JP6118204B2 - プレス機械のインターロックガード式安全装置 - Google Patents

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    • F16P3/00Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body
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Description

本発明は、プレス機械における作業に際して、作業者の安全を確保するためのプレス機械の安全装置に関する。
プレス機械の作業において、作業者の安全を確保するためにさまざまな安全装置が提案され、採用されている。現在一般に採用されている安全装置は両手操作式、光線式、手引き式、手払い式、インターロックガード式などに分類することができるが、本発明の安全装置はこの中のインターロックガード式に属する。
インターロックガード式安全装置は、プレス機械への加工物(ワーク)の装入、取り出し面をガード板で遮蔽することにより、スライドの作動中は作業者の身体が危険区域に入らないようにするものであり、併せて作業中のトラブル等によるワークや切断片の飛散等からも作業者を守ることができるなど、高度な安全性を有する方式である。
インターロックガード式安全装置にも左右開閉式、上下開閉式などの種類があるが、本発明は上下開閉式に関するものである。
特許文献1に上下に開閉するインターロックガード式安全装置の一例が記載されているので、まずこれを簡単に説明する。
図4は特許文献1に示されている上下に開閉するインターロックガード式安全装置の正面図である。
ガード板は上ガード板3aと下ガード板3bとに上下に2分割されている。フレーム1の頂部にあるエアシリンダ4のストロークを、レバー6a,6b、コンロッド7a,7b,7cで構成されるリンク機構により増幅させ、コンロッド7cによりレバー6aに連結されている上ガード板3aと、ステー14によりヨーク8bと連結されている下ガード板3bとを同時に作動させる。開動作はエアシリンダ4に圧縮空気を供給することで行い、閉動作は、シリンダ4の内部を排気することにより、上下2本のヨーク8a,8bのうち下方にあるヨーク8bの両端を吊っている引張スプリング9のばね力で行う。
開閉ストローク500mmのガード板の例で、ばね常数を0.496N/mmとし、閉状態における張力が43.0N、開状態における張力が132.2Nであるとすれば、閉じた状態におけるスプリング張力は無負荷に近く、かつ調整も可能であるから、元来、挟まれ事故は軽微なものではある。
なお、符号5はエアシリンダ4を作動させる電磁弁、符号24は両手操作押ボタン、符号21は上下ガード板3a,3bの接触面に取り付けられた緩衝材である。
図5はこの従来例における下ガード板3bの上下動する案内部分の部分水平断面図で、フレーム1の内側にガイドレール2が取り付けられており、その溝をガイドとしてコンロッド7cに取り付けられた上ガード板3aとステー14に取り付けられた下ガード板3bとが上下動するのである。
特許第3319725号公報
このようなインターロックガード式安全装置においては、上下ガード板3a,3bの間に材料や身体の一部などが挟まった場合はガード板が完全に閉まらないから、レバーに取り付けてあるマイクロスイッチが作動せず、閉の確認信号が出ないのでプレス機械そのものは始動しないように安全が図られている。
しかし、大型プレス機械などではガード板も大型化する。一例を挙げると、上ガード板は横幅2000mm、上下長さ(高さ)590mm、板厚10mmで質量は14.2kg、下ガード板は横幅2000mm、上下長さ(高さ)300mm、板厚10mmで質量は7.2kgもあり、このようなガード板が作業者の目の前で頻繁に開閉動作を繰り返すから、閉じようとする際に腕や手の指等を挟まれると、例えプレス機械が始動しなくても、挟まれること自体で、華奢な身体部分である指などは骨折の危険がある。上下ガード板3a,3bの合わせ面には軟質樹脂などの緩衝材が取り付けてはあるものの、これだけでは不十分である。
上下のガード板間に異物が挟まった場合、軽い力で上下ガード板が僅かなりと開くような構造とすることが望ましい。
本発明は、下ガード板を吊っている部分に弾性体を挿入することにより、上下ガード板間に何かが挟まった場合、開閉機構にかかわりなくガード板が多少開くようにして上下開閉式のガード装置の安全性を一層向上させることを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、プレス機械の前面に取り付けられ、空気シリンダにより開き、スプリングにより閉じる上下方向に開閉する上ガード板と下ガード板とからなるプレス機械のインターロックガード式安全装置において、前記スプリングを介して下ガード板を吊っているステーと下ガード板との間に弾性体を挿入することにより、下ガード板を下方向に押したとき前記ステーとは別個に下ガード板のみが下方に開くことを可能とした挟まれ時の緩衝機能を有するプレス機械のインターロックガード式安全装置である。
請求項2に記載の本発明は、前記弾性体が圧縮形の金属製コイルばねである請求項1に記載のプレス機械のインターロックガード式安全装置である。
本発明によれば、挟まった物体を押しつぶすよりも軽い力によって弾性体が変形してガード板が開くので骨折等の事故を防止することができ、インターロックガード式安全装置の安全性が一層向上するという、すぐれた効果を奏する。
本発明実施例の要部を示すインターロックガード式安全装置の部分斜視図である。 同じく本発明実施例の要部を示すインターロックガード式安全装置の部分斜視図である。 本発明実施例におけるガード板の上下動部分を示す部分断面図である。 本発明が前提とする従来のインターロックガード式安全装置の一例の正面図である。 従来の技術におけるガード板の上下動部分を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。なお、以下に説明する実施例は、図4に示す従来例を改良したものであるから、図4に示す構成と同様の部分には図4に付した符号と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。図1は実施例の下ガード板3bがステー14に取り付けられている部分を示す部分斜視図、図2は同じ実施例の下ガード板3bのみを示す部分斜視図である。
特許文献1に記載の従来のインターロックガード式安全装置においては、下ガード板3bは両脇でステー14に直接固定され、さらにステー14はヨーク8bの両端に固定されていたから、下ガード板3bの位置はリンク機構によって決まってしまっていたが、本発明ではステー14と下ガード板3bとを一旦縁を切り、下ガード板3bにはステー14が挿入可能な断面を有するガイド状のホルダ25を取り付けるとともに縦方向にピン26を配置し、ステー14にはこのピン26に対応する位置に縦方向のクッションばね27を配置し、ホルダ25内にステー14を挿入して、下ガード板3bの重量をピン26を介してクッションばね27で受けるようにした。またステー14にはクッションばね27が圧縮される範囲にピン26が移動できるよう、長孔28を設けてある。
このようにすることによって、下ガード板3bはクッションばね27を介してステー14に取り付けられることになり、ステー14が動かなくても外力によって下ガード板3bは下方に変位できる。クッションばね27は圧縮ばねで、樹脂、ゴム等の軟らかい弾性材料や空気ばねなどでもよいが、コンパクトで長寿命が期待できる点において圧縮形の金属製コイルばねがもっとも好ましい。クッションばね27の配置数やばね特性等は下ガード板3bの重量等から適宜選択すればよいが、片側あたり1ないし3箇所が妥当であろう。また、1か所あたりのばね数も1ないし3である。
図3はさきに従来のものについて説明した図5に対応するガード板の上下動部分を示す部分水平断面図で、ホルダ25内にステー14が挿入され、ピン26がステー14を貫通して下ガード板3bに固定されている状態を示している。クッションばねや長孔などはこの図では省略している。
1…フレーム、 2…ガイドレール、 3a,3b…上下ガード板、 4…エアシリンダ、 5…電磁弁、 6a,6b…レバー、 7a,7b,7c…コンロッド、 8a,8b…ヨーク、 9…引張スプリング、 14…ステー、 21…緩衝材、 24…両手操作押しボタン、 25…ホルダ、 26…ピン、 27…クッションばね、 28…長孔。

Claims (2)

  1. プレス機械の前面に取り付けられ,空気シリンダにより開き,スプリングにより閉じる上下方向に開閉する上ガード板と下ガード板とからなるプレス機械のインターロックガード式安全装置において、
    前記スプリングを介して下ガード板を吊っているステーと下ガード板との間に弾性体を挿入することにより,下ガード板を下方向に押したとき前記ステーとは別個に下ガード板のみが下方に開くことを可能とした挟まれ時の緩衝機能を有するプレス機械のインターロックガード式安全装置。
  2. 前記弾性体が圧縮形の金属製コイルばねである請求項1に記載のプレス機械のインターロックガード式安全装置。
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