JP6127633B2 - 電磁弁及び電磁弁の製造方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態に係る電磁弁につき、図面を参照して詳細に説明する。
ソレノイド部2は、コイル20と、固定鉄心としてのソレノイドコア21と、可動鉄心としてのプランジャ22と、有底円筒状のソレノイドケース23とを有し、電磁弁1における軸線O方向の一方側(図1では左側)に配置されている。プランジャ22は、円筒状の本体部220、及び本体部220の中心部を貫通して固定されたシャフト221を有している。
スリーブ3は、円筒状の本体部3a及び鍔部3bを有し、鍔部3bをソレノイドコア21の鍔部21bに当接させてソレノイドケース23(加締め部233)に取り付けられている。スリーブ3には、ソレノイドコア21の円筒部211内に連通し、かつスプール4を軸方向移動可能に収容する弁孔30が本体部3aに設けられている。
スプール4には、ねじ部3c側から鍔部3b側に向かって、第1乃至第5のランド41〜45が形成されている。第2乃至第4のランド42〜44の外径はそれぞれ等しく、かつ第1のランド41の外径よりも大きく形成されている。フィードバックポート33における作動油のフィードバック圧は、このフィードバック圧を受ける第1のランド41の受圧面積と第2のランド42の受圧面積との差によって、スプール4を鍔部3b側に押圧する押圧力を発生させる。
次に、スプール4のスリーブ3内における偏心抑制構造について説明する。
〔数1〕
P1×ΔS1+P2×ΔS2=P3×ΔS3+P4×ΔS4 −(1)
(a) P3=(P1+Po)/2
(b) P4=Po/2
(c) ΔS2=ΔS1×1.5
(d) ΔS3=ΔS1×2
(e) ΔS4=ΔS1
Claims (4)
- コイルに供給される電流に応じてプランジャが軸方向移動するソレノイド部と、
前記ソレノイド部に取り付けられ、前記プランジャと同軸に形成された弁孔を有する筒状のスリーブと、
前記弁孔に収容され、前記プランジャの軸方向移動に伴って前記弁孔の内面と摺動するスプールとを備え、
前記スリーブは、前記弁孔に作動油を入力する入力ポートと、前記弁孔から前記スプールの位置に応じた圧力の作動油を出力する出力ポートと、前記出力ポートから出力される作動油の一部を前記弁孔に戻すためのフィードバックポートと、前記弁孔から作動油を排出する排出ポートと、前記入力ポートと前記出力ポートとの間に形成された第1中間ポートと、前記出力ポートと前記排出ポートとの間に形成された第2中間ポートとを有し、
前記入力ポート、前記フィードバックポート、前記第1中間ポート、及び前記第2中間ポートは、抜き勾配を有して鋳抜きによって形成され、
前記入力ポート、前記フィードバックポート、前記第1中間ポート、及び前記第2中間ポートにおいて前記スプールに加わる偏荷重が互いに打ち消し合うように、これら各ポートにおける圧力及び前記抜き勾配が設定され、
前記入力ポート及び前記フィードバックポートは、前記弁孔の軸線に直交する第1の方向に開口し、
前記第1中間ポート及び前記第2中間ポートは、前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に開口している、
電磁弁。 - 前記第1中間ポートにおける前記作動油の圧力は、前記入力ポートにおける前記作動油の圧力と前記出力ポートにおける前記作動油の圧力との中間の圧力であり、
前記第2中間ポートにおける前記作動油の圧力は、前記出力ポートにおける前記作動油の圧力と前記排出ポートにおける前記作動油の圧力との中間の圧力である、
請求項1に記載の電磁弁。 - 前記スプールの前記第1中間ポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差は、前記スプールの前記入力ポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差の2倍であり、
前記スプールの前記出力ポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差は、前記スプールの前記入力ポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差と同じであり、
前記スプールの前記フィードバックポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差は、前記スプールの前記入力ポートにおける開口側と奥側との受圧面積の差の1.5倍である、
請求項2に記載の電磁弁。 - コイルに供給される電流に応じてプランジャが軸方向移動するソレノイド部と、前記ソレノイド部に取り付けられ、前記プランジャと同軸に形成された弁孔を有する筒状のスリーブと、前記弁孔に収容され、前記プランジャの軸方向移動に伴って前記弁孔の内面と摺動するスプールとを備えた電磁弁の製造方法であって、
前記スリーブは、前記弁孔に作動油を入力する入力ポートと、前記弁孔から前記スプールの位置に応じた圧力の作動油を出力する出力ポートと、前記出力ポートから出力される作動油の一部を前記弁孔に戻すためのフィードバックポートと、前記弁孔から作動油を排出する排出ポートと、前記入力ポートと前記出力ポートとの間に形成された第1中間ポートと、前記出力ポートと前記排出ポートとの間に形成された第2中間ポートとを有し、
前記入力ポート、前記フィードバックポート、前記第1中間ポート、及び前記第2中間ポートを、前記スプールに加わる偏荷重が互いに打ち消し合うように設定された抜き勾配を有して鋳抜きによって形成し、
前記入力ポート及び前記フィードバックポートを前記弁孔の軸線に直交する第1の方向に開口させ、かつ前記第1中間ポート及び前記第2中間ポートを前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に開口させる、
電磁弁の製造方法。
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JP2013062402A JP6127633B2 (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 電磁弁及び電磁弁の製造方法 |
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JP2013062402A JP6127633B2 (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 電磁弁及び電磁弁の製造方法 |
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