JP6115182B2 - 資産管理方法及び資産管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電子機器や什器等の資産を管理する技術分野に関する。
企業は、建物や什器、パーソナルコンピュータ(以降、「パソコン」と略記する)、サーバ装置等の多くの資産を所有する。そのため、企業では、定期的に資産を管理する管理情報と、その資産の現品とを照合する(例えば、資産の棚卸)必要がある。
一般的に知られた棚卸方法としては、資産を管理する管理情報(例えば、管理台帳)に基づいて、棚卸管理者が資産の所在と資産の現品とを確認する方法が存在する。
より具体的に、棚卸管理者は、資産の現品を確認する際に、例えば、管理台帳に記録された情報と、資産に貼り付けられた資産管理ラベルに記載された情報とを照合する。
ここで、管理台帳に記録された情報とは、例えば、什器等の資産毎に付与された管理識別子(Identification:以降、「ID」と称する)と、当該資産の名称、資産の製造号機番号及び資産の設置位置等の情報を含む。
また、資産管理ラベルに記載された情報とは、例えば、管理IDと、対応する資産の名称及び資産の製造号機番号との情報を含む。
例えば、多くの資産を有する企業では、資産の現品確認や資産の管理に要する膨大な棚卸工数が発生する。
また、フロアレイアウトの変更や資産管理者が異動する場合に、パソコン等の持ち運び可能な資産は、例えば、棚卸管理者に資産の移動を通知すること無く設置場所が変更される虞がある。そのため、企業では、資産の現品確認や資産の管理等を効率よく行いたいという要望がある。
このような背景から、資産を効率よく管理する技術は、多岐にわたり存在する。例えば、特許文献1は、携帯用電子機器の盗難防止装置に関する技術を開示する。
特許文献1に開示された盗難防止装置は、ノート型パソコンや携帯用ワードプロセッサ等の携帯用電子機器の盗難を防止する。
特許文献2は、無線通信システム及び電子機器検索方法に関する技術を開示する。特許文献2に開示された無線通信システムは、通信可能な圏内に2つの電子機器が存在する場合に、一方の電子機器が音声、または光を発生する。これにより、例えば、棚卸管理者は、電子機器を視覚、または聴覚において認識することができる。
特許文献3は、タグ管理システムに関する技術を開示する。特許文献3に開示されたタグ管理システムは、2つのIC(Integrated_Circuit:以降、「IC」と称する)タグ間の局所通信を用いることによって、ICタグの位置を検出することができる。
特開2000−172960号公報 特開2002−101104号公報 特開2010−160674号公報
しかしながら、一般的に知られた棚卸方法では、例えば、棚卸管理者に断り無く資産が移動された場合に、棚卸管理者は、その資産の所在情報を得る術が無いために、移動された資産を確認することができない。即ち、棚卸管理者としては、係る資産を探す手間が発生する。
また、例えば、多くの資産を管理する場合に、棚卸管理者は、資産の名称と、資産の形状や資産の外観とが一致しない場合もある。
特許文献1に開示された盗難防止装置は、携帯用電子機器を第三者から盗難されることを防止することが記載されているに留まり、例えば、携帯用電子機器の所在が不明な場合に、その携帯用電子機器の所在を把握する手法については、考慮されておらず何ら述べられていない。
また、例えば、携帯用電子機器の利用者が設置場所を移動する場合に、棚卸管理者は、携帯用電子機器が盗難にあったのか、または利用者によって携帯用電子機器が移動されたのかを判別することができない。
特許文献2に開示された無線通信システムは、短距離無線通信が可能な範囲に2つの電子機器が存在する場合に、一方の電子機器が音声、または光を発生する。即ち、係る無線通信システムでは、2つの電子機器が狭い範囲、且つその範囲内に存在する必要がある。
そのため、係る無線通信システムでは、2つの電子機器が広範囲、且つ電子機器の所在が不明な場合に、依然として電子機器の設置場所を容易に把握することができない。
特許文献3に開示されたタグ管理システムは、例えば、2つのICタグのうち一方のICタグの所在が不明な場合に、ICタグ間の通信ができない。即ち、特許文献3では、通信する何れか一方のICタグの所在が判明している必要がある。
本発明の主たる目的は、所在の不明な資産がある場合であっても、資産を効率よく管理することが可能な資産管理装置等を提供することにある。
上記の課題を達成すべく、本発明に係る資産管理装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る資産管理装置は、
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報と該自装置の位置情報を含む第1の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信する発信部と、
通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知する通知部とを備えることを特徴とする。
或いは、上記に示す資産管理装置を含む資産管理システムによっても、同目的を達成される。
また、同目的を達成すべく、本発明に係る資産管理方法は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る資産管理方法は、
資産管理装置が、
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報と該自装置の位置情報を含む第1の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信し、
通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知することを特徴とする。
本発明によれば、所在の不明な資産がある場合であっても、資産を効率よく管理することが可能な資産管理装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における資産管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における資産管理装置を含む資産管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における資産管理装置が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における統括サーバが行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における統括サーバが行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における中継器が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における携帯端末装置が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における携帯端末装置が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における資産管理装置を含む資産管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における資産管理情報の構成(フォーマット)を具体的に例示した図である。 本発明の第4の実施形態における資産管理装置を含む資産管理システムの構成を示すブロック図である。 発明の第5の実施形態における資産管理装置を含む資産管理システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
尚、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、資産管理装置1は、パソコン等の資産に備え付けられた構成を採用することとする。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、これらに限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
図1は、本発明の第1の実施形態における資産管理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、資産管理装置1は、発信部2と、通知部3とを有する。
発信部2は、不図示の通信部を介して記憶部4に格納された各種情報を発信する。より具体的に、発信部2は、記憶部4に格納された第1の識別情報101と第1の位置情報102とを発信する。
ここで、発信部2は、所定の時間周期毎(以下、説明の便宜上、「第1の時間周期」と称する)に第1の識別情報101と第1の位置情報102とを発信することとする。
次に、発信部2は、通信部(不図示)を介して後述する発信指示情報103を受信する。発信部2は、受信した発信指示情報103に応じて、所定の時間周期毎(以下、説明の便宜上、「第2の時間周期」と称する)に第1の識別情報101と第1の位置情報102とを発信する。
ここで、第2の時間周期は、上述した第1の時間周期よりも短い時間周期である。
また、第1の識別情報101は、資産管理装置1を識別可能な管理IDの情報を含む。
第1の位置情報102は、資産管理装置1(自装置)の位置を示す位置情報である。第1の位置情報102は、例えば、棚卸管理者によって予め記憶部4に登録してもよいし、例えば、資産管理装置1が汎地球測位システム(Global_Positioning_System:以降、「GPS」と称する)を備えると共に、そのGPSによって位置情報(第1の位置情報102)を取得するようにしてもよい。
発信指示情報103は、管理IDと、その管理IDに関連付けられた資産管理装置1の発信部2に対して第1の識別情報101及び第1の位置情報102を第2の時間周期毎に発信するように指示する情報と、を含む。
尚、上述した実施形態では、説明の便宜上、一例として、第1の識別情報101は、管理IDを含む構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されず、第1の識別情報101は、さらに、例えば、資産の名称(以降、単に「資産名」と略記する)や資産の製造号機番号、資産を使用する使用者等の情報を含む構成を採用してもよい。
さらに、通知部3は、通信部(不図示)を介して通知指示情報104を受信する。通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、人が判別可能な態様で通知(報知)する。即ち、通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、音、光、におい、振動等の如く、人が所謂五感で識別可能な態様のうち少なくとも何れか一種類の態様で通知する。
より具体的に、一例として、通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、ランプ部(不図示)を点灯、または点滅する構成を採用してもよいし、拡声器(不図示、例えば、スピーカー)から所定のメッセージ(音声)や警報音等を放送する構成を採用してもよい。
尚、通知部3は、上述した手法の何れか、または1つ以上の手法を組み合わせてもよい。
ここで、通知指示情報104は、管理IDと、その管理IDに関連付けられた資産管理装置1の通知部3に光や音を発するように指示する情報とを含む。
次に、記憶部4は、第1の識別情報101と第1の位置情報102とを有する。記憶部4は、読み書き可能な不揮発性記憶デバイスである。
より具体的に、一例として、記憶部4は、携帯端末装置(例えば、図2に示す携帯端末装置14)やサーバ(例えば、図2に示す統括サーバ12)等の電子機器に搭載されたフラッシュメモリ(Flash_memory)やハードディスクドライブ(Hard_disk_drive:以降、「HDD」と称する)等の不揮発性記憶素子を採用することができる。
通信部(不図示)は、通信可能範囲内において、例えば、微弱電波で信号を送受信する無線通信機器である。係る通信部は、信号を受信するための不図示の受信アンテナと受信回路とを有する。また、係る通信部は、信号を送信するための不図示の送信アンテナと送信回路とを有する。
尚、通信部が無線通信する技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する(以下の実施形態においても同様)。
このように本実施の形態に係る資産管理装置1によれば、所在の不明な資産がある場合であっても、資産を効率よく管理することができる。その理由は、以下に述べる通りである。
即ち、資産管理装置1の発信部2は、受信した発信指示情報103に応じて、第1の識別情報101と第1の位置情報102とを第2の時間周期毎に発信する。そのため、資産管理装置1の所在が不明な場合であっても、例えば、棚卸管理者は、第1の識別情報101と第1の位置情報102とを受信可能な携帯端末装置(例えば、図2に示す携帯端末装置14)によって、第1の識別情報101と第1の位置情報102とを受信する。さらに、棚卸管理者は、受信した第1の識別情報101に含まれる管理IDと、第1の位置情報102に含まれる位置情報とに基づいて、資産管理装置1の所在位置を速やかに把握することができるからである。即ち、棚卸管理者は、資産管理装置1を備える資産を速やかに探すことができる。
また、資産管理装置1の通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、音、または光を発する。そのため、棚卸管理者は、視覚的、または聴覚的に資産管理装置1を速やかに認識することができるからである。即ち、棚卸管理者は、資産管理装置1を備える資産を速やかに探すことができる。
さらに、棚卸管理者は、資産管理装置1の発信部2が受信した第1の識別情報101に含まれる資産名や資産の製造号機番号、使用者等の情報に基づいて、棚卸を実施することができるからである。即ち、棚卸管理者は、効率よく現品確認を行うことができるからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した本発明の第1の実施形態に係る資産管理装置1を基本とする第2の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施形態における資産管理装置11について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態における資産管理装置11を含む資産管理システム10の構成を示すブロック図である。
図2において、資産管理システム10は、大別して、資産管理装置11と、統括サーバ12と、中継器13と、携帯端末装置14とを有する。
図2において、資産管理装置11は、発信部15の動作が第1の実施形態における発信部2の動作と異なる。
より具体的に、資産管理装置11は、通信部(不図示)を介して中継器13と、携帯端末装置14と通信可能に接続する。発信部15は、第1の識別情報101を第1の時間周期毎に発信する。
また、第1の識別情報101を発信した際に、発信部15は、後述する中継器13から第2の位置情報105を受信する。発信部15は、受信した第2の位置情報105を記憶部4に格納する。
第2の位置情報105を受信した場合には、発信部15は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを第1の時間周期毎に発信する。
発信部15は、統括サーバ12から中継器13を介して発信指示情報103を受信する。
尚、発信部15が発信指示情報103を受信した際の動作は、第1の実施形態において説明した発信部2が発信指示情報103を受信した際の動作と同様である。そのため、重複する説明は省略する。
次に、統括サーバ12は、管理情報制御部16を有する。管理情報制御部16は、資産管理情報17を有する。
管理情報制御部16は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信すると共に、受信した第1の識別情報101と第2の位置情報105とを資産管理情報17に格納する。
ここで、資産管理情報17(メタデータ)とは、資産に関する各種情報を含む。より具体的に、資産管理情報17は、資産名と、資産の製造号機番号と、資産の外観情報(例えば、資産の画像データ)と、資産の使用者情報と、資産に備えられた資産管理装置11の管理IDと、位置情報と、棚卸の実施履歴及び所在位置の履歴とが関連付けられた情報を含む。
管理情報制御部16は、受信した各種リクエスト情報の種別を判別すると共に、種別を判別した結果に応じて、処理を実行する。
より具体的に、携帯端末装置14から発信リクエスト情報107を受信した場合には、管理情報制御部16は、発信リクエスト情報107に含まれる管理IDに基づいて、その管理IDに関連付けられた資産管理装置11に、中継器13を介して発信指示情報103を送信する。
携帯端末装置14から通知リクエスト情報108を受信した場合には、管理情報制御部16は、通知リクエスト情報108に含まれる管理IDに基づいて、その管理IDに関連付けられた資産管理装置11に、中継器13を介して通知指示情報104を送信する。
携帯端末装置14から提示リクエスト情報106を受信した場合には、管理情報制御部16は、提示リクエスト情報106に含まれる管理IDに基づいて、資産管理情報17を参照する。
さらに、管理情報制御部16は、資産管理情報17から係る管理IDに関連付けられた資産情報を求めると共に、求めた資産情報を携帯端末装置14に送信する。
また、資産情報とは、管理ID、その管理IDに関連付けられた資産名、製造号機番号、外観情報、位置情報、資産の使用者、棚卸の実施履歴、及び所在位置の履歴を含む。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、管理情報制御部16は、提示リクエスト情報106を受信した場合に、資産管理情報17から管理IDに関連付けられた資産情報を求める構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。
管理情報制御部16は、資産管理情報17から管理IDに関連付けられた資産情報と、係る管理IDに関連付けられた位置情報から同一の位置情報を有する資産の資産情報とを求める構成を採用してもよいし、管理IDに関連付けられた資産情報と、係る管理IDに関連付けられた位置情報から、その位置情報周辺(例えば、略半径3メートル以内)の位置情報を有する資産の資産情報とを求める構成を採用してもよい。
これにより、例えば、棚卸管理者は、同一の位置に所在する資産を効率よく見つけ出すことができる。または、棚卸管理者は、棚卸対象の資産周辺(例えば、略半径3メートル以内)に所在する資産を効率よく見つけ出すことができる。即ち、棚卸管理者は、管理IDと関連付けられた資産の周辺に所在する、係る管理IDと関連付けられた資産と異なる資産を効率よく見つけ出すことができる。
携帯端末装置14から終了通知情報を受信した場合には、管理情報制御部16は、受信した終了通知情報に基づいて、終了通知情報に含まれる管理IDと、棚卸の実施履歴及び所在位置の履歴とを資産管理情報17に格納する。
ここで、終了通知情報は管理IDと、位置情報と、資産の現品確認が終了したことを示す情報とを含む。
次に、中継器13は、通信部(不図示)を介して資産管理装置11と、統括サーバ12と通信可能に接続する。
また、中継器13は、資産管理装置11から第1の識別情報101を受信する。
中継器13は、資産管理装置11から第1の識別情報101を受信した際に、第2の位置情報105を資産管理装置11に送信する。さらに、中継器13は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを統括サーバ12に送信する。
ここで、中継器13の通信可能範囲は、例えば、中継器13を中心として略半径3メートルとする。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、これらに限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
即ち、中継器13が資産管理装置11から第1の識別情報101を受信する場合に、資産管理装置11と中継器13とは、例えば、略半径3メートル以内に位置することを意味する。
第2の位置情報105は、中継器13の位置を示す位置情報である。第2の位置情報105は、例えば、棚卸管理者によって予め中継器13に登録してもよし、例えば、中継器13がGPSを備えると共に、そのGPSによって位置情報(第2の位置情報105)を取得するようにしてもよい。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、資産管理システム10は、1つの中継器13を有する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されず、資産管理システム10は、1つ以上の中継器13を有する構成を採用してもよい。
次に、携帯端末装置14は、通信部(不図示)を介して資産管理装置11と、統括サーバ12と通信可能に接続する。
携帯端末装置14は、統括サーバ12に管理IDを含む各種リクエスト情報を送信する。
より具体的に、統括サーバ12に管理IDに関連付けられた資産情報を提示するように要求する場合には、携帯端末装置14は、統括サーバ12に係る管理IDを含む提示リクエスト情報106を送信する。
携帯端末装置14は、提示リクエスト情報106のリプライとして統括サーバ12から資産情報を受信する。
さらに、携帯端末装置14は、受信した資産情報を不図示のディスプレイ等のユーザインタフェースに表示することができる。
これにより、例えば、棚卸管理者は、資産管理装置11を備える資産名と、製造号機番号と、外観情報と、位置情報と、資産の使用者と、棚卸の実施履歴及び所在位置の履歴の情報とを確認することができる。
また、棚卸管理者は、確認した資産情報に基づいて、効率よく資産を見つけ出すことができると共に、棚卸を行うことができる。
次に、資産管理装置11の発信部15に第1の識別情報101と第2の位置情報105とを第2の時間周期毎に発信するように要求する場合には、携帯端末装置14は、統括サーバ12に、係る資産管理装置11の管理IDを含む発信リクエスト情報107を送信する。
また、資産管理装置11の通知部3に音、または光を発するように要求する場合には、携帯端末装置14は、統括サーバ12に、係る資産管理装置11の管理IDを含む通知リクエスト情報108を送信する。
資産の現品を確認すると共に、その資産の棚卸を完了する場合には、携帯端末装置14は、統括サーバ12に終了通知情報を送信する。
より具体的に、一例として、資産の棚卸を完了する場合に、携帯端末装置14は、資産管理装置11から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信する。
さらに、携帯端末装置14は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とに基づいて、終了通知情報を生成すると共に、生成した終了通知情報を統括サーバ12に送信する。
次に、携帯端末装置14は、管理IDと位置情報とを不図示のディスプレイ等のユーザインタフェースに表示する。
より具体的に、携帯端末装置14は、資産管理装置11から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信する。
ここで、資産管理装置11は、発信指示情報103を受信するのに応じて、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを第2の時間周期毎に発信することとする。
さらに、携帯端末装置14は、受信した第1の識別情報101と第2の位置情報105とに基づいて、第1の識別情報101に含まれる管理IDと、第2の位置情報105に含まれる位置情報とを不図示のディスプレイ等のユーザインタフェースに表示する。
これにより、例えば、棚卸管理者は、資産管理装置11の管理IDと位置情報とを確認することができる。また、係る棚卸管理者は、確認した情報に基づいて、効率よく資産を見つけ出すことができると共に、棚卸を行うことができる。
尚、上述した実施形態では、説明の便宜上、一例として、携帯端末装置14は、受信した第1の識別情報101と第2の位置情報105とに基づいて、管理IDと位置情報とを棚卸管理者に提示する構成を例に説明した。
しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されず、携帯端末装置14は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信する電波強度を不図示のディスプレイ等のユーザインタフェースに表示する構成を採用してもよい。その場合に、棚卸管理者は、ディスプレイに表示された電波強度の強弱によって資産の方角や距離を推測し、見つけ出す方法を採用してもよい。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における資産管理装置11の動作について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態における資産管理装置11が行う動作を示すフローチャートである。図3に示すフローチャートに沿って資産管理装置11の動作手順を説明する。
ここでは、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、資産管理装置11は、パソコン等の資産に備え付けられた構成とする。
尚、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、この構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS1:
発信部15は、第1の識別情報101を発信すると共に、中継器13から第2の位置情報105を受信する。また、発信部15は、受信した第2の位置情報105を記憶部4に格納する。
ステップS2:
発信部15は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを第1の時間周期毎に発信する。
ステップS3:
発信部15は、中継器13を介して統括サーバ12から発信指示情報103を受信したか否かを判別する。
ステップS4において「YES」:
発信部15は、発信指示情報103を受信したか否かを判別した結果、発信指示情報103を受信したと判別した場合に、処理をステップS5に進める。
ステップS4において「NO」:
発信部15は、発信指示情報103を受信したか否かを判別した結果、発信指示情報103を受信していないと判別した場合に、処理をステップS6に進める。
ステップS5:
発信部15は、受信した発信指示情報103に応じて、第2の時間周期毎に第1の識別情報101と第2の位置情報105とを発信する。
ステップS6:
通知部3は、中継器13を介して統括サーバ12から通知指示情報104を受信したか否かを判別する。
ステップS7において「YES」:
通知部3は、通知指示情報104を受信したか否かを判別した結果、通知指示情報104を受信したと判別した場合に、処理をステップS8に進める。
ステップS7において「NO」:
通知部3は、通知指示情報104を受信したか否かを判別した結果、通知指示情報104を受信していないと判別した場合に、処理を終了する。
ステップS8:
通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、音、または光を発する。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における統括サーバ12の動作について説明する。
図4A及び図4Bは、本発明の第2の実施形態における統括サーバ12が行う動作を示すフローチャートである。図4A及び図4Bに示すフローチャートに沿って統括サーバ12の動作手順を説明する。
ステップS21:
統括サーバ12の管理情報制御部16は、中継器13から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信する。
ステップS22:
管理情報制御部16は、受信した第1の識別情報101と第2の位置情報105とを資産管理情報17に格納する。
より具体的に、管理情報制御部16は、第1の識別情報101に含まれる管理IDに基づいて、資産管理情報17を検索する。管理情報制御部16は、検索した結果、資産管理情報17から係る管理IDに関連付けられている位置情報を求める。
管理情報制御部16は、求めた位置情報と第2の位置情報105に含まれる位置情報とを比較する。
管理情報制御部16は、求めた位置情報と第2の位置情報105に含まれる位置情報とを比較した結果、それら2つの位置情報が異なると判別した場合に、求めた位置情報を所在位置の履歴として資産管理情報17に格納する。また、管理情報制御部16は、第2の位置情報105に含まれる位置情報を最新の位置情報として資産管理情報17に格納する。
ステップS23:
管理情報制御部16は、携帯端末装置14から提示リクエスト情報106を受信したか否かを判別する。
ステップS24において「YES」:
管理情報制御部16は、提示リクエスト情報106を受信したか否かを判別した結果、提示リクエスト情報106を受信したと判別した場合に、処理をステップS25に進める。
ステップS24において「NO」:
管理情報制御部16は、提示リクエスト情報106を受信したか否かを判別した結果、提示リクエスト情報106を受信していないと判別した場合に、処理をステップS26に進める。
ステップS25:
管理情報制御部16は、提示リクエスト情報106に含まれる管理IDに基づいて、資産管理情報17を参照する。
さらに、管理情報制御部16は、資産管理情報17から係る管理IDに関連付けられた資産情報を求めると共に、求めた資産情報を携帯端末装置14に送信する。
ステップS26:
管理情報制御部16は、携帯端末装置14から発信リクエスト情報107を受信したか否かを判別する。
ステップS27において「YES」:
管理情報制御部16は、発信リクエスト情報107を受信したか否かを判別した結果、発信リクエスト情報107を受信したと判別した場合に、処理をステップS28に進める。
ステップS27において「NO」:
管理情報制御部16は、発信リクエスト情報107を受信したか否かを判別した結果、発信リクエスト情報107を受信していないと判別した場合に、処理をステップS29に進める。
ステップS28:
管理情報制御部16は、発信リクエスト情報107に含まれる管理IDに基づいて、その管理IDに関連付けられた資産管理装置11に発信指示情報103を送信する。
ステップS29:
管理情報制御部16は、携帯端末装置14から通知リクエスト情報108を受信したか否かを判別する。
ステップS30において「YES」:
管理情報制御部16は、通知リクエスト情報108を受信したか否かを判別した結果、通知リクエスト情報108を受信したと判別した場合に、処理をステップS31に進める。
ステップS30において「NO」:
管理情報制御部16は、通知リクエスト情報108を受信したか否かを判別した結果、通知リクエスト情報108を受信していないと判別した場合に、処理をステップS32に進める。
ステップS31:
管理情報制御部16は、通知リクエスト情報108に含まれる管理IDに基づいて、その管理IDに関連付けられた資産管理装置11に通知指示情報104を送信する。
ステップS32:
管理情報制御部16は、携帯端末装置14から終了通知情報を受信したか否かを判別する。
ステップS33において「YES」:
管理情報制御部16は、終了通知情報を受信したか否かを判別した結果、終了通知情報を受信したと判別した場合に、処理をステップS34に進める。
ステップS33において「NO」:
管理情報制御部16は、終了通知情報を受信したか否かを判別した結果、終了通知情報を受信していないと判別した場合に、処理を終了する。
ステップS34:
管理情報制御部16は、受信した終了通知情報に基づいて、管理IDと、棚卸の実施履歴と、位置情報及び所在位置の履歴とを資産管理情報17に格納する。
より具体的に、管理情報制御部16は、終了通知情報に含まれる管理IDに基づいて、資産管理情報17を検索する。管理情報制御部16は、検索した結果、係る管理IDに関連付けられている位置情報を求める。
管理情報制御部16は、求めた位置情報と終了通知情報に含まれる位置情報とを比較する。
管理情報制御部16は、求めた位置情報と終了通知情報に含まれる位置情報とを比較した結果、それら2つの位置情報が異なると判別した場合に、求めた位置情報を所在位置の履歴として資産管理情報17に格納する。また、管理情報制御部16は、終了通知情報に含まれる位置情報を最新の位置情報として資産管理情報17に格納する。
また、管理情報制御部16は、終了通知情報に含まれる資産の現品確認が終了したことを示す情報に基づいて、実施履歴を資産管理情報17に格納する。例えば、管理情報制御部16は、終了通知情報を受信した日付と時刻とを実施履歴として資産管理情報17に格納する構成を採用してもよい。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における中継器13の動作について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態における中継器13が行う動作を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートに沿って中継器13の動作手順を説明する。
ステップS41:
中継器13は、資産管理装置11から第1の識別情報101を受信する。
ステップS42:
資産管理装置11から第1の識別情報101を受信した際に、中継器13は、資産管理装置11に第2の位置情報105を送信する。
ステップS43:
中継器13は、統括サーバ12に第1の識別情報101と第2の位置情報105とを送信する。
ステップS44
中継器13は、統括サーバ12から発信指示情報103を受信したか否かを判別する。
ステップS45において「YES」:
中継器13は、発信指示情報103を受信したか否かを判別した結果、発信指示情報103を受信したと判別した場合に、処理をステップS46に進める。
ステップS45において「NO」:
中継器13は、発信指示情報103を受信したか否かを判別した結果、発信指示情報103を受信していないと判別した場合に、処理をステップS47に進める。
ステップS46:
中継器13は、資産管理装置11に発信指示情報103を送信する。
ステップS47
中継器13は、統括サーバ12から通知指示情報104を受信したか否かを判別する。
ステップS48において「YES」:
中継器13は、通知指示情報104を受信したか否かを判別した結果、通知指示情報104を受信したと判別した場合に、処理をステップS49に進める。
ステップS48において「NO」:
中継器13は、通知指示情報104を受信したか否かを判別した結果、通知指示情報104を受信していないと判別した場合に、処理を終了する。
ステップS49:
中継器13は、資産管理装置11に通知指示情報104を送信する。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における携帯端末装置14の動作について説明する。
図6A及び図6Bは、本発明の第2の実施形態における携帯端末装置14が行う動作を示すフローチャートである。図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って携帯端末装置14の動作手順を説明する。
ここでは、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、棚卸をする際に、棚卸管理者が携帯端末装置14を操作することとする。
ステップS61:
携帯端末装置14は、例えば、不図示の入力デバイスが操作されるのを検出する。
ここで、例えば、棚卸管理者は、携帯端末装置14が備えるディスプレイ(不図示)の表示に基づいて、入力デバイス(不図示)を操作することとする。
また、一例として、ディスプレイには、「資産情報を参照する」、「位置情報を通知する」、「光で通知する」、「音で通知する」、「棚卸を完了する」等のメニューが表示される構成を採用してもよい。
その場合に、棚卸管理者は、携帯端末装置14のディスプレイに表示されたメニューの中から所望の処理を選択する構成を採用してもよい。また、携帯端末装置14は、棚卸管理者がメニューの中から所望の処理を選択した操作を検出する構成を採用してもよい。
携帯端末装置14は、「資産情報を参照する」が選択される操作を検出したか否かを判別する。
ステップS62において「YES」:
携帯端末装置14は、「資産情報を参照する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「資産情報を参照する」が選択される操作を検出したと判別した場合に、処理をステップS63に進める。
ステップS62において「NO」:
携帯端末装置14は、「資産情報を参照する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「資産情報を参照する」が選択される操作を検出していないと判別した場合に、処理をステップS64に進める。
ステップS63:
携帯端末装置14は、統括サーバ12に提示リクエスト情報106を送信する。
ステップS64:
携帯端末装置14は、「位置情報を通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別する。
ステップS65において「YES」:
携帯端末装置14は、「位置情報を通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「位置情報を通知する」が選択される操作を検出したと判別した場合に、処理をステップS66に進める。
ステップS65において「NO」:
携帯端末装置14は、「位置情報を通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「位置情報を通知する」が選択される操作を検出していないと判別した場合に、処理をステップS67に進める。
ステップS66:
携帯端末装置14は、統括サーバ12に発信リクエスト情報107を送信する。
ステップS67:
携帯端末装置14は、「光で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別する。
ステップS68において「YES」:
携帯端末装置14は、「光で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「光で通知する」が選択される操作を検出したと判別した場合に、処理をステップS69に進める。
ステップS68において「NO」:
携帯端末装置14は、「光で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「光で通知する」が選択される操作を検出していないと判別した場合に、処理をステップS70に進める。
ステップS69:
携帯端末装置14は、統括サーバ12に通知リクエスト情報108を送信する。
ステップS70:
携帯端末装置14は、「音で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別する。
ステップS71において「YES」:
携帯端末装置14は、「音で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「音で通知する」が選択される操作を検出したと判別した場合に、処理をステップS72に進める。
ステップS71において「NO」:
携帯端末装置14は、「音で通知する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「音で通知する」が選択される操作を検出していないと判別した場合に、処理をステップS73に進める。
ステップS72:
携帯端末装置14は、統括サーバ12に通知リクエスト情報108を送信する。
ステップS73:
携帯端末装置14は、「棚卸を完了する」が選択される操作を検出したか否かを判別する。
ステップS74において「YES」:
携帯端末装置14は、「棚卸を完了する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「棚卸を完了する」が選択される操作を検出したと判別した場合に、処理をステップS75に進める。
ステップS74において「NO」:
携帯端末装置14は、「棚卸を完了する」が選択される操作を検出したか否かを判別した結果、「棚卸を完了する」が選択される操作を検出していないと判別した場合に、処理を終了する。
ステップS75:
携帯端末装置14は、資産管理装置11から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信する。
ステップS76:
携帯端末装置14は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とに基づいて、終了通知情報を生成すると共に、生成した終了通知情報を統括サーバ12に送信する。
このように本実施の形態に資産管理システム10によれば、上述した第1の実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、資産管理装置11を含む資産管理システム10は、所在の不明な資産がある場合であっても、資産を効率よく管理することができる。その理由は、以下に述べる通りである。
即ち、資産管理システム10の統括サーバ12は、受信した第1の識別情報101と第2の位置情報105とに基づいて、資産情報を蓄積する。また、携帯端末装置14は、統括サーバ12に蓄積された資産情報を、例えば、棚卸管理者に提示することができる。即ち、棚卸管理者は、統括サーバ12に蓄積された資産情報を携帯端末装置14から確認すると共に、確認した資産情報に基づいて、効率よく資産の棚卸及び資産を管理することができるからである。
さらに、例えば、棚卸管理者が携帯端末装置14を操作することによって、統括サーバ12は、資産管理装置11に発信指示情報103、または通知指示情報104を送信する。発信指示情報103を受信した際には、資産管理装置11は、第1の識別情報101と第2の位置情報105と発信する。また、通知指示情報104を受信した際には、資産管理装置11は、音、または光を発する。即ち、棚卸管理者は、効率よく資産管理装置11の所在を確認することができるからである。
例えば、資産名と、資産の形状や外観が一致しない場合であっても、棚卸管理者は、効率よく資産現品を確認することができる。その理由は、統括サーバ12は、資産の外観情報を提示することができるからである。即ち、例えば、棚卸管理者は、携帯端末装置14のディスプレイに表示された資産の外観情報に基づいて、効率よく資産現品を確認することができる。
<第3の実施形態>
次に、上述した本発明の第2の実施形態に係る資産管理装置11を基本とする第3の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
図7は、本発明の第3の実施形態における資産管理装置11を含む資産管理システム20の構成を示すブロック図である。
図7において、資産管理システム20は、管理情報制御部22の動作が第2の実施形態における管理情報制御部16の動作と異なる。
より具体的に、統括サーバ21は、管理情報制御部22を有する。管理情報制御部22は、資産管理情報23を有する。
中継器13から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信した際に、管理情報制御部22は、さらに、資産管理情報23を参照する。
管理情報制御部22は、資産管理情報23から第1の識別情報101に含まれる管理IDに関連付けられた承認情報を求める。
ここで、資産管理情報23は、第2の実施形態における資産管理情報17が含む情報に、さらに、承認情報を含む。
図8は、本発明の第3の実施形態における資産管理情報23の構成(フォーマット)を具体的に例示した図である。
より具体的に、図8において1列目は、管理IDを示す。また、2列目は、資産名を示す。3列目は、製造号機番号を示す。4列目は、位置情報(最新の位置情報)を示す。5列目は、資産の使用者情報を示す。6列目は、例えば、資産の画像データ(実体)を含む外観情報を示す。7列目は、棚卸の実施履歴を示す。8列目は、所在位置の履歴を示す。9列目は、承認情報を示す。
承認情報とは、例えば、資産の移動を許可、または不許可を示す情報を含む。より具体的に、承認情報は、例えば、許可(許可する)を示す場合に「1」、不許可(許可しない)を示す場合に、「0」を資産管理情報23の承認情報に格納する構成を採用してもよい。
資産管理情報23から求めた承認情報が「1」(つまり、許可を示す)の場合に、管理情報制御部22は、処理を終了する。
一方で、資産管理情報23から求めた承認情報が「0」(つまり、不許可を示す)の場合に、管理情報制御部22は、資産管理装置11に中継器13を介して通知指示情報104を送信する。
そのため、資産管理装置11の通知部3は、管理情報制御部22から通知指示情報104を受信すると共に、受信した通知指示情報104に基づいて、音、または光を発する。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における資産管理システム20が行う、例えば、資産の移動を管理する際の動作について説明する。
ここで、一例として、室内の入退場ゲート(不図示)に中継器13を備えることとする。
これにより、資産管理装置11を備える資産を室外に持ち出す(入退場ゲートを通過する)際に、入退場ゲートに備えられた中継器13は、資産管理装置11から第1の識別情報101を受信する。
中継器13は、資産管理装置11から第1の識別情報101を受信するのに応じて、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを統括サーバ21に送信する。
中継器13から第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信するのに応じて、統括サーバ21の管理情報制御部22は、資産管理情報23を参照する。
さらに、管理情報制御部22は、資産管理情報23から第1の識別情報101に含まれる管理IDに関連付けられた承認情報を求める。
例えば、資産管理情報23から求めた承認情報が「0」(つまり、不許可を示す)の場合に、管理情報制御部22は、資産管理装置11に通知指示情報104を送信する。
管理情報制御部22から通知指示情報104を受信するのに応じて、資産管理装置11の通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、音、または光を発する。
尚、上述した実施形態では、説明の便宜上、一例として、管理情報制御部22は、資産管理情報23から求めた承認情報が不許可を示す場合に、資産管理装置11に通知指示情報104を送信する構成を例に説明した。
しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されず、管理情報制御部22は、資産管理情報23から求めた承認情報が不許可を示す場合に、例えば、入退場ゲートの施錠機構を施錠するように制御してもよいし、入退場ゲートを開閉しないように制御するようにしてもよい。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、承認情報は、資産の移動を許可、または不許可を示す情報を含む構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されず、承認情報は、施錠機構の施錠の解除を許可、または不許可を示す情報を含む構成を採用してもよい。
このように本実施の形態に係る資産管理システム20によれば、上述した第1及び第2の実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、資産管理システム20は、不正な(つまり、許可されていない)資産の移動を抑制することができる。また、資産管理システム20は、資産を移動する場合であっても、効率よく資産を管理できる。
その理由は、統括サーバ21の管理情報制御部22は、第1の識別情報101と第2の位置情報105とを受信した際に、資産管理情報23から第1の識別情報101に含まれる管理IDに関連付けられた承認情報を求める。さらに、求めた承認情報が「不許可」を示す場合に、管理情報制御部22は、資産管理装置11に通知指示情報104を送信する。通知指示情報104を受信した資産管理装置11は、通知指示情報104に基づいて、音、または光を発することができるからである。即ち、資産管理装置11の通知部3は、警告音や警告灯の役割を果たすからである。
また、資産を移動する際に、統括サーバ21の管理情報制御部22は、資産の移動に対する承認情報を資産管理情報23に蓄積することができる。即ち、棚卸管理者は、資産管理情報23に蓄積された情報に基づいて、資産が盗難にあったのか、使用者によって移動されたのかが容易に判別することができる。
<第4の実施形態>
次に、上述した本発明の第3の実施形態に係る資産管理装置11を基本とする第4の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
図9は、本発明の第4の実施形態における資産管理装置31を含む資産管理システム30の構成を示すブロック図である。
図9において、資産管理装置31は、さらに、施錠制御部32を有する点が第3の実施形態における資産管理装置11と異なる。
施錠制御部32は、携帯端末装置14から解除リクエスト情報110を受信する。さらに、施錠制御部32は、中継器13を介して統括サーバ21に受信した解除リクエスト情報110を送信する。
施錠制御部32は、解除リクエスト情報110のリプライとして中継器13を介して統括サーバ21から解除指示情報109を受信する。
さらに、施錠制御部32は、受信した解除指示情報109に基づいて、資産管理装置31が(自装置)が備える不図示の施錠機構の施錠を解除する。
ここで、施錠機構は、例えば、一般的に知られたセキュリティーワイヤーや電子錠、シリンダー錠等である。
また、解除指示情報109は、管理IDと、その管理IDに関連付けられた資産管理装置31の施錠制御部32に施錠機構の施錠を解除するように指示する情報とを含む。
解除リクエスト情報110は、管理IDと、その管理IDに関連付けられた資産管理装置31が備える施錠機構の施錠を解除するように要求する情報とを含む。
次に、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態における資産管理装置31が行う、例えば、携帯端末装置14から解除リクエスト情報110を受信した際の動作について説明する。
より具体的に、例えば、メニューから「ロックを解除する」が選択される操作を検出した場合に、携帯端末装置14は、解除リクエスト情報110を係る管理IDと関連付けられた資産管理装置31に送信する。
ここで、解除リクエスト情報110に含まれる管理IDは、例えば、棚卸管理者によって携帯端末装置14が有する入力デバイス(不図示)から施錠機構の施錠を解除したい資産管理装置31の管理IDを入力してもよい。
または、棚卸管理者によって携帯端末装置14が有するディスプレイ(不図示)に表示された資産情報から施錠機構の施錠を解除したい資産管理装置31を選択すると共に、選択された資産管理装置31に関連付けられた管理IDを携帯端末装置14が取得するようにしてもよい。
資産管理装置31の施錠制御部32は、携帯端末装置14から解除リクエスト情報110を受信すると共に、中継器13を介して統括サーバ21に受信した解除リクエスト情報110を送信する。
統括サーバ21の管理情報制御部22は、中継器13を介して資産管理装置31から解除リクエスト情報110を受信する。
さらに、管理情報制御部22は、資産管理情報23を参照すると共に、資産管理情報23から解除リクエスト情報110に含まれる管理IDに関連付けられた承認情報を求める。
管理情報制御部22は、資産管理情報23から求めた承認情報が「1」(許可を示す)の場合に、中継器13を介して資産管理装置31に解除指示情報109を送信する。
施錠制御部32は、中継器13を介して統括サーバ21から解除指示情報109を受信する。さらに、施錠制御部32は、受信した解除指示情報109に基づいて、不図示の施錠機構の施錠を解除する。
一方で、管理情報制御部22は、資産管理情報23から求めた承認情報が「0」(不許可を示す)の場合に、資産管理装置31の通知部3に通知指示情報104を送信する。
資産管理装置31の通知部3は、中継器13を介して統括サーバ21から通知指示情報104を受信する。さらに、通知部3は、受信した通知指示情報104に基づいて、音、または光を発する。
即ち、資産管理装置31は、資産の移動が許可されていない場合に、資産管理装置31を備える資産の持ち出しを防止することができる。
このように本実施の形態に係る資産管理装置31によれば、上述した各実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、資産管理装置31は、施錠機構の施錠状態を制御することによって、不正な(つまり、許可されていない)資産の移動を抑制することができる。
その理由は、資産管理装置31の施錠制御部32は、統括サーバ21から解除指示情報109を受信する。さらに、施錠制御部32は、受信した解除指示情報109に基づいて、施錠機構の施錠を解除することができるからである。
<第5の実施形態>
次に、上述した本発明の第4の実施形態に係る資産管理装置31を基本とする第5の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
図10は、本発明の第5の実施形態における資産管理装置41を含む資産管理システム40の構成を示すブロック図である。
図10において、資産管理装置41は、さらに、電源管理部42を有する点が第4の実施形態における資産管理装置31と異なる。
電源管理部42は、不図示の二次電池の残量(つまり、使用可能な電力)を監視すると共に、二次電池の残量が所定の閾値以下の場合に、二次電池の残量情報(残量情報111)を統括サーバ12に送信する。
より具体的に、電源管理部42は、所定の時間周期毎に二次電池(不図示)から電池残量を取得する。
尚、電源管理部42が二次電池から電池残量を取得する技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する(以下、各実施形態においても同様)。
さらに、電源管理部42は、取得した電池残量と所定の閾値とを比較する。電源管理部42は、電池残量と所定の閾値とを比較した結果、電池残量が閾値以下の場合に、資産管理装置41の管理IDと、電池残量が閾値以下であることを示す情報とを含む残量情報111を統括サーバ21に送信する。
即ち、電源管理部42は、資産管理装置41の管理IDと、電池残量が閾値以下であることを通知することができる。
統括サーバ21の管理情報制御部22は、電源管理部42から残量情報111を受信すると共に、受信した残量情報111に基づいて、資産管理情報23に電池残量情報を格納する。さらに、管理情報制御部22は、例えば、棚卸管理者に通知する。
尚、資産管理装置41は、資産管理装置41を備える資産が稼動している場合には、例えば、資産が有するUSB(Universal_Serial_Bus:以降、「USB」と称する)ポートから電源を供給されるように構成してもよいし、一般的に知られたAC(Alternating Current)アダプタから電源を供給されるように構成してもよい。
このように本実施の形態に係る資産管理装置41によれば、上述した各実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、資産管理装置41は、資産管理装置41を備える資産から電源が供給されない場合であっても、資産を効率よく管理することができる。
その理由は、資産管理装置41は、二次電池によって動作することができるからである。また、資産管理装置41の電源管理部42は、二次電池の残量が所定の閾値以下の場合に、二次電池の残量情報(残量情報111)を統括サーバ12に送信する。さらに、統括サーバ21は、残量情報111を受信すると共に、受信した残量情報111に基づいて、棚卸管理者に二次電池の残量を通知することができるからである。即ち、使用されていない資産であっても、棚卸管理者は、その資産の位置を特定することができると共に、棚卸を実施することができる。
尚、上述した各実施形態およびその実施例の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した実施形態及びその実施例により例示的に説明した本発明は、以下には限らない。即ち、
(付記1)
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報と該自装置の位置情報を含む第1の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信する発信部と、
通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知する通知部と、
を備えることを特徴とする資産管理装置。
(付記2)
前記発信部は、
前記第1の識別情報を発信した際に、前記第1の位置情報と異なる第2の位置情報を受信すると共に、前記第1の時間周期毎に前記第1の識別情報と該第2の位置情報とを発信することを特徴とする付記1に記載の資産管理装置。
(付記3)
施錠機構の施錠を解除するように要求する解除リクエスト情報を受信すると共に、受信した前記解除リクエスト情報を統括サーバに送信し、前記解除リクエスト情報のリプライとして前記施錠機構の施錠を解除するように指示する解除指示情報を受信した場合には、前記施錠機構の施錠を解除する施錠制御部を、さらに、含むことを特徴とする付記1または付記2に記載の資産管理装置。
(付記4)
所定の時間周期毎に二次電池から電池残量を取得すると共に、取得した前記電池残量と閾値とを比較し、前記電池残量と前記閾値とを比較した結果、前記電池残量が前記閾値以下の場合に、前記管理IDと前記電池残量が前記閾値以下であることを通知する電源管理部を、さらに、含むことを特徴とする付記1乃至付記3の何れかに記載の資産管理装置。
(付記5)
資産の情報を管理可能な前記統括サーバ、付記1乃至付記4の何れかに記載の資産管理装置、前記統括サーバと前記資産管理装置と通信可能な中継器、及び携帯端末装置、を含む資産管理システムであって、
前記中継器は、
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報を受信した際に、該中継器の位置情報を含む前記第2の位置情報を前記資産管理装置に送信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記統括サーバに送信し、
前記携帯端末装置は、
操作されるのに応じて、前記管理IDを含むリクエスト情報、または前記管理IDと前記資産の確認が終了したことを示す情報とを含む終了通知情報を前記統括サーバに送信し、前記統括サーバから前記管理IDと関連付けられた資産情報を受信した場合には、その資産情報を提示し、
前記統括サーバは、
前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信すると共に、受信した前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを資産管理情報に格納し、
前記リクエスト情報を受信した場合に、前記リクエスト情報の種別を判別した結果に応じて、前記資産管理装置には、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報と、通知を指示する通知指示情報と、施錠機構の施錠を解除するように指示する解除指示情報とを送信し、前記携帯端末装置には、前記管資産情報を送信し、
前記終了通知情報を受信した場合に、前記終了通知情報に基づいて、前記資産管理情報に前記資産の確認履歴を格納する管理情報制御部と、
を備える資産管理システム。
(付記6)
前記携帯端末装置は、
前記発信部に前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを第2の時間周期毎に発信するように要求する場合には、前記管理IDを含む発信リクエスト情報を送信し、
前記通知部に通知するように要求する場合には、前記管理IDを含む通知リクエスト情報を送信し、
前記資産情報を前記統括サーバに提示するように要求する場合には、前記管理IDを含む提示リクエスト情報を送信し、
前記施錠制御部に前記施錠機構の施錠を解除するように要求する場合には、前記管理IDを含む提示リクエスト情報を送信することを特徴とする付記5に記載の資産管理システム。
(付記7)
前記管理情報制御部は、
前記発信リクエスト情報を受信した場合には、前記管理IDに関連付けられた前記資産管理装置に前記発信指示情報を送信し、
前記通知リクエスト情報を受信した場合には、記管理IDに関連付けられた前記資産管理装置に前記通知指示情報を送信し、
前記提示リクエスト情報を受信した場合には、前記資産管理情報から前記管理IDに関連付けられた前記資産情報を求めると共に、その求めた資産情報を前記携帯端末装置に送信することを特徴とする付記5または付記6に記載の資産管理システム。
(付記8)
前記統括サーバは、
さらに、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信した際に、前記資産管理情報から前記第1の識別情報に含まれる前記管理IDに関連付けられた承認情報を求めると共に、求めた前記承認情報が不許可を示す場合に、前記資産管理装置に前記通知指示情報を送信することを特徴とする付記5乃至付記7の何れかに記載の資産管理システム。
(付記9)
前記資産管理情報は、
前記資産の名称と、前記資産の製造号機番号と、その外観情報と、使用者情報と、前記管理IDと、位置情報と、棚卸の実施履歴及び所在位置の履歴とが関連付けられた情報を含むことを特徴とする付記5乃至付記8の何れかに記載の資産管理システム。
(付記10)
資産管理装置が、
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報と該自装置の位置情報を含む第1の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第1の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信し、
通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知することを特徴とする資産管理方法。
(付記11)
前記資産管理装置が、
前記第1の識別情報を発信した際に、前記第1の位置情報と異なる第2の位置情報を受信すると共に、前記第1の時間周期毎に前記第1の識別情報と該第2の位置情報とを発信することを特徴とする付記10に記載の資産管理方法。
(付記12)
中継器が、
自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報を受信した際に、該中継器の位置情報を含む前記第2の位置情報を前記資産管理装置に送信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記統括サーバに送信し、
携帯端末装置が、
操作されるのに応じて、前記管理IDを含むリクエスト情報、または前記管理IDと前記資産の確認が終了したことを示す情報とを含む終了通知情報を前記統括サーバに送信し、前記統括サーバから前記管理IDと関連付けられた資産情報を受信した場合には、その資産情報を提示し、
統括サーバが、
前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信すると共に、受信した前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを資産管理情報に格納し、
前記リクエスト情報を受信した場合に、前記リクエスト情報の種別を判別した結果に応じて、前記資産管理装置には、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報と、通知を指示する通知指示情報と、施錠機構の施錠を解除するように指示する解除指示情報とを送信し、前記携帯端末装置には、前記管資産情報を送信し、
前記終了通知情報を受信した場合に、前記終了通知情報に基づいて、前記資産管理情報に前記資産の確認履歴を格納することを特徴とする付記10または付記11に記載の資産管理方法。
1 資産管理装置
2 発信部
3 通知部
4 記憶部
10 資産管理システム
11 資産管理装置
12 統括サーバ
13 中継器
14 携帯端末装置
15 発信部
16 管理情報制御部
17 資産管理情報
20 資産管理システム
21 管理情報制御部
22 資産管理情報
30 資産管理システム
31 資産管理装置
32 施錠制御部
40 資産管理システム
41 資産管理装置
42 電源管理部
101 第1の識別情報
102 第1の位置情報
103 発信指示情報
104 通知指示情報
105 第2の位置情報
106 提示リクエスト情報
107 発信リクエスト情報
108 通知リクエスト情報
109 解除指示情報
110 解除リクエスト情報
111 残量情報

Claims (7)

  1. 資産の情報を管理可能な統括サーバ、資産管理装置、前記統括サーバと前記資産管理装置と通信可能な中継器、及び携帯端末装置、を含む資産管理システムであって、
    前記資産管理装置は、
    自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報を発信した際に、該自装置の位置情報を含む第1の位置情報と異なる第2の位置情報を受信すると共に、前記第1の識別情報と該第2の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信する発信部と、
    通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知する通知部と、を備え
    前記中継器は、
    前記資産管理装置から前記第1の識別情報を受信した際に、該中継器の位置情報を含む前記第2の位置情報を前記資産管理装置に送信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記統括サーバに送信し、
    前記携帯端末装置は、
    操作されるのに応じて、前記管理IDを含むリクエスト情報、または前記管理IDと前記資産の確認が終了したことを示す情報とを含む終了通知情報を前記統括サーバに送信し、前記統括サーバから前記管理IDと関連付けられた資産情報を受信した場合には、その資産情報を提示し、
    前記統括サーバは、
    前記中継器から前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信すると共に、受信した前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを資産管理情報に格納し、
    前記リクエスト情報を受信した場合に、前記リクエスト情報の種別を判別した結果に応じて、前記資産管理装置には、前記発信指示情報と、前記通知指示情報と、施錠機構の施錠を解除するように指示する解除指示情報とを送信し、前記携帯端末装置には、前記資産情報を送信し、
    前記終了通知情報を受信した場合に、前記終了通知情報に基づいて、前記資産管理情報に前記資産の確認履歴を格納する管理情報制御部、を備え
    前記資産管理装置は、
    前記解除指示情報を受信した場合には、前記施錠機構の施錠を解除する施錠制御部を、さらに、含む
    資産管理システム。
  2. 前記携帯端末装置は、
    前記発信部に前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記第2の時間周期毎に発信するように要求する場合には、前記管理IDを含む発信リクエスト情報を送信し、
    前記通知部に通知するように要求する場合には、前記管理IDを含む通知リクエスト情報を送信し、
    前記資産情報を前記統括サーバに提示するように要求する場合には、前記管理IDを含む提示リクエスト情報を送信し、
    前記施錠制御部に前記施錠機構の施錠を解除するように要求する場合には、前記管理IDを含む解除リクエスト情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の資産管理システム。
  3. 前記管理情報制御部は、
    前記発信リクエスト情報を受信した場合には、前記管理IDに関連付けられた前記資産管理装置に前記発信指示情報を送信し、
    前記通知リクエスト情報を受信した場合には、記管理IDに関連付けられた前記資産管理装置に前記通知指示情報を送信し、
    前記提示リクエスト情報を受信した場合には、前記資産管理情報から前記管理IDに関連付けられた前記資産情報を求めると共に、その求めた資産情報を前記携帯端末装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の資産管理システム。
  4. 前記統括サーバは、
    さらに、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信した際に、前記資産管理情報から前記第1の識別情報に含まれる前記管理IDに関連付けられた承認情報を求めると共に、求めた前記承認情報が不許可を示す場合に、前記資産管理装置に前記通知指示情報を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の資産管理システム。
  5. 前記資産管理装置は、
    所定の時間周期毎に二次電池から電池残量を取得すると共に、取得した前記電池残量と閾値とを比較し、前記電池残量と前記閾値とを比較した結果、前記電池残量が前記閾値以下の場合に、前記管理IDと前記電池残量が前記閾値以下であることを通知する電源管理部を、さらに、含み、
    前記統括サーバは、
    前記資産管理装置からの通知に基づいて、人に前記二次電池の前記電池残量を通知することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の資産管理システム。
  6. 前記施錠制御部は、
    前記携帯端末装置から前記解除リクエスト情報を受信すると共に、受信した前記解除リクエスト情報を前記統括サーバに送信し、前記解除リクエスト情報のリプライとして前記解除指示情報を受信することを特徴とする請求項2に記載の資産管理システム。
  7. 資産管理装置が、
    自装置を識別可能な管理IDを含む第1の識別情報を発信した際に、該自装置の位置情報を含む第1の位置情報と異なる第2の位置情報を受信すると共に、前記第1の識別情報と該第2の位置情報とを第1の時間周期毎に発信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを発信するように指示する発信指示情報を受信した場合には、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを前記第1の時間周期と異なる第2の時間周期毎に発信し、
    通知を指示する通知指示情報を受信するのに応じて、人が判別可能な態様で通知し、
    中継器が、
    前記資産管理装置から前記第1の識別情報を受信した際に、該中継器の位置情報を含む前記第2の位置情報を前記資産管理装置に送信し、前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを統括サーバに送信し、
    携帯端末装置が、
    操作されるのに応じて、前記管理IDを含むリクエスト情報、または前記管理IDと前記資産の確認が終了したことを示す情報とを含む終了通知情報を前記統括サーバに送信し、前記統括サーバから前記管理IDと関連付けられた資産情報を受信した場合には、その資産情報を提示し、
    前記統括サーバが、
    前記中継器から前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを受信すると共に、受信した前記第1の識別情報と前記第2の位置情報とを資産管理情報に格納し、
    前記リクエスト情報を受信した場合に、前記リクエスト情報の種別を判別した結果に応じて、前記資産管理装置には、前記発信指示情報と、前記通知指示情報と、施錠機構の施錠を解除するように指示する解除指示情報とを送信し、前記携帯端末装置には、前記資産情報を送信し、
    前記終了通知情報を受信した場合に、前記終了通知情報に基づいて、前記資産管理情報に前記資産の確認履歴を格納し、
    前記資産管理装置が、
    前記解除指示情報を受信した場合には、前記施錠機構の施錠を解除することを特徴とする資産管理方法。
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