JP6114477B2 - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ加硫装置に関する。
従来、成形機で成形された生タイヤは、加硫装置により加硫成形される。たとえば特許文献1には、生タイヤの肉厚部を重点的に加熱するために生タイヤの内側において移動可能に取り付けられた発熱手段を有する中心機構が開示されている。
特許第4387047号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、生タイヤの内面に対して局所的な加熱を行う加熱手段を移動可能に備えているので、生タイヤに対して加熱ムラが生じる虞がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、生タイヤに対する加熱ムラの少ないタイヤ加硫装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、生タイヤを支持するビードリングと、前記ビードリングに支持された前記生タイヤの内側から、前記生タイヤのトレッド幅方向に異なる放射熱量で放射熱により前記生タイヤの加熱を行う加熱部と、を備え、前記加熱部が、前記トレッド幅方向に並べて配され放射熱量が互いに異なるように独立して制御可能な複数の放射体を有するタイヤ加硫装置である。
上記態様のタイヤ加硫装置は、生タイヤのトレッド幅方向に異なる放射熱量で放射熱により生タイヤを加熱するので、ゴム種、厚さ、あるいは形状に応じて最適な熱量を生タイヤのトレッド幅方向において連続的に生タイヤに付与することができる。
また、複数の放射体からの放射熱量をそれぞれ変更可能であるので、ゴム種、厚さ、あるいは形状が異なる複数種類の生タイヤに対して均一な熱量を付与することができる。
本発明によれば、生タイヤに対する加熱ムラの少ないタイヤ加硫装置を提供することができる。
本発明の参考例のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。 参考例の変形例のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。 本発明の実施形態のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。 同実施形態のタイヤ加硫装置のヒータを示す斜視図である。
参考例
本発明の参考例について説明する。図1は、本参考例のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。
図1に示す本参考例のタイヤ加硫装置1は、タイヤモールド2と、ブラダ10と、中心機構14と、モールド固定機構17と、モールド昇降機構18と、タイヤ加熱機構20とを備える。
タイヤモールド2は、上サイドモールド3と、下サイドモールド4と、上ビードリング5と、下ビードリング6と、トレッドモールド7とを有している。
上サイドモールド3及び下サイドモールド4は、タイヤ30の両サイドウォール32を成形するための金型である。上サイドモールド3はモールド昇降機構18に取り付けられている。下サイドモールド4はモールド固定機構17に取り付けられている。
上ビードリング5及び下ビードリング6は、タイヤ30の両ビード33を成形するための金型である。
トレッドモールド7は、トレッドセグメント8と、スライドセグメント9とを有している。
トレッドセグメント8は、生タイヤ30Xのトレッド部31に対してトレッドパターンを転写する金型である。
スライドセグメント9は、タイヤ30の径方向にトレッドセグメント8が移動可能となるようにトレッドセグメント8を保持する。スライドセグメント9は、モールド昇降機構18に連結されている。
なお、タイヤモールド2の構成は上記の構成には限定されない。たとえば、タイヤモールド2の構成は、生産されるタイヤの形状等に対応して適宜選択されてよい。
ブラダ10は、タイヤ加硫装置1の使用時にタイヤモールド2内に配される生タイヤ30Xを内側からタイヤモールド2に押し付けるための中空部材である。ブラダ10は、本参考例のタイヤ加硫装置1により加硫成形されるタイヤ30の内面形状に対応した形状を有する本体部11と、中心機構14に連結される上部クランプ部12及び下部クランプ部13とを有している。ブラダ10の内部に高温蒸気等の気体が充填されることにより、ブラダ10が生タイヤ30Xを内面から押圧するとともに、高温蒸気の熱がブラダ10を介して生タイヤ30Xの内面に伝わる。
なお、ブラダ10の構成は上記の構成には限定されない。
中心機構14は、ブラダ10の上部クランプ部12及び下部クランプ部13に連結された一対のブラダクランプリング15と、一対のブラダクランプリング15に連結されたセンターポスト16とを備えている。中心機構14は、センターポスト16の中心線16a方向に一対のブラダクランプリング15を相対移動させることにより、ブラダ10が生タイヤ30Xに挿脱可能となるようにブラダ10を変形させる。
なお、中心機構14の構成は上記の構成には限定されない。
モールド固定機構17は、中心機構14及び下サイドモールド4を支持することが可能な公知の構成が適宜選択されてよい。
モールド昇降機構18は、上サイドモールド3及びトレッドモールド7を、下サイドモールド4に対して、センターポスト16の中心線16a方向へと進退移動させる。また、本参考例では、モールド昇降機構18がトレッドモールド7をモールド固定機構17に近づけるのに従ってトレッドモールド7のスライドセグメント9がセンターポスト16側へと移動する。
なお、モールド昇降機構18の構成は上記の構成には限定されない。
タイヤ加熱機構20は、上サイドモールド3、下サイドモールド4、及びトレッドモールド7を介して生タイヤ30Xの外面30a側から生タイヤ30Xを加熱する外部加熱機構21と、センターポスト16に取り付けられ生タイヤ30Xの内面30b側から生タイヤ30Xを加熱する内部加熱機構22とを有している。
外部加熱機構21は、例えば高温蒸気の流路を有し、高温蒸気の熱により生タイヤ30Xを外側から加熱する。なお、外部加熱機構21の構成は上記の構成には限定されない。
内部加熱機構22は、センターポスト16に取り付けられたヒータ23(加熱部)と、ヒータ23に対して電力を供給する配線25とを有している。
ヒータ23は、上下のビードリング5,6に支持された生タイヤ30Xの内側から、生タイヤ30Xのトレッド幅方向A1に異なる放射熱量で放射熱により生タイヤ30Xの加熱を行う。本参考例ではヒータ23はブラダ10を介して生タイヤ30Xの加熱を行う。なお、ブラダ10を備えないタイヤ加硫装置1である場合には、ヒータ23が生タイヤ30Xの内側から生タイヤ30Xを直接加熱してもよい。
ヒータ23には、生タイヤ30Xの内面30bに向けて放射熱を発する放射面24が形成されている。ヒータ23が発する熱は、主に放射面24の法線方向へと放射される。本参考例ではタイヤ30のゴム種、厚さ、あるいは形状に対応してヒータ23の放射面24が構成されている。
たとえば、ヒータ23の放射面24は、生タイヤ30Xの全体を均一に加熱するために相対的に多く加熱する必要がある領域に向けられている。一例を挙げると、ヒータ23の放射面24は、生タイヤ30Xのゴム厚が厚い部位に対してゴム厚が薄い部位よりも多くの放射熱を伝達するように、ゴム厚が厚い部位に向けられた面24aを有する。
また、放射面24の構成は上記には限られない。放射面24の構成の別の例としては、ヒータ23の放射面24は、生タイヤ30Xのゴム種が部位に応じて異なっている場合、加硫温度が高いゴム種により構成される部位に対して、加硫温度が低いゴム種により構成される部位よりも多くの放射熱を伝達するように、加硫温度が高いゴム種により構成される部位に向けられた面を有する。
さらに別の例としては、ヒータ23の放射面24は、生タイヤ30Xの大きさに対応して、ヒータ23から遠い位置にある部位に対して、ヒータ23から近い位置にある部位よりも多くの放射熱を伝達するように、ヒータ23と生タイヤ30Xの内面30bとの距離に応じて規定された面を有する。
ヒータ23の形状は、上記の放射面24を有していれば特に限定されない。ヒータ23の形状の一例として、たとえば、ヒータ23は、タイヤモールド2内に生タイヤ30Xが配された状態における生タイヤ30Xのトレッド幅方向A1に長い略棒状をなしている。
具体的には、ヒータ23は、上記のトレッド幅方向A1に延びる直線(本参考例ではセンターポスト16の中心線16a)を中心とした回転体形状をなしている。さらに、ヒータ23は、センターポスト16の中心線16a方向における中間部23aが小径であり、センターポスト16の中心線16a方向において上ビードリング5に近い端23b及び下ビードリング6に近い端23cが中間部23aよりも大径である。また、ヒータ23における上記の中間部23aから両端23b,23cへ向かって、ヒータ23の径は漸次大径となっている。上記の例におけるヒータ23の放射面24は、センターポスト16の中心線16aを中心とした回転体の外周面からなる。ヒータ23の放射面24は、タイヤモールド2内に生タイヤ30Xが配された状態における生タイヤ30Xの径方向内側(すなわち本参考例ではセンターポスト16の中心線16a側)に向かって凸となる曲面を構成するように、円柱の外周面の中間部がその中心線方向に向かって全周に亘って窪んだような形状をなす曲面からなる。
ヒータ23には、電力の供給を受けて発熱する公知の発熱方式が適宜選択されて適用されてよい。すなわち、本参考例のヒータ23として、赤外線ヒータ、セラミックヒータ、カーボンヒータ等が採用されてよい。ヒータ23からの放射熱の波長は、ブラダ10の吸収波長特性に対応し、ブラダ10を効率よく加熱できる波長であることが好ましい。
配線25は、センターポスト16の内部に配され、ヒータ23と電源(不図示)とを接続する。
参考例のタイヤ加硫装置1の作用について説明する。
参考例のタイヤ加硫装置1の使用時には、図1に示すように、生タイヤ30Xの内部にブラダ10及びヒータ23が配された状態で生タイヤ30Xが下サイドモールド3に載置される。さらに、トレッドモールド7及び上サイドモールド3が生タイヤ30Xの外面30aを覆うように取り付けられる。
タイヤモールド2が全閉じ状態とされた後、外部加熱機構21が、上サイドモールド3、下サイドモールド4、及びトレッドモールド7を介して生タイヤ30Xの外面30aから生タイヤ30Xを加熱する。さらに、ブラダ10内に高温蒸気等の気体を供給して進展させ、ブラダ10によって生タイヤ30Xの外面30aをタイヤモールド2の内面に押し付ける。ブラダ10の内部の高温蒸気等の熱により生タイヤ30Xの内面30bから生タイヤ30Xが加熱される。
さらに本参考例では、内部加熱機構22のヒータ23に対して電力が供給され、ヒータ23の放射面24から放射される放射熱によりブラダ10を介して生タイヤ30Xの内面30bから生タイヤ30Xをさらに加熱する。
ブラダ10の内部に充填される高温蒸気等は、ブラダ10の内面を略均一に加熱するようにブラダ10内を流動する。これに対して、ヒータ23は、ヒータ23の放射面24によって規定された所定の方向へと放射熱を伝達する。高温蒸気等による生タイヤ30Xの加熱及びヒータ23による生タイヤ30Xの加熱によって、生タイヤ30Xの全体を均一に加熱するために相対的に多く加熱する必要がある領域が加熱される。
なお、ブラダ10の内部に充填される気体が高温水蒸気でなくてもよい。この場合は、ブラダ10の内部に充填される気体(たとえば窒素などの不活性ガス)によって加圧を行うとともに、ヒータ23によってブラダ10を加熱することにより、生タイヤ30Xを加熱できる。
高温蒸気等及びヒータ23、並びに外部加熱機構21により、生タイヤ30Xはタイヤモールド2内で加硫成形される。
以上に説明したように、本参考例のタイヤ加硫装置1によれば、内部加熱機構22のヒータ23が生タイヤ30Xの内面30bをトレッド幅方向A1に連続的に加熱するので、生タイヤ30Xに対する加熱ムラの少ない状態でタイヤ30を加硫成形することができる。
また、本参考例ではヒータ23の放射面24が曲面であるので、生タイヤ30Xのトレッド幅方向A1及び生タイヤ30Xの周方向において、生タイヤ30Xのゴム種、厚さ、あるいは形状に対応して生タイヤ30Xの内面30bに対して連続的に放射熱を伝えることができる。
また、本参考例のタイヤ加硫装置1のヒータ23における中心線方向の中間部から両端へ向かってヒータ23の径が漸次大径となっているので、ヒータ23の放射面24は生タイヤ30Xのトレッド部31に、生タイヤ30Xのサイドウォール32よりも相対的に多くの熱を付与することができる。
(変形例)
次に、上記参考例の変形例について説明する。図2は、本変形例のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。
図2に示すように、本変形例では、上記のヒータ23(図1参照)とは形状が異なるヒータ23Aを、上記のヒータ23に代えて備えている。
本変形例のヒータ23Aは、タイヤモールド2内に生タイヤ30Xが配された状態における生タイヤ30Xのトレッド幅方向A1に長い略紡錘形をなしている。具体的には、ヒータ23Aは、センターポスト16の中心線16aを中心とした紡錘形をなしている。すなわち、ヒータ23Aは、センターポスト16の中心線16a方向における中間部23aAが大径であり、センターポスト16の中心線16a方向において上ビードリング5に近い端23bA及び下ビードリング6に近い端23cAが中間部23aAよりも小径である。また、ヒータ23Aにおける上記の中間部23aAから両端23bA,23cAへ向かって、ヒータ23Aの径は漸次小径となっている。本変形例におけるヒータ23Aの放射面24Aは、センターポスト16の中心線16aを中心とした紡錘状のヒータ23Aの外周面からなる。ヒータ23Aの放射面24Aは、タイヤモールド2内に生タイヤ30Xが配された状態における生タイヤ30Xの径方向外側に向かって凸となるように、円柱の外周面の中間部がその中心線と反対方向に向かって全周に亘って膨らんだような形状をなす曲面からなる。
本変形例におけるヒータ23Aは、生タイヤ30Xの両サイドウォール32及びトレッド部31の内面に対して略均等に放射熱を放射することができる。
(実施形態)
本発明の実施形態について説明する。図3は、本実施形態のタイヤ加硫装置を示す部分断面図である。図4は、本実施形態のタイヤ加硫装置のヒータを示す斜視図である。
図3に示す本実施形態のタイヤ加硫装置1は、上記第1実施形態に開示された内部加熱機構22とは構成が異なる内部加熱機構22Bを、第1実施形態に開示された内部加熱機構22に代えて備えている。
内部加熱機構22Bは、図4に示すように複数のヒータ(放射体)23B(本実施形態では第一ヒータ23B1,第二ヒータ23B2,第三ヒータ23B3,第四ヒータ23B4,及び第五ヒータ23B5)と、複数のヒータ23Bに対する発熱状態の制御を行う不図示の制御部とを有する。
複数のヒータ23Bは、互いに独立して発熱制御される。複数のヒータ23Bは、図3に示すように、タイヤモールド2内に生タイヤ30Xが配された状態における生タイヤ30Xのトレッド幅方向A1に並べて設けられている。本実施形態では、複数のヒータ23Bは、センターポスト16の中心線16aと同軸上に並べられている。複数のヒータ23Bは、それぞれ、センターポスト16の中心線16aを中心とした円柱の外面からなる放射面24B(第一放射面24B1,第二放射面24B2,第三放射面24B3,第四放射面24B4,第五放射面24B5)を有している。
本実施形態では、第一ヒータ23B1,第二ヒータ23B2,第三ヒータ23B3,第四ヒータ23B4,第五ヒータ23B5における発熱状態を不図示の制御部により制御することにより、上記参考例及びその変形例に開示されたヒータ23及びヒータ23Aと同様の効果を奏する。また、本実施形態ではタイヤ30のトレッド幅方向A1において非対称な構成をなすタイヤ30に対しても好適な放射熱量を容易に設定可能である。
本発明は、タイヤを加硫成形する装置に利用できる。
1 タイヤ加硫装置
2 タイヤモールド
3 上サイドモールド
4 下サイドモールド
5 上ビードリング
6 下ビードリング
7 トレッドモールド
8 トレッドセグメント
9 スライドセグメント
10 ブラダ
11 本体部
12 上部クランプ部
13 下部クランプ部
14 中心機構
15 ブラダクランプリング
16 センターポスト
17 モールド固定機構
18 モールド昇降機構
20 タイヤ加熱機構
21 外部加熱機構
22 内部加熱機構
22B 内部加熱機構
23,23A,23B ヒータ
23B1 第一ヒータ
23B2 第二ヒータ
23B3 第三ヒータ
23B4 第四ヒータ
23B5 第五ヒータ
24,24A,24B 放射面
24B1 第一放射面
24B2 第二放射面
24B3 第三放射面
24B4 第四放射面
24B5 第五放射面
25 配線
30 タイヤ
30X 生タイヤ
31 トレッド部
32 サイドウォール
33 ビード

Claims (1)

  1. 生タイヤを支持するビードリングと、
    前記ビードリングに支持された前記生タイヤの内側から、前記生タイヤのトレッド幅方向に異なる放射熱量で放射熱により前記生タイヤの加熱を行う加熱部と、
    を備え
    前記加熱部が、前記トレッド幅方向に並べて配され放射熱量が互いに異なるように独立して制御可能な複数の放射体を有することを特徴とするタイヤ加硫装置。
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