JP6114309B2 - プロセス計装用のプラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネント - Google Patents

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Description

本発明は、工業用のプロセス伝送器およびセンサに関する。特に本発明は、取り付けられたセンサ周辺コンポーネントに固有の情報を用いるプロセス伝送器の構成に関する。
管路を通って流れる、または容器の中に含まれる流体の様々な特性を感知し、そうしたプロセスの特性に関する情報を、プロセスの測定領域から遠隔に配置された制御、監視および/または安全システムへ伝送するために、工業用のプロセス伝送器およびセンサが使用される。センサ組立体は一般に、センサ、センサワイヤ、絶縁材料および設置取り付け部品を含む。センサ組立体は、プロセスパラメータ、例えば圧力、温度、pHまたは流量を感知する。センサワイヤによってセンサ組立体に電気的に接続されたプロセス伝送器が、センサ組立体からセンサの出力信号を受け取る。伝送器は、センサ組立体から受け取ったセンサの出力信号を読み取り、その出力信号をプロセスパラメータを正確に表す情報に変換する。最後に、伝送器はその情報を制御システムへ送信する。
多くの用途において、センサ組立体は、センサ組立体を保護するまたはその性能を高める周辺コンポーネントに取り付けられる。例えば、温度センサ組立体をサーモウェルに取り付けることができる。サーモウェルは流体と物理的に接触し、例えば衝撃などの流体による物理的損傷、腐食などから温度センサ組立体内の温度センサを保護するとともに、流体と温度センサとの間で熱を効率的に伝導するように設計される。サーモウェルは、適切な保護を提供するとともに、流体と温度センサとの間で熱を効率的に伝導するために、取り付けられた温度センサ組立体と接触していなければならない。温度センサ組立体を誤った大きさまたは型式のサーモウェルに取り付けると、センサ組立体に損傷を与える、または流体の温度測定の性能が悪くなる可能性がある。さらに、経時的にサーモウェルの表面が流体の物理的および/または化学的な作用によって摩滅し、そのために温度センサ組立体に対する保護が損なわれることがあり、それによってサーモウェルが劣化する可能性がある。サーモウェルの表面に流体からの物質(付着物)が蓄積し、蓄積した物質の断熱効果によってサーモウェルの温度測定の性能が低下する可能性もある。
したがって、センサ周辺コンポーネントは、一般的には、例えば取り付けられるセンサ組立体よりも非常に簡素化されているが、特定のセンサ周辺コンポーネントにとって固有の重要かつ特徴的な情報を有する。サーモウェルの場合、重要かつ特徴的な情報には、例えば、通常はサーモウェルに取り付けられる金属タグに示されるサーモウェルの型式、取り付けられたプロセス伝送器に手で入力される付着物の診断情報および後流周波数の計算パラメータ、ならびに遠隔のデータベースに記録された点検および交換に関する保守スケジュールが含まれる。金属タグは、紛失したり不明瞭になったりするおそれがある。プロセス伝送器に情報を手で入力することは、別個の電気接続部の取り付けを必要とする時間のかかる作業であり、また手で行うあらゆる作業にも当てはまるように、誤りが生じやすい。現場では、遠隔保守のスケジュールに簡単にアクセスできないことがあり、また遠隔保守のスケジュールが、実際の使用情報を反映しない可能性がある。プロセス測定の精度および信頼性は、ある程度、取り付けられるセンサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報の有用性に依存する。
本発明の一実施形態において、プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントは、導電性の物理的コネクタと、電気的コネクタと、変圧器と、RF通信−データ記憶回路とを含む。電気的コネクタは、第1の導電経路によって物理的コネクタに電気的に接続される。変圧器は、RF通信−データ記憶回路に電気的に接続される。変圧器およびRF通信−データ記憶回路は、物理的コネクタおよび電気的コネクタから電気的に絶縁される。第1の導電経路以外によって物理的コネクタを電気的コネクタに電気的に接続することにより、RF通信−データ記憶回路を第1の導電経路に誘導結合する。
参照することにより本明細書に援用されている、米国特許出願公開第2010/0302008号明細書「プロセス計装用のセンサ/伝送器のプラグアンドプレイ(SENSOR/TRANSMITTER PLUG-AND-PLAY FOR PROCESS INSTRUMENTATION)」に記載されているプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器は、追加の配線を使用せずに、センサ組立体に関する構成データをプロセス伝送器に自動的にロードすることを可能にし、プロセス計装の分野に真のプラグアンドプレイ機能をもたらすものである。本発明は、追加の配線を使用せずに、センサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報の読み取りおよび書き込みを可能にし、プラグアンドプレイ機能をセンサ周辺コンポーネントに拡張する。プラグアンドプレイ式のセンサ組立体をセンサ周辺コンポーネントに物理的に接続することによって、センサ組立体に接続されたプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器が、アナログのセンサ信号を伝えるセンサワイヤのみを使用してセンサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路、例えばRFIDチップ上の記憶領域にアクセスすることが可能になる。
プロセス伝送器からの変調搬送波信号は、センサ周辺コンポーネントおよび取り付けられたセンサ組立体の導電部を通して、センサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路に誘導結合される。センサ周辺コンポーネントおよび取り付けられたセンサ組立体の導電部を使用することによって、センサ組立体をセンサ周辺コンポーネントに物理的に接続するだけで、プラグアンドプレイ式に誘導結合された信号経路が確立される。したがって、センサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路上の記憶領域に記憶された特徴的な情報は、プロセス伝送器によってプラグアンドプレイ方式で容易にアクセス可能であり、プロセス測定の精度および信頼性が、取り付けられたセンサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報の有用性に依存する範囲で改善される。
本発明の一実施形態に係るプロセスの測定または制御用のシステムを示す図である。 本発明の一実施形態に係るプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムの図である。 図2のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムのプラグアンドプレイ式のセンサ組立体の図である。 図2のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムのプラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントの図である。 図2のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムの一部をさらに詳しく示す図である。 本発明の一実施形態に係るプラグアンドプレイ式のプロセス測定システムを示す概略図である。
図1は、本発明を具体化するプロセスの測定または制御用のシステムを示している。図1は、プロセス測定システム12、伝送路14および制御または監視用のシステム16を含む、プロセスの監視または制御用のシステム10を示す。プロセスの監視または制御用のシステム10は、プロセス配管18内のプロセス流Fを監視または制御する。プロセス配管18は、フランジ接続部20を含む。フランジ接続部20によって、プロセス流Fの少なくとも1つの特性、例えば温度、流量、圧力またはpHを測定するためのフランジ取り付け式の計器の接続が容易になる。プロセス測定システム12は、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22、プロセス伝送器24およびセンサワイヤ26を含む。センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22は、センサ組立体28およびセンサ周辺コンポーネント30を含む。センサ周辺コンポーネント30は、フランジ取り付け用の接続部を有する。伝送路14は、マルチワイヤケーブル、光ファイバケーブルまたは無線接続とすることができる。プロセス配管18も、プロセスタンク、貯蔵タンク、蒸留塔または反応器を含むプロセス容器のいくつかの任意のものとすることができる。
センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22のセンサ周辺コンポーネント30は、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22がプロセス流Fの近くに位置するように、フランジ接続部20に接続している。センサワイヤ26は、プロセス伝送器24を、センサ組立体28においてセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム22に電気的に接続する。伝送路14は、プロセス伝送器24を制御または監視用のシステム16に接続する。プロセス伝送器24およびセンサ組立体28は、プラグアンドプレイ式のデバイスである。プロセス伝送器24をセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム22に接続することによって、プロセス伝送器24が、センサ組立体28内の記憶領域から、例えばセンサ組立体28に関連付けられた構成データを含む情報を読み取ること、およびセンサ組立体28内の記憶領域にそうした情報を記憶することが可能になる。本発明では、センサ周辺コンポーネント30もプラグアンドプレイ式のデバイスである。プロセス伝送器24をセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム22に接続することによって、プロセス伝送器24も、センサ周辺コンポーネント30内の記憶領域から、例えばセンサ周辺コンポーネント30に固有の特徴的な情報などの情報を読み取ること、およびセンサ周辺コンポーネント30内の記憶領域にそうした情報を記憶することが可能になる。プロセス伝送器24とセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム22との間に要求されるプラグアンドプレイの機能はセンサワイヤ26だけである。
センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22は、その動作時に、流れの特性を感知するセンサ組立体28、およびセンサ組立体28を保護するまたはその性能を高めるセンサ周辺コンポーネント30を用いて、プロセス流Fの少なくとも1つの特性を感知する。センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22は、感知された流れの特性を表すアナログのセンサ信号を、センサワイヤ26を通してプロセス伝送器24へ伝達する。プロセス伝送器24は、センサ組立体28によって提供され、プロセス伝送器24内に記憶された構成データに基づいて、アナログのセンサ信号をデジタル化および調節して、プロセス流Fの流れの特性の測定値を生成する。プロセス伝送器24はその測定値を、伝送路14を通して制御または監視用のシステム16に伝送する。制御または監視用のシステム16は、測定値の記録を作成すること、情報に基づいて要素を制御する制御命令を与えること、または測定値を他の監視もしくは制御用のシステムに伝えることを含む、様々な目的に測定値を使用することができる。プロセス伝送器24は、センサ周辺コンポーネント30によって提供された特徴的な情報を、制御または監視用のシステム16に伝送することもできる。さらに、プロセス伝送器24は、特徴的な情報をプロセス測定システム12の保守のためにプロセス伝送器24に一時的に接続された携帯デバイス(図示せず)に提供すること、または特徴的な情報をプロセス伝送器24のディスプレイ(図示せず)に表示することが可能である。
図1の実施形態は、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム22とプロセス配管18との間にフランジ接続を使用している。しかしながら、本発明は、例えば溶接による接続またはねじによる接続を含む、センサ組立体−周辺コンポーネントシステムとプロセス容器との間のあらゆるタイプの接続に適合することが理解される。
図2は、本発明の一実施形態を示す、プラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムの図である。図2の実施形態では、測定されるプロセス流Fの特性は温度であり、センサ組立体−周辺コンポーネントシステムは温度を感知する。図2に示すように、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム100は、センサ組立体である温度センサ組立体102、およびセンサ周辺コンポーネントであるサーモウェル104を含む。センサワイヤ106の一部もセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム100に含まれ、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム100を、図1を参照して記載したプロセス伝送器24、または以下において図6を参照して記載するプロセス伝送器204などのプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器と接続する。センサワイヤ106は、図1を参照して記載したセンサワイヤ26と同様である。
図3および図4は、本実施形態によるセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム100のコンポーネントをさらに詳しく示している。図3は、プラグアンドプレイ式の温度センサ組立体102の図である。温度センサ組立体102は、センサアダプタ108、センサカプセル110、電気絶縁体112、センサ組立体の電気的コネクタ114、センサのRF通信−データ記憶回路116、およびセンサ組立体の変圧器118を含む。センサカプセル110は、温度センサであるセンサ120を含む温度センサのカプセルである。センサカプセル110の外面は導電性である。図に示すように、センサアダプタ108は、センサ組立体の接続ねじ部122および伝送器の接続ねじ部124を含む。前述したように、温度センサ組立体102は、センサワイヤ106の一部も含む。本実施形態に示すように、センサ組立体の変圧器118は、好ましくはトロイダルコア変圧器である。あるいは、他の形状の変圧器を使用することもできる。
センサカプセル110は、センサアダプタ108の中の第1の端部から、センサアダプタ108の中にない第2の端部まで延びる。第2の端部は、その内部にセンサ120を含む。電気絶縁体112は、センサカプセル110がセンサアダプタ108から突出した領域において、センサカプセル110とセンサアダプタ108との間に存在する。この配置は、センサカプセル110をセンサアダプタ108に物理的に接続するとともに、センサカプセル110がセンサアダプタ108から突出した領域において、センサカプセル110をセンサアダプタ108から電気的に絶縁する働きをする。センサワイヤ106は、センサ120に電気的に接続され、センサ120からセンサカプセル110の長手方向に亘って延び、センサアダプタ108内のセンサカプセル110の第1の端部を通って出て、センサ組立体の変圧器118の第1のコイルを形成した後、センサアダプタ108を出てプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器(図示せず)と接続される。センサワイヤ106は、センサワイヤ106とセンサカプセル110の導電性の面との間に直接的な電気接触が存在しないように絶縁される。センサアダプタ108の中で、センサ組立体の変圧器118は、センサカプセル110がセンサ組立体の変圧器118の軸に沿ってセンサ組立体の変圧器118を通過するように位置決めされる。センサのRF通信−データ記憶回路116は、センサ組立体の変圧器118の第2のコイルに電気的に接続される。センサ組立体の電気的コネクタ114は、センサカプセル110を、センサカプセル110の第1の端部とセンサ組立体の変圧器118との間の領域で、センサアダプタ108に電気的に接続する。図に示すように、センサ組立体の電気的コネクタ114は、センサカプセル110に物理的に取り付けられ、湾曲したばね接点を介してセンサアダプタ108に接触する。センサ組立体の電気的コネクタ114は、図示するような単一の湾曲したばね接点、または複数の湾曲したばね接点を有することができる。
図4は、プラグアンドプレイ式のサーモウェル104の図である。あらゆるサーモウェルと同様に、サーモウェル104は、センサカプセルを収容するために、その軸に沿ってほぼ全長に延びる内腔125を有する。サーモウェル104は、サーモウェルの電気的コネクタ126、サーモウェルのRF通信−データ記憶回路128、サーモウェルの変圧器130、ポッティング132およびサーモウェルの接続ねじ部134を含む。図に示すように、サーモウェルの電気的コネクタ126は、内腔125の中心に向かって延びた複数の湾曲したばね接点を使って、サーモウェル104に物理的に取り付けられる。サーモウェルの変圧器130は、内腔125と同軸になるように位置決めされる。好ましくは、サーモウェルの変圧器130は、図4に示すようにポッティング132によって適所に保持される。あるいは、クリップまたは他の支持構造体を使用して、サーモウェルの変圧器130の位置を固定することができる。サーモウェルのRF通信−データ記憶回路128は、サーモウェルの変圧器130の第1のコイルに電気的に接続される。センサ組立体の変圧器118と同様に、サーモウェルの変圧器130は、本実施形態に示すように、好ましくはトロイダルコア変圧器である。あるいは、他の形状の変圧器を使用することもできる。
センサのRF通信−データ記憶回路116およびサーモウェルのRF通信−データ記憶回路128は、データ記憶機能およびRF通信機能を含む集積回路、好ましくは無線周波数識別(RFID)チップである。単一ユニット内のRFIDチップおよびRFIDアンテナが、RFIDタグを形成する。本発明では、センサ組立体の変圧器118およびサーモウェルの変圧器130の中のコイルがそれぞれRFIDチップに接続されたアンテナとして働くため、RFIDチップのみを使用することが好ましい。このような本実施形態では、以下において図6を参照して記載するように、取り付けられるプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器は、RFIDリーダ集積回路を含む。RFIDチップは低コストの選択肢であり、容易に入手することができる。あるいは、米国特許出願公開第2010/0302008号明細書「プロセス計装用のセンサ/伝送器のプラグアンドプレイ(SENSOR/TRANSMITTER PLUG-AND-PLAY FOR PROCESS INSTRUMENTATION)」に記載されるように、特定の性能要求によって、RF通信機能およびデータ記憶機能を含むカスタム集積回路の使用が求められることがある。
低周波数の用途の場合、センサ組立体の変圧器118およびサーモウェルの変圧器130は、好ましくは粉末状の鉄またはフェライトのコアを含む。あるいは、特に高周波数の用途の場合、空心変圧器を使用することができる。
図2〜図4を合わせて考えると、センサ組立体の接続ねじ部122をサーモウェルの接続ねじ部134と係合することによって、温度センサ組立体102がサーモウェル104に取り付けられ、それらの間の物理的および電気的な接続を形成してセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム100を形成する。図2に示すように、温度センサ組立体102をサーモウェル104に取り付けることによって、センサカプセル110がサーモウェルの変圧器130の軸に沿ってサーモウェルの変圧器130を通過し、内腔125に入る。センサカプセル110が内腔125の中に入る際、センサカプセル110の導電性の外面が、サーモウェルの電気的コネクタ126の複数の湾曲したばね接点と係合し、センサカプセル110の第2の端部とサーモウェルの変圧器130との間の領域で、サーモウェル104とセンサカプセル110との間の電気的な接続を形成する。
図5は、図2のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムの一部をさらに詳しく示す図である。図5に点線によって示すように、温度センサ組立体102をサーモウェル104に取り付けることによって、センサ組立体の変圧器118とサーモウェルの変圧器130との間に単巻きの変圧器結合140が生成される。単巻きの変圧器結合140の経路は、センサ組立体の電気的コネクタ114から、センサ組立体の変圧器118、サーモウェルの変圧器130を通り、サーモウェルの電気的コネクタ126に至る、センサカプセル110の導電性の面を含む。前記結合の経路は、引き続きサーモウェルの電気的コネクタ126を通ってサーモウェル104に至るまで延び、センサ組立体の接続ねじ部122とサーモウェルの接続ねじ部134との係合によって形成された電気的な接続部を横断して、センサアダプタ108に至る。前記結合の経路は、センサ組立体の電気的コネクタ114によってセンサアダプタ108からセンサカプセル110に至るまで延びて完結する。電気絶縁体112は、センサ組立体の変圧器118とサーモウェルの変圧器130との間の領域における単巻きの変圧器結合140の短絡を防止する。したがって、温度センサ組立体をサーモウェルに取り付ける通常のやり方で温度センサ組立体102をサーモウェル104に取り付けるだけで、単巻きの変圧器結合140が生成され、サーモウェル104に対するプラグアンドプレイ機能が可能になる。
図6は、本発明を具現化したプラグアンドプレイ式のプロセス測定システムの一実施形態を示す概略図である。本実施形態では、変圧器を用いて、プラグアンドプレイ式のプロセス伝送器内のRFIDリーダと、温度センサ組立体内のRFIDチップおよびサーモウェル内のRFIDチップを含む、プラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム内のRFIDチップとの間で、変調搬送波信号を誘導結合する。この配置によって、温度センサ組立体内のRFIDチップ上の記憶領域、およびサーモウェル内のRFIDチップ上の記憶領域からデジタル情報を読み取ること、ならびにこうした記憶領域にデジタル情報を記憶することが可能になる。重要なことには、センサ信号を伝えるワイヤ以外にプロセス伝送器とセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムとの間にワイヤを全く使用することなく、正確なアナログの温度センサ信号を維持しながら、こうした記憶領域へのアクセスが行われる。
図6は、プラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム202およびプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器204を含む、プロセス測定システム200を示している。センサ組立体−周辺コンポーネントシステム202は、センサのRF通信−データ記憶回路116およびサーモウェルのRF通信−データ記憶回路128が、明らかにRFIDチップである、すなわち、それぞれセンサのRFIDチップ142およびサーモウェルのRFIDチップ144であることを除き、図2〜5を参照して前述したセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム100と同様である。プロセス伝送器204は、センサフィルタ206、阻止コンデンサ208、A/D変換器210、RFIDリーダIC212、通信用変圧器214、マイクロプロセッサ216、電力バッファ218およびループ式電力調整器220を含む。低周波数の用途の場合、通信用変圧器214は、好ましくは粉末状の鉄またはフェライトのコアを含む。あるいは、特に高周波数の用途の場合、空心変圧器を使用することができる。ループ式電力調整器220は、図1を参照して前述した伝送路14などの伝送路から、プロセス伝送器204への電力を調整する。ループ式電力調整器220はまた、プロセス伝送器204と伝送路との間の通信を制御する。
図6に示すように、センサ組立体−周辺コンポーネントシステム202は、センサワイヤ106によってプロセス伝送器204に接続される。温度プロセス伝送器204の中で、センサワイヤ106は2対に分かれ、センサワイヤ106の一方の対がセンサフィルタ206に接続され、センサワイヤ106の他方の対が通信用変圧器214の第1のコイルを形成する。阻止コンデンサ208は、センサワイヤ106を2対に分割する点と通信用変圧器214との間のある点で、通信用変圧器214の第1のコイルを形成する一方のセンサワイヤ106に接続される。RFIDリーダIC212は、通信用変圧器214の第2のコイルに電気的に接続される。RFIDリーダIC212は、マイクロプロセッサ216および電力バッファ218に接続される。マイクロプロセッサ216は、A/D変換器210、電力バッファ218および電力調整器220に接続される。センサフィルタ206は、A/D変換器210に接続される。ループ式電力調整器220は、伝送路、例えば図1を参照して前述した伝送路14に接続される。
プロセス伝送器204を起動させ、手動で信号を送るとき、またはセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム202が、しばらくの間切断が続いた後で、センサワイヤ106によってプロセス伝送器204に接続するとき、マイクロプロセッサ216は、RFIDリーダIC212に信号を送り、温度センサ組立体102から構成データを要求する、またはサーモウェル104から特徴的な情報を要求する。RFIDリーダIC212は、要求を暗号化するために変調される搬送波信号を発生させ、変調される搬送波信号を通信用変圧器214へ伝える。変調搬送波信号は、センサワイヤ106内で通信用変圧器214による誘導結合によって生成される。変調搬送波信号は、センサワイヤ106に沿って、プロセス伝送器204からセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム202へ伝わる。センサ組立体−周辺コンポーネントシステム202に達すると、変調搬送波信号は誘導結合してセンサ組立体の変圧器118を横断し、センサワイヤ106からセンサのRFIDチップ142と単巻きの変圧器結合140の両方に至る。変調搬送波信号はさらに、単巻きの変圧器結合140を通って伝わり、誘導結合してサーモウェルの変圧器130を横断し、サーモウェルのRFIDチップ144に至る。
構成データまたは特徴的な情報に関する暗号化された要求を含むことに加えて、変調搬送波信号は、センサのRFIDチップ142とサーモウェルのRFIDチップ144の両方に電力も供給する。暗号化された要求がセンサのRFIDチップ142に指令された場合(例えば、センサ組立体102に関する構成データの要求)、センサのRFIDチップ142は暗号化された要求を処理し、搬送波信号を再変調して要求された構成データを暗号化し、再変調された搬送波信号をセンサ組立体の変圧器118、センサワイヤ106および通信用変圧器214を通して伝送し、RFIDリーダIC212へ戻す。RFIDリーダIC212は、再変調された搬送波信号を復調し、構成データをマイクロプロセッサ216へ送信し、マイクロプロセッサ216は、構成データをローカルメモリに記憶する。同様に、暗号化された要求がサーモウェルのRFIDチップ144に指令された場合(例えば、サーモウェル104に関する特徴的な情報の要求)、サーモウェルのRFIDチップ144は暗号化された要求を処理し、搬送波信号を再変調して要求された情報を暗号化し、再変調された搬送波信号を、サーモウェルの変圧器130、単巻きの変圧器結合140、センサ組立体の変圧器118、センサワイヤ106および通信用変圧器214を通して伝送し、RFIDリーダIC212へ戻す。RFIDリーダIC212は、再変調された搬送波信号を復調し、特徴的な情報をマイクロプロセッサ216へ送信し、マイクロプロセッサ216は、情報をローカルメモリに記憶する。
プロセス伝送器204が温度センサ組立体102に関する構成データを有するようになると、センサ要素120が温度を感知し、アナログのセンサ信号を生成する。図6に示すように、センサ要素120は熱電対タイプであり、したがって、アナログのセンサ信号は、センサ要素120の両端での電圧レベルの変化である。アナログのセンサ信号は、センサワイヤ106を介して温度センサ組立体102からプロセス伝送器204へ伝わるが、センサ組立体の変圧器118を経由してセンサワイヤ106を通過することによって変化しない。プロセス伝送器204において、アナログのセンサ信号はセンサフィルタ206を通過し、センサフィルタ206は、センサワイヤ106およびA/D変換器210に向かって伝わる任意の変調搬送波信号を含む高周波の干渉を取り除く。さらに阻止コンデンサ208は、通信用変圧器214がアナログのセンサ信号を短絡させるのを防止する。A/D変換器210は、アナログのセンサ信号をデジタルのセンサ信号に変換し、それをマイクロプロセッサ216に送信する。マイクロプロセッサ216は、構成データをローカルメモリから検索し、構成データを用いてデジタルのセンサ信号を調節して正確な温度の測定値を示す。マイクロプロセッサ216はまた、特徴的な情報をローカルメモリから検索する。温度の測定値および特徴的な情報は、例えば図1を参照して前述した伝送路14を通じて伝送するためにループ式電力調整器220へ送られる。さらに、プロセス伝送器204は、温度の測定値または特性データを、プロセス測定システム200の保守のためにプロセス伝送器204に一時的に接続された携帯デバイス(図示せず)に提供すること、または温度の測定値または特徴的な情報を、装備されている場合にはプロセス伝送器204のディスプレイ(図示せず)に表示することが可能である。図6に示す実施形態は、デジタル通信が双方向であるため、構成データまたは特徴的な情報を検索する以外に、他のタイプのデジタル情報を記憶および検索することも可能である。
低電力の電流ループの用途または無線伝送器の用途を含むいくつかの用途では、RFIDリーダIC212は、継続的に利用するより多くの電力を必要とする場合がある。電力バッファ218は、利用可能な伝送器の電力を監視し、プロセス伝送器204の他の動作に必要な電力を上回る電力を蓄積する。電力バッファ218は、十分な電力が蓄積されると、この状態をマイクロプロセッサ216に伝達する。マイクロプロセッサ216がセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム202とデジタル通信を開始すると、RFIDリーダIC212は、電力バッファ218からの蓄積された電力を使用する。
図6は、センサ要素120が熱電対タイプのセンサ要素である本発明を示しているが、2、3および4ワイヤのRTDを使用することも可能である。例えば、高周波バイパスコンデンサが2ワイヤのRTDセンサ要素と平行に延びていれば、2ワイヤのRTDを使用することができる。3ワイヤのRTD要素および4ワイヤのRTD要素は、センサ組立体の変圧器118または通信用変圧器214と誘導結合する必要がないため、センサワイヤ106から分かれた1つまたは2つの追加のセンサワイヤを必要とするだけである。
これまでに論じた実施形態はすべて、温度プロセス伝送器に接続された単一の温度センサ組立体を含むが、本発明が、多重化によって単一の温度プロセス伝送器に接続された複数の温度センサ組立体を含むことが可能であることが理解される。さらに、説明を簡潔かつ簡単にするために、これまでに論じたすべての実施形態は、測定するプロセス変数として温度を使用している。しかしながら、本発明が、圧力、pHおよび流量を含む他のプロセス変数の測定にも適用可能であることが理解される。
本発明は、追加の配線を使用せずに、センサ周辺コンポーネント内に記憶されたセンサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報の読み取りおよび書き込みを可能にし、プラグアンドプレイ機能をセンサ周辺コンポーネントに拡張する。プラグアンドプレイ式のセンサ組立体をそうしたプラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに物理的に接続することによって、センサ組立体に接続されたプラグアンドプレイ式のプロセス伝送器が、アナログのセンサ信号を伝えるセンサワイヤのみを使用してセンサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路、例えばRFIDチップ上の記憶領域にアクセスすることが可能になる。
本発明は、プロセス伝送器からの変調搬送波信号を、センサ周辺コンポーネントおよび取り付けられたセンサ組立体の導電部を通して、センサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路に誘導結合する。センサ周辺コンポーネントおよび取り付けられたセンサ組立体の導電部を使用することにより、センサ組立体をセンサ周辺コンポーネントに物理的に接続するだけで、プラグアンドプレイ方式に誘導結合された信号経路が確立される。したがって、プラグアンドプレイ方式のプロセス伝送器によって、センサ周辺コンポーネント内のRF通信−データ記憶回路上の記憶領域に記憶された特徴的な情報に簡単にアクセスすることが可能となり、プロセスの測定精度および信頼性が、取り付けられたセンサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報の有用性に依存する範囲で改善される。もはやセンサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報を、プロセス伝送器に手で入力する必要はない。さらに、実際の使用を反映する保守スケジュールを容易に入手することができ、もはや金属の識別タグは重要ではない。
本発明を例示的な実施形態を参照して記載してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うことが可能であり、本発明の要素の代わりに等価物を用いることが可能であることが当業者には理解されるであろう。さらに、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、多くの変更を行うことが可能である。したがって、本発明は開示される特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての実施形態を含むことが意図される。

Claims (27)

  1. プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントと、プラグアンドプレイ式のセンサ組立体とを備えるプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステムであって、
    前記センサ周辺コンポーネントは、
    前記センサ周辺コンポーネントの軸に沿って延び、前記センサ組立体のセンサカプセルを収容する内腔と、
    前記内腔と同軸になるように位置決めされる第1の変圧器と、
    前記センサ組立体に物理的に接続される導電性の接続ねじ部と、
    前記接続ねじ部に電気的に接続される電気的コネクタと、
    前記センタ組立体から前記第1の変圧器を経て前記電気的コネクタに至るまで形成される単巻きの変圧器結合としての第1の導電経路と、
    前記第1の変圧器に電気的に接続されるRF通信−データ記憶回路であって、前記第1の変圧器および前記RF通信−データ記憶回路が、前記接続ねじ部および前記電気的コネクタから電気的に絶縁されるRF通信−データ記憶回路と
    を備え
    前記接続ねじ部を介して前記センサ周辺コンポーネントに前記センサ組立体を物理的に接続することにより、前記RF通信−データ記憶回路前記第1の導電経路との信号経路を確立することを特徴とするプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  2. 記第1の変圧器がトロイダルコア変圧器である、請求項1に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  3. 前記接続ねじ部を介して前記センサ周辺コンポーネントに前記センサ組立体を物理的に接続することは、前記トロイダルコア変圧器の中心を通して電気的に接続することにより、前記RF通信−データ記憶回路前記第1の導電経路との信号経路を確立することを含む、請求項2に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  4. 前記RF通信−データ記憶回路と前記第1の導電経路との間の信号経路確立が、前記センサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報を伝達する、請求項1に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  5. 前記特徴的な情報が、前記センサ周辺コンポーネントの型式、前記センサ周辺コンポーネントの特定の識別情報、付着物の診断情報および保守スケジュールの情報の少なくとも1つを含む、請求項4に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  6. 前記特徴的な情報が、前記RF通信−データ記憶回路と前記第1の導電経路との間でデジタル通信として伝達される、請求項4に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  7. 前記デジタル通信が変調搬送波信号によって行われる、請求項6に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  8. 前記RF通信−データ記憶回路がRFIDチップである、請求項7に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム
  9. 前記センサ周辺コンポーネントがサーモウェルである、請求項1に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  10. 前記センサ組立体は、
    センサアダプタ
    記センサアダプタ内に設けられ、センサワイヤに接続することで信号経路が確立されるの変圧器
    前記センサアダプタの中の第1の端部から前記センサアダプタの中にない第2の端部まで延びる導電性のセンサ組立体のコンポーネントであって、前記第の変圧器が該導電性のセンサ組立体のコンポーネント前記センサワイヤとの信号経路を確立するように構成される、導電性のセンサ組立体のコンポーネントと
    を備え、
    前記接続ねじ部を介して前記センサ周辺コンポーネントに前記センサ組立体を物理的に接続することにより前記センサ組立体の前記第2の変圧器と前記センサ周辺コンポーネントの前記第1の変圧器との間に前記第1の導電経路が形成される請求項1に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  11. 前記第1の変圧器が第1のトロイダルコア変圧器であり、前記第2の変圧器が第2のトロイダルコア変圧器である、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  12. 前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントが、前記第2のトロイダル変圧器の軸に沿って前記第2のトロイダルコア変圧器を通過して構成されることにより、前記第2のトロイダルコア変圧器が前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントを前記センサワイヤに誘導結合する、請求項11に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  13. 前記センサ組立体を前記センサ周辺コンポーネントに物理的に取り付けることによって、前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントが、前記第1のトロイダルコア変圧器の軸に沿って前記第1のトロイダルコア変圧器を通過し、前記第1のトロイダルコア変圧器と前記第2のトロイダルコア変圧器との間に前記変圧器結合を形成する、請求項11に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  14. 前記センサワイヤに電気的に接続され、前記プロセス伝送器と前記RF通信−データ記憶回路との間で情報を伝達するためのRF通信回路を有するプロセス伝送器をさらに備える、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  15. 前記RF通信−データ記憶回路と前記プロセス伝送器との間で通信される前記情報が、前記センサ周辺コンポーネントに関する特徴的な情報を含む、請求項14に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  16. 前記特徴的な情報が、前記センサ周辺コンポーネントの型式、前記センサ周辺コンポーネントの特定の識別情報、付着物の診断情報および保守スケジュールの情報の少なくとも1つを含む、請求項15に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  17. 前記情報が、前記RF通信−データ記憶回路と前記プロセス伝送器との間でデジタル通信として伝達される、請求項14に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  18. 前記デジタル通信が変調搬送波信号によって行われる、請求項17に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  19. 前記RF通信−データ記憶回路がRFIDチップである、請求項18に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  20. 前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントが温度センサを含み、前記センサ周辺コンポーネントがサーモウェルである、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  21. 前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントが、圧力センサ、pHセンサおよび流量センサの少なくとも1つを含む、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  22. 前記第1の変圧器と前記第2の変圧器との間で前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントの一部を軸方向に囲み、前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントの前記一部を前記センサアダプタおよび前記センサ周辺コンポーネントから絶縁する電気絶縁体
    をさらに備える、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  23. 前記電気絶縁体が、ガラス、ガラス繊維、ポリイミドおよびエアギャップの少なくとも1つを含む、請求項22に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  24. 前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントの前記第1の端部と前記第1の変圧器との間のある点で、前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントを前記センサアダプタに接続するように構成された、前記センサアダプタ内の第1の電気的コネクタと、
    前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントの前記第2の端部と前記第2の変圧器との間のある点で、前記センサ周辺コンポーネントを前記導電性のセンサ組立体のコンポーネントに接続するように構成された、前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネント内の第2の電気的コネクタと、
    をさらに備える、請求項10に記載のプラグアンドプレイ式のセンサ組立体−周辺コンポーネントシステム。
  25. プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントからの特徴的な情報にアクセスする方法であって、
    プラグアンドプレイ式のセンサ組立体を、前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに取り付けること、
    搬送波信号を、センサワイヤを通して前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体に供給すること、
    前記搬送波信号を変圧器結合に誘導すること、
    前記搬送波信号を、前記変圧器結合から前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに誘導すること、
    前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに記憶された前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントの特徴的な情報に基づいて、前記搬送波信号を変調し、前記特徴的な情報を含む第1の変調搬送波信号を生成すること、
    前記第1の変調搬送波信号を前記変圧器結合に誘導すること、
    前記第1の変調搬送波信号を、前記変圧器結合から前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体に誘導すること、
    前記第1の変調搬送波信号を、前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体から前記センサワイヤに供給すること、および
    前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体によって供給された前記第1の変調搬送波信号を復調して、前記特徴的な情報を得ること
    を含む方法。
  26. 前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体を前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに取り付けることが、プラグアンドプレイ式ではないセンサ組立体をプラグアンドプレイ式ではないセンサ周辺コンポーネントに取り付けることと同様に行うことができる、請求項25に記載の方法。
  27. センサワイヤを通して前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体に供給された前記搬送波信号を変調して、前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに記憶される特徴的な情報を含む第2の変調搬送波信号を生成すること、
    前記第2の変調搬送波信号を、前記プロセス伝送器から前記プラグアンドプレイ式のセンサ組立体に供給すること、
    前記第2の変調搬送波信号を前記変圧器結合に誘導すること、
    前記第2の変調搬送波信号を、前記変圧器結合から前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに誘導すること、および
    前記プラグアンドプレイ式のセンサ周辺コンポーネントに記憶される前記特徴的な情報を含む、前記第2の変調搬送波信号を復調すること
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
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