JP6116944B2 - ペット用洗浄器具およびそれを備えたペット用洗浄器具セット - Google Patents

ペット用洗浄器具およびそれを備えたペット用洗浄器具セット Download PDF

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Description

本発明は、ペット用洗浄器具およびそれを備えたペット用洗浄器具セットに関する。
近年、犬や猫等のペットを飼う家庭が増えており、人とペットとが同じ空間で生活することが多くなっている。ペットには、体毛にノミ、シラミ等の寄生虫が棲みつくおそれがある。そのため、ペットを清潔に保つために、ペットを洗うことが広く行われている。ペットを洗う際、ペットが逃げ回ったり暴れたりすることがあり、ペットに適した洗浄器具を使用することが好ましい。そこで、様々なペット用洗浄器具が開発されている。
例えば、特許文献1には、頭部を露出するようにペットを収容する容器と、上記容器内に収容したペットの姿勢を保持する手段とから成るエアーシャワー洗浄装置が開示されている。特許文献2には、水抜き口が形成された容器状の浴槽本体を備えるペット用浴槽が開示されている。特許文献3には、金属製のフレームに支えられたバスタブを有するペット浴槽が開示されている。
実用新案登録第3130143号公報 実用新案登録第3028764号公報 特開2011−30516号公報
ところで、近年、飼い主が家庭内でペットを洗うことが多くなっている。家庭内でペットを洗う際、飼い主がペットの全身を一度に洗うことができることが好ましい。また、飼い主が楽な姿勢でペットを洗うことができることや、ペットが逃げ回ったり暴れたりしないようにペットの姿勢を一定に保持できることが好ましい。しかしながら、特許文献1のエアーシャワー洗浄装置では、ペットの頭部を洗うことは容易ではあるが、ペットの胴体を洗うことは困難であった。特許文献2のペット用浴槽では、ペットが暴れないように飼い主がペットを支えなければならず、ペットを支えるための体力が必要であった。また、ペットを洗う際に、飼い主が屈む必要があるため、飼い主の身体の負担が大きかった。特許文献3のペット浴槽では、特許文献2のペット用浴槽と同様に、飼い主にはペットを支えるための体力が必要であった。また、上述のペット用洗浄器具は、ペットを洗うための専用の器具であり、ペットを洗浄するとき以外には所定の場所に収納される。そのため、この種のペット用洗浄器具は、持ち運びが容易であり、かつ、コンパクトに収納できることが好ましい。しかしながら、特許文献1〜3に記載された器具は、そのままの状態で収納するものであり、収納スペースの確保が必要であった。また、特許文献3のペット浴槽は、業務用であり、持ち運びが困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ペットの姿勢を一定に保持した状態で飼い主がペットの全身を容易に洗うことができ、かつ、コンパクトに収納することができるペット用洗浄器具およびそれを備えたペット用洗浄器具セットを提供することである。
本発明に係るペット用洗浄器具は、ペットを洗浄する器具である。前記ペット用洗浄器具は、浴槽と姿勢保持手段と蓋体とを備えている。前記浴槽は、底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する。前記姿勢保持手段は、前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する。前記蓋体は、前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられている。また、前記蓋体は、前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、前記蓋本体に設けられた脚部と、を有している。
前記ペット用洗浄器具を用いるときには、姿勢保持手段の上にペットの腹部を載せた状態で、浴槽の中にペットを入れる。このとき、ペットの腹部は姿勢保持手段によって支えられる。そのため、飼い主がペット洗う際、姿勢保持手段によってペットの姿勢を一定に保持することができる。したがって、飼い主は、自らの手でペットを支える必要がなく、両手でペットを洗うことができる。よって、ペットを容易に洗うことができる。また、前記ペット用洗浄器具によれば、蓋体は、ペットを洗う際の飼い主の椅子として使用することができる。そのため、飼い主は、蓋体に座って、あまり体を屈ませずにペットを洗うことができる。よって、ペットを洗う際、飼い主の身体の負担を軽減することができる。また、蓋体は、ペット用洗浄器具を片付ける際には、浴槽に取り付ける蓋として使用するため、ペット用洗浄器具をコンパクトに収納することができる。また、蓋体を浴槽に取り付けた状態では、ペット用洗浄器具は、人が入浴する際に利用可能な椅子として使用することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記浴槽には、前記姿勢保持手段のうち前記浴槽内における最下端部の前記底板からの高さを調節する高さ調節機構が設けられている。
上記態様によれば、姿勢保持手段の浴槽内における最下端部の底板からの高さを調節することで、様々な大きさのペット(例えば、脚の長さが異なるペット)に対して、姿勢を一定に保持することができる。よって、本ペット用洗浄器具は、様々な大きさのペットに対して使用することができる。また、姿勢保持手段の浴槽内における最下端部の底板からの高さを調節することにより、姿勢保持手段でペットの腹部を支えつつ、ペットの足を床面に付かせることができる。ペットの腹部が姿勢保持手段によって支えられているとペットは安心し、おとなしくなりやすい。よって、ペットのストレスを緩和することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記浴槽には、前記姿勢保持手段の長さを調節する長さ調節機構が設けられている。
上記態様によれば、ペットの大きさに合わせて姿勢保持手段の長さを調節することができる。そのため、様々な大きさのペットに対して、本発明のペット用洗浄器具を使用することができる。また、姿勢保持手段の長さを調節することにより、姿勢保持手段でペットの腹部を支えつつ、ペットの足を床面に付かせることができる。ペットの腹部が姿勢保持手段によって支えられているとペットは安心し、おとなしくなりやすい。よって、ペットのストレスを緩和することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記姿勢保持手段は、前記姿勢保持手段が架け渡された前記側板に沿ってスライド可能に構成されている。
上記態様によれば、ペットの大きさに合わせて姿勢保持手段を姿勢保持手段が架け渡された側板に沿ってスライドさせることができる。そのため、様々な大きさのペットに対して、本発明のペット用洗浄器具を使用することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記姿勢保持手段は、前記側板に固定されたベルトである。
上記態様によれば、ベルトの上にペットの腹部を載せた状態で、浴槽の中にペットを入れる。そのことによって、ペットの姿勢を一定に保持することができる。よって、飼い主は、手でペットを支えることなく、両手でペットを洗うことができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記蓋体の脚部は長さ調整自在である。
上記態様によれば、飼い主の好みに合わせて、蓋体の脚部の高さを調節することができる。よって、飼い主が好みの高さの蓋体に座って、あまり屈む必要がなく、ペットを洗うことができる。そのため、飼い主の身体の負担を軽減させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記脚部には、脚部滑り止め手段が設けられている。
上記態様によれば、蓋体が床面に対して滑ることを防止することができる。そのため、飼い主が、蓋体に座ってペットを洗う際、蓋体に座ることに起因して、滑って怪我をすることを未然に防ぐことができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記脚部は、前記蓋本体の下面に取り付けられている。
上記態様によれば、脚部が蓋本体の下面に取り付けられているため、浴槽の上に蓋体を被せたとき、脚部は浴槽の中に位置する。よって、脚部を蓋本体に取り付けた状態で、ペット用洗浄器具をコンパクトに収納することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記浴槽の下面には、滑り止め手段が設けられている。
上記態様によれば、ペットを洗う際、ペットが暴れて浴槽が動くことを防止することができる。よって、ペットをより容易に洗うことができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記浴槽には、前記浴槽の内外を貫く水抜き孔が形成され、前記水抜き孔に設けられたフィルタを備えている。
上記態様によれば、浴槽の中に溜まった水を水抜き孔から外部に排出することができる。ところで、ペットを洗ったときに、ペットの体毛が抜ける場合が多い。上記態様によれば、抜けたペットの毛はフィルタによって捕捉されるので、ペットの毛が外部に流出することが防止される。例えば浴室内でペットを洗う場合、ペットの毛が外部に流出すると、その毛が浴室の排水口に詰まるおそれがある。しかし、上記態様によれば、そのような事態を防止することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記蓋本体には、把持可能なグリップ部が設けられている。
上記態様によれば、グリップ部を持つことで、ペット用洗浄器具を持ち運ぶことが容易となる。
本発明に係るペット用洗浄器具セットは、前記何れかのペット用洗浄器具と、前記浴槽における前記側板の上端部に着脱自在に設けられ、ペットを上に載せて乾かすことが可能な載せ板と、を備えている。前記載せ板には、複数の孔が形成されている。
前記ペット用洗浄器具セットによれば、ペットを載せ板を介して浴槽の上に載せることができる。そのため、飼い主は、体をあまり屈めることなく、浴槽の上でペットの全身を乾かすことができる。よって、ペットを乾かす際、飼い主の体の負担を軽減することができる。また、載せ板には複数の孔が形成されているため、ペットの全身を乾かす際、ペットから落ちる水が載せ板の孔を通して下に落ちる。そのため、載せ板の上に水が溜まりにくい。また、載せ板を浴槽の上に置くことで、踏み台として利用することができる。
本発明によれば、ペットの姿勢を一定に保持した状態で飼い主がペットの全身を容易に洗うことができ、かつ、コンパクトに収納することができるペット用洗浄器具およびそれを備えたペット用洗浄器具セットを提供することができる。
第1実施形態に係るペット用洗浄器具の斜視図であり、蓋体が浴槽に取り付けられた状態を示す図である。 第1実施形態に係るペット用洗浄器具の斜視図であり、蓋体が浴槽から取り外された状態を示す図である。 浴槽の平面図である。 浴槽の側面における部分断面図である。 浴槽の底面図である。 図3のVI−VI断面における断面図である。 蓋体の正面図である。 蓋体の平面図である。 蓋体の底面図である。 脚部を示す図である。 脚部固定具を示す図であり、図11(a)は、脚部固定具の平面図であり、図11(b)は、脚部固定具の正面図である。 脚部の上側筒状部および下側筒状部が脚部固定具によって固定された状態を示す図である。 図12のXIII−XIII断面における断面図である。 浴槽に載せ板を設置した状態を示す図である。 ペットを洗う際のペット用洗浄器具の使用状態を示す図である。 ペットを洗う以外の用途にペット用洗浄器具を使用した状態を示す図である。 第2実施形態に係るペット用洗浄器具における浴槽の斜視図である。 第3実施形態に係るペット用洗浄器具における浴槽の斜視図である。 他の実施形態に係るペット用洗浄器具における浴槽の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係るペット用洗浄器具について説明する。ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
<第1実施形態>
先ず、第1実施形態に係るペット用洗浄器具1Aについて説明する。図1は、本実施形態に係るペット用洗浄器具1Aの斜視図であり、蓋体50が浴槽10に取り付けられた状態を示す図である。図2は、本実施形態に係るペット用洗浄器具1Aの斜視図であり、蓋体50が浴槽10から取り外された状態を示す図である。なお、各図面において、符号F、Re、RおよびLは、それぞれの前、後、右および左を示している。ただし、これらの方向の説明は便宜上のものに過ぎず、ペット用洗浄器具1Aの構造や使用方法等を何ら限定するものではない。
図1に示すように、本実施形態に係るペット用洗浄器具1A(以下、洗浄器具1Aという)は、ペットP(図4参照)の姿勢を一定に保持してペットPを洗浄するための器具である。ペットPの種類は、特に限定されるものではないが、例えば、犬または猫等の四足歩行動物である。ペットPを洗う場所は特に限定されず、例えば、浴室の洗い場または浴槽内であってもよく、庭であってもよい。図2に示すように、洗浄器具1Aは、浴槽10と、姿勢保持手段20と、浴槽10の上に着脱自在に取り付けられた蓋体50と、を備えている。
図3は、浴槽10の平面図である。図4は、浴槽10の側面における部分断面図であり、浴槽10内にペットPを入れた状態を示す図である。図5は、浴槽10の底面図である。図6は、図3のVI−VI断面における断面図である。
浴槽10は、図4に示すように、ペットPを洗う際にペットPを入れるためのものである。具体的に、本実施形態では、ペットPの腹部および脚部が浴槽10の中に入っている。ペットPの頭部および胴体の一部(背部)は、浴槽10から露出している。本実施形態では、浴槽10は容器状であり、上向きに開口している。浴槽10は、ペットPの腹部および脚部が入ることができる程度の容量を有するものが好ましい。本実施形態では、浴槽10は、底板12と、側板14と、を有している。
図3に示すように、本実施形態では、底板12は、平面視において略四角形状である。ただし、底板12の形状は特に限定されない。側板14は、図6に示すように、底板12の周縁部から立ち上がっている。本実施形態では、側板14は、鉛直方向から多少内側に傾いて上方に延びている。そのため、図6に示すように、浴槽10は、断面が台形形状である。また、図4に示すように、浴槽10は、側面視において台形形状である。このことによって、安定した状態で浴槽10を床面に設置することができる。なお、側板14は、鉛直方向に延びていてもよい。この場合、浴槽10の中にペットPを入れやすくなる。本実施形態では、側板14における上端部15の厚さと下端部の厚さは略同じである。このため、浴槽10を軽量化することができ、持ち運ぶことが容易となる。なお、側板14は、上端部から下端部に向かうに従って厚くなるようなものであってもよい。この場合、浴槽10を安定して床面に設置することができる。また、底板12および側板14の材料は特に限定されず、例えば、樹脂製である。また、本実施形態では、底板12と側板14とは、一体で形成されているが、それぞれが別体で形成されたものであってもよい。
以下の説明では、側板14のうち前側、後側、右側および左側の部位を、それぞれ前側板14F、後側板14Re、右側板14Rおよび左側板14Lと言うこととする。姿勢保持手段は、ペットPを支えることで、ペットPの姿勢を一定に保持するものである。姿勢保持手段は、ペットPの体に接触するように構成されており、具体的には、ペットPの腹部を支えるように構成されている。犬等のように四足歩行動物には、腹部を支えるとおとなしくなる性質を有するものがある。このような四足歩行動物に対しては、腹部を支えることによって姿勢を保持するだけでなく、おとなしくさせるという効果も期待することができる。本実施形態では、姿勢保持手段はベルト20から構成されている。
ベルト20は、図2に示すように、浴槽10の上方に配置されるように側板14に架け渡されている。具体的には、本実施形態では、ベルト20は、右側板14Rおよび左側板14Lの中央部分の上端部15に架け渡され、上端部15に固定されている。また、ベルト20は、側板14の上端部15よりも下であって、側板14の高さ方向の中間よりも上の位置に固定されていてもよい。本実施形態では、ベルト20と前側板14Fとの間、および、ベルト20と後側板14Reとの間には、隙間が形成されている。上記隙間にペットPの脚を通して、ベルト20によってペットPの腹部を支える。本実施形態では、平面視において、ベルト20の面積は、側板14によって囲まれた内側の面積の1/2以下であることが好ましい。言い換えると、平面視において、ベルト20の面積は、上記隙間の面積以下である。このことによって、上記隙間にペットPの脚を入れることが容易になる。
ここでは、ベルト20は伸縮自在である。ベルト20は例えばゴム製である。ベルト20を前後に引っ張ることにより、ベルト20の前後方向の長さを調整することができる。ただし、ベルト20の材料はゴムに限られない。なお、ベルト20は、蛇腹状に前後に折り畳まれていてもよい。この場合、ベルト20を前後に引っ張ることによりベルト20が展開され、ベルト20の前後方向の長さを調整することができる。また、ベルト20は、その一部が左右に延びる軸に巻かれていてもよい。この場合、ベルト20の一部を前方または後方に引っ張ることにより、ベルト20の一部が上記軸から繰り出され、ベルト20の前後方向の長さを調整することができる。
本実施形態では、ベルト20は透水性を有している。透水性を有する材料でベルト20を形成してもよく、ベルト20にスリット等を設けることによって構造的に透水性を備えさせてもよい。また、ベルト20の幅(すなわち前後方向の長さ)は特に限定されないが、ペットPの腹部を安定して支えることが可能な幅が好ましい。
本実施形態では、図2に示すように、ベルト20は、ベルト固定具22によって側板14(詳しくは、右側板14Rおよび左側板14L)の上端部15に固定されている。ベルト固定具22は、側板14の上端部15に嵌め込まれるものである。本実施形態では、ベルト固定具22と側板14の上端部15との間にベルト20を挟み込むことによって、ベルト20を側板14の上端部15に固定している。ここでは、ベルト固定具22は、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節し、かつ、ベルト20の浴槽10内における長さを調節するものである。具体的には、ベルト固定具22は、ベルト20の固定位置を適宜変更することによって、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節すると共に、ベルト20の浴槽10内における長さを調節することが可能である。なお、ここでは、「ベルト20のうち浴槽10内における最下端部」は、ベルト20の最も垂れ下った位置であり、ベルト20のうちペットPの腹部を支える箇所である。本実施形態では、ベルト固定具22が本発明の高さ調節機構および長さ調節機構を構成している。なお、本発明の高さ調節機構は、ベルト20が固定される側板14の位置を適宜変更することで、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節してもよい。また、本発明の高さ調節機構は、底板12が配置される側板14の位置を適宜変更する、言い換えると、底板12の高さを調節することで、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節してもよい。
また、ここでは、ベルト20は、ベルト20が架け渡された側板14(ここでは、右側板14Rおよび左側板14L)に沿ってスライド可能に構成されている。本実施形態では、右側板14Rおよび左側板14Lの上端部15に固定するベルト固定具22の位置を変えることで、ベルト20の前後方向の位置を調整することが可能である。このことによって、様々な大きさのペットPに対して、ペットPの腹部を好適に支えることができる。
図3に示すように、洗浄器具1Aは、水抜き孔25と、フィルタ27と、を備えている。水抜き孔25は、浴槽10に形成されており、浴槽10の内外を貫く孔である。本実施形態では、図6に示すように、水抜き孔25は、側板14の後側板14Reにおける左側の下部に形成されている。なお、水抜き孔25は、前側板14F、右側板Rおよび左側板Lのいずれかに形成されていてもよいが、その場合は側板14の下部に形成されていることが好ましい。また、水抜き孔25は、底板12に形成されていてもよい。このことによって、浴槽10を傾けることなく、浴槽10内の水を水抜き孔25を通して外部へ流すことができる。本実施形態では、水抜き孔25は、円形状であるが、その形状は特に限定されない。図3に示すように、水抜き孔25には、着脱可能な水抜き栓24が取り付けられている。本実施形態では、水抜き栓24は、浴槽10の外側から水抜き孔25に嵌め込まれているが、浴槽10の内側から水抜き孔25に嵌め込まれてもよい。水抜き栓24は、浴槽10の中に水を溜めたいときは、水抜き孔25に取り付け、浴槽10内の水を外部へ流したいときは、水抜き孔25から取り外せばよい。
ところで、ペットPを洗う際にペットPの体毛が抜けることが多い。そこで、水抜き孔25には、ペットPの毛等を捕捉するフィルタ27が設けられていてもよい。フィルタ27は、水を通すがペットPの抜け毛等を通しにくくするものである。本実施形態では、フィルタ27は、水抜き孔25の外側に取り付けられ、水抜き孔25を覆っているが、水抜き孔25の内側に取り付けられていてもよい。フィルタ27の構成は特に限定されないが、本実施形態では、フィルタ27に複数の孔(図示せず)が形成されており、浴槽10内の水は、水抜き孔25およびフィルタ27の上記孔を介して外部に流れる。
本実施形態では、図5に示すように、浴槽10の底板12の下面13には、滑り止め板30が設けられている。滑り止め板30は、浴槽10が床面に対して滑ることを防止するための板である。ここでは、滑り止め板30は、表面が凸凹形状のゴム製の板であり、底板12よりも多少小さい大きさである。なお、滑り止め板30は、材質、形状および大きさは特に限定されず、滑りを防止するものであればよい。例えば、滑り止め板30は、底板12の下面13の一部に設けられるような形状および大きさであってもよいし、複数の滑り止め板30が底板12の下面13に並ぶように設けられてもよい。また、ここでは、滑り止め板30は、底板12の下面13に取り付けられているが、底板12の下面13に一体的に形成されてもよい。本実施形態では、滑り止め板30が滑り止め手段として機能する。なお、滑り止め手段としては、例えば、吸盤を有する部材であってもよい。
次に、蓋体50を説明する。本実施形態では、蓋体50は、洗浄器具1Aを収納する際の浴槽10に被せる蓋として機能すると共に、ペットPを洗う際、飼い主が座るための椅子として機能する。図7は、蓋体50の正面図である。図8は、蓋体50の平面図である。図9は、蓋体50の底面図である。図7に示すように、蓋体50は、蓋本体55と、グリップ部60と、脚部65と、を有している。
蓋本体55は、図1に示すように、洗浄器具1Aを収納する際、浴槽10の上に設けられ、蓋を構成する部位である。また、蓋本体55は、ペットPを洗う際、飼い主が直接座る部位である。図8に示すように、蓋本体55は、平面視において、略四角形状である。また、蓋本体55は、平面視において、浴槽10と略同じ大きさである。蓋本体55の材質は特に限定されないが、例えば樹脂製である。
蓋本体55の上面には、座面57が設けられている。座面57は、飼い主が座る部位である。座面57の大きさは特に限定されないが、本実施形態では、座面57は、蓋本体55の上面よりも若干小さい形状であり、当該上面の中心に配置されている。このことにより、飼い主は、蓋体50の中心に座ることができるため、安定して座ることができる。座面57の表面は、ざらついていてもよい。この場合、飼い主が座ったとき、座面57に対してお尻が滑ることを防止することができる。また、座面57の表面の中央部分が下方に凹んでいてもよい。この場合、当該凹んだ部位にお尻を載せることで、安定して蓋体50に座ることができる。
図8に示すように、グリップ部60は、把持可能であり、蓋本体55に設けられている。本実施形態では、2つのグリップ部60が蓋本体55の上面に着脱可能に取り付けられている。2つのグリップ部60における一方のグリップ部60は、蓋本体55の上面における前部の中央部分に取り付けられ、他方のグリップ部60は、蓋本体55の上面における後部の中央部分に取り付けられている。本実施形態では、飼い主は、蓋体50の右方向または左方向を向いて座る。そのため、飼い主が蓋体50に座ったとき、2つのグリップ部60は、飼い主の両側に位置する。そのため、飼い主は、手でグリップ部60を握ることで容易に座ることができ、また、容易に立ち上がることができる。また、グリップ部60は、蓋本体55の上面の前部および後部の中央部分に設けられているので、飼い主は蓋体50(蓋体50を浴槽10に取り付けた状態では、洗浄器具1A)をバランス良く持ち上げることができる。
なお、グリップ部60の個数は特に限定されるものではなく、1つであってもよい。また、グリップ部60の位置は、特に限定されるものではない。例えば、グリップ部60は、蓋本体55の側面に位置していてもよい。
本実施形態では、図7に示すように、グリップ部60は、外縁および内縁が湾曲している。そして、グリップ部60と蓋本体55の上面との間には隙間が形成されている。飼い主は、その隙間に手を入れてグリップ部60を握ることで把持することが可能となる。ただし、グリップ部60の構成は特に限定されるものではなく、把持可能なその他の構成であってもよい。また、本実施形態のグリップ部60は、蓋本体55に着脱可能に取り付けられているが、蓋本体55と一体成形されていてもよい。
図9に示すように、脚部65は、蓋本体55の下面に取り付けられている。本実施形態では、脚部65は4つあり、それぞれの脚部65は、蓋本体55の角近傍の下面に取り付けられている。各脚部65は、直筒状である。しかし、脚部65の位置、個数および形状は特に限定されない。例えば、脚部65は、蓋本体55の側面に取り付けられていてもよい。また、例えば、脚部65は2つあり、2つの脚部65は、それぞれ蓋本体55の前後方向に延びるような板状のものであってもよい。左右の棒状の脚部65同士が、横に延びる連結バーによって連結されていてもよい。本実施形態では、脚部65は、蓋本体55から真下に延びている。しかし、脚部65は、蓋本体55から外側に広がるように多少斜めに延びていてもよい。
脚部65は、長さ調整が自在に構成されている。図10は、脚部65の上側筒状部65aおよび下側筒状部65bを示す図である。図11は、脚部固定具67を示す図であり、図11(a)は、脚部固定具67の平面図であり、図11(b)は、脚部固定具67の正面図である。図12は、脚部65の上側筒状部65aおよび下側筒状部65bが脚部固定具67によって固定された状態を示す図である。図13は、図12のXIII−XIII断面における断面図である。本実施形態では、図10に示すように、脚部65は、筒状の上側筒状部65aおよび下側筒状部65bと、上側筒状部65aと下側筒状部65bとを固定する脚部固定具67(図11(a)参照)と、から構成されている。
上側筒状部65aおよび下側筒状部65bは、互いに嵌め込まれるものである。上側筒状部65aには、固定孔66aが形成されている。下側筒状部65bには、固定孔66bが形成されている。本実施形態では、上下方向に並ぶように3つの固定孔66bが下側筒状部65bに形成されているが、その個数は特に限定されない。固定孔66aおよび固定孔66bは、同じ形状であり同じ大きさであり、本実施形態では、共に四角形状である。なお、固定孔66aおよび固定孔66bは、後述する脚部固定具67の貫通板67bが貫通できる孔であればよい。また、図示はしていないが、上側筒状部65aにおいて固定孔66aと対向する位置に同様の固定孔66aが形成されており、下側筒状部65bにおいて、固定孔66bと対向する位置に同様の固定孔66bが形成されている。
本実施形態では、図11(a)に示すように、脚部固定具67は、支持部67aと貫通板67bとから構成されている。支持部67aは、平面視においてC字状であり、一部が開口している。支持部67aは樹脂製である。図11(b)に示すように、貫通板67bは、支持部67aの開口している部分と対向する支持部67aの内側部分に取り付けられており、支持部67aの開口している部分に延びている。本実施形態では、貫通板67bは金属製である。
図12に示すように、脚部65の上側筒状部65aに下側筒状部65bを嵌め込む。そして、上側筒状部65aの固定孔66aと下側筒状部65bの何れかの固定孔66bとを重ね合わせる。その後、重ね合わせた固定孔66aおよび固定孔66bに脚部固定具67の貫通板67bを貫通させる。このとき、図13に示すように、脚部固定具67の支持部67aが脚部65の上側筒状部65aおよび下側筒状部65bに嵌め込まれ、脚部固定具67が上側筒状部65aと下側筒状部65bとを固定する。また、上側筒状部65aの固定孔66aと重ね合わせる下側筒状部65bの固定孔66bを変更することによって、脚部65の高さを適宜調節することができる。本実施形態では、下側筒状部65bの上下方向に3つ並ぶように固定孔66bが形成されているため、脚部65の高さを3段階にわたって調節することが可能である。
また、脚部65は、互いに折り畳み可能な複数の脚部材によって構成されていてもよい。この場合、脚部材を折り畳むほど脚部の長さは短くなり、逆に、脚部材を展開するほど脚部の長さは長くなる。また、脚部65は、互いに着脱可能な複数の脚部材によって構成されていてもよい。この場合、連結させる脚部材の本数を少なくするほど脚部の長さは短くなり、逆に、連結させる脚部材の本数を多くするほど脚部の長さは長くなる。この脚部30の長さを自在にする構成は、公知の各種の脚部構造を利用することができる。
図7に示すように、脚部65には、滑り止めキャップ68が取り付けられている。脚部65の一端は、蓋本体55の下面に取り付けられ、脚部65の他端には、滑り止めキャップ68が取り付けられている。滑り止めキャップ68は、蓋体50が床面に対して滑らないようにするためのものである。この滑り止めキャップ68の構成は特に限定されない。本実施形態では、滑り止めキャップ68は、ゴム製であり、脚部65の下側筒状部65bの下端部に沿うような形状をしている。滑り止めキャップ68は、4つの脚部65における下側筒状部30bの下端部にそれぞれ嵌め込むように取り付けられている。なお、滑り止めキャップ68の下面には、吸盤(図示せず)が形成されていてもよい。本実施形態では、この滑り止めキャップ68が本発明における脚部滑り止め手段を構成している。
図14は、洗浄器具1Aの上に載せ板70を設置した状態を示す斜視図である。図14に示すように、洗浄器具1Aは、載せ板70と共に使用してもよい。載せ板70は、ペットP(図4参照)を上に載せて乾かすことが可能な板である。ペットPを洗ったあとには浴槽10内には水が付着しているため、浴槽10内に入れた状態のままではペットPを乾かしにくい。ペットPを浴槽10の外に出して乾かすことも考えられるが、そのとき、飼い主が屈んだ状態でペットPを乾かすこととなり、飼い主の体の負担が大きくなる。そこで、図14のように、洗浄器具1Aの上に載せ板70を設置し、この載せ板70にペットPを載せることで、飼い主があまり屈むことなくペットPを乾かすことが可能となり、飼い主の体の負担を軽減させることができる。洗浄器具1Aおよび載せ板70の全体は、ペット用洗浄器具セット100を構成する。載せ板70は、浴槽10における側板14の上端部15に着脱自在に配置されている。載せ板70の具体的な形状は特に限定されないが、本実施形態では、載せ板70は、平面視において浴槽10と同じ大きさであり、略四角形状である。載せ板70には、複数の孔72が形成されている。この孔72は、水を通す孔であり、載せ板70の上面の水を載せ板70の下に流す役割がある。本実施形態では、複数の孔72は円形状であるが、水を通すことが可能な程度の大きさであるその他の形状であってもよい。
次に、洗浄器具1Aを利用して、ペットPを洗う方法について説明する。ここでは、本実施形態の洗浄器具1Aを用いて自宅の浴室の洗い場でペットPを洗う方法について説明する。図15は、ペットPを洗う際のペット用洗浄器具1Aの使用状態を示す図である。図15に示すように、ペットPを洗う際には、浴槽10はペットPが入る浴槽として使用され、蓋体50は飼い主が座るための椅子として使用される。そのため、蓋体50を浴槽10から取り外した状態で、浴室の洗い場に浴槽10と蓋体50とを配置する。次に、蓋体50の脚部65の長さを調節することで、蓋体50を飼い主の座りやすい高さにする。図4に示すように、飼い主は、浴槽10内にペットPを入れる。詳しくは、ペットPの脚を浴槽10の側板14とベルト20との隙間に通した状態で浴槽10内にペットPを入れる。このとき、ペットPの腹部がベルト20に接触すると共に、ペットPの足が浴槽10の底板12に付くことが好ましい。これは、ペットPの底板12から離れていると、ペットPは不安に思い、暴れやすいからである。また、ペットPの腹部がベルト20に接触しているとペットPは安心し、おとなしくなりやすいからである。ペットPの足が浴槽10の底板12に付かない場合は、ベルト20の長さを適切な長さに調節する。
このようにペットPの腹部をベルト20で支えた状態で、飼い主は、蓋体50の座面57に座って状態でペットPを洗う。そのため、飼い主は、あまり体を屈めることなくペットPを洗うこととなる。本実施形態では、図4に示すように、ペットPの頭部および背部は露出しているので、容易に洗うことができる。また、ベルト20と前側板14Fとの間、および、ベルト20と後側板14Reとの間には隙間があり、浴槽10にペットPを入れた状態であっても、上記隙間は残っている。そのため、飼い主は、その隙間に手を入れることでペットPの脚部を洗うことができる。本実施形態では、ベルト20は伸縮自在であるので、ベルト20のペットPの腹部に対する位置をずらしながら、ペットPの腹部のうちベルト20と接している部位を洗うことができる。
本実施形態では、洗浄器具1Aを使用してペットPを洗った後、浴槽10の側板14の上端部15に載せ板70(図14参照)を配置し、載せ板70の上にペットPを載せて乾かしてもよい。このとき、載せ板70には孔72が形成されているため、ペットPから流れ落ちた水は、孔72を通って載せ板70の下に落ちる。このとき、飼い主は、蓋体50に座ったままペットPを拭いて乾かすことができる。
本実施形態では、浴槽10の内部に溜まった水を浴槽10の外部へ流したいとき、浴槽10の水抜き栓24を水抜き孔25から取り外すことにより、水抜き孔25を通して、浴槽10の中の水を浴槽10の外部へ流すことができる。水抜き孔25にフィルタ27が設けられている場合、抜けたペットPの毛をフィルタ27によって捕捉することができるので、ペットPの毛が外部に流出することが防止される。例えば浴室内でペットPを洗う場合、ペットPの毛が浴槽10の外部に流出すると、その毛が浴室の排水口に詰まるおそれがある。しかし、フィルタ27を備えることにより、そのような事態を防止することができる。
ペットPを洗った後に洗浄器具1Aを片付ける際、浴槽10の側板14の上端部15に、蓋体50の蓋本体55を取り付ける。このとき、脚部65は蓋本体55の下面58に取り付けられているため、脚部65は浴槽10内に収納される。このとき、脚部65の長さが長いために、脚部65が蓋本体55に取り付けられた状態では、脚部65が浴槽10からはみ出ることが考えられるが、この場合は、脚部65の長さを短くすればよい。また、脚部65を蓋本体55から取り外して浴槽10内に収納してもよい。また、本実施形態では、洗浄器具1Aを片付ける際、ベルト20が側板14の上端部15に架け渡された状態で、浴槽10に蓋体50を取り付けることが可能であるが、ベルト20を側板14から取り外して、浴槽10に蓋体50を取り付けるものであってもよい。この場合、ベルト20は、浴槽10から取り外した状態で浴槽10内に収納できる。また、浴槽10の側板14に載せ板70(図14参照)が設置された状態であっても、蓋体50を浴槽10に取り付けることが可能であってもよい。この場合、載せ板70を、浴槽10内に収納することが可能である。
図16は、ペットPを洗う以外の用途に洗浄器具1Aを使用した状態を示す図である。図16に示すように、洗浄器具1Aは、浴室内における椅子として使用することができる。洗浄器具1Aはグリップ部60を備えているので、利用者はグリップ部60を握って体を支えながら、洗浄器具1Aに座ったり、洗浄器具1Aから立ち上がったりすることができる。そのため、高齢者であっても、洗浄器具1Aを浴室内の椅子として容易に利用することができる。また、本実施形態では、グリップ部60は上方に向けて突出している。そのため、グリップ部60が利用者の左右をガードするので、利用者が蓋体50上に座ったまま左右に滑ることは防止される。したがって、高齢者であっても、洗浄器具1Aを浴室用の椅子として十分安心して利用することができる。
また、洗浄器具1Aは、浴室用の椅子だけでなく、踏み台として使用することもできる。
このように、本実施形態に係る洗浄器具1Aによれば、ペットPを入れる浴槽10と、ペットPの腹部を支えることによりペットPの姿勢を保持するベルト20とを備えている。したがって、飼い主は、自らの手でペットPを支える必要がなく、両手でペットPを洗うことができる。よって、ペットPを容易に洗うことができる。また、洗浄器具1Aは、ペットPを洗う際の飼い主の椅子として使用することができる蓋体50を備えている。飼い主は、蓋体50の座面57に座ってペットPを洗うことができるため、ペットPを洗う際の身体の負担を軽減することができる。また、洗浄器具1Aを片付けるとき、蓋体50を浴槽10の上に被せることでコンパクトに収納することができる。
また、本実施形態の洗浄器具1Aは、図16に示すように、入浴用の椅子として使用することができる。例えば、ペットPを浴室で洗うこととし、普段は浴室において入浴用の椅子として利用することとすれば、洗浄器具1Aを浴室に置いたままにしておくことができ、ペットPを洗う度に洗浄器具1Aを持ち運ぶ必要がなくなる。また、洗浄器具1Aを収容する場所を確保する必要がない。ただし、洗浄器具1Aの使用場所は必ずしも浴室に限らず、例えば庭等であってもよい。
本実施形態では、蓋体50にはグリップ部60が設けられているため、グリップ部60を持つことで、持ち運びが容易となる。なお、グリップ部60を握って洗浄器具1Aを持ち上げたとき、蓋体50が浴槽10から外れないようにする構造を備えていることが好ましい。そのような構造として、従来公知の各種の構造を採用することができる。例えば、蓋体50の蓋本体55に係止片があり、浴槽10の側板14の上部に上記係止片が係止可能な係止孔が形成され、浴槽10に蓋体50を被せたとき、上記係止片が上記係止孔に嵌め込まれることで、蓋体50が浴槽10に取り付けられていてもよい。
本実施形態では、図2に示すように、浴槽10には、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節する高さ調節機構であるベルト固定具22が設けられている。このベルト固定具22は、ベルト20の長さを調節する長さ調節機構も構成している。また、本実施形態では、ベルト固定具22によって、ベルト20はベルト20が架け渡された側板14に沿ってスライド可能に構成されている。このように、ベルト固定具22によって、浴槽10に固定されるベルト20の位置を調節することで、様々な大きさの(特に、脚の長さが異なる)ペットPに対して、姿勢を一定に保持することができる。また、このことによって、ベルト20でペットPを支えつつ、ペットPの足を床面に付かせることができる。ペットPの腹部がベルト20によって支えられていると、ペットPは安心し、おとなしくなりやすい。よって、ペットPのストレスを緩和することができる。
本実施形態では、蓋体50の脚部65は長さ調整自在伸縮自在に構成されている。このことによって、飼い主の好みに合わせて、蓋体50の脚部65の高さを調節することができる。よって、飼い主が好みの高さの蓋体50に座って、あまり屈む必要がなく、ペットPを洗うことができるため、飼い主の身体の負担を好適に軽減することができる。
本実施形態では、図7に示すように、脚部65には、脚部滑り止め手段である滑り止めキャップ68が設けられている。このことによって、蓋体50が床面に対して滑ることを防止することができる。そのため、飼い主が、蓋体50に座ってペットPを洗う際、蓋体50に座ることに起因して、滑って怪我をすることを未然に防ぐことができる。
本実施形態では、図9に示すように、脚部65は、蓋本体55の下面に取り付けられている。このことによって、浴槽10の上に蓋体50を被せたとき、脚部65は浴槽10の中に位置する。よって、脚部65を蓋本体55に取り付けた状態のまま浴槽10内に収納することができる。また、洗浄器具1Aをコンパクトに収納することができる。
本実施形態では、図5に示すように、浴槽10の下面13には、滑り止め手段である滑り止め板30が設けられている。このことによって、ペットPを洗う際、ペットPが暴れて浴槽10が動くことを防止することができる。よって、飼い主は、ペットPを容易に洗うことができる。
本実施形態では、図3に示すように、浴槽10には、浴槽10の内外を貫く水抜き孔25が形成され、水抜き孔25にはフィルタ27が設けられている。このことによって、浴槽10内に溜まった水を、水抜き孔25を通して浴槽10の外部へ流すことができる。ペットPを洗う際、上述したようにペットPの抜け毛等が浴槽10内に溜まることがある。しかし、本実施形態では、ペットPの毛を水抜き孔25から流すことで、フィルタ27にペットPの毛を捕捉することができるので、ペットPの毛が外部に流出することを防止することができる。また、フィルタ27にペットPの毛が溜まるので、ペットPの抜け毛を容易に処分することができる。
本実施形態のペット用洗浄器具セット100は、図14に示すように、洗浄器具1Aと、浴槽10に着脱自在に設けられ、ペットPを上に載せて乾かすことが可能な載せ板70と、を備えている。載せ板70には、複数の孔72が形成されている。このことによって、ペットPを載せ板70を介して浴槽10の上に載せることができる。そのため、飼い主は、あまり体を屈めることなく、ペットPの全身を浴槽10の上で乾かすことができるため、飼い主の体の負担を軽減することができる。また、載せ板70には複数の孔72が形成されているため、ペットPの全身を乾かす際、ペットPから落ちる水が載せ板70の孔72を通して下に落ちる。そのため、載せ板70の上に水が溜まりにくく、ペットPの全身を乾かしやすい。また、載せ板70を浴槽10の上に配置することで、踏み台として利用することができる。
なお、本実施形態に係るペット用洗浄器具1Aは、ペットPのうち高齢となったペットPに対して有用である。高齢となったペットPは、脚力が弱まることによって自ら立ち上がるのが困難な場合が考えられる。この場合、ペットPの腹部は床面に付いた状態になり、飼い主がペットPの腹部を洗うことが困難である。しかし、高齢となったペットPをペット用洗浄器具1Aのベルト20に載せて、ペットPの腹部を支える。このことによって、ペットPは、姿勢を一定に保持され、立った状態または座ったとなる。よって、飼い主は、ペットPを容易に洗うことができる。
<第2実施形態>
本発明に係るペット用洗浄器具において、姿勢保持手段のうち浴槽内における最下端部の底板からの高さを調節する高さ調節機構は、以下のようなものであってもよい。図17は、第2実施形態に係るペット用洗浄器具1Bにおける浴槽10の斜視図である。
本実施形態では、図17に示すように、姿勢保持手段の一例であるベルト20は、ベルト固定具22によって、浴槽10の側板14の上端部15に固定されると共に、調節固定具23によって、浴槽10の側板14の内側に固定されている。調節固定具23は、本実施形態における、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さを調節する高さ調節機構として機能する。調節固定具23は、ベルト20の長さ方向における途中の部分を側板14に固定している。ここでは、ベルト20の側板14に固定する位置を適宜変更する、または、側板14のベルト20を固定する位置を適宜変更することで、ベルト20の高さを調節することができる。例えば、調節固定具23によって側板14に固定されるベルト20の位置が、ベルト20の長さ方向における中央部分に近づくに従って、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さが低くなる。また、調節固定具23によってベルト20が固定される側板14の位置が、下端部に近づくに従って、ベルト20のうち浴槽10内における最下端部の底板12からの高さが低くなる。なお、調節固定具23によってベルト20を側板14に固定する構造は何ら限定されず、公知の各種の構造を採用することができる。例えば、側板14の内側には溝が形成され、調節固定具23には上記溝に嵌め込み可能な係止片が形成されており、側板14の上記溝に調節固定具23の上記係止片を嵌め込むことによって、ベルト20を側板14に固定するものであってもよい。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、ベルト20の下端部の底板12からの高さを調節することで、様々な大きさのペットPに対して、姿勢を一定に保持することができる。また、ベルト20でペットPを支えつつ、ペットPの足を床面に付かせることができ、ペットPのストレスを緩和することができる。
<第3実施形態>
本発明に係るペット用洗浄器具において、姿勢保持手段における側板に沿ってスライド可能にする構成は、以下のようなものであってもよい。図18は、第3実施形態に係るペット用洗浄器具1Cにおける浴槽10の斜視図である。
本実施形態では、図18に示すように、浴槽10の側板14のうち、右側板14Rおよび左側板14Lの上部には、前後方向に延びるスリット28が形成されている。姿勢保持手段の一例であるベルト20は、スリット28に挿入することによって、浴槽10の側板14に架け渡されている。このような状態において、ベルト20の先端は側板14の外側に位置する。本実施形態では、スリット28の上下方向の長さは、ベルト20が挿入できる程度の長さであることが好ましい。スリット28の前後方向の長さは、ベルト20の幅方向の長さよりも長い。そのため、ベルト20を挿入するスリット28の位置を適宜変更することによって、ベルト20は、前後方向に移動可能となる。このように、本実施形態では、ベルト20は、スリット28によって、ベルト20が架け渡された側板14(ここでは、右側板14Rおよび左側板14L)に沿ってスライド可能となる。また、本実施形態では、ベルト固定具22と側板14との間にベルト20を挟み込むことによって、ベルト20は側板14の上端部15に固定されている。ここでは、ベルト固定具22は、側板14の上端部15を嵌め込んだ状態においてスリット28の一部を覆うような大きさである。なお、スリット28は、側板14とは別部材に形成され、その別部材を側板14に取り付けるような構造であってもよい。この場合、別部材も含めて側板14とする。
本実施形態では、上記各実施形態と同様に、ベルト20は、ベルト20が架け渡された側板14に沿ってスライド可能に構成されているため、様々な大きさのペットPに対して、姿勢を一定に保持することができる。また、ベルト20でペットPを支えつつ、ペットPの足を床面に付かせることができ、ペットPのストレスを緩和することができる。
<他の実施形態>
上記各実施形態では、姿勢保持手段の一例であるベルト20は、浴槽10における側板14の右側板14Rおよび左側板14Lの中央部分の上端部15に架け渡され、上端部15に固定されていた。しかし、本発明に係る姿勢保持手段は、側板14の右側板14Rおよび左側板14Lの中央部分の上端部15に架け渡されていなくてもよい。図19は、他の実施形態に係るペット用洗浄器具1Dにおける浴槽10の斜視図である。図19に示すように、本実施形態では、ベルト20は、浴槽10における側板14の右側板14Rおよび左側板14Lの中央部分よりも後側の上端部15に架け渡され、上端部15に固定されている。このことによって、ペットPの腹部のうち後脚に近い部位がベルト20によって支えられる。一般的に、ペットPは前脚よりも後脚の方が脚力が強い。また、ペットPが高齢化したときに姿勢補助の必要性が高いのは後脚の方である。そのため、ペットPの腹部のうち後脚に近い部位をベルト20によって支えることで、より好適にペットPを支えることができる。また、右側板14Rおよび左側板14Lの上端部15に固定するベルト固定具22の位置を変えることで、ベルト20を浴槽10における側板14の右側板14Rおよび左側板14Lの中央部分よりも前側の上端部15に架け渡すことが可能である。この場合、ペットPの腹部のうち前脚に近い部位がベルト20によって支えられるので、ペットPは座った姿勢をとることができる。飼い主は、ペットPを座らせて洗うことができる。
上記実施形態では、姿勢保持手段であるベルト20は1本であったが、複数あってもよい。例えば、姿勢保持手段が2本のベルト20である場合、一方のベルト20が側板14の右側板14Rおよび左側板14Lに架け渡され、他方のベルト20が側板14の前側板14Fおよび後側板14Reに架け渡されていてもよい。また、2つのベルト20が側板14の右側板14Rおよび左側板14Lに架け渡されていてもよい。また、ベルト20にペットPの脚を通すための孔が形成されていてもよい。
上記実施形態では、姿勢保持手段は、ベルト20であった。しかし、姿勢保持手段は、ベルトでなくてもよい。例えば、姿勢保持手段は、浴槽10の底板12の上方に配置されるように側板14(詳しくは、右側板14Rおよび左側板14L)の上端部15に架け渡された複数の線状体であってもよい。この線状体は、伸縮自在であり、弾性を備えていることが好ましい。上記線状体であっても、上記線状体と側板14との間にペットPの脚を入れて上記線状体によってペットPの腹部を支えることで、ペットPの姿勢を保持することができる。また、上記複数の線状体は、所定の間隔をあけて、側板14に架け渡されていてもよい。この場合、上記所定の間隔にペットPの脚を入れて、上記線状体によってペットPの腹部を支える。
また、姿勢保持手段は、伸縮自在であり、弾性を備えた板であってもよい。この場合、上記板と側板14との間には、ペットPの脚を入れるための隙間が形成されているとよく、上記隙間にペットPの脚を入れて、上記板によってペットPの腹部を支える。
1A、1B、1C、1D 洗浄器具(ペット用洗浄器具)
10 浴槽
12 底板
14 側板
20 ベルト(姿勢保持器具)
25 水抜き孔
27 フィルタ
30 滑り止め板(滑り止め手段)
50 蓋体
55 蓋本体
60 グリップ部
65 脚部
68 滑り止めキャップ(脚部滑り止め手段)
70 載せ板
100 ペット用洗浄器具セット

Claims (12)

  1. ペットを水で洗浄するペット用洗浄器具であって、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられ、前記ペットを水で洗浄しているときに前記浴槽から取り外された状態にされる蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し
    前記蓋体を前記浴槽に取り付けた状態において椅子として使用可能に構成されている、ペット用洗浄器具。
  2. ペットを洗浄するペット用洗浄器具であって、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられた蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し、
    前記浴槽には、前記姿勢保持手段のうち前記浴槽内における最下端部の前記底板からの高さを調節する高さ調節機構が設けられている、ペット用洗浄器具。
  3. ペットを洗浄するペット用洗浄器具であって、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられた蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し、
    前記浴槽には、前記姿勢保持手段の長さを調節する長さ調節機構が設けられている、ペット用洗浄器具。
  4. ペットを洗浄するペット用洗浄器具であって、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられた蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し、
    前記姿勢保持手段は、前記姿勢保持手段が架け渡された前記側板に沿ってスライド可能に構成されている、ペット用洗浄器具。
  5. ペットを洗浄するペット用洗浄器具であって、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられた蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し、
    前記姿勢保持手段は、前記側板に固定されたベルトである、ペット用洗浄器具。
  6. 前記蓋体の脚部は長さ調整自在である、請求項1〜5の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  7. 前記脚部には、脚部滑り止め手段が設けられている、請求項1〜6の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  8. 前記脚部は、前記蓋本体の下面に取り付けられている、請求項1〜7の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  9. 前記浴槽の下面には、滑り止め手段が設けられている、請求項1〜8の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  10. 前記浴槽には、前記浴槽の内外を貫く水抜き孔が形成され、
    前記水抜き孔に設けられたフィルタを備えている、請求項1〜9の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  11. 前記蓋本体には、把持可能なグリップ部が設けられている、請求項1〜10の何れか一つに記載のペット用洗浄器具。
  12. ペットを洗浄するペット用洗浄器具と、ペットを上に載せて乾かすことが可能な載せ板と、を備えたペット用洗浄器具セットであって、
    前記ペット用洗浄器具は、
    底板と、前記底板の周縁部から立ち上がった側板と、を有する浴槽と、
    前記底板の上方に配置されるように前記側板に架け渡され、前記ペットの腹部を支えることにより前記ペットの姿勢を保持する姿勢保持手段と、
    前記浴槽の上に着脱自在に取り付けられた蓋体と、を備え、
    前記蓋体は、
    前記浴槽の上に設けられ、座面を有する蓋本体と、
    前記蓋本体に設けられた脚部と、を有し、
    前記載せ板は、前記浴槽における前記側板の上端部に着脱自在に形成され、
    前記載せ板には、複数の孔が形成されている、ペット用洗浄器具セット。
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