JP2008219526A - 無線端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、メッシュネットワークで高効率のアクセスネットワークを達成するためのタイミング同期とホップ数判定を行うことのできる無線装置を提供する。
【解決手段】
本発明は、本発明は、有線ネットワークなど外部ネットワークにつながるゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて、ゲートウェイから同期用信号を送ることで周囲の端末のタイミング同期を取り、さらにその同期タイミングに合わせて同期用信号を受信端末からネットワーク内に、中継することに、より広い範囲の同期を取得する。
【選択図】図1
【解決手段】
本発明は、本発明は、有線ネットワークなど外部ネットワークにつながるゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて、ゲートウェイから同期用信号を送ることで周囲の端末のタイミング同期を取り、さらにその同期タイミングに合わせて同期用信号を受信端末からネットワーク内に、中継することに、より広い範囲の同期を取得する。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部ネットワークとつながるゲートウェイを中心としたツリー型のメッシュネットワークにおいて、基地局をトリガーとして同期信号を発生し、それを中継することによって同期とゲートウェイからのホップ数を把握する無線端末に関する。さらには、ホップ数を利用して端末に複数アンテナを備える場合のリンク数制御方法とアンテナ制御手法を備えた無線端末に関する。
近年インターネットの発展に伴い、いつでもどこでもインターネットに接続可能なネットワークの構築に対する要求が高まっている。これらの要求に対して、メッシュネットワークのインターネットアクセスへの応用が検討されている。メッシュネットワークは複数のアクセスポイントおよび端末(以降これらをまとめてノードと呼ぶ)を無線ネットワークで相互接続し、目的ノードが通信範囲内に無い場合でも他のノードをマルチホップ中継し目的ノードまでデータを伝達するネットワークである。
メッシュネットワークによるインターネットアクセスでは、インターネット向けの全トラヒックがゲートウェイ用ノード(GW)を経由する。そのため、GW付近では多数のパケットが集中することになり、通信に利用できる帯域が不足する可能性が高い。また、帯域の不足がネットワーク全体の特性劣化の要因となる可能性がある。
即ち、メッシュネットワークは複数の無線端末を相互に無線接続し、データ伝送時にその無線機間を中継させることで直接通信のできない遠方の無線端末同士の通信の行うことのできる無線ネットワークである。メッシュネットワークの応用として、インターネットなど有線ネットワークへのアクセスを無線回線を用いて実現するサービスに利用することが可能である。
通常このような無線ネットワークアクセスシステムでは有線ネットワークと接続されるゲートウェイと呼ばれる無線機をエリア全体に敷き詰め、ネットワークへアクセスしたい端末は直接ゲートウェイに無線で接続する方式を取ることが多い。
児島、藤井、神谷、鈴木、"STBC 分散ARQ によるOFDMアドホックネットワーク、"2005年5月アドホックネットワーク研究会予稿
児島、藤井、神谷、鈴木、"STBC 分散ARQ によるOFDMアドホックネットワーク、"2005年5月アドホックネットワーク研究会予稿
しかし、サービスエリアを拡大するためには、このゲートウェイを多数設置する必要があり、それぞれのゲートウェイにネットワークアクセスのための回線敷設が必要となるため、高いコストがかかる問題があった。その解決策として近年メッシュネットワークの利用が盛んである。無線メッシュネットワークはゲートウェイから端末まで直接届かないような環境であっても、周囲の無線機を中継させることにより、通信可能エリアを拡大することが可能となる。
このような無線ネットワークではゲートウェイを中心としたツリー型のネットワーク構成をとることで、端末とゲートウェイとの間でのルート形成が可能となる。さらにこのようなツリー型構成では、ツリーの元となるゲートウェイを中心としてネットワークの制御を行うことができる特徴がある。
ネットワークの制御はメッシュネットワークにおいて秩序を保った通信を行うことが可能となるなど、効率的なネットワーク構成には重要な技術となってくる。このような制御技術の一つとして、複数の端末の間で同期を取って通信を行う同期方式が挙げられる。
ゲートウェイを中心とするツリー構造のネットワークを利用する場合、その信号伝送時にあらかじめフレームと呼ばれる単位に時間を区切ってデータの中継を行うことで、中継時の遅延増加の抑制や、端末での信号処理の制御(たとえば端末でのアンテナ指向性を変化させるあだプティプアレーアンテナなど)、無線機の電力消費抑制のための端末電源管理を行う際などにフレーム化が重要になってくる。
また、メッシュネットワークでは、中継無線機の信号処理や中継経路選択のために当該無線機からゲートウェイまで、どの程度の中継数(ホップ数)で達することができるのかというものが重要となる。
そこで、本発明ではメッシュネットワークで高効率のアクセスネットワークを達成するためのタイミング同期とホップ数判定を行うことのできる同期取得方法、同期補足方法及びホップ数把握方法及び手段を供えた無線装置を提案することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、有線ネットワークなど外部ネットワークにつながるゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて、ゲートウェイから同期用信号を送ることで周囲の端末のタイミング同期を取り、さらにその同期タイミングに合わせて同期用信号を受信端末からネットワーク内に中継することにより広い範囲の同期を取得する同期取得手段を備えることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、同期取得方法において、同期用信号の中継時に周囲の端末と連携して同時に信号を送信する同期補足手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、前記同期取得機能、若しくは前記同期補足機能における信号の中継回数を把握することでゲートウェイまでのルートのホップ数をカウントするホップ数把握手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、到着同期用信号の受信電力によってホップ数の補正を行うホップ数把握手段を備えることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、前記ゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて複数アンテナ持つ無線機のゲートウェイまでのホップ数により当該無線機に収用する上限リンク数を制御するリンク数制御手段を備えることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、前記ゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいてゲートウェイまでのホップ数に応じて中継無線機およびゲートウェイが備えるアンテナ数およびアンテナウェイト制御手法を決定するアンテナ制御手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、有線ネットワークなど外部ネットワークにつながるゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて、ゲートウェイから同期用信号を送ることで周囲の端末のタイミング同期を取り、さらにその同期タイミングに合わせて同期用信号を受信端末からネットワーク内に、中継することに、より広い範囲の同期を取得する方式を提案する。
また上記の同期方式において、同期用信号の中継時に周囲の端末と連携して同時に信号を送信する同期補足方式を提案する。
また更に上記2つの同期方式の信号の中継回数を把握することでゲートウェイまでのルートのホップ数をカウントするホップ数把握方式を提案する。
また更に上記2つの同期方式の信号の中継回数を把握することでゲートウェイまでのルートのホップ数をカウントするホップ数把握方式を提案する。
また上記3つに加え、到着同期用信号の受信電力によってホップ数の補正を行うホップ数把握方式を提案する。
更にゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて複数アンテナ持つ無線機のゲートウェイまでのホップ数により当該無線機に収用する上限リンク数を制御する方式を提案する。
また更にゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいてゲートウェイまでのホップ数に応じて中継無線機およびゲートウェイが備えるアンテナ数およびアンテナウェイト制御手法を決定する方式を提案する。
本発明はまずゲートウェイから同期用の既知信号をあて先の指定をせずに送信(ブロードキャスト)する。次にこの同期用信号を受信した端末はゲートウェイから送信された信号により取られた同期タイミングを用いて、周囲に同期用信号をブロードキャストする。これを繰り返すことによって、ツリー全体の同期タイミングを合わせるものである。ここでのポイントは同期信号中継端末が中継する際に周囲の端末と同時に同期信号をブロードキャストするところにあり、そのブロードキャストを同時に行うために、本発明ではゲートウェイがトリガーとなる同期制御信号を毎回送信し、複数端末の送信タイミングのわずかな差に対する耐性の強いOFDM信号もしくはスペクトル拡散信号を利用する。
また、中継時に同期信号に記載されるゲートウェイからのホップ数を利用して、同期用信号を受信した無線機がゲートウェイから何ホップ目に存在するのかを把握する仕組みを持つ。
以上により、本発明ではGWや中継ノードにアンテナを複数設置し、複数の信号を同時に受信することにより、GW付近の輻輳軽減を図ることができる。
また、中継時に同期信号に記載されるゲートウェイからのホップ数を利用して、同期用信号を受信した無線機がゲートウェイから何ホップ目に存在するのかを把握する仕組みを持つ。
以上により、本発明ではGWや中継ノードにアンテナを複数設置し、複数の信号を同時に受信することにより、GW付近の輻輳軽減を図ることができる。
以下に実施の形態をあげて本発明を説明するが、本発明が以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。図中、同一の機能及び用途を有するものについては同様の符号を付して説明を省略する。
本発明はゲートウェイを中心としたメッシュネットワークにおいて、効率的にネットワーク内のタイミングを合わせる同期手法および同期機能を持つ無線端末に関するものである。本メッシュネットワークは複数の分散無線機を相互に無線で接続し、さらに有線ネットワークとのインタフェースとしてゲートウェイ機能を持つ無線機が一つ設置されている環境を考える。
ゲートウェイはインターネットなどの有線ネットワークと接続されているため、周囲の無線機が有線ネットワークとのアクセスを行いたい場合にはゲートウェイに向けて信号を中継伝送することとなる。このような無線機のネットワークは中継端末として固定した無線機を考えても良いし、中継端末を移動端末としても良い。
また、固定のメッシュネットワークを構築し、その上でそのメッシュネットワークに対して移動端末がアクセスし、無線によるインターネット接続サービスを行うような形態も考えられる。
このように一つのゲートウェイに対して周囲の中継機能を持つ無線機が配置されているネットワーク構成をとる場合、効率的なパケット伝送はツリー状の経路で達成されることになる。マルチホップで伝送されるメッシュネットワークでは、周囲の端末間でタイムスロットを共有すると、中継のための送信タイミングを予約することによる伝送遅延の減少や、端末の電力消費量を抑えるための回路休止時のタイミングあわせ、適応的なアンテナ制御など様々なメリットがある。
一方で、無線メッシュネットワークのように分散して無線機が配置されているネットワークにおいて、それらの無線機のタイミングを同期させるのは簡単ではない。通常のセルラー通信のような通信エリア内の端末はすべて基地局によって1ホップでカバーできる場合は同期取得も簡単であるが、メッシュネットワークでは同期情報も複数ホップの到達が必要となる。
ツリー構造型のメッシュネットワークにおいて同期を取得する方法の一つとして、ゲートウェイが同期用信号を送り、それを受け取った周囲の端末が、同期信号をあて先の指定をしないで中継しながら同期を取るフラッディングと呼ばれる手法がある。しかし、同期を取るために全端末が順に同期信号を送信する必要があり、同期確保までに非常に時間がかかる問題がある。そこで、本発明ではこの同期信号をゲートウェイからのホップ数毎に同時に送信できる方法を考えた。
本発明ではゲートウェイが同期信号を送信する点では従来のマルチホップ通信の同期手法と同様の手法を採用する。このゲートウェイが送信する同期信号を受信した中継端末は、従来周囲の中継端末とタイミングが同時に送信しないように、キャリアセンスを行い一定以上に信号が周囲から到達した場合に送信を休止する手法や、送信までの待機時間を変更する手法をとっていた。
本発明の方式では、同期信号を受信した端末は周囲の端末が信号を送信しているかどうかはチェックせずに同期信号を送信する手法をとる。通常、無線通信では複数の信号が同時に送信された場合互いに干渉状況となり、受信側で干渉となる。本検討では、複数の信号が同時に送信された場合でも同期が取れるようにする手法として、以下の2つの方式の採用を検討している。
1.同期信号にスペクトル拡散信号を利用(Pseudo
Random Noise(PN)系列などを利用して、複数信号が同時に送信されてもピーク検出により、同期タイミングは把握できる手法)
2.同期信号にOrthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)信号を利用。OFDM信号はタイミングオフセットがガードインターバルと呼ばれる信号の繰り返し区間に収まっていれば相互干渉にならない。
Random Noise(PN)系列などを利用して、複数信号が同時に送信されてもピーク検出により、同期タイミングは把握できる手法)
2.同期信号にOrthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)信号を利用。OFDM信号はタイミングオフセットがガードインターバルと呼ばれる信号の繰り返し区間に収まっていれば相互干渉にならない。
どちらの手法とも、送信する同期信号はすべての端末で同一のものを用いる。同一の信号を用いる際に、複数の信号が同時に到来した場合でも時間タイミングのずれによる相互干渉が発生しないよう、上記2つの方式を利用すれば信号のタイミングの取得と通信時に含まれる情報の読み取りは可能となる。
これを複数の無線端末で繰り返し動作させることで、ゲートウェイを中心にドーナツ円状に届いた端末から同期が取れることになる。さらに、一つのドーナツ円の同期にかかる時間は一つの同期信号送信にかかる時間に収まる。
同期信号の構成は同期取得用にあらかじめ決められた既知系列を先頭に、絶対時刻情報、ゲートウェイの情報などが送信される。これらの情報は中継時にも同一の信号を送信することで複数端末が同時に送信した場合でも、前述のスペクトル拡散信号もしくはOFDM信号を活用することで、データ復調が可能となる。これらの情報に加えて受信信号がゲートウェイからいくつのホップ数で到達したかの情報を同期信号に格納して送る。
この情報は中継毎に変化させる必要がある。ゲートウェイが最初に送信する同期信号にはホップ数H=0の情報が入る。次に、その信号を受信した中継端末はホップ数の情報を1増やしH=H+1として同期信号の中継を行う。この時、中継端末は自分がゲートウェイからいくつのホップ数に居るかを把握するために受信信号に含まれるHに1を足した(H+1)の情報をメモリに格納する。これを繰り返して送信を行うことで、中継端末はタイミングの同期と同時にゲートウェイからのホップ数を把握することが可能となる。
以上のように同期とゲートウェイからのホップ数を併せて取得することが可能な手法である。
以上のように同期とゲートウェイからのホップ数を併せて取得することが可能な手法である。
このように同期を取りつつ、ホップ数を把握するための中継無線機の動作例を次に示す。
1. 受信待機
2. 同期信号到来、同期補足
3. 同期信号に示されているホップ数Hを読み出し
4. ホップ数カウンタを1つ増加
5. あらかじめ決められた待機時間後、同期信号を周囲の端末と同じタイミングで送信
これを全端末が行うことでゲートウェイを中心として同期が可能となる。
1. 受信待機
2. 同期信号到来、同期補足
3. 同期信号に示されているホップ数Hを読み出し
4. ホップ数カウンタを1つ増加
5. あらかじめ決められた待機時間後、同期信号を周囲の端末と同じタイミングで送信
これを全端末が行うことでゲートウェイを中心として同期が可能となる。
本発明を用いてゲートウェイを中心とする同期補足、およびゲートウェイからのホップ数の補足が可能となると以下のような効果がある。
1.ネットワーク全体の同期
ゲートウェイを中心とした同期を確保することで、ネットワーク全体での同期状態を確保することが可能となる。通常の同期方式と比べて、ゲートウェイをトリガーとして同時送信を行いながら同期を確保できるため、同期にかかるまでの時間が短くなる上、同時送信により周波数の無駄な利用も必要ないところに特徴がある。このようにして取得した同期により以下に示す2、3の効果がある。
ゲートウェイを中心とした同期を確保することで、ネットワーク全体での同期状態を確保することが可能となる。通常の同期方式と比べて、ゲートウェイをトリガーとして同時送信を行いながら同期を確保できるため、同期にかかるまでの時間が短くなる上、同時送信により周波数の無駄な利用も必要ないところに特徴がある。このようにして取得した同期により以下に示す2、3の効果がある。
2.ネットワーク同期による送受信タイミング制御
マルチホップネットワークでは特定の端末が送信している間は、周囲の端末は送信待ち状態となるため、ネットワークが混在している場合には送信データが到着するまでの時間が環境によって変化してしまう状況が考えられる。本システムのように同期が取れた環境では、送信端末からデータが中継されてくるタイミングをあらかじめ知ることで、利用チャネルの予約などが可能となり送信完了までにかかる時間が短縮できる利点がある。たとえば、端末1⇒端末2⇒端末3と信号を中継伝送する際に端末1から端末2に対してあるフレームでデータ送信が行われている場合に、端末2かから端末3のスロットをあらかじめ予約状態にして待機することで、データ伝送遅延を少なくすることが可能となる。
マルチホップネットワークでは特定の端末が送信している間は、周囲の端末は送信待ち状態となるため、ネットワークが混在している場合には送信データが到着するまでの時間が環境によって変化してしまう状況が考えられる。本システムのように同期が取れた環境では、送信端末からデータが中継されてくるタイミングをあらかじめ知ることで、利用チャネルの予約などが可能となり送信完了までにかかる時間が短縮できる利点がある。たとえば、端末1⇒端末2⇒端末3と信号を中継伝送する際に端末1から端末2に対してあるフレームでデータ送信が行われている場合に、端末2かから端末3のスロットをあらかじめ予約状態にして待機することで、データ伝送遅延を少なくすることが可能となる。
3.ネットワーク同期による電力消費抑制法
ネットワーク同期を取得できた場合には電力消費の抑制のために端末がアウェイク(受信可能な状態)となる時間およびスリープ(受信不可能な状態)となる時間の制御が可能となる。端末はアウェイクのときに周囲からの信号を受信することが可能となる。一方、スリープ時は回路を停止させることで電力消費の抑制を行うために、信号の受信ができない。そのため、本研究で用いるようなマルチホップネットワークではタイミングの同期が取れていない場合には、スリープ時にデータ伝送を見逃す恐れがある。これに対して、本発明で同期状態を保つことで、アウェイクになる時間をネットワーク全体で共有することが可能となる。結果としてタイミング同期を確保することでアウェイクとスリープ時間の制御が可能となり、データ伝送効率を保ったまま、電力消費抑制が可能となる。
ネットワーク同期を取得できた場合には電力消費の抑制のために端末がアウェイク(受信可能な状態)となる時間およびスリープ(受信不可能な状態)となる時間の制御が可能となる。端末はアウェイクのときに周囲からの信号を受信することが可能となる。一方、スリープ時は回路を停止させることで電力消費の抑制を行うために、信号の受信ができない。そのため、本研究で用いるようなマルチホップネットワークではタイミングの同期が取れていない場合には、スリープ時にデータ伝送を見逃す恐れがある。これに対して、本発明で同期状態を保つことで、アウェイクになる時間をネットワーク全体で共有することが可能となる。結果としてタイミング同期を確保することでアウェイクとスリープ時間の制御が可能となり、データ伝送効率を保ったまま、電力消費抑制が可能となる。
4.ゲートウェイまでのホップ数の把握
一方、本発明で行う同期手法は周囲の複数端末が同時に同期信号を送信するときに、同時に送信する端末はゲートウェイからのホップ数が等しいという特性を利用して、中継無線機のネットワーク内でのゲートウェイからのホップ数を把握することが可能である。通常ホップ数の把握はフラッディングと呼ばれるホップカウント用のパケットを周囲の端末と同時に送信しないように調整して送信することとなる。このような手法ではホップ数把握に時間がかかる上、ホップカウント用のパケットが大回りしてホップした場合など正確なホップカウントが難しい。本発明ではこのようなホップ数把握にかかる時間の削減とホップカウント用パケットの大回り伝送を回避することがで、高速で確実なホップ数の把握ができる。
一方、本発明で行う同期手法は周囲の複数端末が同時に同期信号を送信するときに、同時に送信する端末はゲートウェイからのホップ数が等しいという特性を利用して、中継無線機のネットワーク内でのゲートウェイからのホップ数を把握することが可能である。通常ホップ数の把握はフラッディングと呼ばれるホップカウント用のパケットを周囲の端末と同時に送信しないように調整して送信することとなる。このような手法ではホップ数把握に時間がかかる上、ホップカウント用のパケットが大回りしてホップした場合など正確なホップカウントが難しい。本発明ではこのようなホップ数把握にかかる時間の削減とホップカウント用パケットの大回り伝送を回避することがで、高速で確実なホップ数の把握ができる。
5.ホップ数を指標にした送信データ制御
上記のホップ数把握はその端末が中継端末から最低何ホップの位置にいるのかがわかるため、その後データ中継時のルート構築の参考になり、さらに送信データを送る場合にホップ数からその送信の可否を判断することも可能となる。
上記のホップ数把握はその端末が中継端末から最低何ホップの位置にいるのかがわかるため、その後データ中継時のルート構築の参考になり、さらに送信データを送る場合にホップ数からその送信の可否を判断することも可能となる。
6.ホップ数を指標にしたアンテナ制御手法の変更(追加資料あり)
ゲートウェイを中心としたツリー構造のネットワークにおいては、ゲートウェイに向かって前端末が有線ネットワークへのデータを送信するためにゲートウェイ付近のトラヒックが非常に大きくなる。一方でゲートウェイから離れた場所ではそこを通る中継パケット数も少ないため、トラヒックには余裕がある。そのため、ゲートウェイ付近がボトルネックとなり、ネットワーク全体のデータレートが限界になるおそれがある。
ゲートウェイを中心としたツリー構造のネットワークにおいては、ゲートウェイに向かって前端末が有線ネットワークへのデータを送信するためにゲートウェイ付近のトラヒックが非常に大きくなる。一方でゲートウェイから離れた場所ではそこを通る中継パケット数も少ないため、トラヒックには余裕がある。そのため、ゲートウェイ付近がボトルネックとなり、ネットワーク全体のデータレートが限界になるおそれがある。
そこで、上記同期時に取得したホップ数に応じて、アンテナのウェイト制御手法を変更するものである。通常複数アンテナからなる端末はそのアンテナウェイトを適応的に変化させることで、希望信号を確実に受信し、干渉信号を排除することが可能である。
このような手法を利用すればゲートウェイなどトラヒックの集中するところは多重度を増すことで、同時に複数の信号を収用する手法が利用できる。しかし、すべての端末に対してこのようなウェイト制御を行うのは結局ゲートウェイに集まるトラヒックを増やすだけである。
そのようにゲートウェイから離れた端末では複数アンテナを持つ場合はビーム制御による到達距離の改善など複数アンテナに求められる機能が異なる。このようにアンテナの制御手法を設計する際の手法として、本発明で取得したホップ数の情報が利用可能である。
(アンテナ本数選択手法)
本研究ではゲートウェイからのホップ数に応じて各ノードのバランスのよいアンテナ数を求め、ネットワーク全体の特性について検討する。
本研究ではゲートウェイからのホップ数に応じて各ノードのバランスのよいアンテナ数を求め、ネットワーク全体の特性について検討する。
図1を元に説明する。半径Rの領域内に配置したすべてのノードが円の中心に配置した目的ノード(ゲートウェイ)へパケットを送信することを想定する。ゲートウェイと直接通信できる距離にあるノードはパケットを直接送信し、直接通信できないノードは間にあるノードを介してマルチホップでパケットを送信する。このとき、ゲートウェイから半径rの円内に流入するパケットの総量は、半径rより外側のドーナツ状の領域で発生するパケットの総量に等しくなる。以降、ドーナツ状領域の内側の半径をr 、ネットワークの外側の半径をRと表記する。
ここで、すべてのノードの通信可能距離が等しいとすると、ゲートウェイと直接通信できるノードは、ゲートウェイを中心にノードの通信可能距離dを半径とする円内の領域に収まる。その領域には内側の半径r=dのドーナツ状領域で発生するパケットが流入することになる。また、ゲートウェイとの間でノードを1つだけ介して通信できるノード、つまり送信パケットがホップ数2でゲートウェイに届くノードは、半径2dの円内に収まり、その領域にはr=2dのドーナツ状領域で発生するパケットが流入する。ホップ数3以上でゲートウェイに届くノードについても同様に考えると、それぞれのホップ数のノードが処理しなければならないトラヒックの比率は、「r=(通信可能距離)×(ホップ数)」のドーナツ状の領域の面積の比に近づくことが予想される。提案手法ではこの面積比よりホップ数毎の必要アンテナ数を求める。
内側の半径をr 、外側の半径をRとするドーナツ状領域の面積Sは式(1)より求められる。
(式1)
R=100[m] 、各ノードの通信可能距離をd=25[m]とすると、r=0、 d、 2d、 3dのときのドーナツ状領域の面積は表1のようになる。
内側の半径をr 、外側の半径をRとするドーナツ状領域の面積Sは式(1)より求められる。
R=100[m] 、各ノードの通信可能距離をd=25[m]とすると、r=0、 d、 2d、 3dのときのドーナツ状領域の面積は表1のようになる。
「Sn/S3」は、ドーナツ状領域の面積を最も外側の面積で正規化したものである。これより、r=3dのドーナツ状領域で発生するトラヒックを1とすると、ネットワーク全体で発生するトラヒック、つまりゲートウェイに流入するトラヒックの割合は2.29となることが分かる.同様に考えて、領域S1、つまりゲートウェイからホップ数1の領域に流入するトラヒック割合は2.14となる。提案手法ではこれらの値を必要なアンテナ数とし、ゲートウェイのアンテナ数NをN=4、ホップ数が2以下のノードではN=2、その他のノードはN=1とする。中心のゲートウェイは本解析からアンテナ数は3でも良いが、通常アレーアンテナのアンテナ数は2のべき乗を取ることが多いため、若干のマージンを含めて4とした。このときのネットワーク全体の特性を検討する。
複数のアンテナのウェイトを適応的に制御し、複数の信号を分離する手法をアダプティブアレーアンテナと言う。本研究ではこのアダプティブアレーアンテナを各中継ノードで用いることを想定し、異なる複数の信号を同時に受信することでGW付近の輻輳を軽減する手法を提案する。
またアンテナを複数設置するノードや設置するアンテナ本数の選択手法を検討する。ここではアンテナを複数持つノードはアンテナ本数に相当する異なる信号を同時に受信できると仮定し効果の確認を行う。
次に本論文では各ノードに設置するアンテナ数のバランス向上設計を行う。アダプティブアレーアンテナではアンテナ数が多いほど同一ノードへの多元接続数が増加するが、ネットワーク全体のスループットを高めるには過剰なアンテナ数はボトルネックとなるノードの所要メモリが増えるなど、更なる負荷を掛けることになる。
本研究で想定している、図1のような円状の領域内に配置されているノードから円の中心にあるGWへのパケット送信では、中心から半径rの円内に流入するパケット総量は、半径rより外側のドーナツ状領域Sで発生するパケット総量に等しい。提案手法では中心からの距離とGWからのホップ数とが比例関係にあると仮定し、GWからのホップ数に応じてノードに設置するアンテナ本数を表1のように割り振ることで、ネットワークスループットと伝送遅延の改善を図る。
(想定ネットワークモデル)
マルチホップによるデータ中継ネットワークを構築するには送信ノードから目的ノードへルート構築が必要となる。本研究ではRREQとRREPの交換によるルート構築を考えた。
ルート構築の様子を図2に示す。領域内のノードはGWを宛先とするRREQパケットをブロードキャストし、これを受信した他のノードはRREQをブロードキャストし中継する。RREQを受信したGWはRREPパケットをRREQがたどってきたルートで送信元のノードに送信する。これによりすべてのノードがGWへのルートを構築する。
マルチホップによるデータ中継ネットワークを構築するには送信ノードから目的ノードへルート構築が必要となる。本研究ではRREQとRREPの交換によるルート構築を考えた。
ルート構築の様子を図2に示す。領域内のノードはGWを宛先とするRREQパケットをブロードキャストし、これを受信した他のノードはRREQをブロードキャストし中継する。RREQを受信したGWはRREPパケットをRREQがたどってきたルートで送信元のノードに送信する。これによりすべてのノードがGWへのルートを構築する。
通常のメッシュネットワークのアクセスプロトコルとして利用が検討されているCSMA/CA方式は、受信中の端末の存在を検知できない隠れ端末問題により特性が大幅に劣化する。その隠れ端末による特性の劣化を回避するため、本論文ではCSMA/CAにRTS/CTSを組み合わせたMACプロトコルを利用する。通信手順を図3に示す。
ここでは本手法で用いる改良版RTS/CTSとして、複数アンテナに到来する信号数を多重可能な数に制限することで、ある受信ノードからCTSを受信した端末であっても、同一受信ノードへの送信であれば通信を行うことができることとした。また、キューを多く持つノードが優先的に帯域を利用できるようにするため、各タイムスロットではキューを多く持つノードから順番にRTS/CTSを交換する。これらを用いて本論文ではメッシュネットワークの特定のノードにおける輻輳回避手法を提案する。
(計算機シミュレーション)
提案手法の評価は計算機シミュレーションにより行った。各パラメータとして、周波数2.4GHz、送信電力−3dBm、電波伝搬は3乗則、キャリアセンスレベル−85dBm、雑音レベル−95dBm、所要SIR=10dB、パケット発生はノード毎に平均λのポアソン分布に従うものとする。ノードはGWを中心とする半径100mの円内に200個ランダムに配置し、すべて同期が取れているものとする。
RREQ/RREPの交換によるルート構築結果を図4に示す。アンテナ数増により同時に受信できる信号数を増やした結果、図5に示すようにネットワークスループットが大幅に向上した。図6では、提案したアンテナ本数選択手法では高トラヒック時における中継ノードでの伝送遅延が減少し、提案手法の有効性が確かめられた。ここで比較手法2はすべての中継ノードのアンテナ数を2とした場合、比較手法3は提案手法のGWアンテナ数のみを変えた場合である。
提案手法の評価は計算機シミュレーションにより行った。各パラメータとして、周波数2.4GHz、送信電力−3dBm、電波伝搬は3乗則、キャリアセンスレベル−85dBm、雑音レベル−95dBm、所要SIR=10dB、パケット発生はノード毎に平均λのポアソン分布に従うものとする。ノードはGWを中心とする半径100mの円内に200個ランダムに配置し、すべて同期が取れているものとする。
RREQ/RREPの交換によるルート構築結果を図4に示す。アンテナ数増により同時に受信できる信号数を増やした結果、図5に示すようにネットワークスループットが大幅に向上した。図6では、提案したアンテナ本数選択手法では高トラヒック時における中継ノードでの伝送遅延が減少し、提案手法の有効性が確かめられた。ここで比較手法2はすべての中継ノードのアンテナ数を2とした場合、比較手法3は提案手法のGWアンテナ数のみを変えた場合である。
上述の通り本発明は、同期信号同時中継による同期のための周波数利用効率改善手法を提案するものである。即ち、本提案手法では、同期用信号をGWからのホップ数毎に同時送信すること。また端末間の相互干渉回避の手法として(1)同期信号にスペクトル拡散信号を利用(2)同期信号にOFDM信号を利用する。この2つの方式による相互干渉回避の上でのネットワーク同期手法を提案できる。
以上の結果から、提案手法によるパケット伝送ではネットワークスループットが改善し、パケット到達時間を削減できることを確認した。今後の課題として、GWから遠方のノードは複数信号を受信する必要性が低いことが確かめられたことから、複数アンテナの他の活用法の検討が必要である。また、本研究によるシミュレーションでは、ウェイト制御などのアダプティブアレーアンテナのパラメータを考慮しておらず、より実環境に近いシミュレーションを行う必要がある。
尚、本発明は、無線インターネットアクセス、センサーネットワーク、アドホック無線ネットワーク、メッシュネットワークなどの分散ネットワークを活用したシステムに利用可能と考えられる。
Claims (6)
- 有線ネットワークなど外部ネットワークにつながるゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて、ゲートウェイから同期用信号を送ることで周囲の端末のタイミング同期を取り、さらにその同期タイミングに合わせて同期用信号を受信端末からネットワーク内に中継することにより広い範囲の同期を取得する同期取得手段を備えることを特徴とする無線端末。
- 請求項1記載の同期取得方法において、同期用信号の中継時に周囲の端末と連携して同時に信号を送信する同期補足手段を備えることを特徴とする無線端末。
- 前記同期取得機能、若しくは前記同期補足機能における信号の中継回数を把握することでゲートウェイまでのルートのホップ数をカウントするホップ数把握手段を備えることを特徴とする無線端末。
- 到着同期用信号の受信電力によってホップ数の補正を行うホップ数把握手段を備えることを特徴とする無線端末。
- 前記ゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいて複数アンテナ持つ無線機のゲートウェイまでのホップ数により当該無線機に収用する上限リンク数を制御するリンク数制御手段を備えることを特徴とする無線端末。
- 前記ゲートウェイを備えたメッシュネットワークにおいてゲートウェイまでのホップ数に応じて中継無線機およびゲートウェイが備えるアンテナ数およびアンテナウェイト制御手法を決定するアンテナ制御手段を備えることを特徴とする無線端末。
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