JP6122144B2 - 無線通信システムにおいて端末間直接通信を用いたグループ通信方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて端末間直接通信を用いたグループ通信方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、無線通信システムにおいて端末間直接通信を用いたグループ通信方法及びそのための装置に関する。
本発明を適用できる無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という。)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進展したシステムであり、現在3GPPで基礎的な標準化作業が進行中である。一般に、E−UMTSをLTE(Long Term Evolution)システムと呼ぶこともできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容はそれぞれ、「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7及びRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment:UE)、基地局(eNodeB:eNB)、及びネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置して外部ネットワークに接続するアクセスゲートウェイ(Access Gateway:AG)を含んでいる。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.44、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に下り又は上り送信サービスを提供する。異なったセルは、互いに異なった帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、複数の端末に関するデータ送受信を制御する。下りリンク(Downlink:DL)データについて、基地局は下りリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、上りリンク(Uplink:UL)データについて、基地局は上りリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。基地局同士の間には、ユーザトラフィック又は制御トラフィックの送信のためのインターフェースを用いることができる。コアネットワーク(Core Network:CN)は、AG、及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成可能である。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位に端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMAに基づいてLTEにまで開発されてきたが、ユーザと事業者の要求と期待は増す一方である。その上、他の無線接続技術の開発が続いており、将来、競争力を持つためには新しい技術進化が要求される。ビット当たりのコストの削減、サービス可用性の増大、柔軟な周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適度な電力消耗などが要求される。
上述したような議論に基づき、以下では、無線通信システムにおいて端末間直接通信を用いたグループ通信方法及びそのための装置を提案する。
本発明の一様相に係る、無線通信システムにおいて端末がグループ通信を行う方法は、第1値のティアカウンタ値を有する第1グループディスカバリ信号を検出するステップと、前記第1値のティアカウンタ値を用いて、第2値のティアカウンタ値を有する第2グループディスカバリ信号を生成するステップと、前記第2グループディスカバリ信号を他の端末に送信するステップとを有し、前記ティアカウンタは、前記グループ通信の最初活性化端末又は基地局を基準に、前記端末の属するティア値を示すことを特徴とする。
好ましくは、前記第1グループディスカバリ信号を検出するステップは、第3値のティアカウンタ値を有する第3グループディスカバリ信号を検出するステップを有し、前記第2グループディスカバリ信号を生成するステップは、前記第1グループディスカバリ信号と前記第3グループディスカバリ信号のうち、ティアカウンタ値が小さいディスカバリ信号のティアカウンタ値を用いて、前記第2グループディスカバリ信号を生成するステップを有することができる。ここで、前記第1グループディスカバリ信号及び前記第3グループディスカバリ信号の信号品質は、あらかじめ設定された臨界値以上であることを特徴とする。
一方、本発明の他の様相である、無線通信システムにおいてグループ通信を行う端末装置は、信号を送受信するための無線通信モジュールと、前記信号を処理するためのプロセッサとを備え、前記プロセッサは、第1値のティアカウンタ値を有する第1グループディスカバリ信号を検出し、前記第1値のティアカウンタ値を用いて、第2値のティアカウンタ値を有する第2グループディスカバリ信号を生成し、前記第2グループディスカバリ信号を他の端末装置に送信するように前記無線通信モジュールを制御し、前記ティアカウンタは、前記グループ通信の最初活性化端末又は基地局を基準に、前記端末の属するティア値を示すことを特徴とする。
好ましくは、前記プロセッサが、第3値のティアカウンタ値を有する第3グループディスカバリ信号を検出し、前記第1グループディスカバリ信号と前記第3グループディスカバリ信号のうち、ティアカウンタ値が小さいディスカバリ信号のティアカウンタ値を用いて、前記第2グループディスカバリ信号を生成することができる。もちろん、ここで、前記第1グループディスカバリ信号及び前記第3グループディスカバリ信号の信号品質は、あらかじめ設定された臨界値以上であることを特徴とする。
以上の実施例において、前記第1グループディスカバリ信号が前記グループ通信の最初活性化端末装置又は前記基地局から送信された場合、前記第1値のティアカウンタ値は0であることを特徴とする。また、前記第2値のティアカウンタ値は、前記第1値のティアカウンタ値に1を足した値であることを特徴とする。
さらに、前記グループ通信の最初活性化が前記基地局によるものか又は特定端末によるものかによって可変することを特徴とする。
本発明の実施例によれば、無線通信システムにおいて端末間直接通信を用いたグループ通信方法をより効率的に行うことができる。
本発明で得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。 3GPP無線接続ネットワーク規格に基づく端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User Plane)構造を示す図である。 3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びこれらのチャネルを用いた一般的な信号送信方法を説明するための図である。 LTEシステムで用いられる下りリンク無線フレームの構造を例示する図である。 LTEシステムで用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。 端末間直接通信又はD2D(device−to−device)通信の概念図である。 D2D通信に基づくグループ通信の概念図である。 本発明の実施例に係るグループ通信活性化とグループディスカバリ信号の送受信動作を例示するフローチャートである。 本発明の実施例に係る、ティアカウンタの動作を例示する図である。 本発明の実施例に係るグループディスカバリ信号の構造を例示する図である。 本発明の実施例によってティアカウンタを設定する動作を例示するフローチャートである。 本発明の実施例によってグループ通信を行う例を示す図である。 本発明の実施例によってグループ通信を行う他の例を示す図である。 本発明の実施例によってグループ通信を行う他の例を示す図である。 本発明の実施例に係るグループ通信における電力制御方式を例示するフローチャートである。 本発明の実施例に係るグループ通信における電力制御方式を例示する図である。 本発明の実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
以下に添付の図面を参照して説明された本発明の実施例から、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解されるであろう。以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された例である。
本明細書ではLTEシステム及びLTE−Aシステムを用いて本発明の実施例を説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、上述した定義に該当するいかなる通信システムにも適用可能である。また、本明細書は、FDD(Frequency Division Duplex)方式を基準にして本発明の実施例について説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、H−FDD(Hybrid−FDD)方式又はTDD(Time Division Duplex)方式にも容易に変形して適用することができる。
図2は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン及びユーザプレーンの構造を示す図である。コントロールプレーンとは、端末(UE)とネットワークとが呼を管理するために用いる制御メッセージが送信される通路のことを意味する。ユーザプレーンとは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路のことを意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位の媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。該伝送チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側の物理層と受信側の物理層との間には物理チャネルを介してデータが移動する。該物理チャネルは、時間及び周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、下りリンクにおいてOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、上りリンクにおいてSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control:MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して、上位層である無線リンク制御(Radio Link Control:RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼できるデータ送信を支援する。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックとしてもよい。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6のようなIPパケットを効率的に送信するために、余分の制御情報を減らすヘッダー圧縮(Header Compression)機能を果たす。
第3層の最下部に位置する無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層は、コントロールプレーンにのみ定義される。RRC層は、無線ベアラー(Radio Bearer)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)に関連して、論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。無線ベアラー(RB)とは、端末とネットワーク間のデータ伝達のために第2層により提供されるサービスのことを意味する。そのために、端末のRRC層とネットワークのRRC層とはRRCメッセージを相互に交換する。端末のRRC層とネットワークのRRC層間にRRC接続(RRC Connected)がある場合に、端末はRRC接続状態(Connected Mode)にあり、そうでない場合は、RRC休止状態(Idle Mode)にあるようになる。RRC層の上位にあるNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理(Session Management)と移動性管理(Mobility Management)などの機能を果たす。
基地局(eNB)を構成する一つのセルは、1.4、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つとして設定され、複数の端末に下り又は上り送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。
ネットワークから端末にデータを送信する下り伝送チャネルとしては、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する下りSCH(Shared Channel)などがある。下りマルチキャスト又は放送サービスのトラフィック又は制御メッセージは、下りSCHを介して送信されてもよく、別の下りMCH(Multicast Channel)を介して送信されてもよい。一方、端末からネットワークにデータを送信する上り伝送チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する上りSCH(Shared Channel)がある。伝送チャネルの上位に存在し、伝送チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)としては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図3は、3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びこれらのチャネルを用いた一般の信号送信方法を説明するための図である。
端末は、電源が入ったり、新しくセルに進入したりした場合に、基地局と同期を取る等の初期セル探索(Initial cell search)作業を行う(S301)。そのために、端末は、基地局から1次同期チャネル(Primary Synchronization Channel:P−SCH)及び2次同期チャネル(Secondary Synchronization Channel:S−SCH)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を取得することができる。その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel)を受信し、セル内放送情報を取得することができる。一方、端末は、初期セル探索段階で、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal:DL RS)を受信し、下りリンクチャネル状態を確認できる。
初期セル探索を終えた端末は、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)、及び該PDCCHに載せられた情報に基づいて物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDSCH)を受信することによって、より具体的なシステム情報を取得することができる(S302)。
一方、基地局に最初に接続したり信号送信のための無線リソースがない場合には、端末は、基地局にランダムアクセス手順(Random Access Procedure:RACH)を行うことができる(S303乃至S306)。そのために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel:PRACH)を介して特定シーケンスをプリアンブルとして送信し(S303及びS305)、PDCCH及び対応するPDSCHを介して、プリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S304及びS306)。競合ベースのRACHの場合、衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)をさらに行うことができる。
上述の手順を行った端末は、その後、一般的な上りリンク/下りリンク信号送信手順として、PDCCH/PDSCH受信(S307)、及び物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)/物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)送信(S308)を行うことができる。特に、端末はPDCCHを介して下りリンク制御情報(Downlink Control Information:DCI)を受信する。ここで、DCIは、端末に対するリソース割当情報のような制御情報を含んでおり、その使用目的によってフォーマットが異なる。
一方、端末が上りリンクで基地局に送信する又は端末が基地局から受信する制御情報としては、下りリンク/上りリンクACK/NACK信号、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Index)、RI(Rank Indicator)などを含む。3GPP LTEシステムでは、端末は、これらのCQI/PMI/RIなどの制御情報をPUSCH及び/又はPUCCHを介して送信することができる。
図4は、下りリンク無線フレームにおいて一つのサブフレームの制御領域に含まれる制御チャネルを例示する図である。
図4を参照すると、サブフレームは14個のOFDMシンボルで構成されている。サブフレーム設定によって、先頭における1個〜3個のOFDMシンボルは制御領域として用いられ、残りの13個〜11個のOFDMシンボルはデータ領域として用いられる。同図で、R1乃至R4は、アンテナ0乃至3に対する参照信号(Reference Signal(RS)又はパイロット信号(Pilot Signal))を表す。RSは、制御領域及びデータ領域にかかわらず、サブフレーム内に一定のパターンで固定される。制御チャネルは、制御領域においてRSが割り当てられていないリソースに割り当てられ、トラフィックチャネルも、データ領域においてRSが割り当てられていないリソースに割り当てられる。制御領域に割り当てられる制御チャネルには、PCFICH(Physical Control Format Indicator CHannel)、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator CHannel)、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)などがある。
PCFICHは、物理制御フォーマット指示子チャネルであり、毎サブフレームごとにPDCCHに用いられるOFDMシンボルの個数を端末に知らせる。PCFICHは、最初のOFDMシンボルに位置し、PHICH及びPDCCHに優先して設定される。PCFICHは4個のREG(Resource Element Group)で構成され、それぞれのREGはセルID(Cell IDentity)に基づいて制御領域内に分散される。1個のREGは4個のRE(Resource Element)で構成される。REは、1個の副搬送波×1個のOFDMシンボルで定義される最小物理リソースを表す。PCFICH値は、帯域幅によって、1乃至3、又は2乃至4の値を示し、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)で変調される。
PHICHは、物理HARQ(Hybrid−Automatic Repeat and request)指示子チャネルであり、上りリンク送信に対するHARQ ACK/NACKを運ぶために用いられる。すなわち、PHICHは、UL HARQのためのDL ACK/NACK情報が送信されるチャネルを表す。PHICHは、1個のREGで構成され、セル特定(cell−specific)にスクランブルされる。ACK/NACKは、1ビットで指示され、BPSK(Binary phase shift keying)で変調する。変調されたACK/NACKは、拡散因子(Spreading Factor:SF)=2又は4で拡散される。同一のリソースにマップされる複数のPHICHはPHICHグループを構成する。PHICHグループに多重化されるPHICHの個数は、拡散コードの個数によって決定される。PHICH(グループ)は、周波数領域及び/又は時間領域においてダイバーシティ利得を得るために3回反復(repetition)される。
PDCCHは、物理下りリンク制御チャネルであり、サブフレームの先頭におけるn個のOFDMシンボルに割り当てられる。ここで、nは1以上の整数であり、PCFICHによって指示される。PDCCHは、一つ以上のCCE(Control Channel Element)で構成される。PDCCHは、伝送チャネルであるPCH(Paging channel)及びDL−SCH(Downlink−shared channel)のリソース割当てに関する情報、上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)、HARQ情報などを各端末又は端末グループに知らせる。PCH及びDL−SCHは、PDSCHを介して送信される。そのため、基地局と端末は、一般に、特定の制御情報又は特定のサービスデータ以外は、PDSCHを介してデータをそれぞれ送信及び受信する。
PDSCHのデータがいずれの端末(一つ又は複数の端末)に送信されるか、それらの端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコードしなければならないかに関する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRC(cyclic redundancy check)マスクされており、「B」という無線リソース(例、周波数位置)及び「C」という伝送形式情報(例、伝送ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームで送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自身が持っているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタし、「A」のRNTIを持っている一つ以上の端末があると、当該端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報に基づいて、「B」と「C」が示すPDSCHを受信する。
下りリンク制御チャネルの基本リソース単位は、REG(Resource Element Group)である。REGは、RSを除いた状態で4個の隣接するリソース要素(RE)で構成される。PCFICH及びPHICHはそれぞれ、4個のREG及び3個のREGを含む。PDCCHはCCE(Control Channel Elements)単位で構成され、1個のCCEは9個のREGを含む。
図5は、LTEシステムで用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。
図5を参照すると、上りリンクサブフレームは制御情報を運ぶPUCCH(Physical Uplink Control CHannel)が割り当てられる領域と、ユーザデータを運ぶPUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)が割り当てられる領域とに区別される。サブフレームにおいて周波数領域の中間部分がPUSCHに割り当てられ、周波数領域でデータ領域の両側部分がPUCCHに割り当てられる。PUCCH上で送信される制御情報には、HARQに用いられるACK/NACK、下りリンクチャネル状態を示すCQI(Channel Quality Indicator)、MIMOのためのRI(Rank Indicator)、上りリンクリソース割当て要求であるSR(Scheduling Request)などがある。一つの端末に対するPUCCHは、サブフレーム内の各スロットで互いに異なる周波数を占める一つのリソースブロックを使用する。すなわち、PUCCHに割り当てられる2個のリソースブロックは、スロット境界で周波数ホッピング(frequency hopping)される。特に、図5は、m=0のPUCCH、m=1のPUCCH、m=2のPUCCH、m=3のPUCCHがサブフレームに割り当てられることを例示する。
図6は、端末間直接通信又はD2D(device−to−device)通信の概念図である。
図6を参照すると、UE1とUE2が相互間の端末間直接通信を行っており、UE3とUE4も相互間の端末間直接通信を行っている。eNBは、適切な制御信号を用いて、UE間の直接通信のための時間/周波数リソースの位置、送信電力などに対する制御を行うことができる。しかし、eNBのカバレッジ(coverage)の外部に存在するUEが位置する場合、UE間の直接通信はeNBの制御信号無しでも行われるように設定されてもよい。以下では、端末間直接通信をD2D(device−to−device)通信と呼ぶ。
図7は、D2D通信に基づくグループ通信の概念図である。
図7を参照すると、一連のUEが一つのグループを形成していることがわかり、これらのUEのいずれか一つがD2D通信情報を送信し、グループ内の全UEがそれを受信すると仮定する。このような通信方式を、図6の通信方式と区別して、グループ通信と命名し、図6のように一つのUEが一つの受信UEのみに対して情報を送信する通信を1対1通信と命名する。
以下に説明する本発明の動作は、UE間のD2D通信を仮定するが、eNBとUEが通信する場合にも適用することができ、このとき、eNBを一種の特殊な形態のUEとしてD2D通信に参加するものと見なすことができる。
グループ通信を行うためには、まず、グループ通信を始めようとするUEが、グループ通信を活性化させなければならない。以下、グループの活性化方式を説明する。
まず、特定UEが、自身の属した特定グループにおける全UEに送信しようとするデータを有すると、当該UEは、当該グループを活性化させ、グループ通信を始める。グループの活性化とは、UEが当該グループに割り当てられた特定の信号を隣接UEに送信することによって、他のUEに当該グループのグループ通信が始まったことを把握させる動作のことを意味する。ここで、当該グループに割り当てられた特定の信号は、当該UEが他のUEにどのグループが活性化しているかを発見させるために送信する信号であることから、グループディスカバリ信号(Group discovery signal)と呼ぶことができる。
一般に、D2D通信のために、UEは通信の対象となるUEが存在するか否かを把握しなければならず、この場合にも、一種の信号を送信/受信する過程を行う。このような1対1通信のために、UEが存在するか否かを把握するために送信する信号を、上記のグループディスカバリ信号と区別して、UEディスカバリ信号と呼ぶ。
グループディスカバリ信号のUEディスカバリ信号との相違点として、UEディスカバリ信号は、送信/受信UEのIDのような個別情報に基づいて生成され、当該信号を検出すると、あるUEが存在するか否かを判断できるのに対し、グループディスカバリ信号は、当該グループに属した任意のUEが送信するため、当該信号を検出すると、いかなるグループが活性化しているかは把握できるが、その中のいずれのUEが送信したかを把握できないという点を挙げることができる。
2種類のディスカバリ信号を統合して設計、管理する方法として、物理層では一つのシード(seed)値からディスカバリ信号を生成するが、このシード値をUE IDなどから決定するか、又は事前に割り当てられたグループIDから決定するかによって、UEディスカバリ信号とグループディスカバリ信号とを区別するように構成することができる。一例として、全体ディスカバリ信号のシード値の領域を2つに分割し、一方の領域をUEディスカバリ信号用途に、他方の領域をグループディスカバリ信号用途に活用することができる。また、特定UEがグループディスカバリ信号を送信する状況であっても、当該UEは1対1D2D通信をさらに行わなければならない場合もあり、自身のUEディスカバリ信号を併せて送信するように動作することができる。
上述したように、グループ内の他のUEに送信するデータを有するUEは、グループ通信を開始しながら当該グループのグループディスカバリ信号を送信する。UEディスカバリ信号との他の相違点は、UEディスカバリ信号は、1対1通信のために、当該UEの送信しようとするデータが存在するか否かにかかわらず、少なくとも一定の時間以内に1回は送信されることが好ましいという点である。これは、当該UEと1対1でD2D通信を希望する他のUEが当該UEとのD2D通信が可能か否かを判断できるようにするためである。これに対し、グループディスカバリ信号は、当該グループの通信が活性化しているか否かを知らせる信号であるから、グループ通信を行うデータがない状況では送信しないことに特徴がある。すなわち、当該グループに属しているが、当該グループのUEに送信するデータがないUEは、グループディスカバリ信号を送信しない。
また、特定UEが同一のグループに属している他のUEをUEディスカバリ信号を用いて発見したとしても、当該グループのディスカバリ信号が存在しないと、少なくとも自身がグループ通信で送信するデータがない状況では、当該グループが活性化していないと判断し、グループ通信と関連した動作を行わず、バッテリー消耗を減らすことができる。一方、特定UEが自身の属しているグループのグループディスカバリ信号を検出すると、これを当該グループの通信が活性化している事実として把握し、一連の過程を経て活性化しているグループ通信に参加する。
図8は、本発明の実施例に係るグループ通信活性化とグループディスカバリ信号の送受信動作を例示するフローチャートである。
図8を参照すると、まず、UEは、段階801で、自身の属したグループのグループディスカバリ信号を測定し、段階802で、当該グループディスカバリ信号が検出されたか否か判断する。
もし検出されていると、段階803のように、既に活性化しているグループ通信に参加する。しかし、検出されていないと、段階804で、当該UEのバッファにグループ通信データが存在するか否かを判断する。もし存在すると、段階805のように、グループディスカバリ信号を送信してグループ通信を活性化させる。しかし、存在していないと、段階806のように、当該グループを非活性化したままにおく。UEは、このような動作を周期的に反復し、自身の属しているグループが活性化したか否かを判断する。
以下では、本発明で提案するUEが、既に活性化しているグループ通信に参加する方法について説明する。
まず、上述したグループディスカバリ信号を検出し、自身の属しているグループの通信が活性化していることを把握したUEは、グループ通信に参加する。ここで、グループ通信に参加するということは、当該グループのUEを対象に送信されるデータを受信するための諸般動作を行うということを意味する。すなわち、特定UEが既存のグループディスカバリ信号を検出し、当該グループに参加することによって、当該UEが既存のグループに属しているUEとの通信が可能になるという意味である。
一般に、グループ内で無線通信信号を送受信するためには、一連のUEは同期化しなければならない。この場合、グループディスカバリ信号を検出したUEがグループに参加する一過程として、このグループディスカバリ信号がグループ通信に対する同期化の基準となり得る。すなわち、特定UEが、既に存在するグループディスカバリ信号を検出すると、これを基準に当該グループと同期を取ることによって、当該グループに参加し、通信を行うことができる状態になる。
例えば、UEは、グループディスカバリ信号を検出し、当該グループディスカバリ信号の受信時点を基準に、グループ通信信号を送信或いは受信する時点を決定することができる。この場合、グループディスカバリ信号を、端末間直接通信において一グループに属した一連のUE間の同期を提供する同期信号(synchronization signal)又は同期チャネル(synchronization channel)と呼ぶこともできる。
さらに、このように活性化しているグループ通信に参加したUEは、自身に隣接した同一グループに属しているUEが参加できるようにグループディスカバリ信号を送信することもできる。すなわち、活性化しているグループに参加したUEもグループディスカバリ信号を送信する。活性化しているグループに新しく追加されたUEがグループディスカバリ信号を送信する具体的な実施例には、下記の1)乃至3)のような方法がある。
1)グループディスカバリ信号送信方法1
UEは、自身が検出したグループディスカバリ信号と同一の信号を送信する。その結果、特定時点では、既存にグループディスカバリ信号を送信するUEと同一の信号を共に送信する現象が現れてもよい。さらに、上記グループディスカバリ信号が送信される時間/周波数リソースの位置は同一に設定されてもよい。或いは、一つのUEが送信するグループディスカバリ信号を、グループ内の他のUEが受信して当該グループが続けて活性化するか否かを判断できるようにするために、グループディスカバリ信号を送信する時点は、UEごとに異なるように設定されてもよい。一例として、UEのIDから形成される擬似ランダムシーケンス(pseudo random sequence)によって、特定時点でグループディスカバリ信号の送信/受信をUEごとに異なるように設定したり、毎時点でグループディスカバリ信号を送信するか又は受信するかを確率的に選択することができる。
2)グループディスカバリ信号送信方法2
UEは、自身が検出したグループディスカバリ信号と異なる信号を送信することによって、自身が既存の活性化しているグループ通信に追加で合流したUEであるという事実を知らせることができる。ただし、上記の異なる信号は、同一のグループを示さなければならず、受信したグループディスカバリ信号と一定部分では共通の属性を有する。
一例として、グループディスカバリ信号を生成する際、UEの属しているグループのIDに加え、一定の追加情報を用いて信号を生成することができる。この場合、グループディスカバリ信号を検出したUEは、まず、グループのIDに該当する部分から、いずれのグループ通信が活性化したかを把握すると同時に、残りの追加情報から、他の情報、例えば、当該信号を送信したUEが最初にグループ通信を活性化させたか、或いは、既存に活性化しているグループ通信に合流したかを把握することができる。上記のグループディスカバリ信号の生成に用いられる追加情報は、最初に活性化させたUEに直接接続されたか、或いは、何回かの他のUEを経て接続されたかを示す値とすることができる。以下では、上記の追加情報を、最初の活性化UEから何段階目に位置するかを示す値という意味から、ティアカウンタ(tier counter)Xと呼ぶ。
図9は、本発明の実施例によるティアカウンタの動作を例示する図である。
図9を参照すると、まず、UE1は周辺に、自身の属したグループ通信が活性化していないという事実を把握し、グループ通信を活性化させながらティアカウンタXを0に設定する。これを直接的に受信したUE2とUE3は、受信したティアカウンタに1を足して新しいグループディスカバリ信号を生成して送信し、同様の動作が、その次のティアに属しているUE4とUE5によって行われる。このような過程を経て一つの活性化したグループ通信の規模が自然に拡張される効果を得ることができる。
後で動作するUE6のように、一つのUEが、異なったティアカウンタを有する同一グループのグループディスカバリ信号(例えば、UE1とUE3のグループディスカバリ信号)を受信する場合が発生することもある。この場合には、下記のa)乃至c)のいずれか一方法で自身のティアカウンタを設定することができる。
a)ティアカウンタ選択基準1
受信したグループディスカバリ信号のティアカウンタ値から最小の値を選定し、ここに1を足して自身のティアカウンタを設定する。ここで「受信したグループディスカバリ信号」とは、一定レベル以上の品質を呈するディスカバリ信号を制限的に意味することができ、このとき、品質の基準としては、各ディスカバリ信号の受信信号の強度や受信信号の信号対雑音比(signal−to−interference ratio)などの値を用いることができる。図9の実施例で、UE6はこの基準に従ってX=1を設定する。
b)ティアカウンタ選択基準2
受信したグループディスカバリ信号から最良の品質に該当するものを選定し、そのティアカウンタに1を足して自身のティアカウンタを設定する。ここで、品質の基準としては、各ディスカバリ信号の受信信号の強度や受信信号の信号対雑音比などの値を用いることができる。
c)ティアカウンタ選択基準3
受信したグループディスカバリ信号の品質とティアカウンタ値を同時に考慮して選定する。基本的には、高い品質のディスカバリ信号のティアを選択するが、より上位に位置しているティアに重みを付け、類似のレベルの品質ではより高いティアを選択する。一例として、ティアmに対して、ディスカバリ信号の受信電力をPm dBmとする場合、Pm−A*mの補正を経た値が最大となるティアを選択することができる。ここで、Aは、より高いティアの場合、受信電力が低くても選択され得るようにするための重み値に該当する。これはすなわち、受信したティアカウンタ値に比例する補正値を受信電力から引く動作を意味し、その他にも、様々な形態でティアカウンタ値による補正値を定義することができる。
3)グループディスカバリ信号送信方法3
上記のグループディスカバリ信号送信方法2と同様に、UEは、自身の属しているグループのIDと共に一定の追加情報を用いて信号を生成することができる。このときに用いる追加情報は、自身のUE ID(或いは、UEディスカバリ信号)の一部或いは全てとすることができる。すなわち、特定UEが送信するグループディスカバリ信号には、当該UEが属している活性化したグループのID情報に加えて、送信UEを示す情報も含まれる。
これを、他のUEが受信すると、まず、いずれのグループが活性化しているかが把握でき、さらに、いずれのUEが当該グループディスカバリ信号を送信するかに関する情報も取得することができる。
特徴的に、ここで用いられるUEのID情報は、UE IDの全体であってもよいが、UE ID全体を用いる場合にグループディスカバリ信号の種類が多すぎる問題を防止するために、当該UE IDが圧縮された形態、例えば、当該UE IDの一部のビットのみを用いて生成された信号の形態であってもよい。グループディスカバリ信号を送信するUEは、別個として自身のUEディスカバリ信号も送信するようになるので、他のUEがグループディスカバリ信号を検出するとともに当該UEのUEディスカバリ信号も検出すると、グループディスカバリ信号に含まれた部分的なUE ID情報と検出されたUEディスカバリ信号とを比較し、いずれのUEが当該グループディスカバリ信号を送信したかを把握することが可能になる。この方式でいずれのUEがいずれのグループディスカバリ信号を送信したかを把握する動作は、以下に説明する、活性化しているグループにUEが合流するなどの動作に有用であろう。
上述したグループディスカバリ信号送信方法2とグループディスカバリ信号送信方法3を結合して用いることもできる。
図10は、本発明の実施例に係るグループディスカバリ信号の構造を例示する図である。
図10を参照すると、グループディスカバリ信号は、グループID、送信UE ID、及びティアカウンタ値を結合したビット列から生成することができる。同図では、UE IDの一部のビットのみをグループディスカバリ信号を生成するために用いると仮定した。
一方、上述したグループディスカバリ信号送信方法はそれぞれ異なる用途に効果的に活用することができ、よって、グループ通信の属性によって選択的に用いることができる。一例として、グループディスカバリ信号送信方法1を用いて同一グループに属している複数の端末が共に同一の信号を送信する場合には、ディスカバリ信号の送信電力を高める効果から、ディスカバリ信号の到達領域を増大させることができる。このような動作は、火災や自然災害のような緊急な状況でグループ通信を行う場合に、各端末が速かにグループに合流できるようにするという長所を有する。
ただし、eNBのカバレッジ以内でこのような方式のグループディスカバリ信号を送信する場合、eNBが制御できないレベルにグループディスカバリ信号の送信電力が高くなり、他の通信リンクへの過度な干渉として現れる場合を防ぐために、eNB或いは特定の代表端末(例えば、最初に当該グループを活性化した端末)が適切なシグナリングを送信して、グループディスカバリ信号の送信電力や送信に参加するUEの数、或いは各UEがグループディスカバリ信号送信に参加する確率を調節することもできる。このとき、活性化したグループの中心に位置するUEは、バッテリー消耗を減らすために、グループディスカバリ信号の送信電力やグループディスカバリ信号送信に参加する確率を相対的に低く設定することが好ましいが、グループの境界に位置するUEは、グループディスカバリ信号のカバレッジを続けて維持するために、グループディスカバリ信号の送信電力やグループディスカバリ信号送信に参加する確率を維持したり、下げる場合にも、グループの中心に位置するUEに比べては高く設定するように動作することが好ましい。或いは、UEが自らグループディスカバリ信号の全体送信電力が調節されるように動作することもできるが、一例として、各UEは、自身の属したグループディスカバリ信号の受信電力を測定し、その受信電力が一定レベル以上になると、自身の送信電力を自ら減らしたりグループディスカバリ信号送信確率を下げるなどの動作を取ることができる。
一方、相対的に危急でない状況では、グループ通信としてグループディスカバリ信号送信方法2又はディスカバリ信号送信方法3を用いることによって、既に活性化しているグループに特定端末が合流する際、グループディスカバリ信号に含まれた情報を活用してより効果的なグループ通信動作を行うように動作することができる。
このようにサービスの属性によってグループディスカバリ信号送信方法を異なるように選択する方法の一例として、各グループIDが用いるグループディスカバリ信号送信方法を事前に定めておくことができる。特に、可能なグループIDの全体領域を複数個の副領域に分け、各副領域で用いるグループディスカバリ信号送信方法を事前に指定しておいた後、適切なグループディスカバリ信号送信方法が指定されたグループIDを、各グループ通信サービスに割り当てることができる。
一方、グループディスカバリ信号送信方法1を用いて同一グループに属している複数の端末が共に同一信号を送信する場合には、これを、グループ内の端末が同一信号を共に送信してグループ通信のカバレッジを極大化することを示す暗黙的な指示子と見なし、当該グループに合流した端末は、自身が受信したグループ通信のD2Dデータを他の端末のために再送信するように動作することもできる。この場合には、複数の端末が送信したデータの電力が結合されるように、送信信号の時間/周波数位置又はMCS(modulation and coding scheme)などがあらかじめ定められたり、受信データのそれと同一のものを用いるように規定され、複数のUEが同一信号を共に送信するように動作することができる。
グループディスカバリ信号送信方法1の変形として、危急な状況でグループ内の端末に隣接したグループがあるという事実を知らせるための特殊な信号を、グループ内の全ての端末が同時に送信するように動作することができる。一例として、このような特殊信号送信が設定されたグループに合流した端末は、あらかじめ定められた時点に、当該特殊信号を送信することによって、全端末の送信電力を用いて、遠く離れている端末にも当該特殊信号を伝達する。この特殊信号は、グループディスカバリ信号の一形態にしてもよいが、その他各種の参照信号、例えば、3GPP LTEシステムで定義したCRS(cell−specific reference signal)、DM−RS(demodulation reference signal)、PRS(positioning reference signal)、参照信号(MBSFN reference signal)、SRS(sounding reference signal)、PSS(primary synchronization signal)、又はSSS(secondary synchronization signal)などの形態にしてもよく、その属性は、事前に指定することができる。危急な状況にある端末は、できるだけ少ないバッテリー消耗によって自身の属するグループを発見することが重要であるが、上記特殊信号の検出のみを試みればいいため、グループが存在するか否かを判断する上で必要なバッテリー消耗を減らすことができる。上記特殊信号を検出すると、当該端末は、近隣にグループ通信を行う端末が存在するとの仮定下で、より複雑で且つバッテリー消耗が大きくなりうるグループディスカバリ信号の検出段階に入ることができる。
一方、自身のティアカウンタをXに設定したUEは、“X−1”のティアカウンタを有するグループ通信に合流したと認知することができる。図9の実施例で、最初にグループ通信を活性化するUEは、ティアカウンタを0に設定すると仮定したが、その他の値を設定することがより有利な場合もある。
一例として、最初にグループ通信を活性化するUEは、自身のティアカウンタを一定の範囲の数字から確率的に一つを選択することができる。特に、このような動作は、地理的に離れた領域で複数のグループ通信が活性化しているが、UEの移動によって中間地点で出会って一つの活性化したグループ通信に統合される時に有利である。すなわち、最初のグループ通信活性化段階でより小さい値をもって始まったグループに他のグループが統合される形態を有することができる。そのために、活性化しているグループに特定UEが参加していても、自身の属しているグループのディスカバリ信号の検出を続けて試み、もし自身のティアカウンタから1を引いた値よりも小さいティアカウンタを有する同一グループのディスカバリ信号が発見されると、当該ティアカウンタに1を足した値に自身のティアカウンタを更新することによって、当該グループに統合されるように動作することができる。
このような動作において、最初にグループ通信を活性化するUEは、自身のティアカウンタを[0,N−K−1]の領域から選択することができる。ここで、N−1はティアカウンタの最大値を表し、Kは、一つの活性化したグループ通信が提供可能な最大のティア個数を表す。[0,N−K−1]の領域から最初のティアカウンタ値を選択することによって、与えられたティアカウンタの領域を用いて最大のティア個数を保障することが可能になる。
或いは、最初にグループ通信を活性化するUEは、自身のティアカウンタは常に0に設定するが、活性化したグループを区分するために、確率的に選択された数字で表現されるサブ−グループIDを選定し、グループディスカバリ信号生成にさらに用いることができる。もし、サブ−グループIDが用いられる環境でUEが複数の活性化したグループ通信を発見すると、当該UEが合流するサブ−グループは、より小さいサブ−グループIDを有するグループ又はより小さいティアカウンタを有するグループのいずれかにすることができる。勿論、一つの基準をまず使用し、この基準から判断できない場合には、他の基準を用いるように動作することもできる。
図11は、本発明の実施例によってティアカウンタを設定する動作を例示するフローチャートである。特に、図11では、段階1101のように、UEがティアカウンタXをもってグループディスカバリ信号を送信していると仮定する。
図11を参照すると、段階1103で、グループディスカバリ信号を検出し、段階1105で、検出されたグループディスカバリ信号からX_newを算出する。
続いて、UEは、段階1107で、X_newと、既存のティアカウンタから1を引いた値、すなわち、X−1とを比較する。仮に、X_newがX−1より大きいか等しいと、UEは、ティアカウンタXをもってグループディスカバリ信号を再び送信する。しかし、X_newがX−1よりも小さいと、UEは、段階1109で、ティアカウンタの値をXをX_new+1に更新し、グループディスカバリ信号を再び送信する。
さらに、最初にグループ通信を活性化するUEは、Xを0に設定したり或いは特定の乱数値に設定することができ、グループ通信に合流しないUEは、グループディスカバリ信号を送信せず、ティアカウンタXを極めて大きい値、例えば、無限に大きい値に初期設定したものと見なすことができる。
最初にグループ通信を活性化するUEがティアカウンタを0以外の値に設定する他の場合として、当該UEがセルラーネットワークと接続していない場合が可能である。例えば、セルラーネットワークの接続範囲の外部に位置していると把握されたUEは、たとえ既に活性化しているグループが周辺に存在せず、自身が最初にグループ通信を活性化させる場合であるとしても、ティアカウンタを十分に高い値に設定することができる。その結果、UEが受信したティアカウンタから小さい値のグループディスカバリ信号を選択してグループに参加する場合、これらのUEがセルラーネットワークの接続範囲の内部で送信されたグループディスカバリ信号を、より高い優先順位として選択するように動作する効果を奏することができる。特に、このような動作は、セルラーネットワークがより安定した通信サービスを提供できるということに着目し、新しくグループ通信に参加するUEがセルラーネットワークに相対的に近いUEに接続するように誘導することによって、グループ通信の安全性を向上させることができる。
この場合、セルラーネットワーク内で最初にグループ通信を活性化するUEは、ティアカウンタを0に設定し、最初活性化UEから始まって最大Kまでティアカウンタが増加するとすれば、セルラーネットワークの外部でグループ通信を活性化するUEは、ティアカウンタとしてK+1又はそれ以上の値を選択するように動作することができる。万一、端末間直接通信においてeNBも一種のUEと見なし、特定のグループ通信を活性化できるとすれば、eNBが送信する信号、特に、eNBが存在するか否かを知らせる同期信号を暗黙的にティアカウンタ0のグループディスカバリ信号と見なし、当該eNBの接続範囲内で実質的にグループ通信を最初に活性化するUEは、ティアカウンタを1に設定するように動作することもできる。
以上に説明した動作の一例として、次のティアカウンタ設定を考慮することができる。
− eNBの接続範囲内部でグループ通信を最初に活性化するUEは、ティアカウンタを1に設定する。また、eNBの信号をティアカウンタ0のグループディスカバリ信号と見なす。
− eNBの接続範囲内部で活性化したグループ通信に対するティアカウンタは、最大Kに制限することができる。すなわち、ティアカウンタX−1を受信したUEは、ティアカウンタXのグループディスカバリ信号を送信することができるが、ただし、XはKより小さいか等しい値でなければならない。もしXがKよりも大きいと、当該UEは、別途のグループディスカバリ信号を送信しないように動作することができる。
− eNBの接続範囲外部でグループ通信を最初に活性化するUEは、ティアカウンタをK+a(a>0)に設定する。このように動作する場合に、他のUEは、ティアカウンタがKよりも大きいグループディスカバリ信号を受信してもよく、この場合、この信号がeNB接続範囲外部で最初に活性化したグループで発生したことが把握できる。a=1なら、特定UEがティアカウンタKのグループディスカバリ信号を受信する時の動作をさらに定義することができる。例えば、当該UEがeNBの接続範囲内部にあると、その状況におけるティアカウンタの上限が作用し、新しいグループディスカバリ信号を送信しないように動作するが、当該UEがeNBの接続範囲外部にあると、K+1を接続範囲外部における最初グループ活性化信号と見なすことができ、よって、ティアカウンタをK+1に設定し、グループディスカバリ信号を送信するように動作することができる。すなわち、UEは、受信ティアカウンタがK+1であれば、eNB接続範囲外部で最初にグループを活性化させたUEからの信号と見なし、受信ティアカウンタがKであれば、eNBの接続範囲内部で活性化したグループの最後のティアと見なす。万一、a>1なら、eNB接続範囲内部で活性化したグループのティアカウンタの最大値KとeNB接続範囲外部で活性化したグループのティアカウンタの最小値K+aとの間に一定の間隔が生じるため、いずれのグループディスカバリ信号を受信しても、当該信号がいずれの状況で活性化したグループからのものであるかが把握できる。
− eNBの接続範囲外部で活性化したグループで使用するティアカウンタの最大値も、特定の数字Lに制限することができる。特徴的に、Lは、2K+aより小さい又は等しいという条件を満たすことができる。この条件を満たすと、eNB接続範囲外部で最初活性化したグループの最大ティア個数が、eNB接続範囲内部で活性化したグループの最大ティア個数よりも小さくなるか同一になる。この条件は、eNBがより安定した通信サービスを提供できるという点から、eNB接続範囲内部にある場合に、より多数のティアを管理するために活性化させることができる。言い換えると、当該条件は、eNB接続範囲外部で活性化したグループは、最大ティア個数をより小さく設定することによって、過大なティアのグループを生成することを防止する目的に用いることができる。
上述したティアカウンタの動作に関するより具体的な一例として、ティアカウンタとして2ビットを用いて0、1、2、3の4個値の合計が割り当てられうる場合を考慮する必要がある。0の値は、eNBが送信する信号に該当すると見なすことができ、eNBの接続範囲以内で実質的に最初にグループを活性化するUEは、ティアカウンタを1の値に設定する。K=1と仮定すれば、これは、グループディスカバリ信号を1回のみ中継できるということを意味する。すなわち、ティアカウンタを1に設定するUEのグループディスカバリ信号送信を、eNBが送信した暗黙的なグループディスカバリ信号がeNB接続範囲以内に位置するUEから中継されたものと見なす。このとき、eNB接続範囲外部で最初にグループを活性化させるUEは、ティアカウンタをK+1に該当する2の値に設定し、同様に、接続範囲外部で活性化したグループディスカバリ信号を検出し、これを1回中継するUEは、ティアカウンタを3に設定することができる。ここで、L=3になり、eNB接続範囲外部で最初にグループが活性化された場合にも、グループディスカバリ信号が1回のみ中継可能であると、上述したように4個の数字を使用する場合に符合するといえる。
上述した方法によって、活性化しているグループ通信に特定UEが合流すると、グループ通信信号を送受信する。まず、図10の例示で、UE2又はUE3のように、最初にグループ通信を活性化させたUE1と直接通信が可能なUEは、UE1が送信したデータを直接受信する。一方、同一グループに属するが、UE1の信号を直接受信できないUE4又はUE5には、中間に位置しているUE2又はUE3がその情報を伝達しなければならず、同様に、UE4又はUE5が送信したデータもUE1に伝達しなければならない。
以下では、本発明で提案するUE間情報伝達方式の具体的な実施例を説明する。ここでいうUE間情報伝達は、特定UEが、自身が生成したデータではなく、グループ内の他のUEから生成して受信したデータを、他のグループ内のUEが受信できるように中継する動作を意味する。
まず、事前に活性化しているグループ通信に合流しようとするUEは、自身が他のUEのデータを受信するためにUE間情報伝達が必要か否かを把握する。このような情報伝達が必要か否かは、上述したティアカウンタの確認から把握することができる。
特定UEが合流しようとするグループ通信のティアが、最初に当該グループ通信を活性化させたUEそのものであれば、別のUE間情報伝達なしにもグループ通信を行うことができる。このため、グループ通信を最初に活性化したUEに合流するUEは、別途のUE間情報伝達動作を要求しないように動作する。この場合、上述したように、最初にグループ通信を活性化したUEは、ティアカウンタを0に設定するなどの動作によって、自身が最初にグループ通信を活性化したことを知らせることができる。特に、最初にグループ通信を活性化したUE、すなわち、最上位ティアに属しているUEは、自身が受信したグループ通信データを基本的に1回中継するように動作することができる。
図12は、本発明の実施例によってグループ通信を行う例を示す図である。特に、図12では、ティアカウンタ1を有する2つのUEであるUE2とUE3が互いに遠く離れており、直接通信が不可能な場合を仮定する。
図12を参照すると、UE2とUE3は直接通信が不可能であり、ティアカウンタ0を有する最初活性化UEであるUE1を介してのみ情報伝達が可能である。このため、このような構造下では、UE1は基本的に、他のUEが生成したグループ通信データを受信すると、その情報を少なくとも1回送信することによって、当該情報を直接受信していない他のUEが受信できるように動作することができる。
一方、特定UEが合流しようとするグループ通信のティアが、最初に該当グループ通信を活性化させたUEでない場合、特定UEは、活性化しているグループに既に合流した他のUEからの中継がないと、グループ通信に困難を持つ。したがって、このような状況を認知したUEは、合流をする際、まず、自身が合流しようとするティアで中継動作が行われているかを把握する。そのために、グループ通信のための送信データは、当該データがデータを生成したUEから送信されたか、或いは、他のUEから生成され、送信UEがそれを中継するかを区別する指示子を含むことができる。この指示子の一例として、1ビットサイズのフィールドをおき、UEが直接生成したデータであれば、このフィールドを0に設定し、他のUEが生成したデータを送信する場合には1に設定することができる。
また、グループ通信のための送信データは、送信UEのアドレスの他にも、当該データを生成したUEのアドレスを含み、これらを比較することによって、中継されるデータか否かを判断できるようにすることができる。UEアドレスを表現する一方法として、当該データに送信UE及び/又はデータ生成UEのティア情報を含めることができる。新しくグループ通信に合流するUEは、まず、当該グループ通信に対するデータ受信を試み、成功した場合、上述の方式によって、このデータが中継されるデータであることを把握すると、自身のカバレッジ以内に他のUEのデータを中継する動作を行うUEが存在すると判断し、別途のデータ中継要求過程を省略することができる。一方、自身が合流するグループは発見したが、一定時間において当該グループのデータを受信できなかったか、たとえ受信したとしても、当該データが送信UE自体から生成されたものと判明されると、自身のカバレッジ以内には中継動作を行うUEがないと判断し、中継動作を行うことを要求することができる。
図13及び図14は、本発明の実施例によってグループ通信を行う他の例を示す図である。特に、図13及び図14は、UEが他のUEに中継動作を要求するか否かを判断する実施例である。
まず、図13を参照すると、新しくグループ通信に合流しようとするUE3は、ティアカウンタ1を有するUE2を発見したことがわかる。しかし、UE2が直接UE1に送信するデータを受信することはできても、それよりも上位ティアであるティア0に属したUE1が生成してUE2が中継するデータを受信できないはずであるため、UE2に他のUEのデータを中継することを要求するメッセージを送信する。一方、図14を参照すると、後でグループ通信に合流しようとするUE4も同様、ティアカウンタ1を有するUE2を発見したことがわかる。しかし、UE2はUE3の要求によって中継動作を行っているため、UE4は、このような中継信号を感知した後、別の中継要求信号を省略したまま、既存の中継UEであるUE2から継続して中継信号を受信するように動作することができる。
好ましくは、中継要求信号は、同一グループに属している特定UEを選択して1対1通信過程で要求し、同一グループに属したUEが2つ以上発見された場合は、ディスカバリ信号の品質などに基づいて選択することができる。特に、グループディスカバリ信号送信方法3によって各グループディスカバリ信号を送信したUEが把握できると、グループディスカバリ信号を送信したUEに中継動作を要求することが好ましい。このとき、合流しようとするUEが中継動作要求をするか否かを判断する上で役立てるよう、各UEは、グループディスカバリ信号を生成する際に、中継動作を行っているか否か及び/又は中継動作を行う能力があるか否かに関する情報も含めることができる。
同様に、UEディスカバリ信号を生成する場合にもこのような動作を適用することができる。すなわち、UEは、自身のUEディスカバリ信号を生成/送信する際に、自身が中継動作を行っているか否か及び/又は中継動作を行う能力があるか否かに関する情報を含めることで、自身のUEディスカバリ信号を検出したUEが中継動作を要求するか否かを判断する上で役立てることができる。ここで、UEが中継動作を行う能力があるか否かに関する具体的な情報として、当該UEが中継動作機能を具現しているか否かを含むことができる。さらに、当該UEが現在自身の通信状況を考慮して、中継動作を行えるか否かを含むこともできる。一例として、特定UEが中継動作機能を具現していても、自身のバッテリーが殆ど残っていないか、eNB或いは他のUEとの接続状態が不良であるか、或いはユーザの設定によって中継動作を非活性化した場合には、当該UEは、中継動作が不可能だと判断し、これに基づいてディスカバリ信号を生成することができる。或いは、上記2つの情報を結合して最終的に当該UEが中継機能を行う能力と状況となるかを判断し、可能な場合に、それをディスカバリ信号を用いて知らせるように動作することもできる。UEディスカバリ信号生成時に、UEの中継動作実行関連情報を含む動作は、グループ通信の他、1対1のD2D通信にも適用可能であることは明らかである。
或いは、このようなUE中継動作が必要か否かを判断できるように、既存の活性化したグループに合流するUEは、自身が発見した同一グループ内UEの目録を上位ティアのUEに報告することができ、これを受信した上位ティアのUEは、同一レベルの下位ティアのUEがお互いを発見しているか否かを把握し、お互いを完全に発見していない場合には、UE中継動作を行うように動作することもできる。
例えば、図12の状況では、UE2とUE3が、UE1が活性化させたグループに合流する過程で、同一グループに属したUEのうち、自身が発見したUEの目録を送信することができる。万一、UE2が報告した目録にUE3が含まれており、またUE3が報告した目録にUE2が含まれていると、UE1は、下位ティアに属したこれらの両UE間に直接通信が可能であると判断し、中継動作を省略するが、互いの報告目録に相手が含まれていないと、UE1の中継動作が必要であると判断する。特に、このような同一グループに属するUEの発見に関する報告は、図12で説明した最上位UEがUE中継動作が必要か否かを判断する上で役立つ。したがって、UE中継動作は、UEが最上位ティアに合流する場合にのみ制限的に実施され、その他のティアに合流する場合には、上述したUE中継動作要求過程を用いてUE中継動作の必要性を判断することができる。
一方、UEは移動によって自身の合流すべきティアが変化することがある。これによってUEが合流するティアを変更する場合、自身が中継動作を要求していた場合には、当該要求の対象だったUEに、それ以上の中継動作が不要であることを1対1通信で知らせることができる。また、特定UEを対象に中継を要求したか、或いは既存の中継動作を行っているUEの信号を受信する形態で特定UEを自身のための中継UEとして選定した状況では、当該UEのUEディスカバリ信号を持続して観察し、もし当該中継UEが消えると、他のUEを選択して中継要求メッセージを再び送信するように動作することができる。
さらに、中継動作を行うUEも、他のティアのUEのUEディスカバリ信号或いはグループディスカバリ信号を持続して観察しながら、自身が中継動作を続けて行うか否かを決定する。一例として、自身の下位ティアのグループディスカバリ信号が検出されないと、それ以上の中継動作は不要であると見なして中継動作を止め、それに相応するリソース及びバッテリーの消耗を減らすことができる。或いは、自身に中継を要求したUEのUEディスカバリ信号が消えると、中継動作を止めるように動作することもできる。
特定UEが、自身が最初にグループ通信を活性化せず、既に活性化しているグループ通信に合流していたが、自身より上位ティアに対するグループディスカバリ信号が発見されないと、UEの移動によって自身が当該グループの最上位ティアとなるように、すなわち、自身がグループ通信を最初に活性化したかのように動作するようにティアカウンタなどを設定する。このとき、複数のUEが同時に最上位ティアになることを防止するために、一連の確率的な過程を経て最上位ティアとなるように規定することもできる。
以下では、グループ通信を行う際の送信電力制御動作を説明する。
特定UEが送信したデータを複数のUEが受信する場合、UEの位置によって、送信電力が適切かどうかが異なってくる。一例として、UE1が送信したデータをUE2及びUE3が受信したが、UE2は相対的にUE1に近接しているのに対し、UE3は相対的に遠くに位置していると、UE2の立場では送信電力を低減してもグループ通信に影響が少ないと判断し、UE3の立場では送信電力を増加する必要があると判断するはずである。一般に、グループ通信の主な目的は、全体UEに安定してデータを受信させることにあるため、この場合には、UE3の立場を反映して送信電力を増加させることが好ましい。
そこで、本発明では、単一UEが送信したデータを複数のUEが受信する時、送信電力を増加させる必要があると判断したUEのみがその事実をフィードバックすることを提案する。このフィードバックを受信した送信UEは、少なくとも一つの受信UEが送信電力を増加させるように要求したと判断し、一定レベルだけ送信電力を増加させる。もし何らのフィードバック信号もないと、今の送信電力で充分であると判断することができる。
複数のUEが同時にフィードバック信号を送信してもよく、この場合、このフィードバック信号を送信できる時間及び周波数リソースは事前に定められることが好ましい。一例として、送信データの終了時点から定められた時間だけ離れた時点で送信されるように規定することができる。また、複数のUEが送信したフィードバック信号が有効に受信されなければならず、よって、このフィードバック信号は、あらかじめ定められた特定のシグネチャ(signature)の形態にすることができ、オン−オフキイーング(on−off keying)を用いるものと解釈することができる。すなわち、フィードバック信号を送信するか否かが、送信電力の増加を要求するか否かを示すことができる。
送信UEは、一定時間或いは一定回数の送信データに対して何らの送信電力増加要求も受信しないと、現在の送信電力が過度に高く設定されていると判断し、送信電力を一定レベル下げるように動作することができる。
図15は、本発明の実施例に係るグループ通信における電力制御方式を例示するフローチャートである。特に、図15で、D1、D2はそれぞれ、送信電力を上げたり下げる単位であり、T回の連続した送信に対してフィードバックがない場合、送信電力を下げる動作を仮定する。
図15を参照すると、まず、段階1501で、UE(具体的に、グループ通信の送信UE)は、初期送信電力をPに設定し、カウンタを0に初期化した後、段階1503で、送信電力Pでグループ通信データを送信する。その後、UEは、段階1505で、電力制御フィードバックチャネルを測定し、段階1507で、特定フィードバックがあるか否か感知する。
仮に、フィードバックがあると、段階1509で、送信電力PをD1だけ増加させ、Nを0に設定する。しかし、フィードバックがないと、段階1511で、Nを1だけ増加させ、段階1513で、NとTが同一であるか判断する。
NとTが同一でないと、段階1503に戻り、送信電力Pでグループ通信データを送信する。しかし、NとTが同一であると、送信電力PをD2だけ減少させ、Nを0に設定した後、D2だけ減少した送信電力でグループ通信データを送信する。
以上では、UEの送信するフィードバックは、送信電力が充分であるか否かを示すと仮定したが、実際には、各UEの受信した信号の品質が所望のレベル、例えば、一定のエラー確率以下で受信されるようなレベル以上であるか否かを示すと仮定してもよく、特に、当該グループ通信データで用いたMCSによって所望の信号品質レベルを変更可能にできる。また、信号品質レベルが所望のレベル以下だというフィードバックを受信した送信UEは、送信電力を調節する代わりに、MCSを調節し、周波数効率(spectral efficiency)のより低い方式を用いる形態で送信電力の不足に対応することができる。
また、送信電力調節とMCS調節を混合してもよい。UEの送信電力が低い場合に、信号品質レベルが所望のレベル以下だというフィードバックを受信すると、当該UEは、送信電力を増加させるように動作するが、送信電力が一定レベルに到達したにもかかわらず、信号品質レベルが所望のレベル以下だというフィードバックを受信すると、より低い周波数効率のMCSを用いるように動作することができ、この場合には、送信電力をそれ以上増加させず、次のフィードバックを受信するまでは維持するように動作することもできる。ただし、このような方式は、用いられたMCSが一定周波数効率以上を達成するように設定された状況に制限することができる。
図16は、本発明の実施例に係るグループ通信における電力制御方式を例示する図である。
図16を参照すると、特定送信UEは、信号品質レベルが所望のレベル以下だというフィードバックを続けて受信すると、送信電力とMCSを調節する動作を行う。具体的には、はじめには送信電力を増加するが、一定レベルの送信電力に到達すると送信電力を維持したままMCS方式の周波数効率を減らし、続けてフィードバックを受信すると、再び一定レベルに到達するまで送信電力を上げる動作を繰り返す。以上で説明した送信電力及びMCS調節の原理を1対1D2D通信に適用してもよいことは明らかである。
図17は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図17を参照すると、通信装置1700は、プロセッサ1710、メモリ1720、RFモジュール1730、ディスプレイモジュール1740、及びユーザインターフェースモジュール1750を備えている。
通信装置1700は説明の便宜のために示されたもので、一部のモジュールは省略されてもよい。また、通信装置1700は必要なモジュールをさらに備えることができる。また、通信装置1700において、一部のモジュールは、より細分化したモジュールに区分することができる。プロセッサ1710は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を実行するように構成される。具体的に、プロセッサ1710の詳細な動作は、図1乃至図16に記載された内容を参照することができる。
メモリ1720は、プロセッサ1710に接続し、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを格納する。RFモジュール1730は、プロセッサ1710に接続し、基底帯域信号を無線信号に変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換する機能を果たす。そのために、RFモジュール1730は、アナログ変換、増幅、フィルタリング及び周波数アップコンバート又はこれらの逆過程を行う。ディスプレイモジュール1740は、プロセッサ1710に接続し、様々な情報をディスプレイする。ディスプレイモジュール1740は、これに制限されるものではないが、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Light Emitting Diode)のような周知の要素を用いることができる。ユーザインターフェースモジュール1750は、プロセッサ1710に接続し、キーパッド、タッチスクリーンなどのような周知のユーザインターフェースの組合せで構成可能である。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替わってもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりできるということは明らかである。
本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現では、本発明の一実施例は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現では、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順、関数などの形態として具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって駆動可能である。メモリユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で別の特定の形態に具体化できるということが当業者にとっては自明である。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈によって決定すべきであり、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。

Claims (8)

  1. 無線通信システムにおいて、ユーザ端末(UE)が端末間直接(D2D)リンクのための同期信号を送信する方法であって、
    前記D2Dリンクのための複数の第1の同期信号を複数の第1のUEから受信するステップであって、前記複数の第1の同期信号のそれぞれが第1の同期信号に対応する優先順位についての情報を含む、ステップと、
    少なくとも一つの第1の同期信号の受信品質を用いて、最も高い優先順位を有する前記少なくとも一つの第1の同期信号の一つを選択するステップと、
    前記選択された第1の同期信号の受信品質がしきい値より低い時、前記選択した第1の同期信号を用いて、前記D2Dリンクのための第2の同期信号を生成するステップと、
    前記第2の同期信号を少なくとも一つの第2のUEへ送信するステップと、を含み、
    前記優先順位は、前記第1の同期信号に対応して受信するための通路の数にしたがって決定される、送信方法。
  2. 前記第2の同期信号を生成するステップは、前記選択された第1の同期信号の優先順位を用いて前記第2の同期信号の優先順位を設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択された第1の同期信号を用いて、同期を取るステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通路の数が増加する時、前記優先順位は、減少する、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおけるユーザ装置(UE)であって、
    端末間直接(D2D)リンクのための複数の第1の同期信号を複数の第1のUEから受信し、第2の同期信号を少なくとも一つの第2のUEへ送信する無線周波数(RF)モジュールと、
    少なくとも一つの第1の同期信号の受信品質を用いて、最も高い優先順位を有する前記少なくとも一つの第1の同期信号の一つを選択し、前記選択された第1の同期信号の受信品質がしきい値より低い時、前記選択された第1の同期信号を用いて、前記D2Dリンクのための前記第2の同期信号を生成するプロセッサと、
    を含み、
    前記優先順位は、第1の同期信号に対応して受信するための通路の数にしたがって決定される、UE。
  6. 前記プロセッサは、前記選択された第1の同期信号の優先順位を用いて、前記第2の同期信号の優先順位を設定する、請求項に記載のUE。
  7. 前記プロセッサは、前記選択された第1の同期信号を用いて、同期を取る、請求項に記載のUE。
  8. 前記通路の数が増加する時、前記優先順位は、減少する、請求項に記載のUE。
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