JP6119137B2 - 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法 - Google Patents

二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6119137B2
JP6119137B2 JP2012166275A JP2012166275A JP6119137B2 JP 6119137 B2 JP6119137 B2 JP 6119137B2 JP 2012166275 A JP2012166275 A JP 2012166275A JP 2012166275 A JP2012166275 A JP 2012166275A JP 6119137 B2 JP6119137 B2 JP 6119137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
opening
gas discharge
gas
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012166275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014026833A (ja
Inventor
正司 渡辺
正司 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2012166275A priority Critical patent/JP6119137B2/ja
Priority to KR20130057129A priority patent/KR101481269B1/ko
Publication of JP2014026833A publication Critical patent/JP2014026833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6119137B2 publication Critical patent/JP6119137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/04Construction or manufacture in general
    • H01M10/0404Machines for assembling batteries
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/058Construction or manufacture
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2220/00Batteries for particular applications
    • H01M2220/20Batteries in motive systems, e.g. vehicle, ship, plane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

本発明は二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法に関する。
電気自動車等に用いられるリチウムイオン電池は液状やゲル状の電解質を有し、正極や負極の活物質は高分子ポリマーから構成される。
リチウムイオン電池の充電時にはリチウム原子がリチウムイオンとなって負極の炭素層間に入り、放電時にはリチウムイオンが炭素層間から離脱して正極に移動し、元のリチウム化合物となって充放電反応が進行する。
二次電池の製造工程における特に初期充電の際には上記充放電反応によって電池からガスが発生するため、リチウムイオン電池の発電要素を覆う外装部材には開口部を設けてガスの排出を行っている。
電池の発電要素を覆う外装部材に開口部が形成されると、リチウムイオン電池内部の液体またはゲル状の電解質が外部に漏れ出すおそれがある。さらに、開口部を形成した状態では外部から水蒸気が入り込むおそれもあり、水分が一定以上存在すれば電池性能が低下してしまうため、ガスの排出はこのような点に留意しつつ行う必要がある。そのため、外装部材における開口部の形成、ガスの排出、および封止工程は、電池に水分が浸入しないように湿度の低いドライ環境の室内において行う必要があり、広大な室内をドライ環境に維持するためには、設備投資、空調費用で相当な負担となってしまう。
これに対し下記特許文献1では、外装部材の一部に開口部を設け、外装部材に電池本体を封入して開口部をクリップで挟持して仮閉口し、初期充電後にガスを排出し、開口部を封止する技術が開示されている。
特開2008−103240号公報
しかしながら、特許文献1における技術であってもクリップによる仮閉口の状態では、開口部は完全に密閉できないため、外装部材における開口部の形成、ガスの排出、および封止工程は、電池に水分が浸入しないように湿度の低い室内において行う必要がある。
さらにクリップを使用することで、クリップの投資やクリップの着脱作業の手間がさらに必要になってしまう。
そこで本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、充電時に電池から発生するガスの排出を行う空間のドライ環境の維持に必要な設備投資や空調費用等を低減させる二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、建屋内空間に設置され、建屋内空間と隔離された内部空間を形成する格納容器内に二次電池を格納し、格納容器内を除湿してドライ環境に調整する。次に格納容器内で二次電池を起立させた状態において発電要素を覆う外装部材の発電要素を封止する接合部における上部の一部を切断手段によって切断して開口部を形成し、充電を行なった二次電池から発生するガスを開口部から排出させ、開口部が上部に位置し、かつ、二次電池を起立させた状態において開口部を封止手段によって封止することを特徴とする。
本発明に係る二次電池のガス排出装置及びガス排出方法によれば、建屋内の空間に設置され、二次電池、切断部、及び封止部が格納された格納容器内を調整機構によってドライ環境に調整し、二次電池を起立させた状態において切断部によって二次電池の接合部における上部の一部を切断して開口部を形成し、ガス排出後に開口部が上部に位置し、かつ、二次電池を起立させた状態において封止部によって開口部を封止している。格納容器は工場内のガス排出室と比較して建屋内空間に設置できる程にコンパクトであるため、装置の製造費用やドライ環境の維持に必要な空調費用を工場内のガス排出室における設備投資や空調費用と比較して格段に低減することができ、生産性を向上させることができる。
また、二次電池から発生するガスは製造工程における初期充電だけでなく本充電やエージングの際にも発生する可能性がある。これに対し本発明に係る格納容器は、工場内のガス排出室とは異なり、他の工程における建屋内空間にも設置することができる。そのため、本充電やエージング後においても本発明に係るガス排出装置を用いたガスの排出が可能になる。このように本発明に係るガス排出装置を様々な工程で使用できることにより、二次電池からのガスを十分排出でき、二次電池の性能低下を効果的に防止することができる。
本発明に係る二次電池は、ガス排出部が外装部材の一の縁辺に沿って複数並べて形成され、ガスの排出は複数工程において行うことができるため、充電により発生するガスを十分に排出でき、電池性能の低下をガス排出部が一つからなる場合よりさらに効果的に抑制した二次電池を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る二次電池を示す正面図である。 工場内に設置された二次電池のガス排出室内の一例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る二次電池のガス排出装置の内部を示す断面図である。 図3の4−4線に沿う断面図である。 図4の位置におけるドライ環境調整工程の説明に供する断面図である。 図4の位置における切断工程の説明に供する断面図である。 図3の7−7線に沿う断面図である。 図3の8−8線に沿う断面図である。 図8の位置にて二次電池を格納容器内から取り出す際の説明に供する断面図である。 本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。 本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。 本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。 本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。 本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は本発明の一実施形態に係る二次電池を示す正面図、図2は従来のガス排出を行うガス排出室内の一例を示す平面図、図3は本発明の一実施形態に係る二次電池の初期充電により発生したガスの排出を行うガス排出装置の内部を示す断面図、図4は図3の4−4線に沿う断面図である。
また、図5は図4の位置におけるドライ環境調整工程の説明に供する断面図、図6は図4の位置にて切断工程を行う際の説明に供する断面図、図7は図3の7−7線に沿う断面図、図8は図3の8−8線に沿う断面図、図9は図8の位置において二次電池を格納容器から取り出す際の説明に供する断面図である。
本発明に係る二次電池20は電気自動車の動力部等に使用されるものであって、図1、図5に示すように正極とセパレータ、及び負極とを交互に積層した発電要素26と、発電要素26を覆う外装部材25と、を有する。また、二次電池20の外装部材25は発電要素26を封止する接合部21a、21b、22a〜22c、25b〜25dを有する。外装部材25の接合部は、外装部材同士を常時接合する第1の部分21a、21bから外装部材25における外方に向けて突出し、切断されることによって充電により発生したガスを排出する開口部を形成する第2の部分22a〜22cを含むガス排出部29を備える。
外装部材25はアルミやポリプロピレン等をラミネートした矩形状部材であり、端辺25b、25dには電極タブ27a、27bが接合されている。発電要素26を覆って封止するために外装部材25の端辺25b〜25dは直線状に接合されて接合部が形成されている。これに対し端辺25aでは、端辺25aから外装部材25の内方に所定距離離間した位置において接合部21a、21bが形成され、接合部21a、21bから外装部材25の外方に向けて接合部22a〜22cが突出して形成される。
接合部22a〜22cが外装部材25における外方に突出して形成されることによって、接合部22a〜22cの内方には図5〜図7に示すように充電により二次電池20から発生するガスが滞留するガス滞留部28が形成される。
このように接合部22a〜22cが接合部21a、21bよりも外方に突出して形成されることによって、ガス排出の際に開口部が必要以上に形成されず、外装部材内部への水分の浸入や内部からの電解質の漏出を抑制することができる。
次に本実施形態に係る二次電池の製造方法について説明する。二次電池の製造工程について概説すれば、まず正極を構成する正極活物質又は負極を構成する負極活物質を調合し、これを集電体の材料である長尺状の金属箔シートにコーター等によって塗布し、プレスすることによって圧縮する。次にスリッター等を使用して金属箔シートを長手方向に切断し、さらに短手方向にシートカットを行って所定の寸法に成形する。これによって集電体に正極活物質又は負極活物質が塗布された正極又は負極が成形される。
次に成形した正極又は負極にセパレータを挟んで積層し、電極タブを溶接した矩形状の外装部材で正極又は負極をカバーする。次に外装部材の端辺のうち、開口部を残してシールを行い、真空乾燥機等を用いて、電池内部の水分を除去し、内部に電解質溶液を注入して、開口部をシールし、含浸する。含浸が終わったら初期充電を行い、外装部材の一部を切断して開口部に形成し、初期充電により発生したガスの排出を行い、当該開口部を封止し、本充電、エージングを行い、検査、仕分けを行う。
本発明は上記工程の中でも特に初期充電後に発生するガスの排出を行うガス排出工程に関するものである。従来の二次電池の充電後にガス排出を行うガス排出室Bは、例えば図2に示すように長さ5m程度、幅3m程度のラインL1〜L10と、ライン間及び室内の隅に2m程度の通路が設けられた、高さが3m程度の広大な空間である。
ガス排出室Bは二次電池のガス排出を行う際に二次電池内部に水分が浸入しないように室内が空調設備によって除湿されている。本実施形態に係るガス排出装置100は、図1のラインL1内に二点鎖線で図示するように、ガス排出装置100がガス排出室Bの建屋内空間に設置でき、その大きさは1ラインの半分にも満たず、高さもガス排出室内の半分にも満たない極めてコンパクトな空間である。このようにガス排出装置100はガス排出室Bの建屋内空間に設置できる程度にコンパクトに形成されており、これによって室内をドライ環境に維持するために必要な空調費用等を大幅に低減させることができる。
図3を参照して本実施形態におけるガス排出装置100は、建屋内空間に設置され、発電要素26が外装部材25によって覆われた二次電池20を格納するとともに、建屋内空間と隔離された内部空間を備える格納容器10を有する。格納容器10には二次電池20を搬入するための格納扉11a、11b、11cが取り付けられ、格納容器10内部の側面には仕切り板13a、13bが設けられている。二次電池20は載置ケース30に載置されてガス排出装置100に格納される。
また、格納容器10は、図2に示すように二次電池20の他に、外装部材25における接合部22a〜22cを切断することによって二次電池20の充電により発生したガスを排出する開口部23を形成する切断装置40を格納する。また、格納容器10は、切断装置40によって形成された開口部23をガス排出後に封止する封止装置60を格納する。
また、格納容器10には格納容器10の内部空間を除湿してドライ環境に調製するために配管ダクト12a〜12cが接続されている。さらに格納容器10には切断工程を行う位置20aからガス排出工程を行う位置20bまで、及びガス排出工程を行う位置20bから封止工程を行う位置20cまで二次電池20を搬送する搬送装置50が格納されている。
ガス排出装置100は、図3に示すように、切断装置40によって二次電池20に設けられた接合部22a〜22cを切断して開口部23を形成する切断エリア20aと、配管ダクト12bを用いて開口部23から発生するガスを排出させるガス排出エリア20bと、ガス排出後に封止装置60によって開口部23を封止する封止エリア20cと、を有している。
本実施形態に係るガス排出方法は、格納容器内に二次電池20を格納し、格納容器内を除湿してドライ環境に調整し(ドライ環境調整工程)、外装部材25における接合部22a〜22cを切断して開口部23を形成する(切断工程)。ドライ環境調整工程及び切断工程は二次電池20の切断エリア20aにおいて行われる。
次に、二次電池20をガス排出エリア20bまで搬送し、格納容器内において二次電池20の充電により発生したガスを開口部23から排出する(ガス排出工程)。そこからさらに二次電池20を封止エリア20cまで搬送し、開口部23を封止する(封止工程)。封止後に二次電池20は格納容器内から取り出され、次工程に搬送される。封止工程は二次電池20を搬出する封止エリア20cにおいて行われる。以下、詳述する。
格納扉11a〜11cは、格納容器内を閉空間に形成し、二次電池20を格納容器内部に搬入可能とするために本実施形態では例えば格納容器10の上部に設置されている。本実施形態において格納扉11a〜11cは、図4における左右方向にスライドして開閉を行うよう構成し、切断エリア20a、ガス排出エリア20b、封止エリア20c毎に格納容器10の上面に格納扉11a、11b、11cを配置している。そのため、開閉扉11a〜11cの中でも必要箇所のみを開扉することができるため、外部からの水蒸気等が浸入しにくく、室内のドライ環境の維持が容易にできる。
仕切板13a、13bは外部からの水分等の格納容器内への浸入を抑制するために、切断エリア20a、ガス排出エリア20b、封止エリア20cの20aと20b、及び20bと20cとの境界位置に形成される。仕切板13a、13bは、二次電池20を次工程に搬送する際の搬送経路に侵入しない程度に格納容器10の内側面から室内に突出して形成されている。
配管ダクト12a〜12cには真空ポンプ(不図示)が接続され、配管ダクト12a〜12c、及び真空ポンプによって格納容器内をドライ環境に調整する調整機構が構成される。
真空ポンプを用いて配管ダクト12a〜12cから真空引きを行うことによって格納容器は真空チャンバーとなり、露点−40℃程度のドライ環境に調整される。なお、調整機構は真空ポンプに加えてコンプレッサー式やデシカント式等の除湿装置を用いることによって格納容器内をドライ環境に調整してもよい。
載置ケース30は、二次電池20を載置する載置板31と、二次電池20を厚さ方向と垂直(図5における上方向)に載置するために、二次電池20を挟持する2枚の挟持板32、33が載置板31に略垂直に取り付けられている。本実施形態において挟持板32は二次電池20の厚さ方向(図5における左右方向)にスライド移動が可能であり、挟持板33は載置板31に固定されている。
また、挟持板32、33の対向する側面にはスプリング34a〜34dが取り付けられており、これにより挟持板32が挟持板33に向かって付勢され、二次電池20が挟持される。スプリング34a〜34dは本実施形態において挟持板32、33の四隅に4つ設けられているが、場所や個数は二次電池20を載置できれば上記に限定されない。
切断装置40は、図6に示すように二次電池20の接合部22a〜22cを切断して開口部23に形成するカッター41と、カッター41を切断方向にガイドし、接合部22a〜22cを切断できるように支持するカッターガイド42と、を有する。
カッター41とカッターガイド42によって、二次電池20が切断エリア20aに停止し、室内がドライ環境となった状態で接合部22a〜22cが切断される。本実施形態において切断装置40は接合部22a〜22cを裁断する構成を採用するが、アルミニウムやポリエチレン等がラミネートされた外装部材25を切断できれば上記構成に限定されない。
搬送装置50は、格納容器10の底面に設置され、二次電池20を切断エリア20a〜封止エリア20cまで移動させるローラーコンベアー51を有する。また、搬送装置50は、二次電池20を側方から挟持し、二次電池20を位置20bへ移動させる側方ローラーコンベアー55a、55bと、二次電池20を位置20bから位置20cへと移動させる側方ローラーコンベアー55c、55dと、を有する。ローラーコンベアー51は二次電池20を搬送するローラー52a〜52v(以下、52と記載)と、ローラー52を回転可能に支持する支持板53a、53bとから構成される。
側方ローラーコンベアー55a、55bは奥側ローラーコンベアー55aと手前側ローラーコンベアー55bから構成され、二次電池20を挟持して電池20を切断工程位置20aからガス排出工程位置20bまで搬送する。奥側ローラーコンベアー55aはローラー56a〜56cと、ローラー56a〜56cを回転可能に保持する支持柱57aと、ローラー56a〜56c及び支持柱57aを二次電池20に近接離間させるためのガイドレール58aと、を有する。
手前側ローラーコンベアー55bは、奥側ローラーコンベアー55aと同様にローラー56d〜56f、支持柱57b、及びガイドレール58bを有する。
ローラー56a〜56cは、支持柱57aに回転可能に取り付けられ、ローラー56d〜56fは支持柱57bに回転可能に取り付けられる。支持柱57aはローラー56a〜56cと共にガイドレール58aのレール上に並進移動可能に取り付けられ、同様に支持柱57bはローラー56d〜56fと共にガイドレール58bのレール上に並進移動可能に取り付けられる。
ガイドレール58aは支持柱57aがスライド移動する経路を形成し、ガイドレール58bは支持柱57bがスライド移動する経路を形成する。支持柱57aがガイドレール58a上を移動し、支持柱57bがガイドレール58b上を移動することで、ローラー56a〜56c及びローラー56d〜56fは、二次電池20を挟持する挟持板32、33と間隔を有する位置から挟持板32、33に接する位置まで移動する。
奥側ローラーコンベアー55c及び手前側ローラーコンベアー55dは、二次電池20及び載置ケース30をガス排出工程位置20bから封止工程位置20cまで搬送し、ローラーコンベアー55a、55bと同様の構成を有するため、説明を省略する。
封止装置60は、本実施形態において二次電池20の開口部23を開口部23の外側から挟持して熱融着を行うクリップ形状のヒートシールから構成されるが、熱融着を行うことのできるものであれば上記に限定されない。
次に本実施形態に係るガス排出工程について説明する。初めにガス排出装置100の開閉扉11aが図4における右側にスライドして開扉された状態で、載置ケース30に載置され、挟持された二次電池20が格納容器内に搬入される。二次電池20を搬入する装置は例えばロボットアームを挙げることができる。
二次電池20及び載置ケース30を切断エリア20aに搬入できたら、側方ローラーコンベアー55a、55bを作動させ、載置ケース30に近接させて固定する。
側方ローラーコンベアー55a、55bによって載置ケース30を固定できたら、図5に示すように開閉扉11aを閉めて真空ポンプを作動させて真空引きを行い、格納容器内を露点−40度程度のドライ環境に調整する。
次に切断装置40を作動させ、図6、図7に示すようにカッター41によって二次電池20のガス排出部29を切断して開口部23を形成する。カッター41によってガス排出部29を構成する接合部22bは切除され、接合部22a、22cは部分的に切除される。
開口部23が形成されたら、ローラーコンベアー51と側方ローラーコンベアー55a、55bを作動させ、二次電池20及び載置ケース30を切断エリア20aからガス排出エリア20bまで搬送する。
図6に示すガス滞留部28には充電時に発生した水素等のガスが滞留しているため、開口部23を形成することによって外装部材25の内部から格納容器10の内部空間にガスが排出される。排出ガスは真空ポンプによって図7に示す配管ダクト12bから所定時間吸引される。
二次電池20における開口部23からガスを所定時間排出したら、側方ローラーコンベアー55c、55dを作動させ、二次電池20及び載置ケース30をガス排出工程位置20bから封止工程位置20cまで搬送する。
次に図8に示すように封止装置60を作動させ、開口部23を所定時間、所定熱量で封止し、接合部24を形成する。接合部24は図3において接合部21a、21bと同一直線上に形成されているが、接合部21a、21bと同一直線上の位置から開口部23の端辺までのいずれかの位置に形成されてもよい。
このように接合部22a、22cが残された状態で開口部23を封止することによって、二次電池20には図3に示すように接合部24よりも上方に接合部22a、22c及び開口部が形成されたガス排出部29が残された状態が維持される。
二次電池20に接合部24が形成できたら、開閉扉11cを開扉し、ロボットアーム等の取り出し装置を用いて図9に示すように二次電池20を格納容器10の内部から取り出して次工程である本充電工程のラインへと搬送する。
二次電池のガス排出工程を行う室内は、従来は図2に示すようにガス排出を行う二次電池のラインが複数設けられ、さらにラインの外側には作業者の通路が設けられた高さ3m程度の広大な空間である。このように湿度を調整し、真空状態を維持するガス排出室を建設するためには多大なる設備投資が必要となり、建設後においても相当な空調費用等が必要となってしまう。
これに対し本実施形態に係るガス排出装置100は、二次電池20、切断装置40、封止装置60を格納した、面積及び高さが従来のガス排出室よりも極めて小さい格納容器を建屋空間内に設置し、内部空間を建屋内空間と隔離してガスの排出を行うように構成している。
格納容器10は上述のようにガス排出室Bに比べて極めてコンパクトであるため、ガス排出装置100の製造に必要な費用や空調費用をガス排出室Bにおける設備投資や空調費用と比較して極めて低コストにすることができる。また、格納容器10は様々な建屋内空間に設置できるため、初期充電後だけでなく本充電やエージング工程後にも格納容器10を設置してガス排出を行うことができる。これによって二次電池20から発生するガスを十分に排出することができ、二次電池20の性能低下を効果的に防止することができる。
以上説明したように本実施形態に係るガス排出装置100は、建屋内空間に設置され、発電要素26が外装部材25によって覆われた二次電池20を格納するとともに、建屋内空間と隔離された内部空間を備える格納容器10を有している。格納容器10には開口部23を形成する切断装置40と、開口部23を封止する封止装置60と、が格納され、格納容器10の内部空間が除湿されてドライ環境に調整されるよう構成されている。そして、格納容器10内においてドライ環境調整工程、切断工程、ガス排出工程、及び封止工程を行って初期充電等により発生するガスを排出している。
そのため、工場内に広大なガス排出室Bを建設することなくコンパクトな格納容器内においてガスの排出を行うことができ、ガス排出装置100の製造に必要な投資や空調費用をガス排出室Bと比較して極めて低コストに抑制することができる。また、格納容器10が様々な建屋内空間に設置できることによって、ガスが発生し得る他の工程にガス排出装置100を設置して適宜ガスの排出を行うことができ、二次電池の性能低下を効果的に抑制することができる。
また、調整機構は配管ダクト12a〜12cに真空ポンプを接続するよう構成し、ドライ環境調整工程において真空引きを行うことによって、格納容器内をドライ環境に調整している。そのため、真空引きによって格納容器内を除湿できると共に排出したガスを吸引することもできるため、これにより空調費用を大幅に削減することができる。
また、格納容器10を真空チャンバーに形成することによって格納容器内の水分の蒸発を促進させることができるため、格納容器内をドライ環境に容易に調整でき、これにより二次電池20の電池特性の低下を防止することができる。
また、二次電池20の接合部は外装部材同士を常時接合する第1の部分21a、21bから外装部材25における外方に向けて突出し、切断装置40による切断によって開口部23を形成する第2の部分22a〜22cを含むガス排出部29を有する。そして、切断工程ではガス排出部29が切断工程において切断されることにより、ガス排出工程において二次電池20から発生するガスが排出される。
そのため、接合部の中でもガスの排出に必要な箇所のみが切断され、外装部材内部に水分が浸入したり、電解質溶液が外部に漏出したりすることを防止でき、電池性能の低下が抑制された二次電池20を得ることができる。
本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
図10(A)〜(E)は本実施形態の変形例に係る二次電池のガス排出方法の説明に供する図である。切断装置40及び封止装置60は接合部22a〜22cより構成されるガス排出部29が二次電池20に一箇所形成されたものを切断又は封止する実施形態について説明したが、これに限定されない。
上述したようにガスは初期充電後だけでなく本充電後やエージング工程後においても発生する可能性がある。そのため、接合部22a〜22cは複数回切断することを想定して接合部21a、21bからの突出量を増加させればよいようにも思われる。しかしながら、接合部21a、21bからの突出量が多くなれば外装部材25の材料の歩留まりが悪くなるおそれがある。
そのため、二次電池20dの外装部材25における接合部は、図10(A)に示すように接合部21a、21b、21cから外装部材25における外方にむけて突出し、切断装置40による切断によって開口部23に形成される接合部22d〜22f及び22g〜22iを含むガス排出部29a、29bを外装部材25の接合部21a、21b、21cに沿って複数並べて有してもよい。
そして、初期充電の際に図10(B)、図10(C)に示すように接合部22d〜22fを切断して開口部23aを形成し、ガス排出後に封止して接合部24aを形成する。さらに本充電の際に図10(D)、図10(E)に示すように接合部22g〜22iを切断して開口部23bを形成し、ガス排出後に封止して接合部24bを形成する。上記実施形態と同様に、封止工程後の二次電池20dには接合部24aの上方に接合部22d、22f、及び開口部からなるガス排出部29aと、接合部24bの上方に22g、22i、及び開口部からなるガス排出部29bが残された状態が維持される。すなわち、上記における二次電池は、発電要素26と、発電要素26を覆う外装部材25と、外装部材25に設けられ、発電要素26を封止する接合部21a、21b、21c、22d〜22f及び22g〜22iと、を有し、接合部21a、21b、21c、22d〜22f及び22g〜22iは、外装部材25同士を常時接合する第1の部分にあたる接合部21a、21b、21cから外装部材25における外方に向けて突出し、切断されることによって充電により発生したガスを排出する開口部23a、23bを形成する第2の部分にあたる接合部22d〜22f及び22g〜22iを含むガス排出部29a、29bを外装部材25の一の縁辺に沿って複数並べて備える二次電池20dである。
このように構成することによって、外装部材25の材料歩留まりを悪化させることなく複数工程においてガスの排出を行うことができ、二次電池20dの性能低下をさらに効果的に抑制することができる。また、二次電池20dは、ガス排出部29a、29bが形成されることにより、初期充電後にのみガス排出を行う場合と比べて十分にガス排出ができ、電池性能の低下がさらに抑制された二次電池とすることができる。
また、ガス排出工程にて排出されるガスは真空ポンプを用いて格納容器内から排出されると説明したが、これ以外にも真空容器内に窒素等の不活性ガスを充填して置換することによってガスを排出してもよい。
10 格納容器、
11、11a、11b、11c 開閉扉、
12a〜12c 配管ダクト、
20 二次電池、
20a 二次電池搬入時、ドライ環境調整工程時、及び切断工程時の停止位置(エリア)、
20b ガス排出工程時の停止位置(エリア)、
20c 封止工程、二次電池搬出時の二次電池停止位置(エリア)、
21a、21b 接合部(第1の部分)、
22a〜22i 接合部(第2の部分)、
23、23a、23b 開口部、
24、24a、24b 接合部、
25 外装体、
25a 端辺、
25b〜25d 端辺(接合部)、
26 電極、
27a、27b 電極タブ、
28 ガス滞留部、
29、29a、29b ガス排出部、
30 載置ケース、
31 載置板、
32、33 挟持板、
34a〜34d スプリング、
40 切断装置(切断手段)、
41 カッター、
42 カッターガイド、
50 搬送装置、
51 ローラーコンベアー、
52、52a〜52y ローラー、
53a、53b 支持板、
55a、55c 奥側側方ローラーコンベアー、
55b、55d 手前側側方ローラーコンベアー、
56a〜56l ローラー、
57a〜57d 支持柱、
58a〜58d ガイドレール、
60 封止装置(封止手段)。

Claims (16)

  1. 建屋内空間に設置され、発電要素が外装部材によって覆われた二次電池を格納するとともに、前記建屋内空間と隔離された内部空間を備える格納容器と、
    前記格納容器内に格納され、前記外装部材において前記発電要素を封止する接合部の一部を切断して前記二次電池の充填を行なうことによって発生したガスを排出する開口部を形成する切断手段と、
    前記開口部を封止する封止手段と、
    前記格納容器の前記内部空間を除湿してドライ環境に調整可能な調整機構と、
    前記格納容器内に設置され、前記開口部となる部位が上部に位置し、かつ、前記二次電池を起立させた状態で搬送する搬送装置と、を備え、
    前記開口部の形成および前記開口部の封止は、前記搬送装置によって前記開口部が上部に位置し、かつ、前記二次電池を起立させた状態で行なわれる二次電池のガス排出装置。
  2. 前記二次電池は載置ケースに載置された状態で前記搬送装置によって搬送され、
    前記載置ケースは、少なくとも前記開口部の形成および前記開口部の封止の際に前記二次電池を挟持する挟持板を備え、
    前記挟持板は、前記挟持板の面方向において、前記開口部に当たる部位を前記挟持板から離間させた状態で前記二次電池を挟持する請求項1に記載の二次電池のガス排出装置。
  3. 前記格納容器は、前記内部空間において前記接合部の一部を切断する切断エリアと、前記開口部の封止を行う封止エリアと、
    前記切断エリアと前記封止エリアとの間に設けられる仕切り板と、を備える請求項1または2に記載の二次電池のガス排出装置。
  4. 前記格納容器は、前記格納容器の外部空間から前記切断エリアに前記二次電池を格納して前記内部空間と前記外部空間とを隔離することによって前記内部空間を前記ドライ環境に調整可能にする格納扉と、
    前記開口部を封止した前記二次電池を前記封止エリアから前記外部空間へと搬出する扉と、をさらに有する請求項3に記載の二次電池のガス排出装置。
  5. 前記調整機構は、真空引きによって前記格納容器内をドライ環境に調整する請求項1〜4のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出装置。
  6. 前記格納容器は真空チャンバーである請求項5に記載の二次電池のガス排出装置。
  7. 前記接合部は、前記外装部材同士を常時接合する第1の部分から前記外装部材における外方に向けて突出し、前記切断手段により切断されることによって前記開口部を形成する第2の部分を含むガス排出部を有し、
    前記ガス排出部が前記切断手段によって切断されることによって、前記二次電池から発生するガスが排出される請求項1〜6のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出装置。
  8. 前記接合部は、前記外装部材同士を常時接合する第1の部分から前記外装部材における外方に向けて突出し、前記切断手段により切断されることによって前記開口部を形成する第2の部分を含むガス排出部を前記外装部材の一の縁辺に沿って複数並べて有し、
    前記切断手段は前記ガス排出部の一つを切断し、
    前記封止手段は切断された前記ガス排出部を封止する請求項1〜6のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出装置。
  9. 建屋内空間に設置され、前記建屋内空間と隔離された内部空間を形成する格納容器内に二次電池を格納し、前記格納容器内を除湿してドライ環境に調整し、
    前記格納容器内で前記二次電池を起立させた状態において、発電要素を覆う外装部材の前記発電要素を封止する接合部における上部の一部を切断して開口部を形成し、
    前記格納容器内において、充電を行なった二次電池から発生するガスを前記開口部から排出させ、
    前記格納容器内で前記開口部が上部に位置し、かつ、前記二次電池を起立させた状態において前記開口部を封止する、二次電池のガス排出方法。
  10. 前記二次電池の起立は、挟持板を用い、かつ、前記挟持板の面方向において前記開口部に当たる部位を前記挟持板から離間させた状態で前記挟持板に前記二次電池を挟持させることによって行う請求項9に記載の二次電池のガス排出方法。
  11. 前記二次電池は、前記内部空間に設けられ、前記接合部の一部を切断する切断エリアにおいて前記開口部を形成し、
    前記内部空間において前記切断エリアと仕切板を介在させて設けられた封止エリアにおいて前記開口部を封止する請求項9または10に記載の二次電池のガス排出方法。
  12. 前記二次電池は、前記切断エリアの頭上に設けられた格納扉から前記切断エリアに格納され、
    前記開口部の封止後に、前記封止エリアの頭上に設けられた扉から前記格納容器の外部空間へ搬出される請求項11に記載の二次電池のガス排出方法。
  13. 前記ドライ環境の調整は、前記格納容器内を真空引きすることによって行なわれる請求項9〜12のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出方法。
  14. 前記格納容器は真空チャンバーである請求項13に記載の二次電池のガス排出方法。
  15. 前記接合部は、前記外装部材同士を常時接合する第1の部分から前記外装部材における外方に向けて突出し、前記接合部の切断の際に切断されることによって前記開口部を形成する第2の部分を含むガス排出部を有し、
    前記接合部の切断では前記ガス排出部が切断されることによって前記ガスの排出の際に前記二次電池から前記ガスが排出される請求項9〜14のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出方法。
  16. 前記接合部は、前記外装部材同士を常時接合する第1の部分から前記外装部材における外方に向けて突出し、前記接合部の切断の際に切断されることによって前記開口部を形成する第2の部分を含むガス排出部を前記外装部材の一の縁辺に沿って複数並べて有し、
    前記接合部の切断の際に前記二次電池から前記ガスが排出され、
    前記開口部が封止される請求項9〜14のいずれか1項に記載の二次電池のガス排出装置。
JP2012166275A 2012-07-26 2012-07-26 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法 Active JP6119137B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012166275A JP6119137B2 (ja) 2012-07-26 2012-07-26 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法
KR20130057129A KR101481269B1 (ko) 2012-07-26 2013-05-21 2차 전지, 2차 전지의 가스 배출 장치 및 가스 배출 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012166275A JP6119137B2 (ja) 2012-07-26 2012-07-26 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017059825A Division JP6332513B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014026833A JP2014026833A (ja) 2014-02-06
JP6119137B2 true JP6119137B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=50200302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012166275A Active JP6119137B2 (ja) 2012-07-26 2012-07-26 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6119137B2 (ja)
KR (1) KR101481269B1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6292024B2 (ja) * 2014-05-21 2018-03-14 日産自動車株式会社 フィルム外装電池の製造方法
KR101644116B1 (ko) * 2015-06-02 2016-07-29 (주)정인시스템 이차전지의 멀티셀 제조방법
JP6649009B2 (ja) * 2015-08-21 2020-02-19 株式会社エンビジョンAescジャパン 二次電池の製造装置
JP6598245B2 (ja) * 2015-10-23 2019-10-30 日産自動車株式会社 二次電池の製造方法とその製造装置
KR102255525B1 (ko) * 2016-10-07 2021-05-25 주식회사 엘지에너지솔루션 2차 전지 및 그 2차 전지의 사이클 수명 특성 개선 방법
KR102657239B1 (ko) * 2016-11-18 2024-04-15 에스케이온 주식회사 이차전지용 가스 배출 장치
WO2019044560A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社村田製作所 二次電池およびその製造方法
KR102660789B1 (ko) * 2019-01-03 2024-04-26 주식회사 엘지에너지솔루션 탈착 가능한 침수확인부재를 포함하는 배터리 팩
KR102197731B1 (ko) * 2019-07-24 2021-01-04 정종홍 이차전지 제조용 디가스 장치
KR102536551B1 (ko) * 2020-12-04 2023-05-26 주식회사 에스에프에이 이차전지 제조용 디게싱장치
EP4203128A1 (en) * 2021-03-31 2023-06-28 LG Energy Solution, Ltd. Battery cell manufacturing method and battery cell manufacturing apparatus

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3717632B2 (ja) * 1997-05-09 2005-11-16 三洋電機株式会社 電池の製造方法
JP2001283923A (ja) 2000-03-30 2001-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池の製造方法
KR100803001B1 (ko) * 2002-09-25 2008-02-14 주식회사 에스에프에이 전지 제조 장치 및, 방법
JP4742492B2 (ja) * 2003-10-03 2011-08-10 日産自動車株式会社 電池モジュール、組電池、および、車両
JP4403858B2 (ja) * 2004-03-30 2010-01-27 Tdk株式会社 二次電池或いは電気二重層キャパシタの製造方法及び製造装置
JP2012003919A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Hitachi Maxell Energy Ltd ラミネート形電池およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20140013907A (ko) 2014-02-05
JP2014026833A (ja) 2014-02-06
KR101481269B1 (ko) 2015-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6119137B2 (ja) 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法
US9065151B2 (en) Manufacture device of battery cell
KR101988138B1 (ko) 이차전지 제조공정의 이송 시스템
JP6332513B2 (ja) 二次電池、二次電池のガス排出装置及びガス排出方法
JP6879282B2 (ja) シート状電極の積層体製造装置
WO2015186367A1 (ja) リチウムイオン電池生産方法およびリチウムイオン電池生産用ドライボックス
KR101611138B1 (ko) 드라이룸의 국부 제습을 위한 다단 제습 시스템
KR102595603B1 (ko) 전해질주입장치
JP6988538B2 (ja) 密閉型電池の製造装置
CN104425774B (zh) 袋型可再充电电池
US20230246221A1 (en) Electrode Packaging Device and Method
JP6772104B2 (ja) 費用対効果の高いリチウム蓄電池生産用の乾燥工程
WO2020166719A1 (ja) 非水電解質二次電池用構造体、非水電解質二次電池用構造体の製造方法及び非水電解質二次電池の製造方法
US20230014724A1 (en) Apparatus and Method for Manufacturing Secondary Battery
JP7334925B2 (ja) リチウムイオン二次電池用構造体及びその製造方法、並びに梱包体及びリチウムイオン二次電池の製造方法
JP7024188B2 (ja) 電極組立体の製造方法
JP6649009B2 (ja) 二次電池の製造装置
JP2020077491A (ja) 電池製造装置
JP3869322B2 (ja) キャパシタセルの製造方法及びその装置
KR102657917B1 (ko) 전지셀 및 이를 제조하는 전지셀 제조 장치
JP2004025318A (ja) グローブボックス装置
JP2004031423A (ja) グローブボックス装置
KR20220129460A (ko) 전극 포장 장치 및 방법
JP2021125407A (ja) 非水電解質二次電池用構造体及びその製造方法、梱包体、非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2004031422A (ja) グローブボックス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170313

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6119137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250