JP6124860B2 - モータ制御システムおよびモータの制御方法 - Google Patents

モータ制御システムおよびモータの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6124860B2
JP6124860B2 JP2014226740A JP2014226740A JP6124860B2 JP 6124860 B2 JP6124860 B2 JP 6124860B2 JP 2014226740 A JP2014226740 A JP 2014226740A JP 2014226740 A JP2014226740 A JP 2014226740A JP 6124860 B2 JP6124860 B2 JP 6124860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection data
signal
motor
reference signal
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014226740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016093024A (ja
Inventor
勉 曽根
勉 曽根
忠章 佐藤
忠章 佐藤
Original Assignee
株式会社ロボテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ロボテック filed Critical 株式会社ロボテック
Priority to JP2014226740A priority Critical patent/JP6124860B2/ja
Publication of JP2016093024A publication Critical patent/JP2016093024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6124860B2 publication Critical patent/JP6124860B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、複数の検出器を有するモータの制御システムおよびモータの制御方法に関するものである。
従来、モータの回転トルクを測定することは非常に困難であった。というのも回転体の種々の物理量を検出する際、固定側から回転体側に置かれた検出器や回路に直接配線できないという障害がある。回転体に電力を供給する公知の方法では、スリップリング機構があるが、スリップリング機構は長期に渡りブラシとスリップリングの機械的接触を良好に保つため、精密な加工や組立を施す必要があった。またスリップリングやブラシからの漏電を防ぐと共に,ブラシが摩耗するため定期的に部品の交換や保守が必要である。さらに摩耗時に粉塵が発生するためケーシング内の吸引や洗浄も必要であった。
これに対し、回転型非接触給電変圧器は、対を成す分離型の変圧器構造を有しており、電磁誘導を用いるため交流変換回路が必要であるが、非接触のため接触不良は発生せず、絶縁は容易で、保守は不要であり、モータの負荷側軸の一部の歪みを検知するための起歪部に貼られた歪みゲージにより、軸のせん断応力を測定してトルクを測定するトルク検出器に採用されている。
このトルク検出器によってモータ負荷側の回転トルク値を得て、モータの回転角を検出する手段すなわち回転角検出器からの回転角度検出信号と組み合わせて制御に使用することで、従来困難であったモータのトルク制御が可能となる。しかしながら検出器が増えることで配線の本数が多くなる。複数の検出器を有するモータにおけるデータの扱いは、特許文献1に示すようにパラレルインターフェース間をシリアルに変換して接続する回路SerDes(Serializer/Deserializer)を用い、モータ側で複数のパラレル状の信号をパラレル−シリアル変換で1つのシリアル信号に変換して制御装置側へ送信し、受信した制御装置側ではシリアル−パラレル変換によって複数のパラレル状の信号に戻して、これをモータの制御に使用するというものである。これによってモータと制御装置側の配線本数を減らすことができるというものであった。
特開平7−312889号公報
特許文献1では、例えば回転角パルスを制御装置側で直接読み取っており、光学式の場合、高精度のものはスリット幅を小さくすることになるため組み立て精度も高める必要がある。また位置情報の伝送がパルス出力では、回路の高速化や高速回転時のパルス伝送速度に限界がある。この解決策として、回転角検出器側でパルスを計数し、計数したデータを、一定の時間毎に制御装置に送信する方法がある。この方法を用いてトルク検出器の送信する検出データ信号も同様に得ることができる。しかしながら、例えば検出器が回転角検出器とトルク検出器であって、それぞれ別々の時間毎に検出したデータを順次モータ制御に使用していると、回転角検出器が送信した検出データの取得時刻とトルク検出器が送信した検出データの取得時刻が異なることから、モータを制御する際に制御対象のモータの正確な状態と乖離していて所望のモータ制御を行うことが出来ないという問題があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、複数の検出器それぞれの検出データを同時に取得してこれをSerDesで伝送して、モータの制御を行うことを可能にするモータ制御システム、およびモータの制御方法を提供するものである。
本発明に係るモータ制御システムは
複数の検出器を有したモータ部と、
モータ部から離間した位置に配備されモータ部を制御する制御装置と、を有するモータ
制御システムにおいて、
制御装置は、モータ部の制御を行うための基準となる制御基準信号を所定の周期で送信
する制御基準信号送信手段を有し、
モータ部は、
制御基準信号を受けて、複数の検出器それぞれに対して同時に検出データ信号の要求を行
う検出データ信号要求手段と、
複数の検出器から送信される複数の検出データ信号を1つのシリアル信号に変換して制御
装置へ送信するシリアル変換送信手段と、を有し、
制御装置はさらに、
シリアル変換送信手段から送信された1つのシリアル信号を受信して複数の検出データ信
号に変換して出力ラッチから送信するデシリアル変換送信手段と、
複数の検出データ信号をデシリアル変換送信手段の出力ラッチから受信して同時期に得た複数の検出データ信号を保持記憶処理する信号処理手段と、
最新の送信済み制御基準信号に基づいて記憶されている同時期に得た複数の検出データ信号を最新の送信済み制御基準信号の次回の制御基準信号が制御基準信号送信手段から送信完了となった時点で信号処理手段から読み出しこれを基にモータ部に対する駆動指令値を演算して指令を行う駆動指令手段と、を有して構成されている。
複数の検出器が、少なくとも回転角検出器および回転トルク検出器であることが好ましい。
また本発明に係るモータの制御方法は、
複数の検出器を有したモータ部と、
モータ部から離間した位置に配備されモータ部を制御する制御装置からなるモータの制
御方法であって、
制御装置はモータ部の制御を行うための基準となる制御基準信号を所定の周期で送信し

モータ部は制御基準信号を受け複数の検出器それぞれに対して同時に検出データ信号の
要求を行って複数の検出データ信号を得てこれを1つのシリアル信号に変換して制御装置
へ送信し、
制御装置は1つのシリアル信号を受信および変換して複数の検出データ信号に戻して出力ラッチで保持して同時期に得た複数の検出データ信号を記憶処理し、最新の送信済み制御基準信号に基づいて記憶されている同時期に得た複数の検出データ信号を最新の送信済み制御基準信号の次回の制御基準信号が送信完了となった時点で読み出し、これを基にモータ部に対する駆動指令値を演算して指令を行う方法である。
この構成により、複数の検出器それぞれの検出データを同時に取得してこれをSerDesで伝送してモータの制御に使用することができる。
本発明の実施形態によるモータ制御システムのブロック構成図 本発明の実施形態によるモータ制御システムのタイムチャート 従来のモータ制御システムのブロック構成図 従来のモータ制御システムのタイムチャート
以下、本発明による実施形態について、図面をもとに詳細な説明を行う。図1は本発明の実施形態によるモータ制御システムのブロックの構成および配置を示したものであって、モータ制御システム1は、モータ部10と制御装置109から構成されている。
モータ部10は、回転角検出器2、モータ3、トルク検出器4、シリアル変換送信手段5、検出データ信号要求手段9にて構成されている。
回転角検出器2はいわゆるエンコーダであって、駆動源であるモータ3と連結されていて、モータ軸の回転角位置を検出してその回転角位置データを送信する機能を有している。
トルク検出器4は、駆動源であるモータ3と連結されていて、モータ軸の回転トルクを検出してその回転トルクデータを送信する機能を有している。本実施形態では、回転軸に起歪部を設けてそこに剪断用歪みゲージを貼って歪み量を検出してトルク値を得ているが、これに限定されるものではない。なおモータ出力軸に接続される不図示の負荷装置が所定の回転数やトルクを必要としている場合、モータ3はこれに応じた減速機や増速機が含まれた構成となる。
検出データ信号要求手段9は、回転角検出器2およびトルク検出器4に対して同時に検出データ信号の送信を要求するものであって、後述の制御基準信号送信手段106からの制御基準信号に基づいて検出データ信号の要求が行われる。
シリアル変換送信手段5は、回転角検出器2およびトルク検出器4からそれぞれ送信された複数の検出データ信号、すなわち回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号を、1つのシリアル信号に変換する。回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号はそれぞれ、回転角検出器2およびトルク検出器4とシリアル変換送信手段5を繋いでいる回転角検出データ信号ライン13、トルク検出データ信号ライン12によって送られる。シリアル変換送信手段5には、入力ラッチ6、ビット変換7、マルチプレクサ8があって、この役割は後述の信号の流れ詳細にて説明する。
一方、モータ部10から離間した位置に、モータ部10の制御を行う制御装置109が設けられている。モータ部10と制御装置109の電気的接続は、検出データ信号系接続ケーブル200とモータ接続ケーブル201とで行われ、ノイズの影響を低減するために独立して設けられている。
制御装置109は、デシリアル変換送信手段101、制御基準信号送信手段106、信号処理手段105、駆動指令手段107、モータ駆動手段108にて構成されている。
デシリアル変換送信手段101は、シリアル変換送信手段5から1つのシリアル信号に変換されて検出データ信号系接続ケーブル200を経て送信された回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号を受信して、複数の検出データ信号に変換する。
制御基準信号送信手段106は、モータ制御システム1の制御を行うための基準となる制御基準信号を、各部すなわち、検出データ信号要求手段9、後述のデシリアル変換送信手段101、信号処理手段105、駆動指令手段107へ送信するものである。
信号処理手段105は、デシリアル変換送信手段101にて複数の検出データ信号に変換された回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号を保持して記憶部に格納する。
駆動指令手段107は、制御基準信号送信手段106から送信される制御基準信号に基づいて、信号処理手段105にて記憶されている回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号を読み出し、この回転角検出データおよびトルク検出データを基にモータ駆動の指令値を演算してこの指令値をモータ駆動手段108へ送信する。
モータ駆動手段108は駆動指令手段107から伝送される駆動指令値によってモータ3の駆動を行っている。
次いで図2のタイミングチャートを参照して、本発明の実施形態の信号の流れを説明する。
(a)制御基準信号送信手段106からは、一定の周期Ctで制御基準信号が発せられている。すなわちある時刻Ct1で送信が終了した後、Ct時間経過後にCt2が送信完了となる。この制御基準信号は、検出データ信号系接続ケーブル200を経由して、モータ部10内の検出データ信号要求手段9へも送信される。
(b)検出データ信号要求手段9は、制御基準信号送信手段106からの制御基準信号を検知すると即座に、回転角検出器2およびトルク検出器4に対して回転角検出データ信号およびトルク検出データ信号の要求信号を送信する。制御基準信号完了時刻Ct1に対応した要求信号の送信完了時刻はSgt1であり、これは制御基準信号送信手段106からの送信の経路長と検出データ信号要求手段9の処理時間によって時間t1bだけ遅延して完了する。なお本実施形態では要求信号の送信完了時刻Sgt1は、ほぼ回転角検出器2およびトルク検出器4における検出データ取得時刻と等しいと言える。
(c)回転角検出器2およびトルク検出器4がデータ要求信号を受信すると、回転角検出器2およびトルク検出器4ではそれぞれデータ取得を行って各検出データを生成し、回転角検出データ信号E1およびトルク検出データ信号T1として回転角検出器2およびトルク検出器4からそれぞれ送信される。データ要求信号に対して、回転角検出データ信号E1およびトルク検出データ信号T1はそれぞれ時間tE1c、tT1cだけ遅れて送信される。この遅延時間は回転角検出器2およびトルク検出器4の演算処理速度および回転角検出データ信号ライン13、トルク検出データ信号ライン12のライン長によって若干異なる。この2つの検出データ信号がシリアル変換送信手段5に入って1つのシリアル信号に変換される。まずは入力ラッチ6(図1参照)によって検出データ信号はラッチされ、次いでビット変換7によりビット数を増加させる。本実施形態では例えば10ビットを12ビットに変換する10B12Bが用いられている。これは検出データ信号系接続ケーブル200を介しての制御装置109へ高速・長距離伝送する際の信号の品質を確保するためである。ビット数を増加させた後、マルチプレクサ8によって2つの検出データ信号は1つのシリアル信号に変換され、検出データ信号系接続ケーブル200にて制御装置109側へ送信される。本実施形態ではシリアル信号の前と後ろにHigh、Lowのクロック情報を埋め込んでシリアル伝送を行っている。
(d)制御装置109側では、この1つのシリアル信号をデシリアル変換送信手段101にて複数の検出データ信号に変換する。この複数の検出データ信号はトルク検出データ信号ライン110と回転角検出データ信号ライン111上を進む。デシリアル変換はシリアル変換の逆のプロセスであって、デマルチプレクサ102により1つのシリアル信号を複数の検出データ信号に変換して、ビット変換103にて12ビットを10ビットに戻し、出力ラッチ104にて複数の検出データ信号を信号処理手段105へ送信する。なおシリアル信号の前と後ろにHigh、Lowのクロック情報を埋め込んであるため、PLLの同期タイミングを取ることが出来る。故にシリアル変換送信手段5およびデシリアル変換送信手段101はクロック埋め込み式SerDesにて構成されている。このSerDesによる信号の遅延が生じて、時刻Sgt1に対して積算で回転角検出データ信号E1はtE1d、トルク検出データ信号T1はtT1d遅れることになる。
(e)信号処理手段105では、2つの検出データ信号、回転角検出データ信号E1およびトルク検出データ信号T1を保持して、同時期の検出データとして記憶部に記憶する。この信号処理でも遅延は生じて、時刻Sgt1に対して積算で回転角検出データ信号E1はtE1e、トルク検出データ信号T1はtT1eそれぞれ遅れて保持され、遅い方(本実施形態ではトルク検出データ信号T1)のデータ処理後に記憶部へのデータの記憶が完了する。結果として、検出データが記憶されるのは制御基準信号完了時刻Ct1からDt1時間経過後となる。
駆動指令手段107は、前回の時刻Ct1から周期Ct経過後の時刻Ct2に制御基準信号送信手段106から送信された制御基準信号を受信した時、前回の時刻Ct1に送信された制御基準信号を基に検出データ信号要求手段5により得られて信号処理手段105の記憶部に記憶された回転角検出データ信号E1、トルク検出データ信号T1を参照して、モータ駆動手段108に対する駆動指令値を演算して指令を行う。すなわち最新の送信済み制御基準信号に基づいて同時期に得られた検出データによって現時点のモータ制御を行うことになる。なおモータ始動の際の初回の制御基準信号送信時には、まだモータが回転していないためこのモータ制御は行わず2回目以降で行われる。また検出器の種類によっては、最新の送信済み制御基準信号に基づいて最後に記憶された検出データ信号を用いてモータ制御を行う場合もある。
図3、図4は従来の実施形態の検知器付きモータ制御システムを示している。以下相違点のみ詳細を述べる。図3において、モータ部10には検出データ信号要求手段が存在していない。従って回転角検出器2とトルク検出器4は別々に一定の時間間隔で回転角検出データ信号とトルク検出データ信号をシリアル変換送信手段5へ単純送信している。図4はその状態の一例を示したものであり、回転角検出器2とトルク検出器4のデータサンプリングの時期が異なっている。すなわちトルク検出データ信号T1はトルク検出器4のデータサンプル取得時刻TSgt1に取得され、このデータサンプル取得時刻TSgt1から積算でtT1e遅れて、信号処理手段105にて保持され、制御基準信号送信完了時刻Ct1から時間Dt1経過後に記憶部に記憶される。回転角検出データ信号E0は回転角検出器2のデータサンプル取得時刻ESgt0に取得され、トルク検出データ信号T1よりも早く信号処理手段105に到着しているため保持されて、回転角検出データ信号E0も制御基準信号送信完了時刻Ct1から時間Dt1経過後に記憶部に記憶される。この後、時刻Ct2にて駆動指令手段107が参照するトルク検出データ信号T1は制御基準信号送信完了時刻Ct1以降のデータサンプル取得によって得られているが、回転角検出データ信号E0のデータサンプル取得時刻ESgt0は前回の制御基準信号送信完了時刻Ct1以前となってしまう。データサンプル取得時刻ESgt1に取得された回転角検出データ信号E1は時刻Ct2の時点でまだ信号処理手段105では処理しきれておらず参照が出来ない。この回転角検出データ信号E0とトルク検出データ信号T1とを、制御基準信号送信完了時刻Ct2直後に、モータ駆動手段108に対する駆動指令値の演算に使用すると、ESgt0とTSgt1との時間のずれによりモータ3のある瞬間の状態を正確に捉えることができておらず、モータ制御が困難なものになる。
なお、上記実施形態では、検出器は回転角検出器とトルク検出器にて説明を行った。検出器はこれに限るものではなく、減速機によってモータの回転数を減速あるいは増速した後の回転軸の回転角検出器や、モータ3の温度を検知する温度検知器など、モータの制御に係るものが対象となる。
以上本発明によれば、複数の検出器それぞれの検出データが同じ瞬間でサンプリングされ、この複数の検出データ信号をSerDesによってシリアル変換およびデシリアル変換を行いモータから離れた制御装置に高速で伝送することで、モータの制御を精密に行うことが可能となる。
本発明の活用例として、溶接、組み立てなどを行うロボット等への適用が可能である。
1 モータ制御システム
2 回転角検出器
3 モータ
4 トルク検出器
5 シリアル変換送信手段
6 入力ラッチ
7 ビット変換
8 マルチプレクサ
9 検出データ信号要求手段
10 モータ部
11 検出データ信号要求ライン
12 トルク検出データ信号ライン
13 回転角検出データ信号ライン
101 デシリアル変換送信手段
102 デマルチプレクサ
103 ビット変換
104 出力ラッチ
105 信号処理手段
106 制御基準信号送信手段
107 駆動指令手段
108 モータ駆動手段
109 制御装置
110 トルク検出データ信号ライン
111 回転角検出データ信号ライン
200 検出データ信号系接続ケーブル
201 モータ接続ケーブル

Claims (3)

  1. 複数の検出器を有したモータ部と、
    前記モータ部から離間した位置に配備され前記モータ部を制御する制御装置と、を有するモータ制御システムにおいて、
    前記制御装置は、前記モータ部の制御を行うための基準となる制御基準信号を所定の周期で送信する制御基準信号送信手段を有し、
    前記モータ部は、
    前記制御基準信号を受けて、前記複数の検出器それぞれに対して同時に検出データ信号の要求を行う検出データ信号要求手段と、
    前記複数の検出器から送信される複数の検出データ信号を1つのシリアル信号に変換して前記制御装置へ送信するシリアル変換送信手段と、を有し、
    前記制御装置はさらに、
    前記シリアル変換送信手段から送信された前記1つのシリアル信号を受信して複数の検出データ信号に変換して出力ラッチから送信するデシリアル変換送信手段と、
    前記複数の検出データ信号を前記デシリアル変換送信手段の前記出力ラッチから受信して同時期に得た前記複数の検出データ信号を保持記憶処理する信号処理手段と、
    最新の送信済み制御基準信号に基づいて記憶されている前記同時期に得た前記複数の検出データ信号を前記最新の送信済み制御基準信号の次回の制御基準信号が制御基準信号送信手段から送信完了となった時点で前記信号処理手段から読み出しこれを基に前記モータ部に対する駆動指令値を演算して指令を行う駆動指令手段と、を有していることを特徴とするモータ制御システム。
  2. 前記複数の検出器が、少なくとも回転角検出器および回転トルク検出器であることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御システム。
  3. 複数の検出器を有したモータ部と、
    前記モータ部から離間した位置に配備され前記モータ部を制御する制御装置からなるモータの制御方法であって、
    前記制御装置は前記モータ部の制御を行うための基準となる制御基準信号を所定の周期で送信し、
    前記モータ部は前記制御基準信号を受け前記複数の検出器それぞれに対して同時に検出データ信号の要求を行って複数の検出データ信号を得てこれを1つのシリアル信号に変換して前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は前記1つのシリアル信号を受信および変換して前記複数の検出データ信号に戻して出力ラッチで保持して同時期に得た前記複数の検出データ信号を記憶処理し、最新の送信済み前記制御基準信号に基づいて記憶されている前記同時期に得た前記複数の検出データ信号を前記最新の送信済み前記制御基準信号の次回の前記制御基準信号が送信完了となった時点で読み出し、これを基に前記モータ部に対する駆動指令値を演算して指令を行うことを特徴とするモータの制御方法。
JP2014226740A 2014-11-07 2014-11-07 モータ制御システムおよびモータの制御方法 Active JP6124860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226740A JP6124860B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 モータ制御システムおよびモータの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226740A JP6124860B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 モータ制御システムおよびモータの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016093024A JP2016093024A (ja) 2016-05-23
JP6124860B2 true JP6124860B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=56018949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014226740A Active JP6124860B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 モータ制御システムおよびモータの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6124860B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322669A (ja) * 1994-05-20 1995-12-08 Brother Ind Ltd モータのサーボ機構
JP4424317B2 (ja) * 2006-02-27 2010-03-03 セイコーエプソン株式会社 Xyテーブルの原点復帰方法およびプログラム
JP2013192414A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Omron Corp 駆動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016093024A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6023059B2 (ja) 一体型サーボシステム、モーターシステム及び一体型サーボシステムの制御方法
CN108289003B (zh) 用于高速传感器接口的同步机构
US7925462B2 (en) Position-measuring device and method for transmitting information concerning movement
JP3538145B2 (ja) 位置検出装置
JP2016072962A (ja) 両方向データ伝送チャンネルを介したシリアルデータ伝送方法及び装置
JP6518496B2 (ja) 位置測定器でトリガ信号を生成する装置及び方法とその位置測定器
JP2016004013A (ja) アブソリュートエンコーダ及び回転位置データ伝送方法
JP2010079903A (ja) Usb振動データの取得
CN103348643B (zh) 通信装置、内窥镜装置和通信方法
US20130060490A1 (en) Method for determining the torque and/or angular speed of a rotating shaft and a device for carrying out same
JP6124860B2 (ja) モータ制御システムおよびモータの制御方法
CN103891194B (zh) 测量值传输设备
JP7100966B2 (ja) センサデータ関連付けシステム及びサーバ
JPH03123998A (ja) 回転する構成部材で測定される物理量を無接触伝送する方法
US10209099B2 (en) Device and method for checking a clock signal of a position measuring device
US9923573B2 (en) Method and device for reading a serial data stream
WO2020044908A1 (ja) 産業機器のデータ収集システム及びモータ制御装置
Das et al. Remote monitoring of different electrical parameters of multi-machine system using PC
KR101664155B1 (ko) 듀얼 피드백 제어방식의 서보 장치
JP2004527056A (ja) エンコーダの作動方法
US20160241171A1 (en) Device for Monitoring Synchronous Signals of a Motor
CN104359385A (zh) 振捣机的振捣头旋转角度计算方法
JP2010276340A (ja) 回転体の角度位置/速度検出装置および動力試験システム
US11015959B2 (en) Encoder and control system
CN114342311A (zh) 用于同步串行数据传输的装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6124860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250