JP6124453B2 - 循環流動層ボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、バイオマスや石炭等を燃料とし、発電用を主とする蒸気ボイラとして使用される循環流動層ボイラの改良に係り、特に、循環流動層ボイラの炉本体と流動媒体回収器とを接続するダクト等に改良を加えることによって、燃焼負荷変動時や燃料変化時のガス流速低下によるダクト内での飛灰や流動媒体の堆積を抑制することができ、その結果、多種類の燃料を切り替えて単独燃焼若しくは混合燃焼させても、広い燃焼範囲(高ターンダウン)で安定した運転を行えると共に、低負荷運転も可能になり、また、ダクト内での排ガスの流れが滑らかになって排ガスと流動媒体によるダクトの摩耗を低減できると共に、ダクトでの熱回収量を高められるようにした循環流動層ボイラに関するものである。
一般に、循環流動層ボイラは、バイオマスや石炭、RDF、木屑、都市ごみ、産業廃棄物、汚泥等の燃料に対して優れた燃焼性能を有するものであり、ごみ焼却施設の発電用蒸気ボイラとして使用されている。
従来、この種の循環流動層ボイラとしては、例えば、特開平10−220708号公報(特許文献1)や特開2001−235101号公報(特許文献2)に開示されたものが知られている。
図3は従前の循環流動層ボイラの一例を示すものであり、当該循環流動層ボイラは、流動層20a及び燃焼室20bを有する炉本体20と、炉本体20にダクト21を介して接続され、内筒22を有するサイクロン23と、サイクロン23及び炉本体20に接続されたループシール部24等から構成されており、炉本体20とサイクロン23とループシール部24等の構成材(水管壁等)による吸収熱及び煙道に配設した熱交換器等による吸収熱により発電用の高温高圧の過熱蒸気を発生させるようにしたものである。
即ち、前記循環流動層ボイラによれば、燃料供給口20cから炉内に供給された燃料は、流動層20a内において流動ノズル(図示省略)から噴出する一次空気により流動砂等の流動媒体Sと撹拌・混合されつつ燃焼する。
燃焼により発生した燃焼ガスや飛灰等の焼却残渣は、流動媒体Sと一緒に流動層20aから燃焼室20bへ吹き上げられ、ここで流動媒体Sと撹拌・混合されつつ燃焼室20bに供給される二次空気により燃焼ガスや未燃分を完全燃焼させた後、ダクト21を通してサイクロン23に導入される。
サイクロン23に導入された飛灰等を含んだ排ガスGと流動媒体Sは、ここでサイクロン23の遠心分離作用により流動媒体Sと、飛灰等を含んだ排ガスGとに分離される。
分離された流動媒体Sは、サイクロン23からダウンカマー25、ループシール部24、流動媒体Sの戻し口20dを通して炉本体20の流動層20a内へ戻され、流動媒体Sの持っている保有熱を再利用し、また、飛灰等を含んだ排ガスGは、サイクロン23から煙道を通って熱交換器等で熱を回収され、バグフィルタ等の排ガス処理装置により飛灰等が除去された後、煙突から大気中へ放出される。
前記循環流動層ボイラは、炉本体20内を上昇する燃焼ガスと流動媒体Sとの流速差が大きいため、炉内の全域で燃料と流動媒体Sの撹拌・混合が旺盛に行われ、燃焼反応が急速に進行する。その結果、低い空気過剰率でもって燃料を完全燃焼させることができ、未燃焼物損失の減少によるボイラ効率の向上や低空気過剰率による低NOx燃焼が可能になる等の優れた効用を有するものである。
ところで、標準的なサイクロンを採用する循環流動層ボイラにおいては、通常炉本体20とサイクロン23とを水平なダクト21で連通状に接続しているが、この場合、低負荷燃焼を行うと、ダクト21内のガス流速が遅くなり、また、ガス温度も低下するため、飛灰や流動媒体Sがダクト21内に堆積・固化し、ダクト21を閉塞し易くなると云う問題があった。この問題は、炉内に投入する燃料を変えた場合にも起こり得る。
また、ダクト21内に飛灰や流動媒体Sが堆積・固化した状態で高負荷燃焼に移行した場合、ダクト21内の開口面積が狭くなっているため、ダクト21内のガス流速が急上昇し、排ガスG中に含まれる流動媒体Sによりサイクロン23の周壁に摩耗を生じることになる。
尚、循環流動層ボイラにおいては、ダクト内での飛灰等の堆積を抑制するため、特開平11−082968号公報(特許文献3)や特開2005−058872号公報(特許文献4)のようにダクトを傾斜させたものもある。
しかし、ただ単にダクト全体を傾斜させてサイクロンに接続する場合、ボイラ水管の構造が難しく、燃焼室を形成する炉本体とサイクロンとを一体で構成する必要がある。
また、炉本体側のダクトとサイクロン側のダクトを伸縮継手(図示省略)で接続する場合、伸縮継手部分に飛灰や流動媒体が堆積し易く、伸縮継手の能力低下や損傷を引き起こすことがある。
更に、循環流動層ボイラにおいては、燃焼室20bやダクト21、サイクロン23等を水管パネルで構成し、水管パネルの水管(ボイラ水管)を流動媒体Sの衝突による摩耗から防止するために、水管表面を耐火物や溶射(金属溶射やセラミック溶射)により保護するようにしているが、燃焼室20bでは、上向きのガス流れと下向きに落下しようとする流動媒体Sによる対向流があり、水管パネルの流動層20aに対向する部分の内面に内張りされた耐火物と、水管パネルの燃焼室20bに対向する部分の内面に設けた溶射部分との境界部分は、耐火物と溶射部分の段差によって高速の渦流が発生し、溶射部分が削り取られて水管を損傷すると云う問題がある。
また、水管パネルの溶射部分が削り取られることを避けるために水管パネルの全面を耐火物で保護した場合には、熱回収率が悪くになるので伝熱面積を増加させる必要があり、その結果、ボイラ自体が大きくなって製造コストが増加することになる。
特開平10−220708号公報 特開2001−235101号公報 特開平11−082968号公報 特開2005−058872号公報
本発明は、従前の循環流動層ボイラにおける上述の如き問題、即ち、(1)燃焼負荷変動時や燃料変化時にダクト内のガス流速が低下したときに、飛灰や流動媒体がダクト内に堆積・固化してダクトを閉塞すること、(2)ダクトの途中に伸縮継手を介設した場合、伸縮継手部分に飛灰や流動媒体が堆積すること、(3)流動媒体の衝突により水管が損傷すること、(4)ダクト等を構成する水管パネルの磨耗を防止すために水管パネル全面を耐火物で保護する場合には、熱回収率が悪くなること、等の問題を解決せんとするものであり、その目的は、循環流動層ボイラの炉本体と流動媒体回収器とを接続するダクト等に改良を加えることによって、燃焼負荷変動時や燃料変化時のガス流速低下によるダクト内での飛灰や流動媒体の堆積を抑制することができ、その結果、多種類の燃料を切り替えて単独燃焼若しくは混合燃焼させても、広い燃焼範囲(高ターンダウン)で安定した運転を行えると共に、低負荷運転も可能になり、また、ダクト内での排ガスの流れが滑らかになって排ガスと流動媒体によるダクトの摩耗を低減できると共に、ダクトでの熱回収量を高められるようにした循環流動層ボイラを提供することにある。
本発明の請求項1の発明は、流動層及び燃焼室を有する炉本体と、炉本体の上部に設けた燃焼室出口に接続され、燃焼室出口から水平方向へ排出された排ガス、流動媒体、飛灰を下向きの流れにする四角筒状の燃焼室出口ダクトと、燃焼室出口ダクトに伸縮継手を介して接続された下向き傾斜状の入口ダクトを有し、燃焼室出口ダクトから下向きに排出された排ガス、流動媒体、飛灰を入口ダクトから受け入れてこれらを排ガス及び飛灰と流動媒体とに分離する円筒状の流動媒体回収器と、流動媒体回収器で分離された流動媒体を流動媒体回収器から炉本体内の流動層に戻すループシール部とを備えた循環流動層ボイラにおいて、前記燃焼室出口ダクトの燃焼室側の上壁は、水平に形成し、また、燃焼室側の底壁は、燃焼室に対して下向きに傾斜させて形成し、更に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁及び底壁は、流動媒体回収器側へ下向きに傾斜させて形成し、燃焼室出口ダクトの底壁に極力水平部分を設けない構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、請求項1の発明において、燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁内面に耐摩耗性に優れた耐火物を内張りし、前記上壁を燃焼室出口ダクトの他の部位よりも耐摩耗性を向上させたことに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、請求項1の発明において、燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁を鋼板に耐火物を内張りして成る耐火物構造としたことに特徴がある。
本発明の請求項4の発明は、請求項1、請求項2又は請求項3の発明において、燃焼室出口ダクトに伸縮継手を介して接続される流動媒体回収器の入口ダクトの少なくとも垂直部を水管が裸管状態になっている水管パネル構造としたことに特徴がある。
本発明の請求項5の発明は、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の発明において、燃焼室、燃焼室出口ダクト、流動媒体回収器、流動媒体回収器とループシール部を接続するダウンカマー、ループシール部、ループシール部と炉本体を接続する循環用ダクトをそれぞれ水管パネル構造としたことに特徴がある。
本発明の請求項6の発明は、請求項1の発明において、燃焼室、燃焼室出口ダクト、流動媒体回収器、流動媒体回収器とループシール部を接続するダウンカマー、ループシール部、ループシール部と炉本体を接続する循環用ダクトをそれぞれ耐火物構造としたことに特徴がある。
本発明の循環流動層ボイラは、炉本体の燃焼室出口と流動媒体回収器の下向き傾斜状の入口ダクトとの間を四角筒状の燃焼室出口ダクトにより接続し、燃焼室出口ダクトの燃焼室側の底壁を燃焼室に対して下向きに傾斜させて形成すると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁及び底壁を流動媒体回収器側へ下向きに傾斜させて形成し、燃焼室出口ダクトの底壁に水平部分を極力設けない構成としているため、燃焼負荷変動時や燃料変化時にダクト内のガス流速が低下しても、飛灰や流動媒体がダクト内に堆積・固化するのを抑制することができ、その結果、多種類の燃料を切り替えて単独燃焼若しくは混合燃焼させても、広い燃焼範囲(高ターンダウン)で安定した運転を行えると共に、低負荷運転も可能になる。
本発明の循環流動層ボイラは、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁を流動媒体回収器側へ下向きに傾斜させて形成しているため、排ガスの流速が上昇した場合でも、ダクト内での排ガスの流れが滑らかになり、燃焼室出口ダクトの上壁部分の排ガスと流動媒体による摩耗を低減することができる。
本発明の循環流動層ボイラは、燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁内面に耐摩耗性に優れた耐火物を内張りし、前記上壁を燃焼室出口ダクトの他の部位よりも耐摩耗性を向上させているため、流動媒体の衝突による上壁部分の水管の摩耗を防止することができる。
本発明の循環流動層ボイラは、燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とし、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁を鋼板に耐火物を内張りして成る耐火物構造としているため、摩耗を起こし易い個所の水管を省くことで水管の摩耗によるトラブルを更に防止することができる。
本発明の循環流動層ボイラは、排ガス、流動媒体及び飛灰を下向きの流れにする燃焼室出口ダクトの垂直部に伸縮継手を介して流動媒体回収器の入口ダクトを接続しているため、低負荷運転でガス流速が遅い場合でも、伸縮継手部分に飛灰や流動媒体が堆積すると云うことがなく、伸縮継手の損傷によるトラブルを回避することができる。
本発明の循環流動層ボイラは、燃焼室出口ダクトに伸縮継手を介して接続される流動媒体回収器の入口ダクトに垂直部を形成し、当該垂直部を裸管状態の水管パネル構造としている。即ち、入口ダクトの垂直部は、排ガスと流動媒体が同じ向きに流れるため、局所的な渦流を生じることがなく、流動媒体等の摩耗によるトラブルを生じないので、耐火物や溶射による保護が不要となり、水管が裸管状態となっている水管パネル構造とすることができ、熱回収量を高めることができる。
本発明の実施形態に係る循環流動層ボイラの概略正面図である。 同じく循環流動層ボイラの概略平面図である。 従来の循環流動層ボイラの概略正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態に係る循環流動層ボイラを示し、当該循環流動層ボイラは、流動層1a及び燃焼室1bを有する炉本体1と、炉本体1に燃焼室出口ダクト2及び伸縮継手3を介して接続された円筒状の流動媒体回収器4と、流動媒体回収器4にダウンカマー5を介して接続されたループシール部6と、ループシール部6と炉本体1を接続する循環用ダクト7等から構成されており、炉本体1等の構成材(水管パネル等)による吸収熱及び煙道に配設した熱交換器等による吸収熱により発電用の高温高圧の過熱蒸気を発生させるようにしたものである。
具体的には、前記炉本体1は、隣接する水管相互間をヒレ板を介して気密状に連結して成る水管パネルにより横断面形状が四角形に形成されており、その内部には、一次空気を吹き込む複数の流動ノズル(図示省略)を配設した流動層1aと、二次空気が吹き込まれる燃焼室1bとが設けられている。この炉本体1を形成する水管パネルの外面は、断熱材及び鋼板製のケーシングで覆われている
また、炉本体1の側壁の上部位置には、炉内の燃焼ガス及び吹き上げられた飛灰、流動媒体Sを水平方向へ排出する燃焼室出口1cが形成されていると共に、炉本体1の側壁の下部位置には、流動媒体回収器4で排ガスGから分離された流動媒体Sの戻し口1dが形成されている。
尚、水管パネルの流動層1aに対向する部分の内面には、耐火煉瓦やキャスタブル耐火物等の耐火物が内張りされており、流動化している流動媒体Sによる水管パネルの摩耗が防止されている。
また、水管パネルの燃焼室1bに対向する部分は、水管を裸管状態としても良く、或いは耐摩耗性の金属やセラミックを溶射して保護皮膜を形成し、この保護皮膜により水管パネルを保護するようにしても良い。
上記の実施形態においては、炉本体1を水管パネル構造としたが、他の実施形態においては、炉本体1を、鋼板製のケーシング内に耐火物を内張りして成る耐火物壁構造としても良い。
また、上記の実施形態においては、炉本体1の横断面形状を四角形としたが、他の実施形態においては、炉本体1の横断面形状を円形としても良い。
前記燃焼室出口ダクト2は、燃焼室出口1cから水平方向へ排出された排ガスG、流動媒体S、飛灰を下向きの流れにするものであり、燃焼室出口1cに接続される横向きの入口2aと入口2aに対して90度下向きのフランジ構造の出口2bとを有し、内面を耐火物で保護した四角筒状の水管パネル構造に構成されている。
この燃焼室出口ダクト2の燃焼室1b側の上壁2cは、水平に形成され、また、燃焼室1b側の底壁2dは、燃焼室1bに対して下向きに傾斜させて形成され、更に、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2e及び底壁2fは、流動媒体回収器4側へ下向きに傾斜させて形成されている。即ち、燃焼室出口ダクト2は、底壁2d,2fに水平部分を極力設けない構成となっている。
また、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2eは、その内面に更に耐摩耗性に優れた耐火物(耐火煉瓦やキャスタブル耐火物)が内張りされており、燃焼室出口ダクト2の他の部位よりも耐摩耗性を向上させ、流動媒体S等による上壁2c部分の水管の摩耗を防止するようにしている。
更に、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2eには、流動砂等の補充用流動媒体、脱硫剤(石灰石やドロマイト等)及び粉末状のクリンカ抑制剤(Mg、Si、Ca、Al等の化合物)の投入口2gが形成されており、当該投入口2gから自然落下により補充用流動媒体、脱硫剤又はクリンカ抑制剤のうちの何れか一つ又は二つ以上を同時に投入することができるようになっている。
尚、上記の実施形態においては、燃焼室出口ダクト2全体を内面を耐火物で保護した水管パネル構造とし、摩耗によるトラブルを起こし易い流動媒体回収器4側の上壁2e部分の水管を更に耐摩耗性に優れた耐火物で保護するようにしたが、他の実施形態においては、伝熱面積に余裕がある場合には、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2e部分には水管を設けず、当該上壁2eを鋼板に耐火物を内張りして成る耐火物構造としても良い。この場合、水管そのものを省くことができるので摩耗によるトラブルをより一層防止することができる。
また、上記の実施形態においては、燃焼室出口ダクト2全体を水管パネル構造としたが、他の実施形態においては、燃焼室出口ダクト2全体を鋼板製のケーシングに耐火物を内張りして成る耐火物構造としても良い。
前記流動媒体回収器4は、上端面にフランジ構造の排ガス出口4aを有し、横断面形状が円形で内周面を耐火物で保護した水管パネル構造に構成された比較的高さの高い円筒胴部4Aと、円筒胴部4Aの下端部に設けられ、下方へ行くに従って漸次縮径する円錐形状を呈すると共に、下端面にフランジ構造の流動媒体出口4bを有する耐火物構造の高さの低い円錐部4Bと、燃焼室出口ダクト2の下向きの出口2bに伸縮継手3を介して下向き傾斜姿勢で接続され、円筒胴部4Aにその接線方向に接続された四角筒状の水管パネル構造の入口ダクト4Cとから成り、比較的長さの高い円筒胴部4Aで流動媒体Sと排ガスGの分離が行われるようになっている。そのため、円筒胴部4A内には、従前のサイクロンの内筒に相当する部材は設けられていない。
前記流動媒体回収器4の入口ダクト4Cは、円筒胴部4Aと一体的に構成されており、フランジ構造の排ガス入口4cを有する四角筒状の垂直部4C′と、垂直部4C′の下端に連設されて円筒胴部4Aに下向き傾斜姿勢で且つ接線方向に接続された四角筒状の傾斜部4C″とから成る。
この入口ダクト4Cの垂直部4C′は、排ガスGと流動媒体Sが同じ向きに流れるため、局所的な渦流を生じることがなく、流動媒体S等の摩耗によるトラブルを生じないので、この部分の水管には、耐火物や溶射による保護が不要となる。そのため、この入口ダクト4Cは、少なくとも垂直部4C′が裸管状態の水管パネルにより構成されており、排ガスGからの熱回収量を高められるようになっている。尚、入口ダクト4Cの傾斜部4C″は、裸管状態の水管パネル構造としても良く、或いは、耐火物や溶射で保護された水管パネル構造としても良い。
また、入口ダクト4Cの垂直部4C′の上端部には、脱硫剤及びクリンカ抑制剤の投入口4eが複数形成されており、当該投入口4eから脱硫剤又はクリンカ抑制剤のうちの何れか一つ又は二つを同時に投入することができるようになっている。
尚、入口ダクト4Cの傾斜部4C″の傾斜角度αは、入口ダクト4C内の排ガスGの流速及び必要とする流動媒体回収器4の分級性能から適宜に決定されている。
また、入口ダクト4Cの傾斜部4C″の断面積(高さ×幅)は、入口ダクト4C内を流通する排ガスGの流速が所定の値になるように設定されている。
この実施形態においては、入口ダクト4Cの傾斜部4C″の傾斜角度αを10°〜45°に設定し、また、入口ダクト4Cの傾斜部4C″の断面積を入口ダクト4C内の排ガスGの流速が循環流動層ボイラの最大負荷燃焼時で20m/s以下になるように設定すると共に、低負荷燃焼時の下限を設けないようにしている。これらの値は、実機を用いた試験結果から決定されたものである。
そして、流動媒体回収器4の排ガス入口4cは、伸縮継手3を介して燃焼室出口ダクト2の出口2bに、流動媒体回収器4の流動媒体出口4bは、伸縮継手3を介して水管パネル構造又は耐火物構造の円筒状のダウンカマー5に、流動媒体回収器4の排ガス出口4aは、伸縮継手3を介して円筒状の排ガス出口ダクト8にそれぞれ接続されている。
従って、流動媒体回収器4は、入口ダクト4C、ダウンカマー5及び排ガス出口ダクト8に伸縮継手3を接続することによって、炉本体1とは別に複数本の支柱9による中間支持構造で自立させることができる。これに伴って、炉本体1も、複数本の支柱9による中間支持構造で自立させることができる。
尚、流動媒体回収器4の高さ及び直径は、循環流動層ボイラの容量に応じて適宜に選定されていることは勿論である。
また、流動媒体回収器4の外形の大きさは、トラックによる搬送に支障を来たさない程度に設定されている。
この実施形態においては、入口ダクト4Cを含まない流動媒体回収器4の平面視における外形の大きさは2500mm以下に、また、入口ダクト4Cを含む流動媒体回収器4の平面視における外形の大きさは3800mm以下になるようにそれぞれ設定されている。
上記の実施形態においては、円筒胴部4Aを耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、円錐部4Bを耐火物構造としたが、他の実施形態においては、円筒胴部4A及び円錐部4Bの両方を耐火物で保護した水管パネル構造としても良く、或いは、円筒胴部4A、円錐部4B及び入口ダクト4Cの全てを耐火物構造としても良い。
前記ループシール部6は、その内部に仕切壁6aと溢流部6bを備えたトラップ構造のボックス状の水管パネル構造又は耐火物構造に構成されており、流動媒体回収器4の円錐部4Bにダウンカマー5を介して接続されていると共に、炉本体1の戻し口1dに水管パネル構造又は耐火物構造の循環用ダクト7を介して接続され、炉本体1内と流動媒体回収器4内とをシールしつつ分離回収した流動媒体Sを炉本体1内の流動層1aへ戻すようにしたものである。
また、ループシール部6内には、その底部から流動化空気が供給されており、これによりループシール部6内にも流動層が形成されている。
而して、上述した循環流動層ボイラによれば、燃料供給口(図示省略)から炉内に供給されたバイオマスや石炭等の燃料は、流動層1a内において炉本体1内の底部に配設した流動ノズル(図示省略)から噴出する一次空気により流動砂等の流動媒体Sと撹拌・混合されつつ燃焼する。
燃焼により発生した燃焼ガスや飛灰等の焼却残渣は、流動媒体Sと一緒に流動層1aから燃焼室1bへ吹き上げられ、ここで流動媒体Sと撹拌・混合されつつ燃焼室1bに供給される二次空気により燃焼ガスや未燃分を完全燃焼させた後、燃焼室出口ダクト2、伸縮継手3及び入口ダクト4Cを通して流動媒体回収器4に導入される。
このとき、燃焼室出口ダクト2の燃焼室1b側の底壁2dを燃焼室1bに対して下向きに傾斜させて形成すると共に、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2e及び底壁2fを流動媒体回収器4側へ下向きに傾斜させて形成し、燃焼室出口ダクト2の底壁2d,2fに水平部分を極力設けない構成としているため、燃焼負荷変動時や燃料変化時に燃焼室出口ダクト2内のガス流速が低下しても、飛灰や流動媒体Sが燃焼室出口ダクト2内に堆積・固化するのを抑制することができる。
また、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2cを流動媒体回収器4側へ下向きに傾斜させて形成しているため、排ガスGの流速が上昇した場合でも、、燃焼室出口ダクト2内での排ガスGの流れが滑らかになり、燃焼室出口ダクト2の上壁2e部分での排ガスGと流動媒体Sによる摩耗を低減することができる。
更に、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2e内面に耐摩耗性に優れた耐火物を内張りしているため、流動媒体Sの衝突による上壁2e部分の水管の摩耗を防止することができる。
更に、流動媒体回収器4に入口ダクト4Cを下向き傾斜姿勢で接続しているため、極低負荷運転を行った場合でも、流動媒体Sの落下が滑らかになる。その結果、流動媒体回収器4の下部の絞り部分(円錐部4B)に流動媒体Sがまとまって落ちることにより生じる閉塞を回避することができる。
更に、燃焼室出口ダクト2の垂直部4C′に伸縮継手3を介して入口ダクト4Cを接続しているため、低負荷運転でガス流速が遅い場合でも、伸縮継手3部分に飛灰や流動媒体Sが堆積すると云うことがない。
流動媒体回収器4に導入された飛灰等を含んだ排ガスGと流動媒体Sは、ここで流動媒体Sと、飛灰等を含んだ排ガスGとに分離される。即ち、流動媒体回収器4内では、排ガスG及び流動媒体S等が流動媒体回収器4内に下向き傾斜姿勢で且つ接線方向へ導入されているため、重力加速度とサイクロンと同様の遠心加速度によって、粒子径が大きくて重たい流動媒体Sは流動媒体回収器4の下方へ、また、軽い排ガスGと粒子径が小さくて軽い飛灰は流動媒体回収器4の上方へ分けられる。
この流動媒体回収器4においては、重力加速度と遠心加速度により流動媒体Sを分離・回収することができるため、従来の一般的なサイクロンで使用している内筒が不要になり、設備費の削減や内筒の変形、脱落、閉塞等のトラブルを回避することができる。
分離された流動媒体Sは、流動媒体回収器4からダウンカマー5、ループシール部6、循環用ダクト7通して炉本体1の流動層1a内へ戻され、流動媒体Sの持っている保有熱を再利用される。
また、分離された飛灰等を含んだ排ガスGは、流動媒体回収器4の排ガス出口ダクト8から煙道を通って熱交換器等で熱を回収され、バグフィルタ等の排ガス処理装置により飛灰等が除去された後、煙突から大気中へ放出される。
尚、循環流動層ボイラの運転中においては、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2eに設けた投入口2gから自然落下により補充用流動媒体、脱硫剤又はクリンカ抑制剤のうちの何れか一つ又は二つ以上を同時に投入している。また、入口ダクト4Cに設けた投入口4eからも、脱硫剤及びクリンカ抑制剤のうちの少なくとも何れか一つ又は二つを同時に投入している。
その結果、補充用流動媒体や脱硫剤等を燃焼室1bに直接投入することによる炉内温度の低下を抑制することができるうえ、補充用流動媒体や脱硫剤等の研磨効果により燃焼室出口ダクト2内や入口ダクト4C内をクリーニングすることができ、燃焼室出口ダクト2や入口ダクト4Cの閉塞を防止することができる。
このように、上述した循環流動層ボイラにおいては、燃焼室出口ダクト2の底壁2d,2fに水平部分を極力設けない構成とし、燃焼室出口ダクト2の下向きの出口2bに伸縮継手3を介して流動媒体回収器4の下向き傾斜状の入口ダクト4Cを接続しているため、燃焼負荷変動時や燃料変化時のガス流速低下によるダクト内(燃焼室出口ダクト2内、伸縮継手3内及び入口ダクト4C内)での飛灰や流動媒体Sの堆積を抑制することができ、その結果、多種類の燃料を切り替えて単独燃焼若しくは混合燃焼させても、広い燃焼範囲(高ターンダウン)で安定した運転を行えると共に、低負荷運転も可能になる。
また、この循環流動層ボイラにおいては、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2eを流動媒体回収器4側へ下向きに傾斜させて形成しているため、排ガスGの流速が上昇した場合でも、燃焼室出口ダクト2内での排ガスGの流れが滑らかになり、燃焼室出口ダクト2の上壁2e部分の排ガスGと流動媒体Sによる摩耗を低減することができる。しかも、燃焼室出口ダクト2の流動媒体回収器4側の上壁2eの水管を耐摩耗性に優れた耐火物で保護したり、或いは、上壁2eを耐火物構造としているため、摩耗によるトラブルを防止することができる。
更に、この循環流動層ボイラにおいては、流動媒体回収器4の入口ダクト4Cの垂直部4C′を裸管状態の水管パネル構造としているため、入口ダクト4C内での熱回収量を高めることができる。
加えて、この循環流動層ボイラにおいては、燃焼室出口ダクト2と流動媒体回収器4の入口ダクト4Cとの間、流動媒体回収器4の排ガス出口4aと排ガス出口ダクト8との間、流動媒体回収器4の流動媒体出口4bとダウンカマー5との間に伸縮継手3をそれぞれ介設すると共に、流動媒体回収器4を支柱9により中間支持構造で自立させているため、燃焼室1bを有する炉本体1も支柱9による中間支持構造で自立させることができ、循環流動層ボイラ全体を囲う支柱9類が不要となり、支柱9類を簡素化できて材料費や据付工事費を大幅に削減できると共に、工期も短縮することができる。
1は炉本体、1aは流動層、1bは燃焼室、1cは燃焼室出口、1dは戻し口、2は燃焼室出口ダクト、2aは入口、2bは出口、2cは燃焼室出口ダクトの燃焼室側の上壁、2dは燃焼室出口ダクトの燃焼室側の底壁、2eは燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁、2fは燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の底壁、2gは投入口、3は伸縮継手、4は流動媒体回収器、4Aは円筒胴部、4aは排ガス出口、4Bは円錐部、4bは流動媒体出口、4Cは入口ダクト、4C′は垂直部、4C″は傾斜部、4cは排ガス入口、4eは投入口、5はダウンカマー、6はループシール部、6aは仕切壁、6bは溢流部、7は循環用ダクト、8は排ガス出口ダクト、9は支柱、Gは排ガス、Sは流動媒体、αは傾斜角度。

Claims (6)

  1. 流動層及び燃焼室を有する炉本体と、炉本体の上部に設けた燃焼室出口に接続され、燃焼室出口から水平方向へ排出された排ガス、流動媒体、飛灰を下向きの流れにする四角筒状の燃焼室出口ダクトと、燃焼室出口ダクトに伸縮継手を介して接続された下向き傾斜状の入口ダクトを有し、燃焼室出口ダクトから下向きに排出された排ガス、流動媒体、飛灰を入口ダクトから受け入れてこれらを排ガス及び飛灰と流動媒体とに分離する円筒状の流動媒体回収器と、流動媒体回収器で分離された流動媒体を流動媒体回収器から炉本体内の流動層に戻すループシール部とを備えた循環流動層ボイラにおいて、前記燃焼室出口ダクトの燃焼室側の上壁は、水平に形成し、また、燃焼室側の底壁は、燃焼室に対して下向きに傾斜させて形成し、更に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁及び底壁は、流動媒体回収器側へ下向きに傾斜させて形成し、燃焼室出口ダクトの底壁に極力水平部分を設けない構成としたことを特徴とする循環流動層ボイラ。
  2. 燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁内面に耐摩耗性に優れた耐火物を内張りし、前記上壁を燃焼室出口ダクトの他の部位よりも耐磨耗性を向上させたことを特徴とする請求項1に記載の循環流動層ボイラ。
  3. 燃焼室出口ダクトを内面を耐火物で保護した水管パネル構造とすると共に、燃焼室出口ダクトの流動媒体回収器側の上壁を鋼板に耐火物を内張りして成る耐火物構造としたことを特徴とする請求項1に記載の循環流動層ボイラ。
  4. 燃焼室出口ダクトに伸縮継手を介して接続される流動媒体回収器の入口ダクトの少なくとも垂直部を水管が裸管状態になっている水管パネル構造としたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の循環流動層ボイラ。
  5. 燃焼室、燃焼室出口ダクト、流動媒体回収器、流動媒体回収器とループシール部を接続するダウンカマー、ループシール部、ループシール部と炉本体を接続する循環用ダクトをそれぞれ水管パネル構造としたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の循環流動層ボイラ。
  6. 燃焼室、燃焼室出口ダクト、流動媒体回収器、流動媒体回収器とループシール部を接続するダウンカマー、ループシール部、ループシール部と炉本体を接続する循環用ダクトをそれぞれ耐火物構造としたことを特徴とする請求項1に記載の循環流動層ボイラ。
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