JP6119498B2 - マルチコアプロセッサ、画像形成装置およびプログラム - Google Patents
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Description
請求項2に係る発明によれば、与えられた処理の頻度が少ないほど第2のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値が決定された場合に比べて、消費電力が抑制される。
請求項3に係る発明によれば、電子機器のユーザインタフェースがユーザの操作を受け付けた頻度が少ないほど第2のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値が決定された場合に比べて、消費電力が抑制される。
請求項4に係る発明によれば、与えられた処理について、第1のプロセッサコアによる処理が実行された割合が高いほど第2のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値が決定された場合に比べて、消費電力が抑制される。
請求項5に係る発明によれば、決められた条件を充たす場合に第2のプロセッサコアによる処理が行われることが防止される。
請求項7に係る発明によれば、画像形成部が稼働している時間が短いほど第2のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値が決定された場合に比べて、消費電力が抑制される。
請求項8に係る発明によれば、画像形成装置が含まれたグループの消費電力が予め定められた値以上になった場合に第2のプロセッサコアによる処理が行われることが防止される。
請求項9に係る発明によれば、第2のプロセッサコアによる処理が行われないことがユーザに通知される。
請求項10に係る発明によれば、グループに含まれた他の画像形成装置と同じタイミングで第1のプロセッサコアによる処理が第2のプロセッサコアによる処理に切り替えられた場合に比べて、当該グループの消費電力が再び予め定められた値以上になることが防止される。
プロセッサ101が閾値Thを決定する処理は、図4に示した処理に限らない。例えば、図4において、ステップSA1およびステップSA2の処理は省略されてもよい。別の例で、ステップSA3およびステップSA4の処理は省略されてもよい。
また、閾値Thの変更に用いられる補正値は、一定の値である場合に限らない。補正値は、処理頻度が少ないほど、または操作頻度が少ないほど、大きくなるように決められていてもよい。この場合、処理頻度が少ないほど、または操作頻度が少ないほど、変更後の閾値Thは大きくなり、プロセッサコア101Aによる処理に切り替わる確率は高くなる。
閾値Thを決定する処理において、プロセッサコア101Aによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値Thが変更されるのは、処理頻度が基準頻度Fa以下である場合、または操作頻度が基準頻度Fb以下である場合に限らない。例えば、与えられた処理について、プロセッサコア101Aにより処理が実行された割合が、予め決められた基準となる割合以上である場合に、閾値Thが変更されてもよい。この場合、プロセッサ101は、プロセッサコア101Aにより処理が実行された時刻(処理の開始時刻および終了時刻)と、プロセッサコア101Bにより処理が実行された時刻(処理の開始時刻および終了時刻)とを記憶部12に逐次記憶する。プロセッサ101は、記憶部12に記憶されたこれらの時刻に基づいて、図4に示す処理が開始される前の決められた期間における、プロセッサコア101Aにより処理が実行された割合を特定する。そして、プロセッサ101は、特定された割合が基準となる割合以上である場合に、プロセッサコア101Aによる処理に切り替わる確率が高くなるように閾値Thを変更する。なお、プロセッサコア101Aにより処理が実行された割合が高いほど、プロセッサコア101Aによる処理に切り替わる確率が高くなるように、閾値Thが変更されてもよい。
ステップSB3において、プロセッサ101が、処理モードが非切り替えモードであることをユーザに通知する方法は、メッセージを表示部13に表示する方法に限らない。プロセッサ101は、例えば、処理モードが非切り替えモードであることを音声により通知してもよい。
画像形成システムIPSの全体構成は、実施形態に示した構成に限らない。例えば、画像形成システムIPSは、管理装置2を有していなくてもよい。この場合、複数の画像形成装置1の中から選択された一の画像形成装置1が画像形成システムIPSの総消費電力を監視し、非切り替え命令および切り替え命令を他の画像形成装置1に送信してもよい。
画像形成装置1およびプロセッサ101のハードウェア構成は、図2に示した構成に限らない。図4および図6に示した各ステップの処理が実行されれば、画像形成装置1およびプロセッサ101はどのようなハードウェア構成であってもよい。例えば、プロセッサ101は、デュアルコアプロセッサに限らない。プロセッサ101は、3つ以上のプロセッサコアを有するマルチコアプロセッサ(例えば、トリプルコアプロセッサ、またはクアッドコアプロセッサなど)であってもよい。
実施形態において、プロセッサ101によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
Claims (11)
- マルチコアプロセッサであって、
第1のプロセッサコアと、
前記第1のプロセッサコアよりも消費電力および処理能力が高い第2のプロセッサコアと、
当該マルチコアプロセッサを含む電子機器の動的な要素に応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とが切り替わる負荷の大きさの閾値を決定する決定手段と、
与えられた処理の負荷の大きさと前記閾値とに応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とを切り替える切替手段と
を有するマルチコアプロセッサ。 - 前記決定手段は、処理が与えられた頻度が少ないほど前記第1のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように、前記閾値を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。 - 前記決定手段は、前記電子機器のユーザインタフェースがユーザの操作を受け付けた頻度が少ないほど前記第1のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように、前記閾値を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。 - 前記決定手段は、与えられた処理について、前記第1のプロセッサコアによる処理が実行された割合が高いほど前記第1のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように、前記閾値を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。 - 前記切替手段は、決められた条件を充たす場合、与えられた処理の負荷の大きさと前記閾値とに関わらず、第1のプロセッサコアによる処理を第2のプロセッサコアによる処理に切り替えない
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。 - 画像を処理するマルチコアプロセッサと
前記マルチコアプロセッサにより処理された画像を記録媒体に形成する画像形成部と
を有し、
前記マルチコアプロセッサは、
第1のプロセッサコアと、
前記第1のプロセッサコアよりも消費電力および処理能力が高い第2のプロセッサコアと、
自装置の動的な要素に応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とが切り替わる負荷の大きさの閾値を決定する決定手段と、
与えられた処理の負荷の大きさと前記閾値とに応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とを切り替える切替手段と
を有する画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記画像形成部が稼働している時間が短いほど前記第1のプロセッサコアによる処理に切り替わる確率が高くなるように、前記閾値を決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記切替手段は、前記画像形成装置を含む複数の画像形成装置が含まれたグループの消費電力が予め定められた値以上になった場合、与えられた処理の負荷の大きさと前記閾値とに関わらず、第1のプロセッサコアによる処理を第2のプロセッサコアによる処理に切り替えない
ことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。 - 前記切替手段が、前記第1のプロセッサコアによる処理を前記第2のプロセッサコアによる処理に切り替えないことを、ユーザに通知する通知手段
を有する請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記切替手段は、前記画像形成装置が属するグループの消費電力が予め定められた値以上になった後再び当該値を下回った場合、予め定められた優先度に従って他の画像形成装置よりも前または後に、再び前記第1のプロセッサコアによる処理を前記第2のプロセッサコアによる処理に切り替える
ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。 - 第1のプロセッサコアと、前記第1のプロセッサコアよりも消費電力および処理能力が高い第2のプロセッサコアとを有するマルチコアプロセッサに、
当該マルチコアプロセッサを含む電子機器の動的な要素に応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とが切り替わる負荷の大きさの閾値を決定するステップと、
与えられた処理の負荷の大きさと前記閾値とに応じて、前記第1のプロセッサコアによる処理と前記第2のプロセッサコアによる処理とを切り替えるステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013164020A JP6119498B2 (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | マルチコアプロセッサ、画像形成装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013164020A JP6119498B2 (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | マルチコアプロセッサ、画像形成装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015032290A JP2015032290A (ja) | 2015-02-16 |
JP6119498B2 true JP6119498B2 (ja) | 2017-04-26 |
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Family Applications (1)
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JP5088365B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2012-12-05 | 富士通株式会社 | 電子機器および負荷分散プログラム |
JP2012256223A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法 |
-
2013
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