JP6125952B2 - カップホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、カップホルダーに関する。
下記特許文献1には、自動車等において運転席と助手席との間に設置されるフロアコンソールに設けられたカップトレイに関する構造が開示されている。具体的には、四方に延在する規制部によって四角形状の収容開口が形成された第1収容段部と、この第1収容段部の底部に開設された円形状の収容開口が形成された第2収容段部とからなる二重底構造とされている。したがって、牛乳パックなどの角形の飲料容器であれば、第1収容段部に収容することで、角筒飲料容器が第1収容段部の底部で支持され、かつ、角筒飲料容器の側面が第1収容段部の側壁で保持されて、前後左右に動かないように位置規制される。また、円形ボトル型の飲料容器であれば、第2収容段部に収容することで、第2収容段部の底部に支持されて、円形状の収容開口の開口縁によって前後左右に動かないように位置規制される。これにより、円形の容器と角形の容器とをホルダに収容可能としている。
特開2012−96734号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、角筒飲料容器においてサイズが異なる場合の収容は考慮されておらず、収容できる飲料容器に制限がある。
本発明は上記問題を考慮し、複数の異なる形状及びサイズの飲料容器を、一つのカップホルダー内に収容できるカップホルダーを得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係るカップホルダーは、ホルダーの下段側に設けられ、上方へ開口すると共に平面視で略矩形状の角筒状かつ当該矩形状の各長辺の一部が互いに離間する方向へ突出する円弧形状を有する形状に形成された下側収容部と、ホルダーの上段側に設けられ、平面視で正方形状の角筒状に形成されると共に、当該角筒状の下端部と前記下側収容部の上端部とを平面で繋ぐ上側底部を有する上側収容部と、を備え、前記下側収容部は、前記上側収容部よりも深さが深く設定されている
請求項2記載の発明に係るカップホルダーは、請求項1に記載のカップホルダーにおいて、前記下側収容部における円弧形状は、前記下側収容部の前記矩形状の各長辺の中央部に形成されている。
請求項3記載の発明に係るカップホルダーは、請求項1又は請求項2に記載のカップホルダーにおいて、前記下側収容部及び前記上側収容部は、車両の内装を構成する部材に設けられている。
請求項1記載の本発明によれば、カップホルダーは、ホルダーの下段側に設けられ、上方へ開口すると共に平面視で略矩形状の角筒状かつ、この矩形状の各長辺の一部が互いに離間する方向へ突出する円弧形状を有する形状とされた下側収容部を備えている。また、ホルダーの上段側に設けられ、平面視で正方形状の角筒状に形成されると共に、この角筒状の下端部と下側収容部の上端部とを平面で繋ぐ上側底部を有する上側収容部を備えている。つまり、平面視で正方形状の開口があり、さらにその下側に一部が円弧形状とされた略矩形状の開口が設けられた構成とされている。したがって、平面視で円形の円筒飲料容器を収容する場合には、上側収容部の下側に設けられた下側収容部における円弧形状に形成された中央部内に保持される。これにより、円筒飲料容器は下側収容部の底部で支持され、かつ、中央部の側壁によって前後左右に動かないように位置規制される。
また、平面視で長方形の角筒飲料容器(以下、「小型角筒飲料容器」と称する)を収容する場合には、上側収容部の下側に設けられた下側収容部内に保持される。これにより、小型角筒飲料容器は下側収容部の底部で支持され、かつ、下側収容部の側壁によって前後左右に動かないように位置規制される。
さらに、平面視で正方形の角筒飲料容器(以下、「大型角筒飲料容器」と称する)を収容する場合には、平面視で正方形状に形成された上側収容部内に保持される。したがって、大型角筒飲料容器は上側底部に支持されて、かつ、上側収容部の側壁によって前後左右に動かないように位置規制される。
請求項2記載の本発明によれば、下側収容部における円弧形状は、下側収容部の各長辺の中央部に形成されている。したがって、下側収容部の上端部と上側収容部の下端部とを平面で繋ぐ上側底部が、上側収容部内の四隅へ偏ることなく均等の大きさに配置される。このため、上側収容部内に収容する大型角筒飲料容器をバランス良く支持することができる。
また、小型角筒飲料容器には、側面に飲用時において使用するストローが縮められた状態で取り付けられていることがある。この場合において、下側収容部における中央部は、下側収容部の各長辺が互いに離間する方向へ突出した円弧形状に形成されていることから、小型角筒飲料容器を収容する際にストローが上部底部と干渉することなく確実に下側収容部内に収容させることが可能となる。
請求項3記載の本発明によれば、下側収容部及び上側収容部は、車両の内装を構成する部材に設けられる。つまり、運転席と助手席との間に設置されるインパネコンソールや、シート及びアームレスト等に設けることが可能となる。
請求項1記載の本発明に係るカップホルダーは、複数の異なる形状及びサイズの飲料容器を、一つのカップホルダー内に収容できるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るカップホルダーは、上側収容部に収容する飲料容器の保持性を向上させることができると共に、下側収容部に収容する小型角筒飲料容器の保持性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るカップホルダーは、車両の特性に応じて使い勝手の良い箇所に設けることが可能となるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るカップホルダーの斜視図である。 (A)は第1実施形態に係るカップホルダーの平面図であり、(B)は(A)に示されるB−B切断線におけるカップホルダーを車両後方側から車両前方側に向って見た断面図であり、(C)は(A)に示されるC−C切断線におけるカップホルダーを車両幅方向外側から車両幅方向内側に向って見た断面図である。 (A)は第1実施形態に係るカップホルダーの円筒飲料容器収容時における平面図であり、(B)は(A)に示されるB−B切断線におけるカップホルダーを車両後方側から車両前方側に向って見た断面図であり、(C)は(A)に示されるC−C切断線におけるカップホルダーを車両幅方向外側から車両幅方向内側に向って見た断面図である。 (A)は第1実施形態に係るカップホルダーの小型角筒飲料容器収容時における平面図であり、(B)は(A)に示されるB−B切断線におけるカップホルダーを車両後方側から車両前方側に向って見た断面図であり、(C)は(A)に示されるC−C切断線におけるカップホルダーを車両幅方向外側から車両幅方向内側に向って見た断面図である。 (A)は第1実施形態に係るカップホルダーの大型角筒飲料容器収容時における平面図であり、(B)は(A)に示されるB−B切断線におけるカップホルダーを車両後方側から車両前方側に向って見た断面図であり、(C)は(A)に示されるC−C切断線におけるカップホルダーを車両幅方向外側から車両幅方向内側に向って見た断面図である。 第2実施形態に係るカップホルダーの平面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係るカップホルダーの第1実施形態について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印RHは車両右方(車幅方向一側)を示し、矢印UPは上方を示す。
ここで、本実施形態に係るカップホルダー10内に収容可能とされる飲料容器について説明する。市場に流通している飲料容器には、主に容量が500mlのペットボトル、容量が500mlの紙パック飲料、容量が250mlの紙パック飲料及び容量が200ml、250ml、350ml若しくは500mlの缶飲料等が挙げられる。このうち、容量が500mlのペットボトルでは、平面視で円形かつ外径がおよそ69mmの容器が多く流通している。同様に、容量が500mlの紙パック飲料では、平面視で正方形かつ一辺がおよそ72mmの容器が多く流通している。また、容量が250mlの紙パック飲料では、平面視で長方形かつ長手方向がおよそ68mmの容器が多く流通している。さらに、缶飲料では、平面視で円形かつ外径が容量に応じて異なる径の容器が流通している。なお、平面視で円形かつ外径がおよそ69mmの容器を円筒飲料容器、平面視で正方形かつ一辺がおよそ72mmの容器を大型角筒飲料容器、平面視で長方形かつ長手方向がおよそ68mmの容器を小型角筒飲料容器として説明する。
図1には、カップホルダー10を表側から見た斜視図が示されている。このカップホルダー10は、一例として、樹脂で一体的に成形された構成とされている。また、カップホルダー10は、一例として、図示しないインパネコンソール、シート及びアームレスト等に設けられる。
図2に示されるように、カップホルダー10には、カップホルダー10の上段側に設けられると共に平面視で正方形状に形成された角筒状の上側収容部12と、カップホルダー10の下段側に設けられる下側収容部14が設けられている。この上側収容部12における平面視での一辺の寸法は、平面視で正方形とされた大型角筒飲料容器16の一辺の寸法と略同一とされている(図5参照)。また、上側収容部12の端末18は、外側に折返されており、端末18が下向きになるよう設定されている。さらに、上側収容部12の上端部20には曲面形状が形成されている。これにより、飲料容器を収容する際の飲料容器へのガイド性が向上し、飲料容器をカップホルダー10内に収容し易くされている。
下側収容部14は、平面視で矩形状の角筒状かつ、この矩形状の長辺22、24の中央部26が互いに離間する方向へ突出する円弧形状を有した形状に形成されており、上方に開口している。この下側収容部14における長手方向の寸法は、小型角筒飲料容器28の長手方向の寸法と略同一とされている(図4参照)。また、下側収容部14の短辺方向の側壁30と、上側収容部12の側壁32とは、同一面とされている。さらに、中央部26における円弧形状の突出量は、平面視で上側収容部12の側壁32よりも内側に収められており、円弧形状の曲率は円筒飲料容器34の側面44の曲率と略同一とされている(図3参照)。さらにまた、平面視における下側収容部14の中心位置と、上側収容部の中心位置とは、同一の位置に設定されている。したがって、平面視で上側収容部12の中に下側収容部14が収められている構成とされている。
図2(b)(c)に示されるように、上側収容部12と下側収容部14は一体的に連続した形状とされている。すなわち、上側収容部12の下端部36と、下側収容部14の上端部38とは、平面状に形成された上側底部40を介して繋げられている。これにより、図2(A)に示されるように、上側収容部12の四隅に上側底部40が設けられた構成とされている。また、下側収容部14の下部には、底として平面に形成された底部42が形成されている。
各収容部の深さは、それぞれの収容部に収容される飲料容器の保持性能を満足させるように、飲料容器の高さの2割〜3割程度の深さに設定されている。すなわち、上側収容部12の深さは、大型角筒飲料容器の高さの2割〜3割程度に設定されている(図5参照)。同様に、下側収容部14の深さも、円筒飲料容器の高さの2割〜3割程度に設定されている。(図3参照)
(第1実施形態の作用・効果)
次に、第1実施形態の作用並びに効果を説明する。
図3に示されるように、円筒飲料容器34をカップホルダー10内に収容させる場合には、上側収容部12の下側に設けられた下側収容部14の中央部26内へ収容させる。こうすることで、下側収容部14の底部42で円筒飲料容器34が支持される。また、下側収容部14の中央部26が平面視で円筒飲料容器の側面と略同一の曲率の円弧形状に形成されていることから、この中央部26の側壁54により円筒飲料容器34の側面44を保持することが可能となる。これにより、円筒飲料容器34を前後左右に動かないようにさせることができる。
なお、中央部26は円弧形状に形成されている。したがって、円筒飲料容器は容量が500mlのペットボトルに限らず、容量が200ml、250ml、350ml若しくは500mlの図示しない缶飲料等といった、平面視で円形の飲料容器も中央部26の側壁54により保持することが可能となる。
図4に示されるように、小型角筒飲料容器28をカップホルダー10内に収容させる場合には、上側収容部12の下側に設けられた略矩形状の長辺22、24に沿った方向と、小型角筒飲料容器28の長手方向を平行にした向きで下側収容部14内へ収容させる。こうすることで、下側収容部14の底部42で小型角筒飲料容器28が支持される。また、下側収容部14の長辺22の端部の側壁46は平面視で直線状に形成されていることから、小型角筒飲料容器28の側面48を保持することが可能となる。さらに、下側収容部14の短辺方向の側壁30も平面視で直線状に形成されていることから、小型角筒飲料容器28の側面48を保持することができる。さらにまた、小型角筒飲料容器28の側面48には、収縮可能とされたストロー50が縮められた状態で上下方向に沿って取り付けられている。この場合でも、下側収容部14の中央部26は、長辺22、24が互いに離間する方向へ突出した円弧形状に形成されていることから、ストロー50が上側底部40と干渉することなく小型角筒飲料容器28を下側収容部14内に収容することができる。これにより、小型角筒飲料容器28を前後左右に動かないようにすることができる。
図4に示されるように、大型角筒飲料容器16をカップホルダー10内に収容させる場合には、上側収容部12内へ収容させる。こうすることで、上側収容部12の上側底部40で大型角筒飲料容器16が支持される。また、上側収容部12は、平面視で大型角筒飲料容器16の一辺の寸法と略同一とされた正方形状の角筒状に形成されていることから、大型角筒飲料容器16の側面52を保持することができる。これにより、大型角筒飲料容器16を前後左右に動かないようにすることができる。
これに対し、従来のカップホルダーでは、大型角筒飲料容器16及び小型角筒飲料容器28を収容する場合は、四角形状の収容開口が形成された第1収容段部内に収容する。また、円筒飲料容器34を収容する場合は、第1収容段部の底部に開設されると共に円形状の収容開口が形成された第2収容段部内に収容する。この第1収容段部は、大型角筒飲料容器16を収容可能とするために大型角筒飲料容器16のサイズに合わせた四角形状の収容開口形状に形成される必要がある。したがって、小型角筒飲料容器28を第1収容段部に収容すると、第1収容段部の四角形状の収容開口に対し小型角筒飲料容器28が小さいため、四角形状の収容開口の側壁と小型角筒飲料容器28の側面48との間に、大きな空間ができる。すなわち、大型角筒飲料容器16が前後左右に動かないように大型角筒飲料容器16のサイズに合わせた四角形状の収容開口では、小型角筒飲料容器28が前後左右に動くこととなり、適切に保持することができない。つまり、サイズが異なる角筒飲料容器に対応することができない。
しかし、本実施形態に係るカップホルダー10によれば、カップホルダー10は上方へ開口すると共に平面視で略矩形状の角筒状かつ、この矩形状の長辺22、24の一部が互いに離間する方向へ突出する円弧形状を有する形状に形成された下側収容部14を備えている。また、下側収容部14の上側に設けられ、平面視で正方形状の角筒状に形成されると共に、この角筒状の下端部36と下側収容部14の上端部20とを平面で繋ぐ上側底部40を有する上側収容部12を備えている。つまり、平面視で正方形状の開口があり、さらにその下側に一部が円弧形状とされた矩形状の開口が設けられた構成とされている。したがって、平面視で円形の円筒飲料容器34を収容する場合には、上側収容部12の下側に設けられた下側収容部14における円弧形状に形成された中央部26内に保持される。これにより、円筒飲料容器34は下側収容部14の底部42で支持され、かつ、中央部26の側壁54によって前後左右に動かないように位置規制される。
また、平面視で長方形の小型角筒飲料容器28を収容する場合には、上側収容部12の下側に設けられた下側収容部14内に保持される。これにより、小型角筒飲料容器28は下側収容部14の底部42で支持され、かつ、下側収容部14の側壁30、46によって前後左右に動かないように位置規制される。
さらに、平面視で正方形の大型角筒飲料容器16を収容する場合には、平面視で正方形状に形成された上側収容部12内に保持される。したがって、大型角筒飲料容器16は上側底部40に支持されて、かつ、上側収容部12の側壁32によって前後左右に動かないように位置規制される。これにより、複数の異なる形状及びサイズの飲料容器を、一つのカップホルダー10内に収容できる。
また、下側収容部14における円弧形状は、下側収容部14の長辺22、24の中央部26に形成されている。したがって、下側収容部14の上端部38と上側収容部12の下端部36とを平面で繋ぐ上側底部40が、上側収容部12内の四隅へ偏ることなく均等の大きさに配置される。このため、上側収容部12内に収容する大型角筒飲料容器16をバランス良く支持することができる。さらに、小型角筒飲料容器28には、側面48に飲用時において使用するストロー50が縮められた状態で取り付けられていることがある。この場合において、下側収容部14における中央部26は、下側収容部14の長辺22、24が互いに離間する方向へ突出した円弧形状に形成されていることから、小型角筒飲料容器28を収容する際にストロー50が上側底部40と干渉することなく確実に下側収容部14内に収容させることが可能となる。これにより、上側収容部12に収容する飲料容器の保持性を向上させることができる。また、下側収容部14に収容する小型角筒飲料容器28の保持性を向上させることができる。
さらに、下側収容部14及び上側収容部12は、車両の内装を構成する部材に設けられる。つまり、運転席と助手席との間に設置されるインパネコンソールや、シート及びアームレスト等に設けることが可能となる。これにより、車両の特性に応じて使い勝手の良い箇所に設けることが可能となる。
なお、上記実施形態では、円筒飲料容器34、大型角筒飲料容器16、小型角筒飲料容器28が収容される構成とされているが、これに限らず、菓子容器やスマートフォンや携帯電話及び携帯ゲーム機器等も収容されるようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、図6を用いて、本発明の第2実施形態に係るカップホルダーの一例について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、上側収容部12に対し下側収容部58は平面視で時計回りに傾いて設けられている。すなわち、本実施形態における下側収容部58は、第1実施形態における下側収容部14の位置に対し、平面視で下側収容部の中心点Cを中心として略45°回転させた位置に設定されている。つまり、下側収容部58の平面視での長手方向は、上側収容部12における平面視での一方の対角線と同一の向きとされる。
上側底部56は、上側収容部12における平面視での他方の対角線上かつそれぞれの角部の2ヶ所に設けられている。この上側底部56は、第1実施形態における上側底部40よりも面積が大きく形成されている。
下側収容部58における円弧形状に形成された中央部26は、その円弧形状の曲率が円筒飲料容器34の側面44の曲率と略同一に設定されている。そして、下側収容部58の長手方向における両端側は、下側収容部58の側壁30により、それぞれ二等辺三角形状に形成されている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
下側収容部58の長手方向の寸法は、平面視で上側収容部12の対角線と略同一となる。したがって、カップホルダー10の外形サイズを変更せずに下側収容部58の長手方向寸法を大きくすることが可能となる。こうすることで、一例として、小型角筒飲料容器28よりも幅が大きい飲料容器、菓子容器、スマートフォン、携帯電話及び携帯ゲーム機器等をより深い下側収容部58内に収容させることが可能となる。これにより、カップホルダー10から脱落しにくい、より安定した保持をさせることが可能となる。
さらに、第1実施形態及び第2実施形態に係るカップホルダー10では、以下の作用効果も得られる。
第1実施形態及び第2実施形態に係るカップホルダー10では、円筒飲料容器34及び小型角筒飲料容器28を収容可能とする下側収容部14、58と、大型角筒飲料容器16を収容可能とする上側収容部12とが一体で形成されている。したがって、可動式の保持具等により異なる形状やサイズの飲料容器を保持する必要がないため、構成を簡素にすることが可能となる。これにより、製造が容易となり、コストを抑制することができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、下側収容部14、58の略矩形状の中央部26に円弧形状が設けられる形状とされているが、これに限らず、中央部26以外の箇所に円弧形状が設けられていている形状としてもよい。さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、自動車等の車両の内装を構成する部材に設ける構成とされているが、これに限らず、航空機や鉄道車両、船舶等の内装を構成する部材に設ける構成としてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、上側収容部12の深さは、大型角筒飲料容器の高さの2割〜3割程度に設定されている。同様に、下側収容部14、58の深さも、円筒飲料容器の高さの2割〜3割程度に設定されているが、これに限らず、使用状況等に応じて適宜上側収容部12及び下側収容部14、58の深さを変更してもよい。さらに、下側収容部14、58において、円弧形状とそれ以外の箇所の開口の深さをそれぞれ違う深さに設定してもよい。さらにまた、上記第1実施形態及び第2実施形態では、大型角筒飲料容器16、小型角筒飲料容器28及び円筒飲料容器34のサイズ及び容量について具体的数値を表したが、これに限らず、適宜そのサイズおよび容量に応じて上側収容部12及び下側収容部14、58の形状を変更してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 カップホルダー
12 上側収容部
14 下側収容部
22 長辺
24 長辺
26 中央部
36 下端部
38 上端部
40 上側底部
58 下側収容部

Claims (3)

  1. ホルダーの下段側に設けられ、上方へ開口すると共に平面視で略矩形状の角筒状かつ当該矩形状の各長辺の一部が互いに離間する方向へ突出する円弧形状を有する形状に形成された下側収容部と、
    ホルダーの上段側に設けられ、平面視で正方形状の角筒状に形成されると共に、当該角筒状の下端部と前記下側収容部の上端部とを平面で繋ぐ上側底部を有する上側収容部と、
    を備え、
    前記下側収容部は、前記上側収容部よりも深さが深く設定されている、
    カップホルダー。
  2. 前記下側収容部における円弧形状は、前記下側収容部の前記矩形状の各長辺の中央部に形成されている、
    請求項1記載のカップホルダー。
  3. 前記下側収容部及び前記上側収容部は、車両の内装を構成する部材に設けられている、
    請求項1又は請求項2記載のカップホルダー。
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