JP6114847B1 - スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 - Google Patents
スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6114847B1 JP6114847B1 JP2016018877A JP2016018877A JP6114847B1 JP 6114847 B1 JP6114847 B1 JP 6114847B1 JP 2016018877 A JP2016018877 A JP 2016018877A JP 2016018877 A JP2016018877 A JP 2016018877A JP 6114847 B1 JP6114847 B1 JP 6114847B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range
- yoke
- cylindrical
- serration
- punch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 50
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 13
- 235000010469 Glycine max Nutrition 0.000 abstract 1
- 244000068988 Glycine max Species 0.000 abstract 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010016275 Fear Diseases 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、絞り範囲の下端面はノックアウトスリーブ(下パンチ)に拘束された状態で、凹凸加工具が引き下げられるため、セレーションの成形に伴って絞り範囲には圧縮力が作用する。そうすると、特に、絞り範囲が薄肉円筒で長尺の場合には、絞り範囲に座屈が生じ、高精度のセレーションを成形することができないおそれがあった。
また、絞り範囲の外周と成形ダイスの内周との間の摩擦力が円周方向で不均一な場合には、絞り範囲を回転させる力が生じ、軸方向に対して捩られたセレーションが成形されるおそれや、凹凸加工具を支持するマンドレルが変形ないし破断するおそれがあった。
前記ヨークの内郭形状に対応した形状を具備する耳出しパンチと、
前記ヨークの外郭形状に対応した形状を具備するヨーク成形部と、前記ヨーク成形部になめらかに連なった据え込み部と、前記据え込み部になめらかに連なり前記円筒範囲の外径と略同じ内径を具備する等径部と、前記等径部にテーパー部を介してなめらかに連なり、前記円筒範囲の外径よりも小さい内径を具備するシゴキ部とが形成された成形ダイスと、
前記シゴキ部の内部に配置された円筒状のノックアウトパンチと、
前記セレーションの歯形に対応した形状を具備するセレーション成形工具と、
前記セレーション成形工具が先端に設けられ、前記ノックアウトパンチの内部を貫通したマンドレルと、
前記耳出しパンチを前記ヨーク成形部に侵入可能に昇降し、前記成形ダイスおよび前記ノックアウトパンチをそれぞれ昇降すると共に、前記マンドレルを昇降不可能に支持するダイセットと、を有することを特徴とする。
前記耳出しパンチは、前記ヨークの内郭形状に対応した形状を具備し、
前記成形ダイスは、前記ヨークの外郭形状に対応した形状のヨーク成形部と、前記ヨーク成形部になめらかに連なった据え込み部と、前記据え込み部になめらかに連なり前記円筒範囲の外径と略同じ内径を具備する等径部と、前記等径部にテーパー部を介してなめらかに連なり、前記円筒範囲の外径よりも小さい内径のシゴキ部とを具備し、
前記ノックアウトパンチは、前記シゴキ部の内部に配置された円筒部を具備し、
前記セレーション成形工具は、前記セレーションの歯形に対応した完全歯形部を具備し、
前記等径部の高さに前記セレーション成形工具が配置された状態で、前記素形材の前記円筒範囲を前記等径部に挿入して、前記円筒範囲の内部に前記セレーション成形工具を収容する第1工程と、
前記耳出しパンチを下降して、前記円柱範囲を前記ヨーク成形部に押し込みながら、前記円筒範囲を前記シゴキ部に押し出してシゴキ範囲を成形する第2工程と、
前記耳出しパンチをさらに下降して、前記円筒範囲を前記シゴキ部にさらに押し出し、前記シゴキ範囲の下端面を前記ノックアウトパンチの上端面に当接させると共に、前記円柱範囲を前記ヨーク成形部、前記据え込み部および前記セレーション成形工具に当接させて、前記円柱範囲に前記ヨークおよび据え込み範囲を成形する第3工程と、
前記耳出しパンチを前記ヨーク成形部から引き上げる第4工程と、
前記成形ダイスを上昇して、前記シゴキ範囲の内周に前記セレーションを成形する第5工程と、
前記ノックアウトパンチを上昇して、内周に前記セレーションが成形された前記シゴキ範囲を前記シゴキ部から押し出す第6工程と、を有することを特徴とする。
以下、まず、実施の形態1としてスリーブヨーク製造装置について説明し、その後、実施の形態2としてスリーブヨークの製造方法について説明する。
図1〜図3は本発明の実施の形態1に係るスリーブヨーク製造装置を説明するものであって、図1は全体を示す断面図、図2は一部(セレーション成形工具)を示す斜視図、図3は製造されるスリーブヨークを示す一部を断面にした斜視図である。
図3において、スリーブヨーク90は、素形材円柱範囲81および素形材円筒範囲82が形成された素形材80(図1参照)から成形されたものであって、一方の先端寄り(以下「上端部」と称す)にヨーク範囲91が形成され、ヨーク範囲91になめらかに連なって据え込み範囲92が形成され、据え込み範囲92になめらかに連なって筒状の増肉範囲93が形成され、増肉範囲93にテーパー範囲94を介してなめらかに連なってシゴキ範囲95が形成されている。なお、素形材円柱範囲81と素形材円筒範囲82との外径は等しくなっている。
ヨーク範囲91は、ヨーク間隙91bを空けて互いに対向した二股状のヨーク91aを具備している。
据え込み範囲92は、増肉範囲93寄りが略円形で、ヨーク91aに向かっては拡大し、ヨーク間隙91bに向かっては拡大することなく略円形を呈している。
そして、シゴキ範囲95の外径は、素形材80の外径よりも僅かに小さく、内周にセレーション97が形成されている。
増肉範囲93の外径はシゴキ範囲95の外径よりも僅かに大きく、また、内周には、セレーション97の山部に対応した凹凸(不完全歯形)96が成形されている。
図1において、スリーブヨーク製造装置100は、耳出しパンチ10、成形ダイス20、ノックアウトパンチ30、セレーション成形工具40が設置されたマンドレル50、およびこれらを支持するダイセット60を有している。以下それぞれについて説明する。
耳出しパンチ10は、スリーブヨーク90のヨーク範囲91の内郭形状に対応した形状を具備している。
ノックアウトパンチ30は、筒状の円筒部(ノックアウトパンチ30と同じ符号を付している)を具備し、円筒部は後記するダイスシゴキ部25の内部に昇降可能に配置されている。
なお、耳出しパンチ10を挟むようにストリップパンチ70が配置されているが、ストリップパンチ70を撤去してもよい。
成形ダイス20は、スリーブヨーク90のヨーク範囲91の外郭形状に対応した形状を具備するヨーク成形部(以下「ダイスヨーク成形部」と称す)21と、据え込み範囲92の外郭形状に対応した形状を具備する据え込み部(以下「ダイス据え込み部」と称す)22と、ダイス据え込み部22になめらかに連なった断面円形の等径部(以下「ダイス等径部」と称す)23と、ダイス等径部23にダイステーパー部24を介してなめらかに連なったシゴキ部(以下「ダイスシゴキ部」と称す)25とを有している、
なお、ダイス等径部23の内径は、素形材80の外径に略等しく(正確には僅かに大きく)、ダイスシゴキ部25の内径は、ダイス等径部23の内径よりも小さく、素形材80の外径よりも小さくなっている。また、ダイスヨーク成形部21とダイス据え込み部22との境界は明確なものではない。
なお、成形ダイス20は、主にダイスヨーク成形部21およびダイス等径部23を具備する上分割部分と、主にダイスシゴキ部25を具備する下分割部分とが合体したものであるが、本発明はこれに限定するものではなく、分割位置や分割数は限定するものではなく、また、分割しないものであってもよい。
図1および図2において、セレーション成形工具40は、セレーション97に対応した形状(歯形)の完全歯形部41を具備し、マンドレル50の先端に設けられている。そして、完全歯形部41のマンドレル50側(下端側に同じ)には、山径(外径)がテーパ状に徐々に小さくなる不完全歯形部42が形成され、完全歯形部41のマンドレル50とは反対側の面(以下「成形工具上端面」と称す)43は、円弧状の成形工具面取り部44を介して完全歯形部41に連なっている。
なお、ノックアウトパンチ30の円筒部(ノックアウトパンチ30と同じ符号を付している)の内径は、完全歯形部41の山径(外径)よりも大きく、セレーション成形工具40はノックアウトパンチ30の内部に侵入可能になっている(セレーション成形工具40は、ダイスシゴキ部25の内部に侵入可能である)。
図1において、ダイセット60は、図示しない油圧プレス機に設置されるものであって、耳出しパンチ10を昇降可能に支持する上パンチプレート61と、成形ダイス20を昇降可能に支持するダイスプレート62と、ノックアウトパンチ30を昇降可能に支持する下パンチプレート63と、マンドレル50を昇降不可能に支持する下固定プレート65とを有している。
そして、下パンチプレート63は、ダイスプレート62に設けられたダイスプレート貫通孔62aに侵入可能で、マンドレル50は、下パンチプレート63に設けられた下パンチプレート貫通孔63aを貫通している。
前記のように、スリーブヨーク製造装置100は、昇降可能な成形ダイス20およびノックアウトパンチ30と、昇降不可能なセレーション成形工具40が設置されたマンドレル50とを有し、後記するように、成形ダイス20を上昇することによって、シゴキ範囲95の内周にセレーション97を成形するから、シゴキ範囲95の座屈が防止され、高精度のセレーション97を成形することができる(これについては別途詳細に説明する)。
図4〜図7は本発明の実施の形態2に係るスリーブヨークの製造方法を説明するものであって、図4は各工程におけるスリーブヨーク製造装置の各部位の昇降を示すストローク−時間線図、図5の(a)は第1工程(S1)、図5の(b)は第2工程(S2)、図5の(c)は第3工程(S3)、図6の(a)は第4工程(S4)、図6の(b)および図6の(c)は第5工程、図7の(a)は第6工程、図7の(b)は第5工程の変形例、図7の(c)は第5工程の変形例、をそれぞれ示す断面図である。なお、図4には、ストローク−時間線図における各部位の位置(高さ)の理解を容易にするため、スリーブヨーク製造装置の全体を示す断面図(図1参照)を並べて記載する。
図4および図5の(a)において、素形材80を成形ダイス20に挿入する(S1)。
すなわち、ダイス等径部23の高さにセレーション成形工具40が配置された状態で、素形材円筒範囲82をダイス等径部23に挿入して、素形材円筒範囲82の内部にセレーション成形工具40を収容する。そして、耳出しパンチ10を下降して(図4に示す位置U1)、耳出しパンチ10の先端(下端)を素形材円柱範囲81の上端面に近接させる。
このとき、素形材円筒範囲82の外径はダイス等径部23の内径よりも僅かに小さく、素形材円筒範囲82の内径は、セレーション成形工具40の外径(完全歯形部41の山径)よりも大きく形成されているから、素形材80は容易に挿入され、素形材円筒範囲82の下端部はダイステーパー部24に当接する。
なお、以下の説明の便宜上、成形ダイス20の上端面と成形工具上端面43との距離を「ダイス初期間隔A」と、成形工具上端面43とノックアウトパンチ30の上端面との距離を「ノックアウトパンチ初期間隔B」とそれぞれ称す。
図4および図5の(b)において、耳出しパンチ10を下降して(図4に示す位置U2)、素形材円柱範囲81をダイスヨーク成形部21に押し込みながら、素形材円筒範囲82をダイスシゴキ部25に押し出す(S2)。
すなわち、ダイスシゴキ部25の内径は素形材円筒範囲82の外径より小さい(ダイス等径部23の内径よりも小さい)ため、素形材円筒範囲82の下端部寄りには、素形材円筒範囲82よりも外径の小さいシゴキ範囲95が形成される。なお、押し出しに際して、素形材円筒範囲82の内径も縮小するが、セレーション成形工具40の不完全歯形部42に当接することはないように、また、シゴキ範囲95の内径も縮小するが、マンドレル50の外径よりも大きくなるように、それぞれ設定されている。
図4および図5の(c)において、耳出しパンチ10をさらに下降して(図4に示す位置U3)、素形材円筒範囲82をダイスシゴキ部25にさらに押し出し、シゴキ範囲95の下端面をノックアウトパンチ30の上端面に当接させると共に、素形材円柱範囲81をダイスヨーク成形部21およびセレーション成形工具40に当接させて、素形材円柱範囲にヨーク範囲91を成形する(S3)。
このとき、ヨーク範囲91の下方は、ダイス据え込み部22およびセレーション成形工具40に押し付けられて据え込み範囲92が成形され、据え込み範囲92の下方は、ダイス等径部23およびダイステーパー部24に押し付けられて増肉範囲93が成形される(正確には、ノックアウトパンチ30も力を受けている)。
なお、第2工程はシゴキ範囲95の成形が顕著で、第3工程はヨーク範囲91等の成形が顕著であるタイミングとしているため、第2工程から第3工程への推移タイミングは明確でなく、図4に示す位置U2は模式的に示したものである。また、ヨーク範囲91等の成形が進むに従って成形荷重(図示しない)が増加するため、耳出しパンチ10の下降速度は一定でなく、図4に示す直線が曲線になったり、複数箇所で折れ曲がったりする。
図4および図6の(a)において、ヨーク範囲91および据え込み範囲92の成形が終了したところ(図4に示す位置U3)で、耳出しパンチ10を成形ダイス20の上方に引き上げる(S4、図4に示す位置U4)。
なお、第3工程において素形材円柱範囲81は後方に押し出されるため、ヨーク91aの先端は成形ダイス20の上方に突き出している。
図4、図6の(b)および図6(c)において、成形ダイス20を上昇して、シゴキ範囲95の内周にセレーション97を成形する(S5)。すなわち、第1工程から第4工程の間、位置D1にあった成形ダイス20を位置D5に持ち上げる。そうすると、ヨーク範囲91およびシゴキ範囲95等が成形された素形材80(セレーション97が成形されていないスリーブヨーク90に相当する)は成形ダイス20に把持された状態で持ち上げられ、一方、セレーション成形工具40の位置(高さ)は変わらない(位置C1に維持されている)。
そして、引き続いて、ダイスシゴキ部25がセレーション成形工具40の完全歯形部41の位置(高さ)にある間は、シゴキ範囲95は、外周をダイスシゴキ部25に拘束された状態で、内周に高精度のセレーション97が成形される。このとき、シゴキ範囲95の下端面は拘束されていない(フリーである)ため、セレーション97の成形によってシゴキ範囲95は下方に向かって延ばされる。
図4および図7の(a)において、ノックアウトパンチ30を上昇して(図4に示す位置K6)、内周にセレーション97が成形されたシゴキ範囲95をダイスシゴキ部25から押し出す(S6)。すなわち、ノックアウトパンチ30の上端面をダイスシゴキ部25の上端(あるいは、ダイステーパー部24)の位置(高さ)にする。そして、図示しないハンドリング装置によって、スリーブヨーク90を成形ダイス20から取り出す。
図4、図7の(b)および図7の(c)において、第6工程を迅速にするため、および成形ダイス20(特に、ダイスシゴキ部25)およびノックアウトパンチ30を小さく(短く)するため、第5工程において、成形ダイス20の上昇に合わせて、ノックアウトパンチ30を上昇させている(図4において破線にて示す)。このとき、ノックアウトパンチ30の上端面がシゴキ範囲95の下端面に当接しないようにしたり、当接しても、シゴキ範囲95を押し上げないようにしたりしている。
なお、図7の(b)は第5工程の途中であって、ノックアウトパンチ30は位置J1にまで上昇し、図7の(c)は第5工程の終了時であって、ノックアウトパンチ30は位置J2にまで上昇している。このため、第6工程においては、ノックアウトパンチ30の上昇量が少なくなるから、第6工程に要する時間は「ΔS6」で示す分だけ短縮される。
以上のように、本発明のスリーブヨーク製造装置100およびスリーブヨークの製造方法は、昇降可能な成形ダイス20およびノックアウトパンチ30と、昇降不可能なセレーション成形工具40が設置されたマンドレル50とを有し、成形ダイス20を昇降することによって、外周が拘束された状態でシゴキ範囲95にセレーション97を成形するから、シゴキ範囲95には軸方向の圧縮力が作用することがなく、座屈が防止され、高精度のセレーション97を成形することができる。
なお、以上、本発明を実施の形態1および実施の形態2をもとに説明した。この実施の形態1および実施の形態2は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
20 :成形ダイス
21 :ダイスヨーク成形部
22 :ダイス据え込み部
23 :ダイス等径部
24 :ダイステーパー部
25 :ダイスシゴキ部
30 :ノックアウトパンチ
40 :セレーション成形工具
41 :完全歯形部
42 :不完全歯形部
43 :成形工具上端面
44 :成形工具面取り部
50 :マンドレル
60 :ダイセット
61 :上パンチプレート
62 :ダイスプレート
62a:ダイスプレート貫通孔
63 :下パンチプレート
63a:下パンチプレート貫通孔
65 :下固定プレート
70 :ストリップパンチ
80 :素形材
81 :素形材円柱範囲
82 :素形材円筒範囲
90 :スリーブヨーク
91 :ヨーク範囲
91a:ヨーク
91b:ヨーク間隙
92 :据え込み範囲
93 :増肉範囲
94 :テーパー範囲
95 :シゴキ範囲
96 :凹凸(不完全歯形)
97 :セレーション
100 :スリーブヨーク製造装置
A :ダイス初期間隔
B :ノックアウトパンチ初期間隔
ΔA:ダイス上昇量
Claims (4)
- 円筒範囲と円柱範囲とを具備する素形材から、前記円筒範囲の内周にセレーションが形成されると共に前記円柱範囲にヨークが形成されるスリーブヨークを製造するスリーブヨーク製造装置であって、
前記ヨークの内郭形状に対応した形状を具備する耳出しパンチと、
前記ヨークの外郭形状に対応した形状を具備するヨーク成形部と、前記ヨーク成形部になめらかに連なった据え込み部と、前記据え込み部になめらかに連なり前記円筒範囲の外径と略同じ内径を具備する等径部と、前記等径部にテーパー部を介してなめらかに連なり、前記円筒範囲の外径よりも小さい内径を具備するシゴキ部とが形成された成形ダイスと、
前記シゴキ部の内部に配置された円筒状のノックアウトパンチと、
前記セレーションの歯形に対応した形状を具備するセレーション成形工具と、
前記セレーション成形工具が先端に設けられ、前記ノックアウトパンチの内部を貫通したマンドレルと、
前記耳出しパンチを前記ヨーク成形部に侵入可能に昇降し、前記成形ダイスおよび前記ノックアウトパンチをそれぞれ昇降すると共に、前記マンドレルを昇降不可能に支持するダイセットと、を有することを特徴とするスリーブヨーク製造装置。 - 円筒範囲と円柱範囲とを具備する素形材から、前記円筒範囲の内周にセレーションが形成されると共に前記円柱範囲にヨークが形成されるスリーブヨークを、昇降する耳出しパンチ、昇降する成形ダイス、昇降するノックアウトパンチおよび昇降不可能なセレーション成形工具を有するスリーブヨーク製造装置を用いて製造するスリーブヨークの製造方法であって、
前記耳出しパンチは、前記ヨークの内郭形状に対応した形状を具備し、
前記成形ダイスは、前記ヨークの外郭形状に対応した形状のヨーク成形部と、前記ヨーク成形部になめらかに連なった据え込み部と、前記据え込み部になめらかに連なり前記円筒範囲の外径と略同じ内径を具備する等径部と、前記等径部にテーパー部を介してなめらかに連なり、前記円筒範囲の外径よりも小さい内径のシゴキ部とを具備し、
前記ノックアウトパンチは、前記シゴキ部の内部に配置された円筒部を具備し、
前記セレーション成形工具は、前記セレーションの歯形に対応した完全歯形部を具備し、
前記等径部の高さに前記セレーション成形工具が配置された状態で、前記素形材の前記円筒範囲を前記等径部に挿入して、前記円筒範囲の内部に前記セレーション成形工具を収容する第1工程と、
前記耳出しパンチを下降して、前記円柱範囲を前記ヨーク成形部に押し込みながら、前記円筒範囲を前記シゴキ部に押し出してシゴキ範囲を成形する第2工程と、
前記耳出しパンチをさらに下降して、前記円筒範囲を前記シゴキ部にさらに押し出し、前記シゴキ範囲の下端面を前記ノックアウトパンチの上端面に当接させると共に、前記円柱範囲を前記ヨーク成形部、前記据え込み部および前記セレーション成形工具に当接させて、前記円柱範囲に前記ヨークおよび据え込み範囲を成形する第3工程と、
前記耳出しパンチを前記ヨーク成形部から引き上げる第4工程と、
前記成形ダイスを上昇して、前記シゴキ範囲の内周に前記セレーションを成形する第5工程と、
前記ノックアウトパンチを上昇して、内周に前記セレーションが成形された前記シゴキ範囲を前記シゴキ部から押し出す第6工程と、
を有することを特徴とするスリーブヨークの製造方法。 - 前記第3工程において、前記円柱範囲の一部が前記等径部に押し付けられ、増肉して増肉範囲が成形され、前記増肉範囲の内周が前記完全歯形部に押し付けられることを特徴とする請求項2記載のスリーブヨークの製造方法。
- 前記第5工程において、前記シゴキ範囲の下端面と前記ノックアウトパンチの上端面との間に隙間を空けて、前記ノックアウトパンチを上昇することを特徴とする請求項2または3記載のスリーブヨークの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018877A JP6114847B1 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018877A JP6114847B1 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6114847B1 true JP6114847B1 (ja) | 2017-04-12 |
JP2017136614A JP2017136614A (ja) | 2017-08-10 |
Family
ID=58666681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016018877A Active JP6114847B1 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6114847B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH102342A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Hamana Buhin Kogyo Kk | 軸継手用ヨーク及び軸継手用ヨークの製造方法 |
WO2008091134A1 (en) * | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Jin Beom Ko | Yoke manufacturing method |
-
2016
- 2016-02-03 JP JP2016018877A patent/JP6114847B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017136614A (ja) | 2017-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10086423B2 (en) | Method for forming a pressed component | |
JP5626500B1 (ja) | プレス成形方法 | |
US9968979B2 (en) | Method of forming a press-formed component and a die apparatus for forming a press-formed component | |
JPH0910883A (ja) | ギヤの成形方法 | |
US10092940B2 (en) | Method for forming a pressed component, method for manufacturing a pressed component, and die apparatus for forming a pressed component | |
JP6648624B2 (ja) | バーリング加工方法及びプレス成形装置 | |
JP6849212B2 (ja) | 金属製部材の製造方法 | |
KR20170084343A (ko) | 금속 단부 단면 외주의 가공 방법 및 그 가공 방법에 의해서 얻어지는 금속 부품과 타부재의 접합 방법 | |
JP2018530432A (ja) | リング状成形品の製造方法および製造設備 | |
JP2009172663A (ja) | 中空シャフトの内径スプライン成形方法および成形装置 | |
JP6114847B1 (ja) | スリーブヨーク製造装置およびスリーブヨークの製造方法 | |
JP6516126B2 (ja) | リング状焼結体のサイジング方法 | |
JP5080613B2 (ja) | プーリの成形方法 | |
JP5080359B2 (ja) | 中空歯形部品の製造方法 | |
JP2018118258A (ja) | 深絞り成形方法及び深絞り成形用ブランク材 | |
JP2007289989A (ja) | 増肉した曲げ部を有する物品の製造方法及びその製造装置 | |
JP5573389B2 (ja) | 歯車成形装置及び方法 | |
JP4609259B2 (ja) | ころ軸受用ころの製造方法 | |
JP2002235727A (ja) | 内面にセレーションを有する中空管とそのセレーション成形方法及びセレーション成形装置 | |
JP5969234B2 (ja) | 自動変速機のシリンダ部材製造方法 | |
JP2010064100A (ja) | 歯車の製造装置及び製造方法 | |
JP2010227988A (ja) | 鋼管の拡管成形方法および拡管成形装置 | |
JP4972136B2 (ja) | 円形断面を有する軸状の部材の外周面への段付け加工方法 | |
JP2005111557A (ja) | 金属管の冷間縮径プレス成形方法及びこれにより成形した金属管 | |
KR20150029344A (ko) | 버링부 가공장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6114847 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |