JP6120668B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置などのアンテナ装置に関する。
ダイポールアンテナなどの小形アンテナは、設置した場所の周囲環境(地面、建物、周囲の構造物など)によりアンテナの入力インピーダンスが変化する。
したがって、設置場所によっては、インピーダンス不整合による損失が大きくなるという課題がある。
この課題を解決する方法として、設置環境に応じてインピーダンスを整合させる可変整合回路を使用する方法がある。
しかし、従来の可変整合回路は、ダイオードなどによる可変リアクタンス素子やスイッチ素子を用いており、インピーダンス可変範囲が狭く、耐電力が小さいという課題があった。
これらを解決する方法として、機械的にインピーダンスを可変させる方法がある(下記特許文献1参照)。
特許文献1では、ダイポールアンテナをダイポールに垂直な同軸線路により給電し、同軸線路に平行な分岐導体の一端を同軸線路の内導体に接続し、他端を同軸線路の外導体に短絡部により接続し、短絡部を分岐導体に沿って摺動させている。
同軸線路と分岐導体は平行二線を構成しているため、アンテナの給電点に並列にショートスタブが設置された構成となっている。
したがって、短絡部を摺動させることで、ショートスタブ長が変化し、アンテナインピーダンスに並列のインダクタンス量を調整できる。
特開2000−244225号公報
しかし、特許文献1に記載した方法では、アンテナインピーダンスに並列のインダクタンスしか調整できないため、可変整合回路で対応できるアンテナのインピーダンス範囲が限定されるという課題がある。
また、ダイポールの外側に分岐導体と短絡部を設置しているので、アンテナが大きくなるという課題がある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのアンテナ装置を得ることを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、ダイポールの上導体と下導体と、複数の第1、第2の導体棒と、複数の第1、第2の可動短絡導体と、第1、第2の接続導体と、複数の第3、第4の接続導体と、給電点と、導体板とを備え、上導体と下導体は筒状の導体であり、上導体は下導体の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置され、導体板は下導体の上端を覆い、導体板と下導体は接続され、第1、第2の導体棒と、第1、第2の可動短絡導体と、第1、第2、第3、第4の接続導体と、給電点は、導体板と上導体で囲まれた空間内に配置され、mを1以上の整数とした場合に、第1の導体棒の数は2mであり、第1の可動短絡導体の数はmであり、第3の接続導体の数はm−1であって、nを1以上の整数とした場合に、第2の導体棒の数は2nであり、第2の可動短絡導体の数はnであり、第4の接続導体の数はn−1であって、iを1以上でm以下の任意の整数とした場合に、(2i−1)個目の第1の導体棒と(2i)個目の第1の導体棒は、i個目の第1の可動短絡導体によって接続され、(2i)個目の第1の導体棒の下端と(2i+1)個目の第1の導体棒の下端は、i個目の第3の接続導体によって接続され、jを1以上でn以下の任意の整数とした場合に、(2j−1)個目の第2の導体棒と(2j)個目の第2の導体棒は、j個目の第2の可動短絡導体によって接続され、(2j)個目の第2の導体棒の下端と(2j+1)個目の第2の導体棒の下端は、j個目の第4の接続導体によって接続され、1個目の第1の導体棒の下端と導体板の間に給電点を設置し、(2m)個目の第1の導体棒の下端は導体板に接続され、1個目の第1の導体棒は、1個目の第2の導体棒の下端と、第1の接続導体によって接続され、(2n)個目の第2の導体棒の下端は、上導体と、第2の接続導体によって接続され、i個目の第1の可動短絡導体は、(2i−1)個目の第1の導体棒と(2i)個目の第1の導体棒に沿って可動し、j個目の第2の可動短絡導体は、(2j−1)個目の第2の導体棒と(2j)個目の第2の導体棒に沿って可動することを特徴とする。
本発明によれば、ダイポールの上導体と下導体と、複数の第1、第2の導体棒と、複数の第1、第2の可動短絡導体と、第1、第2の接続導体と、複数の第3、第4の接続導体と、給電点と、導体板とを備え、第1、第2の可動短絡導体を可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのアンテナ装置が得られる効果がある。
本発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1によるアンテナ装置の効果を示す説明図である。 本発明の実施の形態2によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態3によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態4によるアンテナ装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態5によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態6によるアンテナ装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態7によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態8によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態9によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態10によるアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態10による他のアンテナ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態11によるアンテナ装置を示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す図である。
図1(a)は、アンテナ装置の斜視図、図1(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
また、図2(a)は、実施の形態1によるアンテナ装置において可変整合回路が無い場合のアンテナインピーダンスの例を、図2(b)は実施の形態1によるアンテナ装置の等価回路を、図2(c)は実施の形態1によるアンテナ装置における可変整合回路によるアンテナインピーダンスの変化の例を示している。
図1において、本実施の形態1によるアンテナ装置には、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a,4bと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,22と、給電点31と、導体板41とが設けられている。
ダイポールの上導体1と下導体2は筒状の導体であり、上導体1は下導体2の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置されている。
上導体1と下導体2の長さは1/4波長以下である。
下導体2の上端は、導体板41により覆われており、下導体2と導体板41は接続されている。
導体棒3a,3b,4a,4bと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,22と、給電点31は、上導体1と導体板41で囲まれた空間内に配置される。
導体棒3a,3b,4a,4bは互いに略平行である。
導体棒3aの下端と導体板41の間に給電点31を設置する。
導体棒3aと導体棒3bは、短絡導体11aによって接続される。
また、導体棒4aと導体棒4bは、短絡導体12aによって接続される。
導体棒3bの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
導体棒3aは、導体棒4aの下端と、接続導体21によって接続される。
また、導体棒4bの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
短絡導体11aは、導体棒3a,3bに沿って可動する。
また、短絡導体12aは、導体棒4a,4bに沿って可動する。
給電点31への給電方法は、本実施の形態1で限定するものではないが、例えば、図1に示したように、同軸ケーブル33を使用することが考えられる。
図1では、同軸ケーブル33を下導体2の内側に配置している。
また、コネクタ32により、同軸ケーブル33の内導体を導体棒3aに接続し、同軸ケーブル33の外導体を導体板41に接続している。
更に、同軸ケーブル33を、下導体2の下端付近より、下導体2の外側へ配線している。
本アンテナ装置の動作について説明する。
導体棒4a,4b、短絡導体12aは、直列インダクタンス部72を構成している。
短絡導体12aを導体棒4a,4bに沿って可動することにより、ダイポールのインピーダンスに直列のインダクタンス量を変化させることができる。
導体棒3a,3b、短絡導体11aは、並列インダクタンス部71を構成している。
短絡導体11aを導体棒3a,3bに沿って可動することにより、ダイポールと直列インダクタンス部72を合わせたインピーダンスに並列のインダクタンス量を変化させることができる。
本アンテナ装置の可変整合回路は、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成されている。
図2(a)は、可変整合回路が無い場合(ダイポールのみ)のアンテナインピーダンスの例を示している。
特にダイポール長を短くして小形化した場合、点Xに示すように、インピーダンスの実部が小さくなり、かつ容量性のインピーダンスとなる。
図2(b)は、実施の形態1によるアンテナ装置の等価回路である。
図2(b)において、インダクタンス301は並列インダクタンス部71を表し、インダクタンス302は直列インダクタンス部72を表している。
可変整合回路が無い場合(ダイポールのみ)のアンテナインピーダンス303にインダクタンス302の一端が接続され、インダクタンス302の他端とグランド導体304の間にインダクタンス301が接続されている。
図2(c)は実施の形態1によるアンテナ装置における可変整合回路によるアンテナインピーダンスの変化の例を示している。
まず、直列のインダクタンス302により、点Xのインピーダンスは点Yへ移動する。
次に、並列のインダクタンス301により、点Yのインピーダンスは点Zへ移動し、整合を取ることができる。
このように、本アンテナ装置は、アンテナインピーダンスに直列のインダクタンス302と並列のインダクタンス301の両方を調整できるため、可変範囲が広く、可変整合回路で対応できるアンテナのインピーダンス範囲が広いという特長がある。
また、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成された可変整合回路を、ダイポールの上導体1の中に配置しているため、アンテナ装置を小型化できる。
したがって、風圧荷重を小さくできる。
また、可変整合回路のアンテナの放射パターンへの影響を排除できる。
更に、アンテナのインピーダンスを短絡導体11a,12aの可動により機械的に変化させるため、耐電力を大きくできるという利点がある。
なお、上導体1の上端は、導体板で塞いでも良く、塞がなくても良い。
また、下導体2の下端は、導体板で塞いでも良く、塞がなくても良い。
更に、図1では、導体棒4bの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続しているが、上導体1と接続していれば良く、その接続先は上導体1の下端でなくても良い。
以上のように、本実施の形態1によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a,4bと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,22と、給電点31と、導体板41とから構成し、短絡導体11a,12aを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2によるアンテナ装置を示す図である。
図3(a)は、アンテナ装置の斜視図、図3(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
図3において、実施の形態2によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の直列インダクタンス部72を、導体棒4a〜4dと、短絡導体12a,12bと、接続導体23aから構成している。
導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31は、上導体1と導体板41で囲まれた空間内に配置される。
導体棒3a,3b,4a〜4dは互いに略平行である。
導体棒4aと導体棒4bは短絡導体12aによって接続され、導体棒4cと導体棒4dは短絡導体12bによって接続される。
導体棒4bの下端は、導体棒4cの下端と、接続導体23aによって接続される。
また、導体棒4dの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
短絡導体12aは導体棒4a,4bに沿って可動し、短絡導体12bは導体棒4c,4dに沿って可動する。
本アンテナ装置では、短絡導体12aを導体棒4a,4bに沿って可動し、かつ短絡導体12bを導体棒4c,4dに沿って可動することにより、ダイポールのインピーダンスに直列のインダクタンス量を変化させることができる。
このように、直列インダクタンス部72を構成する導体棒4a〜4dの数を増やすことで、直列のインダクタンス302の可変範囲を更に広くすることができる。
また、直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒4a〜4dの長さを短くして、直列インダクタンス部72を小型化できる。
以上のように、本実施の形態2によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3によるアンテナ装置を示す図である。
図4(a)は、アンテナ装置の斜視図、図4(b)は、AA’から下側を見た平面図である。
図4において、実施の形態3によるアンテナ装置では、実施の形態2によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、導体棒3a〜3dと、短絡導体11a,11bと、接続導体24aから構成している。
導体棒3a〜3d,4a〜4dと、短絡導体11a,11b,12a,12bと、接続導体21,22,23a,24aと、給電点31は、上導体1と導体板41で囲まれた空間内に配置される。
導体棒3a〜3d,4a〜4dは互いに略平行である。
導体棒3aと導体棒3bは短絡導体11aによって接続され、導体棒3cと導体棒3dは短絡導体11bによって接続される。
導体棒3bの下端は、導体棒3cの下端と、接続導体24aによって接続される。
また、導体棒3dの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
短絡導体11aは導体棒3a,3bに沿って可動し、短絡導体11bは導体棒3c,3dに沿って可動する。
本アンテナ装置では、短絡導体11aを導体棒3a,3bに沿って可動し、かつ短絡導体11bを導体棒3c,3dに沿って可動することにより、ダイポールと直列インダクタンス部72を合わせたインピーダンスに並列のインダクタンス量を変化させることができる。
このように、並列インダクタンス部71を構成する導体棒3a〜3dの数を増やすことで、並列のインダクタンス301の可変範囲を更に広くすることができる。
また、並列のインダクタンス301の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3dの長さを短くして、並列インダクタンス部71を小型化できる。
以上のように、本実施の形態3によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a〜3d,4a〜4dと、短絡導体11a,11b,12a,12bと、接続導体21,22,23a,24aと、給電点31と、導体板41とから構成し、短絡導体11a,11b,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4によるアンテナ装置を示す模式図である。
図5において、実施の形態4によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、複数の導体棒3a〜3fと、複数の短絡導体11a〜11cと、複数の接続導体24a〜24cから構成し、直列インダクタンス部72を複数の導体棒4a〜4fと、複数の短絡導体12a〜12cと、複数の接続導体23a〜23cから構成している。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4fと、複数の短絡導体11a〜11c,12a〜12cと、接続導体21,22と、複数の接続導体23a〜23c,24a〜24cと、給電点31は、上導体1と導体板41で囲まれた空間内に配置される。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4fは互いに略平行である。
導体棒3aと導体棒3bは短絡導体11aによって接続され、導体棒3cと導体棒3dは短絡導体11bによって接続され、導体棒3eと導体棒3fは短絡導体11cによって接続される。
導体棒3fの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
図5には示されていないが、導体棒3dと導体棒3eの間にも、2本の導体棒3とこの2本の導体棒3の間を接続する短絡導体11からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒3bの下端は導体棒3cの下端と接続導体24aによって接続される。
図5には示されていないが、短絡導体11で接続されていない隣り合う2本の導体棒3が他にあれば、それらの下端同士を接続導体24により接続する。
導体棒4aと導体棒4bは短絡導体12aによって接続され、導体棒4cと導体棒4dは短絡導体12bによって接続され、導体棒4eと導体棒4fは短絡導体12cによって接続される。
導体棒4fの下端は、上導体1の下端と、接続導体22によって接続される。
図5には示されていないが、導体棒4dと導体棒4eの間にも、2本の導体棒4とこの2本の導体棒4の間を接続する短絡導体12からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒4aの下端は導体棒3aと接続導体21によって接続される。
導体棒4bの下端は導体棒4cの下端と接続導体23aによって接続される。
図5には示されていないが、短絡導体12で接続されていない隣り合う2本の導体棒4が他にあれば、それらの下端同士を接続導体23により接続する。
複数の短絡導体11a〜11cは複数の導体棒3a〜3fに沿って可動し、複数の短絡導体12a〜12cは導体棒4a〜4fに沿って可動する。
このように、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を構成する導体棒3a〜3f,4a〜4fの数を増やすことで、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を更に広くすることができる。
また、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3f,4a〜4fの長さを短くして、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を小型化できる。
なお、図5では複数の導体棒3a〜3f,4a〜4fが横に並んでいるが、分かり易くするためにこのように配置しただけで、導体棒3a〜3f,4a〜4fの配置方法は本実施の形態4で限定するものではない。
以上のように、本実施の形態4によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、複数の導体棒3a〜3f,4a〜4fと、複数の短絡導体11a〜11c,12a〜12cと、接続導体21,22と、複数の接続導体23a〜23c,24a〜24cと、給電点31と、導体板41とから構成し、複数の短絡導体11a〜11c,12a〜12cを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態5.
図6は、本発明の実施の形態5によるアンテナ装置を示す図である。
図6(a)は、アンテナ装置の斜視図、図6(b)は、BB’から下側を見た平面図である。
図6において、実施の形態5によるアンテナ装置では、実施の形態1によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72を下導体2の中に配置したものであり、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4cと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,23aと、給電点31と、導体板41,42とが設けられている。
ダイポールの上導体1と下導体2は筒状の導体であり、上導体1は下導体2の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置されている。
上導体1と下導体2の長さは1/4波長以下である。
下導体2の内部に、下導体2の中心軸方向と垂直に導体板41が設置されており、下導体2と導体板41は接続されている。
上導体1の下端は、導体板42により覆われており、上導体1と導体板42は接続されている。
導体棒3a,3b,4a〜4cと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,23aと、給電点31は、下導体2と導体板41,42で囲まれた空間内に配置される。
導体棒3a,3b,4a〜4cは互いに略平行である。
導体棒3aの下端と導体板41の間に給電点31を設置する。
導体棒3aと導体棒3bは、短絡導体11aによって接続される。
また、導体棒4aと導体棒4bは、短絡導体12aによって接続される。
導体棒3bの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
導体棒3aは、導体棒4aの下端と、接続導体21によって接続される。
導体棒4bの下端は、導体棒4cの下端と、接続導体23aによって接続される。
また、導体棒4cの上端は、導体板42と、接続部6において接続される。
短絡導体11aは、導体棒3a,3bに沿って可動する。
また、短絡導体12aは、導体棒4a,4bに沿って可動する。
給電点31への給電方法は、本実施の形態5で限定するものではないが、例えば、図6に示したように、同軸ケーブル33を使用することが考えられる。
図6では、同軸ケーブル33を下導体2の内側に配置している。
また、コネクタ32により、同軸ケーブル33の内導体を導体棒3aに接続し、同軸ケーブル33の外導体を導体板41に接続している。
更に、同軸ケーブル33を、下導体2の下端付近より、下導体2の外側へ配線している。
導体棒4a,4b、短絡導体12aは、直列インダクタンス部72を構成している。
短絡導体12aを導体棒4a,4bに沿って可動することにより、ダイポールのインピーダンスに直列のインダクタンス量を変化させることができる。
導体棒3a,3b、短絡導体11aは、並列インダクタンス部71を構成している。
短絡導体11aを導体棒3a,3bに沿って可動することにより、ダイポールと直列インダクタンス部72を合わせたインピーダンスに並列のインダクタンス量を変化させることができる。
本アンテナ装置の可変整合回路は、並列インダクタンス部71と直列インダクタンス部72から構成されている。
以上のように、本実施の形態5によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4cと、短絡導体11a,12aと、接続導体21,23aと、給電点31と、導体板41,42とから構成し、短絡導体11a,12aを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態6.
図7は、本発明の実施の形態6によるアンテナ装置を示す模式図である。
図7において、実施の形態6によるアンテナ装置では、実施の形態5によるアンテナ装置の並列インダクタンス部71を、複数の導体棒3a〜3fと、複数の短絡導体11a〜11cと、複数の接続導体24a〜24cから構成し、直列インダクタンス部72を複数の導体棒4a〜4eと、複数の短絡導体12a,12bと、複数の接続導体23a〜23cから構成している。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4eと、複数の短絡導体11a〜11c,12a,12bと、接続導体21と、複数の接続導体23a〜23c,24a〜24cと、給電点31は、下導体2と導体板41で囲まれた空間内に配置される。
複数の導体棒3a〜3f,4a〜4eは互いに略平行である。
導体棒3aと導体棒3bは短絡導体11aによって接続され、導体棒3cと導体棒3dは短絡導体11bによって接続され、導体棒3eと導体棒3fは短絡導体11cによって接続される。
導体棒3fの下端は、導体板41と、接続部5において接続される。
図7には示されていないが、導体棒3dと導体棒3eの間にも、2本の導体棒3とこの2本の導体棒3の間を接続する短絡導体11からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒3bの下端は導体棒3cの下端と接続導体24aによって接続される。
図7には示されていないが、短絡導体11で接続されていない隣り合う2本の導体棒3が他にあれば、それらの下端同士を接続導体24により接続する。
導体棒4aと導体棒4bは短絡導体12aによって接続され、導体棒4cと導体棒4dは短絡導体12bによって接続される。
導体棒4eの上端は、導体板42と、接続部6において接続される。
図7には示されていないが、導体棒4dと導体棒4eの間にも、2本の導体棒4とこの2本の導体棒4の間を接続する短絡導体12からなる部分を、複数設置することも考えられる。
導体棒4aの下端は導体棒3aと接続導体21によって接続される。
導体棒4bの下端は導体棒4cの下端と接続導体23aによって接続される。
図7には示されていないが、短絡導体12で接続されていない隣り合う2本の導体棒4が他にあれば、それらの下端同士を接続導体23により接続する。
複数の短絡導体11a〜11cは複数の導体棒3a〜3fに沿って可動し、複数の短絡導体12a,12bは導体棒4a〜4eに沿って可動する。
このように、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を構成する導体棒3a〜3f,4a〜4eの数を増やすことで、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を更に広くすることができる。
また、並列のインダクタンス301及び直列のインダクタンス302の可変範囲を一定のまま、導体棒3a〜3f,4a〜4eの長さを短くして、並列インダクタンス部71及び直列インダクタンス部72を小型化できる。
なお、図7では複数の導体棒3a〜3f,4a〜4eが横に並んでいるが、分かり易くするためにこのように配置しただけで、導体棒3a〜3f,4a〜4eの配置方法は本実施の形態6で限定するものではない。
以上のように、本実施の形態6によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、複数の導体棒3a〜3f,4a〜4eと、複数の短絡導体11a〜11c,12a,12bと、接続導体21と、複数の接続導体23a〜23c,24a〜24cと、給電点31と、導体板41,42とから構成し、複数の短絡導体11a〜11c,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態7.
図8は、本発明の実施の形態7によるアンテナ装置を示す図である。
図8において、実施の形態7によるアンテナ装置では、実施の形態2によるアンテナ装置のダイポールの上導体1の上端に、上導体1に略垂直な柱状導体51の一端が接続されている。
また、上導体1の上端の柱状導体51と反対側に、上導体1に略垂直な柱状導体52の一端が接続されている。
ダイポールの下導体2の下端に、下導体2に略垂直な柱状導体53の一端が接続されている。
また、下導体2の下端の柱状導体53と反対側に、上導体1に略垂直な柱状導体54の一端が接続されている。
柱状導体51〜54は、互いに略平行である。
柱状導体51と柱状導体53は互いに向かい合うように配置される。
また、柱状導体52と柱状導体54は互いに向かい合うように配置される。
このように、柱状導体51〜54を設置することにより、柱状導体51と柱状導体53の間と、柱状導体52と柱状導体54の間に寄生容量が発生するため、上導体1及び下導体2の長さを短くでき、低姿勢なダイポールアンテナ装置を得ることができる。
以上のように、本実施の形態7によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41と、柱状導体51〜54とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態8.
図9は、本発明の実施の形態8によるアンテナ装置を示す図である。
図9において、実施の形態8によるアンテナ装置では、実施の形態7によるアンテナ装置の柱状導体51の上導体1と反対側の端部に、上導体1と略平行な柱状導体55の一端が接続されている。
また、柱状導体52の上導体1と反対側の端部に、上導体1と略平行な柱状導体56の一端が接続されている。
柱状導体53の下導体2と反対側の端部に、下導体2と略平行な柱状導体57の一端が接続されている。
また、柱状導体54の下導体2と反対側の端部に、下導体2と略平行な柱状導体58の一端が接続されている。
柱状導体55と柱状導体57は、柱状導体55の他端と柱状導体57の他端が互いに向かい合うように配置される。
また、柱状導体56と柱状導体58は、柱状導体56の他端と柱状導体58の他端が互いに向かい合うように配置される。
このように、柱状導体55〜58を設置することにより、柱状導体55と柱状導体57の間と、柱状導体56と柱状導体58の間に寄生容量が発生するため、上導体1及び下導体2の長さを更に短くでき、低姿勢なダイポールアンテナ装置を得ることができる。
以上のように、本実施の形態8によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41と、柱状導体51〜58とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力の大きい可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態9.
図10は、本発明の実施の形態9によるアンテナ装置を示す図である。
図10において、実施の形態9によるアンテナ装置では、実施の形態8によるアンテナ装置の上導体1の下端と、柱状導体51と柱状導体55の接続部との間を、柱状導体59が接続している。
また、上導体1の下端と、柱状導体52と柱状導体56の接続部との間を、柱状導体60が接続している。
下導体2の上端と、柱状導体53と柱状導体57の接続部との間を、柱状導体61が接続している。
また、下導体2の上端と、柱状導体54と柱状導体58の接続部との間を、柱状導体62が接続している。
柱状導体59を設置することにより、上導体1と柱状導体51を流れる電流経路とは長さの異なる、柱状導体59を流れる電流経路が生じるので、アンテナのインピーダンスを広帯域化することができる。
同様に、柱状導体60〜62を設置することにより、新たな電流経路が加わるので、アンテナのインピーダンスを広帯域化することができる。
以上のように、本実施の形態9によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41と、柱状導体51〜62とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力が大きく、広帯域な可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態10.
図11、図12は、本発明の実施の形態10によるアンテナ装置を示す図である。
図11、図12において、実施の形態10によるアンテナ装置では、実施の形態8によるアンテナ装置の同軸ケーブル33の、下導体2の下端近傍にバラン101が設置されている。
図11はバラン101を下導体2の外に設置した例、図12はバラン102を下導体2の中に設置した例である。
このように、バラン101を下導体2の下端近傍に設置することにより、同軸ケーブル33の外導体の外側に流れる電流を、バラン101より下側において、低減することができる。
したがって、同軸ケーブル33の外導体の外側に流れる電流によるアンテナのインピーダンスへの影響を抑圧でき、また、この電流による不要な放射を低減できる。
バラン101の構成は、本実施の形態10で限定するものではないが、トランスを用いたバラン、シュペルトップ型バラン、インダクタとキャパシタで構成したバランなどが考えられる。
また、フェライトコアに同軸ケーブル33をヘリカル状に巻き付ける構成でも良い。
以上のように、本実施の形態10によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41と、柱状導体51〜58と、バラン101とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力が大きく、同軸ケーブル33の外導体の外側に流れる電流を低減した、可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
実施の形態11.
図13は、本発明の実施の形態11によるアンテナ装置を示す図である。
図13において、実施の形態11によるアンテナ装置では、実施の形態10によるアンテナ装置のダイポールの上導体1に、窓201〜203が着脱自在に設置されている。
窓201〜203は、導体であり、通常は上導体1と接続されている。
短絡導体11a,12a,12bを可動させる時には、窓201〜203を上導体1から取り外すことにより、上導体1の外側より短絡導体11a,12a,12bを動かすことができる。
なお、図13では窓の数は3としているが、窓の数は3以外でも良い。
以上のように、本実施の形態11によれば、アンテナ装置を、ダイポールの上導体1、下導体2と、導体棒3a,3b,4a〜4dと、短絡導体11a,12a,12bと、接続導体21,22,23aと、給電点31と、導体板41と、柱状導体51〜58と、バラン101と、窓201〜203とから構成し、短絡導体11a,12a,12bを可動とすることにより、可変範囲が広く、小型で、耐電力が大きく、短絡導体11a,12a,12bの可動が容易で、同軸ケーブル33の外導体の外側に流れる電流を低減した、可変整合回路付きのダイポールアンテナ装置が得られるという効果を有する。
なお、実施の形態1から実施の形態11においては、ダイポールの上導体1、下導体2、柱状導体51〜62の断面形状は限定するものではなく、円形、四角形、三角形など、あらゆる形状が考えられる。
また、ダイポールの上導体1を支えるために、上導体1と下導体2の間に誘電体を設置することも考えられる。
更に、導体棒3、4を支えるために、誘電体による支持部材を設置することも考えられる。
実施の形態1から実施の形態11においては、導体棒3,4の設置位置は、その断面において多角形の各頂点に導体棒3,4を配置しているが、ここで限定するものではない。
実施の形態7から実施の形態9において、ダイポールの形状を変化させた場合を示したが、ダイポールの形状は、上導体1と下導体2があれば、実施の形態7から実施の形態9で示した形状以外でも良く、ダイポールの形状はここで限定するものではない。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 上導体、2 下導体、3,3a〜3f,4,4a〜4f 導体棒、5,6 接続部、 11,11a〜11c,12,12a〜12c 短絡導体、21,22,23,23a〜23c,24,24a〜24c 接続導体、31 給電点、32 コネクタ、33 同軸ケーブル、41,42 導体板、51〜62 柱状導体、71 並列インダクタンス部、72 直列インダクタンス部、101 バラン、201〜203 窓、301,302 インダクタンス、303 アンテナインピーダンス、304 グランド導体。

Claims (13)

  1. ダイポールの上導体と下導体と、
    複数の第1、第2の導体棒と、
    複数の第1、第2の可動短絡導体と、
    第1、第2の接続導体と、
    複数の第3、第4の接続導体と、
    給電点と、
    導体板とを備え、
    前記上導体と前記下導体は筒状の導体であり、前記上導体は前記下導体の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置され、
    前記導体板は前記下導体の上端を覆い、前記導体板と前記下導体は接続され、
    前記第1、第2の導体棒と、前記第1、第2の可動短絡導体と、前記第1、第2、第3、第4の接続導体と、前記給電点は、前記導体板と前記上導体で囲まれた空間内に配置され、
    mを1以上の整数とした場合に、前記第1の導体棒の数は2mであり、前記第1の可動短絡導体の数はmであり、前記第3の接続導体の数はm−1であって、
    nを1以上の整数とした場合に、前記第2の導体棒の数は2nであり、前記第2の可動短絡導体の数はnであり、前記第4の接続導体の数はn−1であって、
    iを1以上でm以下の任意の整数とした場合に、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒は、i個目の前記第1の可動短絡導体によって接続され、
    (2i)個目の前記第1の導体棒の下端と(2i+1)個目の前記第1の導体棒の下端は、i個目の前記第3の接続導体によって接続され、
    jを1以上でn以下の任意の整数とした場合に、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒は、j個目の前記第2の可動短絡導体によって接続され、
    (2j)個目の前記第2の導体棒の下端と(2j+1)個目の前記第2の導体棒の下端は、j個目の前記第4の接続導体によって接続され、
    1個目の前記第1の導体棒の下端と前記導体板の間に前記給電点を設置し、
    (2m)個目の前記第1の導体棒の下端は前記導体板に接続され、
    1個目の前記第1の導体棒は、1個目の前記第2の導体棒の下端と、前記第1の接続導体によって接続され、
    (2n)個目の前記第2の導体棒の下端は、前記上導体と、前記第2の接続導体によって接続され、
    i個目の前記第1の可動短絡導体は、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒に沿って可動し、
    j個目の前記第2の可動短絡導体は、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒に沿って可動することを特徴としたアンテナ装置。
  2. m=1、n=1としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
  3. m=1、n=2としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
  4. m=2、n=2としたことを特徴とした請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 前記上導体に、導体からなる複数の窓が着脱自在に設置されたことを特徴とした請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
  6. ダイポールの上導体と下導体と、
    複数の第1、第2の導体棒と、
    複数の第1、第2の可動短絡導体と、
    第1の接続導体と、
    複数の第2、第3の接続導体と、
    給電点と、
    第1、第2の導体板とを備え、
    前記上導体と前記下導体は筒状の導体であり、前記上導体は前記下導体の上に中心軸を揃えて一定の間隔を空けて配置され、
    前記第1の導体板は、前記下導体の内部に、前記下導体の中心軸方向と垂直に設置されており、前記第1の導体板と前記下導体は接続され、
    前記第2の導体板は前記上導体の下端を覆い、前記第2の導体板と前記上導体は接続され、
    前記第1、第2の導体棒と、前記第1、第2の可動短絡導体と、前記第1、第2、第3の接続導体と、前記給電点は、前記第1、第2の導体板と前記下導体で囲まれた空間内に配置され、
    mを1以上の整数とした場合に、前記第1の導体棒の数は2mであり、前記第1の可動短絡導体の数はmであり、前記第2の接続導体の数はm−1であって、
    nを1以上の整数とした場合に、前記第2の導体棒の数は2n+1であり、前記第2の可動短絡導体の数はnであり、前記第3の接続導体の数はnであって、
    iを1以上でm以下の任意の整数とした場合に、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒は、i個目の前記第1の可動短絡導体によって接続され、
    (2i)個目の前記第1の導体棒の下端と(2i+1)個目の前記第1の導体棒の下端は、i個目の前記第2の接続導体によって接続され、
    jを1以上でn以下の任意の整数とした場合に、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒は、j個目の前記第2の可動短絡導体によって接続され、
    (2j)個目の前記第2の導体棒の下端と(2j+1)個目の前記第2の導体棒の下端は、j個目の前記第3の接続導体によって接続され、
    1個目の前記第1の導体棒の下端と前記導体板の間に前記給電点を設置し、
    (2m)個目の前記第1の導体棒の下端は前記第1の導体板に接続され、
    1個目の前記第1の導体棒は、1個目の前記第2の導体棒の下端と、前記第1の接続導体によって接続され、
    (2n+1)個目の前記第2の導体棒の上端は、前記第2の導体板に接続され、
    i個目の前記第1の可動短絡導体は、(2i−1)個目の前記第1の導体棒と(2i)個目の前記第1の導体棒に沿って可動し、
    j個目の前記第2の可動短絡導体は、(2j−1)個目の前記第2の導体棒と(2j)個目の前記第2の導体棒に沿って可動することを特徴としたアンテナ装置。
  7. m=1、n=1としたことを特徴とした請求項6記載のアンテナ装置。
  8. 前記下導体に、導体からなる複数の窓が着脱自在に設置されたことを特徴とした請求項6または請求項7記載のアンテナ装置。
  9. 前記上導体の上端に、前記上導体に略垂直な第1の柱状導体の一端を接続し、
    前記上導体の上端の前記第1の柱状導体と反対側に、第2の柱状導体の一端を接続し、
    前記下導体の下端に、前記下導体に略垂直な第3の柱状導体の一端を接続し、
    前記下導体の下端の前記第3の柱状導体と反対側に、第4の柱状導体の一端を接続し、
    前記第1から第4の柱状導体は互いに略平行であり、
    前記第1の柱状導体と前記第3の柱状導体は互いに向かい合うように配置され、
    前記第2の柱状導体と前記第4の柱状導体は互いに向かい合うように配置されたことを特徴とした請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
  10. 前記第1の柱状導体の前記上導体と反対側の端部に、前記上導体と略平行な第5の柱状導体の一端を接続し、
    前記第2の柱状導体の前記上導体と反対側の端部に、前記上導体と略平行な第6の柱状導体の一端を接続し、
    前記第3の柱状導体の前記下導体と反対側の端部に、前記下導体と略平行な第7の柱状導体の一端を接続し、
    前記第4の柱状導体の前記下導体と反対側の端部に、前記下導体と略平行な第8の柱状導体の一端を接続し、
    前記第5の柱状導体と前記第7の柱状導体は、前記第5の柱状導体の他端と前記第7の柱状導体の他端が互いに向かい合うように配置され、
    前記第6の柱状導体と前記第8の柱状導体は、前記第6の柱状導体の他端と前記第8の柱状導体の他端が互いに向かい合うように配置されたことを特徴とした請求項9記載のアンテナ装置。
  11. 前記上導体の下端と、前記第1の柱状導体と前記第5の柱状導体の接続部との間を、第9の柱状導体が接続し、
    前記上導体の下端と、前記第2の柱状導体と前記第6の柱状導体の接続部との間を、第10の柱状導体が接続し、
    前記下導体の上端と、前記第3の柱状導体と前記第7の柱状導体の接続部との間を、第11の柱状導体が接続し、
    前記下導体の上端と、前記第4の柱状導体と前記第8の柱状導体の接続部との間を、第12の柱状導体が接続したことを特徴とした請求項10記載のアンテナ装置。
  12. 同軸ケーブルを前記下導体の内側に配置し、
    前記同軸ケーブルは、その内導体を1個目の前記第1の導体棒の下端に接続し、その外導体を前記第1の導体板に接続することによって、前記給電点を励振し、
    前記同軸ケーブルを、前記下導体の下端付近より、前記下導体の外側へ配線したことを特徴とした請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
  13. 前記同軸ケーブルの、前記下導体の下端近傍にバランを設置したことを特徴とした請求項12記載のアンテナ装置。
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