JP6120668B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
したがって、設置場所によっては、インピーダンス不整合による損失が大きくなるという課題がある。
この課題を解決する方法として、設置環境に応じてインピーダンスを整合させる可変整合回路を使用する方法がある。
特許文献1では、ダイポールアンテナをダイポールに垂直な同軸線路により給電し、同軸線路に平行な分岐導体の一端を同軸線路の内導体に接続し、他端を同軸線路の外導体に短絡部により接続し、短絡部を分岐導体に沿って摺動させている。
同軸線路と分岐導体は平行二線を構成しているため、アンテナの給電点に並列にショートスタブが設置された構成となっている。
したがって、短絡部を摺動させることで、ショートスタブ長が変化し、アンテナインピーダンスに並列のインダクタンス量を調整できる。
また、ダイポールの外側に分岐導体と短絡部を設置しているので、アンテナが大きくなるという課題がある。
図1は、本発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す図である。
図1(a)は、アンテナ装置の斜視図、図1(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
また、図2(a)は、実施の形態1によるアンテナ装置において可変整合回路が無い場合のアンテナインピーダンスの例を、図2(b)は実施の形態1によるアンテナ装置の等価回路を、図2(c)は実施の形態1によるアンテナ装置における可変整合回路によるアンテナインピーダンスの変化の例を示している。
上導体1と下導体2の長さは1/4波長以下である。
下導体2の上端は、導体板41により覆われており、下導体2と導体板41は接続されている。
導体棒3a,3b,4a,4bは互いに略平行である。
導体棒3aと導体棒3bは、短絡導体11aによって接続される。
また、導体棒4aと導体棒4bは、短絡導体12aによって接続される。
導体棒3bの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
導体棒3aは、導体棒4aの下端と、接続導体21によって接続される。
また、導体棒4bの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
また、短絡導体12aは、導体棒4a,4bに沿って可動する。
図1では、同軸ケーブル33を下導体2の内側に配置している。
また、コネクタ32により、同軸ケーブル33の内導体を導体棒3aに接続し、同軸ケーブル33の外導体を導体板41に接続している。
更に、同軸ケーブル33を、下導体2の下端付近より、下導体2の外側へ配線している。
導体棒4a,4b、短絡導体12aは、直列インダクタンス部72を構成している。
短絡導体12aを導体棒4a,4bに沿って可動することにより、ダイポールのインピーダンスに直列のインダクタンス量を変化させることができる。
短絡導体11aを導体棒3a,3bに沿って可動することにより、ダイポールと直列インダクタンス部72を合わせたインピーダンスに並列のインダクタンス量を変化させることができる。
本アンテナ装置の可変整合回路は、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成されている。
特にダイポール長を短くして小形化した場合、点Xに示すように、インピーダンスの実部が小さくなり、かつ容量性のインピーダンスとなる。
図2(b)において、インダクタンス301は並列インダクタンス部71を表し、インダクタンス302は直列インダクタンス部72を表している。
可変整合回路が無い場合(ダイポールのみ)のアンテナインピーダンス303にインダクタンス302の一端が接続され、インダクタンス302の他端とグランド導体304の間にインダクタンス301が接続されている。
まず、直列のインダクタンス302により、点Xのインピーダンスは点Yへ移動する。
次に、並列のインダクタンス301により、点Yのインピーダンスは点Zへ移動し、整合を取ることができる。
また、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成された可変整合回路を、ダイポールの上導体1の中に配置しているため、アンテナ装置を小型化できる。
したがって、風圧荷重を小さくできる。
また、可変整合回路のアンテナの放射パターンへの影響を排除できる。
更に、アンテナのインピーダンスを短絡導体11a,12aの可動により機械的に変化させるため、耐電力を大きくできるという利点がある。
また、下導体2の下端は、導体板で塞いでも良く、塞がなくても良い。
更に、図1では、導体棒4bの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続しているが、上導体1と接続していれば良く、その接続先は上導体1の下端でなくても良い。
図3は、本発明の実施の形態2によるアンテナ装置を示す図である。
図3(a)は、アンテナ装置の斜視図、図3(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
図3において、実施の形態2によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の直列インダクタンス部72を、導体棒4a〜4dと、短絡導体12a,12bと、接続導体23aから構成している。
導体棒3a,3b,4a〜4dは互いに略平行である。
導体棒4bの下端は、導体棒4cの下端と、接続導体23aによって接続される。
また、導体棒4dの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
短絡導体12aは導体棒4a,4bに沿って可動し、短絡導体12bは導体棒4c,4dに沿って可動する。
また、直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒4a〜4dの長さを短くして、直列インダクタンス部72を小型化できる。
図4は、本発明の実施の形態3によるアンテナ装置を示す図である。
図4(a)は、アンテナ装置の斜視図、図4(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
図4において、実施の形態3によるアンテナ装置では、実施の形態2によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、導体棒3a〜3dと、短絡導体11a,11bと、接続導体24aから構成している。
導体棒3a〜3d,4a〜4dは互いに略平行である。
導体棒3bの下端は、導体棒3cの下端と、接続導体24aによって接続される。
また、導体棒3dの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
短絡導体11aは導体棒3a,3bに沿って可動し、短絡導体11bは導体棒3c,3dに沿って可動する。
また、並列のインダクタンス301の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3dの長さを短くして、並列インダクタンス部71を小型化できる。
図5は、本発明の実施の形態4によるアンテナ装置を示す模式図である。
図5において、実施の形態4によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、複数の導体棒3a〜3fと、複数の短絡導体11a〜11cと、複数の接続導体24a〜24cから構成し、直列インダクタンス部72を複数の導体棒4a〜4fと、複数の短絡導体12a〜12cと、複数の接続導体23a〜23cから構成している。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4fは互いに略平行である。
導体棒3fの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
図5には示されていないが、導体棒3dと導体棒3eの間にも、2本の導体棒3とこの2本の導体棒3の間を接続する短絡導体11からなる部分を、複数設置することも考えられる。
図5には示されていないが、短絡導体11で接続されていない隣り合う2本の導体棒3が他にあれば、それらの下端同士を接続導体24により接続する。
導体棒4fの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
図5には示されていないが、導体棒4dと導体棒4eの間にも、2本の導体棒4とこの2本の導体棒4の間を接続する短絡導体12からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒4bの下端は導体棒4cの下端と接続導体23aによって接続される。
図5には示されていないが、短絡導体12で接続されていない隣り合う2本の導体棒4が他にあれば、それらの下端同士を接続導体23により接続する。
また、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3f,4a〜4fの長さを短くして、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を小型化できる。
図6は、本発明の実施の形態5によるアンテナ装置を示す図である。
図6(a)は、アンテナ装置の斜視図、図6(b)は、BB’から下側を見た平面図である。
図6において、実施の形態5によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72を下導体2の中に配置したものであり、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4cと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,23aと、給電点31と、導体板41,42とが設けられている。
上導体1と下導体2の長さは1/4波長以下である。
下導体2の内部に、下導体2の中心軸方向と垂直に導体板41が設置されており、下導体2と導体板41は接続されている。
上導体1の下端は、導体板42により覆われており、上導体1と導体板42は接続されている。
導体棒3a,3b,4a〜4cは互いに略平行である。
導体棒3aと導体棒3bは、短絡導体11aによって接続される。
また、導体棒4aと導体棒4bは、短絡導体12aによって接続される。
導体棒3bの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
導体棒3aは、導体棒4aの下端と、接続導体21によって接続される。
導体棒4bの下端は、導体棒4cの下端と、接続導体23aによって接続される。
また、導体棒4cの上端は、導体板42と、接続部6において接続される。
また、短絡導体12aは、導体棒4a,4bに沿って可動する。
図6では、同軸ケーブル33を下導体2の内側に配置している。
また、コネクタ32により、同軸ケーブル33の内導体を導体棒3aに接続し、同軸ケーブル33の外導体を導体板41に接続している。
更に、同軸ケーブル33を、下導体2の下端付近より、下導体2の外側へ配線している。
短絡導体12aを導体棒4a,4bに沿って可動することにより、ダイポールのインピーダンスに直列のインダクタンス量を変化させることができる。
短絡導体11aを導体棒3a,3bに沿って可動することにより、ダイポールと直列インダクタンス部72を合わせたインピーダンスに並列のインダクタンス量を変化させることができる。
本アンテナ装置の可変整合回路は、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成されている。
図7は、本発明の実施の形態6によるアンテナ装置を示す模式図である。
図7において、実施の形態6によるアンテナ装置では、実施の形態5によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、複数の導体棒3a〜3fと、複数の短絡導体11a〜11cと、複数の接続導体24a〜24cから構成し、直列インダクタンス部72を複数の導体棒4a〜4eと、複数の短絡導体12a,12bと、複数の接続導体23a〜23cから構成している。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4eは互いに略平行である。
導体棒3fの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
図7には示されていないが、導体棒3dと導体棒3eの間にも、2本の導体棒3とこの2本の導体棒3の間を接続する短絡導体11からなる部分を、複数設置することも考えられる。
図7には示されていないが、短絡導体11で接続されていない隣り合う2本の導体棒3が他にあれば、それらの下端同士を接続導体24により接続する。
導体棒4eの上端は、導体板42と、接続部6において接続される。
図7には示されていないが、導体棒4dと導体棒4eの間にも、2本の導体棒4とこの2本の導体棒4の間を接続する短絡導体12からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒4bの下端は導体棒4cの下端と接続導体23aによって接続される。
図7には示されていないが、短絡導体12で接続されていない隣り合う2本の導体棒4が他にあれば、それらの下端同士を接続導体23により接続する。
また、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3f,4a〜4eの長さを短くして、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を小型化できる。
図8は、本発明の実施の形態7によるアンテナ装置を示す図である。
図8において、実施の形態7によるアンテナ装置では、実施の形態2によるアンテナ装置のダイポールの上導体1の上端に、上導体1に略垂直な柱状導体51の一端が接続されている。
また、上導体1の上端の柱状導体51と反対側に、上導体1に略垂直な柱状導体52の一端が接続されている。
また、下導体2の下端の柱状導体53と反対側に、上導体1に略垂直な柱状導体54の一端が接続されている。
柱状導体51と柱状導体53は互いに向かい合うように配置される。
また、柱状導体52と柱状導体54は互いに向かい合うように配置される。
図9は、本発明の実施の形態8によるアンテナ装置を示す図である。
図9において、実施の形態8によるアンテナ装置では、実施の形態7によるアンテナ装置の柱状導体51の上導体1と反対側の端部に、上導体1と略平行な柱状導体55の一端が接続されている。
また、柱状導体52の上導体1と反対側の端部に、上導体1と略平行な柱状導体56の一端が接続されている。
また、柱状導体54の下導体2と反対側の端部に、下導体2と略平行な柱状導体58の一端が接続されている。
また、柱状導体56と柱状導体58は、柱状導体56の他端と柱状導体58の他端が互いに向かい合うように配置される。
図10は、本発明の実施の形態9によるアンテナ装置を示す図である。
図10において、実施の形態9によるアンテナ装置では、実施の形態8によるアンテナ装置の上導体1の下端と、柱状導体51と柱状導体55の接続部との間を、柱状導体59が接続している。
また、上導体1の下端と、柱状導体52と柱状導体56の接続部との間を、柱状導体60が接続している。
また、下導体2の上端と、柱状導体54と柱状導体58の接続部との間を、柱状導体62が接続している。
同様に、柱状導体60〜62を設置することにより、新たな電流経路が加わるので、アンテナのインピーダンスを広帯域化することができる。
図11、図12は、本発明の実施の形態10によるアンテナ装置を示す図である。
図11、図12において、実施の形態10によるアンテナ装置では、実施の形態8によるアンテナ装置の同軸ケーブル33の、下導体2の下端近傍にバラン101が設置されている。
図11はバラン101を下導体2の外に設置した例、図12はバラン102を下導体2の中に設置した例である。
したがって、同軸ケーブル33の外導体の外側に流れる電流によるアンテナのインピーダンスへの影響を抑圧でき、また、この電流による不要な放射を低減できる。
また、フェライトコアに同軸ケーブル33をヘリカル状に巻き付ける構成でも良い。
図13は、本発明の実施の形態11によるアンテナ装置を示す図である。
図13において、実施の形態11によるアンテナ装置では、実施の形態10によるアンテナ装置のダイポールの上導体1に、窓201〜203が着脱自在に設置されている。
窓201〜203は、導体であり、通常は上導体1と接続されている。
更に、導体棒3、4を支えるために、誘電体による支持部材を設置することも考えられる。
Claims (13)
- ダイポールの上導体と下導体と、
複数の第1、第2の導体棒と、
複数の第1、第2の可動短絡導体と、
第1、第2の接続導体と、
複数の第3、第4の接続導体と、
給電点と、
導体板とを備え、
前記上導体と前記下導体は筒状の導体であり、前記上導体は前記下導体の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置され、
前記導体板は前記下導体の上端を覆い、前記導体板と前記下導体は接続され、
前記第1、第2の導体棒と、前記第1、第2の可動短絡導体と、前記第1、第2、第3、第4の接続導体と、前記給電点は、前記導体板と前記上導体で囲まれた空間内に配置され、
mを1以上の整数とした場合に、前記第1の導体棒の数は2mであり、前記第1の可動短絡導体の数はmであり、前記第3の接続導体の数はm−1であって、
nを1以上の整数とした場合に、前記第2の導体棒の数は2nであり、前記第2の可動短絡導体の数はnであり、前記第4の接続導体の数はn−1であって、
iを1以上でm以下の任意の整数とした場合に、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒は、i個目の前記第1の可動短絡導体によって接続され、
(2i)個目の前記第1の導体棒の下端と(2i+1)個目の前記第1の導体棒の下端は、i個目の前記第3の接続導体によって接続され、
jを1以上でn以下の任意の整数とした場合に、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒は、j個目の前記第2の可動短絡導体によって接続され、
(2j)個目の前記第2の導体棒の下端と(2j+1)個目の前記第2の導体棒の下端は、j個目の前記第4の接続導体によって接続され、
1個目の前記第1の導体棒の下端と前記導体板の間に前記給電点を設置し、
(2m)個目の前記第1の導体棒の下端は前記導体板に接続され、
1個目の前記第1の導体棒は、1個目の前記第2の導体棒の下端と、前記第1の接続導体によって接続され、
(2n)個目の前記第2の導体棒の下端は、前記上導体と、前記第2の接続導体によって接続され、
i個目の前記第1の可動短絡導体は、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒に沿って可動し、
j個目の前記第2の可動短絡導体は、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒に沿って可動することを特徴としたアンテナ装置。 - m=1、n=1としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
- m=1、n=2としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
- m=2、n=2としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記上導体に、導体からなる複数の窓が着脱自在に設置されたことを特徴とした請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
- ダイポールの上導体と下導体と、
複数の第1、第2の導体棒と、
複数の第1、第2の可動短絡導体と、
第1の接続導体と、
複数の第2、第3の接続導体と、
給電点と、
第1、第2の導体板とを備え、
前記上導体と前記下導体は筒状の導体であり、前記上導体は前記下導体の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置され、
前記第1の導体板は、前記下導体の内部に、前記下導体の中心軸方向と垂直に設置されており、前記第1の導体板と前記下導体は接続され、
前記第2の導体板は前記上導体の下端を覆い、前記第2の導体板と前記上導体は接続され、
前記第1、第2の導体棒と、前記第1、第2の可動短絡導体と、前記第1、第2、第3の接続導体と、前記給電点は、前記第1、第2の導体板と前記下導体で囲まれた空間内に配置され、
mを1以上の整数とした場合に、前記第1の導体棒の数は2mであり、前記第1の可動短絡導体の数はmであり、前記第2の接続導体の数はm−1であって、
nを1以上の整数とした場合に、前記第2の導体棒の数は2n+1であり、前記第2の可動短絡導体の数はnであり、前記第3の接続導体の数はnであって、
iを1以上でm以下の任意の整数とした場合に、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒は、i個目の前記第1の可動短絡導体によって接続され、
(2i)個目の前記第1の導体棒の下端と(2i+1)個目の前記第1の導体棒の下端は、i個目の前記第2の接続導体によって接続され、
jを1以上でn以下の任意の整数とした場合に、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒は、j個目の前記第2の可動短絡導体によって接続され、
(2j)個目の前記第2の導体棒の下端と(2j+1)個目の前記第2の導体棒の下端は、j個目の前記第3の接続導体によって接続され、
1個目の前記第1の導体棒の下端と前記導体板の間に前記給電点を設置し、
(2m)個目の前記第1の導体棒の下端は前記第1の導体板に接続され、
1個目の前記第1の導体棒は、1個目の前記第2の導体棒の下端と、前記第1の接続導体によって接続され、
(2n+1)個目の前記第2の導体棒の上端は、前記第2の導体板に接続され、
i個目の前記第1の可動短絡導体は、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒に沿って可動し、
j個目の前記第2の可動短絡導体は、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒に沿って可動することを特徴としたアンテナ装置。 - m=1、n=1としたことを特徴とした請求項6記載のアンテナ装置。
- 前記下導体に、導体からなる複数の窓が着脱自在に設置されたことを特徴とした請求項6または請求項7記載のアンテナ装置。
- 前記上導体の上端に、前記上導体に略垂直な第1の柱状導体の一端を接続し、
前記上導体の上端の前記第1の柱状導体と反対側に、第2の柱状導体の一端を接続し、
前記下導体の下端に、前記下導体に略垂直な第3の柱状導体の一端を接続し、
前記下導体の下端の前記第3の柱状導体と反対側に、第4の柱状導体の一端を接続し、
前記第1から第4の柱状導体は互いに略平行であり、
前記第1の柱状導体と前記第3の柱状導体は互いに向かい合うように配置され、
前記第2の柱状導体と前記第4の柱状導体は互いに向かい合うように配置されたことを特徴とした請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。 - 前記第1の柱状導体の前記上導体と反対側の端部に、前記上導体と略平行な第5の柱状導体の一端を接続し、
前記第2の柱状導体の前記上導体と反対側の端部に、前記上導体と略平行な第6の柱状導体の一端を接続し、
前記第3の柱状導体の前記下導体と反対側の端部に、前記下導体と略平行な第7の柱状導体の一端を接続し、
前記第4の柱状導体の前記下導体と反対側の端部に、前記下導体と略平行な第8の柱状導体の一端を接続し、
前記第5の柱状導体と前記第7の柱状導体は、前記第5の柱状導体の他端と前記第7の柱状導体の他端が互いに向かい合うように配置され、
前記第6の柱状導体と前記第8の柱状導体は、前記第6の柱状導体の他端と前記第8の柱状導体の他端が互いに向かい合うように配置されたことを特徴とした請求項9記載のアンテナ装置。 - 前記上導体の下端と、前記第1の柱状導体と前記第5の柱状導体の接続部との間を、第9の柱状導体が接続し、
前記上導体の下端と、前記第2の柱状導体と前記第6の柱状導体の接続部との間を、第10の柱状導体が接続し、
前記下導体の上端と、前記第3の柱状導体と前記第7の柱状導体の接続部との間を、第11の柱状導体が接続し、
前記下導体の上端と、前記第4の柱状導体と前記第8の柱状導体の接続部との間を、第12の柱状導体が接続したことを特徴とした請求項10記載のアンテナ装置。 - 同軸ケーブルを前記下導体の内側に配置し、
前記同軸ケーブルは、その内導体を1個目の前記第1の導体棒の下端に接続し、その外導体を前記第1の導体板に接続することによって、前記給電点を励振し、
前記同軸ケーブルを、前記下導体の下端付近より、前記下導体の外側へ配線したことを特徴とした請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。 - 前記同軸ケーブルの、前記下導体の下端近傍にバランを設置したことを特徴とした請求項12記載のアンテナ装置。
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