JP6118180B2 - 試験予定作成方法、試験方法、試験予定作成装置および基板処理装置 - Google Patents
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Description
すなわち、熱処理プレートが2以上の処理温度で基板を処理可能である場合、温度を変えて複数の測定を行うことがある。また、基板処理装置が複数の熱処理プレートを備えている場合、熱処理プレートを変えて複数の測定を行うことがある。このように、複数の測定を行う方法については、従来例にない。
すなわち、本発明は、熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて複数行う前に、複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成方法であって、いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、を備え、2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成する試験予定作成方法である。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。図2は、基板処理装置の内部を側方(y方向)からみたときの液処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図である。図3は、熱処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図である。図4は、基板処理装置の内部を側方(y方向)からみたときの搬送機構の配置を示す概略側面図である。
ID部11は、キャリア載置部21と搬送スペース22を備えている。
処理部13は、第1ブロック14と第2ブロック15に分離可能に構成されている。第1ブロック14と第2ブロック15は、x方向に並ぶように配置されている。ID部11には第1ブロック14が接しており、IF部17には第2ブロック15が接している。以下では、第1ブロック14と第2ブロック15に分けて説明する。
第1ブロック14は、搬送スペース30と液処理部40と熱処理部50を備えている。搬送スペース30は、平面視で第1ブロック14のy方向(幅方向)における略中央を通り、x方向に延びる帯状の領域である。搬送スペース30の両端はそれぞれ、ID部11および第2ブロック15に面している。搬送スペース30のy方向一側方には液処理部40が配置されており、搬送スペース30のy方向他側方には熱処理部50が配置されている。
第2ブロック15の構成について説明する。なお、第1ブロック14と同じ構成については、同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
図1を参照する。IF部17は基板Wを搬送するIF部内搬送機構(以下、適宜に「搬送機構」と略記する)TCを備えている。本実施例では、搬送機構TCは、2基の搬送機構TCa、TCbで構成されている。搬送機構TCaは、z方向に昇降可能であり、搬送機構TCaの縦軸心回りに回転移動可能であり、縦軸心の径方向に前進・後退移動可能である。搬送機構TCbも、搬送機構TCaと同様に構成されている。
図1を参照する。基板処理装置1は、制御部91と記憶部93と入出力部95を備えている。
次に、実施例に係る基板処理装置1の動作について説明する。以下では、ID部11からIF部17への搬送と、IF部17からID部11への搬送とに分けて説明する。
搬送機構TAは、キャリアCから基板Wを搬出し、搬出した基板Wを搬送機構TB1c、TB2cに交互に搬送する。すなわち、ID部11は、上層K1、下層K2に交互に基板Wを渡す。
搬送機構TCbは、露光機EXPから基板Wを受け取って搬送機構TCaに渡す。
次に、本実施例の特徴的な構成を説明する。
カテゴリーが同じ熱処理ユニットHU同士であっても、その構成が同じであるとは限らない。以下では、加熱冷却ユニットPHPの一構成例を説明し、その後、加熱冷却ユニットPHPのバリエーションを説明する。
図8を参照する。温度測定用基板WTは、通常の生産処理に使用される基板Wを模擬したものであり、熱処理プレートPLによる処理温度を検出する。温度測定用基板WTは、基板本体BWと、複数のセンサユニットSUと、センサ側アンテナASとを備えている。
図9(a)、(b)を参照する。図9(a)は、エッジ露光ユニットの側面図であり、図9(b)は、エッジ露光ユニットの平面図である。
図10を参照する。図10は、実施例に係る基板処理装置の制御ブロック図である。
次に、基板処理装置1の熱処理プレートPLを試験する動作について説明する。図11は、熱処理プレートの試験の概略的な手順を示すフローチャートである。
試験の実施に先立って、試験予定情報を生成する。試験予定作成過程は、本発明における試験予定作成方法に相当する。
試験予定情報に規定される一連の試験を実施する。具体的には、試験予定情報に従って温度測定用基板WTを熱処理プレートPLに搬送し、1番目の試験から順に試験を1つずつ行う。このようにして一連の試験を全て終了するまで試験を連続的に行う。なお、ステップS3の過程は、ステップS2の過程に含まれる1つ1つの試験のみを意味する。
試験の結果を分析する。
試験の結果および/または分析の結果を出力する。
図12は、試験予定作成過程の詳細な手順を示すフローチャートである。
順番設定部161は、記憶部93に記憶されている試験リスト情報または入出力部95に入力された試験リスト情報を参照し、順番を割り当てるべき試験を特定する。試験リスト情報には、複数の試験が規定されている。試験リスト情報は、試験対象である熱処理プレートPLや試験温度を特定するための情報を含む。
順番設定部161は、各熱処理プレートPLの初期負担量を比較し、初期負担量が最も大きな熱処理プレートPLを特定する。
順番設定部161は、負担量比較過程によって特定された熱処理プレートPLに対する1の試験に、「1番目」の順番を割り当てる。「1番目」は最初の順番である。「1番目」の順番が割り当てられた試験は、割当済試験となる。なお、「割当済試験」以外の試験、すなわち、未だ順番が割り当てられていない試験を「未割当試験」と呼ぶ。
順番設定部161は、割当済試験の全てを行う場合を仮想する。本ステップS14を開始する時点を基準とすると、既にいずれかの試験に「1番目」が割り当てられているので、少なくとも1以上の割当済試験が必ず存在する。このような仮定のもとで、割当済試験を行った後に、未割当試験の中で最も早く開始できる未割当試験を推定する。推定をする際、順番設定部161はプレート性能情報を参照し、各熱処理プレートPLの性能を考慮する。そして、割当済試験の終了時を基準として、各未割当試験を開始できるタイミング(時刻)をそれぞれ計算する。
タイミング推定過程によって推定された未割当試験に、次の順番を割り当てる。なお、「次の順番」は、割当済試験の数をnとすると、「(n+1)番目」である。これにより、「2番目」、「3番目」等、「2番目」以降の順番を未割当試験に割り当てる。
順番設定部161は、全ての試験に順番を割り当てたか否かを判断する。割り当てたと判断した場合には、試験予定情報が完成したことになり、終了する。そうでないと判断した場合には、ステップS14に戻る。これにより、全ての試験に順番を割り当てるまでステップS14、S15の処理を繰り返す。
図15(a)は、ケース1における試験リスト情報であり、図15(b)は、ケース1におけるプレート性能情報である。図15(a)では、ユニット識別情報等が省略された簡素な試験リスト情報を例示している。なお、初期負担量は、試験数と変更時間の積とする。各試験の試験時間を10分と仮定する。
試験リスト情報を参照して、試験TeA、TeB、TeCを特定する。
試験リスト情報およびプレート性能情報を参照して、以下の事項を特定する。
・(熱処理プレートPL01に対する試験数)=1
・(熱処理プレートPL02に対する試験数)=2
・(熱処理プレートPL01の変更時間)=3[min]
・(熱処理プレートPL02の変更時間)=3[min]
・(熱処理プレートPL01の初期負担量)=3
・(熱処理プレートPL02の初期負担量)=6
・(熱処理プレートPL01の初期負担量)<(熱処理プレートPL02の初期負担量)
・(初期負担量が最も大きな熱処理プレートPL)=熱処理プレートPL02
熱処理プレートPL02に対する1の試験に「1番目」を割り当てる。このとき、試験TeB、TeCのいずれに「1番目」を割り当ててもよい。ここでは、試験TeBを1番目に割り当てたとする。試験TeBは、割当済試験になる。
試験TeBを行うと仮定して、以下の事項を推定する。
・未割当試験=試験TeA、TeC
・(試験TeAの開始タイミング)=試験TeBの終了時から0分後
・(試験TeCの開始タイミング)=試験TeBの終了時から3分後
・(試験TeBの終了後に最も早く開始できる未割当試験)=試験TeA
試験TeAに「2番目」を割り当てる。試験TeAは割当済試験となる。
未割当試験TeCが残っているので、ステップS14に戻る。
試験TeB、TeAを行うと仮定して、以下の事項を推定する。
・未割当試験=試験TeC
・(試験TeCの開始タイミング)=試験TeAの終了時から0分後
・(試験TeB、TeAの終了後に最も早く開始できる未割当試験)=試験TeC
試験TeCに「3番目」を割当てる。試験TeCは割当済試験となる。
全ての試験が割当済試験であるので、ステップS1(試験予定作成過程)の処理を終了する。
図18(a)は、ケース2における試験リスト情報であり、図18(b)は、ケース2におけるプレート性能情報である。なお、初期負担量は、試験数と変更時間の積とする。各試験の試験時間を10分と仮定する。
試験リスト情報を参照して、試験TeA、TeB、TeC、TeDを特定する。
リスト情報およびプレート性能情報を参照して、以下の事項を特定する。
・(熱処理プレートPL01の初期負担量)=6
・(熱処理プレートPL03の初期負担量)=60
・(熱処理プレートPL01の初期負担量)<(熱処理プレートPL03の初期負担量)
・(初期負担量が最も大きな熱処理プレートPL)=熱処理プレートPL03
熱処理プレートPL03に対する1の試験に「1番目」を割り当てる。ここでは、試験TeCを「1番目」に割り当てたとする。試験TeCは割当済試験になる。
試験TeCを行うと仮定して、以下の事項を推定する。
・(試験TeAの開始タイミング)=試験TeCの終了時から0分後
・(試験TeBの開始タイミング)=試験TeCの終了時から0分後
・(試験TeDの開始タイミング)=試験TeCの終了時から30分後
・(試験TeAの終了後に最も早く開始できる未割当試験)=試験TeA、TeB
試験TeA、TeBのいずれかに「2番目」を割り当てる。ここでは、試験TeAに「2番目」を割り当てたとする。試験TeAは割当済試験となる。
未割当試験TeB、TeDが残っているので、ステップS14に戻る。
試験TeC、TeAを行うと仮定して、以下の事項を推定する。
・(試験TeBの開始タイミング)=試験TeAの終了時から3分後
・(試験TeDの開始タイミング)=試験TeAの終了時から20分後
・(試験TeAの終了後に最も早く開始できる未割当試験)=試験TeB
試験TeBに「3番目」を割り当てる。試験TeBは割当済試験となる。
未割当試験TeDが残っているので、ステップS14に戻る。
試験TeC、TeA、TeBを行うと仮定して、以下の事項を推定する。
・(試験TeDの開始タイミング)=試験TeBの終了時から7分後
・(試験TeBの終了後に最も早く開始できる未割当試験)=試験TeD
試験TeDに「4番目」を割り当てる。試験TeDは割当済試験となる。
全ての試験が割当済試験であるので、ステップS1(試験予定作成過程)の処理を終了する。
試験予定作成過程は、1番目作成過程と2番目以降作成過程を備えているので、試験を実際に行う前に試験予定情報を好適に作成できる。すなわち、各試験に最適な順番をそれぞれ設定することができる。この試験予定情報に従えば、複数の試験を効率良く実施できる。
上述したステップS11〜S16の各処理を適宜に変更してもよい。以下、変形実施例を説明する。
1番目作成過程は、負担量比較過程と1番目割当過程を備えていたが、これに限られない。例えば、1番目作成過程は、さらに、特定結果判定過程と補助比較過程を備えるように変更してもよい。この変形実施例によれば、負担量比較過程が2以上の熱処理プレートPLを特定した場合であっても、その中から熱処理プレートPLをさらに選別することができ、最適な試験に「1番目」を割り当てることができる。
2番目以降作成過程は、タイミング推定過程と2番目以降割当過程を例示したが、これに限られない。以下、3つの変形実施例を説明する。
試験特定過程(ステップS11、S111)については詳しく説明しなかったが、試験特定過程を適宜に選択、設計することができる。例えば、試験特定過程において、ユーザーが入出力部95に入力した情報、及び、記憶部93に記憶されている情報の少なくともいずれかに基づいて試験リスト情報を作成・修正してもよい。
上述した実施例では、1枚の温度測定用基板WTを使用して複数の試験を行う場合における動作を例示したが、これに限られない。たとえば、複数の温度測定用基板WTを用いて試験を行う場合であっても、試験予定作成過程を適用できる。この場合、各温度測定用基板WTについて試験予定作成過程をそれぞれ実行し、温度測定用基板WTごとに1つの試験予定情報を作成する。
上述した実施例では、複数の試験は、熱処理プレートPLおよび試験温度の双方が異なる試験であったが、これに限られない。複数の試験は、熱処理プレートPLおよび試験温度の一方のみが異なる試験であってもよい。
上述した実施例では、試験の対象については特に説明しなかったが、次のように変更してもよい。たとえば、複数の試験を、上層K1に含まれる熱処理プレートPLを対象とする試験で構成される上層試験グループと、下層K2に含まれる熱処理プレートPLを対象とする試験で構成される下層試験グループに区分し、上層試験グループに含まれる試験のみについて1の試験予定情報を作成し、下層試験グループに含まれる試験のみについて別の試験予定情報を作成してもよい。あるいは、試験が属するグループに関係なく、上層試験グループおよび下層試験グループに含まれる各試験について1つの試験予定情報を作成してもよい。
プレート性能情報は、プレート識別情報と変更時間とを関連付けたテーブルであったが、これに限られない。たとえば、熱処理プレートPLの性能によって熱処理プレートPLをプレートカテゴリーに分類できる場合には、プレートカテゴリー識別情報とプレート性能情報(例えば、変更時間に関する情報)とを関連付けたテーブルに変更してもよい。ここで、プレートカテゴリー識別情報は、熱処理プレートPLが属するプレートカテゴリーを識別するための情報である。これによれば、1のプレートカテゴリー識別情報によって複数の熱処理プレートPLを一括して特定できるので、プレート性能情報をより簡素にできる。
図22は、試験連続実施過程の詳細な手順を示すフローチャートである。図23は、温度測定用基板WTの搬送経路の一例を模式的に示す図である。
搬送制御部164は、搬送機構TAを制御して、ID部11に載置されているキャリアCから温度測定用基板WTを搬出する。なお、キャリアCは、専ら温度測定用基板WTを収容するための専用キャリアであってもよいし、基板Wも収容可能な兼用キャリアであってもよい。
搬送制御部164は、搬送機構TA、TB1c、TB1dを制御して、エッジ露光ユニットEEW01に温度測定用基板WTを搬送する。温度測定用基板WTは、保持部141に載置される。
向き制御部165は、エッジ露光ユニットEEW01に設置される調整機構MD01を制御することによって、プレート用調整を行う。これにより、調整機構MD01は、温度測定用基板WTの向きを変える。
IP1:エッジ露光ユニットEEWから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1dの位置情報
IP2:熱処理プレートPLに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1dの位置情報
IP1:エッジ露光ユニットEEWから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1dの位置情報
IP3:載置部PAに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1dの位置情報
IP4:載置部PAから温度測定用基板WTを取るときのローカル搬送機構TLの位置情報
IP5:熱処理プレートPLに温度測定用基板WTを渡すときのローカル搬送機構TLの位置情報
IP1:エッジ露光ユニットEEWから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1dの位置情報
IP6:載置部P3Rに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1dの位置情報
IP7:載置部P3Rから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1cの位置情報
IP8:載置部PAに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1cの位置情報
IP9:載置部PAから温度測定用基板WTを取るときのローカル搬送機構TLの位置情報
IP10:熱処理プレートPLに温度測定用基板WTを渡すときのローカル搬送機構TLの位置情報
搬送制御部164は、試験予定情報を参照して、エッジ露光ユニットEEW(調整機構MD)から温度測定用基板WTを取り、取った温度測定用基板WTを「1番目」の試験の対象である熱処理プレートPLに載置する。この際、載置部P3R等を経由してもよいが、他の熱処理プレートPLや液処理ユニット60、65に温度測定用基板WTを搬送することなく、調整機構MDから「1番目」の熱処理プレートPLに温度測定用基板WTを直接的に搬送する。
「1番目」の試験を行う。この処理について、後述する。
試験予定情報に規定される一連の試験が終了したか否かを判断する。この結果、全ての試験が終わったと判断した場合には、ステップS27に進む。そうでない場合には、ステップS26に進む。
試験予定情報において次の順番が割り当てられている試験が、引き続き同じ熱処理プレートPLに対する試験であるか否かを判断する。この結果、同じ熱処理プレートPLに対する試験であると判断した場合には、ステップS3に戻る。
搬送制御部164は、温度測定用基板WTをエッジ露光ユニットEEWに搬送する。
向き制御部165は、調整機構MD01を制御することによって、格納用調整を行う。これにより、調整機構MD01は、温度測定用基板WTの向きを変える。
IP1:エッジ露光ユニットEEWから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1dの位置情報
IP6:載置部P3Rに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1dの位置情報
IP7:載置部P3Rから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TB1cの位置情報
IP11:載置部P1Rに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TB1cの位置情報
IP12:載置部P1Rから温度測定用基板WTを取るときの搬送機構TAの位置情報
IP13:キャリアCに温度測定用基板WTを渡すときの搬送機構TAの位置情報
搬送制御部164は、搬送機構TB1d、TB1c、TAを制御して、エッジ露光ユニットEEWから温度測定用基板WTを搬出して、キャリアC内に搬入する。
試験連続実施過程によれば、複数の試験を自動的に続けて行うことができる。これにより、複数の試験を一括して実行できる。
上述した調整機構MD等の構成や、ステップS21〜S29の各処理を適宜に変更してもよい。以下、変形実施例を説明する。
調整機構MDの設置場所は、エッジ露光ユニットEEW内であったが、これに限られない。エッジ露光ユニットEEW以外に設置されている調整機構を変更してもよい。たとえば、エッジ露光ユニットEEW以外の処理ユニット(例えば、液処理ユニット60、65や熱処理ユニットHU)に温度測定用基板WTの向きを変える調整機構が設置されていてもよい。基板処理装置1が基板Wを検査するための検査ユニットを備える場合には、その検査ユニットに設置される調整機構を使用してもよい。検査ユニットとしては、例えば、基板W上の異物の検出、エッジリンス処理の幅の測定、または、塗布膜の膜厚の測定を行う検査ユニットなどが例示される。また、基板処理装置1が基板Wの向きを調整するための調整ユニットを備える場合には、その調整ユニットを使用するように変更してもよい。
温度測定用基板WTの格納スペースとして、基板処理装置1とは別体のキャリアC内を例示したが、これに限られない。例えば、基板処理装置1内に格納スペースを設置してもよい。これによれば、任意の時間に試験を自動的に実施できる。例えば、通常の生産処理(基板Wに所定の処理が施された製品を製造するための処理)を行っていないときに試験を容易に実施できる。また、定期的に試験を実施することも容易である。また、基板処理装置1内に格納スペースを設置することによって、温度測定用基板WTの準備および撤去も容易に実施できる。よって、試験に伴うユーザーの作業およびユーザーの介入を低減することができる。
向き制御部165は、受け渡し位置情報を参照して、第1向き変動量および第2向き変動量を特定したが、これに限られない。たとえば、第1向き変動量の値自体を含む情報を予め準備しておき、向き制御部165がこの情報を参照することによって第1向き変動量を特定してもよい。これによれば、向き制御部165の処理を簡素化することができる。第2向き変動量の特定に関しても、同様に変更してもよい。
上述した動作例では、熱処理ユニット群51、56に設置されている熱処理プレートPLのみを試験対象としたが、これに限られない。熱処理ユニット群51、52、56、57に設置されている任意の熱処理プレートPLを試験対象とするように変更してもよい。
上述した動作例では、処理部13の上層K1の動作のみを例示し、下層K2の動作については特に説明しなかったが、下層K2を適宜に動作させてもよい。たとえば、上層K1および下層K2の一方において試験連続実施過程を行い、他方において通常の生産処理を実行してもよい。また、上層K1および下層K2の双方において、それぞれ別の温度測定用基板WTを用いた試験連続実施過程を別個独立に実行してもよい。あるいは、上層K1および下層K2の双方において、同じ温度測定用基板WTを用いた1の試験連続実施過程を実行してもよい。
上述したステップS2(試験連続実施過程)による搬送方法は、複数の試験を連続的に実施できるが、単一の試験を行う場合にも好適に適用できる。たとえば、試験予定情報に規定される試験の数が単一であっても、ステップS2(試験連続実施過程)による搬送方法を支障なく実行できる。具体的には、プレート用調整(ステップS23)およびプレート搬送過程(ステップS24)を備えているので、熱処理プレートPL上における温度測定用基板WTの向きを好適に管理できる。また、格納用調整(ステップS28)および格納過程(ステップS29)を備えているので、格納スペースにおける温度測定用基板WTの向きを好適に管理できる。
図28は、試験の詳細な手順を示すフローチャートである。図29(a)は、熱処理プレートのプレート温度の経時変化を示すグラフであり、図29(b)は、温度測定用基板WTの処理温度(各温度データTDの総合平均値)の経時変化を示すグラフである。
熱処理ユニット制御部166は、温度測定用基板WTが熱処理プレートPLに載置される前に、熱処理プレートPLのプレート温度を変更する。以下、「1番目」の試験を行う場合を例にとって、詳細に説明する。
熱処理ユニット制御部166は、昇降ピン105等を制御して、搬送部から温度測定用基板WTを受け取って、熱処理プレートPLに載置する。温度測定用基板WTが載置されると、センサ側アンテナASはユニット側アンテナAUに正対する。
測定を開始することなく、温度測定用基板WTが熱処理プレートPLに載置された状態を保つ。温度測定用基板WTが熱処理プレートPLに載置された時刻t2から待ち時間が経過する時刻t3において、本ステップS32の処理を終了する。待ち時間は、試験レシピ情報に規定されている。
温度測定用基板WTの処理温度を測定する。より詳しくは、熱処理プレートPLに載置された温度測定用基板WTから得られた検出信号に基づいて温度データTDを生成する。測定は、測定時間にわたって行われる。本ステップS33は、熱処理プレートPLに載置された温度測定用基板WTから得られた検出信号に基づいて温度データTDを生成する。測定を開始した時刻t3から測定時間が経過する時刻t4において、本ステップS33の処理を終了する。測定時間は、試験レシピ情報に規定されている。
温度計測部167は、各温度データTDの値の総和を温度データTDの個数で除することにより、総合平均値を算出する。なお、温度データTDの値は、例えば、各温度データTDに含まれる計測値の平均値である。さらに、総合平均値と試験温度TWeとの差である乖離幅DFを算出する。
測定回数が上限値以下であるか否かを判断する。測定回数の上限値は、試験レシピ情報に規定されている。その結果、上限値以下であると判断した場合には、ステップS36に進む。そうでない場合には、ステップS39に進む。
温度計測部167は、乖離幅DFに基づいて、オフセット値OSを決定する。オフセット値OSは、設定温度TPr0を補正するための値である。オフセット値OSは、例えば、約2度以下である。熱処理ユニット制御部166は、プレート温度を、設定温度TPr0からオフセット値OSの分だけ変更する微調整を行う。微調整を開始した時刻t4から微調整時間が経過する時刻t5において、本ステップS36の処理(微調整)を終了する。そして、ステップS33に戻る。
温度計測部167は、微調整を少なくとも1回以上実行したか否かを判定する。微調整を実行したと判定した場合は、ステップS38に進む。そうでない場合には、ステップS39に進む。
オフセット値OSに基づいて設定温度TPr0を補正する。この結果、設定温度TPr0から設定温度TPr1に更新される。これにより、設定温度TPr1が試験温度TWeに対応付けられ、その後の熱処理プレートPLの制御に設定温度TPr1が使用される。
熱処理ユニット制御部166は、昇降ピン105等を制御して、熱処理プレートPLに載置された温度測定用基板WTを搬送部に渡す。これにより、1の試験が終了する。
記憶部93は予め試験レシピ情報を記憶しており、熱処理ユニット制御部166は試験レシピ情報を参照しながら試験を実行するので、試験を適正に実行できる。
上述した試験レシピ情報の構成や、ステップS30〜S39の各処理を適宜に変更してもよい。以下、変形実施例を説明する。
試験レシピ情報には、乖離幅の閾値や測定回数の上限値に関する各情報が予め設定されていたが、これに限られない。例えば、これらの情報を含まないように試験レシピ情報を変更してもよい。あるいは、ユーザーが乖離幅の閾値や測定回数の上限値を設定・修正できるように変更してもよい。
ステップS34の処理では、乖離幅DFが乖離幅の閾値以上か否かを判定したが、これに限られない。たとえば、処理温度の面内均一性を示す指標(以下、「均一性指標」という)が、所定の範囲内にあるか否かを判定してもよい。均一性指標としては、例えば、各温度データTDの標準偏差などの統計量が例示される。これによれば、処理温度の面内均一性が適正であるかについて好適に判定できる。
ステップS37、S38の処理によって、設定温度TPr0を自動的に補正したが、これに限られない。例えば、ユーザーが補正を許可する命令を与えたときだけ、設定温度TPr0を補正するように変更してもよい。あるいは、制御部91(温度計測部167)が設定温度TPr0を自動的に補正する自動補正モードと、ユーザーが設定温度TPr0を手動で補正する手動補正モードとを備えて、これら自動補正モードと手動補正モードとのいずれかに適宜に切り替えるように変更してもよい。
試験レシピ情報において、温度変更条件は初期温度域と試験温度域の組み合わせであったが、これに限られない。例えば、初期温度域とプレート設定温度域との組み合わせに変更してもよい。
温度計測部167によって生成された温度データTDを、適宜に記憶部93に記憶させてもよい。また、温度計測部167によって計算された総合平均値や乖離幅DFを、適宜に記憶部93に記憶させてもよい。
図31は、分析の詳細な手順を示すフローチャートである。
上述したとおり、測定(ステップS33)において、温度計測部167は、熱処理プレートPLに載置された温度測定用基板WTによって得られた検出信号に基づいて温度データTDを生成する。生成された温度データTDは温度計測部167から分析処理部169に送られる。
「全部欠損」は、あるべき温度データTDがないことをいう。本実施例では、各センサユニットSUに対して1の温度データTDが存在するはずである。分析処理部169は、少なくとも1の温度データTDが全部欠損であるか否かを判定する。その結果、全部欠損であると判定した場合、全部欠損の温度データTDが発生したと判定して、ステップS402に進む。そうでない場合には、各センサユニットSUに対して温度データTDが1つずつ存在すると判定して、ステップS403に進む。
分析処理部169は、分析用情報を参照する。分析用情報は、図示を省略するが、現象、原因、および、対策に関する各情報が関連付けられた情報である。分析用情報は、予め記憶部93に記憶されている。分析処理部169は、「全部欠損の温度データTDが発生した」という現象に関連付けられた原因1および対策1を抽出する。そして、抽出された原因1によってその現象が引き起こされたと分析処理部169が推定し、抽出された対策1によって原因1を解消可能であると分析処理部169が推定する。
A.温度測定用基板WTの故障
B.ユニット側アンテナAUの故障
C.温度計測部167の故障
D.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続不良
a.温度測定用基板WTの点検
b.ユニット側アンテナAUの点検
c.温度計測部167の点検
d.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続確認
「一部欠損」は、温度データTDに含まれる計測値の一部が欠けていることをいう。あるいは、「一部欠損」は、温度データTDに含まれる計測値が一定の割合以上欠けていることをいう。分析処理部169は、少なくとも1の温度データTDが一部欠損であるか否かを判定する。一部欠損であると判定した場合、一部欠損の温度データTDが発生したと判定して、ステップS404に進む。そうでない場合には、温度データTDが正常に取得されたと判断して、欠損に関する推定過程を実行しない。
分析処理部169は、現象の原因2と、原因2を解消するための対策2を推定する。具体的には、以下の事項を推定する。
A.温度測定用基板WTの故障
B.ユニット側アンテナAUの故障
C.温度計測部167の故障
D.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続不良
a.温度測定用基板WTの点検
b.ユニット側アンテナAUの点検
c.温度計測部167の点検
d.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続確認
他の温度データTDに比べて値が大きく異なる温度データTDを外れ値という。外れ値は、「特異点」とも言われる。分析処理部169は、少なくともいずれかの温度データTDが外れ値であるか否かを判定する。この際、有意差検定など各種の検定によって外れ値を検出してもよい。また、全ての温度データTDに対する個々の温度データTDの相対的なばらつきを示す指標(以下、「ばらつき指標」という)を計算し、ばらつき指標が異常な温度データTDを外れ値として抽出してもよい。ばらつき指標としては、例えば、総合平均値と各温度データTDとの差や、各温度データTDの偏差値(T Score)等の統計量が例示される。
分析処理部169は、現象の原因3と、原因3を解消するための対策3を推定する。具体的には、以下の事項を推定する。
E1.熱処理プレートPLの汚損
E2.熱処理プレートPLに付着する異物
F1.温度測定用基板WTの汚損
F2.温度測定用基板WTに付着する異物
e.熱処理プレートPLの清掃
f.温度測定用基板WTの清掃
処理温度の目標値である試験温度TWeに比べて値が大きく異なる温度データTDを異常値と呼ぶ。分析処理部169は、少なくともいずれかの温度データTDが異常値であるか否かを判断する。この際、各温度データTDを所定の閾値と比較することによって異常値を検出してもよい。また、1の温度データTDと試験温度TWeとの差を乖離幅dfとして、各温度データTDに関する乖離幅dfをそれぞれ所定の閾値と比較することによって異常値を検出してもよい。乖離幅dfを、後述する図35(b)に図示する。
分析処理部169は、現象の原因4と、原因を解消するための対策4を推定する。具体的には、以下の事項を推定する。
A.温度測定用基板WTの故障
B.ユニット側アンテナAUの故障
C.温度計測部167の故障
D.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続不良
a.温度測定用基板WTの点検
b.ユニット側アンテナAUの点検
c.温度計測部167の点検
d.ユニット側アンテナAUと温度計測部167の接続
分析処理部169は、熱処理プレートPLの上方に気流が強制的に形成されているか否かを判断する。この際、分析処理部169は、気流形成設備情報を参照して、試験(測定)の対象である熱処理プレートPLに関連して設けられる気流形成設備を特定する。
分析処理部169は、温度分布と気流との間に関連性があるか否かを判定する。温度分布は、温度測定用基板WTの各位置における処理温度の分布であり、温度データTDと測定位置との関係を示す。
分析処理部169は、現象の原因5と、原因を解消するための対策5を推定する。具体的には、以下の事項を推定する。
G1.上部排気管121の故障
G2.上部排気管121の流量異常
H1.側部給気ダクト123の故障
H2.側部給気ダクト123の流量異常
I1.側部排気ダクト125の故障
I2.側部排気ダクト125の流量異常
g1.上部排気管121の点検
g2.上部排気管121の流量確認
h1.側部給気ダクト123の点検
h2.側部給気ダクト123の流量確認
j1.側部排気ダクト125の点検
j2.側部排気ダクト125の流量確認
引き続き、出力(ステップS5)の動作を説明する。
ステップS4の分析は、現象判定過程と推定過程とを備えているので、起きた現象を判定するのみならず、その現象について原因と対策を的確に予測できる。
上述したステップS401〜S433の各処理を適宜に変更してもよい。以下、変形実施例を説明する。
現象判定過程が判定する現象として、4つの現象(欠損、外れ値、異常値、温度分布と気流との関連性)を例示したが、これに限られない。たとえば、4つの現象のうち、少なくともいずれかの現象を判定するように変更してもよい。また、これら4つの現象以外の現象を判定するように変更してもよい。
推定過程は、原因と対策の双方を推定したが、これに限られない。原因と対策のいずれか一方を推定するように変更してもよい。また、分析用情報は、現象、原因、および、対策に関する各情報が関連付けられた情報であったが、これに限られない。例えば、原因および対策の少なくともいずれかに関する情報と、現像に関する情報と、を関連付けた分析用情報に変更してもよい。
ステップS402の処理では、原因1としてA乃至Dの全部の事項を推定したが、これに限られない。たとえば、A乃至Dの一部を原因1として推定するように変更してもよい。他のステップS404、S412、S422、S433も同様である。
ステップS402の処理では、対策1としてa乃至dの全部の事項を推定したが、これに限られない。たとえば、a乃至dの一部を対策1として推定するように変更してもよい。他のステップS404、S412、S422、S433も同様である。
ステップS4の分析は、測定(ステップS33)によって得られた温度データTDの全部を対象としたが、これに限られない。例えば、測定(ステップS33)によって得られた温度データTDの一部を対象とするように変更してもよい。
現象判定過程における処理は、熱処理プレートPLの種類等によって変わらなかったが、これに限られない。すなわち、熱処理プレートPLによる処理温度によって、熱処理プレートPLと熱処理プレートPLの周囲の気体との間で熱が移動する方向が変わる場合には、熱処理プレートPLの処理温度に応じて現象判定過程における処理を変更してもよい。
現象判定過程における処理は、ステップS33の試験において定められていた試験温度TWeによって変わらなかったが、これに限られない。試験温度TWeによって、熱処理プレートPLと熱処理プレートPLの周囲の気体との間で熱が移動する方向が変わる場合には、試験温度TWeに応じて現象判定過程における処理を変更してもよい。
上述したステップS4(分析)は、複数の試験結果(測定結果)を分析できるが、単一の試験結果(測定結果)を分析する場合にも好適に適用できる。たとえば、試験予定情報に規定される試験の数が単一であっても、ステップS4(分析)を支障なく実行できる。また、ステップ5(出力)も、同様である。
関連性判定過程(ステップS432)において、1次元の温度分布を例示したが、これに限られない。2次元の温度分布に変更してもよい。
気流形成設備として、上部排気管121、側部給気ダクト123および側部排気ダクト125等を例示したが、これに限られない。チャンバー117内に気体を供給する適宜な設備や、チャンバー117から気体を排出する適宜な設備に変更してもよい。また、チャンバー117内の気体を攪拌する設備に変更してもよい。
(1)上述した実施例では、基板処理装置1は、温度計測部167、分析処理部169、入出力部95等を備えていたが、これに限られない。温度計測部167、分析処理部169、入出力部95等が、基板処理装置1の外部に設置されていてもよい。
11 …インデクサ部(ID部)
13 …処理部
17 …インターフェイス部(IF部)
60 …塗布処理ユニット(液処理ユニット、処理ユニット)
65 …現像処理ユニット(液処理ユニット、処理ユニット)
91 …制御部
93、175、183 …記憶部
95、173 …入出力部(出力部)
161 …順番設定部
163 …試験実行部
164 …搬送制御部
165 …向き制御部
166 …熱処理ユニット制御部
167 …温度計測部
169 …分析処理部
121 …上部排気管(気流形成設備)
123 …側部給気ダクト(気流形成設備)
125 …側部排気ダクト(気流形成設備)
122 …圧力計(気流監視設備)
126 …排気用ダンパー(気流調節設備)
171 …分析装置(試験予定作成装置)
TA、TB1c、TB1d、TB2c、TB2d、TC1a、TC1b、TL …搬送部
H …ハンド
EEW …エッジ露光ユニット(処理ユニット)
MD …調整機構
HU …熱処理ユニット(処理ユニット)
PL …熱処理プレート
AU …ユニット側アンテナ
C …キャリア
W …基板
WT …温度測定用基板
SU …センサユニット
AS …センサ側アンテナ
BW …基板本体
TD …温度データ
TWe …試験温度
DHa、DHb、DHc …第1目標方向
ACa、ACb、ACc …第1向き変動量
IP1 …搬送部が調整機構から温度測定用基板を取るときの搬送部の位置に関する情報
IP2、IP5、IP10 …搬送部が熱処理プレートに温度測定用基板を渡すときの搬送部の位置に関する情報
IP3、IP4、IP6乃至IP9、IP11乃至IP13 …一の搬送機構から他の搬送機構に温度測定用基板を渡すときの各搬送機構の位置に関する情報
Claims (18)
- 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて複数行う前に、複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成方法であって、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
2番目以降作成過程は、
既に順番が割り当てられた割当済試験を全て行うと仮定したときに、割当済試験の終了後に最も早く開始できる未割当試験を推定するタイミング推定過程と、
タイミング推定過程によって推定された未割当試験に、次の順番を割り当てる2番目以降割当過程と、
を備えている試験予定作成方法。 - 請求項1に記載の試験予定作成方法において、
タイミング推定過程は、各熱処理プレートの性能を考慮して、各未割当試験を開始できるタイミングをそれぞれ計算する試験予定作成方法。 - 請求項1または2に記載の試験予定作成方法において、
2番目以降作成過程は、さらに、
タイミング推定過程の推定結果に、異なる熱処理プレートを対象とする複数の未割当試験が含まれているか否かを判定する推定結果判定過程と、
含まれていると推定結果判定過程が判定した場合には、タイミング推定過程が推定した未割当試験の対象となっている複数の熱処理プレートの中で、熱処理プレートの残負担量が最も大きな熱処理プレートを推定する補助推定過程と、
を備え、
補助推定過程が熱処理プレートを推定した場合には、2番目以降割当過程は、タイミング推定過程の推定結果に関わらず、補助推定過程によって推定された熱処理プレートを対象とする未割当試験に次の順番を割り当て、
残負担量は、未割当試験が各熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する未割当試験の残数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とした数値である試験予定作成方法。 - 請求項1から3のいずれかに記載の試験予定作成方法において、
2番目以降作成過程は、さらに、
直近に順番が割り当てられた割当済試験の対象である熱処理プレートとは異なる熱処理プレートを対象とする未割当試験を異プレート未割当試験として、異プレート未割当試験が存在するか否かを判定する未割当試験判定過程と、
存在すると未割当試験判定過程が判定した場合には、次の順番を割り当てる試験の候補を、異プレート未割当試験に限定する候補限定過程と、
を備え、
候補限定過程が候補を限定した場合には、タイミング推定過程は、限定された候補の中から、最も早く開始できる試験を推定する試験予定作成方法。 - 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて複数行う前に、複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成方法であって、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
2番目以降作成過程は、
熱処理プレートの残負担量が最も大きな熱処理プレートを推定する残負担量推定過程と、
残負担量推定過程によって推定された熱処理プレートを対象とする未割当試験に次の順番を割り当てる2番目以降割当過程と、
を備え、
残負担量は、未割当試験が各熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する未割当試験の残数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とした数値である試験予定作成方法。 - 請求項5に記載の試験予定作成方法において、
残負担量推定過程の推定結果に、2以上の熱処理プレートが含まれているか否かを判定する推定結果判定過程と、
含まれていると推定結果判定過程が判定した場合には、残負担量推定過程が推定した2以上の熱処理プレートの中で、熱処理プレートの補助残負担量が最も大きな熱処理プレートを推定する補助推定過程と、
を備え、
補助推定過程が熱処理プレートを推定した場合には、2番目以降割当過程は、残負担量推定過程の推定結果に関わらず、補助推定過程によって推定された熱処理プレートを対象とする未割当試験に次の順番を割り当て、
補助残負担量は、未割当試験が熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する未割当試験の残数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とした数値であり、
補助残負担量の基礎は、残負担量の基礎と異なる試験予定作成方法。 - 請求項5または6に記載の試験予定作成方法において、
2番目以降作成過程は、さらに、
直近に順番が割り当てられた割当済試験の対象である熱処理プレートとは異なる熱処理プレートを対象とする未割当試験を異プレート未割当試験として、異プレート未割当試験が存在するか否かを判定する未割当試験判定過程と、
存在すると未割当試験判定過程が判定した場合には、次の順番を割り当てる試験の候補を、異プレート未割当試験に限定する候補限定過程と、
を備え、
候補限定過程が候補を限定した場合には、残負担量推定過程は、異プレート未割当試験の対象である熱処理プレートの中から、残負担量が最も大きな熱処理プレートを推定する試験予定作成方法。 - 請求項5から7のいずれかに記載の試験予定作成方法において、
残負担量は、残数が多いほど大きくなる傾向、変更時間が長いほど大きくなる傾向、および、温度変化速度が遅いほど大きくなる傾向の少なくともいずれかを示す試験予定作成方法。 - 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて複数行う前に、複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成方法であって、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
1番目作成過程は、
熱処理プレートの初期負担量が最も大きな熱処理プレートを特定する負担量比較過程と、
負担量比較過程によって特定された熱処理プレートを対象とする試験に「1番目」を割り当てる1番目割当過程と、
を備え、
初期負担量は、全ての試験が各熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する試験数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とする数値である試験予定作成方法。 - 請求項9に記載の試験予定作成方法において、
負担量比較過程の処理結果に、2以上の熱処理プレートが含まれているか否かを判定する特定結果判定過程と、
含まれていると特定結果判定過程が判定した場合には、負担量比較過程が特定した2以上の熱処理プレートの中で、熱処理プレートの補助初期負担量が最も大きな熱処理プレートを特定する補助比較過程と、
を備え、
補助比較過程が熱処理プレートを特定した場合には、1番目割当過程は、負担量比較過程の処理結果に関わらず、補助比較過程が特定した熱処理プレートを対象とする未割当試験に「1番目」を割り当て、
補助初期負担量は、全ての試験が熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する試験数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とした数値であり、
補助負担量の基礎は、初期負担量の基礎と異なる試験予定作成方法。 - 請求項9または10に記載の試験予定作成方法において、
初期負担量は、試験数が多いほど大きくなる傾向、変更時間が長いほど大きくなる傾向、および、温度変化速度が遅いほど大きくなる傾向の少なくともいずれかを示す試験予定作成方法。 - 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて行う試験方法であって、
複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成過程と、
試験予定作成過程によって作成された試験予定情報に規定される一連の試験を実際に行う試験連続実施過程と、
を備え、
試験予定作成過程は、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
2番目以降作成過程は、
既に順番が割り当てられた割当済試験を全て行うと仮定したときに、割当済試験の終了後に最も早く開始できる未割当試験を推定するタイミング推定過程と、
タイミング推定過程によって推定された未割当試験に、次の順番を割り当てる2番目以降割当過程と、
を備えている試験方法。 - 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて行う試験方法であって、
複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成過程と、
試験予定作成過程によって作成された試験予定情報に規定される一連の試験を実際に行う試験連続実施過程と、
を備え、
試験予定作成過程は、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
2番目以降作成過程は、
熱処理プレートの残負担量が最も大きな熱処理プレートを推定する残負担量推定過程と、
残負担量推定過程によって推定された熱処理プレートを対象とする未割当試験に次の順番を割り当てる2番目以降割当過程と、
を備え、
残負担量は、未割当試験が各熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する未割当試験の残数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とした数値である試験方法。 - 熱処理プレートによる処理温度を測定する試験を、熱処理プレートおよび処理温度の目標値である試験温度の少なくともいずれかを変えて行う試験方法であって、
複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する試験予定作成過程と、
試験予定作成過程によって作成された試験予定情報に規定される一連の試験を実際に行う試験連続実施過程と、
を備え、
試験予定作成過程は、
いずれかの試験に、最初の順番である「1番目」を割り当てる1番目作成過程と、
未だ順番が割り当てられていない未割当試験のいずれかに、「2番目」以降の順番を割り当てる2番目以降作成過程と、
を備え、
2番目以降作成過程を、全ての試験に順番を割り当てるまで繰り返すことによって試験予定情報を作成し、
1番目作成過程は、
熱処理プレートの初期負担量が最も大きな熱処理プレートを特定する負担量比較過程と、
負担量比較過程によって特定された熱処理プレートを対象とする試験に「1番目」を割り当てる1番目割当過程と、
を備え、
初期負担量は、全ての試験が各熱処理プレートに与える負担を表す数値であって、熱処理プレートに対する試験数、プレート温度を変更するのに要する変更時間、および、プレート温度の温度変化速度の少なくともいずれかを基礎とする数値である試験方法。 - 試験予定作成装置であって、
熱処理プレートによる処理温度を測定する試験が複数規定されている試験リスト情報を記憶する記憶部と、
試験を実際に行う前に、試験リスト情報に規定されている複数の試験の予定に関する試験予定情報を作成する順番設定部と、
を備え、
記憶部は、熱処理プレートの性能に関する情報が規定されているプレート性能情報を記憶し、
順番設定部は、プレート性能情報を参照して試験予定情報を作成する試験予定作成装置。 - 請求項15に記載の試験予定作成装置と、
複数の熱処理プレートと、
熱処理プレートを制御し、試験予定情報に従って複数の試験を行う試験実行部と、
を備えている基板処理装置。 - 請求項16に記載の基板処理装置において、
複数の熱処理プレートに温度測定用基板を搬送する搬送部と、
を備え、
試験実行部は、搬送部を制御して、試験予定情報に従って温度測定用基板を各熱処理プレートに搬送させる基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置において、
搬送部は、温度測定用基板を格納するための格納スペースから温度測定用基板を搬出し、かつ、格納スペースに温度測定用基板を搬入し、
試験実行部は、搬送部を制御して、試験を行う前に温度測定用基板を格納スペースから搬出させ、試験予定情報に定められた試験の全てが終了すると温度測定用基板を格納スペースに搬入させる基板処理装置。
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