JP6114372B1 - 燃料電池のスタック構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池セルを安定的に支持可能なスタック構造体を、提供する。【解決手段】燃料電池のスタック構造体1は、セル100と、マニホールド200とを、備えている。セル100は、発電素子部Aと、支持基板10と、1対の突出部20とを、有する。1対の突出部20は、支持基板10の幅方向における支持基板10の両端部に、各別に設けられる。マニホールド200は、開口を有する本体部210と、開口を塞ぐ蓋部220とを、有する。蓋部220には、支持基板10及び突出部20が配置される。ここで、支持基板10の幅方向において、開口側の本体部210の外寸W1は、支持基板10に設けられた1対の突出部20の外寸W2より小さい。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池のスタック構造体に関する。
従来の燃料電池のスタック構造体は、マニホールドと、燃料電池セルとを、備えている(特許文献1及び2を参照)。これらのスタック構造体では、燃料電池セルが、マニホールドにおいて互いに対向する1対の壁部の内側に配置されている。
特許文献1のスタック構造体では、燃料電池セルが、1対の壁部の内側において天板で支持されている(図5を参照)。特許文献2のスタック構造体では、1対の壁部の内側において1対の壁部の内面で支持されている(図18を参照)。
特開2007−180000公報 特開2008−66127公報
従来のスタック構造体では、燃料電池セルが、1対の壁部の内側において天板で支持されている。この場合、天板には、燃料電池セルを支持する折り返し部が、形成されている。このため、折り返し部に作用する曲げ応力によって、天板が変形してしまうおそれがある。また、この場合、天板を特別な形状に形成する必要があるため、マニホールドの形状、例えば天板の形状が、複雑になるおそれがある。
また、従来のスタック構造体では、燃料電池セルが、1対の壁部の内側において1対の壁部の内面で支持されている。この場合、燃料ガスが、壁部の内面近傍に配置される燃料電池セルの燃料ガス流路に、案内されづらい。また、この場合、壁部の内面を特別な形状に形成する必要があるため、マニホールドの形状、例えば壁部の形状が、複雑になるおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、燃料電池セルを安定的に支持可能なスタック構造体を、提供することにある。また、本発明の別の目的は、燃料ガスを燃料電池セルに安定的に供給可能なスタック構造体を、提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、シンプルな構成で構成可能なスタック構造体を、提供することにある。
(1)本発明の一側面に係る燃料電池のスタック構造体は、燃料電池セルと、マニホールドとを、備えている。燃料電池セルは、発電素子部と、支持基板と、1対の突出部とを、有する。発電素子部は、燃料極、電解質、及び空気極を有する。支持基板は、燃料ガス流路を有し、発電素子部を支持する。1対の突出部は、支持基板の幅方向における支持基板の両端部に、各別に設けられる。マニホールドは、開口を有する本体部と、開口を塞ぐ蓋部とを、有する。蓋部には、支持基板及び突出部が配置される。ここで、支持基板の幅方向において、開口側の本体部の外寸は、支持基板に設けられた1対の突出部の外寸より小さい。
本スタック構造体では、支持基板の幅方向において、開口側の本体部の外寸が、支持基板に設けられた1対の突出部の外寸より小さいので、開口側の本体部が、燃料電池セル(支持基板)と載置面との間に配置される。これにより、燃料電池セルを本体部の外周部で安定的に支持することができる。すなわち、本スタック構造体では、燃料電池セルを安定的に支持することができる。
また、1対の突出部の間に支持基板が設けられているので、支持基板をマニホールドの外周部より内側に配置することができる。これにより、燃料ガスを、マニホールドの外周近傍に配置される支持基板の燃料ガス流路に、安定的に供給することができる。すなわち、本スタック構造体では、燃料ガスを燃料電池セルに安定的に供給することができる。
さらに、本スタック構造体では、マニホールドを特別な形状に形成することなく、燃料電池セルをマニホールドによって支持することができる。すなわち、本スタック構造体では、シンプルな構成で構成することができる。
(2)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、本体部は、底部と、1対の壁部とを、有することが好ましい。1対の壁部は、底部の外周部から延び、且つ支持基板の幅方向において互いに対向する。支持基板の幅方向において、開口側の1対の壁部の外寸は、支持基板に設けられた1対の突出部の外寸より小さい。このように構成しても、上記(1)と同様の効果を得ることができる。
(3)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、1対の壁部それぞれの外面を含む平面が、支持基板及び突出部の少なくともいずれか一方に交わるように、1対の壁部が、形成されていることが好ましい。この構成によって、支持基板の荷重を、1対の突出部を介して、1対の壁部に効果的に伝達することができる。
(4)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、本体部が、鍔部をさらに有していることが好ましい。鍔部は、開口側の1対の壁部それぞれに設けられる。蓋部は、鍔部に配置される。1対の突出部それぞれは、鍔部に接触する。この場合、蓋部によって、本体部の開口を確実に塞ぐことができる。また、支持基板を、1対の突出部を介して、本体部の外周部で安定的に支持することができる。
(5)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、支持基板が蓋部に挿通され、支持基板の一部が内部空間に配置されることが好ましい。内部空間は、蓋部が本体部を塞ぐことによって、マニホールドに形成される。この場合、支持基板がマニホールドの内部空間に配置されるので、燃料ガスを、マニホールドの外周近傍に配置される支持基板の燃料ガス流路に、より安定的に供給することができる。
(6)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、支持基板及び突出部が、接合材を介して、蓋部に配置されることが好ましい。突出部は、接合材と同じ材質によって、支持基板に形成される。これにより、突出部における接合材との親和性を向上することができ、突出部を蓋部に確実に接合することができる。
(7)本発明の別の側面に係る燃料電池のスタック構造体では、突出部が、支持基板と同じ材質によって、支持基板に形成されることが好ましい。これにより、支持基板及び突出部を確実に接合することができる。
本発明によれば、スタック構造体において、燃料電池セルを安定的に支持することができる。また、本発明によれば、スタック構造体において、燃料ガスを燃料電池セルに安定的に供給することができる。さらに、本発明によれば、スタック構造体をシンプルな構成で構成することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池のスタック構造体の全体斜視図。 セルの全体斜視図 セル及びマニホールドの断面図。 セル及びマニホールドの部分拡大断面図。 マニホールドを上方から見た上面図。 本発明の他の実施形態に係る燃料電池のスタック構造体におけるセル及びマニホールドの部分拡大断面図。 本発明の他の実施形態に係る燃料電池のスタック構造体におけるセル及びマニホールドの部分拡大断面図。 本発明の他の実施形態に係る燃料電池のスタック構造体におけるセル及びマニホールドの部分拡大断面図。
<スタック構造体の構成>
ここでは、本発明に係るスタック構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
スタック構造体1は、固体酸化物形燃料電池(SOFC;Solid Oxide Fuel Cell)に用いられる構造体である。なお、本実施形態では、図1に示すように、座標系が設定されている。
図1に示すように、スタック構造体1は、複数のセル100と、マニホールド200とを、備えている。
以下では、図1に示すように、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向が、定義されている。例えば、各セル100(後述する支持基板10)では、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向が、長手方向、短手方向(幅方向)、及び厚み方向に、各別に対応している。
また、マニホールド200では、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向が、高さ方向(上方)、短手方向(幅方向)、及び長手方向に、各別に対応している。ここで、マニホールド200の短手方向(幅方向)は、セル100における支持基板10の幅方向に対応している。
なお、「x軸方向、y軸方向、及びz軸方向」という文言は、各軸方向の正方向及び/又は負方向を含んだ意味で用いられることがある。
<セル>
各セル100は、燃料電池セルである。各セル100は、集電部材(図示省略)を介して互いに電気的に接続されている。集電部材は、導電性を有する材料から形成されている。例えば、集電部材は、酸化物セラミックスの焼成体又は金属などによって形成されている。
図1に示すように、各セル100は、マニホールド200に設けられる。詳細には、各セル100は、マニホールド200の蓋部220(後述する)に設けられる。
各発電素子部Aは、燃料極、電解質、及び空気極を、有する。詳細には、図2に示すように、各セル100は、複数の発電素子部Aと、支持基板10と、1対の突出部20とを、有する。なお、図2では、説明を容易にするために、1対の突出部20を誇張して示している。
各発電素子部Aは、燃料極、固体電解質膜、反応防止膜、及び空気極を、有する。各発電素子部Aは、燃料極、固体電解質膜、反応防止膜、及び空気極の順に積層された積層焼成体である。
燃料極は、電子伝導性を有する多孔質の材料からなる焼成体である。燃料極は、例えば、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ;イットリア安定化ジルコニア)とから、構成される。固体電解質膜は、イオン伝導性を有し且つ電子伝導性を有さない緻密な材料からなる焼成体である。固体電解質膜は、例えば、YSZ(8YSZ;イットリア安定化ジルコニア)から、構成される。
反応防止膜は、緻密な材料からなる焼成体である。反応防止膜は、例えば、GDC=(Ce,Gd)O2(ガドリニウムドープセリア)から、構成される。空気極は、電子伝導性を有する多孔質の材料からなる焼成体である。空気極は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O3(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)から、構成される。
複数の発電素子部Aは、支持基板10に設けられる。詳細には、複数(例えば4個)の発電素子部Aが、電気的に直列に接続された状態で、支持基板10の両側面それぞれにおいて、支持基板10の長手方向に所定の間隔を隔てて配置される。
支持基板10(後述する緻密層を除く)は、電子伝導性を有さない多孔質の材料から構成された焼成体である。支持基板10は、例えば、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)で構成される。
図2に示すように、支持基板10は、実質的に平板状に形成されている。例えば、支持基板10は、x軸方向の長さ(長手方向の長さ)がy軸方向の長さ(短手方向の長さ・幅方向の長さ)より長くなるように、形成されている。
支持基板10は、発電素子部Aを支持する。具体的には、支持基板10の両側面、すなわち支持基板10においてz方向に互いに対向する1対の平面(主面)それぞれには、複数(例えば4個)の発電素子部Aが、x軸方向(長手方向)に所定の間隔を隔てて設けられている。
各支持基板10の内部には、複数の燃料ガス流路11(貫通孔)が、形成されている。具体的には、各支持基板10には、複数の燃料ガス流路11が、y軸方向(幅方向)に所定の間隔を隔てて形成されている。また、各燃料ガス流路11は、x軸方向(長手方向)に延びている。各燃料ガス流路11は、各支持基板10の長手方向の両端部において開口している。
また、支持基板10には、緻密層例えば上述した固体電解質膜が、含まれる。ここでは、緻密層は、例えば上述した固体電解質膜から、構成されている。より具体的には、緻密層(固体電解質膜)は、発電素子部Aの内部から、発電素子部Aの外部に延び、支持基板10の外周部(外周面)を構成している。
各支持基板10は、マニホールド200に配置される。詳細には、各支持基板10は、マニホールド200の蓋部220に配置される。より詳細には、各支持基板10は、1対の突出部20とともに、接合材300(後述する)を介して、蓋部220のセル挿入孔221(後述する)に、配置される。このようにして、各支持基板10は、セル挿入孔221に挿入され、接合材300によって蓋部220に接合される。
1対の突出部20は、y軸方向(幅方向)における各支持基板10の両端部に、各別に設けられる。各突出部20は、接合材300と同じ材質によって、各支持基板10の両端部に各別に形成される。接合材300の材質については、後述する。
図2から図4に示すように、1対の突出部20は、各支持基板10の両端部から外方に各別に突出している。詳細には、y軸方向(幅方向)において、各支持基板10に設けられた1対の突出部20の外寸W2が、開口側の本体部210の外寸W1より大きくなるように、各突出部20は各支持基板10の両端部からy軸方向(幅方向)に突出している。例えば、y軸方向において、支持基板10の外寸に対する各突出部20(1対の突出部20のいずれか一方)の突出量の比は、0.02以上且つ0.2以下の範囲に設定されている。
各突出部20は、支持基板10と同じ材料、又は接合材と同じ材料から、構成される。ここでは、各突出部20は、次のように形成される。まず、各突出部20を形成するために、各支持基板10の両端部それぞれには、支持基板10と同じ材料又は接合材と同じ材料が、塗布される。詳細には、各突出部20の外形を所定の形状に形成するための型枠を、各支持基板10の両端部に配置し、上記の材料が各支持基板10の両端部に塗布される。この状態で、塗布した材料が乾燥した後、型枠が取り外され、各支持基板10の両端部に塗布した材料に対して焼成処理を施すことによって、各突出部20が各支持基板10に形成される。
なお、各突出部20の焼成処理は、焼成前の支持基板10の成形体に対して行ってもよいし、焼成後の支持基板10の成形体に対して行ってもよい。
各突出部20は、マニホールド200に配置される。詳細には、各突出部20は、マニホールド200の蓋部220に配置される。より詳細には、各突出部20は、接合材300を介して、蓋部220のセル挿入孔221に、配置される。すなわち、1対の突出部20は、支持基板10とともに、セル挿入孔221に挿入され、接合材300によって蓋部220に接合される。このように、1対の突出部20が、支持基板10とともに、蓋部220に設けられた状態において、各突出部20は、鍔部213例えば支持部213a(後述する)に、接触する。
上記のような構成を有する、各支持基板10と、各支持基板10に設けられた一対の突出部20とは、図1に示すように、z軸方向に互いに間隔を隔てて並べて配置される。x軸方向(長手方向)において燃料ガスが流入する側の各支持基板10の端部(流入側端部)、及び流入側端部におけるy軸方向(幅方向)の両端部に各別に設けられた1対の突出部20は、固定端となっている。また、各支持基板10のx軸方向(長手方向)において燃料ガスが排出される側の端部(排出側端部)は、自由端となっている。各支持基板10の流入側端部及び1対の突出部20とは、上述したように、接合材300によって、マニホールド200に接合される。
<マニホールド>
マニホールド200は、複数のセル100それぞれに燃料ガスを供給するためのものである。図1及び図3に示すように、マニホールド200は、本体部210と、蓋部220とを、有している。
本体部210は、金属例えばステンレス鋼等から、構成されている。本体部210は、1枚の板部材から形成される。具体的には、本体部210は、プレス加工によって、1枚の板部材から成型される。このように成型された本体部210では、y軸方向(幅方向)において、開口側の本体部210の外寸W1が、1対の突出部20の外寸W2より小さい。
図4に示すように、本体部210は、底部211と、壁部212と、鍔部213とを、有している。底部211と壁部212と鍔部213(後述する第2湾曲部213b)とによって、x軸方向(上方)に向けて開口する開口部が、形成される。底部211は、実質的に矩形板状に形成されている。底部211の外周部には、壁部212が一体に形成されている。言い換えると、底部211の外周部には、壁部212が連続的に形成されている。
図4及び図5に示すように、壁部212は、底部211の外周部を取り囲むように、底部211の外周部に一体に形成されている。壁部212は、壁本体部212aと、第1湾曲部212bとを、有している。壁本体部212aは、蓋部220と底部211との間に、配置される。壁本体部212aは、底部211の外周部に沿い且つx軸方向に延びるように、構成されている。すなわち、壁本体部212aは、底部211の外周部に沿った周方向P(図5を参照)に、連続的に形成されている。
図4及び図5に示すように、壁本体部212aの内周面212cは、連続的に構成されている。内周面212cは、底部211の外周部に沿った周方向Pにおいて、壁本体部212aの内面を連続的に形成する。例えば、図5に示すように、壁本体部212aの4個の隅角部は、曲線によって形成される。これにより、連続面は、周方向に閉じる面から、構成される。
図4に示すように、第1湾曲部212bは、湾曲しており、壁本体部212aと底部211とを、連結する。詳細には、第1湾曲部212bは、底部211の外周部から湾曲しながら壁本体部212aに向けて延び、壁本体部212aに接続されている。ここでは、第1湾曲部212bの内面の第1曲率半径R1が、例えば1.0mm以上且つ10mm以下の範囲になるように、第1湾曲部212bは形成されている。
第1湾曲部212bは、壁本体部212aと底部211とに、一体に形成されている。詳細には、第1湾曲部212bは、底部211側の壁本体部212aに一体に形成され、且つ底部211の外周部に一体に形成されている。すなわち、図5に示すように、第1湾曲部212bは、底部211側の壁本体部212aにおいて周方向Pに沿い且つ底部211の外周部を取り囲むように、壁本体部212aと底部211とに連続的に形成されている。
図4及び図5に示すように、第1湾曲部212bの内面には、第1連続面212dが形成される。第1連続面212dは、底部211の外周部に沿った周方向Pにおいて、第1湾曲部212bの内面を連続的に形成する。例えば、xy断面(又はxz断面)において上記の第1曲率半径R1を有する曲線を、周方向に連続的に形成することによって、第1連続面212dが形成される。これにより、第1連続面212dは、周方向に閉じる面から、構成される。
図4及び図5に示すように、上述した壁部212(壁本体部212a及び第1湾曲部212b)は、1対の第1壁部222(1対の壁部の一例)と、1対の第2壁部223(図5を参照)とから、構成されている。ここで、1対の第1壁部222は、壁本体部212a及び第1湾曲部212bに含まれる。また、1対の第2壁部223は、壁本体部212a及び第1湾曲部212bに含まれる。
図4に示すように、1対の第1壁部222は、底部211の外周部からx軸方向(高さ方向)に延び、且つy軸方向(幅方向)において互いに対向している。また、開口側の第1壁部222例えば第1壁部222の開口端222aは、各セル100と底部211との間に、配置される。詳細には、第1壁部222の開口端222aは、x軸方向において、各セル100の両端部100aと底部211との間に、配置される。
ここでは、図3及び図4に示すように、y軸方向(マニホールド200の幅方向・セル100の幅方向)において、1対の第1壁部222の開口端222aにおける外寸W1が、1対の突出部20の外寸W2より小さくなるように、1対の第1壁部222は形成されている。これにより、1対の第1壁部222の開口端222aの外面は、1対の突出部20の間に、配置される。なお、第1壁部222の開口端222aは、鍔部213が湾曲を開始する部分に対応している。
また、図3に示すように、各第1壁部222の外面を含む平面Hが、各セル100に交わるように、各第1壁部222は構成されている。ここでは、各第1壁部222の外面を含む平面Hが、突出部20に交わるように、各第1壁部222は構成されている。なお、この平面Hが、y軸方向における各セル100の両端部100aに交わるように、1対の第1壁部222が形成されていてもよい。
図1及び図5に示すように、1対の第2壁部223は、底部211の外周部からx軸方向(高さ方向)に延び、且つz軸方向(長手方向)において互いに対向している。第2壁部223は、底部211の外周部に沿った周方向P(図5を参照)において、第1壁部222と一体に形成されている。すなわち、第1壁部222及び第2壁部223は、周方向に連続的に形成されている。
なお、開口側の1対の第2壁部223は、鍔部213が湾曲を開始する部分に対応している。以下では、開口側の1対の第2壁部223それぞれを、第2壁部223の開口端と記す。
図4に示すように、鍔部213は、壁部212に設けられる。鍔部213は、壁部212から外方に延びている。鍔部213は、蓋部220を支持可能に構成されている。また、鍔部213は、各セル100を支持可能に構成されている。
具体的には、図4及び図5に示すように、鍔部213は、支持部213aと、第2湾曲部213bとを、有している。支持部213aは、蓋部220及び各セル100(例えば1対の突出部20)を、支持する。支持部213aは、第2湾曲部213bに一体に形成される。詳細には、支持部213aは、第2湾曲部213bを取り囲むように、第2湾曲部213bと連続的に形成されている。支持部213aは、第2湾曲部213bから外方に延び、実質的に板状に形成されている。
図4に示すように、第2湾曲部213bは、湾曲しており、支持部213aと壁部212とを連結する。詳細には、第2湾曲部213bは、壁部212の開口端212e(第1壁部222の開口端222a及び第2壁部223の開口端)から湾曲しながら外方に延び、支持部213aに接続されている。例えば、第2湾曲部213bは、壁部212の開口端212eから湾曲しながら、1対の突出部20に向けて延び、支持部213aに接続されている。ここでは、第2湾曲部213bの内面の第2曲率半径R2が、例えば1.0mm以上且つ8.0mm以下の範囲になるように、第2湾曲部213bは形成されている。
図4及び図5に示すように、第2湾曲部213bは、支持部213aと壁部212とに、一体に形成されている。詳細には、第2湾曲部213bは、支持部213aの内周部に一体に形成され、且つ壁部212の開口端212eに一体に形成されている。より詳細には、第2湾曲部213bは、支持部213aの内周部において周方向Pに沿い且つ壁部212の開口端212eを取り囲むように、支持部213a及び壁部212に連続的に形成されている。
図4及び図5に示すように、第2湾曲部213bの内面には、第2連続面213cが形成される。第2連続面213cは、壁部212の開口端212eに沿った周方向(又は底部211の外周部に沿った周方向P)において、第2湾曲部213bの内面を連続的に形成する。例えば、xy断面(又はxz断面)において上記の第2曲率半径R2を有する曲線を、周方向に連続的に形成することによって、第2連続面213cが形成される。これにより、第2連続面は、周方向に閉じる面から、構成される。
図3及び図4に示すように、蓋部220は、金属例えばステンレス鋼等から、構成されている。蓋部220には、複数のセル100(複数の支持基板10、及び複数の突出部20)が、配置される。
蓋部220は、本体部210に配置される。具体的には、蓋部220は、本体部210の鍔部213に配置される。より具体的には、蓋部220は、鍔部213の支持部213aに配置される。そして、蓋部220が、固定手段例えば溶接により、鍔部213の支持部213aに接合される。これにより、本体部210の開口部が、蓋部220によって塞がれ、本体部210に蓋部220が固定される。
この状態において、各セル100が接合材300によって蓋部220に接合されると、各セル100は、鍔部213に支持される。詳細には、各セル100の1対の突出部20が、鍔部213の支持部213aに接触し支持される。
上記のように、蓋部220が本体部210の開口部を塞ぐことによって、マニホールド200には、内部空間S1が形成される(図4を参照)。すなわち、内部空間S1は、本体部210(底部211、壁部212、及び鍔部213)と蓋部220とによって、構成される。内部空間S1には、燃料ガスが導入される。
燃料ガスは、導入管230(図1を参照)を介して、外部から内部空間S1に導入される。導入管230は、金属例えばステンレス鋼等から、構成されている。導入管230は、マニホールド200の本体部210に、接合・固定されている。
上記の構成を有するマニホールド200は、複数のセル100(支持基板10)を支持する。図3に示すように、マニホールド200の蓋部220には、複数のセル挿入孔221が形成されている。各セル挿入孔221は、マニホールド200の外側(外部空間)と内部空間S1とを連通するように、蓋部220をx軸方向(高さ方向)に貫通している。また、各セル挿入孔221は、z軸方向(長手方向)に所定の間隔を隔てて形成されている。
各セル挿入孔221をマニホールド200の外側(外部空間側)から見た場合(x軸に沿って見た場合)、各セル挿入孔221は、一方向に長く形成され、且つ両端部が円弧状に形成されている。
ここでは、y軸方向(各セルの挿入孔221の長手方向)における各セル挿入孔221の内寸が、1対の第1壁部222の開口端222aにおける外寸W1より大きくなるように、各セル挿入孔221が形成されている。また、各セル挿入孔221の内寸が、1対の突出部20の外寸W2より大きくなるように、各セル挿入孔221が形成されている。
各セル挿入孔221には、各セル100が、配置される。詳細には、各セル100の燃料ガス流路11が内部空間S1に連通するように、各セル挿入孔221には、各セル100の支持基板10の流入側端部及び1対の突出部20が、挿入される。ここで、1対の突出部20は、マニホールド200における本体部210の鍔部213(支持部213a)に、接触させる。そして、各セル100及びセル挿入孔221の間には、接合材300が充填される(図3及び図4を参照)。これにより、各突出部20は、マニホールド200における本体部210の鍔部213(支持部213)に、接触し支持される。
なお、図3及び図4では、接合材300が、本体部210の鍔部213に接触するように表現されているが、接合材300と鍔部213との間には、隙間が形成されていてもよい。
接合材300は、例えば、結晶化ガラスで構成される。結晶化ガラスとしては、例えば、SiO2−B2O3系、SiO2−CaO系、MgO−B2O3系、又はSiO2−MgO系のものが、用いられる。なお、結晶化ガラスとしては、SiO2−MgO系のものが最も好ましい。
ここで用いられる結晶化ガラスは、全体積に対する「結晶相が占める体積」の割合(結晶化度)が60%以上であり、且つ全体積に対する「非晶質相及び不純物が占める体積」の割合が40%未満のガラスである。なお、接合材300の材料として、非晶質ガラス、ろう材、セラミックス等が採用されてもよい。
接合材300は、マニホールド200の内部空間S1の燃料ガスと、マニホールド200及び複数のセル100の外側の外部空間の空気との混合を、防止する。具体的には、接合材300は、マニホールド200と各セル100との間の隙間に配置され、マニホールド200と各セル100とを接合する。これにより、接合材300は、内部空間S1(燃料ガスに曝される空間)と外部空間(空気に曝される空間)とを区画する。すなわち、接合材300は、シール材として機能する。
<スタック構造体の動作>
上記のスタック構造体1は、例えば、次のように動作する。スタック構造体1では、高温(例えば、600〜800℃)の燃料ガス(水素ガス等)が、導入管230からマニホールド200の内部空間S1へと導入される。すると、この燃料ガスが、各セル100の燃料ガス流路11に導入される。そして、燃料ガスが燃料ガス流路11を通過すると、燃料ガス流路11の排出側端部の排出口から外部へと排出される。一方で、空気(酸素を含むガス等)が、隣接するセル100間の空間において、セル100のy軸方向(支持基板10のy軸方向(幅方向)に、通過する。
このように燃料ガス及び空気を移動させることによって、各発電素子部Aでは、酸素分圧差すなわち電位差が、固体電解質膜の表裏面間に生じる。この状態で、セル100が外部の負荷に電気的に接続されると、下記(1)、(2)式に示す電気化学反応が起こる。これにより、セル100内にて電流が流れ、発電状態となる。この発電状態において、セル100から電力が取り出される。
(1/2)・O2+2e−→O2− (於:空気極) …(1)
H2+O2−→H2O+2e− (於:燃料極) …(2)
<まとめ>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(1)燃料電池のスタック構造体1は、セル100と、マニホールド200とを、備えている。セル100は、発電素子部Aと、支持基板10と、1対の突出部20とを、有する。発電素子部Aは、燃料極、電解質、及び空気極を有する。支持基板10は、燃料ガス流路11を有し、発電素子部Aを支持する。1対の突出部20は、支持基板10の幅方向における支持基板10の両端部に、各別に設けられる。マニホールド200は、開口を有する本体部210と、開口を塞ぐ蓋部220とを、有する。蓋部220には、支持基板10及び突出部20が配置される。ここで、支持基板10の幅方向において、開口側の本体部210の外寸W1は、支持基板10に設けられた1対の突出部20の外寸W2より小さい。
本スタック構造体1では、支持基板10の幅方向において、開口側の本体部210の外寸W1が、支持基板10に設けられた1対の突出部20の外寸W2より小さいので、開口側の本体部210が、セル100(支持基板10)と載置面との間に配置される。これにより、セル100を本体部210の外周部で安定的に支持することができる。すなわち、本スタック構造体1では、セル100を安定的に支持することができる。
また、1対の突出部20の間に支持基板10が設けられているので、支持基板10をマニホールド200の外周部より内側に配置することができる。これにより、燃料ガスを、マニホールド200の外周近傍に配置される支持基板10の燃料ガス流路11に、安定的に供給することができる。すなわち、本スタック構造体1では、燃料ガスをセル100に安定的に供給することができる。なお、マニホールド200の外周近傍に配置される燃料ガス流路は、例えば、y軸方向(幅方向)において各支持基板10の両側に配置された燃料ガス流路である。
さらに、本スタック構造体1では、マニホールド200を特別な形状に形成することなく、セル100をマニホールド200によって支持することができる。すなわち、本スタック構造体1では、シンプルな構成で構成することができる。
(2)燃料電池のスタック構造体1では、本体部210は、底部211と、1対の第1壁部222とを、有することが好ましい。1対の第1壁部222は、底部211の外周部から延び、且つ支持基板10の幅方向において互いに対向する。支持基板10の幅方向において、開口側の1対の第1壁部222の外寸W1は、支持基板10に設けられた1対の突出部20の外寸W2より小さい。このように構成しても、上記(1)と同様の効果を得ることができる。
(3)燃料電池のスタック構造体1では、1対の第1壁部222それぞれの外面を含む平面Hが、各支持基板10及び突出部20の少なくともいずれか一方に交わるように、1対の第1壁部222が、形成されていることが好ましい。この構成によって、支持基板10の荷重を、1対の突出部20を介して、1対の第1壁部222に効果的に伝達することができる。
(4)燃料電池のスタック構造体1では、本体部210が、鍔部213をさらに有していることが好ましい。鍔部213は、開口側の1対の第1壁部222それぞれに設けられる。蓋部220は、鍔部213に配置される。1対の突出部20それぞれは、鍔部213に接触する。この場合、蓋部220によって、本体部210の開口を確実に塞ぐことができる。また、支持基板10を、1対の突出部20を介して、本体部210の外周部で安定的に支持することができる。
(5)燃料電池のスタック構造体1では、支持基板10が蓋部220に挿通され、支持基板10の一部が内部空間に配置されることが好ましい。内部空間は、蓋部220が本体部210を塞ぐことによって、マニホールド200に形成される。この場合、支持基板10がマニホールド200の内部空間に配置されるので、燃料ガスを、マニホールド200の外周近傍に配置される支持基板10の燃料ガス流路11に、より安定的に供給することができる。
(6)燃料電池のスタック構造体1では、支持基板10及び突出部20が、接合材を介して、蓋部220に配置されることが好ましい。突出部20は、接合材と同じ材質によって、支持基板10に形成される。これにより、突出部20における接合材との親和性を向上することができ、突出部20を蓋部220に確実に接合することができる。
(7)燃料電池のスタック構造体1では、突出部20が、支持基板10と同じ材質によって、支持基板10に形成されることが好ましい。これにより、支持基板10及び突出部20を確実に接合することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
(A)前記実施形態では、壁部212(壁本体部212a)が、底部211から高さ方向(x軸方向)に向かって延びる場合の例を示したが、壁部212(壁本体部212a)が延びる方向は、前記実施形態に限定されない。
例えば、図6に示すように、壁部212(壁本体部212a)が、底部211に対して傾斜するように、マニホールド200を構成してもよい。この場合においても、セル100の幅方向(y軸方向)において、開口側の本体部210の外寸W1は、1対の突出部20の外寸W2より小さい。なお、図6に示した例では、各第1壁部222の外面を含む平面Hが、各支持基板10の両端部それぞれに交わるように、各第1壁部222は構成されている。
この場合、例えば、1対の第1壁部222の開口端222aの間隔は、1対の第1壁部222の底部211側の間隔より大きい。また、1対の第2壁部223の開口端の間隔は、1対の第2壁部223の底部211側の間隔より大きい。このように構成すると、本体部210の内部の燃料ガスを、各セル100によりスムーズに案内することができる。
(B)前記実施形態では、突出部20が、接合材と同じ材質によって構成される場合の例を、示した。これに代えて、突出部20を、支持基板10と同じ材質によって構成されるようにしてもよい。これにより、各突出部20を各支持基板10に確実に接合することができる。
(C)前記実施形態では、各支持基板10の流入側端部が、蓋部220のセル挿入孔221の内部に配置される場合の例を、示した。具体的には、x軸方向において、各支持基板10の流入側端部の端面と、1対の突出部20の端面とが、実質的に同一面である場合の例を示した(図4を参照)。これに代えて、図7に示すように、各支持基板10の流入側端部の端面10aが、1対の突出部20の端面20aよりx軸方向(上方)にオフセットしていてもよい。なお、この場合においても、各支持基板10の流入側端部の端面10aは、セル挿入孔221の内部に配置される。このように構成しても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
(D)前記実施形態では、各支持基板10の流入側端部が、蓋部220のセル挿入孔221に配置される場合の例を、示した。これに代えて、図8に示すように、各支持基板10の流入側端部を、蓋部220のセル挿入孔221に挿通し、マニホールド200の内部空間S1に配置されるようにしてもよい。これにより、マニホールド200の燃料ガスを、マニホールド200の外周近傍(第1壁部222の近傍)に配置される燃料ガス流路に、より安定的に供給することができる。ここで、マニホールド200の外周近傍に配置される燃料ガス流路は、例えば、y軸方向(幅方向)において各支持基板10の両側に配置された燃料ガス流路である。
(E)前記実施形態では、突出部20が先細り形状に形成される場合の例を示したが、突出部20の形状は、前記実施形態に限定されない。すなわち、突出部20を、セル挿入孔221に配置でき、且つ鍔部213に接触させることができれば、突出部20の形状は、どのような形状であってもよい。
燃料電池のスタック構造体に広く適用可能である。
1 燃料電池のスタック構造体
10 支持基板
20 突出部
200 マニホールド
100 セル
100a セルの両端部
210 本体部
220 蓋部
211 底部
212 壁部
212a 壁本体部
212b 第1湾曲部
213 鍔部
213a 支持部
213b 第2湾曲部
213c 第2連続面
222 第1壁部
223 第2壁部
H 第1壁部の外面を含む平面
R1 第1曲率半径
R2 第2曲率半径
W1 開口側の本体部の外寸
W2 1対の突出部の外寸

Claims (7)

  1. 燃料電池のスタック構造体であって、
    燃料極、電解質、及び空気極を有する発電素子部と、燃料ガス流路を有し前記発電素子部を支持する支持基板と、前記支持基板の幅方向における前記支持基板の両端部に各別に設けられる1対の突出部とを、有する燃料電池セルと、
    開口を有する本体部と、前記開口から外方に延びる鍔部と、前記支持基板及び前記突出部が配置され且つ前記開口を塞ぐ蓋部とを、有するマニホールドと、
    を備え、
    前記蓋部は、前記鍔部に配置され、前記支持基板の幅方向において、開口側の前記本体部の外寸は、前記支持基板に設けられた1対の前記突出部の外寸より小さい、
    燃料電池のスタック構造体。
  2. 前記本体部は、底部と、前記底部の外周部から延び且つ前記幅方向において互いに対向する1対の壁部とを、有し、
    前記幅方向において、開口側の1対の前記壁部の外寸は、前記支持基板に設けられた1対の前記突出部の外寸より小さい、
    請求項1に記載のスタック構造体。
  3. 1対の前記壁部それぞれの外面を含む平面が、前記支持基板及び前記突出部の少なくと
    もいずれか一方に交わるように、1対の前記壁部は、形成されている、
    請求項2に記載のスタック構造体。
  4. 前記鍔部は、開口側の1対の前記壁部それぞれに設けられ
    前記蓋部は、前記鍔部に配置され、
    1対の前記突出部それぞれは、前記鍔部に接触する、
    請求項2又は3に記載のスタック構造体。
  5. 前記蓋部が前記本体部を塞ぐことによって、前記マニホールドには内部空間が形成され、
    前記支持基板は前記蓋部に挿通され、前記支持基板の一部は前記内部空間に配置される、
    請求項2から4のいずれか1項に記載のスタック構造体。
  6. 前記支持基板及び前記突出部は、接合材を介して、前記蓋部に配置され、
    前記突出部は、前記接合材と同じ材質によって、前記支持基板に形成される、
    請求項2から5のいずれか1項に記載のスタック構造体。
  7. 前記突出部は、前記支持基板と同じ材質によって、前記支持基板に形成される、
    請求項2から5のいずれか1項に記載のスタック構造体。
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