JP6120242B2 - 流路開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給水を開始する指示を受けることで便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置に関する。
このような流路開閉装置として、いわゆるフラッシュバルブが知られている。このフラッシュバルブは、給水元である一次側流路から水を受け入れて一次側内部流路に送り出す流入口と、二次側内部流路から給水先である二次側流路へ水を送り出す流出口とが形成された本体部と、一次側内部流路と二次側内部流路との間の流路開閉を行う主バルブ(ダイヤフラム弁)と、主バルブを介さずに一次側内部流路と二次側内部流路とを連通するバイパス流路と、バイパス流路の流路開閉を行う副バルブ(リリーフ弁)と、を備えるものである(例えば、下記特許文献1参照)。
このように構成されたフラッシュバルブは、操作レバーを押し下げるといった副バルブを開く動作を行うと、バイパス流路が開かれて主バルブを構成する主弁体の背圧が低下し、一次側内部流路内の一次圧によって主弁体が主弁座から引き離されるように押し上げられて主バルブが開放され、流出口から水が二次側流路へと流出される。その後、操作レバーを戻すといった副バルブを閉じる動作を行うか、若しくは自動的に操作レバーが戻って副バルブが閉じられると、バイパス流路が閉じられて主弁体の背圧が上昇する。この主弁体の背圧の上昇に伴って主弁体が主弁座に近づくように降下し、やがて主弁体が主弁座に当接することで主バルブが閉じられる。従って、フラッシュバルブは、給水を開始する指示を受けることで便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置として機能するものである。
従来のフラッシュバルブは、比較的簡単な構成で、ある程度定められた量の水を送り出す装置として極めて有用なものであり、小便器や大便器への水供給手段として広く用いられている。しかしながら、従来のフラッシュバルブはその構造上、厳密な水量制御が困難なものであり、日本工業規格においては標準吐水量が15Lに対して、水圧が低ければ11〜16.5Lの吐水量を確保できれば可とされ、水圧が高ければ13.5〜19Lの吐水量を確保できれば可とされている。
このように従来のフラッシュバルブは水圧の変動によってその吐水量が異なるものであり、また、パブリック空間等では一般的に複数の便器が連立される形で設置されるため、複数の便器の使用状態によっては水圧変動がより大きく生じてしまうという問題があった。そのため、従来のフラッシュバルブ式の便器においては、水圧が低い場合や水圧変動が大きい場合でも汚物をきちんと排出できるように、水量が多くなる方向に設定を振って構成されている。そのため、特に水圧が高い場合や水圧変動が小さい環境下にあっては、余分な水を流さざるを得ないので、結果として無駄水が非常に多くなり節水面での対策が望まれていた。
そこで、フラッシュバルブにいわゆる定流量弁を組み込み、水圧が高い環境や一次側流路に水圧変動が起きても、二次側流路に送り出す水の流量を一定にすることで無駄水をなくし節水性能を高めることを意図した提案がなされている(下記特許文献2参照)。
上記特許文献2に記載の従来の技術は、定流量弁を組み込まないで動作可能なフラッシュバルブに、後付で定流量弁を組み込むものである。従来の通常のフラッシュバルブの各機能部材は、一次側流路の一次圧と二次側流路との二次圧との差圧が比較的大きいことを前提にしている。そのため、後付で定流量弁を組み込んだ場合、一次圧と二次圧との差圧が小さくなるため、確かにある程度流量を一定にする効果を期待できるものの、主バルブの開閉応答が鈍くなる可能性がある。特に、流路開閉装置を含む便器洗浄システム全体での節水を実現しようとすると、より確実な定流量制御が求められる。また、後付で定流量弁を組み込む場合には、当然ながら従来の通常のフラッシュバルブの構造体に、定流量弁を付加するものとなるため、装置全体として小型化が困難であるという課題もある。
このような課題に鑑み、給水の瞬間流量を一定にしつつ、給水を開始及び停止するための主バルブの開閉を機敏に行うことができ、小型化も図ることができる流路開閉装置を提供するものとして、下記特許文献3に記載の流路開閉装置が提供されている。
下記特許文献3に記載の流路開閉装置は、給水元である一次側流路から水を受け入れて一次側内部流路に送り出す流入口と、二次側内部流路から給水先である二次側流路へ水を送り出す流出口とが形成された本体部を備えている。更に、流路開閉装置は、一次側内部流路と二次側内部流路との間の流路開閉を行う主弁体及び主弁座を有する主バルブと、主バルブを介さずに一次側内部流路と二次側内部流路とを連通するバイパス流路と、バイパス流路の流路開閉を行う副バルブと、を備えている。また、流路開閉装置には、副バルブが開かれることで主弁体の背圧が低下し主バルブが開かれ、一次側内部流路から二次側内部流路へと水が流れた後に前記副バルブが閉じられると、前記主弁体の背圧が前記一次側内部流路内の一次圧と均衡するように上昇するまで主バルブを開放状態に維持し、主バルブが閉じられることを遅延させる遅延手段が設けられている。
特開2006―170382号公報 特開2000―282537号公報 特開2011―226249号公報
上記特許文献3に記載の流路開閉装置は、主弁体と定流量弁体とが一体化された弁部材の可動量を調整するようにこの弁部材の摺動方向に沿って移動する位置調整部材と、位置調整部材が弁部材の可動量を狭める方向に移動すると反発力が強まるように構成されるバネと、を有するものである。バネは、位置制御部材が弁部材の可動量を狭める方向に移動すると反発力が強まるように構成されている。
上述した従来の流路開閉装置は、主弁体の背圧が低下することで主バルブが開かれるものであり、主弁体に対する差圧を利用して主弁体を駆動しているため、主弁体(弁部材)の周囲をシールする必要がある。また、弁部材の摺動方向に沿って移動する位置調整部材も、副背圧室から位置調整部材が受ける力と、背圧室から位置調整部材が受ける力との差を利用するものであるため、その周囲をシールする必要がある。
従って、位置調整部材の動きには、シールによる摺動抵抗も影響を及ぼすため、単に差圧のみでは測れないばらつきが発生する要因となりうる。しかし、摺動抵抗を嫌うあまりシールを疎にすると、背圧室と副背圧室の差圧が小さくなってしまい、位置調整部材に対して駆動力が働かずに定流量作用が機能しなくなったり、駆動力が働いたとしても十分な定流量作用が発揮できなくなったりしてしまう。
そこで本発明では、シール部材の摺動抵抗とシール性能を両立させることによって、位置調整部材の挙動のばらつきを極力低減できるよう流路開閉装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る流路開閉装置は、給水を開始する指示を受けることで大便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置であって、給水元に繋がる一次側流路と給水先である大便器へ繋がる二次側流路との間の流路開閉を行う主弁体及び主弁座を有する主バルブと、前記一次側流路から前記二次側流路へ流れる水の瞬間流量を一定に保つように相互間に形成される流路断面積を調整する定流量弁体及び定流量弁座を有する定流量バルブと、前記主弁体及び前記定流量弁体が一体化されてなる弁体部材の可動量を調整するように、前記弁体部材の摺動方向に沿ってその少なくとも一部が移動する位置調整部材と、前記位置調整部材にそれぞれ反対側から力を加えるように設けられた背圧室及び副背圧室と、を備え、前記位置調整部材は、前記一次側流路の水圧を前記副背圧室から受けることで、前記一次側流路の水圧に応じて位置を調整するように構成され、前記一次側流路の水圧が高まると前記弁体部材の可動量を減少させる方向に移動するものであって、前記位置調整部材の周囲に一部に切欠を有する略円形のシール部材を配置し、前記シール部材は径の収縮方向に弾性変形可能であり、前記シール部材は、その最小外径が前記背圧室内径より小さく、何も力が加わっていない状態の外径が前記背圧室内径より大きく、内径方向に弾性を有する凸部を有することを特徴とする流路開閉装置である。
本発明における位置調整部材は、縮径に反発するような弾性力を有するシール部材を配置することによって、この弾性力或いは洗浄開始時にシール部材にかかる水圧によってシール部材を背圧室と副背圧室を隔離する壁面に押し付ける構成となっている。つまり、少なくとも洗浄が開始されて位置調整部材が摺動する段階においてシール部材が壁面に押し付けられる構成となっている。これによって、圧力差を生み出すために十分なシール性能を確保できると共に、摩擦を抑えてスムーズな摺動を行うことが可能となる。
シール部材に切り欠きを設けることによって形状による弾性を利用することができるようになり、要求される寸法精度が緩和される。また、材料選択の自由度も向上し、摩擦係数の小さな材料を使用することができる。
また、シール材に切り欠きを設けることによって、流路開閉装置内部にゴミが混入した場合であっても、この切り欠き部分を通過させることが可能となり、シール部材と本体内壁との間にゴミを噛みこんでしまい、摺動抵抗が増大することを抑制することが可能となる。
また、シール部材の内径方向に設けられた凸部と、位置調整部材、主弁体とが接触することによってシール部材に拡径方向の力を発生させることが可能となる。材料自身の弾性を利用して拡径方向の力を発生させる場合と比較して、安定した力を発生させることが可能となり、位置調整部材、主弁体の動きを安定させることが可能となる。これらの動きが安定することにより、洗浄開始から終了までの間に流れる水量のばらつきを低減することが可能となる。
また本発明に係る流路開閉装置では、前記主弁体の周囲に一部に切欠を有する略円形の第二のシール部材を配置し、前記第二のシール部材は径の収縮方向に弾性変形可能であり、前記第二のシール部材は、その最小外径が前記背圧室の内径より小さく、何も力が加わっていない状態の外径が前記前記背圧室の内径より大きいことが好ましい。
この好ましい態様では、位置調整部材の摺動に加えて、主弁体においても望ましいシール性能を確保しながら、スムーズな摺動を行うことが可能となる。このように構成することによって、主弁体がすばやく開閉することが可能となり、洗浄開始から終了までの間に要する時間のばらつきを低減し、流れる水量のばらつきを低減することが可能となる。
また本発明に係る流路開閉装置では、シール部材の上面または下面が位置調整部材または主弁体と接触していることが好ましい
この好ましい態様では、位置調整部材、主弁体とシール部材が接触することによって、各部材とシール部材の間に水が浸入してシール性能が低下することを抑制することが可能となり、より効率的に圧力差を生み出すことが可能となる。
また本発明に係る流路開閉装置では、凸部がシール部材の内周面に等間隔に複数設けられていることが好ましい。
この好ましい様態では、シール部材に対して、拡径方向の力が均一に作用することになる。したがって、シール部材が歪に拡径してしまい、摺動抵抗が歪に発生することを抑制することが可能となる。
本発明によれば、弁部材が位置調整部材の挙動のばらつきを極力低減することが可能な流路開閉装置を提供することができる。
本発明の実施形態であるフラッシュバルブを大便器への給水管に取り付けた状態を示す外観図である。 本発明の実施形態であるフラッシュバルブの内部構造を模式的に示す概略構成図である。 図2に示すフラッシュバルブの定流量弁体を示す側面図である。 図2に示すフラッシュバルブの定流量弁体を示す斜視図である。 図2に示すフラッシュバルブのシール部材を示す斜視図である。 図2に示すフラッシュバルブにおいて、初期状態を示す図である。 図2に示すフラッシュバルブにおいて、主弁が開放された状態を示す図である。 図2に示すフラッシュバルブにおいて、主弁が閉じられた状態を示す図である。 図2に示すフラッシュバルブにおいて、リフィル水を供給するため主弁が再び開かれた状態を示す図である。 図2に示すフラッシュバルブにおいて、リフィル水を供給するため開かれた主弁が閉じられた状態を示す図である。 シール部材の第一の変形例を示す斜視図である。 シール部材の第二の変形例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態であるフラッシュバルブ(流路開閉装置)について図1に示す。図1は、本発明の実施形態であるフラッシュバルブを大便器への給水管に取り付けた状態を示す外観図である。図1に示されるように、フラッシュバルブSV(流路開閉装置)は、大便器SBへの給水管TBの途中に取り付けられている。フラッシュバルブSVは、給水を開始する指示を受けることで、給水管TBを経由する流路を開いて大便器SBに給水を開始する。その後、フラッシュバルブSVは、所定の条件を満たすことで自律的に流路を閉じて給水を停止する。
大便器SBは、封水部SWが設けられている。封水部SWには常時溜水がなされ、封水が形成されている。大便器SBを使用すると、封水部SWに汚物が投入される。大便器SBの使用後にフラッシュバルブSVを操作すると、フラッシュバルブSVから略一定の瞬間流量で洗浄水が供給される。この洗浄水によって、封水部SWの溜水及び汚物が流される。本実施形態の場合、大便器SBはサイフォン方式の便器であるので、サイフォン現象によって洗浄水は汚物と共に下流側へ吸引される。本実施形態のフラッシュバルブSVは、洗浄後に封水部SWにリフィル水を供給するように構成されている。
フラッシュバルブSVは、本体部10と、電磁弁82とを備えている。本体部10内には、給水管TBに繋がる一次側内部流路20と、大便器SBに繋がる二次側内部流路30とが形成されている。本体部10内には弁体部材40が配置されている。弁体部材40は、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間の流路開閉を行うものである。電磁弁82は、バイパス流路80に設けられている。電磁弁82を開くことで、弁体部材40の背圧が下がり開弁される。本実施形態では、給水管TBにおいて、フラッシュバルブSVよりも上流側には止水栓Vが、フラッシュバルブSVよりも下流側であって大便器SBよりも上流側にはバキュームブレーカーVBが、それぞれ配置されている。
続いて、本発明の実施形態であるフラッシュバルブSVの内部構造について、図2を参照しながら説明する。図2は、フラッシュバルブSVの内部構造を模式的に示す概略構成図である。
図2に示されるように、フラッシュバルブSVは、本体部10を備えている。本体部10の内部には、一次側内部流路20と、二次側内部流路30と、背圧室14と、副背圧室12とが形成されている。一次側内部流路20は、給水元である一次側流路(図1に示す給水管TBのフラッシュバルブSVよりも上流側の流路)から流入水Waを受け入れて、二次側内部流路30に向けて流出させるものである。一次側内部流路20の上流端には流入口21が設けられている。流入口21は、流入水Waを受け入れて一次側内部流路20に送り出す開口部である。
二次側内部流路30は、一次側内部流路20から流入する水を給水先である二次側流路(図1に示す給水管TBのフラッシュバルブSVよりも下流側の流路)に流出水Wbとして流出させるものである。二次側内部流路30の下流端には流出口31が設けられている。流出口31は、二次側内部流路30から二次側流路へ流出水Wbを送り出す開口部である。
一次側内部流路20と二次側内部流路30との間には、弁体部材40が配置されている。弁体部材40は、下流側の一端が二次側内部流路30に挿入されており、その反対側の他端が背圧室14に臨むように配置されている。弁体部材40は、二次側内部流路30の下流方向に沿って進退自在に配置されている。弁体部材40は、その上部に設けられた主弁体42と、その下部に設けられた定流量弁体44とからなり、両者が一体となって構成されている。
主弁体42は、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間の流路開閉を行うためのものである。主弁体42は下流側の面において、主弁体面421を有している。弁体部材40が最も下流側に押し込まれると、主弁体面421が一次側内部流路20の二次側内部流路30に対する境界面に当接し、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間の水の流通を遮断するように構成されている。従って、主弁体面421が当接する境界面は、主弁座面201(主弁座)として機能している。
定流量弁体44は、一次側内部流路20から二次側内部流路30へ流れる水の瞬間流量を調整するためのものである。定流量弁体44は、その外側面441において、溝状に形成されたスリット442を有している。
この定流量弁体44の構造を、図3及び図4を参照しながら詳しく説明する。図3は、定流量弁体44の側面図であって、図4は定流量弁体44の斜視図である。定流量弁体44の外側面441には、均等な間隔で4つのスリット442が形成されている。各スリット442は、断面が矩形の有底な溝であり、外側面441の下端から中程まで形成されている。さらに、定流量弁体44の外側面441には、ガイド部480が形成されている。ガイド部480は、上部470から下部471に至るように設けられている。
再び図2に戻って説明する。定流量弁体44の外側面441は、二次側内部流路30の内側壁と近接して対向している。従って、弁体部材40が、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間に水を通すように上昇(背圧室14へ入り込む方向、後退方向、開弁方向)すると、水が二次側内部流路30へと流入する。
主流路は、二次側内部流路30の内側壁とスリット442により形成された空間を通過し、二次側内部流路30へと流入する流路である。弁体部材40が、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間に水を通すように上昇(背圧室14へ入り込む方向、後退方向、開弁方向)すると、一次側内部流路20からスリット442に水が流入する。弁体部材40が、一次側内部流路20と二次側内部流路30との間に水を通すように上昇(背圧室14へ入り込む方向)し、その後下降(流出口31へ向かう方向、前進方向、閉弁方向)すると、水はスリット442の上部に対して流入することとなる。その結果、水の流路断面積は狭くなり、流量を絞るように作用する。
主弁体42には、その上部側において収容凹部46が設けられている。収容凹部46は、背圧室14側から後退するように凹状に形成されている。収容凹部46の背圧室14側には、副弁座465が設けられている。収容凹部46は、孔461と、凹部462と、副孔463(背圧流路)と、が形成されている。
孔461は、一次側内部流路20と凹部462とを繋ぐ連通孔として形成されている。凹部462は、バネ50と、副弁桿48とを収容している。凹部462内には、副弁桿48の先端の大径部481が配置されている。大径部481は、バネ50と当接しており、バネ50を介して弁体部材40を流出口31に向けて付勢している。
副弁桿48は、棒状に延びる小径部483と、小径部483の先端に設けられている大径部481とを有している。小径部483は、副弁座465に設けられた連通路464(背圧流路)を貫通している。連通路464と小径部483との間には、通水可能な隙間が形成される。従って、孔461から凹部462に流入した水は、連通路464を通って背圧室14へと流れる。また、孔461を通った水の一部は、副孔463を通って背圧室14へと流れる。尚、連通路464が閉鎖されている場合は、孔461を通った全ての水が副孔463を通って背圧室14へと流れる。
背圧室14と副背圧室12とは、第一位置調整部材60によって仕切られて分離されている。このとき、第一位置調整部材60の周囲には外周凹部61が設けられ、この外周凹部61にシール部材9を取り付けている。シール部材9は本体部10の内壁に対して接触することで、背圧室14と副背圧室12とを分離している。また、シール部材9の下面91が外周凹部61の下面と接触することで、両者の間に水が浸入しないように略シールされた状態となっている。
図5に示すように、シール部材9はその一部を切り欠かれた略円形のリング状部材である。この形状によって、材料自身が弾性をもたない比較的硬質の樹脂材料を利用した場合でも、径方向に収縮可能な弾性を持たせることができる。何も力が加わっていない状態では、本体部摺動部内径よりも大きいが、径方向に力を加えることで図1に示すように背圧室14、副背圧室12よりも小さく収縮することが可能である。
シール部材9の内径方向には、凸部91が等間隔に複数設けられている。この凸部91は、シール部材9と同じ材質でできており、同じように弾性を有している。この凸部が第一調整部材60と接触し、第一調整部材60を押すことによって、シール部材9に第一調整部材60の外径方向に拡径する力が作用し、本体部10の内壁に対して接触することで、背圧室14と副背圧室12とを分離している。また、第一位置調整部材60に上下方向に摺動させるような力が加わった場合第一位置調整部材60はスムーズに摺動することができる。
さらに、第一位置調整部材60には凹部601が設けられている。凹部601は、背圧室14に向けてその外壁が突出する凹部として形成されている。凹部601の下端には、連通路602が形成されている。凹部601の背圧室14側には、線形特性を有するバネ70が配置されている。バネ70は、一端が凹部601内に収容され、他端は第二位置調整部材65に当接するように配置されている。
第二位置調整部材65は、その一端側に円盤状に形成されたプレート部651と、シャフト部652と、保持部653とを有している。プレート部651の下面からシャフト部652の下端が露出しており、副弁桿48の小径部483の一端と当接したり離隔したりするように配置されている。第二位置調整部材65は、バネ70の巻き線の中心を貫通するように配置され、本体部10に固定されている。
本体部10の最上部には、その中央において上方に突出した突出部101が形成されている。突出部101の中心には、その中心軸が鉛直方向である貫通穴102が形成され、この貫通穴102に対し、円筒形状の保持部材653が挿入された状態で螺合固定されている。保持部材653の先端にはプレート部651が取り付けられている。
第二位置調整部材65は、棒状の部分であるシャフト部652を有しており、シャフト部652が、保持部材653を貫くように配置されている。
背圧室14と、一次側内部流路20及び二次側内部流路30とは、弁体部材40によって仕切られて分離されている。弁体部材40には、第一位置調整部材60と同じように、その外周面に存在する凹部42にシール部材9(第二のシール部材)が取り付けられており、摺動しながら、両者を仕切るように構成されている。このとき、第一調整部材60の場合と同じく、シール部材9の下面92が、主弁体部材40
突出部101には、その外側面から保持部材653に通じる貫通孔であって、その内周面に雌螺子が形成された固定孔107が形成されている。このため、使用者は第二位置調整部材65の位置を上下方向に調整した後、固定孔107に図示しないイモ螺子を挿入することにより、それ以降において第二位置調整部材65が本体部10に対して回転してしまうことを防止することができる。
以上のように、第二位置調整部材65はフラッシュバルブSVの本体部10に対して外部から連通した状態で固定されている。また、第二位置調整部材65の固定位置は、外部からレンチ等の工具を用いて調整することができる。
第一位置調整部材60は、副背圧室12と背圧室14との圧力差によって押される力とバネ70がそれに対抗しようとする力、及び第一調整部材60と弁体部材40とに設けられたシール部材9に掛かる摺動抵抗とのバランスによって、副背圧室12を広げる(背圧室14を狭める)ように摺動したり、副背圧室12を狭める(背圧室14を広げる)ように摺動したりするように構成されている。背圧室14に入った水は、連通路602を通じてバイパス流路80側へと流れる。
副背圧室12には一次側内部流路20にかかる一次圧と同じ圧力がかかるように構成されている。具体的には、一次側内部流路20と副背圧室12とが副一次流路22によってつながれており、一次圧が副背圧室12に伝達されている。
背圧室14と二次側内部流路30とは、バイパス流路80によって繋がっている。バイパス流路80には電磁弁82が設けられている。電磁弁82が閉じられていれば、背圧室14の内部には一次圧がかかっている。一方、電磁弁82が開けられると、背圧室14の水がバイパス流路80から二次側内部流路30に流出し、背圧室14の内部圧力が低下する。
続いて、図6,6,7,8,9を参照しながら、本実施形態のフラッシュバルブSVの動作について説明する。図6は、図2に示すフラッシュバルブにおいて、初期状態を示す図である。図7は、図2に示すフラッシュバルブにおいて、主弁が開放された状態を示す図である。図8は、図2に示すフラッシュバルブにおいて、主弁が閉じられた状態を示す図である。図9は、図2に示すフラッシュバルブにおいて、リフィル水を供給するため主弁が再び開かれた状態を示す図である。図10は、図2に示すフラッシュバルブにおいて、リフィル水を供給するため開かれた主弁が閉じられた状態を示す図である。図6?9のそれぞれにおいて、(A)はフラッシュバルブSVの動きを示し、(B)は対応する瞬間流量、弁体部材40のリフト量、封水部SWの封水深さを示す。
図6に示すように、初期状態(時刻t1)では弁体部材40のリフト量はゼロであり、瞬間流量もゼロである。封水深さは規定の深さを確保している。続いて、図7に示すように、電磁弁82が開かれ、バイパス流路80から背圧室14の水が抜かれると、弁体部材40は上昇し、副弁悍48が第二位置調整部材65に当接する。第一位置調整部材60は、背圧室14と副背圧室12との圧力差によって、背圧室14側に押し下げられている。従って、弁体部材40は第一位置調整部材60に当接するまで上昇する。
図7の状態で水を大便器SB側に流し続け、所定の時刻t2が到来すると電磁弁82を閉じる(図8参照)。その後ゆっくりと弁体部材40が下降し、時刻t3において主弁体42が主弁座面201に当接する。時刻t2から時刻t3にかけては、リフィル水が大便器SBに供給され、やや時間差があって封水部SWの封水深さが上昇する(時刻t4)。
時刻t4においても、封水部SWの封水深さは初期の封水深さまで確保されていないので、図9に示すように、時刻t4から時刻t5にかけて(第2時間)電磁弁82を開く。この第2時間としての時刻t4から時刻t5までの時間は、第1時間である時刻t1から時刻t2までの時間よりも短いものである。
また、時刻t4から時刻t5までの時間は、弁体部材40が完全には上昇せずに、弁体部材40が第一位置調整部材60にも第二位置調整部材65にも当接しないような短い時間である。電磁弁82が再び閉じられると、弁体部材40は下降し、主弁体42が主弁座面201に当接する。
このように本実施形態では、副バルブである電磁弁82が開かれることで主弁体42の背圧が低下し主バルブが開かれ、主バルブを通って一次側流路から二次側流路へと水が流れ、第1時間(時刻t1から時刻t2)経過後に電磁弁82が閉じられることで主弁体42の背圧が上昇し主バルブが閉じられる主洗浄動作を実行する(図6?図8参照)。更に、主洗浄動作の終了後、再び電磁弁82が開かれることで主弁体42の背圧が低下し主バルブが開かれ、主バルブを通って一次側流路から二次側流路へと水が流れ、第1時間よりも短い第2時間(時刻t4から時刻t5)経過後に電磁弁82が閉じられることで主弁体42の背圧が上昇し主バルブが閉じられるリフィル水供給動作を実行する(図9?図10参照)。
本実施形態によれば、主洗浄動作の終了後、再び電磁弁82を開くことで主バルブを開き二次側流路へと水を流すので、確実にリフィル水を供給することができる。また、リフィル水供給動作では、主洗浄動作の副バルブ開放時間である第1時間(時刻t1から時刻t2)よりも短い第2時間(時刻t4から時刻t5)副バルブを開くので、無駄水を発生させることなく適量のリフィル水を供給することができる。
また、リフィル水供給動作において、第2時間(時刻t4から時刻t5)は、主バルブが最大開度に達する前に電磁弁82が閉じられるように設定されている。
このように、主バルブが最大開度に達する前に副バルブが閉じられるように第2時間(時刻t4から時刻t5)を設定するので、リフィル水供給動作によって供給する水に起因するサイフォン現象の発生を抑制することができる。
また、リフィル水供給動作において、第2時間(時刻t4から時刻t5)は、背圧室14内の水が完全に二次側流路に流出する前に電磁弁82が閉じられるように設定されている。
このように、背圧室14の水が抜けきる前に電磁弁82が閉じられるように第2時間(時刻t4から時刻t5)を設定するので、リフィル水供給動作によって供給する水量を確実に適量とすることができ、リフィル水供給動作によって供給する水に起因するサイフォン現象の発生を抑制することができる。
また、主洗浄動作の終了後、第一位置調整部材60及び第二位置調整部材65が初期位置に復帰した後、リフィル水供給動作が実行されるように調整することも好ましい。
この好ましい態様では、第一位置調整部材60及び第二位置調整部材65が初期位置(図6参照)に復帰した後にリフィル水供給動作が実行されるので、定流量手段が一体化された弁体部材40の位置をリフィル水量に合わせた位置とすることができる。従って、供給するリフィル水量のばらつきを抑制し、無駄水の発生やリフィル水の不足を回避することができる。
また、リフィル水供給動作の実行有無を設定可能なように構成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、サイフォン方式ではない便器に取り付ける場合に、リフィル水供給動作の実行を停止できるので、様々な方式の便器に対応した流路開閉装置とすることができる。
また、リフィル水供給動作において供給される水量は、便器本体である大便器SBにおいてサイフォン現象が発生しない水量である。
リフィル水供給動作において供給される水量は、大便器SBにおいてサイフォン現象が発生しない水量としているので、大便器SBに対応した適切な水量のリフィル水を供給することができる。
また、主洗浄動作の終了後、大便器SB内の水の移動が完了した後、リフィル水供給動作が実行される(図9参照)。
主洗浄動作の終了後、大便器SB内の水の移動が完了するまでリフィル水供給動作を行わないので、大便器SBにある程度水が溜まってからリフィル水が供給される。従って、リフィル水の供給による水勢を大便器SBに溜まっている水で低減することができ、リフィル水供給段階におけるサイフォン現象の発生を抑制できる。
シール部材9の第一の変形例を図11に示す。図11に示すように、シール部材9はその一部が切りかかれたリング状部材であればよい。このときも、背圧室内径より小さくなるように収縮可能であると同時に、フラッシュバルブを組み立てた後か、水圧が掛かった状態において、拡径して背圧室内部に接触するように構成されている。このような構成とすることで、ごくシンプルな形状でありながら摺動性能とシール性能を両立させることが可能となる。
また、シール部材9の第二の変形例として、図12に示したようなものも考えられる。この第二の変形例においては、凸部91を二つ一組として構成している。このように構成することで、円の拡径方向以外に掛かる力、特に円の回転方向に掛かる力を相殺し合って、シール部材9に回転方向の力が掛かることを抑制することができる。このときも、背圧室内径より小さくなるように収縮可能であると同時に、フラッシュバルブを組み立てた後か、水圧が掛かった状態において、弾性によって背圧室内部に接触するように拡径するように構成されている。
SV:フラッシュバルブ(流路開閉装置)
SB:大便器
SW:封水部
TB:給水管
V:止水栓
10:本体部
101:突出部
102:貫通穴
653:保持部材
107:固定孔
12:副背圧室
14:背圧室
20:一次側内部流路
201:主弁座面(主弁座)
21:流入口
22:副一次流路
30:二次側内部流路
31:流出口
40:弁体部材
41:外周凹部
42:主弁体
421:主弁体面
44:定流量弁体
46:収容凹部
461:孔
462:凹部
463:副孔(背圧流路)
464:連通路(背圧流路)
465:副弁座
48:副弁桿
481:大径部
482:副弁体
483:小径部
50:バネ
60:第一位置調整部材
61:外周凹部
601:凹部
602:連通路
65:第二位置調整部材
651:プレート部
652:シャフト部
70:バネ
80:バイパス流路
82:電磁弁
Wa:流入水
Wb:流出水

Claims (7)

  1. 給水を開始する指示を受けることで大便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置であって、
    給水元に繋がる一次側流路と給水先である大便器へ繋がる二次側流路との間の流路開閉を行う主弁体及び主弁座を有する主バルブと、
    前記一次側流路から前記二次側流路へ流れる水の瞬間流量を一定に保つように相互間に形成される流路断面積を調整する定流量弁体及び定流量弁座を有する定流量バルブと、
    前記主弁体及び前記定流量弁体が一体化されてなる弁体部材の可動量を調整するように、前記弁体部材の摺動方向に沿ってその少なくとも一部が移動する位置調整部材と、
    前記位置調整部材にそれぞれ反対側から力を加えるように設けられた背圧室及び副背圧室と、を備え、
    前記位置調整部材は、前記一次側流路の水圧を前記副背圧室から受けることで、前記一次側流路の水圧に応じて位置を調整するように構成され、前記一次側流路の水圧が高まると前記弁体部材の可動量を減少させる方向に移動するものであって、
    前記位置調整部材の周囲に一部に切欠を有する略円形のシール部材を配置し、
    前記シール部材は径の収縮方向に弾性変形可能であり、
    前記シール部材は、その最小外径が前記背圧室内径より小さく、何も力が加わっていない状態の外径が前記背圧室内径より大きく、内径方向に弾性を有する凸部を有することを特徴とする流路開閉装置。
  2. 前記シール部材の上面または下面が前記位置調整部材と接触していることを特徴とする請求項1に記載の流路開閉装置。
  3. 前記凸部が前記シール部材の内周面に等間隔に複数設けられていることを特徴とする請求項2に記載の流路開閉装置。
  4. 前記主弁体の周囲に一部に切欠を有する略円形の第二のシール部材を配置し、
    前記第二のシール部材は径の収縮方向に弾性変形可能であり、
    前記第二のシール部材は、その最小外径が前記背圧室の内径より小さく、何も力が加わっていない状態の外径が前記背圧室の内径より大きいことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の流路開閉装置。
  5. 前記第二のシール部材の上面または下面が前記主弁体と接触していることを特徴とする請求項4に記載の流路開閉装置。
  6. 前記第二のシール部材が内径方向に弾性を有する凸部を有することを特徴とする請求項4又は5の何れか一項に記載の流路開閉装置。
  7. 前記凸部が前記第二のシール部材の内周面に等間隔に複数設けられていることを特徴とする請求項6に記載の流路開閉装置。
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