算処理部1410には、このように予め設定された選択規則に従って不揮発メモリ1411から一つの調光テーブルを選択するべきことが設定されている。
(12)S27aにおいて演算処理部1410は、調光テーブルを切り替えると、調光テーブルの出力モード(高出力モード、標準出力モードの別)を不揮発メモリ1411に記憶する。
(13)なお、調光テーブルの切り替えは、交互に行われる。つまり、テーブル切替パターンを検出するごとに、調光テーブルは、調光テーブル1→調光テーブル2→調光テーブル1→・・・のように切り替える。
(14)以上、図8で述べた演算処理部1410の動作がテーブル切替動作である。
以上のように、演算処理部1410は、ONを指示する点灯調光信号SG(1)、OFFを指示する消灯調光信号SG(0)によって形成される調光テーブル切替パターン(図5)の検出によって調光テーブルを切り替えるので、幅広い調光ステップを確保できる。
(点灯調光信号SG(1)等を周波数違いの調光信号とする場合)
図8のフローチャートでは、図5の構成パターンは、点灯調光信号SG(1)によるオン期間(T1期間)が2秒以下、かつ、消灯調光信号SG(0)によるオフ期間(T2期間)が2秒以下であった。調光テーブル切替パターンを構成する異なる2種類の調光信号は、少なくとも、オンデューティ比が異なれば良い。図5の調光テーブル切替パターンを構成する点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)は、オンデューティ比が異なるものである。これに限らず、オン期間T1、オフ期間T2に相当する期間を、少なくとも、周波数が異なる種類の調光信号で構成してもよい。つまり点灯調光信号SG(1),消灯調光信号SG(0)の区別は、図8等の上記の説明ではオンデューティ比の違いで区別した。これに対して点灯調光信号SG(1),消灯調光信号SG(0)の区別を、調光信号の周波数の違いで区別してもよい。この場合、便宜上、呼び名は点灯調光信号SG(1),消灯調光信号SG(0)と呼ぶが、周波数違いの場合は、点灯調光信号SG(1),消灯調光信号SG(0)は、光源点灯装置101を点灯、消灯させる信号でなくても良く、調光テーブルを切り替える信号であればよい。
例えば、1kHzの調光信号を点灯調光信号SG(1)と認識し、100Hzの調光信号を消灯調光信号SG(0)と認識するように演算処理部1410を設定する。この場合、オンデューティ比は問わなくてもよいし、決めても構わない。このような設定により、調光信号の周波数の違いによっても、調光テーブルを切り替えることができる。この場合の処理フローは、オンデューティ比と周波数の違いだけであるので、図8と同様であるからフローチャートは省略する。周波数違いの調光信号で調光テーブル切替パターンを構成する際も、演算処理部1410には、調光テーブル切替パターンを検知した場合には、いかなる調光テーブルを選択するべきかの選択規則が設定されている。演算処理部1410は、この選択規則に従って調光テーブルを選択する(切り替える)。
図9は、点灯調光信号SG(1)、消灯調光信号SG(0)に周波数違いの調光信号を用いる簡易な調光テーブル切替の場合を示すフローチャートである。演算処理部1410は、S92で周波数によって区別される点灯調光信号SG(1)(特定の周波数の調光信号、例えば1kHz)、消灯調光信号SG(0)(特定の周波数の調光信号、例えば100Hz)の入力を待ち、入力があるとその周波数を判定する。判定の結果、周波数が1kHzのときには調光テーブル1(標準出力)を選択し、100Hzのときには調光テーブル2(高出力)を選択する。図9のような周波数違いによる切り替えで有れば、図5の操作に比べて、簡単な操作で調光テーブルを切り替えることができる。
周波数違いで調光テーブルを選択する場合には、以下のような設定が好ましい。例えば、通常は調光テーブル1(標準出力)を使用し、調光テーブル2(高出力)の使用はまれであり、また、調光テーブル1も調光テーブル2も調光信号の周波数が1kHzである場合は、周波数1kHzで調光テーブル1へ切り替り、周波数が100kHzで調光テーブル2へ切り替る設定とする。これにより、通常使用される調光テーブル1は、通常使用状態で調光テーブルの選択も兼ねることができるからである。
実施の形態2.
図10を参照して実施の形態2の光源点灯装置102を説明する。光源点灯装置102は、商用交流電源900の特定のON/OFFのパターン(電源オンオフパターン;図5)を検出することで、調光テーブルを選択する(切り替える)構成である。演算処理部1410には、特定のON/OFFのパターンを認識した場合には、いかなる調光テーブルを選択するべきかの選択規則が設定されている。演算処理部1410は、この選択規則に従って調光テーブルを選択する(切り替える)。
図10は光源点灯装置102の回路図である。光源点灯装置102は、実施の形態1の光源点灯装置101に対して、さらに、商用交流電源900の供給の有無を検出する電源検出回路150を備えている。図10のように、電源検出回路150は、整流回路110の出力電圧を分圧し、この分圧された電圧を演算処理部1410に供給する、抵抗の直列接続である。
(調光テーブルの切り替え動作)
光源点灯装置102の演算処理部1410による調光テーブルの切り替え動作を説明する。
(1)演算処理部1410は、電源検出回路150から検出結果を入力する。この検出結果から、図5のテーブル切替パターンを認識すると、実施の形態1と同様に、現在の調光テーブルを、他方の調光テーブルに切り替える。
(2)光源点灯装置102の場合も、演算処理部1410が現在の調光テーブルの出力モードを不揮発メモリ1411に記憶しおり、調光テーブルを切り替えると、切替後の調光テーブルの出力モードを不揮発メモリ1411に記憶する。
(3)光源点灯装置102は光源点灯装置101に対して、図5のテーブル切替パターンの検出に基づく信号が、電源検出回路150から出力される商用交流電源900の供給の有り(ON)、無し(OFF)信号であり、図5のT1期間は商用交流電源900の供給ありの期間を示し、T2期間は供給なしの期間を示す。よって、このように光源点灯装置102は光源点灯装置101と、テーブル切替パターンの検出に基づく信号が異なるだけであるから、動作フローは図8と同様である。
なお、図6に示すように、各照明器具は、通常、商用交流電源900の供給をON、OFFするスイッチが同じである。つまり実施の形態1で述べたように、図20の様な場合に、照明器具aの光源点灯装置102のみを高出力の調光テーブル2に切り替えたい場合は、照明器具aの光源点灯装置102のみに、テーブル切替パターンを認識させる必要がある。この場合も、実施の形態1で述べたような光源接続検出回路170による認識方法(イ)や、照明制御装置400からのアドレス指定の方法(ロ)によって、照明器具aの光源点灯装置102のみに応答させることができる。
実施の形態2の光源点灯装置102によれば、商用交流電源900のON、OFFによって調光テーブルを切り替えることができるので、照明器具をON、OFFさせる壁スイッチなどで、簡易に調光テーブルを切り替えることができる。
なお、実施の形態2は実施の形態1と併せても構わない。つまり演算処理部1410は、商用交流電源900の供給の有無によるテーブル切替パターン(図5)を検出した際に調光テーブルの切り替えを行い、かつ、実施の形態1のように、調光信号による調光テーブル切替パターン(図5)を検出した際にも調光テーブルの切り替えを行ってもよい。これにより、利用者の利便が高まる。
実施の形態3.
図11〜図14を参照して実施の形態3の光源点灯装置103を説明する。光源点灯装置103は、初期照度補正の機能を有する点灯装置である。光源点灯装置103は、初期照度補正のための2種類の初期照度補正テーブルを保有する。そして、光源点灯装置103は、商用交流電源900の特定のON/OFFのパターンを検出することで、初期照度補正テーブルを切り替える構成である。特定のON/OFFのパターンは、図5のテーブル切替パターンとする。
実施の形態2の光源点灯装置102は商用交流電源900のON/OFFのパターンを検出することで調光テーブルを切り替えたが、光源点灯装置103は、初期照度補正テーブルを切り替える。実施の形態3の場合も、演算処理部1410には、テーブル切替パターンを検知した場合には、いかなる初期照度補正テーブルを選択する(切り替える)べきかの選択規則が設定されている。演算処理部1410は、この選択規則に従って、初期照度補正テーブルを選択する。
図11は、光源点灯装置103の回路図である。光源点灯装置103は、光源点灯装置102と同じ構成である。ただし、図11には調光コントローラ300が記載されていない。光源点灯装置103の不揮発メモリ1411には複数の初期照度補正テーブルの他に、実施の形態1,2で述べた図4のような複数の調光テーブルが格納されていても良い。この場合、光源点灯装置103の演算処理部1410は、設定に従って、調光機能と、初期照度補正機能とのいずれかの機能で、その設定後に機能するものとする。例えば、演算処理部1410は調光コントローラ300が調光信号入力端子181,182に接続されていないことを検出すると、初期照度補正モードの設定となる。このような設定によれば、一台の光源点灯装置103(不揮発メモリ1411)に複数の初期照度補正のテーブルと、複数の調光テーブルとを格納しておくことで、一台の光源点灯装置103を、調光機能用、初期照度補正用のどちらの光源点灯装置にも使用できる。光源点灯装置103(演算処理部1410)は、初期照度補正モードに設定されると、設定に従って複数の初期照度補正テーブルの中から一つの初期照度補正テーブルを選択し、選択した初期照度補正テーブルに従って光源の累積点灯時間を計時しながら降圧チョッパ回路130を制御する。その後に演算処理部1410がテーブル切替パターンを検知した場合には、上記のように、選択規則に従って、初期照度補正テーブルを選択する。
図12は、演算処理部1410の不揮発メモリ1411に格納される2種類の初期照度補正テーブルの特性を示す図である。横軸はLED光源の累積点灯時間であり、縦軸は降圧チョッパ回路130の出力電流を示す。不揮発メモリ1411には図12に示す特性の、標準出力の初期照度補正テーブル1、高出力の初期照度補正テーブル2が格納されている。
図13は不揮発メモリ1411が格納する初期照度補正テーブル1、初期照度補正テーブル2を示し、図12の特性である。
図13に示す初期照度補正テーブル1,初期照度補正テーブル2の特性は以下の特徴がある。初期照度補正テーブル1は、40000時間における100%の全光出力300mAに対して、初期値である0時間における出力が全光の85%の255mAである。つまり、全光を「1」とすると、全光時:初期時は「1:0.85」である。同様に初期照度補正テーブル2は、「1:0.75」である。このように光源点灯装置103では、高出力の初期照度補正テーブル2の方が、全光時を1としたときの初期時の値が小さい(0.72<0.85)ことが特徴である。つまり全光時を分母、初期時を分子としたときの分数の値は、高出力の初期照度補正テーブルのほうが小さいことが特徴である。これにより、通常、高出力のLEDほど劣化が早いので、出力違いの初期照度補正テーブルに対して高出力のものほど大きめの劣化を反映することで(つまり、全光時1に対して初期時を小さな値とする)ことで、出力違いの劣化を含めた、適正な初期照度補正を行うことができる。
(初期照度補正テーブルの切り替え動作)
初期照度補正テーブルの切り替えの動作は、実施の形態2の場合と同様である。実施形態2に対して切り替えの対象が、調光テーブルから初期照度補正テーブルに変更となった構成である。但し、図14に示すように、累積時間の相違がある。
図14は、初期照度補正テーブルの切り替えと累積点灯時間の関係を示す図である。図14は、累積点灯時間が20000時間のときに、初期照度補正テーブル1から初期照度補正テーブル2に切り替わった場合を示す。この場合、切替後の初期照度補正テーブルは、切替前の初期照度補正テーブル1の累積点灯時間を引き継ぐ。つまり、演算処理部1410は、初期照度補正テーブル1における累積点灯時間を計測し、不揮発メモリ1411に記憶しているが、初期照度補正テーブルが切り替ると、不揮発メモリ1411に記憶している切り替え前の累積点灯時間を使用する。つまり、リセットされない限り、演算処理部1410にとって、初期照度補正テーブルの切り替えが発生しても累積点灯時間は、初期照度補正テーブルの切り替えのたびに引き継がれる。
実施の形態4.
図15〜図18を参照して実施の形態4を説明する。実施の形態1,2では調光テーブルの選択を説明し、実施の形態3では初期照度補正テーブルの選択を説明したが、いずれもテーブルは2種類であった。しかし「2種類」は例示であり、調光テーブル、初期照度補正テーブル、いずれの場合も3種以上の任意の数で構わない。
図15は、調光テーブルが4つの場合を示す。
図16は、初期照度補正テーブルが4つの場合を示す。なお、図16の初期照度補正テーブルは、高出力になるほど「全光時:初期時」=「1:k」におけるkの数値が小さくなっている。
3種以上の調光テーブル、3種以上の初期照度補正テーブルを有する場合には、演算処理部1410には、実施の形態1〜3と同様に、図5のような特定のテーブル切替パターンを認識した場合には、いかなるテーブルを選択するべきかの選択規則が設定されている。演算処理部1410は、この選択規則に従ってテーブルを選択する。例えば、1種類のテーブル切替パターンのみが設定されている場合は、演算処理部1410は、テーブル切替パターンを認識する毎に、循環にテーブルを切り替える。また、テーブルごとに対応するテーブル切替パターンを設定してもよい。
図17、図18は、標準出力のテーブル(調光テーブル、初期照度補正テーブルの両者を含む)から高出力のテーブルへの切替時において、あるいは、高出力のテーブル(調光テーブル、初期照度補正テーブルの両者を含む)から標準出力のテーブルへの切替時に、演算処理部1410が、光源を一時的に明滅させて、テーブルの切り替えを利用者に通知する構成を示す図である。つまり利用者は、図17では100%点灯から1回暗くなることで標準から高出力になったことを知ることができるし、図18では100%点灯から2回暗くなることで標準から高出力になったことを知ることができる。しかも、その通知前には、フェードイン点灯がある。よって、利用者は暗くなる通知があることを予測できる。
以上の実施の形態1〜4によれば、光源点灯装置の最大出力照度を、所定の操作により予め設定した照度に切替えるようにした。このため、レイアウト変更時において間仕切りに近い部分の照度が低下した場合でも、光源点灯装置を交換せず、かつ、調光ステップを狭めることなく、また、初期照度補正では光源の出力特性に応じた補正特性で照度を増加させることが可能である。さらに、光源点灯装置の最大出力照度を切替える際に最小出力照度についても切替えるようにした。このため、間仕切りに近い部分以外の照明の最も明るいときと最も暗いときの照度比は、間仕切りに近い部分の照明の最も明るいときと最も暗いときの照度比と同じにすることができる。
1000 照明器具、11 器具本体、12 電源線、13 コネクタ、14 LED、15 基板、16 配線、101 光源点灯装置、110 整流回路、111 ダイオードブリッジ、112 コンデンサ、120 力率改善回路、121 インダクタ、122 ダイオード、123 コンデンサ、124 スイッチング素子、125 制御IC、130 降圧チョッパ回路、131 スイッチング素子、132 インダクタ、133 コンデンサ、134 ダイオード、135 LED電流検出抵抗、140 制御部、1410 演算処理部、1411 不揮発記憶部、1420 降圧チョッパ回路制御部、150 電源検出回路、160 制御電源回路、170 光源接続検出回路、200 光源、300 調光コントローラ、400 照明制御装置、900 商用交流電源。

Claims (7)

  1. 制御を受けることにより、制御に応じた直流電流を出力電流として光源に出力する電源回路と、
    調光信号を入力する入力部と、
    調光率と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の調光テーブルを格納する格納部を有し、前記入力部が入力した前記調光信号に基づいて前記格納部が格納する前記複数の調光テーブルの中から一つの前記調光テーブルを選択し、選択した前記調光テーブルを用いて前記電源回路を制御する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    互いに異なる2種類の調光信号から構成される特定の信号パターンである特定パターンを前記入力部が入力すると、予め設定された選択規則に従って、前記格納部から一つの前記調光テーブルを選択し、
    前記特定パターンを構成する前記異なる2種類の調光信号は、
    少なくとも、オンデューティ比が異なることを特徴とする光源点灯装置。
  2. 制御を受けることにより、制御に応じた直流電流を出力電流として光源に出力する電源回路と、
    調光信号を入力する入力部と、
    調光率と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の調光テーブルを格納する格納部を有し、前記入力部が入力した前記調光信号に基づいて前記格納部が格納する前記複数の調光テーブルの中から一つの前記調光テーブルを選択し、選択した前記調光テーブルを用いて前記電源回路を制御する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    互いに異なる2種類の調光信号から構成される特定の信号パターンである特定パターンを前記入力部が入力すると、予め設定された選択規則に従って、前記格納部から一つの前記調光テーブルを選択し、
    前記特定パターンを構成する前記異なる2種類の調光信号は、
    少なくとも、周波数が異なることを特徴とする光源点灯装置。
  3. 前記光源点灯装置は、
    交流電源から交流電力の供給を受けて動作すると共に、
    前記交流電源の供給の有無を検出する電源検出回路を備え、
    前記制御部は、
    前記電源検出回路が前記交流電源の供給の有りを示すオン状態と、前記交流電源の供給の無しを示すオフ状態とからなる特定の電源オンオフパターンを検出すると、予め設定された選択規則に従って、前記格納部から一つの前記調光テーブルを選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源点灯装置。
  4. 光源を点灯させる光源点灯装置において、
    制御を受けることにより、制御に応じた直流電流を出力電流として光源に出力する電源回路と、
    調光信号を入力する入力部と、
    調光率と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の調光テーブルを格納する格納部を有し、前記入力部が入力した前記調光信号に基づいて前記格納部が格納する前記複数の調光テーブルの中から一つの前記調光テーブルを選択し、選択した前記調光テーブルを用いて前記電源回路を制御する制御部と
    を備え
    前記光源点灯装置は、
    交流電源から交流電力の供給を受けて動作すると共に、
    前記交流電源の供給の有無を検出する電源検出回路を備え、
    前記制御部は、
    前記電源検出回路が前記交流電源の供給の有りを示すオン状態と、前記交流電源の供給の無しを示すオフ状態とからなる特定の電源オンオフパターンを検出すると、予め設定された選択規則に従って、前記格納部から一つの前記調光テーブルを選択し、
    前記格納部は、
    前記光源の累積点灯時間と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の初期照度補正テーブルを格納し、
    前記制御部は、
    初期照度補正モードに設定されると、設定に従って前記複数の初期照度補正テーブルの中から一つの前記初期照度補正テーブルを選択し、選択した前記初期照度補正テーブルに従って前記光源の累積点灯時間を計時しながら前記電源回路を制御すると共に、前記電源検出回路が前記特定の電源オンオフパターンを検出すると、予め設定された選択規則に従って複数の初期照度補正テーブルから一つの前記初期照度補正テーブルを選択し、選択直前の前記初期照度補正テーブルに対する累積点灯時間を選択した前記初期照度補正テーブルに引き継ぐと共に選択した前記初期照度補正テーブルに従って前記光源の累積点灯時間を計時しながら前記電源回路を制御することを特徴とする光源点灯装置。
  5. 前記格納が格納する前記複数の初期照度補正テーブルは、
    全光100%の前記出力電流の値が大きいものほど、全光100%の前記出力電流の値を分母とし、初期点灯時点の前記出力電流の値を分子としたときの分数値が小さいことを特徴とする請求項4に記載の光源点灯装置。
  6. 交流電源から交流電力の供給を受けて動作することによって光源を点灯させる光源点灯装置において、
    前記交流電源の供給の有無を検出する電源検出回路と、
    制御を受けることにより、制御に応じた直流電流を出力電流として前記光源に出力する電源回路と、
    前記光源の累積点灯時間と前記電源回路の前記出力電流との対応関係が定義された複数の初期照度補正テーブルを格納する格納部を有し、初期照度補正モードに設定されると、設定に従って前記複数の初期照度補正テーブルの中から一つの前記初期照度補正テーブルを選択し、選択した前記初期照度補正テーブルに従って前記光源の累積点灯時間を計時しながら前記電源回路を制御すると共に、前記電源検出回路が前記交流電源の供給の有りを示すオン状態と、前記交流電源の供給の無しを示すオフ状態とからなる特定の電源オンオフパターンを検出すると、予め設定された選択規則に従って複数の初期照度補正テーブルから一つの前記初期照度補正テーブルを選択し、選択直前の前記初期照度補正テーブルに対する累積点灯時間を選択した前記初期照度補正テーブルに引き継ぐと共に選択した前記初期照度補正テーブルに従って前記光源の累積点灯時間を計時しながら前記電源回路を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする光源点灯装置。
  7. 請求項1〜請求項のうちのいずれか1項に記載の光源点灯装置を備えた照明器具。
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