JP6114601B2 - インバータおよびその作動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、供給電源内に電気エネルギーを供給するためのインバータに関するものである。さらに、本発明は、このようなインバータの作動方法に関するものである。インバータは、直流電圧を交流電圧に変換するために使用される。この場合、特に太陽光発電の分野においては、できるだけ高い効率が要求される。
太陽光を電気エネルギーに変換するソーラー・モジュールは、はじめに直流を提供し、直流はエネルギー供給電源内に供給する前に交流に変換されなければならない。このために、例えば米国特許第6392907B1号に記載されているようなインバータが使用される。中間回路のコンデンサ内に蓄積された電気エネルギーは複数の半導体スイッチからなる直列回路を介して電源に供給される。この場合、いわゆる3レベル・インバータにおいて、電源の正の半波の間に有効電力を供給するために、例えばパルス幅変調(PWM)により実際に必要とされる電圧に近づけるべく、中間回路の中央電圧レベルとより高い正の電圧レベルとの間で往復して切換が行われる。電源の負の半波の間においては、この切換は中間回路の中央電圧レベルと負の電圧レベルとの間で行われる。電源内への供給は電源チョークを介して行われ、電源チョークを用いて、3つの電圧レベル間の急速切換により発生された交流電圧が平滑化される。このようにして、電源の各相に対して別々に、供給に適した交流電圧が発生される。
上で引用された米国特許第6392907B1号は、このようなインバータ内における急速切換過程によって発生する問題点を既に記載している。インバータは種々のダイオードおよび半導体スイッチを必要とし、これらのダイオードおよび半導体スイッチは、ある作動状態において、即ちダイオード内を流れる電流がダイオードの極性の反転により阻止方向に急速に遮断されたとき、破損の危険性が存在する。即ち、極性の反転直後の短い瞬間の間は、電荷担体がまだ阻止ゾーン内に存在しているので、ダイオードは阻止方向に導通している。リバース・リカバリ(Reverse−Recovery)とも呼ばれるこの効果のために、電流の時間的変化、つまりダイオードを介して存在する電圧の変化を制限することが必要である。このために、米国特許第6392907B1号においては、この課題を受け取る受動回路が提案される。
しかしながら、このような受動回路は、あらゆる作動状態に対して最適ではない。即ち、今日では、供給電源内に供給するために使用されるインバータにより、分散形供給エネルギー源の大部分においても供給電源の安定性を保証可能にするために、インバータが必要に応じて無効電力のある部分もまた供給可能であることが要求される。無効電力を供給するためのインバータの操作は有効電力を供給するための操作とは明らかに異なるので、リバース・リカバリ効果を回避するための受動的方法は、インバータの効率に関してもまた最適ではない。
米国特許第6392907B1号
本発明の課題は、各作動状態においてリバース・リカバリ効果を回避する可能性が存在する、供給電源内に有効電力および無効電力を選択的に供給するためのインバータを提供することである。
本発明の他の課題は、このようなインバータが有効電力の供給においてのみならず無効電力の供給においてもまた電気部品の破損が回避可能なように作動可能な方法を提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する装置によって解決される。有利な実施形態が、請求項1に対する従属請求項に記載されている特徴から得られる。
他の課題は、請求項7に記載の方法によって解決される。方法の有利な詳細は、請求項7に対する従属請求項から得られる。
供給電源内に有効電力および無効電力を選択的に供給するためのインバータは、直列に接続された2つの中間回路コンデンサを有し、2つの中間回路コンデンサの共通接続点が正の電圧レベルと負の電圧レベルとの間の中央電圧レベルを形成する。インバータは、さらに、それぞれ並列に接続された自由輪(フリーホイール)ダイオードを有する第1、第2、第3および第4の半導体スイッチを有し、第1、第2、第3および第4の半導体スイッチは直列にこの順序で正および負の電圧レベルの間に配置され、第2および第3の半導体スイッチの共通接続点はチョークを介して供給電源と結合されている。インバータは、さらに、直列に接続された第1および第2のダイオードを有し、第1および第2のダイオードの共通接続点は中央電圧レベルになり、および第1および第2のダイオードのそれぞれ第2の接続点は第1および第2の半導体スイッチの共通接続点ないしは第3および第4の半導体スイッチの共通接続点と結合されている。第1ないし第4の半導体スイッチの2つによって形成される共通接続点に追加のチョークが結合され、追加のチョークは追加の半導体スイッチによって切換可能な、自由輪電流を受け取るための通路を形成する。
このようなインバータの作動方法に従って、第2および第3の半導体スイッチの共通接続点が、供給電源内の電圧に対応する第1ないし第4の半導体スイッチの切換動作によって、中央電圧レベルと正の電圧レベルとの間でまたは中央電圧レベルと負の電圧レベルとの間で往復して切り換えられることにより、インバータが3点インバータとして作動され、この場合、第1ないし第4の半導体スイッチが追加の半導体スイッチの切換動作に伴って切り換えられ、これにより、共通接続点と結合された追加のチョークは一時的に発生した自由輪電流を受け取る。
このようにして、いわゆる自由輪電流が追加のチョークの1つによって受け取られ且つこのとき破損の危険性があるダイオードにおいてより緩慢な電位変化が行われることにより、第1ないし第4の半導体スイッチの危険な切換動作の前の適切な時間に、破損の危険性があるダイオードを介して印加された電圧の緩慢な変化の発生が保証可能である。即ち、有効電力または無効電力が供給されるかどうかとは無関係に、リバース・リカバリ効果が有効に阻止可能であり、且つ使用されるそれぞれの回路がそれぞれの作動状態に対して最適化可能であるので、インバータは概して良好な効率で作動可能である。
本発明のその他の利点並びに詳細は好ましい実施形態の図面による説明から得られる。
図1aは、有効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図1bは、有効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図1cは、有効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図1dは、有効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図2aは、無効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図2bは、無効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図2cは、無効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図2dは、無効電力を供給するためのインバータの部分回路を、このために必要な方法ステップと共に示す。 図3は、双方向半導体スイッチに対する代替形態を示す。 図4は、無効電力を供給するためのインバータの部分回路に対する第2の実施例を示す。 図5は、無効電力を供給するためのインバータの部分回路に対する第3の実施例を示す。 図6は、有効電力および無効電力の説明図を示す。
図1aにおいて(図1b−dにおいても同様に)、はじめに、3レベル・インバータの基本形態が理解される。直列に接続された2つの中間回路コンデンサC1、C2は、共通接続点が正の電圧レベル+Uzおよび負の電圧レベル−Uzの間の中央電圧レベル0Vを形成する。2つの該中間回路コンデンサC1、C2は中間回路を形成し、中間回路内に、接続されたソーラー・モジュールからの電気エネルギーを蓄積可能である。この場合、中央電圧レベル0Vは必ずしもグラウンド電位と等しくされなくてもよい。
正の電圧レベル+Uzと負の電圧レベル−Uzとの間に、それぞれ並列に接続された自由輪ダイオードを有する第1、第2、第3および第4の半導体スイッチS1、S2、S3、S4が直列に接続されている。
第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点SWPはチョークL1を介して供給電源Uacと結合されている。
直列に接続された2つの第1および第2のダイオードD1、D2の共通接続点は中央電圧レベル0Vと結合され、第1のダイオードD1の第2の接続点は第1および第2の半導体スイッチS1、S2の共通接続点と結合され、第2のダイオードD2の第2の接続点は第3および第4の半導体スイッチS3、S4の共通接続点と結合されている。
電源Uac内の正の半波の間に、スイッチS3およびS4の開放およびスイッチS2の閉鎖により並びにスイッチS1のサイクル作動により、第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点SWPにおいて、中央電圧レベル0Vと上部電圧レベル+Uzとの間で往復して切換が可能である。第1の半導体スイッチS1が閉鎖されているとき、第1のダイオードD1は阻止し且つ共通接続点SWPは正の電圧レベル+Uzになる。第1の半導体スイッチS1が開放されているとき、共通接続点SWPは第1のダイオードD1を介して中央電圧レベル0Vになる。この場合、第1の半導体スイッチS1の操作は例えばパルス幅変調(PWM)により行われ、これにより、時間平均において、チョークL1にほぼ正弦波の交流が設定され且つ電源に供給されるように電源電圧に追従する電圧が設定可能である。言い換えると、チョークL1は、第1の半導体スイッチS1がそれによりサイクル作動される高い切換周波数(PWM周波数、通常数kHz)をフィルタリングし且つ電源側で両方の電圧レベル0Vおよび+Uzの間の高速切換を正弦波電流経過に平滑化する。
それと全く同様に、電源電圧の負の半波の間に、開放されたスイッチS1、S2および閉鎖されたスイッチS3においてスイッチS4がPWMパターンに従ってサイクル作動されることにより、正弦波の電流経過が設定可能である。
上記のように、電源Uacの正の半波の間において第1の半導体スイッチS1がサイクル作動され、一方、第2の半導体スイッチS2は継続的に閉鎖されたままである。図1aにおいて、このとき、閉鎖された第1の半導体スイッチS1において、電流が正の電圧レベル+UzからチョークL1を介して電源内に流れることがわかる。正の電源電圧において、電流が正の電圧レベルから電源内に流れたとき、電流および電圧は同じ正負の符号を有し、電源内に有効電力が供給される。
図1bに、第1の半導体スイッチS1の開放後の状況が示されている。第1のチョークL1を通過する電流は、第1の半導体スイッチS1の開放の瞬間から自由輪電流として中央電圧レベル0Vから引き出され且つ第1のダイオードD1および第2の半導体スイッチS2を介して流れる。ここで次のステップにおいて単に第1の半導体スイッチS1を再び閉鎖したとき、第1のダイオードD1は直ちに阻止することなく、リバース・リカバリ効果のために、短い瞬間の間導通しているであろう。中央電圧レベル0Vと正の電圧レベル+Uzとの間の高い電圧差(典型的な太陽光発電装置においては数百V)により、ダイオードD1に過大な負荷が与えられるであろう。
ここで、さらに、図1aに(図1b−dにも同様に)、有効電力を供給する場合にリバース・リカバリ効果によるダイオードの過負荷を回避可能にする回路拡張が示されている。
このために、第1および第2の半導体スイッチS1、S2の共通接続点A12が第2のチョークL2と結合され、第2のチョークL2の第2の接続点は第3のダイオードD3を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第5の半導体スイッチS5を介して正の電圧レベル+Uzと結合されている。同様に、第3および第4の半導体スイッチS3、S4の共通接続点A34は第3のチョークL3と結合され、第3のチョークL3の第2の接続点は第4のダイオードD4を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第6の半導体スイッチS6を介して負の電圧レベル−Uzと結合されている。
図1bに示されているように、自由輪電流が中央電圧レベル0Vから第1のダイオードD1、第2の半導体スイッチS2および第1のチョークL1を介して電源Uac内に流れたとき、次のステップにおいて、スイッチS1は閉じられずに、はじめにそれまで開放されていた第5の半導体スイッチS5が閉鎖される。これにより、この瞬間に流れる自由輪電流は、図1cに示されているように、第2のチョークL2によって、第5の半導体スイッチS5を介して正の電圧レベル+Uzまで連続的に上昇する。したがって、第1および第2の半導体スイッチS1、S2の共通接続点A12は、次に第1の半導体スイッチS1が新たに閉鎖され且つ第5の半導体スイッチS5が再び開放される前に、既に再び正の電圧レベル+Uzにまたはその付近になる。
図1dに示されているように、次に、第3のダイオードD3を介して中央電圧レベル0Vから供給された次第に弱まる自由輪電流が第2のチョークL2を流れる。さらに、再び、電流が正の電圧レベル+Uzから電源内に流れたとき、サイクルが新たに開始される。
即ち、第1の半導体スイッチS1の新たな投入の前に、短時間の間追加の第5の半導体スイッチS5が閉鎖され、これにより、はじめに第1のダイオードD1を介して流れた自由輪電流が追加のチョークL2によって受け取られるであろうことが重要である。このチョークにより緩慢に上昇する電流は、共通接続点A12における電位の緩慢な上昇を形成し、したがって、第1の半導体スイッチS1の新たな閉鎖においてダイオードD1内のリバース・リカバリ効果を回避する。
電源Uacの負の半波の間のインバータの作動における条件および方法ステップは全く同様である。
はじめに、閉鎖された第4の半導体スイッチS4において電流は電源から負の電圧レベル−Uzに流れるが、有効電力は再び電源に供給される。第4の半導体スイッチS4の開放後に、自由輪電流は第2のダイオードD2を介して中央電圧レベル0Vに流れる。第4の半導体スイッチS4の新たな急速閉鎖はリバース・リカバリ効果により第2のダイオードD2に過大な負荷を与え得るので、はじめに第6の半導体スイッチS6が閉鎖され且つ自由輪電流は第3のチョークL3によって受け取られる。したがって、第4の半導体スイッチS4が閉鎖され且つ同時に第6の半導体スイッチS6が再び開放される前に、共通接続点A34は再び緩慢に負の電位−Uzに充電される。このとき、次第に弱まる自由輪電流を第4のダイオードD4を介して流すことが可能である。
図1a−1dには、有効電力の供給の間における状況が示されてきた。ここで、図2a−2dに、無効電力を供給するときの状況が示されている。無効電力の供給では、正の電源電圧において電流は電源Uacからインバータに流れ、負の電源電圧において電流はインバータから電源内に流れる。
無効電力の供給の間にインバータの他のダイオードにおいて破損の危険性があるので、この場合に対してもまた、他の回路拡張が必要である。「有効電力」および「無効電力」の両方の作動状態に対する3レベル・インバータの基本回路の拡張が、図をわかりやすくするために、図1a−dないしは2a−dに別々に示されているが、これらは1つの回路内に形成されるものであり、必要に応じて、回路拡張内に含まれている追加の半導体スイッチにより作動される。
無効電力の供給の間において自由輪電流を受け取るための特に簡単な回路拡張により、第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点SWPは第4のチョークL4と結合される。第4のチョークL4の第2の接続点は第7の半導体スイッチS7を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第5ないしは第6のダイオードD5、D6を介して正の電圧レベル+Uzないしは負の電圧レベル−Uzと結合される。ここで、第5および第6のダイオードは直列に且つ正および負の電圧レベル+Uz、−Uzの間で阻止方向(電流阻止方向)に接続されるように結合されている。
図1a−dと同様に、図2a−d内にインバータの操作が示され、この場合は電源Uacの負の半波の間における無効電力の供給の場合である。
電源Uacの負の半波の間に無効電力を供給するために、第1、第3および第4の半導体スイッチS1、S3、S4が開放され、第2の半導体スイッチS2がサイクル作動される。
図2aに示された第1のステップにおいて、電流はチョークL1を介して電源Uac内に流れ、一方このとき負の電位が支配している。この電流は中間回路の中央電位0Vから引き出され且つ第1のダイオードD1および閉鎖された第2の半導体スイッチS2を介して流れる。図2bに示す次のステップにおいて、第2の半導体スイッチS2が開放され、このとき自由輪電流が負の電位−Uzから第3ないしは第4の半導体スイッチS3、S4に並列に接続された自由輪ダイオードを介して引き出される。
この第2の過程の終わりに、共通接続点SWPは負の電圧レベル−Uzになる。ここで、他の手段なしに、第2の半導体スイッチS2が再び閉鎖され、したがって共通接続点SWPが確実に中央電圧レベル0Vに切り換えられたとき、第3および第4の半導体スイッチS3、S4の両方の自由輪ダイオードはリバース・リカバリ効果のために直ちに阻止可能ではなく、中央電圧レベル0Vと負の電圧レベル−Uzとの間の導通結合が存在するであろう。自由輪ダイオードは破損されるであろう。
したがって、図2cに示された第3のステップにおいて、はじめに、これまで開放されていた第7の半導体スイッチS7が閉鎖される。このとき、第1のチョークL1を通過する自由輪電流は緩慢に上昇するように第4のチョークL4により受け取られ且つ共通接続点SWPの電位は緩慢に中央電圧レベル0Vに上昇される。
このときにはじめて第2の半導体スイッチS2が再び閉鎖され且つ同時に第7の半導体スイッチS7が開放され、これにより、新たに電流が中央電位0Vから第1のダイオードD1および第2の半導体スイッチS2を介して流れる。さらに、負の電圧レベル−Uzから第6のダイオードD6を介して第4のチョークL4内を流れる電流は次第に弱まり且つ図2aに示された過程が新たに開始される。
電源Uac内の正の電位において無効電力を供給するためには、次のことが適用される。即ち、ここで電流は第1のチョークL1を通過してインバータ内に流れる。例えばPWM方法を介して必要な電圧を設定するために、第1、第2および第4の半導体スイッチS1、S2、S4は開放され、第3の半導体スイッチS3がサイクル作動される。第3の半導体スイッチS3を開放したのちの自由輪電流は第1および第2の半導体スイッチS1、S2の自由輪ダイオードを介して流れるので、共通接続点SWPは正の電圧レベル+Uzに充電される。第4のチョークL4を介して共通接続点SWPにおける電位の中央電圧レベル0Vへの緩慢な低下を達成させるために、第3の半導体スイッチS3の新たな閉鎖の前に第7の半導体スイッチS7が閉鎖される。このときにはじめて、第3の半導体スイッチS3が閉鎖され且つ同時に第7の半導体スイッチS7が開放され、第5のダイオードD5を介して正の電圧レベル+Uzから来る自由輪電流は第4のチョークL4内において次第に弱められ、サイクルが新たに開始される。
即ち、図1aないしは2aの回路拡張を備えた3レベル・インバータの基本回路が設けられた場合、この回路拡張の能動操作によってリバース・リカバリ効果によるダイオードの過負荷が回避可能であることにより、有効電力のみならず無効電力もまた電源内に供給可能なインバータが得られる。必要とされない、したがって操作されないそれぞれの拡張部分は作動しないので、これらがインバータの効率を不必要に悪化させることはない。
第7の半導体スイッチS7によって図2a−dの回路拡張が制御され、該第7の半導体スイッチS7は双方向スイッチとして形成されている。このために、図3に2つの異なる変更態様が与えられている。一方(上側の回路)においては、2つのMOSFETs S7′およびS7′′が反対方向に直列に接続されている。1つのスイッチのみが導通しているとき、全体スイッチはダイオードとして機能する。ダイオード特性をさらに改善するために、他方(下側の回路)においては、2つのMOSFETs S7′、S7′′の逆並列回路が使用され、MOSFETs S7′、S7′′はさらにそれぞれのMOSFETsの内部ボディー・ダイオードとは逆向きの1つのダイオードを直列に有している。
図4に、図2a−dに示した回路拡張に対する第1の代替態様が示されている。第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点SWPは第4のチョークL4と結合される。第4のチョークL4の第2の接続点は第8の半導体スイッチS8および第2のダイオードD2を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第9の半導体スイッチS9および第1のダイオードD1を介して中央電圧レベル0Vと結合されている。第4のチョークのこの第2の接続点はさらに第5のダイオードD5を介して正の電圧レベル+Uzと結合され、かつ第6のダイオードD6を介して負の電圧レベル−Uzと結合される。この場合、第5および第6のダイオードは正および負の電圧レベル+Uz、−Uzの間で直列に且つ阻止方向に接続されている。
無効電力の供給のためのこの代替回路拡張の操作は図2a−dの場合の操作と同様に行われる。ここで、第7の半導体スイッチS7の閉鎖後に第4のチョークL4内を通過する自由輪電流が中央電位0Vから直接引き出される間に、自由輪電流は、(電源Uacの負の半波の間においては)第1のダイオードD1、第9の半導体スイッチS9および第4のチョークL4を介して電源内に流れ、ないしは(電源Uacの正の半波の間においては)、第4のチョークL4、第8の半導体スイッチS8および第2のダイオードD2を介して電源から中央電位0Vに流れる。即ち、それに対応して、負の半波の間においては第9の半導体スイッチS9がサイクル作動され、正の半波の間においては第8の半導体スイッチS8がサイクル作動される。
図2a−dないしは図4に示した回路拡張に対する他の代替態様が図5に示されている。ここで、第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点SWPは第5のチョークL5および第6のチョークL6と結合される。この場合、第5のチョークL5の第2の接続点は第8の半導体スイッチS8および第2のダイオードD2を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第8のダイオードD8を介して正の電圧レベル+Uzと結合される。また、この場合、第6のチョークL6の第2の接続点は第9の半導体スイッチS9および第1のダイオードD1を介して中央電圧レベル0Vと結合され、かつ第9のダイオードD9を介して負の電圧レベル−Uzと結合されている。
図4の変更態様から出発して本質的に追加のチョークL4の二重形態から構成されているこの変更により、第8および第9の半導体スイッチS8、S9がMOSFETsとして形成されているとき、図4に示す回路拡張において与えられることがあるリバース・リカバリ効果による問題点が回避される。それに対応して、無効電力の供給における自由輪電流は、電源内の負の半波の間においては第1のダイオードD1、第9の半導体スイッチS9および第6のチョークL6を介して中央電位0Vから電源内に流れ、および正の半波の間においては第5のチョークL5、第8の半導体スイッチS8および第2のダイオードD2を介して電源から中央レベルに流れる。
図1a−dにおいて説明された、有効電力を供給するための回路拡張は、図2a−d、4または5において説明された、無効電力の供給のための回路拡張に対する代替態様と組み合わせられなければならないことを再度付記しておく。
図6は有効電力および無効電力の供給の関係を簡単に説明している。電源内の電流Iおよび電圧Uが同位相であるとき、有効電力のみが搬送される。しかしながら、電源内にインダクタンスないしはキャパシタンスが作用しているとき、電流Iおよび電圧Uは図6に示されているようにもはや同位相ではなく、特定の位相角だけ相互にシフトされている。通常相互のシフトのこの位相角は数度の大きさであるにすぎないので、比較的大きな範囲W内において電流および電圧は同じ正負符号を有している。しかしながら、範囲B内においては正負符号は異なり、即ちここではエネルギーの搬送方向が反転している。即ち、有効電力および無効電力が搬送される。即ち、図6の時間線図においては4つの異なる状態が検出され、これらの状態はそれぞれインバータの異なる作動方式を必要とする。はじめに、電源電圧Uの正の半波においては正の方向の電流が電源内に供給され(正の電力成分、ここでは有効電力と呼ばれる)、次に正の電源電圧において電流方向が反転され(負の電力成分、ここでは無効電力と呼ばれる)、その次に負の電源電圧において電流はさらに負の方向に電源から取り出され(正の電力成分)および最後に負の電源電圧において電流方向は再び反転される(負の電力成分)。各作動方式に対するインバータの全ての半導体スイッチのそれぞれの操作が上で説明されてきた。即ち、電源の1周期の間に、4つの全ての作動方式が前後して行われる。
半導体スイッチS1−S9として、例えば、MOSFETs、IGBTs、SiC−MOSFETsまたはSiC−JFETsが使用可能であり、これらは場合により別の自由輪ダイオードと対にされなければならない。
図1a−d、2a−d、4および5に示された全ての回路は、1つの電源位相内での供給に関するものである。多相電源に対しては、中間回路コンデンサ後の回路はそれに対応して複数に形成される。
A12 第1および第2の半導体スイッチS1、S2の共通接続点
A34 第3および第4の半導体スイッチS3、S4の共通接続点
B 電流および電圧の正負符号が異なる範囲
C1、C2 コンデンサ
D1−D6、D8、D9 ダイオード
I 電流
L1−L6 チョーク
S1−S9 半導体スイッチ
S7′、S7′′ MOSFETs
SWP 第2および第3の半導体スイッチS2、S3の共通接続点
t 時間
U 電圧
Uac 電源
+Uz 正の電圧レベル
−Uz 負の電圧レベル
W 電流および電圧の正負符号が同じ範囲
0V 中央電圧レベル

Claims (9)

  1. 直列に接続された2つの中間回路コンデンサ(C1、C2)であって、共通接続点が正の電圧レベル(+Uz)と負の電圧レベル(−Uz)との間の中央電圧レベル(0V)を形成する、2つの中間回路コンデンサ(C1、C2)と、
    それぞれ並列に接続された自由輪(フリーホイール)ダイオードを有する第1、第2、第3および第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)であって、第1、第2、第3および第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)は直列にこの順序で正および負の電圧レベルの間に配置され、第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)はチョーク(L1)を介して供給電源(Uac)と結合されている、第1、第2、第3および第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)と、
    直列に接続された第1および第2のダイオード(D1、D2)であって、第1および第2のダイオード(D1、D2)の共通接続点は中央電圧レベル(0V)になり、第1および第2のダイオード(D1、D2)のそれぞれ第2の接続点は第1および第2の半導体スイッチ(S1、S2)の共通接続点ないしは第3および第4の半導体スイッチ(S3、S4)の共通接続点と結合されている、該第1および第2のダイオード(D1、D2)と、
    を有する、供給電源内に有効電力および無効電力を選択的に供給するためのインバータにおいて、
    第1ないし第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)の2つによって形成される共通接続点(A12、SWP、A34)に追加のチョーク(L2、L3、L4、L5、L6)が結合され、追加のチョーク(L2、L3、L4、L5、L6)が追加の半導体スイッチ(S5、S6、S7、S8、S9)によって切換可能な、自由輪電流を受け取るための通路を形成することを特徴とするインバータ。
  2. 有効電力の供給の間に自由輪電流を受け取るために、第1および第2の半導体スイッチ(S1、S2)の共通接続点(A12)に第2のチョーク(L2)が結合され、第2のチョーク(L2)の第2の接続点は第3のダイオード(D3)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第5の半導体スイッチ(S5)を介して正の電圧レベル(+Uz)と結合されており、
    第3および第4の半導体スイッチ(S3、S4)の共通接続点(A34)に第3のチョーク(L3)が結合され、第3のチョーク(L3)の第2の接続点は第4のダイオード(D4)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第6の半導体スイッチ(S6)を介して負の電圧レベル(−Uz)と結合されていること、を特徴とする請求項1に記載のインバータ。
  3. 無効電力の供給の間に自由輪電流を受け取るために、第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)に第4のチョーク(L4)が結合され、第4のチョーク(L4)の第2の接続点は第7の半導体スイッチ(S7)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第5および第6のダイオード(D5、D6)を介して正の電圧レベル(+Uz)ないしは負の電圧レベル(−Uz)と結合され、第5および第6のダイオードは正および負の電圧レベル(+Uz、−Uz)の間で直列に且つ阻止方向に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ。
  4. 第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)に第4のチョーク(L4)が結合され、第4のチョーク(L4)の第2の接続点は第8の半導体スイッチ(S8)および第2のダイオード(D2)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第9の半導体スイッチ(S9)および第1のダイオード(D1)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、さらに、第5ないしは第6のダイオード(D5、D6)を介して正の電圧レベル(+Uz)ないしは負の電圧レベル(−Uz)と結合され、第5および第6のダイオードは正および負の電圧レベル(+Uz、−Uz)の間で直列に且つ阻止方向に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ。
  5. 第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)が第5のチョーク(L5)および第6のチョーク(L6)と結合され、第5のチョーク(L5)の第2の接続点は第8の半導体スイッチ(S8)および第2のダイオード(D2)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第8のダイオード(D8)を介して正の電圧レベル(+Uz)と結合され、第6のチョーク(L6)の第2の接続点は第9の半導体スイッチ(S9)および第1のダイオード(D1)を介して中央電圧レベル(0V)と結合され、かつ第9のダイオード(D9)を介して負の電圧レベル(−Uz)と結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ。
  6. 中間回路コンデンサ(C1、C2)に太陽光発電装置から給電されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインバータ。
  7. 第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)が、供給電源(Uac)の電圧に対応する第1ないし第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)の切換動作によって、中央電圧レベル(0V)と正の電圧レベル(+Uz)との間でまたは中央電圧レベル(0V)と負の電圧レベル(−Uz)との間で往復して切り換えられることにより、インバータが3点インバータとして作動される、請求項1ないし6のいずれかに記載のインバータの作動方法において、
    第1ないし第4の半導体スイッチ(S1、S2、S3、S4)が追加の半導体スイッチ(S5、S6、S7、S8、S9)の切換動作に伴って切り換えられ、これにより、共通接続点(A12、SWP、A34)と結合された追加のチョーク(L2、L3、L4、L5、L6)が一時的に発生した自由輪電流を受け取ることを特徴とするインバータの作動方法。
  8. 電源(Uac)内に有効電力を供給するために、
    電源(Uac)の正の半波の間に、第2の半導体スイッチ(S2)が継続して閉鎖されたままの間において第1の半導体スイッチ(S1)がサイクル作動され、これにより、第1の半導体スイッチ(S1)の開放後に自由輪電流が中央電圧レベル(0V)から第1のダイオード(D1)および第2の半導体スイッチ(S2)を介して流れ、第1の半導体スイッチ(S1)の新たな閉鎖の前に第5の半導体スイッチ(S5)が閉鎖され、これにより、この瞬間に第5の半導体スイッチ(S5)を介して正の電圧レベル(+Uz)から流れた自由輪電流が第2のチョーク(L2)によって連続的に上昇するように受け取られるので、第1の半導体スイッチ(S1)が新たに閉鎖され且つ第5の半導体スイッチ(S5)が再び開放されたときには、第1および第2の半導体スイッチ(S1、S2)の共通接続点(A12)は既に再び正の電圧レベル(+Uz)になり、
    電源(Uac)の負の半波の間に、第3の半導体スイッチ(S3)が継続して閉鎖されたままの間において第4の半導体スイッチ(S4)がサイクル作動され、これにより、第4の半導体スイッチ(S4)の開放後に自由輪電流が中央電圧レベル(0V)から第2のダイオード(D2)および第3の半導体スイッチ(S3)を介して流れ、第4の半導体スイッチ(S4)の新たな閉鎖の前に第6の半導体スイッチ(S6)が閉鎖され、これにより、この瞬間に第6の半導体スイッチ(S6)を介して負の電圧レベル(−Uz)から流れた自由輪電流が第3のチョーク(L3)によって連続的に上昇するように受け取られるので、第4の半導体スイッチ(S4)が新たに閉鎖され且つ第6の半導体スイッチ(S6)が再び開放されたときには、第3および第4の半導体スイッチ(S3、S4)の共通接続点(A34)は既に再び負の電圧レベル(−Uz)になること、を特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 電源(Uac)内に無効電力を供給するために、
    電源(Uac)の負の半波の間に、開放された第1の半導体スイッチ(S1)において第2の半導体スイッチ(S2)がサイクル作動され、これにより、閉鎖された第2の半導体スイッチ(S2)において電流が中央電圧レベル(0V)から第1のダイオード(D1)、第2の半導体スイッチ(S2)および第1のチョーク(L1)を介して電源(Uac)内に流れ、第2の半導体スイッチ(S2)の開放後に自由輪電流が第3および第4の半導体スイッチ(S3、S4)にそれぞれ並列に接続された自由輪ダイオードを介して流れ、第2の半導体スイッチ(S2)の新たな閉鎖の前に追加の半導体スイッチ(S7、S9)の1つが閉鎖され、これにより、この瞬間に流れた自由輪電流が第2および第3の半導体スイッチング素子(S2、S3)の共通接続点と結合された追加のチョーク(L4、L5)の1つによって連続的に上昇するように中央電圧レベル(0V)から受け取られるので、第2の半導体スイッチ(S2)が新たに閉鎖され且つ追加の半導体スイッチ(S7、S9)が再び開放されたときには、第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)は既に再び中央電圧レベル(0V)になり、
    電源(Uac)の正の半波の間に、開放された第4の半導体スイッチ(S4)において第3の半導体スイッチ(S3)がサイクル作動され、これにより、閉鎖された第3の半導体スイッチ(S3)において電流が中央電圧レベル(0V)から第2のダイオード(D2)、第3の半導体スイッチ(S3)および第1のチョーク(L1)を介して電源(Uac)内に流れ、第3の半導体スイッチ(S3)の開放後に自由輪電流が第1および第2の半導体スイッチ(S1、S2)にそれぞれ並列に接続された自由輪ダイオードを介して流れ、第3の半導体スイッチ(S3)の新たな閉鎖の前に追加の半導体スイッチ(S7、S8)の1つが閉鎖され、これにより、この瞬間に流れた自由輪電流が第2および第3の半導体スイッチング素子(S2、S3)の共通接続点と結合された追加のチョーク(L4、L6)の1つによって連続的に上昇するように中央電圧レベル(0V)から受け取られるので、第3の半導体スイッチ(S3)が新たに閉鎖され且つ追加の半導体スイッチ(S7、S8)が再び開放されたときには、第2および第3の半導体スイッチ(S2、S3)の共通接続点(SWP)は既に再び中央電圧レベル(0V)になること、を特徴とする請求項7に記載の方法。
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