JP6127926B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6127926B2 JP6127926B2 JP2013233436A JP2013233436A JP6127926B2 JP 6127926 B2 JP6127926 B2 JP 6127926B2 JP 2013233436 A JP2013233436 A JP 2013233436A JP 2013233436 A JP2013233436 A JP 2013233436A JP 6127926 B2 JP6127926 B2 JP 6127926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- visual field
- information
- image processing
- observation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/36—Microscopes arranged for photographic purposes or projection purposes or digital imaging or video purposes including associated control and data processing arrangements
- G02B21/365—Control or image processing arrangements for digital or video microscopes
- G02B21/367—Control or image processing arrangements for digital or video microscopes providing an output produced by processing a plurality of individual source images, e.g. image tiling, montage, composite images, depth sectioning, image comparison
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
上記画像取得部は、ユーザの観察対象の観察像を撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像を取得する。
上記視野情報生成部は、上記観察対象の画像を含み上記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像と、上記入力画像とを照合することで、上記標本画像中の、上記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成する。
上記表示部は、上記視野情報に基づいて、上記標本画像中の上記視野範囲に対応する情報を取得し、上記情報を表示するための信号を出力する。
顕微鏡装置における観察像の拡大率は、一般に、対物レンズ等に固有の所定の値を採り得る。したがって、観察像の拡大率と、バーチャルスライドの拡大率との比を利用して照合を行うことにより、照合処理の負担を軽減することが可能となる。
これにより、画像の照合が失敗した場合であっても、画像として特徴的な部分を有する入力画像を取得することが可能となり、照合を成功させることが可能となる。
上記視野情報を生成できなかった場合に、上記観察像の拡大率が所定の拡大率以下であるか否か判定し、
上記所定の拡大率以下でなかった場合に、上記所定の拡大率以下の拡大率の観察像を撮像するように指示してもよい。
これにより、より特徴的な部分を抽出しやすい拡大率の低い入力画像を取得することが可能となる。
上記視野情報を生成できなかった場合に、上記観察像と上記観察対象上の位置が異なる他の観察像を撮像するように指示してもよい。
これにより、照合が失敗した場合に、観察対象を移動させ、より特徴的な部分を有する入力画像を取得することが可能となる。
これにより、病理診断時に、標本画像に付随するカルテ情報等のアノテーション情報を利用することが可能となる。したがって、顕微鏡装置側の操作に基づき、標本画像に付随する豊富な情報を利用することができ、病理診断を効率化することが可能となる。
上記視野情報生成部は、上記識別情報に基づいて、上記標本画像のうち上記観察対象に対応する画像領域を特定し、上記画像領域と入力画像とを照合してもよい。
これにより、標本画像の照合範囲を限定することが可能となる。したがって、画像照合時の処理の負担を軽減することが可能となる。
これにより、標本画像中の対応する視野範囲が、入力画像に対して回転している場合や、スケールの異なる場合であっても、精度の高い画像照合を行うことが可能となる。
上記観察対象の画像を含み上記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像と、上記入力画像とが照合される。
照合結果に基づいて、上記標本画像中の、上記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報が生成される。
上記視野情報に基づいて、上記標本画像中の上記視野範囲に対応する情報を取得し、上記情報を表示するための信号が出力される。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
[画像処理システム]
図1は、本技術の第1の実施形態に係る画像処理システム1の模式図、図2は画像処理システム1のブロック図である。画像処理システム1は、画像処理装置100と、顕微鏡装置200と、標本画像(バーチャルスライド)が記憶された病理画像データベース(DB)310を有するサーバ装置300(図2参照)とを備える。画像処理装置100と、サーバ装置300とは、それぞれ、画像処理装置100に接続されている。
顕微鏡装置200は、顕微鏡本体210と、撮像部220(図2参照)とを有し、観察対象の観察像Wを撮像することにより、入力画像を取得する。観察対象としては、例えば、スライド標本Sが用いられる。スライド標本Sは、HE(Haematoxylin Eosin)染色等を施された病理組織切片がスライドガラス上に貼り付けられたものとして形成される。
サーバ装置300は、画像処理装置100に対し、病理画像DB310を提供することが可能に構成される。すなわち、サーバ装置300は、病理画像DB310を格納するメモリ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等を有していてもよい。メモリは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)等の不揮発性メモリで構成されることができる。これらのメモリ、CPU、ROM、RAMの図示は省略する。
画像処理装置100は、画像取得部110と、視野情報生成部120と、表示制御部130と、表示部131とを有する。画像処理装置100は、例えば、PC(Personal Computer)や、タブレット端末等の情報処理装置として構成されてもよい。
画像取得部110は、観察対象の観察像を撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像を取得する。画像取得部110は、顕微鏡装置200と接続され、所定の規格により顕微鏡装置200と通信するインターフェイスとして構成される。画像取得部110は、取得した入力画像を視野情報生成部120へ出力する。
視野情報生成部120は、観察対象の画像を含み第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有するバーチャルスライドと、入力画像とを照合することで、バーチャルスライド中の、入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成する。視野情報生成部120は、例えば、CPUで構成される。視野情報生成部120は、図示しないメモリ等に格納されたプログラムに従って、処理を実行することが可能である。
表示制御部130は、上記視野情報に基づいて、バーチャルスライド中の入力画像に対応する視野範囲に対応する情報を取得し、その情報を表示するための信号を出力する。当該情報は、例えば、バーチャルスライドの視野範囲に対応する領域の画像(以下、出力画像とする)でもよいし、バーチャルスライドの視野範囲に対応する領域に付随するアノテーション情報でもよい。あるいは、表示制御部130は、上記情報として、出力画像と上記アノテーション情報との双方を表示するように制御してもよい。
表示部131は、表示制御部130から出力された信号に基づいて、上記情報を表示することが可能に構成される。表示部131は、例えばLCD、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)等を用いた表示デバイスであり、タッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。
図3は、視野情報生成部120の動作例を示すフローチャートである。
第2の特徴点Cmnに係るSIFT特徴量のスケールの大きさ:σm
第2の特徴点Cmnに係るSIFT特徴量のオリエンテーションの回転角:θm
基準点Pmから第2の特徴点Cmnへ向かう位置ベクトル:(dx,dy)
第1の特徴点CvnのバーチャルスライドV中の座標:(Xvn、Yvn)
第1の特徴点Cvnに係るSIFT特徴量のスケールの大きさ:σv
第2の特徴点Cmnに係るSIFT特徴量のオリエンテーションの、視野ベクトル候補Vvnを基準とした回転角:θv
r=R×(σv/σm)…(1)
φ=θv−θm…(2)
Xn=Xvn+(dx2+dy2)1/2 ×(σv/σm)×cos (θ+θm−θv)…(3)
Yn=Yvn+(dx2+dy2)1/2 ×(σv/σm)×sin (θ+θm−θv)…(4)
(ここで、θ=arctan(dy/dx))
(相関度)=(投票数)/(入力画像中の第2の特徴点数)…(5)
図5に示す例では、視野範囲候補Fkの相関度は、5/5=1、他の視野範囲候補Fnの相関度は、いずれも1/5と算出される。
スライドID:相関度が最大の視野範囲候補を含むスライド標本のID
中心座標:相関度が最大の基準点の位置(Xn、Yn)
角度:視野ベクトルの角度φ
範囲:視野ベクトル候補Vvnの大きさr
焦点の深さ:入力画像に対応する焦点の深さを有するレイヤー番号
すなわち、腫瘍認識や類似画像検索等の画像認識処理に、低解像度の顕微鏡撮像画像ではなく、バーチャルスライドの高解像度の画像を利用することができる。これにより、画像認識の処理効率が向上し、画像認識の精度も高めることができる。
視野情報生成部12は、視野情報を生成する際に、バーチャルスライドの視野範囲に対応する領域に付随するアノテーション情報を併せて取得してもよい。上述のように、バーチャルスライドには、スライドIDや、電子カルテに含まれる患者情報等のアノテーション情報が、それぞれ対応する領域に紐付けられて記憶される。視野情報を取得することにより、視野情報により特定される視野範囲に紐付けられたアノテーション情報を容易に取得することができる。
視野情報生成部120は、病理画像DB310に格納されたバーチャルスライドのうち、一部の領域と入力画像とを照合することができる。これにより、バーチャルスライド全体を対象として画像照合する場合と比較して、画像照合処理のコストを大幅に削減し、処理時間を短縮することが可能となる。以下に構成例1〜3を挙げて説明するが、照合対象を限定する例としてはこれに限定されず、種々の構成を採り得る。
視野情報生成部120は、バーチャルスライドのうち、既に生成された視野情報から特定される観察対象の画像に対応する領域と、入力画像とを照合することができる。すなわち、ある入力画像から第1の視野情報を生成した後、他の入力画像から第2の視野情報を生成する場合に、第1の視野情報によって得られたスライドIDに対応するバーチャルスライド中の領域と、入力画像とを照合することができる。これにより、連続して画像照合処理を行う際に、同一のスライド標本に対応するバーチャルスライド中の領域のみを照合の対象とすることができる。
視野情報生成部120は、バーチャルスライドの照合対象として、所定の期間内に作成された領域のみを対象とすることができる。具体的には、照合の対象領域を、上記画像処理を行う日を基準として過去一週間以内に作成した領域、あるいは過去一年以内に作成した領域等と制限することができる。これにより、照合対象の領域を、大幅に制限することが可能となる。
視野情報生成部120は、バーチャルスライドの照合対象として、所定のカルテ番号に係るスライド標本に対応する領域のみを対象とすることができる。この場合には、例えば、医師等のユーザが、予め画像処理装置100に患者のカルテ番号等を入力するようにしてもよい。これにより、現に診断すべき患者のバーチャルスライドの出力画像等を、迅速に表示させることができる。
表示制御部130は、バーチャルスライドに係る出力画像やアノテーション情報の他、顕微鏡装置200によって撮像された入力画像を併せて表示する信号を出力してもよい。これにより、表示部131に、同一の視野範囲に係る顕微鏡画像(入力画像)とバーチャルスライドの画像等とが表示され、これらの画像を同時に参照することが可能となる。
視野情報生成部120は、画像照合処理を行う第1のモードと、画像照合処理を行わない第2のモードとを切り替え可能に構成されてもよい。これにより、バーチャルスライドとして表示させるべき観察像をユーザ自身が選択することが可能となる。したがって、ユーザが顕微鏡装置200のみを用いて観察を行いたい場合にまで、この顕微鏡画像を追従したバーチャルスライドの画像が表示されることを防止し、煩わしさを解消することができる。
図7は、本技術の第2の実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。本実施形態に係る画像処理システム2は、第1の実施形態と同様に、画像処理装置102と、顕微鏡装置202と、サーバ装置300とを備える。一方、画像処理装置102が顕微鏡装置202から拡大率に関する情報を取得可能に構成される点、及び、画像処理装置102が、視野情報の生成に際し、顕微鏡装置202から入力された観察像の拡大率の情報を利用する点で、第1の実施形態と異なる。以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化し、異なる部分を中心に説明する。
顕微鏡装置202は、顕微鏡本体210と、撮像部220と、拡大率情報出力部230とを有する。顕微鏡本体210は、第1の実施形態と同様に、ステージ211と、接眼レンズ212と、複数の対物レンズ213と、対物レンズ保持部214とを有する。
画像処理装置102は、画像取得部110と、視野情報生成部140と、表示制御部130と、表示部131とを有する。
以下、図3のフローチャートを参照し、視野情報生成部140の動作例について説明する。
本実施形態の変形例として、顕微鏡装置202が拡大率情報出力部230を有さず、画像処理装置102が、ユーザにより観察像の拡大率の情報を入力されることが可能に構成されてもよい。この場合、ユーザは、顕微鏡装置202の観察像の光路中に配置されている対物レンズ213の拡大率を確認し、画像処理装置102にその情報を入力することができる。これによっても、視野情報出力部142の処理コストを低減することが可能となる。
図9は、本技術の第3の実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。本実施形態に係る画像処理システム3は、第1の実施形態と同様に、画像処理装置103と、顕微鏡装置202と、サーバ装置300とを備える。一方、画像処理装置103が顕微鏡装置202から観察像の拡大率に関する情報を取得可能に構成される点、及び、画像の照合に失敗した際に、拡大率に関する情報を用いて処理を行うことが可能な点で、第1の実施形態と異なる。以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化し、異なる部分を中心に説明する。
顕微鏡装置202は、第2の実施形態と同様に、顕微鏡本体210と、撮像部220と、拡大率情報出力部230とを有する。顕微鏡本体210は、第1の実施形態と同様に、ステージ211と、接眼レンズ212と、複数の対物レンズ213と、対物レンズ保持部214とを有する。
画像処理装置103は、画像取得部110と、視野情報生成部150と、表示制御部130と、表示部131とを有する。
図10は、視野情報生成部150の動作例を示すフローチャートである。
図13は本変形例に係る画像処理システム3aのブロック図である。本変形例は、画像処理装置103aが、画像取得部110と、視野情報生成部150と、表示制御部130と、表示部131とに加え、さらに入力部160を有する点で上記画像処理装置103と異なる。これにより、仮に、確実な視野範囲が見つからなかった場合でも、視野範囲候補が数個に絞れる場合には、ユーザが入力部160を用いて妥当な視野範囲を選ぶことが可能となる。
視野情報生成部150は、バーチャルスライドと入力画像との照合により、第1の閾値以上の相関度の視野範囲候補が存在しないと判定した場合(図10のST23でNo)、所定の拡大率以下か判定せず、ユーザに対し、スライド標本の他の観察像を撮像するように指示してもよい。これにより、拡大率情報が取得できない場合であっても、画像照合に失敗した際に、再度画像照合を行うことが可能となる。
変形例1−2の構成例1と同様に、視野情報生成部150は、ある入力画像から第1の視野情報を生成した後、他の入力画像から第2の視野情報を生成する場合に、第1の視野情報によって得られたスライドIDに対応するバーチャルスライド中の領域と、入力画像とを照合することができる。
図15は、本技術の第4の実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。本実施形態に係る画像処理システム4は、第1の実施形態と同様に、画像処理装置104と、顕微鏡装置200と、病理画像DB310を有するサーバ装置300とを備える。第1の実施形態と異なる点は、画像処理装置104が記憶部170をさらに有する点である。以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化し、異なる部分を中心に説明する。
記憶部170は、例えば、ある入力画像から第1の視野情報を生成した後、当該第1の視野情報によって得られたスライドIDに対応する領域のバーチャルスライドを記憶することができる。これにより、変形例1−2の構成例1で説明したように、視野情報生成部120が、ある入力画像から第1の視野情報を生成した後、他の入力画像から第2の視野情報を生成する場合に、記憶部170に格納したバーチャルスライド中の領域と、入力画像とを照合することができる。したがって、画像照合処理のコストを大幅に削減し、処理時間を短縮することが可能となる。
図16は本技術の第5の実施形態に係る画像処理システム5の模式図、図17は、画像処理システム5のブロック図である。本実施形態に係る画像処理システム5は、画像処理装置105と、顕微鏡装置200と、病理画像DB310を有するサーバ装置300とに加えて、さらに表示装置400とを備える。以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化し、異なる部分を中心に説明する。
まず、画像処理装置105の画像取得部110は、顕微鏡装置200から、医師D1により撮像された入力画像を取得し、当該入力画像を視野情報生成部120bに出力する。
るものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。以下、その他の変形例6−1〜6−3について説明する。
視野情報生成部は、ある入力画像から第1の視野情報を生成した後、顕微鏡装置から得られるスライド標本の変位についての情報に基づいて、第2の視野情報を生成してもよい。
以上の各実施形態では、画像処理装置が、例えば、PCや、タブレット端末等の情報処理装置として構成されると説明したが、これに限定されない。例えば、画像取得部、表示制御部等が、PC、タブレット端末等の第1の装置本体に格納され、画像処理装置の視野情報生成部が、第1の装置本体と接続されたPC、サーバ等の第2の装置本体に格納されていてもよい。すなわちこの場合、画像処理装置は、第1の装置本体及び第2の装置本体を備える。これにより、画像照合に係るデータ処理量が大きい場合であっても、各装置本体に対する負荷を軽減することができる。また、第2の装置本体は、病理画像DBが格納されたサーバ装置であってもよい。
以上の各実施形態では、画像処理装置を含む画像処理システムが、病理画像診断時に用いられると説明したが、これに限定されない。例えば、生理学、薬理学等の分野の研究において、組織切片を観察する際に本技術を適用することも可能である。
(1)ユーザの観察対象の観察像を撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像を取得する画像取得部と、
上記観察対象の画像を含み上記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像と、上記入力画像とを照合することで、上記標本画像中の、上記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成する視野情報生成部と、
上記視野情報に基づいて、上記標本画像中の上記視野範囲に対応する情報を取得し、上記情報を表示するための信号を出力する表示制御部と
を具備する画像処理装置
(2)上記(1)に記載の画像処理装置であって、
上記視野情報生成部は、上記観察像の拡大率の情報を取得し、上記標本画像の拡大率と上記観察像の拡大率との比を利用して、上記標本画像と上記入力画像とを照合する
画像処理装置。
(3)上記(1)又は(2)に記載の画像処理装置であって、
上記視野情報生成部は、上記視野情報を生成できなかった場合に、ユーザに対し、上記観察対象の他の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。
(4)上記(3)に記載の画像処理装置であって、
上記視野情報生成部は、
上記視野情報を生成できなかった場合に、上記観察像の拡大率が所定の拡大率以下であるか否か判定し、
上記所定の拡大率以下でなかった場合に、上記所定の拡大率以下の拡大率の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。
(5)上記(3)に記載の画像処理装置であって、
上記視野情報生成部は、
上記視野情報を生成できなかった場合に、上記観察像と上記観察対象上の位置が異なる他の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。
(6)上記(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の画像処理装置であって、
上記視野情報生成部は、上記視野情報を生成する際に、上記標本画像の上記視野範囲に対応する領域に付随するアノテーション情報を併せて取得する
画像処理装置。
(7)上記(1)から(6)のうちいずれか1つに記載の画像処理装置であって、
上記画像取得部は、上記観察対象の識別情報を上記入力画像と併せて取得し、
上記視野情報生成部は、上記識別情報に基づいて、上記標本画像のうち上記観察対象に対応する画像領域を特定し、上記画像領域と入力画像とを照合する
画像処理装置。
(8)上記(1)から(7)のうちいずれか1つに記載の画像処理装置であって、
視野情報生成部は、上記標本画像から抽出される複数のSIFT特徴量と、上記入力画像から抽出される複数のSIFT特徴量とに基づいて、上記標本画像と上記入力画像とを照合する
画像処理装置。
(9)観察対象の観察像を撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像を取得し、
上記観察対象の画像を含み上記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像と、上記入力画像とを照合し、
照合結果に基づいて、上記標本画像中の、上記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成し、
上記視野情報に基づいて、上記標本画像中の上記視野範囲に対応する情報を取得し、上情報を表示するための信号を出力する
画像処理方法。
110…画像取得部
120,120a,120b,140,150…視野情報生成部
130,130b…表示制御部
W…観察像
V…バーチャルスライド(標本画像)
M…入力画像
F…出力画像
Claims (11)
- ユーザによる観察対象の移動に伴って顕微鏡装置で観察された異なる観察像各々を前記顕微鏡装置によって撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像と、前記観察対象の画像を含み前記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像とを照合することで、前記標本画像中の、前記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成する視野情報生成部と、
前記視野情報に基づいて、前記ユーザによる前記観察像の移動に伴って移動する前記標本画像中の前記視野範囲に対応する情報を取得し、前記視野範囲の移動に追従して前記情報を表示するための信号を出力する表示制御部と
を具備する画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、前記観察像の拡大率の情報を取得し、前記標本画像の拡大率と前記観察像の拡大率との比を利用して、前記標本画像と前記入力画像とを照合する
画像処理装置。 - 請求項1又は2に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、前記視野情報を生成できなかった場合に、ユーザに対し、前記観察対象の他の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。 - 請求項3に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、
前記視野情報を生成できなかった場合に、前記観察像の拡大率が所定の拡大率以下であるか否か判定し、
前記所定の拡大率以下でなかった場合に、前記所定の拡大率以下の拡大率の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。 - 請求項3に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、
前記視野情報を生成できなかった場合に、前記観察像と前記観察対象上の位置が異なる他の観察像を撮像するように指示する
画像処理装置。 - 請求項1から5のうちいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、前記視野情報を生成する際に、前記標本画像の前記視野範囲に対応する領域に付随するアノテーション情報を併せて取得する
画像処理装置。 - 請求項1から6のうちいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記視野情報生成部は、標本画像のうち、既に生成された視野情報から特定される観察対象の画像に対応する領域と、前記入力画像とを照合する
画像処理装置。 - 請求項1から7のうちいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
視野情報生成部は、前記標本画像から抽出される複数のSIFT特徴量と、前記入力画像から抽出される複数のSIFT特徴量とに基づいて、前記標本画像と前記入力画像とを照合する
画像処理装置。 - 請求項1から8のうちいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記標本画像は、病理画像である
画像処理装置。 - 請求項9に記載の画像処理装置であって、
前記病理画像は、焦点の異なる複数のレイヤー画像を含む
画像処理装置。 - ユーザによる観察対象の移動に伴って顕微鏡装置で観察された異なる観察像各々を前記顕微鏡装置によって撮像することにより生成された第1の解像度を有する入力画像を取得し、
前記観察対象の画像を含み前記第1の解像度よりも大きい第2の解像度を有する標本画像と、前記入力画像とを照合し、
照合結果に基づいて、前記標本画像中の、前記入力画像に対応する視野範囲を特定するための視野情報を生成し、
前記視野情報に基づいて、前記ユーザによる前記観察像の移動に伴って移動する前記標本画像中の前記視野範囲に対応する情報を取得し、前記視野範囲の移動に追従して前記情報を表示するための信号を出力する
画像処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013233436A JP6127926B2 (ja) | 2013-11-11 | 2013-11-11 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
US14/525,693 US20150130921A1 (en) | 2013-11-11 | 2014-10-28 | Image processing apparatus and image processing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013233436A JP6127926B2 (ja) | 2013-11-11 | 2013-11-11 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015094827A JP2015094827A (ja) | 2015-05-18 |
JP2015094827A5 JP2015094827A5 (ja) | 2016-03-31 |
JP6127926B2 true JP6127926B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=53043484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013233436A Active JP6127926B2 (ja) | 2013-11-11 | 2013-11-11 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150130921A1 (ja) |
JP (1) | JP6127926B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6455829B2 (ja) * | 2013-04-01 | 2019-01-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
DE112017007927T5 (de) * | 2017-10-16 | 2020-05-28 | Hitachi High-Tech Corporation | Bildgebungsvorrichtung |
WO2020045536A1 (en) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | Sony Corporation | Medical system, medical apparatus, and medical method |
JP7322409B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2023-08-08 | ソニーグループ株式会社 | 医療システム、医療装置および医療方法 |
CN109740669B (zh) * | 2018-12-29 | 2022-12-06 | 大连大学 | 一种基于深度特征聚合的乳腺癌病理图像分类方法 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272235B1 (en) * | 1997-03-03 | 2001-08-07 | Bacus Research Laboratories, Inc. | Method and apparatus for creating a virtual microscope slide |
US7292251B1 (en) * | 2000-10-06 | 2007-11-06 | The Research Foundation Of State University Of New York | Virtual telemicroscope |
GB2398196B (en) * | 2003-02-05 | 2005-06-01 | Fairfield Imaging Ltd | Microscope system and method |
US7792338B2 (en) * | 2004-08-16 | 2010-09-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus of mechanical stage positioning in virtual microscopy image capture |
JP4917329B2 (ja) * | 2006-03-01 | 2012-04-18 | 浜松ホトニクス株式会社 | 画像取得装置、画像取得方法、及び画像取得プログラム |
US8509565B2 (en) * | 2008-12-15 | 2013-08-13 | National Tsing Hua University | Optimal multi-resolution blending of confocal microscope images |
US20100150472A1 (en) * | 2008-12-15 | 2010-06-17 | National Tsing Hua University (Taiwan) | Method for composing confocal microscopy image with higher resolution |
JP5152077B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2013-02-27 | ソニー株式会社 | 生体像提示装置、生体像提示方法及びプログラム並びに生体像提示システム |
JP2010281800A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Gunma Univ | 細胞解析装置、及び細胞解析方法 |
US9341835B2 (en) * | 2009-07-16 | 2016-05-17 | The Research Foundation Of State University Of New York | Virtual telemicroscope |
JP5498129B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2014-05-21 | オリンパス株式会社 | バーチャル顕微鏡システム |
JP5561027B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-07-30 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
JP5555014B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-07-23 | オリンパス株式会社 | バーチャルスライド作成装置 |
JP5537281B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2014-07-02 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡装置および画像取得方法 |
JP2012118448A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Sony Corp | 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム |
US8941720B2 (en) * | 2011-02-02 | 2015-01-27 | National Tsing Hua University | Method of enhancing 3D image information density |
JP2012256272A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Seiko Epson Corp | 生体識別装置、及び、生体識別方法 |
US8970618B2 (en) * | 2011-06-16 | 2015-03-03 | University Of Leeds | Virtual microscopy |
JP2013152701A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-08-08 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法 |
-
2013
- 2013-11-11 JP JP2013233436A patent/JP6127926B2/ja active Active
-
2014
- 2014-10-28 US US14/525,693 patent/US20150130921A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015094827A (ja) | 2015-05-18 |
US20150130921A1 (en) | 2015-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240248294A1 (en) | Point- of-care- computational microscopy based-systems and methods | |
AU2020200835B2 (en) | System and method for reviewing and analyzing cytological specimens | |
JP6127926B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP6811837B2 (ja) | 病理データ捕捉 | |
JP6378701B2 (ja) | ホール・スライド画像レジストレーションおよび画像間注釈デバイス、システム、ならびに方法 | |
JP6348504B2 (ja) | 生体試料の分割画面表示及びその記録を取り込むためのシステム及び方法 | |
US11125660B2 (en) | Systems and methods for meso-dissection | |
CN106030610B (zh) | 移动设备的实时3d姿势识别和跟踪系统 | |
US20150301732A1 (en) | Selection and display of biomarker expressions | |
JP6836994B2 (ja) | メソダイセクションのためのシステム及び方法 | |
US11990227B2 (en) | Medical system, medical apparatus, and medical method | |
CN111598899A (zh) | 图像处理方法、装置及计算机可读存储介质 | |
CN113485555A (zh) | 医学影像阅片方法、电子设备和存储介质 | |
US10922899B2 (en) | Method of interactive quantification of digitized 3D objects using an eye tracking camera | |
JPWO2021024301A1 (ja) | コンピュータプログラム、内視鏡用プロセッサ、及び情報処理方法 | |
CN116235223A (zh) | 使用基于目光的跟踪的注释数据收集 | |
JP2019215781A (ja) | 製造管理システム及び方法 | |
US20230031240A1 (en) | Systems and methods for processing electronic images of pathology data and reviewing the pathology data | |
Alvarez et al. | Tele-pathology: A use case in colombia | |
US20240303952A1 (en) | System and method for real-time variable resolution microscope slide imaging | |
WO2023010048A1 (en) | Systems and methods for processing electronic images of pathology data and reviewing the pathology data | |
CN118502096A (zh) | 显示样本图像的计算机系统、显微镜系统以及显示样本图像的方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160210 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170327 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6127926 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |