JP6123618B2 - 映像出力装置、映像出力方法、及びプログラム - Google Patents

映像出力装置、映像出力方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、空間内を移動するユーザの視点から見た視線に対応する映像を出力するための映像出力装置等に関するものである。
魚眼レンズや全方位ミラーを装着したカメラを用いて、周囲360°の視界をもつ全方位画像を撮影することができる。近年、予め撮影した全方位画像によって作られた実写空間内を、任意の視線方向を向きながら自由に移動するユーザの視野に応じたパノラマ画像を提供できるパノラマ画像提供サービスが開発されている。
パノラマ画像提供サービスを利用したものとして、例えば、オンライン地図検索サービスがあり、非特許文献1はその一例である。非特許文献1は、ユーザがマップ上のある地点をクリックすると、その地点で撮影されたパノラマ画像を閲覧することができるというサービスを提供するサイトである。また、画面に表示される矢印をクリックすることで、ユーザはパノラマ写真内の先や手前などに視点を動かすことができる。
また、非特許文献2では、撮影されたパノラマ画像を再生時に繋ぎ合せることによって、ユーザが視線方向を自由に変えながら移動しているような映像を閲覧することができる。
"GoogleStreet View"、[online]、Google,Inc、[平成25年8月30日検索]、インターネット <http://maps.google.co.jp/intl/ja/help/maps/streetview/ > "QuickTime VRを利用した動画パノラマVR(MotionVR of the Month 2006calendar)"、[online]、Apple Computer,Inc、[平成25年8月30日検索]、インターネット<http://www.worldinmotionvr.com/motionvr_month/calendar.html>
しかしながら、上述の非特許文献1では、表示される画像は離散的な視点から見た複数の静止画像であり、空間内を移動するユーザに対して、移動に合わせた動画像を出力することはできない。
また、上述の非特許文献2では、表示される画像は動画像であるが双方向の移動はできない。また、ユーザが移動できる範囲は予め設定されたルート上のみであり、経路上に分岐が存在しない。
さらに、実写空間内の物体等のポイントに、そのポイントに対応した情報を付加して、ポイント近傍を移動するユーザに対して情報提供したいという要望があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、予め撮影した空間内において、事前に設計したルート上を移動する視点から任意の視線方向で見える映像を自動で出力し、さらに、空間内の所定のポイントを映像に付加して表示することが可能な映像出力装置等を提供することである。
前述した課題を解決するために第1の発明は、座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する映像出力装置であって、全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段と、前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段と、前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力手段と、前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出手段と、前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成手段と、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定手段と、前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成手段と、前記視野範囲の映像を出力する出力手段と、を具備し、前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とする映像出力装置である。
第1の発明の映像出力装置によれば、予め撮影した空間内において、経路上を自由に移動する視点位置(空間内の位置情報)から任意の視線方向で見える映像を自動で出力することができる。また、映像提供者は空間内の物体等の所定の位置に情報を付加するポイント(以下、ホットスポットという。)を設定して、映像とともににホットスポットを出力することができ、ホットスポット近傍を移動するユーザに情報提供することが可能となる。
また、有向なブランチと全方位画像のフレームからなるシーケンスとを関連付ける方法は、経路上の全ての位置情報と全方位画像とを関連付ける方法と比較して、データ構築の作業負荷及びデータ量が小さくなるというメリットがある。さらに、ユーザは有向なブランチ上を移動するため、双方向の移動が容易に可能となる。
ここで、ノードとはブランチの繋ぎ目であり、ブランチとは起点となるノードと終点となるノードとを繋ぐ経路を表す有向グラフである。
また、ホットスポットの情報がブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含むことにより、視点位置の近傍に障害物等が存在しても、ホットスポットが障害物を透過して表示されることのないようにすることができ、実際その場所にホットスポットが掲示されているかのような映像をユーザに提供することが可能となる。
また、前記ホットスポットの情報は、さらに、当該ブランチを含む基準面における当該ホットスポットの投影点を含み、前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致する前記ホットスポットに対して、前記視点位置を基準点として、前記投影点と当該ブランチとがなす角度を算出して、前記ホットスポットのパン方向とすることが望ましい。
これにより、視野範囲の映像の水平方向の適切な位置にホットスポットのマークを表示することができる。
また、前記ホットスポットの情報は、さらに、前記基準面に対する当該ホットスポット高さを含み、前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致する前記ホットスポットに対して、さらに、前記視点位置における所定の高さを第2の基準点として、前記第2の基準点を含む前記基準面と平行な面と、前記ホットスポットとがなす角度を算出して、前記ホットスポットのチルト方向とすることが望ましい。
これにより、視野範囲の映像の垂直方向の適切な位置にホットスポットのマークを表示することができる。
また、前記ホットスポットの情報は、さらに、当該ホットスポットの付加情報を含み、前記入力手段は、さらに、前記ホットスポットを表すマークの選択を受け付け、前記出力手段は、さらに、前記ホットスポットを表すマークの選択がなされた場合には、前記視野範囲の映像とともに、当該ホットスポットの前記付加情報を出力することが望ましい。
これにより、選択されたホットスポットの付加情報を出力することができる。
第2の発明は、座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する、全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段と、前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段と、を備えるコンピュータが行う映像出力方法であって、前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力ステップと、前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出ステップと、前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成ステップと、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定ステップと、前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成ステップと、前記視野範囲の映像を出力する出力ステップと、を含み、前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、前記ホットスポット方向算出ステップは、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とする映像出力方法である。
第2の発明の映像出力方法によれば、予め撮影した空間内において、経路上を自由に移動する視点位置(空間内の位置情報)から任意の視線方向で見える映像を自動で出力することができる。また、映像提供者は空間内の物体等の所定の位置に情報を付加するホットスポットを設定して、映像とともににホットスポットを出力することができ、ホットスポット近傍を移動するユーザに情報提供することが可能となる。
第3の発明は、コンピュータを、座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する映像出力装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段、前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段、前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力手段、前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出手段、前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成手段、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定手段、前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成手段、前記視野範囲の映像を出力する出力手段、として機能させ、前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とするプログラムである。
第3の発明に係るプログラムを、汎用コンピュータにインストールすることにより、第1の発明に係る映像出力装置を得て、第2の発明に係る映像出力方法を実行することができる。
本発明によれば、予め撮影した空間内において、事前に設計したルート上を移動する視点から任意の視線方向で見える映像を自動で出力し、さらに、空間内の所定のポイントを映像に付加して表示することが可能な映像出力装置等を提供することができる。
本実施形態に係る映像出力装置のハードウエアの構成例を示すブロック図 視点位置が移動する施設館内の一例を示す平面図 映像出力装置の記憶部が保持するデータ構造の一例を示す図 XY二次元座標上に表した経路上の視点位置の一例を示す図 図4に示す経路を記憶するノード情報とブランチ情報とを示す図 映像出力装置の記憶部が保持するホットスポット情報の一例を示す図 ホットスポット情報について説明する図 映像出力装置の記憶部が保持するホットスポット付加情報の一例を示す図 ホットスポットデータの一例を示す図 本実施形態に係る映像出力処理の流れを示すフローチャート 映像出力処理にて、映像出力装置が一時的に保持するデータの一例を示す図 ユーザ入力画面の一例を示す図 視線方向に対応する視野範囲を説明する図 視点位置に対応する全方位画像から、視線方向に対応する画像を切り出す作業を説明する図 ホットスポット表示画面の一例を示す図 ホットスポット方向算出処理の流れを示すフローチャート ホットスポットの向きの算出方法を説明する図 ブレンド画像表示処理の流れを示すフローチャート 視線方向の移動について説明する図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る映像出力装置1を実現するコンピュータのハードウエア構成図である。コンピュータは、図1に示すように、例えば、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続されて構成される。
制御部11は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
CPUは、記憶部12、ROM、記憶媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、映像出力装置1が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、揮発性メモリであり、ロードしたプログラムや、データ等を一時的に保持すると共に、制御部11が各処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(Hard
Disk Drive)等であり、制御部11が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating
System)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部13は、例えば、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、等のメディア入出力装置であり、画像等のデータの入出力を行う。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワークを介して、他の装置間との通信制御を行う。
入力部15は、データ入力を行い、例えば、上下左右に動くレバーやボタンを備えたコントローラ、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。入力されたデータを制御部11へ出力する。
表示部16は、例えば、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部11の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
尚、入力部15と表示部16は、それらの機能が一体化した、例えば、タッチパネル付ディスプレイであっても良い。
周辺機器I/F部(インターフェース)17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は、有線、無線を問わない。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図2は、本実施形態に係る視点位置が移動する施設館内の一例を示す平面図である。本実施形態に係る映像出力装置1は、所定の経路に沿って連続的に移動する視点位置から見た任意の視線方向に対応する画像を表示する機能を有する装置である。本実施形態に係る視点位置が移動する経路は、例えば、会社のフロアや、美術館などの施設等の空間内にある。経路上の映像を撮影できる空間であれば、屋外であっても良い。本実施形態では、図2に示される間取り図20を有した施設の館内を、ユーザに提示する例について説明する。
映像出力装置1は、予め経路に沿って撮影された映像を構成するフレーム画像から、ユーザが入力する視点位置と視線方向に基づいて視野画像を切り出して、動画像として出力する。ユーザに視点位置と視線方向を自由に移動させながら館内の映像を提示することで、実際に歩き回って見学しているような体験をさせることが可能となる。
また、映像出力装置1は、映像内に情報を付加するポイント(以下、ホットスポット)を表示し、映像を出力する操作の途中で、ホットスポットをユーザによってクリック操作させることで、ホットスポットが位置するポイントにおける情報を表示することができる。
図2に示されるように、間取り図20内の経路は、ノード21とブランチ22によって構成される。ノード21とは経路の繋ぎ目であり、ブランチ22とは起点となるノード21(以下、起点ノード21aと表記)と終点となるノード21(以下、終点ノード21bと表記)とを接続する単位経路である。図2に示す例では、7個のノードN1〜N7と、6本のブランチB1〜B6とが定義されている。
図示されるように各ブランチ22は直線で表現され、各ブランチ22の矢印の向きは、矢印の起点が起点ノード21aであり、矢印の終点が終点ノード21bであることを示す。即ち、起点ノード21aと終点ノード21bが特定されると、当該ブランチ22が特定されることとなる。ブランチ22の向きは、記憶部12に記憶される全方位画像を生成する際に、施設内を経路に沿って撮影した時の進行方向に一致する。
経路上のどの位置にノード21を定義するかは、この装置の設計者の判断に委ねられるが、一般的には、経路上の端点(行き止まり)、曲り角、経路の分岐点にノード21を定義する。図2に示す例では、N3、N4、N5、N7は経路上の端点を示すノード21であり、N6は経路上の曲り角を示すノード21であり、N1、N2は経路上の分岐点を示すノード21である。
図3は、映像出力装置1の記憶部12に記憶されるデータ構造の一例について説明する図である。映像出力装置1の記憶部12には、(a)ノード情報25と、(b)ブランチ情報26と、(c)映像情報27と、(d)各種パラメータ28と、後述するホットスポットデータ47と、切り出された画像を映像として出力するためのアプリケーション(図示せず)が、予め記憶される。
(a)に示すノード情報25とは、視点位置が移動可能な経路上に存在する複数の各ノード21に関する情報であり、「ノードID」、「位置情報X」、「位置情報Y」、「属性」を格納する。
「位置情報X」及び「位置情報Y」とは、ノード21の位置情報であり、ノード21をXY二次元座標上に表した際の「X座標値」と「Y座標値」をそれぞれ格納する。ノード21間の距離は、座標を距離単位に変換することで、実寸値で算出することができる。
「属性」とは、ノード21の経路上の特徴を表す次数であり、各ノード21から派生するブランチ22の本数を示す値である。例えば、ノード21が経路上の端点(行き止まり)にあれば「1」を格納し、ノード21が経路上の曲り角にあれば「2」を格納し、ノード21が経路上の三叉路にあれば「3」を格納し、ノード21が経路上の十字路にあれば「4」を格納する。
(b)に示すブランチ情報26とは、起点ノード21aと終点ノード21bとを繋ぐ複数の各ブランチ22に関する情報であり、「ブランチID」、「起点ノード」、「終点ノード」、「映像ID」を格納する。
「起点ノード」には、ブランチ22の端点のうち撮影開始側のノードIDを格納し、「終点ノード」には、ブランチ22の端点のうち撮影終了側のノードIDを格納する。起点ノード21aから終点ノード21bに向かう方向を、ブランチ22の向きと定義する。「映像ID」には、ブランチ22に対応する映像IDを格納する。
(c)に示す映像情報27とは、各ブランチ22上を撮影した全方位画像に関する情報であり、「映像ID」と、「画像データ」と、「フレーム数」を格納する。
「画像データ」には、全方位映像シーケンスが格納される。全方位画像シーケンスとは、全方位映像を構成する全方位画像を1フレームとした、連続した複数フレームからなる画像データ群である。全方位映像とは、ブランチ22に沿って一定速度で移動しながら、全方位カメラを用いて撮影した映像である。一定速度で移動しながら撮影されるため、ブランチ22上に定義された個々の地点について、それぞれの全方位画像フレームが対応付けられる。「フレーム数」には、全方位画像シーケンスを構成するフレーム数の値が格納される。
(d)に示す各種パラメータ情報28とは、全方位画像からユーザの視線方向に対応する視野範囲のパノラマ画像を切り出すために使用する「切出角度」等を格納する。詳細は後述する。
図4は、XY二次元座標上に表した経路上の視点位置52の一例を示す図である。各ノードN1〜N4の符号に括弧書きで示した一対の座標は、当該ノードのX座標値とY座標値である。図示されるように、ブランチB1の向きはX軸の向きに一致し、X軸に対してブランチB2がなす角度は反時計回りに60°であり、X軸に対してブランチB3がなす角度は時計回りに60°である。
ここで、ブランチ角度とは、図示されるXY座標系のX軸とブランチ22の向きとがなす角度であり、反時計回りを正方向とする。ブランチ角度は、ブランチ22の始点ノード21aの位置座標と終点ノード22bの位置座標とによって算出することができる。図4に示す例では、ブランチB1のブランチ角度は0°であり、ブランチB2のブランチ角度は60°であり、ブランチB3のブランチ角度は300°(−60°)である。
図4に、ブランチB1上に視点位置52と視線方向54の一例を示す。視線角度θ55とは、X軸と視線方向54とがなす角度(水平角)であり、反時計回りを正方向とする。この場合、映像出力装置1の表示部16には、視点位置52から視線方向54に見える視野範囲の画像を配置したユーザ入力画面61(図12参照)が表示されることとなる。
図5は、図4に示す経路を記憶するノード情報25aとブランチ情報26aとを示す図である。
図5(a)に示すように、ノードN1の位置座標Xにはx1格納され、位置座標Yにはy1が格納され、属性にはノードN1から派生するブランチ22の本数である3が格納される。ノードN2の位置座標Xにはx2格納され、位置座標Yにはy1が格納され、属性にはノードN2から派生するブランチ22の本数である3が格納される。ノードN3の位置座標Xにはx3格納され、位置座標Yにはy3が格納され、属性にはノードN3から派生するブランチ22の本数である1が格納される。ノードN4の位置座標Xにはx4格納され、位置座標Yにはy4が格納され、属性にはノードN4から派生するブランチ22の本数である1が格納される。
図5(b)に示すように、ブランチB1の映像IDにはブランチB1に対応する映像IDが格納され、起点ノードにはN1が格納され、終点ノードにはN2が格納される。ブランチB2の映像IDにはブランチB2に対応する映像IDが格納され、起点ノードにはN2が格納され、終点ノードにはN3が格納される。ブランチB3の映像IDにはブランチB3に対応する映像IDが格納され、起点ノードにはN2が格納され、終点ノードにはN4が格納される。
続いて、図6〜図9を参照して、映像出力装置1の記憶部12に記憶されるホットスポットデータ47について説明する。ホットスポットデータ47は、図10に示す映像出力処理で使用する。
図6は、ホットスポット情報29について説明する図である。ホットスポットデータ47(図9参照)は、ホットスポット30の位置情報であるホットスポット情報29と、ホットスポット30における表示情報であるホットスポット付加情報39とによって構成される。
ホットスポット情報29は、例えば、ホットスポット30の識別子である「ホットスポットのID31」と、ホットスポット30の近くに存在するブランチのブランチIDである「ホットスポットが属するブランチのID32」と、「ホットスポットの進行率33」と、「ホットスポットとブランチの距離34」と、ホットスポット30からXY平面に下した垂線の長さの実寸値である「ホットスポットの高さ35」と、「ホットスポットを表示する範囲36」と、ホットスポット30の名称である「ホットスポットの名前37」を保持する。
ここで進行率とは、ブランチ22内部でのブランチ22上の点の相対的な位置を特定する値である。ブランチ22の起点ノード21aの正規化座標を「0」とし、終点ノード21bの正規化座標を「1」として、進行率は1次元の正規化座標(0〜1)で表現される。
図7を参照して、ホットスポット情報29について説明する。
図7に示す起点ノード21aから終点ノード21bを有するブランチ22は、「ホットスポットが属するブランチ32」である。ホットスポット30をXY平面に投影した点(投影点)30aからブランチ32に下した垂線の長さの実寸値が「ホットスポットとブランチとの距離34」であり、垂線とブランチ32との交点のブランチ32における進行率が「ホットスポットの進行率33」である。
なお、投影点30aがブランチ32の向きに対して左側に位置する合には、「ホットスポットとブランチの距離34」は算出した実寸値を負の値で表現する。
図7に示す表示開始点36aと表示終了点36bは、視点位置52にホットスポット30を表示させる範囲を示す点である。例えば、ブランチ32の近傍に障害物48がある場合には、起点ノード21aに視点位置52が存在しても、視点位置52からホットスポット30が確認できない。このような場合、表示開始点36aを設定することにより、ホットスポット33の見える視点位置52の範囲を制限することができる。「ホットスポットを表示する範囲36」は、表示開始点36aと表示終了点36bとを保持し、いずれもブランチ32における進行率で表される。
図8は、ホットスポット付加情報39を説明する図である。
ホットスポット付加情報39は、例えば、「付加する文字情報41」と、「付加する静止画像情報42」と、「付加する動画像情報43」と、「付加する音声情報44」と、「付加するリンク情報45」を保持する。また、ホットスポット付加情報39は、これらの中の1又は複数の情報を保持しても良い。
図9は、xml形式(eXtensible
Markup Language)で記述されたホットスポットデータ47の一例であり、ホットスポット情報29とホットスポット付加情報39とを含む。なお、ホットスポットデータ47は、xml形式で記述される例を示すが、いずれのフォーマットであっても良い。
図9に示すホットスポット情報29について説明する。
「ホットスポットのID31」=「1」であり、「ホットスポットが属するブランチのID32」=「8」であり、「ホットスポットの進行率33」=「0.5」であり、「ホットスポットとブランチとの距離34」=「0(メートル)」であり、「ホットスポットの高さ35」=「1.5(メートル)」であり、「ホットスポットを表示する開始点36a」=「0.2」であり、「ホットスポットを表示する終了点36b」=「0.8」であり、「ホットスポットの名前37」=「ホットスポット1」である。
続いて図9に示すホットスポット付加情報39について説明する。
「付加する文字情報41」には付加する文字の文字列が格納され、「付加する静止画像情報42」には付加する静止画像の保存先を表すパスが格納され、「付加する動画像情報43」には付加する動画像の保存先を表すパスが格納され、「付加する音声情報44」には付加する音声の保存先を表すパスが格納され、「付加するリンク情報45」には付加するwebページのURLが格納される。映像出力装置1の記憶部12には、付加するデータが予め記憶されているものとする。
(映像出力処理)
続いて、図10〜図19を参照して、本実施形態に係る映像出力処理について説明する。
映像出力処理とは、ユーザによって視点位置52及び視線方向54の入力を受付け、ホットスポット30の表示範囲内に視点位置52が存在する場合に、視点位置52から見えるホットスポットの向きを算出し、視点位置52からの視線方向54にホットスポット30が存在する場合には、ホットスポット30を表すマークを映像に付加して出力する処理である。
図11は保持映像出力処理にて、映像出力装置1が一時的に保持する保持データ60の一例を示す図である。保持データ60は、映像出力装置1の記憶部12に記憶せず、制御部11のRAMに記憶させるのみでもよい。
「対象ブランチのブランチID」とは、視点位置52が位置するブランチ22(以下、対象ブランチ22aと表記)のブランチIDである。対象ブランチのブランチIDは、視点位置52が次のブランチ22に移行した場合のみ更新される。「進行率P」とは、対象ブランチ22a内部での視点位置52の相対的な位置を特定する値である。
すなわち、視点位置52は、「対象ブランチのブランチID」と、当該対象ブランチ22aの「進行率P」とにより特定される。
「視線角度θ」とは、視線方向54が基準軸(X軸)となす角度(水平角)であり、反時計回りを正方向とする。保持データ60は、さらに「視線高さ」を記憶しても良い。「視線高さ」とは、視線方向54が基準面(XY平面)となす角度(垂直角)である。
すなわち、視線方向54は、「視線角度θ」と、必要であれば「視線高さ」とにより特定される。
「進行率P」と「視線角度θ」(及び「視線高さ」)とは、映像出力処理が実行される毎に更新される値である。
「移動先ブランチのブランチID」と「視線角度の変化度合r」と「ブレンド比率の変化度合r1」と「ブレンド比率α」は、ステップS111にて実行するブレンド画像表示処理(図18参照)にて使用するものである。「視線角度の変化度合r」は、予め記憶されている固定値であり、例えば「1°」である。「移動先ブランチのブランチID」と「ブレンド比率の変化度合r1」は、ブレンド画像表示処理が実行される毎に記憶される。「ブレンド比率α」は、ブレンド画像表示処理のステップS305〜ステップS311が実行される毎に更新される値である。詳細は後述する。
図10は、本実施形態に係る映像出力処理の流れを示すフローチャートである。
映像出力装置1の制御部11は、ユーザ入力画面61を表示部16に表示する(ステップS101)。
図12は、ユーザ入力画面61の一例を説明する図である。ユーザ入力画面61には、視野画像領域62と、経路表示領域63と、入力受付領域74とが表示される。視野画像領域62には、ステップS111またはステップS115にて表示される画像が配置される。
また、視野画像領域62には、視野画像にホットスポットマーク80a、80bが合成されて表示される。ホットスポットマーク80a、80bの表示が指示されると、該当するホットスポット30のホットスポット表示画面95(図15参照)が表示される。
経路表示領域63には、施設館内の間取り図20と、視点位置52が移動可能な経路と、現在の視点位置52と視線方向54を表現する視線方向指標54eが表示される。図示される例では、視点位置52として二重円が描かれ、視線方向指標54eとして扇形が描かれる。
ユーザは、視野画像領域62に表示される視野画像と、経路表示領域63に表示される経路上の視点位置52と視線方向指標54eに基づいて、入力受付領域74から視点位置52の移動に関する指示と、視線方向54の移動に関する指示とを入力する。
入力受付領域74には、視点位置52を移動させる場合や、視線方向54を移動させる場合や、各種変更操作(例えば、移動速度の変更、視野画像領域62に表示される視野画像の視野角の変更など)等を行う場合に、ユーザによって押下されるキーボード(図示せず)のキートップに印字される記号が表示される。入力受付領域74に表示される各種ボタンの機能は、キーボード(図示せず)のいずれかのキーに割り付けられる。
ここで、前進ボタン75aと後退ボタン75bとは、視点位置52の移動を入力させる操作に利用され、前進ボタン75aが押されている間、視点位置52が経路上の所定の進行方向に所定速度で移動するように進行率Pを増加または減少させる。また、後退ボタン75bが押されている間、視点位置52が経路上の所定の進行方向に所定速度で移動するように進行率Pを増加または減少させる。ここで、所定速度とは、例えば、ユーザが歩く速度にふさわしい速度などである。所定速度は、予め記憶部12に記憶されているものであり、ユーザの指示により変更することも可能である。
別の方法として、前進ボタン75aと後退ボタン75bは、視点位置52が移動する経路上の進行方向を反転させるためにのみ用いられ、視点位置52は所定の進行方向に所定速度で常に移動するように設定しても良い。この場合、停止ボタン75cが押下されることで、視点位置52の移動は停止する。
一方、右向きボタン76bと左向きボタン76dは、視線方向54の移動を入力させる操作に利用され、右向きボタン76bが押されている間、視線方向54が所定の速度で進行方向に対して右向きに移動するように視線角度θを減少させる。また、左向きボタン76dが押されている間、視線方向54が所定の速度で進行方向に対して左向きに移動するように後述する視線角度θを増加させる。上向きボタン76aと下向きボタン76cは、視線高さを変更させる場合に押下される。
変更操作ボタン77には、例えば、移動速度の変更、視野画像領域62に表示される視野画像の視野角の変更などの機能が割り当てられる。上記変更を行う際に、変更操作ボタン77に対応するキーボード(図示せず)のキーがユーザによって押下される。
図10の説明に戻る。映像出力装置1の制御部11は、ユーザ入力画面61の入力受付領域74を介して、視点位置52の移動と視線方向54の移動の入力を受付ける(ステップS102)。続いて、映像出力装置1の制御部11は、視線角度θを算出する(ステップS103)。
映像出力装置1は、ステップS102にて受け付けた視線方向54の移動量を算出して視線角度θを更新し、記憶部12に記憶させる。具体的には、ユーザによって右向きボタン76b(図12参照)が押下され、視線方向54の右方向への移動が指示された場合には、映像出力装置1は視線角度θを所定量減少させ、左向きボタン76d(図12参照)が押下され、視線方向54の左方向への移動が指示された場合には、映像出力装置1は視線角度θを所定量増加させて、視線角度θを更新して、記憶する。
続いて、映像出力装置1の制御部11は、ステップS103にて算出された視線角度θに基づいて、視点位置52の進行方向を特定する(ステップS104)。なお、「対象ブランチ22aのブランチID」は、保持データ60に記憶されているものとする。
進行方向と特定する方法として、例えば、映像出力装置1は、ブランチ情報26とノード情報25から、対象ブランチ22aの起点ノード21aと終点ノード21bの位置情報を検索し、対象ブランチ22aのブランチ角度θを算出する。視線角度θがθ−90°<θ≦θ+90°の範囲内にあれば、進行方向は対象ブランチ22aの向きに一致し、範囲外であれば、進行方向は対象ブランチ22aの逆向きに一致する。
映像出力装置1の制御部11は、対象ブランチ22a上の視点位置52の進行率Pを算出する(ステップS105)。
映像出力装置1の制御部11は、ステップS102にて受け付けた視点位置52の移動量を算出して、視点位置52の進行方向が対象ブランチ22aの正方向であれば、既存の進行率と算出された移動量との和を新しい進行率として、記憶部12に記憶させる。また、視点位置52の進行方向が対象ブランチ22aの負方向であれば、既存の進行率から算出された移動量を引いた値を新しい進行率として、記憶部12に記憶させる。
算出された進行率が「0」未満の値となった場合は、進行率は「0」とし、算出された進行率が「1」を超える値となった場合には、進行率は「1」とする。
映像出力装置1の制御部11は、対象ブランチ22aがホットスポットの属するブランチ32と一致するか否かを判定する(ステップS106)。
映像出力装置1は、ホットスポットデータ47の「ホットスポットが属するブランチのID32」を検索し、保持データ60の「対象ブランチ22aのブランチID」と一致するホットスポットデータ47が存在するか否かを判定する。存在しない場合には(ステップS106のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ステップS110の処理に進む。
存在する場合には(ステップS106のYES)、映像出力装置1の制御部11は、保持データ60に記憶される「進行率P」が、検索したホットスポットデータ47の「ホットスポットを表示する範囲36」の範囲内にあるか否かを判定する(ステップS107)。範囲内にない場合には(ステップS107のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ステップS109の処理に進む。
範囲内にある場合には(ステップS107のYES)、映像出力装置1の制御部11は、ホットスポット方向算出処理を実行する(ステップS108)。ホットスポット方向算出処理の詳細は後述する。
映像出力装置1の制御部11は、全てのホットスポットデータ47について、ステップS106の判定処理を実行したか否かを判定する(ステップS109)。実行していない場合には(ステップS109のNO)、ステップS106に戻る。
実行済みの場合には(ステップS109のYES)、映像出力装置1の制御部11は、視点位置52が対象ブランチ22aの端点に位置するか否かを判断する(ステップS110)。具体的には、保持データ60に記憶される進行率が、「0」または「1」であるか否かを判定する。
端点にない場合には(ステップS110のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ブランチ情報26から、対象ブランチ22aの映像IDを検索し、映像情報27から検索された映像IDのフレーム数を検索し、フレーム数と進行率Pを掛け合わせて、対象フレームを特定する。対象フレームの全方位画像から、視線方向54及び視線高さに対応する画像を切り出して視野画像を生成する(ステップS113)。
図13は、視線方向54に対する視野範囲を説明する図である。映像出力装置1は、各種パラメータ28に格納される切出角度をΔとすると、特定された対象フレームの全方位画像40から、視野角「視線角度(視線高さ)−Δ/2」〜「視線角度(視線高さ)+Δ/2」の視野範囲の画像を切り出して生成する。ユーザには視点位置52から視線方向54を中心に図示されるような視野角54eの画像が提示されることとなる。
図14は、特定された対象フレームの全方位画像90から、視線方向に対応する画像91を切り出す作業を説明する図である。図示される例では、視線角度θが90°で、Δが90°の画像91を示す。
図10の説明に戻る。端点に有る場合には(ステップS110のYES)、映像出力装置1の制御部11は、端点が分岐点又は曲り角であるか否かを判断する(ステップS111)。具体的には、映像出力装置1は、ノード情報25から、進行率が「0」である場合には対象ブランチ22aの起点ノード21aの属性を検索し、進行率が「1」である場合には対象ブランチ22aの終点ノード21bの属性を検索し、検索された属性が「2」以上であるか否かを判断する。
分岐点又は曲り角に有る場合には(ステップS111のYES)、映像出力装置1の制御部11は、後述するブレンド画像表示処理を実行して(ステップS112)、ステップS102に戻る。分岐点又は曲り角に無い場合には(ステップS111のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ステップS113に進む。
映像出力装置1の制御部11は、ステップS113にて切り出された視野角の範囲内に、ホットスポット方向算出処理にて算出したホットスポット30のパン方向(水平角)θ50とチルト方向(垂直角)φ51とが含まれるか否かを判定する(ステップS114)。判定する際に、パン方向(水平角)θ50にブランチ角度θを加えて基準軸をX軸に変換する。範囲内に含まれない場合には(ステップS114のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ステップS116に進む。
いずれも範囲内に含まれる場合には(ステップS114のYES)、映像出力装置1の制御部11は、ホットスポット30ごとにステップS113にて生成した視野画像の、基準軸をX軸としたパン方向θ50と、チルト方向φ51とに対応する場所にホットスポットマーク80(図12の80a、80b参照)を合成し(ステップS115)、視野画像をユーザ入力画面61の視野画像領域62に配置して表示部15に出力し(ステップS116)、処理を終了する。
また、映像出力装置1は、進行率Pと視線角度θに基づいて、経路表示領域63の経路上に視点位置52と視線方向指標54eとを配置する。
図15は、ユーザ入力画面61の視野画像領域62に表示されるホットスポットマーク80(80a、80b等)がユーザによって選択された場合に、表示部16に表示されるホットスポット画面95である。ホットスポット画面95には、ホットスポット30に対応するホットスポットデータ47のホットスポット付加情報39が表示される。図示される例では、ホットスポット付加情報39に、付加する文字情報41と付加する静止画像情報42とが格納されている。
映像出力装置1は、視野画像領域62に配置される視線方向に対応する画像91(図14)を、映像としてユーザに認識されるように、例えば、0.01〜0.5秒の短い時間間隔でステップS102〜ステップS116を繰り返して、視野画像領域62に配置される画像を更新する。
以上のように、映像出力処理は、空間内の経路上を自由に移動する視点位置52から任意の視線方向54で見える映像を自動で出力することができる。また、映像出力装置1は映像提供者が映像空間内に設定したホットスポット30を映像上に表示することができ、ホットスポット30近傍を移動するユーザにホットスポット30の場所の解説情報等を提供することが可能となる。
(ホットスポット方向算出処理)
次に、図16、図17を参照して、映像出力処理のステップS108にて実行するホットスポット方向算出処理について説明する。ホットスポット方向算出処理とは、視点位置52から見えるホットスポット30のパン方向(水平方向)の向きとチルト方向(垂直方向)の向きを算出するための処理である。視点位置52が位置するブランチに属するホットスポット30は複数であっても良く、その場合は該当する全てのホットスポット30に対して、ホットスポット方向算出処理が実行される。
映像出力装置1の制御部11は、ステップS106にて検索されたホットスポットデータ47に基づいて、ホットスポットと視点位置との間の変化量58を算出する(ステップS201)。
図17は、ホットスポットの向きの算出方法を説明する図である。
図17の視点位置52は、ホットスポットの属するブランチ32に位置し、視点位置52の進行率Pは、ホットスポットを表示する範囲36内に存在するものとする。ここで、ホットスポットと視点位置との間の変化量58とは、ホットスポットの進行率33と視点位置52の進行率Pの差の絶対値に、ホットスポットの属するブランチ32の実寸値を掛け合わせたものである。ホットスポットの属するブランチ32の実寸値とは、ブランチ32の始点ノード21aと終点ノード21bの位置座標から算出することができる。
映像出力装置1の制御部11は、ホットスポット30のパン方向(水平角)θ50を算出する(ステップS202)。パン方向(水平角)θ50は、数式(1)にて算出される。パン方向(水平角)θ50とは、視点位置52を基点としてブランチ32の向きと投影点30aがなす角度である。
Figure 0006123618
映像出力装置1の制御部11は、ホットスポットの高さ35と視点高さ53の差の絶対値を算出する(ステップS203)。視点高さ53とは、平均的な目線の高さの実寸値であり、予め記憶部12に記憶される。
映像出力装置1の制御部11は、図17に示すホットスポットと視点位置の距離57を算出する(ステップS204)。ホットスポットと視点位置の距離57は、数式(2)にて算出される。
Figure 0006123618
映像出力装置1の制御部11は、ホットスポット30のチルト方向(垂直角)φ51を算出する(ステップS205)。チルト方向(垂直角)φ51は、数式(3)にて算出される。チルト方向(垂直角)φ51とは、視点位置52の視点高さを基点としてXY平面に平行な面とホットスポット30がなす角度である。
Figure 0006123618
以上のように、ホットスポット方向算出処理を実行することで、映像出力装置1は、視点位置52から見えるホットスポット30のパン方向の角度とチルト方向の角度を算出することが可能となる。また、全方位画像90上にホットスポット30の位置を直接紐付けることなく、ブランチ32とホットスポット30の距離と、ホットスポット30の高さを予め記憶することにより、視野画像上にホットスポット30を容易に表示することが可能となる。
(ブレンド画像表示処理)
次に、図18、図19を参照して、映像出力処理のステップS112にて実行するブレンド画像表示処理について説明する。ブレンド画像表示処理は、映像出力処理のステップS111にて、視点位置52が分岐点又は曲り角に位置すると判断された場合に実行される処理である。ブレンド画像表示処理とは、視点位置52が対象ブランチ22aから移動先ブランチに遷移する場合に、分岐点又は曲り角で見える映像を自動で連続的に表示する処理である。
映像出力装置1の制御部11は、移動先ブランチを特定し(ステップS301)、移動先ブランチのブランチIDを記憶部12(保持データ60)に記憶させる。視点位置52が曲り角に位置する場合には、対象ブランチ22aから遷移する移動先ブランチは1つに特定される。視点位置52が分岐点に位置する場合に移動先ブランチを特定する方法としては、例えば、ユーザ入力画面61の移動先経路選択ボタン(図示せず)によって、ユーザから入力を受付ける。
映像出力装置1の制御部11は、ステップS301にて特定された移動先ブランチのブランチ角度θを算出する(ステップS302)。ブランチ角度θの算出方法については図4にて説明した通りである。次に、映像出力装置1の制御部11は、視線方向54の移動方向を特定する(ステップS303)。
図19は、視点位置31の移動について説明する図である。視点位置52が対象ブランチ22aの終点ノード21bに位置し、視線方向54が対象ブランチ22aの向きと一致している場合、移動先ブランチ22cの向きに到達するまで、視線方向54は白抜きの矢印の向きで徐々に移動する。図19に示す例では、視線方向54の移動方向は反時計回りである。
映像出力装置1の制御部11は、ブレンド比率の変化度合r1を算出して(ステップS304)、記憶部12(保持データ60)に記憶させる。ブレンド比率の変化度合r1の算出方法として、例えば、映像出力装置1は、保持データ60の視線角度の変化度合rを、ステップS302にて算出されたブランチ角度θと視線角度θの差で割った値を、ブレンド比率の変化度合r1とする。
図19に示す例では、ブレンド比率の変化度合r1は図に示される通りに算出される。
映像出力装置1の制御部11は、ブレンド比率αに「0」を格納して、記憶部12(保持データ60)に記憶させる(ステップS305)。次に、映像出力装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されるブレンド比率αをα+rに更新し、視線角度θをθ+rに更新する(ステップS306)。ステップS303にて特定された視線方向54の移動方向が時計回りの場合では、視線角度θをθ−rに更新する。
映像出力装置1の制御部11は、ブランチ情報26から、対象ブランチ22aの映像IDを検索し、視点位置52が位置するノード21に対応する対象フレームを特定する。対象フレームの全方位画像から、視線角度θに対応する画像を切り出して視野画像を生成する(ステップS307)。
映像出力装置1の制御部11は、ブランチ情報26から、移動先ブランチ22cの映像IDを検索し、視点位置52が位置するノード21に対応する対象フレームを特定する。対象フレームの全方位画像から、視線角度θに対応する画像を切り出して視野画像を生成する(ステップS308)。
映像出力装置1の制御部11は、ステップ307にて生成した視野画像と、ステップ308にて生成した視野画像を、数式(4)に基づいてブレンドしたブレンド画像を生成する(ステップ309)。
Figure 0006123618
映像出力装置1の制御部11は、生成したブレンド画像にホットスポット30を付加して、ユーザ入力画面61の視野画像領域62に配置して、表示部15に出力する(ステップS310)。
映像出力装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されるブレンド比率αがα≧1を満たすか否かを判定する(ステップS311)。α≧1を満たさない場合には(ステップS311のNO)、映像出力装置1の制御部11は、ステップS306に戻る。
α≧1を満たす場合には(ステップS311のYES)、映像出力装置1の制御部11は、記憶部12に記憶される対象ブランチ22aのブランチIDを移動先ブランチ22cのブランチIDに更新して(ステップS312)、処理を終了し、映像出力処理のステップS102に戻る(図10)。
以上のように、ブレンド画像表示処理を実行することで、視線角度θを移動先ブランチのブランチ角度θに向かって、徐々に変化させながら、且つ、ブレンド比率αを0〜1まで徐々に変化させながら、ステップS306〜ステップS310の処理を繰り返すことで、一連のブレンド画像を動画として出力し、視点位置52が対象ブランチ22aから移動先ブランチ22cに連続的に移動する映像を提示することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る映像出力装置1等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………映像出力装置
11………制御部
12………記憶部
13………メディア入出力部
14………通信制御部
15………入力部
16………表示部
17………周辺機器I/F部
20………間取り図
21………ノード
21a………起点ノード
21b………終点ノード
22………ブランチ
22a………対象ブランチ
25………ノード情報
26………ブランチ情報
27………映像情報
29………ホットスポット情報
39………ホットスポット付加情報
47………ホットスポットデータ
52………視点位置
54………視線方向
60………保持データ
61………ユーザ入力画面
90………全方位画像
95………ホットスポット画面

Claims (6)

  1. 座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する映像出力装置であって、
    全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段と、
    前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段と、
    前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力手段と、
    前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出手段と、
    前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成手段と、
    前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定手段と、
    前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成手段と、
    前記視野範囲の映像を出力する出力手段と、
    を具備し、
    前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、
    前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とする映像出力装置。
  2. 前記ホットスポットの情報は、さらに、当該ブランチを含む基準面における当該ホットスポットの投影点を含み、
    前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致する前記ホットスポットに対して、前記視点位置を基準点として、前記投影点と当該ブランチとがなす角度を算出して、前記ホットスポットのパン方向とする
    ことを特徴とする請求項に記載の映像出力装置。
  3. 前記ホットスポットの情報は、さらに、前記基準面に対する当該ホットスポット高さを含み、
    前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致する前記ホットスポットに対して、さらに、前記視点位置における所定の高さを第2の基準点として、前記第2の基準点を含む前記基準面と平行な面と、前記ホットスポットとがなす角度を算出して、前記ホットスポットのチルト方向とする
    ことを特徴とする請求項に記載の映像出力装置。
  4. 前記ホットスポットの情報は、さらに、当該ホットスポットの付加情報を含み、
    前記出力手段は、前記入力手段によって、さらに、前記ホットスポットを表すマークの選択がなされた場合には、前記視野範囲の映像とともに、当該ホットスポットの前記付加情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の映像出力装置。
  5. 座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する、全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段と、前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段と、を備えるコンピュータが行う映像出力方法であって、
    前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力ステップと、
    前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出ステップと、
    前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成ステップと、
    前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定ステップと、
    前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成ステップと、
    前記視野範囲の映像を出力する出力ステップと、
    を含み、
    前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、
    前記ホットスポット方向算出ステップは、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とする映像出力方法。
  6. コンピュータを、座標空間上に配置された経路内を移動する視点位置における視線方向の映像を出力する映像出力装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    全方位画像のフレームからなるシーケンスを、ノードと有向なブランチとから構成される前記経路の前記有向なブランチごとに対応付けて記憶する経路記憶手段、
    前記座標空間上に存在するホットスポットの情報を記憶するホットスポット記憶手段、
    前記視点位置及び前記視線方向を、連続的に移動させる入力手段、
    前記視点位置と前記ホットスポットの情報とに基づいて、前記ホットスポットの方向を算出するホットスポット方向算出手段、
    前記視点位置及び前記視線方向における視野範囲の映像を、前記全方位画像から切り出して生成する映像生成手段、
    前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲に前記ホットスポットが存在するか否かを判定するホットスポット判定手段、
    前記ホットスポットが存在する場合に、前記ホットスポットの方向に基づいて、前記視野範囲の映像に前記ホットスポットを表すマークを合成するホットスポット合成手段、
    前記視野範囲の映像を出力する出力手段、
    として機能させ
    前記ホットスポットの情報は、当該ホットスポットが属する前記ブランチと、当該ブランチにおける当該ホットスポットの表示範囲を含み、
    前記ホットスポット方向算出手段は、前記ホットスポットが属する前記ブランチと前記視点位置が位置する前記ブランチとが一致し、かつ、前記表示範囲内に前記視点位置を含む前記ホットスポットに対して、前記ホットスポットの方向を算出することを特徴とするプログラム。
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