JP6121957B2 - 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの配線方法 - Google Patents

光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの配線方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば家屋の壁面への光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの配線方法に関するものである。
近年、FTTH(Fiber To The Home)の発展により、ユーザー宅などへの光ファイバケーブルの配線が頻繁に行われるようになってきた。ユーザー宅では、例えば、非特許文献1に開示されているような細径低摩擦インドアケーブルが使用される。この光ファイバケーブルは、室内の壁や通路等の壁面に、直接に配線することが困難なものである。このため、非特許文献1に示されるように、電線管内に設置したり、あるいは電線保護カバー内に設置したりされる。
また、住宅内におけるドア等の隙間に配線する光ファイバケーブルとして、特許文献1に開示されている光ファイバケーブルが知られている。この光ファイバケーブルは、扁平形状に形成され、粘着テープを用いて、ドア枠等に固定することができるようになっている。
特許第5380515号公報
電子情報通信学会2009年総合大会講演論文集 B−10−20
非特許文献1に開示されているような細径低摩擦インドアケーブルは、室内の壁や通路等の壁面に、直接に配線することが困難なものであるため、上記のように、光ファイバケーブル以外に電線管あるいは電線保護カバーが必要となる。このため、コストアップになるとともに、配線状態が嵩張り易くなる。また、電線管あるいは電線保護カバーを別途設置する必要がある分、配線の作業時間が長時間となる。
なお、細径の光ファイバケーブルは、壁面に露出して配線された場合に、物がぶつかることにより破損する恐れがある。また、細径の光ファイバケーブルは、破損した場合、その修復には、コネクタ等の専用の接続部材や光ファイバ心線を口出して切断するための専用の工具が必要となる。このため、専門の施工業者でなければ、破損個所の修復のための配線のやり直しや接続などを容易に行うことができない。
一方、特許文献1の光ファイバケーブルは、粘着テープによって設置面に直接に配線できるものであるから、非特許文献1の光ファイバケーブルが有する上記問題を回避することができる。特許文献1の光ファイバケーブルは、内部に光ファイバ心線を有するエレメント部が、エレメント部の左右両側のエレメント保護部と首部によって接続されている構成である。
しかしながら、特許文献1の光ファイバケーブルでは、光ファイバケーブルを、同一平面上において所望の角度に曲げて(左右方向に所望の角度に曲げて)配線することができない。また、仮にこのような配線ができたとしても、エレメント部を他のものの衝突から保護することができない。
すなわち、光ファイバケーブルを左右方向に所望の角度に曲げて配線する場合には、エレメント部から首部を分断し、エレメント部の左右両側のエレメント保護部を分断し、光ファイバケーブルの曲げ部分において、エレメント部を幅方向の外側の面を配線面側にして幅方向が配線面と交わる方向に立ち上がった状態とする必要がある。この場合、エレメント部の幅とエレメント保護部の厚さとの関係によっては、エレメント部がエレメント保護部よりも上方(配線面に対して垂直な方向)に突出することになる。このような場合には、エレメント部を他のものの衝突から保護することができない。
上記のような問題に対し、特許文献1には、エレメント部を他のものの衝突から保護するための、エレメント部とエレメント保護部との関係について検討されていない。
したがって、本発明は、光ファイバケーブルを、同一平面上において所望の角度に曲げて配線することができ、かつそのように配線した場合に、エレメント部を他のもの衝突から保護することができる光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの配線方法の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の光ファイバケーブルは、光ファイバ心線、および前記光ファイバ心線を被覆する外被を有し、光ファイバケーブルの長手方向に延びているエレメント部と、前記エレメント部の幅方向の両側に配置され、光ファイバケーブルの長手方向に延びているエレメント保護部と、前記エレメント部と前記エレメント保護部とを連結する首部とを備え、前記エレメント部の幅と前記エレメント保護部の厚さとの関係は、エレメント部の幅≦エレメント保護部の厚さであることを特徴としている。
上記の構成によれば、エレメント部から首部を分断し、エレメント部の左右両側のエレメント保護部を分断することにより、光ファイバケーブルを、同一平面上において所望の角度に曲げて、すなわち左右方向に所望の角度に曲げて配線することができる。この場合、光ファイバケーブルの曲げ部分において、エレメント部を幅方向の外側の面を配線面側にして幅方向が配線面と交わる方向に立ち上がった状態とする。ここで、エレメント部の幅とエレメント保護部の厚さとの関係は、エレメント部の幅≦エレメント保護部の厚さとなっているので、エレメント部の高さは、エレメント保護部の高さ以下となる。これにより、上記曲げ部分およびその周辺部に他のものが衝突した場合に、エレメント部をエレメント保護部によって保護することができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント部の下面の位置は、前記エレメント保護部の下面の位置よりも高くなっている構成としてもよい。
上記の構成によれば、エレメント部の下面の位置は、エレメント保護部の下面の位置よりも高くなっている。したがって、光ファイバケーブルを例えば壁面(配線面)に配線した場合に、エレメント部の下面と壁面との間に隙間が生じる。これにより、光ファイバケーブルの曲げ部分において、エレメント部を幅方向の外側の面を壁面側にして幅方向が壁面と交わる方向に立ち上がった状態とする場合に、この作業を容易に行うことができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部は、ピンが打ち込まれるピン打ち面を上面に有している構成としてもよい。
上記の構成によれば、光ファイバケーブルは、ピン打ち面に打ちこまれるピンにより堅牢に固定することができるので、安定した配線状態を維持することができる。さらに、壁面が壁紙であっても、光ファイバケーブルの撤去に際して壁紙を破損する恐れがない。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部は、上面に凹部を有し、前記凹部が前記ピン打ち面を有している構成としてもよい。
上記の構成によれば、エレメント保護部は、ピン打ち面を有する凹部を上面に有しているので、作業者は、光ファイバケーブルを例えば宅内の壁面に配線する場合に、例えばピン打ち用工具を使用し、ピン打ちにより光ファイバケーブルを容易に固定することができる。
すなわち、作業者は、ピン打ちの際に、エレメント保護部の凹部に向ってピンを打ち込めばよく、ピン打ちを打ちこむ位置を明確に認識しながら作業を行うことができる。これにより、ピンを所定のピン打ち位置すなわち凹部から外すことなく、また誤ってエレメント部にピンを打ち込んで光ファイバ心線を損傷するといったことがなく、ピン打ち作業を容易かつ適切に行うことができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部は、上面における幅方向の前記エレメント部側とは反対側の領域に光ファイバケーブルの長手方向に延びる凸部を有し、上面における幅方向の前記凸部から前記エレメント部側の領域が前記凹部となっており、前記凹部の底面が平坦な前記ピン打ち面である構成としてもよい。
上記の構成によれば、エレメント保護部は、上面における幅方向のエレメント部側とは反対側の領域に光ファイバケーブルの長手方向に延びる凸部を有している。また、エレメント保護部は、上面における幅方向の凸部からエレメント部側の領域が凹部となっており、凹部の底面は平坦なピン打ち面となっている。
したがって、作業者は、凸部を案内部として、ピン打ち面すなわち平坦面である凹部の底面にピン打ちを行うことができる。例えば、凸部を案内部としてピン打ち用工具を配置し、ピン打ち面にピン打ちを行うことができる。これにより、さらにピン打ち作業を容易かつ適切に行うことができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部の前記凹部は、光ファイバケーブルの長手方向に延びる溝部であり、前記溝部の内面が前記ピン打ち面となっている構成としてもよい。
上記の構成によれば、エレメント保護部のピンが打ちこまれる凹部は、内面がピン打ち面となっており、光ファイバケーブルの長手方向に延びる溝部である。したがって、作業者は、溝部を確認しながら容易にピン打ちを行うことができる。これにより、さらにピン打ち作業を容易かつ適切に行うことができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部は、前記ピン打ち面の真下の領域を除いた領域に、光ファイバケーブルの長手方向に延びる支持線が埋設されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、エレメント保護部は、ピン打ち面の真下の領域を除いた領域に、光ファイバケーブルの長手方向に延びる支持線が埋設されているので、光ファイバケーブルを固定するためのピン打ちが支持線によって妨害されることがない。
なお、支持線を鋼線とした場合には、光ファイバケーブルを配線する場合に、エレメント保護部すなわち光ファイバケーブルを容易に直線状態に配置することができる。
上記の光ファイバケーブルにおいて、前記エレメント保護部は、前記エレメント部側とは反対側の側面がエレメント部方向へ倒れ込むように傾斜している傾斜面となっている構成としてもよい。
上記の構成によれば、光ファイバケーブルは、物が引っ掛かったり、物が衝突したりし難くなっている。さらに、例えば宅内の壁面に配線した場合にも目立ち難くなっている。
本発明の光ファイバケーブルの配線方法は、上記のいずれかの光ファイバケーブルの配線方法であって、光ファイバケーブルを同一平面上において曲げて配線する場合の曲げ部分において、前記首部を切断して両側の前記エレメント保護部を前記エレメント部から切り離す工程と、前記曲げ部分の内側の前記エレメント保護部を、分断された内側の前記エレメント保護部同士が重ならないように切り欠くことにより、長手方向に分断する工程と、前記曲げ部分の外側のエレメント保護部を、長手方向に分断する工程とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、光ファイバケーブルを同一平面上において所望の角度に曲げて固定する場合において、分断された曲げ部分の内側のエレメント保護部同士が重なって嵩張るといったことがなく、光ファイバケーブルの作業を容易に行うことができる。
上記の光ファイバケーブルの配線方法は、前記光ファイバケーブルをピン打ちにより固定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、光ファイバケーブルは、ピンにより堅牢に固定されるので、安定した配線状態を維持することができる。さらに、壁面が壁紙であっても、光ファイバケーブルの撤去に際して壁紙を破損する恐れがない。
本発明の構成によれば、光ファイバケーブルを、同一平面上において所望の角度に曲げて配線することができ、かつそのように配線した場合に、エレメント部を他のもの衝突から保護することができる。
本発明の実施の形態の光ファイバケーブルの配線方法に使用する光ファイバケーブルを示す平面図である。 図1におけるA−A線矢視断面図である。 図2に示した光ファイバケーブルにおける各部の寸法関係の説明図である。 図1に示した光ファイバケーブルをピンにより例えば宅内の壁面に固定した状態を示す平面図である。 図4におけるB−B線矢視断面図である。 図6の(a)は、図1に示した光ファイバケーブルを90°曲げて配線する場合において、光ファイバケーブルの首部に切り込みを入れる工程を示す平面図、図6の(b)は、図1に示した光ファイバケーブルの曲げの内側のエレメント保護部を切り欠き、曲げの外側のエレメント保護部を切断する工程を示す平面図、図6の(c)は、図1に示した光ファイバケーブルを90°曲げて固定する工程を示す平面図、図6の(d)は、図6の(c)におけるE−E線矢視断面図である。 図1に示した光ファイバケーブルをステープルより壁面に固定した状を示す縦断面図である。 図1に示した光ファイバケーブルの他の例に係る光ファイバケーブルの構成を示す縦断面図である。 図1に示した光ファイバケーブルのさらに他の例に係る光ファイバケーブルの構成を示す縦断面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の実施の形態の光ファイバケーブルの配線方法に使用する光ファイバケーブルを示す平面図、図2は図1におけるA−A線矢視断面図である。
図1および図2に示すように、光ファイバケーブル1は、エレメント部11、2本のエレメント保護部12および2本の首部13を備えている。2本のエレメント保護部12は、エレメント部11の左右位置に配置され、首部13によってエレメント部11と連結されている。各首部13は、エレメント部11とエレメント保護部12とを光ファイバケーブル1の長手方向に連続して連結している。なお、各首部13は、エレメント部11とエレメント保護部12とを、連続的にではなく、間欠的に(不連続に)連結していてもよい。
エレメント部11は、光ファイバ心線21、線状の抗張力体22およびこれら光ファイバ心線21および抗張力体22を覆う外被23を有している。すなわち、エレメント部11は、外被23の内部に、光ファイバ心線21および線状の抗張力体22が埋設されている。
外被23の縦断面形状は、例えば横長のほぼ長方形である。光ファイバ心線21は外被23の中心部に配置され、抗張力体22は光ファイバ心線21の左右位置に配置されている。これら光ファイバ心線21および抗張力体22は、互いに平行に左右方向(横方向)に並び、光ファイバケーブル1の長手方向に延びている。
光ファイバ心線21は、例えば、中心に設けられるガラス光ファイバ、このガラス光ファイバの外周を被覆するファイバ被覆層、およびこのファイバ被覆層を被覆し、最外層を形成する着色層を備えている。
抗張力体22は、光ファイバケーブル1、特にエレメント部11の引っ張り力に対する延びを防止し、光ファイバ心線21を保護するものである。抗張力体22は、例えばアラミドFRPの他、ガラスFRPや鋼線等の金属線にて形成することができる。なお、抗張力体22は、エレメント保護部12を除去し、エレメント部11を光ローゼットなどの接続箱に引込むことを考慮した場合、アラミドFRPのように、可撓性、耐座屈性に優れた線条体にて形成することが好ましい。抗張力体22の断面形状は、図2に示した円形の他に、方形や楕円形であってもよい。
外被23は、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはポリスチレンなどの一般的な熱可塑性樹脂にて形成されている。これらの樹脂は、水酸化マグネシウムなどの難燃剤を配合した難燃樹脂であってよい。なお、エレメント保護部12および首部13もエレメント部11の外被23と同一の材料にて形成することができる。例えば、エレメント部11の外被23、エレメント保護部12および首部13は、同一の熱可塑性樹脂にて一体的に成形してもよい。
光ファイバ心線21の位置に対応した外被23の上面および下面の位置には、光ファイバ心線21を取り出すためのノッチ溝24が形成されている。ノッチ溝24は、先端が光ファイバ心線21の方向を向いたV字形に形成され、光ファイバケーブル1の長手方向に延びている。光ファイバケーブル1では、ノッチ溝24が形成されていることにより、ノッチ溝24の部位から外被23を剥いで、光ファイバ心線21を取り出すことが可能となる。
両方のエレメント保護部12の縦断面形状は、エレメント部11に対向する辺が下辺(下底)に対して垂直、かつその反対側の辺がエレメント部11側に傾いた斜辺となっている台形において、上辺(上底)におけるエレメント部11側の部分を横長の長方形状に切り欠いた形状となっている。したがって、エレメント保護部12は、上面における外側の端縁部に、光ファイバケーブル1の長手方向に延びる凸部31を有している。また、エレメント保護部12は、上面における凸部31に対するエレメント部11側の部分に、凸部31に対して凹んだ状態の平坦面を有している。この平坦面はピン打ち面(凹部)32となっている。
エレメント保護部12は、エレメント保護部12の内部におけるピン打ち面32の真下の領域を除いた領域に、支持線33を有している。支持線33は、エレメント保護部12に対して、引っ張り力に対する延び防止機能や強度を付与するものである。支持線33は、例えば鋼、鉄、銅、アルミニウムあるいはアルミニウム合金などの金属材料にて形成することができる。なお、支持線33は、光ファイバケーブル1を直線状に維持する直線性を考慮した場合、鋼線であることが好ましい。また、支持線33の形状は、図2に示す円形の他に、方形や楕円形でもあってもよい。
首部13は、エレメント部11の下面がエレメント保護部12の下面よりも上方となる位置にエレメント部11を支持している。これにより、光ファイバケーブル1を壁面(配線面)に設置した場合、エレメント部11は壁面に対して浮いた状態となる。
首部13の厚さは、エレメント部11の厚さよりも薄くなっている。
次に、光ファイバケーブル1における各部の寸法関係について説明する。図3は、光フイバケーブル1における各部の寸法関係を示す説明図である。
図3において、aはエレメント部11の厚さ、bはエレメント部11の幅、cはエレメント保護部12の厚さ、dは光ファイバケーブル1の幅(最大幅)である。光ファイバケーブル1において、エレメント保護部12の厚さcは、エレメント部11の厚さaよりも厚くなっている。また、エレメント保護部12の厚さcは、エレメント部11の幅b以上となっている。また、エレメント保護部12(凸部31)の上面の位置は、エレメント部11の上面の位置よりも高くなっている。また、エレメント部11の下面の位置はエレメント保護部12の下面の位置よりも高くなっている。
上記の構成において、光ファイバケーブル1の配線方法について以下に説明する。図4は、光ファイバケーブル1をピンにより例えば宅内の壁面に固定した状態を示す平面図である。図5は、図4におけるB−B線矢視断面図である。
図4および図5に示すように、光ファイバケーブル1を例えば宅内の壁面(配線面)42に固定する場合には、光ファイバケーブル1のピン打ち面32から壁面に向ってピン41を打ち込む。ピン打ちは、例えば両方のエレメント保護部12に対して交互に、ピン打ちの位置がチドリ状となるように、行われる。
ピン打ちは、例えばピン打ち用工具を使用して行うことができる。このピン打ち用工具は、例えば、細長いペン型の形状であり、内部にピン41を収容し、先端部を光ファイバケーブル1のピン打ち面32に押し付けて押し込むことによりピン打ちができるものである。このピン打ち用工具としては、例えばマサル工業製「ポン太郎(商品名)」を用いることができる。
次に、光ファイバケーブル1を壁面42の同一平面上において、例えば90°曲げて配線する場合の配線方法について説明する。図6の(a)は、光ファイバケーブル1を90°曲げて配線する場合において、光ファイバケーブル1の首部13に切り込みを入れる工程を示す平面図、図6の(b)は、光ファイバケーブル1の曲げの内側のエレメント保護部12を切り欠き、曲げの外側のエレメント保護部12を切断する工程を示す平面図、図6の(c)は、光ファイバケーブル1を90°曲げて固定する工程を示す平面図、図6の(d)は、図6の(c)におけるE−E線矢視断面図である。
光ファイバケーブル1を壁面42の同一平面上において、90°曲げて配線する場合、まず、光ファイバケーブル1の曲げる部分において、エレメント部11を両側のエレメント保護部12と切り離す。この場合、作業者は、カッターにより、首部13の所定長さの範囲において、首部13を長手方向に切断する。図6の(a)では、首部13の切断範囲Aを点線にて示している。
次に、図6の(b)に示すように、光ファイバケーブル1の曲げる部分の内側のエレメント保護部12は、所定範囲を切り欠く。内側のエレメント保護部12の切欠き範囲Bは、光ファイバケーブル1を曲げたときに、内側のエレメント保護部12同士が重ならないようにする範囲である。また、外側のエレメント保護部12は、切断位置Cから幅方向に切断し、長手方向に分断する。切断位置Cは、光ファイバケーブル1を曲げた場合に、円弧状となるエレメント保護部12の円弧の長さの中心位置(90°曲げの場合の45°の位置)に相当する部分とするのが好ましい。
次に、図6の(c)に示すように、光ファイバケーブル1を90°曲げて、ピン打ちにより固定する。この場合、エレメント部11は、円弧の長さの中心位置(90°曲げの場合の45°の位置)を、図6の(d)に示すように、幅方向の外側の面を壁面(配線面)42側にして、幅方向が壁面42と交わる方向に立ち上がった状態とする。なお、図6の(c)および(d)ではエレメント部11が90°立ち上がった状態を示している。これは、エレメント部11が、光ファイバ心線21の幅方向の両側に抗張力体22を有しており、曲げ部分において両方の抗張力体の長さに差が生じないようにし、エレメント部11を容易に曲げられるようにするためである。なお、エレメント部11の立ち上がり角度は、例えば45°〜90°の範囲としてもよい。
上記のように、本実施の形態の光ファイバケーブル1の配線方法では、光ファイバケーブル1を例えば壁面42の同一平面上において所望の角度に曲げて(例えば90°曲げて)配線する場合に、次の工程が行われる。
(1)曲げ部分において、首部13を切断して両方のエレメント保護部12をエレメント部11から切り離す工程。
(2)曲げ部分の内側のエレメント保護部12を、分断されたエレメント保護部12同士が重ならないように切り欠くことにより、長手方向に分断する工程。
(3)曲げ部分の外側のエレメント保護部12を、エレメント保護部12の幅方向に切断することにより、長手方向に分断する工程。
(4)光ファイバケーブル1を曲げた状態でピン打ちにより固定する工程。
これにより、光ファイバケーブル1を同一平面上において所望の角度に曲げて固定する場合の作業を容易に行うことができる。また、光ファイバケーブル1の曲げ部分では、分断された、曲げの内側のエレメント保護部12同士が重なって嵩張るといったことがない。
また、上記曲げ部分での配線方法では、エレメント部11は、曲げた場合の円弧の長さの中心位置において、エレメント部11の幅方向の外側の面を壁面42側にして、幅方向が壁面42と交わる方向に立ち上がった状態としている。
これにより、エレメント部11が、光ファイバ心線21の幅方向の両側に抗張力体22を有している構成であっても、曲げ部分において両方の抗張力体22の長さに差が生じないようにして、エレメント部11を容易に曲げることができる。
また、エレメント部11の下面の位置は、エレメント保護部12の下面の位置よりも高くなっているので、光ファイバケーブル1を壁面42、あるいは床面や天井面に配線した場合に、エレメント部11の下面と壁面42との間に隙間が生じる。
したがって、光ファイバケーブル1を壁面42に配線する場合(両エレメント保護部12の下面が壁面42と接する状態)において、光ファイバケーブル1を壁面42の角部に沿って曲げる場合、光ファイバ心線21の曲げ半径は、壁面42の角部の曲げ半径よりも大きくなる。すなわち、エレメント部11は、壁面42に接するケーブル配線面(両エレメント保護部12の下面)から所定距離だけ空中に離れた状態で支持されているので、上記所定距離分、エレメント部11の曲げ半径が壁面42の角部の曲げ半径よりも大きくなる。これにより、光ファイバケーブル1は、壁面42の角部に沿った曲部分での伝送損失を抑制することができる。
また、光ファイバケーブル1を床面あるいは天井面に配線する場合(両エレメント保護部12の下面が壁面42と接する状態)において、光ファイバケーブル1を床面あるいは天井面と交差する壁面42の角部に沿って曲げる場合、曲げ部分において、エレメント部11を、エレメント部11の幅方向の外側の面を壁面42側にして壁面42と交わる方向に立ち上がった状態とする。この場合には、エレメント部11の幅方向の寸法が高さ方向の寸法よりも大きい場合であっても、この作業を容易かつ適切に行うことができる。
また、エレメント保護部12の厚さc(図3参照)は、エレメント部11の幅b(図3参照)以上となっている。したがって、上記曲げ部分において、立ち上がった状態(幅方向の外側の面を壁面42側にして壁面42と交わる方向に立ち上がった状態)としたエレメント部11の高さは、エレメント保護部12の高さ以下となる。これにより、上記曲げ部分およびその周辺部に他のものが衝突した場合にも、エレメント部11は、エレメント保護部12によって保護される。
また、光ファイバケーブル1のエレメント保護部12には、ピン打ち面32の幅方向の外側に凸部31が形成されている。したがって、作業者は、凸部31を案内部としてピン打ち面32にピン打ちを行うことができる。例えば、凸部31を案内部としてピン打ち用工具を配置し、ピン打ち面32にピン打ちを行うことができる。したがって、ピン41をピン打ち面32から外すことなく、また、誤ってエレメント部11にピンを打ち込んで光ファイバ心線21を損傷することなく、ピン打ち作業を容易に行うことができる。
また、エレメント保護部12の支持線33は、ピン打ち面32の真下の領域を除いた領域に埋設されているので、ピン打ち面32に対するピン打ちが、支持線33によって妨害されることがない。
また、光ファイバケーブル1は、ピン41により例えば宅内の壁面に固定されるので、壁面例えば壁紙の材質や形状(凹凸形状)に影響されることなく、確実かつ堅牢に固定することができる。また、経年によって光ファイバケーブル1が壁面から剥がれる事態も生じ難い。
なお、光ファイバケーブル1を取り外す場合には、壁紙の破損が少なく、ピン痕の小さい孔は、コーキング材等で目立たないように補修することができる。
また、光ファイバケーブル1は、配管内や保護カバー内に設置する必要がなく、直接壁面等に配線することができる。したがって、配管内や保護カバー内に設置する場合と比較して、配管や保護カバーによる嵩張りがなく、また目立つことがなく、低コストかつ短い作業時間にて光ファイバケーブル1を配線することができる。
また、エレメント部11の両側にはエレメント保護部12が設けられ、エレメント保護部12の厚さは、エレメント部11の厚さよりも厚くなっている。したがって、光ファイバケーブル1に他の物が衝突した場合に、エレメント保護部12、特に凸部31によってエレメント部11への他の物の衝突を防止することができる。また、エレメント保護部12(凸部31)の上面とエレメント部11の上面との位置関係により、エレメント部11に他の物が衝突することがあっても、エレメント部11は壁面42の方向へ退行することができるので、他の物の衝突によりエレメント部11が受ける衝撃は小さくなる。
また、光ファイバケーブル1では、特に、エレメント保護部12(凸部31)の上面の位置がエレメント部11の上面の位置よりも高くなっているので、エレメント部11への他の物の衝突防止機能はさらに高くなっている。
また、エレメント保護部12には支持線33が埋設されており、この支持線33が例えば鋼線である場合には、光ファイバケーブル1を配線する場合に、容易に直線状に配線することができる。すなわち、光ファイバケーブル1を直線状に配線するために、光ファイバケーブル1の両端に作業員を配置したり、スケール等で光ファイバケーブル1の直線状態を確認しながら光ファイバケーブル1を配線したりといったことが不要となる。
また、光ファイバケーブル1は、両方のエレメント保護部12の側面が、エレメント部11方向へ倒れ込むように、内側に傾斜している。これにより、光ファイバケーブル1に対して物が引っ掛かったり、衝突したりし難くなっている。さらに、光ファイバケーブル1を例えば宅内の壁面に配線した場合にも目立ち難くなっている。
ここで、光ファイバケーブル1は、ピン打ちによって固定することが好ましいものの、例えばピン打ちによって固定し難い場所への固定など、より堅牢に固定するためにステープルによって固定されることも考えられる。そこで、実際に光ファイバケーブル1をステープルにて固定し、エレメント部11についての耐外傷性について検証した。図7は、光ファイバケーブル1をステープル43より壁面42に固定した状を示す縦断面図である。
エレメント部11の上記耐外傷性について検証した結果、図7に示すように、光ファイバケーブル1に打ち込まれたステープル43は、エレメント保護部12の上部に食い込むものの、エレメント部11には外傷が無いことを確認できた。これは、光ファイバケーブル1では、エレメント保護部12の厚さがエレメント部11の厚さよりも厚くなっていることによる。
(実施例)
下記の光ファイバケーブル1を作製し、作製した光ファイバケーブル1について、壁面42への配線施工性を検証した。
エレメント部11の光ファイバ心線21には、シングルモード型光ファイバに紫外線硬化樹脂を被覆した外径0.25mmの光ファイバ心線を用いた。エレメント部11の抗張力体22には、直径0.4mmのアラミド繊維を含む繊維強化プラスチック(アラミドFRP)を用いた。エレメント保護部12の支持線33には、直径0.5mmの鋼線を用いた。エレメント部11の外被23、エレメント保護部12および首部13には、白色難燃ポリエチレンを用いた。
エレメント部11は、図3に示す、幅bを2.0mm、厚さaを1.6mmとした。光ファイバケーブル1は、幅dを8.6mm、厚さ(エレメント保護部12の厚さ)cを2.0mmとした。
このようにして作製した光ファイバケーブル1をピン打ちによって壁面42に配線したところ、容易かつ適切にピン打ちが可能であった。これにより、光ファイバケーブル1を容易に配線することができた。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図8は本発明の実施の形態の光ファイバケーブルの配線方法に使用できる他の光ファイバケーブル2の構成を示す縦断面図である。光ファイバケーブル2は、光ファイバケーブル1のエレメント保護部12に代えてエレメント保護部51を備えている。他の構成は光ファイバケーブル1と同様である。
エレメント保護部51は、エレメント保護部12と同様、厚さがエレメント部11の厚さよりも厚く、かつエレメント保護部51の上面の位置がエレメント部11の上面の位置よりも高くなっている。また、エレメント保護部51の高さは、エレメント部11の幅以下となっている。
ただし、エレメント保護部51は、エレメント保護部12が有するピン打ち面32に代えて、例えばV字形の溝部からなるピン打ち溝部61を上面に有している。ピン打ち溝部61の内面、特に底面はピン打ち面となっている。ピン打ち溝部61は、光ファイバケーブル2の長手方向に延びている。支持線33は、エレメント保護部12の内部におけるピン打ち溝部61の真下の領域を除いた領域に埋設されている。
上記の構成において、光ファイバケーブル2では、例えば壁面42の同一平面上において、所望の角度に曲げて(例えば90°曲げて)配線する場合、光ファイバケーブル1と同様にして配線することができる。また、光ファイバケーブル2では、ピン打ちにより光ファイバケーブル2を固定する場合に、作業者は、ピン打ち溝部61を確認しながら容易にピン打ちを行うことができる。したがって、光ファイバケーブル2では、所望の角度に曲げて配線する場合および直線状に配線する場合において、光ファイバケーブル1と同様の利点を有する。
なお、ピン打ち溝部61の幅を十分に大きくできない場合、すなわちピン打ち溝部61の幅および首部13の幅がいずれも狭くなるような場合、作業者は、目視によってピン打ち溝部61と首部13とを区別し難くなる。特に、天井と壁の境目などの光ファイバケーブル2の配線では、作業者が光ファイバケーブル2の間近に近寄ってピン打ち溝部61を確認することが作業場困難となる。このような場合には、誤って首部13にピンを打ってしまう可能があるため、光ファイバケーブルのエレメント保護部の構成としては、エレメント保護部51よりもエレメント保護部12の方が好ましい。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図9は本発明の実施の形態の光ファイバケーブルの配線方法に使用できるさらに他の光ファイバケーブル3の構成を示す縦断面図である。光ファイバケーブル3は、光ファイバケーブル1のエレメント保護部12に代えてエレメント保護部101を備えている。他の構成は光ファイバケーブル1と同様である。
エレメント保護部101は、エレメント保護部12と同様、厚さがエレメント部11の厚さよりも厚く、かつエレメント保護部101の上面の位置がエレメント部11の上面の位置よりも高くなっている。また、エレメント保護部101の高さは、エレメント部11の幅以下となっている。
ただし、エレメント保護部101は、上面にエレメント保護部12が有する凸部31、および凸部31に対して凹状のピン打ち面32を有していない。すなわち、エレメント保護部101は上面全体がピン打ち面となっている。また、エレメント保護部101は、上面すなわちピン打ち面の真下の領域以外の領域に支持線33が埋設されている。
上記の構成において、光ファイバケーブル3では、例えば壁面42の同一平面上において、所望の角度に曲げて(例えば90°曲げて)配線する場合、光ファイバケーブル1
と同様にして配線することができる。したがって、光ファイバケーブル2では、所望の角度に曲げて配線する場合において、光ファイバケーブル1と同様の利点を有する。
また、光ファイバケーブル3では、ピン打ちにより光ファイバケーブル3を固定する場合に、作業者は、エレメント保護部101の上面にピン打ちを行う。この場合、エレメント保護部101の上面には、光ファイバケーブル1のエレメント保護部12が上面に有する凸部31およびピン打ち面32、および光ファイバケーブル2のエレメント保護部51が上面に有するピン打ち溝部61を有していない。したがって、ピン打ちの容易さについては、光ファイバケーブル1,2よりも劣ることになる。
以上の実施の形態において、光ファイバケーブル1〜3は、基本的にピン打ちにて配線対象面(壁面、床面、天井面等)に配線する場合について示している。しかしながら、これに限定されることなく、光ファイバケーブル1〜3は、両面テープ等によっても配線対象面に配線することができる。
本発明は、光ファイバケーブルを配線する場合に、同一の壁面上や同一の床面上において光ファイバケーブルを曲げて配線する場合に利用することができる。
1〜3 光ファイバケーブル
11 エレメント部
12 エレメント保護部
13 首部
21 光ファイバ心線
22 抗張力体
23 外被
24 ノッチ溝
31 凸部
32 ピン打ち面
33 支持線
41 ピン
42 壁面(配線面)
43 ステープル
51 エレメント保護部
61 ピン打ち溝部
101 エレメント保護部

Claims (4)

  1. 光ファイバ心線、および前記光ファイバ心線を被覆する外被を有し、光ファイバケーブルの長手方向に延びているエレメント部と、
    前記エレメント部の幅方向の両側に配置され、光ファイバケーブルの長手方向に延びているエレメント保護部と、
    前記エレメント部と前記エレメント保護部とを連結する首部とを備え、
    前記エレメント部の幅と前記エレメント保護部の厚さとの関係は、
    エレメント部の幅≦エレメント保護部の厚さ
    であり、
    前記エレメント部は、前記外被内の、前記光ファイバ心線における前記エレメント部の幅方向の両側に、光ファイバケーブルの長手方向に延びる抗張力体を有し、
    前記エレメント保護部は、ピンが打ち込まれるピン打ち面を上面に有し、
    前記エレメント保護部は、光ファイバケーブルの長手方向に延びる支持線が埋設されており、
    前記エレメント保護部は、前記エレメント部側とは反対側の側面がエレメント部方向へ倒れ込むように傾斜している傾斜面となっており、
    前記支持線は、少なくとも一部が前記傾斜面の真下の領域に存在することを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記エレメント部の下面の位置は、前記エレメント保護部の下面の位置よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバケーブルの配線方法であって、
    光ファイバケーブルを同一平面上において曲げて配線する場合の曲げ部分において、前記首部を切断して両側の前記エレメント保護部を前記エレメント部から切り離す工程と、
    前記曲げ部分の内側の前記エレメント保護部を、分断された内側の前記エレメント保護部同士が重ならないように切り欠くことにより、長手方向に分断する工程と、
    前記曲げ部分の外側のエレメント保護部を、長手方向に分断する工程とを備えていることを特徴とする光ファイバケーブルの配線方法。
  4. 上記の光ファイバケーブルの配線方法において、前記光ファイバケーブルをピン打ちにより固定することを特徴とする請求項に記載の光ファイバケーブルの配線方法。
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