JP6116429B2 - 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム - Google Patents

治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6116429B2
JP6116429B2 JP2013155883A JP2013155883A JP6116429B2 JP 6116429 B2 JP6116429 B2 JP 6116429B2 JP 2013155883 A JP2013155883 A JP 2013155883A JP 2013155883 A JP2013155883 A JP 2013155883A JP 6116429 B2 JP6116429 B2 JP 6116429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
main body
manipulator
insertion portion
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013155883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015024034A (ja
Inventor
勝 柳原
勝 柳原
岸 宏亮
宏亮 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2013155883A priority Critical patent/JP6116429B2/ja
Priority to PCT/JP2014/066634 priority patent/WO2015012044A1/ja
Priority to CN201480040754.8A priority patent/CN105392437B/zh
Priority to EP14830236.7A priority patent/EP3025674B1/en
Publication of JP2015024034A publication Critical patent/JP2015024034A/ja
Priority to US15/004,435 priority patent/US20160135911A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6116429B2 publication Critical patent/JP6116429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B34/37Master-slave robots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00087Tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00147Holding or positioning arrangements
    • A61B1/00149Holding or positioning arrangements using articulated arms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/70Manipulators specially adapted for use in surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2901Details of shaft
    • A61B2017/2906Multiple forceps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2927Details of heads or jaws the angular position of the head being adjustable with respect to the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B2034/301Surgical robots for introducing or steering flexible instruments inserted into the body, e.g. catheters or endoscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B2034/305Details of wrist mechanisms at distal ends of robotic arms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B2034/305Details of wrist mechanisms at distal ends of robotic arms
    • A61B2034/306Wrists with multiple vertebrae
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/36Image-producing devices or illumination devices not otherwise provided for
    • A61B90/37Surgical systems with images on a monitor during operation
    • A61B2090/373Surgical systems with images on a monitor during operation using light, e.g. by using optical scanners

Description

本発明は、治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステムに関するものである。
従来、挿入部の先端に長手方向に隣接して2つの湾曲部を備える2本のアームを有する治療用マニピュレータが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、挿入部の側方において処置を行うために、長手方向に隣接する2つの屈曲関節とその基端側に配置されたロール関節とを有するアームを備えた治療用マニピュレータが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2010−57914号公報 米国特許第8057385号明細書
しかしながら、特許文献1の治療用マニピュレータでは処置具の向きを変更する先端側の関節が緩いカーブを描いて湾曲するものであるために挿入部本体近傍に配置されている患部の処置を行うことができないという不都合がある。また、特許文献2の治療用マニピュレータでは先端の処置具を屈曲関節による移動方向に対して交差する方向に移動させるためには根元のロール関節を動作させなければならず、治療用マニピュレータのほぼ全体が移動することとなって、周囲の組織等と接触するという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、周囲の組織等との干渉を低減しつつ挿入部本体に近接した位置に配置される患部を処置することができる治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、挿入部本体と、該挿入部本体の先端面から前方に突出するように設けられ、先端にエンドエフェクタを有する少なくとも1本のアームと、前記挿入部本体に設けられ、前記アーム先端の前記エンドエフェクタを観察可能な視野範囲を有する内視鏡とを備え、前記アームが、前記先端側から順に、該アームの長手軸に直交する第1の軸線回りに前記エンドエフェクタを揺動可能な第1の屈曲関節と、前記長手軸回りに回転可能な中間ロール関節と、前記長手軸に直交する第2の軸線回りに揺動可能な第2の屈曲関節とを備え、前記第1の屈曲関節が、前記長手軸に対して片のみに90°以上屈曲可能であり、前記第1の屈曲関節に前記第1の軸線回りに揺動可能な揺動部材が設けられ、該揺動部材は、該揺動部材の内部を前記第1の軸線に交差する径方向に貫通し前記エンドエフェクタを駆動する駆動用線材が挿通される通路が形成されるとともに、湾曲する前記駆動用線材の動作に応じて前記第1の軸線回りに受動的に揺動可能である治療用マニピュレータを提供する。
本態様によれば、体腔内に先端面側から挿入部本体を挿入すると、先端面から前方に突出するようにアームが配置され、挿入部の前方の体腔内壁に対しアームによる処置を行うことができる。この場合に、先端側に配置される90°以上屈曲可能な第1の屈曲関節によって、装置本体の先端面に近接する位置に配置される部位に容易にアクセスして先端のエンドエフェクタによって処置を施すことができる。
この場合において、体腔内において第1の屈曲関節を屈曲させた状態で装置本体に近接する部位を処置しているエンドエフェクタを第1の屈曲関節による屈曲平面に対して交差する方向に移動させるには、中間ロール関節を回転させる。第1の屈曲関節と第2の屈曲関節との間に配置された中間ロール関節を回転させると、中間ロール関節よりも先端側に配置されている第1の屈曲関節およびエンドエフェクタのみを回転させることができ、回転半径を小さくして周囲の組織とアームとの干渉を低減することができる。
上記態様においては、前記挿入部本体に、該挿入部本体の長手方向に沿って貫通して前記先端面に開口し、前記内視鏡を移動可能に収容する貫通孔が設けられ、該貫通孔に、前記先端面の開口から所定の長さ範囲にわたって前記内視鏡の外径寸法より大きな幅寸法を有する切欠が設けられていてもよい。
このようにすることで、挿入部本体に設けられた貫通孔内に内視鏡を収容した状態で挿入部本体を体腔内に挿入していき、処置する部位の近傍において、貫通孔内に収容された内視鏡を貫通孔の長手方向に移動させることにより、内視鏡を長手方向に進退させ、挿入部本体の先端面の開口から突出させることができる。突出させられた内視鏡は、該内視鏡に備えられた湾曲部を湾曲させて所望の方向に視界を向け、アームの先端に配置されているエンドエフェクタを観察することができる。
この場合において、挿入部本体の先端面の開口から突出させた内視鏡を湾曲させたままの形態で、貫通孔の長手方向に後退させると、内視鏡の長さ方向の途中位置が、貫通孔の先端に設けられた切欠に収容されることにより、切欠を介して貫通孔内の内視鏡を挿入部本体の半径方向外方に突出させることができる。したがって、湾曲部を湾曲させたままで内視鏡を進退させることができ、視野範囲を進退させたり、角度を変えながら同一の観察部位を観察したりすることができる。
また、上記態様においては、前記エンドエフェクタを駆動する駆動用線材が、前記アームを構成している各関節の内部を貫通して配置されていてもよい。
このようにすることで、駆動用線材がアームの外側に飛び出すことを防止しつつエンドエフェクタを駆動でき、駆動用線材によって視界が妨げられる不都合の発生を防止することができる。
また、上記態様においては、前記第1の屈曲関節が、前記長手軸線に対して片側のみに90°以上屈曲可能であり、前記第1の屈曲関節に前記第1の軸線回りに揺動可能な揺動部材が設けられ、該揺動部材は、該揺動部材の内部を前記第1の軸線に交差する径方向に貫通し前記エンドエフェクタを駆動する駆動用線材が挿通される通路が形成されるとともに、湾曲する前記駆動用線材の動作に応じて前記第1の軸線回りに受動的に揺動可能である
このようにすることで、第1の屈曲関節内の通路に配置される駆動用線材の弛みを最小限に抑えることができ、駆動用線材の移動に倣って揺動部材を受動的に揺動させることで、駆動用線材に無理な負荷をかけずに済む。これにより、第1の屈曲関節を長手軸に沿う方向に延ばした状態と片側に90°以上屈曲させた状態との間で揺動させても、駆動用線材が、その弛みによってアームの半径方向外方に突出したり、無理な負荷がかかってキンクが生じたりすることを防止することができる。
また、上記態様においては、前記第2の屈曲関節よりも基端側に、前記長手軸回りに回転可能な基端側ロール関節を備えていてもよい。
このようにすることで、基端側ロール関節を回転させると、エンドエフェクタから第2の屈曲関節を含むアームのほぼ全体を回転させることができる。これにより、アームと体腔内壁との干渉を抑える範囲内において基端側ロール関節を回転させてアームを内視鏡の視界から退避させることができる。
また、上記態様においては、前記挿入部本体の外面に、長手方向に沿って設けられるとともに、径方向外方に開口する開口部を有し、管状のガイド部材を前記開口部を介して径方向外方から挿入可能な案内溝が設けられていてもよい。
このようにすることで、管状のガイド部材を体腔内に導入した状態で、ガイド部材の体外に配される部分が、開口部から案内溝内に収容されるように、挿入部本体をガイド部材に装着し、ガイド部材の長手方向に沿って挿入部本体を移動させることにより、容易に体腔内に挿入していくことができる。ガイド部材は、例えば、内視鏡である。
また、本発明の他の態様は、上記いずれかの治療用マニピュレータと、該治療用マニピュレータを駆動する駆動部とを備えるスレーブ装置と、操作者により操作される操作部を備えるマスタ装置と、該マスタ装置の前記操作部により入力された入力信号に基づいて前記スレーブ装置の駆動部を制御するコントローラとを備えるマニピュレータシステムを提供する。
上記態様においては、前記コントローラが、前記マスタ装置からの入力信号に基づいて前記スレーブ装置の各前記関節の動作指令信号を生成する際に、前記第1の屈曲関節が内視鏡画像の中心からより離れた位置に配置されるように、各前記関節の動作指令信号を算出してもよい。
本発明によれば、周囲の組織等との干渉を低減しつつ挿入部本体に近接した位置に配置される患部を処置することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る治療用マニピュレータを備えるマニピュレータシステムを示す全体構成図である。 図1のマニピュレータシステムに備えられる本発明の一実施形態に係る治療用マニピュレータを示す斜視図である。 図2の治療用マニピュレータに備えられたアームを示す斜視図である。 図3のアームの軸構成を示す模式図である。 図3のアームの直線状に延びた状態の内部構造を示す模式図である。 図3のアームの第1の屈曲関節を屈曲させた状態の内部構造を示す模式図である。 図2の治療用マニピュレータの体腔内への挿入時の形態を説明する模式図である。 図2の治療用マニピュレータを用いた挿入方向とは逆方向に配置されている患部を処置する形態を説明する模式図である。 図2の治療用マニピュレータに備えられた内視鏡の動作例を示す部分的な断面図である。 図2の治療用マニピュレータに備えられた内視鏡の他の動作例を示す部分的な断面図である。 図2の治療用マニピュレータの動作を説明する先端部分の部分的な正面図である。 図2の治療用マニピュレータの第1の変形例を示す部分的な正面図である。 図2の治療用マニピュレータに備えられる挿入部本体を示す斜視図である。 図13の挿入部本体の(a)正面図および(b)変形例の正面図である。
本発明の一実施形態に係る治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステムについて、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るマニピュレータシステム1は、図1に示されるように、患者Pの体腔内に挿入される本実施形態に係る治療用マニピュレータ2およびその駆動部(図示略)を備えるスレーブ装置3と、操作者Aにより操作される操作部を備えるマスタ装置4と、該マスタ装置4の操作による入力信号に基づいてスレーブ装置3の駆動部を制御するコントローラ5と、治療用マニピュレータ2により取得された画像を表示するモニタ6とを備えている。
本実施形態に係る治療用マニピュレータ2は、図2に示されるように、軟性の管状の挿入部本体7と、該挿入部本体7の先端面から前方に突出して設けられた2本のアーム8と、挿入部本体7の長手方向に沿って設けられた貫通孔7a(図7参照)に移動可能に収容された内視鏡9とを備えている。図中、破線は挿入部本体7の先端部分の拡大図であり、符号10は挿入部本体7の長手方向に沿って設けられた鉗子チャネル7b(図7参照)を介して導入され先端面から突出して配置された処置具を示している。
2本のアーム8は、図3および図4に示されるように、先端側から長手軸方向に沿って順に、把持鉗子のようなエンドエフェクタ8aと、長手軸A1に直交する軸線A2回りに屈曲可能な第1の屈曲関節11と、長手軸A1回りに回転可能な中間ロール関節12と、長手軸A1に直交する軸線A3回りに屈曲可能な第2の屈曲関節13とを備えている。
本実施形態においては、アーム8が、挿入部本体7に固定されているものとして説明するが、挿入部本体7のチャネル(図示略)から突出していてもよい。チャネルから突出している場合も挿入部本体7に固定されている場合と同様に作動する。
第2の屈曲関節13は、挿入部本体7に固定された柱状の固定部8bに対して、該固定部8bの長手軸に直交する軸線A3回りに、柱状の第1のアーム部8cを、固定部8bの長手軸に対して±90°の角度範囲にわたって揺動可能に支持している。
中間ロール関節12は、第1のアーム部8cと同軸に配置される柱状の第2のアーム部8dを、第1のアーム部8cに対してその長手軸A1回りに±180°回転可能に支持している。
第1の屈曲関節11は、第2のアーム部8dとエンドエフェクタ8aとをリンク部材8eによって連結し、第2のアーム部8dに対してリンク部材8eを、リンク部材8eに対してエンドエフェクタ8aをそれぞれ相互に平行な軸線A2,A4回りに揺動させるダブルジョイント型の関節である。ここで、ダブルジョイント型の関節は、第2のアーム部8dおよびエンドエフェクタ8aに、例えば、相互に噛み合う歯車(図示略)を備えており、軸線A2回りにリンク部材8eを揺動させると、エンドエフェクタ8aが軸線A4回りに回転させられることによりリンク部材8eに対しても揺動させられる関節である。
ダブルジョイント型の第1の屈曲関節11によれば、軸線A2回りの揺動角度より大きな角度でエンドエフェクタ8aを揺動させることができ、広い動作角度範囲を実現することができるようになっている。これにより、第1の屈曲関節11は、第2のアーム部8dの長手軸A1に対して片側のみにエンドエフェクタ8aを170°の角度範囲にわたって屈曲させることができるようになっている。
なお、第1の屈曲関節11においては、上述したダブルジョイント型に限られるものではなく、具体的にはリンク部材8eを用いず、1つの回動軸回りに回動可能な関節であってもよい。
第1の屈曲関節11には、図5および図6に示されるように、2つの軸線A2,A4回りにそれぞれ揺動可能に支持された円板状の揺動部材14,15が設けられている。各揺動部材14,15には、内部を径方向に貫通する通路14a,15aが設けられている。通路14a,15aは、エンドエフェクタ8aを駆動するための駆動ワイヤ16aを挿通させるシース16bを収容可能な軸線A2,A4方向の高さ寸法と、シース16bよりも十分に幅広に形成された軸線A2,A4に直交する方向の幅寸法とを有している。なお、駆動ワイヤ16aに限定されるものではなく、細長い可撓性を有するロッドでもよい。
図5および図6において、符号17aは第1の屈曲関節11を駆動するためのワイヤ、符号17bはワイヤ17aを挿通させるシース、符号18aは中間ロール関節12を駆動する為のワイヤ、符号18bはワイヤ18aを挿通させるシース、符号19aは第2の屈曲関節13を駆動するためのワイヤ、符号19bはワイヤ19aを挿通させるシースである。
内視鏡9は、先端面にその前方に視野範囲を有する観察光学系(図示略)を備えるとともに、長手方向に間隔をあけて隣接する2つの湾曲部9a,9bを有し、図7に示される湾曲部9a,9bを延ばした直線状の形態や、図2に示されるように2つの湾曲部9a,9bを逆方向に湾曲させたS字状の形態をとることができるようになっている。直線状の形態をとることにより、挿入部本体7の貫通孔7a内に収容可能となるので、体腔へのスムーズな挿入を行うことができる。一方、S字状の形態を取ることにより、挿入部本体7の先端面に近い位置に視野範囲を向けることができるようになっている。
また、図8に示されるように、内視鏡9の湾曲部9a,9bを同じ方向に90°湾曲させることにより、挿入部本体7の挿入方向とは逆の方向にある患部や体腔内側面Bに対しても視野を確保し、治療を行うことができるようになっている。
また、本実施形態においては挿入部本体7の先端に、先端面から長手方向に所定の長さにわたって貫通孔7aを半径方向外方に切り欠いて形成された切欠7bを備えている。貫通孔7aは挿入部本体7の中心軸に対して偏心した位置に設けられており、切欠7bは貫通孔7aを挟んで挿入部本体7の中心軸とは反対側に向かって形成されている。切欠7bの幅寸法は、内視鏡9の外径寸法より大きく形成されている。
これにより、内視鏡9は、直線状に延ばした状態とすれば図7に示されるように貫通孔7a内に収容されることはもちろんのこと、図9に鎖線で示されるように、先端の湾曲部9a,9bを湾曲させたままの状態でも、切欠7b側に湾曲しさえすれば、切欠7bを介して挿入部本体7の半径方向外方に突出させることができるようになっている。
すなわち、内視鏡9の湾曲部9a,9bをS字状に湾曲させた状態に固定して、内視鏡9を貫通孔7aの長手方向に進退させることにより、図9に示されるように、挿入部本体7の先端面近傍に配置される視界を挿入部本体7の長手方向に平行移動させることができる。また、図10に示されるように、内視鏡9を貫通孔7aの長手方向に進退させながら、2つの湾曲部9a,9bの湾曲角度を変更することにより、同一部位に対する視点を変化させることができるようになっている。
第1の屈曲関節11、中間ロール関節12および第2の屈曲関節13は、それぞれ図5および図6に示されるようにワイヤ17a,18a,19aによって駆動されるようになっている。各ワイヤ17a,18a,19aは挿入部本体7内部を経由して挿入部本体7の基端側まで延びている。そして、ワイヤ17a,18a,19aは、挿入部本体7の基端側に取り付けられた中継部20を経由して、コントローラ5に配置された駆動部に接続され、挿入部本体7の長手方向に押し引きされるようになっている。
また、図2に示されるように、中継部20には処置具ポート21が設けられており、挿入部本体7の先端面から突出する処置具10が処置具ポート21を経由して、挿入部本体7の鉗子チャネル7b内に挿入されるようになっている。
また、内視鏡9は挿入部本体7の基端側から突出する基端部に図示しない操作部を備えており、操作部の操作によって湾曲部9a,9bを任意の方向に湾曲させることができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る治療用マニピュレータ2およびマニピュレータシステム1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るマニピュレータシステム1を用いて患者Pの体腔内の治療を行うには、図7に示されるように、治療用マニピュレータ2の挿入部本体7の先端面に突出する2本のアーム8の屈曲関節11を180°付近まで屈曲させ、中間ロール関節12をアーム8が挿入部本体7の外径内側に収納されるような角度にローリングさせ、第2の屈曲関節13を真っ直ぐに延ばし、内視鏡9の湾曲部9a,9bを真っ直ぐに延ばした状態で、患者Pの体腔、例えば、肛門内に挿入していく。
そして、挿入部本体7の先端が患部近傍に配置されたところで、操作者Aがマスタ装置4を操作して、2本のアーム8を作動させるとともに、内視鏡9の操作部を操作して患部およびアーム8の先端のエンドエフェクタ8aを観察できる位置に視野を配置する。内視鏡9により撮影された映像は、モニタ6に表示され、操作者Aはモニタ6を確認しながら、マスタ装置4および内視鏡9の操作部を操作する。
2本のアーム8はそれぞれ、長手方向に間隔をあけて2つの屈曲関節11,13を有しているので、2つの屈曲関節11,13を逆方向に屈曲させて、図11に示されるようなスカラアーム状にエンドエフェクタ8aを進退させることができる。
このとき、第1の屈曲関節については片側に170°の揺動角度範囲を有しているので、エンドエフェクタをアームに対して完全に折り返すように屈曲させ、エンドエフェクタの先端を挿入部本体の先端面近傍まで近接させることができる。
そして、この場合に、図11に実線で示されるように、2本のアーム8の第1の屈曲関節11および第2の屈曲関節13をそれぞれ逆方向に屈曲させることにより、内視鏡9の視野範囲R内にエンドエフェクタ8aを配置し、アーム8を視野範囲R外に配置でき、アーム8が視野の邪魔にならないようにすることができる。
さらに、このようにして挿入部本体7の先端面近傍に配置したエンドエフェクタ8aの先端は、中間ロール関節12を回転させることにより、第1の屈曲関節11によるエンドエフェクタ8aの動作平面(図11の紙面に沿う平面)に交差する方向(図11の紙面に交差する方向)に移動させることができる。
この場合に、中間ロール関節12を第1の屈曲関節11と第2の屈曲関節13との間に配置したので、第2の屈曲関節13より基端側に配置したロール関節を有する従来の場合と比較して、中間ロール関節12の回転によって動作するアーム8部分が短くて済み、回転半径を小さくして周囲の組織との干渉を低減することができるという利点がある。
また、エンドエフェクタ8aを駆動するためのワイヤ16aは、第1の屈曲関節11の2つの軸線A2,A4回りに揺動可能に配置した揺動部材14,15の内部の通路14a、15aに挿通させたシース16b内に挿入されているので、第1の屈曲関節11を170°屈曲させた状態と、真っ直ぐに延ばした状態とでは通路14a,15a内におけるシース16bの弛みが変化する。揺動部材14,15の内部の通路14a,15aは十分に広い幅を有しているのでいずれの状態においてもシース16bを収容状態にすることができる。
したがって、ワイヤ16aがアーム8の外側に突出して視界を妨げることを防止することができる。また、ワイヤ16aに張力がかけられたときには、ワイヤ16aから受ける力によって揺動部材14,15を受動的に揺動させることで、ワイヤ16aに無理な力がかからないようにすることができる。
また、本実施形態に係る治療用マニピュレータ2によれば、挿入部本体7の先端面から所定の長さにわたって切欠7bが設けられているので、湾曲部9a,9bを湾曲させて患部を観察している内視鏡9を湾曲させたままの状態で、貫通孔7aの長手方向に移動させ、視野範囲Rを平行移動させることができる。特に、挿入部本体7の先端面に近接する位置に配置されている患部を観察する際に効果的である。
なお、本実施形態においては、2つの屈曲関節11,13とその間に配置される中間ロール関節12とを有するアーム8を例示して説明したが、図12に示されるように、第2の屈曲関節13よりもさらに基端側に、固定部8bに対してリンク8fを軸線A5回りに回転させる基端側ロール関節22を備えていてもよい。図12の矢印Bに示されるように、基端側ロール関節22を回転させることにより、屈曲している第1の屈曲関節11を固定部8bの軸線A5回りに回転させることができる。
11の説明では2つのアーム8の第1の屈曲関節11および第2の屈曲関節13を逆方向に屈曲させて第1の屈曲関節11が両肘を張るように配置されていたが、基端側ロール関節22の回転によって、両肘を立ててすぼめるようにしてコンパクトに折りたたむことができる。その結果、アーム8が視野を邪魔しない範囲で第1の屈曲関節11どうしを近接させて、アーム8と周囲の体腔内壁との接触を低減することができる。
また、本実施形態においては、挿入部本体7に設けられた貫通孔からなる鉗子チャネル7bを介して処置具10を導入することとしたが、これに代えて、図13に示されるように、挿入部本体7の外周面に開口する開口部23aを有する案内溝23が挿入部本体7の全長にわたって設けられていてもよい。案内溝23の開口部23aの幅寸法は、観察用の内視鏡(ガイド部材)24(図14(a),(b)参照。)を挿入可能な幅寸法である。
このようにすることで、治療用マニピュレータ2の体腔内への挿入に先立って、まず、観察用の内視鏡24を体腔内に導入し、体腔内を観察しながら、患部の近傍に先端を配置した状態の観察用の内視鏡24の患者Pの体外に配置されている部分を案内溝23内に開口部23aから収容することにより、観察用の内視鏡24をガイドとして治療用マニピュレータ2を患者Pの体腔内により容易に導入していくことができる。
この場合において、挿入部本体7の外周面に開口部23aを有する案内溝23を設けることにより、先端部を体腔内に挿入状態に配置している観察用の内視鏡24の体外に露出している部分の、長手方向の途中位置に挿入部本体7を装着することができ、観察用の内視鏡24を体腔内から取り出すことなく治療用マニピュレータ2を体腔内に挿入していくことができるという利点がある。
案内溝23は図14(a)に示されるように最大幅で開口していてもよいし、図14(b)に示されるように開口部23aの幅が最大幅より小さくてもよい。柔軟な素材からなる挿入部本体7の開口部23aを押し広げながら観察用の内視鏡24を案内溝23内に収容することにより、内視鏡24をガイドとした治療用マニピュレータ2の挿入中に、治療用マニピュレータ2が内視鏡24から外れてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態においては、第1の屈曲関節11の屈曲角度を片側に170°としたが、これに限定されるものではなく少なくとも片側に90°以上であればよい。また、第2の屈曲関節13の角度範囲を±90°としたが、これに代えて任意の角度範囲に湾曲可能であればよい。
A 操作者
A1 長手軸
A2 第1の軸線
A3 第2の軸線
R 視野範囲
1 マニピュレータシステム
2 治療用マニピュレータ
3 スレーブ装置
4 マスタ装置
5 コントローラ
7 挿入部本体
7a 貫通孔
7b 切欠
8 アーム
8a エンドエフェクタ
9 内視鏡
11 第1の屈曲関節
12 中間ロール関節
13 第2の屈曲関節
14,15 揺動部材
16a ワイヤ(駆動用線材)
22 基端側ロール関節
23 案内溝
23a 開口部

Claims (10)

  1. 挿入部本体と、
    該挿入部本体の先端面から前方に突出するように設けられ、先端にエンドエフェクタを有する少なくとも1本のアームと、
    前記挿入部本体に設けられ、前記アーム先端の前記エンドエフェクタを観察可能な視野範囲を有する内視鏡とを備え、
    前記アームが、前記先端側から順に、該アームの長手軸に直交する第1の軸線回りに前記エンドエフェクタを揺動可能な第1の屈曲関節と、前記長手軸回りに回転可能な中間ロール関節と、前記長手軸に直交する第2の軸線回りに揺動可能な第2の屈曲関節とを備え、
    前記第1の屈曲関節が、前記長手軸に対して片のみに90°以上屈曲可能であり、
    前記第1の屈曲関節に前記第1の軸線回りに揺動可能な揺動部材が設けられ、
    該揺動部材は、該揺動部材の内部を前記第1の軸線に交差する径方向に貫通し前記エンドエフェクタを駆動する駆動用線材が挿通される通路が形成されるとともに、湾曲する前記駆動用線材の動作に応じて前記第1の軸線回りに受動的に揺動可能である治療用マニピュレータ。
  2. 前記挿入部本体に、該挿入部本体の長手方向に沿って貫通して前記先端面に開口し、前記内視鏡を移動可能に収容する貫通孔が設けられ、
    該貫通孔に、前記先端面の開口から所定の長さ範囲にわたって前記内視鏡の外径寸法より大きな幅寸法を有する切欠が設けられている請求項1に記載の治療用マニピュレータ。
  3. 記駆動用線材が、前記アームを構成している各関節の内部を貫通して配置されている請求項1または請求項2に記載の治療用マニピュレータ。
  4. 前記第2の屈曲関節よりも基端側に、前記長手軸回りに回転可能な基端側ロール関節を備える請求項1から請求項のいずれかに記載の治療用マニピュレータ。
  5. 前記挿入部本体の外面に、長手方向に沿って設けられるとともに、径方向外方に開口する開口部を有し、管状のガイド部材を前記開口部を介して径方向外方から挿入可能な案内溝が設けられている請求項1から請求項のいずれかに記載の治療用マニピュレータ。
  6. 前記駆動用線材が、シース内に挿通されており、
    前記揺動部材の前記通路が、前記第1の軸線に直交する方向に前記シースの幅よりも大きい幅寸法を有している請求項1から請求項5のいずれかに記載の治療用マニピュレータ。
  7. 前記第1の屈曲関節が、170°の角度範囲にわたって屈曲可能である請求項1から請求項6のいずれかに記載の治療用マニピュレータ。
  8. 前記第2の屈曲関節が、±90°の角度範囲にわたって屈曲可能である請求項1から請求項7のいずれかに記載の治療用マニピュレータ。
  9. 請求項1から請求項のいずれかに記載の治療用マニピュレータと、該治療用マニピュレータを駆動する駆動部とを備えるスレーブ装置と、
    操作者により操作される操作部を備えるマスタ装置と、
    該マスタ装置の前記操作部により入力された入力信号に基づいて前記スレーブ装置の駆動部を制御するコントローラとを備えるマニピュレータシステム。
  10. 前記コントローラが、前記マスタ装置からの入力信号に基づいて前記スレーブ装置の各前記関節の動作指令信号を生成する際に、前記第1の屈曲関節が内視鏡画像の中心からより離れた位置に配置されるように、各前記関節の動作指令信号を算出する請求項に記載のマニピュレータシステム。
JP2013155883A 2013-07-26 2013-07-26 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム Active JP6116429B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013155883A JP6116429B2 (ja) 2013-07-26 2013-07-26 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム
PCT/JP2014/066634 WO2015012044A1 (ja) 2013-07-26 2014-06-24 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム
CN201480040754.8A CN105392437B (zh) 2013-07-26 2014-06-24 治疗用机械手和机械手系统
EP14830236.7A EP3025674B1 (en) 2013-07-26 2014-06-24 Therapeutic manipulator and manipulator system
US15/004,435 US20160135911A1 (en) 2013-07-26 2016-01-22 Treatment manipulator and manipulator system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013155883A JP6116429B2 (ja) 2013-07-26 2013-07-26 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015024034A JP2015024034A (ja) 2015-02-05
JP6116429B2 true JP6116429B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52393096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013155883A Active JP6116429B2 (ja) 2013-07-26 2013-07-26 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160135911A1 (ja)
EP (1) EP3025674B1 (ja)
JP (1) JP6116429B2 (ja)
CN (1) CN105392437B (ja)
WO (1) WO2015012044A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170231701A1 (en) 2014-09-04 2017-08-17 Memic Innovative Surgery Ltd. Method and devices for hysterectomy
ES2801149T3 (es) 2015-09-04 2021-01-08 Memic Innovative Surgery Ltd Accionamiento de un dispositivo que comprende brazos mecánicos
ITUB20154977A1 (it) * 2015-10-16 2017-04-16 Medical Microinstruments S R L Strumento medicale e metodo di fabbricazione di detto strumento medicale
DK3219283T3 (da) 2016-03-09 2021-02-22 Memic Innovative Surgery Ltd Modulær kirurgisk indretning, der omfatter mekaniske arme
CN108066010A (zh) * 2016-11-10 2018-05-25 香港大学深圳研究院 一种具有柔性和多自由度的手术机器人
US11779410B2 (en) 2017-03-09 2023-10-10 Momentis Surgical Ltd Control console including an input arm for control of a surgical mechanical arm
US10973592B2 (en) 2017-03-09 2021-04-13 Memie Innovative Surgery Ltd. Control console for surgical device with mechanical arms
JP7085400B2 (ja) * 2018-04-27 2022-06-16 川崎重工業株式会社 外科手術システム
CN109464192B (zh) * 2018-12-29 2023-11-14 黄振宇 一种三维控弯的机械臂
JP2020141833A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 川崎重工業株式会社 外科手術システムの制御方法および外科手術システム
CN115038404A (zh) * 2020-03-02 2022-09-09 瑞德医疗机器股份有限公司 手术机器人

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5813976A (en) * 1996-04-02 1998-09-29 Filipi; Charles J. Stabilizing instrumentation for the performing of endoscopic surgical procedures
US8004229B2 (en) * 2005-05-19 2011-08-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. Software center and highly configurable robotic systems for surgery and other uses
US6340344B1 (en) * 2000-07-18 2002-01-22 Evergreen Medical Incorporated Endoscope with a removable suction tube
US6902560B1 (en) * 2000-07-27 2005-06-07 Intuitive Surgical, Inc. Roll-pitch-roll surgical tool
JP2003204968A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Olympus Optical Co Ltd 治療装置
AU2003257309A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-25 Microbotics Corporation Microsurgical robot system
JP3912251B2 (ja) * 2002-10-02 2007-05-09 株式会社日立製作所 マニピュレータ
CN2614044Y (zh) * 2003-05-06 2004-05-05 马增山 医用机械手
US20050096502A1 (en) * 2003-10-29 2005-05-05 Khalili Theodore M. Robotic surgical device
US9549663B2 (en) * 2006-06-13 2017-01-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Teleoperated surgical retractor system
US9204923B2 (en) * 2008-07-16 2015-12-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Medical instrument electronically energized using drive cables
US8834353B2 (en) 2008-09-02 2014-09-16 Olympus Medical Systems Corp. Medical manipulator, treatment system, and treatment method
US20100331856A1 (en) * 2008-12-12 2010-12-30 Hansen Medical Inc. Multiple flexible and steerable elongate instruments for minimally invasive operations
JP5612971B2 (ja) * 2010-09-07 2014-10-22 オリンパス株式会社 マスタスレーブマニピュレータ
KR20130132109A (ko) * 2012-05-25 2013-12-04 삼성전자주식회사 서포터 장치 및 이를 채용한 수술 로봇 시스템
US20150230697A1 (en) * 2012-09-19 2015-08-20 Nanyang Technological University Flexible master - slave robotic endoscopy system

Also Published As

Publication number Publication date
CN105392437A (zh) 2016-03-09
WO2015012044A1 (ja) 2015-01-29
JP2015024034A (ja) 2015-02-05
EP3025674A1 (en) 2016-06-01
US20160135911A1 (en) 2016-05-19
EP3025674B1 (en) 2018-08-01
CN105392437B (zh) 2018-02-06
EP3025674A4 (en) 2017-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6116429B2 (ja) 治療用マニピュレータおよびマニピュレータシステム
JP5197980B2 (ja) 多関節湾曲機構及び多関節湾曲機構を備えた医療器具
RU2551932C2 (ru) Минимально инвазивные лапароскопические хирургические щипцы
US20180214220A1 (en) Surgical robot
JP5111612B2 (ja) 小口径腹腔鏡手術装置
JP6214464B2 (ja) 内視鏡システム
WO2015029804A1 (ja) 医療用マニピュレータ
JP6300801B2 (ja) 医療用マニピュレータおよび医療用マニピュレータの制御方法
WO2015012066A1 (ja) マニピュレータおよびマニピュレータシステム
JP6180679B2 (ja) 内視鏡
JP2008220972A (ja) 処置具
JP4145309B2 (ja) 処置具
JP2008220971A (ja) 処置具
JP6203132B2 (ja) ガイド装置および手術システム
WO2011152113A1 (ja) 駆動力伝達機構及びマニピュレータシステム
JPH0397431A (ja) 内視鏡装置
KR20160136821A (ko) 헤드부의 방향 제어가 가능한 내시경용 생검 겸자
WO2014007113A1 (ja) 医療用マニピュレータ
KR101750628B1 (ko) 내시경 장비에 부착된 수술 팔을 포함하는 수술용 장치 및 이를 포함하는 수술 시스템
WO2012073738A1 (ja) 医療用処置具およびマニピュレータ
JP4777005B2 (ja) 内視鏡
JP3432884B2 (ja) 内視鏡
KR20120105134A (ko) 수술용 로봇의 마스터 디바이스 및 이를 포함하는 수술용 로봇
JP2005230184A (ja) 医療用具
KR100994373B1 (ko) 수술용 인스트루먼트

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170321

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6116429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250