JP6113811B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチスロ等の遊技機に関する。
従来、複数の図柄がそれぞれの表面に配された複数のリールと、遊技メダルやコイン等(以下、「メダル等」という)が投入され、遊技者によりスタートレバーが操作されたことを検出し、複数のリールの回転の開始を要求するスタートスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられたストップボタンが遊技者により押されたことを検出し、該当するリールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、それぞれの駆動力を各リールに伝達するステッピングモータと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行うリール制御部と、を備え、スタートレバーが操作されたことを検出すると、乱数値に基づいて抽籤を行い、この抽籤の結果(以下、「内部当籤役」という)とストップボタンが操作されたことを検出したタイミングとに基づいてリールの回転の停止を行う、パチスロと呼ばれる遊技機が知られている。
このような遊技機は、遊技の進行にともない様々な演出が行われる。
例えば、入射した光を散乱と反射とによって側面から放出することにより発光する線状発光体、及びこの線状発光体の両端部に配置され、光を照射可能な一対の光照射部を備えた遊技機が提案されている(特許文献1)。
特許文献1の遊技機によれば、一対の光照射部を点滅させたり、両者の発光を互いに所定時間遅延させることで、光による様々な演出が行い、遊技の興趣を高めることができる。
特開2003−339942号公報
しかしながら、このような遊技機は、線状発光体を介して発光させているにもかかわらず、光照射部を点滅させたり、両者の発光を互いに所定時間遅延させるだけであるので、ランプ等を直接発光させる演出との差異がなかった。
そこで、本発明は、光による演出を多様化できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明では、以下のようなものを提供する。
発光する照明ユニット(例えば、後述のセンター照明ユニット70等)と、前記照明ユニットの発光を制御する発光制御手段(例えば、後述の副制御回路72等)と、を備える遊技機において、前記照明ユニットは、役物レンズユニット(例えば、後述のセンター役物レンズユニット730等)と、前記役物レンズユニットを収容する照明ユニット本体(例えば、後述の役物ベース701等)と、を備え、前記照明ユニット本体は、正面側が開放され、前記役物レンズユニットを収容する箱状体と、前記箱状体の正面側に設けられたカバー(例えば、後述の駆動センター上カバー763、駆動センター下カバー764等)と、前記箱状体に収容される前記役物レンズユニットが視認可能な状態及び視認不可能な状態になるように前記カバーを駆動する駆動手段(例えば、後述の駆動部700等)と、を備え、前記役物レンズユニットは、背面から入射された光を正面に放射する略円形状の役物メインレンズ(例えば、後述のセンター役物メインレンズ731等)と、前記役物メインレンズの外形に沿う曲面を有し、該曲面を前記役物メインレンズの外形に沿うように形成された複数の板状体であって、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する複数の板状体が重なって形成されている役物サブレンズ(例えば、後述のセンター役物サブレンズ732等)と、前記役物メインレンズの背面近傍に配置され、前記役物メインレンズの背面に向けて光を照射するメインレンズLED基板(例えば、後述のメインレンズLED基板736等)と、前記役物サブレンズを形成する複数の板状体の背後の側縁近傍に配置され、これら複数の板状体の背後の側縁に向けて光を照射するサブレンズLED基板(例えば、後述のサブレンズLED基板737等)と、を備えことを特徴とする遊技機。
また、本発明では、以下のようなものを提供する。
記発光制御手段は、演出内容に基づく光演出データに従って、前記メインレンズLED基板の光度を調整すると共に、演出内容に基づく役物演出データに従って、前記駆動手段に前記カバーを駆動させる制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、光による演出を多様化できる遊技機を提供することができる。
本発明の実施形態におけるパチスロの機能フローを示す図である。 本発明の実施形態におけるパチスロの正面図である。 本発明の実施形態におけるパチスロの斜視図である。 本発明の実施形態におけるパチスロの回路構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるパチスロの回路構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるパチスロの表示部の分解図である。 本発明の実施形態におけるパチスロのセンター役物レンズユニット及びセンターサイドレンズユニットの正面図である。 本発明の実施形態におけるパチスロのサイド照明ユニットの正面図である。 本発明の実施形態におけるセンターラインレンズの発光態様の説明図である。(a)は、左センターライン左LED基板におけるLEDの光度が、左センターライン右LED基板におけるLEDの光度より小さく調整されている状態を示す図である。(b)は、左センターライン左LED基板におけるLEDの光度が、左センターライン右LED基板におけるLEDの光度より大きく調整されている状態を示す図である。
[パチスロの機能フロー]
本発明の実施形態に係る遊技機について、以下図面を参照しながら説明する。はじめに、図1を参照して、本実施形態における遊技機(以下、パチスロ)1の機能フローについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパチスロ1の機能フローを示す図である。
遊技者によりメダルが投入され、スタートレバー6が操作されると、予め定められた数値の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段(後述のメインCPU31)は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。内部当籤役の決定により、後述の入賞判定ラインに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。尚、図柄の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係るものとが設けられている。
続いて、複数のリール3L,3C,3Rの回転が行われた後で、遊技者によりストップボタン7L,7C,7Rが押されると、リール停止制御手段(後述のモータ駆動回路39、後述のステッピングモータ49L,49C,49R)は、内部当籤役とストップボタンが押されたタイミングとに基づいて、該当するリールの回転を停止する制御を行う。
ここで、パチスロ1では、基本的に、ストップボタンが押されたときから規定時間(190msec)内に、該当するリールの回転を停止する制御が行われる。本実施形態では、上記規定時間内でのリール3L,3C,3Rの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と呼び、その最大数を図柄4個分に定める。
リール停止制御手段は、入賞に係る図柄の組合せの表示を許可する内部当籤役が決定されているときでは、上記規定時間を利用して、その図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリール3L,3C,3Rの回転を停止する。その一方で、内部当籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せについては、上記規定時間を利用して、入賞判定ラインに沿って表示されることがないようにリール3L,3C,3Rの回転を停止する。
こうして、複数のリール3L,3C,3Rの回転が全て停止されると、入賞判定手段(後述のメインCPU31)は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。入賞に係るものであるとの判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。以上のような一連の流れがパチスロ1における1回の遊技として行われる。
また、パチスロ1では、前述した一連の流れの中で、液晶表示装置5により行う映像の表示、照明ユニットとしてのセンター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75Rにより行う発光、センター照明ユニット70における駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762等の駆動、スピーカ9L,9Rにより行う音の出力、或いはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
遊技者によりスタートレバー6が操作されると、前述の内部当籤役の決定に用いられた乱数値とは別に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると、演出内容決定手段(後述のサブCPU81)は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実行するものを抽籤により決定する。
演出内容が決定されると、演出実行手段(後述の液晶表示装置5、後述のスピーカ9L,9R、後述のセンター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75R)は、リール3L,3C,3Rの回転が開始されるとき、各リール3L,3C,3Rの回転がそれぞれ停止されるとき、入賞の有無の判定が行われたとき等の各契機に連動させて演出の実行を進める。このように、パチスロ1では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定された内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る或いは予想する機会が遊技者に提供され、遊技者の興味の向上が図られる。
[パチスロの全体構造]
パチスロ1の機能フローについての説明は以上である。次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係るパチスロ1について説明する。図2は、パチスロ1の正面図であり、図3は、パチスロ1の斜視図である。
パチスロ1は、リール3L,3C,3Rや回路基板等を収容する筐体となるキャビネット1aと、キャビネット1aの前面側(図3におけるF側)に対して開閉可能に取り付けられるフロントドア2とを備える。キャビネット1aの内部には、3つのリール3L,3C,3Rが横並びに設けられている。各リール3L,3C,3Rは、円筒状のフレームの周面に、複数の図柄が回転方向に沿って連続的に配置された帯状のシートを貼り付けて構成されている。
フロントドア2は、遊技に関する情報を表示する表示部21と、表示部21の下方(図3におけるB側)に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を設ける腰部22と、腰部22の下方に設けられ遊技媒体の払い出しを受け付ける受け皿部23とを備える。
フロントドア2の表示部21は、図柄表示領域21L,21C,21Rを含む表示画面5aを備える液晶表示装置5を備える。液晶表示装置5は、正面から見て3つのリール3L,3C,3Rに重畳する手前側(図3におけるF側)に位置するように設けられている。
また、表示部21は、液晶表示装置5の周囲に配置され発光するセンター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75Rを備える。センター照明ユニット70は、液晶表示装置5の上側(図2におけるT側)に配置されている。サイド照明ユニット75Lは、液晶表示装置5の左側(図2におけるL側)に配置されている。サイド照明ユニット75Rは、液晶表示装置5の右側(図2におけるR2側)に配置されている。表示部21の詳細は、後述する。
図柄表示領域21L,21C,21Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応して設けられており、その背面側(図3におけるR側)に設けられたリール3L,3C,3Rを透過することが可能な構成を備えている。
つまり、図柄表示領域21L,21C,21Rは、表示窓としての機能を果たすものであり、その背後に設けられたリール3L,3C,3Rの回転及びその停止の動作が遊技者側から視認可能となる。パチスロ1では、図柄表示領域21L,21C,21Rを含めた表示画面5aの全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域21L,21C,21Rは、その背後に設けられたリール3L,3C,3Rの回転が停止されたとき、リール3L,3C,3Rの表面に配された複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。また、各図柄表示領域21L,21C,21Rが有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められた何れかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン(入賞判定ライン)として定義する。
フロントドア2の腰部22は、遊技者による操作の対象となる各種装置(メダル投入口10、ベットボタン11、精算ボタン12、スタートレバー6、ストップボタン7L,7C,7R)が設けられている。
メダル投入口10は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口10に受け入れられたメダルは、所定枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に投入され、所定枚数を超えた分はパチスロ1内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
ベットボタン11は、パチスロ1内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン12は、パチスロ1内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。
スタートレバー6は、全てのリール3L,3C,3Rの回転を開始するために設けられる。ストップボタン7L,7C,7Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応づけられ、対応するリール3L,3C,3Rの回転を停止するために設けられる。
フロントドア2の受け皿部23は、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力するスピーカ9L,9Rと、スピーカ9L,9Rの間に設けられパチスロ1から排出されるメダルを外部に導くメダル払出口15と、メダル払出口15から排出されるメダルを受けるメダル受皿16と、を備える。
[パチスロが備える回路の構成]
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態におけるパチスロ1が備える回路の構成について説明する。本実施形態におけるパチスロ1は、主制御回路71、副制御回路72及びこれらと電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)を備える。
<主制御回路>
図4は、主に本実施形態におけるパチスロ1の主制御回路71の構成を示す。
(マイクロコンピュータ)
主制御回路71は、回路基板上に設置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素としている。マイクロコンピュータ30は、CPU(以下、メインCPU)31、ROM(以下、メインROM)32及びRAM(以下、メインRAM)33により構成される。
メインROM32には、メインCPU31により実行される制御プログラム、内部当籤役を決定するための内部抽籤テーブル等のデータテーブル、副制御回路72に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM33には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
(乱数発生器等)
メインCPU31には、クロックパルス発生回路34、分周器35、乱数発生器36及びサンプリング回路37が接続されている。クロックパルス発生回路34及び分周器35は、クロックパルスを発生する。メインCPU31は、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器36は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路37は、発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
(スイッチ等)
マイクロコンピュータ30の入力ポートには、スイッチ等が接続されている。メインCPU31は、スイッチ等の入力を受けて、ステッピングモータ49L,49C,49R等の周辺装置の動作を制御する。ストップスイッチ7Sは、3つのストップボタン7L,7C,7Rのそれぞれが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。また、スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出する。
メダルセンサ42Sは、メダル投入口10に受け入れられたメダルが前述のセレクタ42内を通過したことを検出する。また、ベットスイッチ11Sは、ベットボタン11が遊技者により押されたことを検出する。また、精算スイッチ12Sは、精算ボタン12が遊技者により押されたことを検出する。
(周辺装置及び回路)
マイクロコンピュータ30により動作が制御される周辺装置としては、ステッピングモータ49L,49C,49R、7セグ表示器13及びメダル払出装置(以降、ホッパーと称する)40がある。また、マイクロコンピュータ30の出力ポートには、各周辺装置の動作を制御するための回路が接続されている。
モータ駆動回路39は、各リール3L,3C,3Rに対応して設けられたステッピングモータ49L,49C,49Rの駆動を制御する。リール位置検出回路50は、発光部と受光部とを有する光センサにより、リール3L,3C,3Rが一回転したことを示すリールインデックスを各リール3L,3C,3Rに応じて検出する。
ステッピングモータ49L,49C,49Rは、運動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。ステッピングモータ49L,49C,49Rの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介してリール3L,3C,3Rに伝達される。ステッピングモータ49L,49C,49Rに対して1回のパルスが出力される毎に、リール3L,3C,3Rは一定の角度で回転する。
メインCPU31は、リールインデックスを検出してからステッピングモータ49L,49C,49Rに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、リール3L,3C,3Rの回転角度(主に、リール3L,3C,3Rが図柄何個分だけ回転したか)を管理し、リール3L,3C,3Rの表面に配された各図柄の位置を管理するようにしている。
表示部駆動回路48は、7セグ表示器13の動作を制御する。また、ホッパー駆動回路41は、ホッパー40の動作を制御する。また、払出完了信号回路51は、ホッパー40に設けられたメダル検出部40Sが行うメダルの検出を管理し、ホッパー40から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックする。
<副制御回路>
図5は、主に本実施形態におけるパチスロ1の副制御回路72の構成を示す。
副制御回路72は、主制御回路71と電気的に接続されており、主制御回路71から送信されるコマンドに基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行う。副制御回路72には、その動作が制御される周辺装置として、液晶表示装置5、スピーカ9L,9R、センター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75Rが接続されている。
副制御回路72は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置5により表示する。また、副制御回路72は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGM等の音をスピーカ9L,9Rにより出力する。また、副制御回路72は、演出内容により指定された役物演出データに従って、センター照明ユニット70における駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762等を駆動する制御を行う。さらに、副制御回路72は、演出内容により指定された光演出データに従って、センター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75Rの点灯又は消灯による発光態様、光度及び発光色を調整する制御を行う。
[表示部21の構成]
次に、図6を参照して、表示部21の構成について説明する。図6は、表示部21の分解図である。
表示部21は、液晶表示装置5が取付けられる液晶表示装置取付け部5bが形成された表示部内枠21aと、この表示部内枠21aの正面側(図6におけるF側)に取付けられる表示部外枠21bとを備える。
表示部内枠21aには、液晶表示装置取付け部5bの左右両側(図6におけるL,R2側)にサイド照明ユニット75L,75Rが設けられ、液晶表示装置取付け部5bの上側(図6におけるT側)にセンター照明ユニット70が取付けられるセンター照明ユニット取付け受け部70aが形成されている。
表示部外枠21bには、表示部内枠21aのセンター照明ユニット取付け受け部70aと係合して、センター照明ユニット70を保持するセンター照明ユニット取付け保持部70bが形成されている。また、表示部外枠21bには、センター照明ユニット取付け保持部70bを覆うセンター照明ユニットカバー70cが取付けられている。
サイド照明ユニット75L,75Rについては、後述する。
センター照明ユニット70は、副制御回路72に制御される駆動部700と、駆動部700を収容する照明ユニット本体としての役物ベース701と、駆動部700により駆動される駆動左上カバー761、駆動左下カバー762、駆動センター上カバー763、駆動センター下カバー764、駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766と、役物ベース701に収容され駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764の背後に設けられたセンター役物レンズユニット730と、役物ベース701に収容され駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762の背後に設けられたセンターサイドレンズユニット740Lと、役物ベース701に収容され駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766の背後に設けられたセンターサイドレンズユニット740Rと、を備える。
駆動部700は、駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762と、駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764と、駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766と、をそれぞれ駆動する。
役物ベース701は、正面側(図6におけるF側)が開放された箱状体に形成されている。
駆動左上カバー761、駆動左下カバー762、駆動センター上カバー763、駆動センター下カバー764、駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766は、役物ベース701の開放された正面側に配置されている。
駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762は、連動して互いに離間する方向又は互いに近接する方向に回動する。駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764は、連動して互いに離間する方向又は互いに近接する方向に回動する。駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766は、連動して互いに離間する方向又は互いに近接する方向に回動する。
センターサイドレンズユニット740Lは、駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762が連動して互いに離間する方向に回動すると視認可能となり、これらが連動して互いに近接する方向に回動すると駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762に遮蔽されることとなる。
すなわち、駆動左上カバー761及び駆動左下カバー762は、センターサイドレンズユニット740Lを遮蔽する閉状態及びセンターサイドレンズユニット740Lが視認可能となる開状態の双方向に移行可能に構成されている。
センターサイドレンズユニット740Lの詳細については、後述する。
センター役物レンズユニット730は、駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764が連動して互いに離間する方向に回動すると視認可能となり、これらが連動して互いに近接する方向に回動すると駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764に遮蔽されることとなる。すなわち、駆動センター上カバー763及び駆動センター下カバー764は、センター役物レンズユニット730を遮蔽する閉状態及びセンター役物レンズユニット730が視認可能となる開状態の双方向に移行可能に構成されている。
センター役物レンズユニット730の詳細については、後述する。
センターサイドレンズユニット740Rは、駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766が連動して互いに離間する方向に回動すると視認可能となり、これらが連動して互いに近接する方向に回動すると駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766に遮蔽されることとなる。すなわち、駆動右上カバー765及び駆動右下カバー766は、センターサイドレンズユニット740Rを遮蔽する閉状態及びセンターサイドレンズユニット740Rが視認可能となる開状態の双方向に移行可能に構成されている。
センターサイドレンズユニット740Rの詳細については、後述する。
センター照明ユニットカバー70cは、透明部材で形成され、センター照明ユニット70が視認可能に形成されている。
[センター役物レンズユニット730、センターサイドレンズユニット740L及びセンターサイドレンズユニット740Rの構成]
次に、図7を参照して、センター照明ユニット70のセンター役物レンズユニット730、センターサイドレンズユニット740L及びセンターサイドレンズユニット740Rの構成について説明する。図7は、センター役物レンズユニット730、センターサイドレンズユニット740L及びセンターサイドレンズユニット740Rの正面図である。
〈センター役物レンズユニット730の構成〉
センター役物レンズユニット730の構成について説明する。
センター役物レンズユニット730は、その略中心に配置されたセンター役物メインレンズ731と、センター役物メインレンズ731の周囲に配置されたセンター役物サブレンズ732と、センター役物メインレンズ731の背後に配置されたメインレンズLED基板736と、センター役物サブレンズ732の背後に配置されたサブレンズLED基板737と、を備える。
センター役物メインレンズ731は、略円形状のレンズであり、背面から入射された光を正面に放射する。
センター役物サブレンズ732は、センター役物メインレンズ731の外形に沿うように形成された複数の板状体を重ねて形成されている。この板状体は、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。
メインレンズLED基板736は、センター役物メインレンズ731の背面近傍に配置され、センター役物メインレンズ731の背面に向けて光りを照射するLEDを備える。
サブレンズLED基板737は、センター役物サブレンズ732を形成する複数の板状体の背後の側縁近傍に配置され、これら複数の板状体の背後の側縁に向けて光りを照射するLEDを備える。
〈センターサイドレンズユニット740L及びセンターサイドレンズユニット740Rの構成〉
センターサイドレンズユニット740L及びセンターサイドレンズユニット740Rの構成について説明する。センターサイドレンズユニット740Lとセンターサイドレンズユニット740Rとは、センター役物レンズユニット730を挟んで、左右対称に配置されている。
(センターサイドレンズユニット740Lの構成)
まず、センターサイドレンズユニット740Lの構成について説明する。
センターサイドレンズユニット740Lは、その略中央水平方向(図7におけるL−R2方向)に延びるライン状導光板としてのセンターラインレンズ741Lと、センターラインレンズ741Lに沿って延びる透明レンズ742Lと、透明レンズ742Lに沿って延びるメッキ部743Lと、メッキ部743Lに沿って延びるサイドパネルとしての透明赤色レンズ744Lと、センターラインレンズ741Lの両端部に配置された固定部材としてのラインレンズカバー745Lと、センターラインレンズ741Lの左端部(図7におけるL側)近傍に配置された第1発光装置としての左センターライン左LED基板746Lと、センターラインレンズ741Lの右端部(図7におけるR2側)近傍に配置された第2発光装置としての左センターライン右LED基板747Lと、透明レンズ742L及び透明赤色レンズ744Lの背後に配置された左サイドレンズLED基板748Lと、を備える。
センターラインレンズ741Lは、棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。センターラインレンズ741Lは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
透明レンズ742Lは、センターラインレンズ741Lの側面に沿うように形成されている。透明レンズ742Lは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。透明レンズ742Lは、センターラインレンズ741Lと離間して配置されている。
メッキ部743Lは、センターラインレンズ741L及び透明レンズ742Lと透明赤色レンズ744Lとの間に配置され、一方の光が他方へ入射し両者の光が混同するのを防止するように構成されている。すなわち、透明赤色レンズ744Lは、メッキ部743Lにより、センターラインレンズ741L及び透明レンズ742Lと離間して配置されている。
透明赤色レンズ744Lは、透明レンズ742L及びメッキ部743Lの側面に沿うように形成されている。透明赤色レンズ744Lは、透明赤色の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。透明赤色レンズ744Lは、センターラインレンズ741Lと離間して配置されている。
固定部材としてのラインレンズカバー745Lは、センターラインレンズ741Lの両端部を狭持して役物ベース701に保持する。
左センターライン左LED基板746Lは、センターラインレンズ741Lの左端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
左センターライン右LED基板747Lは、センターラインレンズ741Lの右端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
左サイドレンズLED基板748Lは、透明レンズ742L及び透明赤色レンズ744Lの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
(センターサイドレンズユニット740Rの構成)
次に、センターサイドレンズユニット740Rの構成について説明する。
センターサイドレンズユニット740Rは、その略中央水平方向に延びるライン状導光板としてのセンターラインレンズ741Rと、センターラインレンズ741Rに沿って延びる透明レンズ742Rと、透明レンズ742Rに沿って延びるメッキ部743Rと、メッキ部743Rに沿って延びるサイドパネルとしての透明赤色レンズ744Rと、センターラインレンズ741Rの両端部に配置された固定部材としてのラインレンズカバー745Rと、センターラインレンズ741Rの左端部(図7におけるL側)近傍に配置された第1発光装置としての右センターライン左LED基板746Rと、センターラインレンズ741Rの右端部(図7におけるR2側)近傍に配置された第2発光装置としての右センターライン右LED基板747Rと、透明レンズ742R及び透明赤色レンズ744Rの背後に配置された右サイドレンズLED基板748Rとを備える。
センターラインレンズ741Rは、棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。センターラインレンズ741Rは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
透明レンズ742Rは、センターラインレンズ741Rの側面に沿うように形成されている。透明レンズ742Rは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。透明レンズ742Rは、センターラインレンズ741Rと離間して配置されている。
メッキ部743Rは、センターラインレンズ741R及び透明レンズ742Rと透明赤色レンズ744Rとの間に配置され、一方の光が他方へ入射し両者の光が混同するのを防止するように構成されている。すなわち、透明赤色レンズ744Rは、メッキ部743Rにより、センターラインレンズ741R及び透明レンズ742Rと離間して配置されている。
透明赤色レンズ744Rは、透明レンズ742R及びメッキ部743Rの側面に沿うように形成されている。透明赤色レンズ744Rは、透明赤色の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。透明赤色レンズ744Rは、センターラインレンズ741Rと離間して配置されている。
固定部材としてのラインレンズカバー745Rは、センターラインレンズ741Rの両端部を狭持して役物ベース701に保持する。
右センターライン左LED基板746Rは、センターラインレンズ741Rの左端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
右センターライン右LED基板747Rは、センターラインレンズ741Rの右端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
右サイドレンズLED基板748Rは、透明レンズ742R及び透明赤色レンズ744Rの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
[サイド照明ユニット75L及びサイド照明ユニット75Rの構成]
次に、図8を参照して、サイド照明ユニット75L及びサイド照明ユニット75Rの構成について説明する。図8は、サイド照明ユニット75L及びサイド照明ユニット75Rの正面図である。サイド照明ユニット75Lとサイド照明ユニット75Rとは、液晶表示装置5の表示画面5a(図2参照)を挟んで、左右対称に配置されている。
〈サイド照明ユニット75Lの構成〉
サイド照明ユニット75Lの構成について説明する。
サイド照明ユニット75Lは、下側(図8におけるB側)から、その略中央垂直方向(図8におけるB−T方向)に延びるライン状導光板としてのサイドラインレンズ751Lと、サイドラインレンズ751Lの上側(図8におけるT側)端部近傍から水平方向(図8におけるL−R2方向)に湾曲するコーナーラインレンズ752Lと、サイドラインレンズ751Lに沿って延びるサイドパネルとしてのサイドレンズ753Lと、コーナーラインレンズ752Lに沿って湾曲するサイドパネルとしてのコーナーサイドレンズ754Lと、サイドラインレンズ751Lの下端部(図8におけるB側)近傍に配置されたライン下左LED基板755Lと、サイドラインレンズ751Lの上端部(図8におけるT側)及びサイドラインレンズ751Lの上側端部近傍に位置するコーナーラインレンズ752Lの端部近傍に配置されたライン左中LED基板756Lと、コーナーラインレンズ752Lの水平方向に延びる部分の端部近傍に配置されたライン左上LED基板757Lと、サイドレンズ753Lの背後に配置されたサイドレンズ左LED基板758Lと、コーナーサイドレンズ754Rの背後に配置されたコーナーサイドレンズ左LED基板759Lと、を備える。
サイドラインレンズ751Lは、棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。サイドラインレンズ751Lは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
コーナーラインレンズ752Lは、湾曲する棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。コーナーラインレンズ752Lは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
サイドレンズ753Lは、サイドラインレンズ751Lの側面に沿うように形成されている。サイドレンズ753Lは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。サイドレンズ753Lは、サイドラインレンズ751Lと離間して配置されている。
コーナーサイドレンズ754Lは、コーナーラインレンズ752Lの側面に沿うように形成されている。コーナーサイドレンズ754Lは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。コーナーサイドレンズ754Lは、コーナーラインレンズ752Lと離間して配置されている。
ライン下左LED基板755Lは、サイドラインレンズ751Lの下側端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。ライン下左LED基板755Lは、サイドラインレンズ751Lの端部に向けて光を照射する第1発光装置として機能する。
ライン左中LED基板756Lは、サイドラインレンズ751Lの上側端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備えるとともに、サイドラインレンズ751Lの上側端部近傍に位置するコーナーラインレンズ752Lの端部に向けて光りを照射するLEDを備える。ライン左中LED基板756Lは、サイドラインレンズ751Lの端部に向けて光を照射する第2発光装置として機能するとともに、コーナーラインレンズ752Lの端部に向けて光を照射する第1発光装置として機能する。
ライン左上LED基板757Lは、コーナーラインレンズ752Lの水平方向に延びる部分の端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。ライン左上LED基板757Lは、コーナーラインレンズ752Lの端部に向けて光を照射する第2発光装置として機能する。
サイドレンズ左LED基板758Lは、サイドレンズ753Lの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
コーナーサイドレンズ左LED基板759Lは、コーナーサイドレンズ754Lの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
〈サイド照明ユニット75Rの構成〉
次に、サイド照明ユニット75Rの構成について説明する。
サイド照明ユニット75Rは、下側(図8におけるB側)から、その略中央垂直方向(図8におけるB−T方向)に延びるライン状導光板としてのサイドラインレンズ751Rと、サイドラインレンズ751Rの上側(図8におけるT側)端部近傍から水平方向(図8におけるL−R2方向)に湾曲するコーナーラインレンズ752Rと、サイドラインレンズ751Rに沿って延びるサイドパネルとしてのサイドレンズ753Rと、コーナーラインレンズ752Rに沿って湾曲するサイドパネルとしてのコーナーサイドレンズ754Rと、サイドラインレンズ751Rの下端部(図8におけるB側)近傍に配置されたライン下右LED基板755Rと、サイドラインレンズ751Rの上端部(図8におけるT側)及びサイドラインレンズ751Rの上側端部近傍に位置するコーナーラインレンズ752Rの端部近傍に配置されたライン右中LED基板756Rと、コーナーラインレンズ752Rの水平方向に延びる部分の端部近傍に配置されたライン右上LED基板757Rと、サイドレンズ753Rの背後に配置されたサイドレンズ右LED基板758Rと、コーナーサイドレンズ754Rの背後に配置されたコーナーサイドレンズ右LED基板759Rと、を備える。
サイドラインレンズ751Rは、棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。サイドラインレンズ751Rは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
コーナーラインレンズ752Rは、湾曲する棒状体であり、端部から入射した光を側面から放射しライン状に発光する。コーナーラインレンズ752Rは、透明アクリルスティックで形成され、背面側が白色塗装され、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成されている。
サイドレンズ753Rは、サイドラインレンズ751Rの側面に沿うように形成されている。サイドレンズ753Rは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。サイドレンズ753Rは、サイドラインレンズ751Rと離間して配置されている。
コーナーサイドレンズ754Rは、コーナーラインレンズ752Rの側面に沿うように形成されている。コーナーサイドレンズ754Rは、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する。コーナーサイドレンズ754Rは、コーナーラインレンズ752Rと離間して配置されている。
ライン下右LED基板755Rは、サイドラインレンズ751Rの下側端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。ライン下右LED基板755Rは、サイドラインレンズ751Rの端部に向けて光を照射する第1発光装置として機能する。
ライン右中LED基板756Rは、サイドラインレンズ751Rの上側端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備えるとともに、サイドラインレンズ751Rの上側端部近傍に位置するコーナーラインレンズ752Rの端部に向けて光りを照射するLEDを備える。ライン右中RED基板756Rは、サイドラインレンズ751Rの端部に向けて光を照射する第2発光装置として機能するとともに、コーナーラインレンズ752Rの端部に向けて光を照射する第1発光装置として機能する。
ライン右上LED基板757Rは、コーナーラインレンズ752Rの水平方向に延びる部分の端部に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。ライン右上LED基板757Rは、コーナーラインレンズ752Rの端部に向けて光を照射する第2発光装置として機能する。
サイドレンズ右LED基板758Rは、サイドレンズ753Rの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
コーナーサイドレンズ右LED基板759Rは、コーナーサイドレンズ754Rの背後の側縁に向けて光りを照射するフルカラーLEDを備える。
[センターサイドレンズユニット740Lのセンターラインレンズ741Lにおける演出]
次に、図9を参照して、センターサイドレンズユニット740Lのセンターラインレンズ741Lにおける演出について説明する。図9(a)(b)は、センターラインレンズ741Lの発光態様の説明図である。
図9(a)では、副制御回路72の制御により、左センターライン左LED基板746LにおけるLEDの光度が、左センターライン右LED基板747LにおけるLEDの光度より小さく調整されている。
図9(b)では、副制御回路72の制御により、左センターライン左LED基板746LにおけるLEDの光度が、左センターライン右LED基板747LにおけるLEDの光度より大きく調整されている。
副制御回路72の制御により、図9(a)の状態から図9(b)の状態に移行させた場合のセンターラインレンズ741Lの発光態様による演出について説明する。
まず、図9(a)の状態におけるセンターラインレンズ741Lの発光態様は、左センターライン左LED基板746Lにより所定の照度が得られる範囲800Lが、左センターライン右LED基板747Lにより所定の照度が得られる範囲800Rより狭くなり、これらの範囲が重なる部分800Cが左側(図9におけるL側)に寄っている。
この後、図9(b)の状態に移行する。すなわち、副制御回路72は、左センターライン左LED基板746Lの光度を大きくする制御と同期させて、左センターライン右LED基板747Lの光度を小さくする制御を行う。
このとき、センターラインレンズ741Lの発光態様は、左センターライン左LED基板746Lにより所定の照度が得られる範囲800Lが、左センターライン右LED基板747Lにより所定の照度が得られる範囲800Rより広くなっていき、これらの範囲が重なる部分800Cが左側(図9におけるL側)から右側(図9におけるR2側)に移動する。
すなわち、センターラインレンズ741Lにおいて、左センターライン左LED基板746L及び左センターライン右LED基板747Lによる光が重なり、他の部分より明るい部分が左側から右側に流れる演出が行われる。
また、例えば、左センターライン左LED基板746LのLEDを任意の第1発光色(例えば、赤色)とし、左センターライン右LED基板747LのLEDを上記第1発光色とは異なる任意の第2発光色(例えば、青色)とする。これにより、範囲800Lは、第1発光色(例えば、赤色)となり、範囲800Rは、第2発光色(例えば、青色)となり、範囲が重なる部分800Cは、第1発光色と第2発光色の混色(例えば、紫色)となる。そして、副制御回路72により、範囲が重なる部分800Cを維持するように、左センターライン左LED基板746Lの光度を大きくする制御と同期させて、左センターライン右LED基板747Lの光度を小さくする制御を行う。すると、センターラインレンズ741Lの発光態様は、第1発光色により発光する範囲が広がり、第2発光色により発光する範囲が狭くなるとともに、混色により発光する部分が左側(図9におけるL側)から右側(図9におけるR2側)に移動する。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のパチスロ1によれば、センターラインレンズ741Lの両端部から光を左センターライン左LED基板746L及び左センターライン右LED基板747Lにより照射することで、ライン状に発光する演出を行える。また、左センターライン左LED基板746L及び左センターライン右LED基板747LのLEDの光度をそれぞれ調整することで、光による演出を多様化できる。
例えば、光源(左センターライン左LED基板746LのLED及び左センターライン右LED基板747LのLED)の光度を小さくすると、この光源を中心とする所定の照度が得られる範囲は、小さくなる。一方、光源の光度を大きくすると、この光源を中心とする所定の照度が得られる範囲は、大きくなる。また、2つの光源(左センターライン左LED基板746LのLED及び左センターライン右LED基板747LのLED)の所定の照度が得られる範囲が重なる部分は、1つの光源によって所定の照度が得られる範囲より明るくなる。
すなわち、左センターライン左LED基板746LのLEDの所定の照度が得られる範囲と左センターライン右LED基板747LのLEDの所定の照度が得られる範囲とが重なる部分ができるように両者の光度を調整することで、他の部分より明るい部分を形成できる。そして、この明るい部分が維持できるように、一方の光度を小さくし他方の光度を大きくすることで、この明るい部分が流れるように移動する。
よって、光による明るい部分が流れるように移動する演出を行うことができる。
また、例えば、左センターライン左LED基板746LのLEDの発光色と左センターライン右LED基板747LのLEDの発光色を異なる色とすれば、上記明るい部分において、両LEDの発光色による混色となる。そして、この混色が維持できるように、副制御回路72により、一方の光度を小さくし他方の光度を大きくすることで、この混色が流れるように移動する。
また、ラインレンズカバー745Lは、センターラインレンズ741Lをその両端部において狭持して、センターラインレンズ741L、左センターライン左LED基板746L及び左センターライン右LED基板747Lを収容する役物ベース701に保持した。これにより、センターラインレンズ741Lの発光による光の演出を妨げることなく、センターラインレンズ741Lを役物ベース701に保持できる。
また、透明赤色レンズ744Lは、センターラインレンズ741Lと離間しつつ、このセンターラインレンズ741Lの側面を覆って発光した。これにより、センターラインレンズ741Lの発光と透明赤色レンズ744Lの発光による光が混ざることなく、両者別個又は両者同時に発光させ、光による演出を多様化できる。
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
本実施形態では、例えば、センターラインレンズ741Lを透明アクリルスティックで形成しているが、これに限られるものではなく、センターラインレンズ741Lは、端部から入射した光を側面から放射可能な素材であれば、このような素材で形成することができる。
また、本実施形態では、例えば、センターラインレンズ741Lの背面側が白色塗装することで、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成しているが、これに限られるものではなく、例えば、断面略コの字状の金属板からなるリフレクタによりセンターラインレンズ741Lの背面側を狭持し保持することで、両端部から入射された光を背面側に照射しないように構成できるとともに、他に固定部材を設けなくても、センターラインレンズ741Lを役物ベース701に保持できる。
また、本実施形態では、固定部材として、例えば、センターラインレンズ741Lの両端部を狭持して役物ベース701に保持するラインレンズカバー745Lを備えているが、これに限られるものではなく、固定部材は、ライン状導光板の両端部を狭持して照明ユニット本体に保持できるものであれば、例えば、ライン状導光板の両端部が着脱可能に構成された弾性素材によって略C字状に形成された部材や、照明ユニット本体に形成されたライン状導光板の両端部を狭持して保持する保持部とすることができる。
また、本実施形態では、センター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75Rの点灯又は消灯による発光態様、光度及び発光色を調整する制御を副制御回路72により行っているが、これに限られるものではなく、これらの制御を主制御回路71により行うこともできる。
また、本実施形態では、センター照明ユニット70及びサイド照明ユニット75L,75RのLEDをフルカラーLEDとしているが、これに限られるものではなく、LEDは、白色、青色、赤色等の単色とすることができる。
さらに、本実施例のようなパチスロ1の他、パチンコ遊技機、ストップボタン7L,7C,7Rを備えないスロットマシン等の他の遊技機にも本発明を適用できる。
1 パチスロ
70 センター照明ユニット
70a 受け部
70b 保持部
70c センター照明ユニットカバー
72 副制御回路
75L、75R サイド照明ユニット
700 駆動部
701 役物ベース
730 センター役物レンズユニット
731 センター役物メインレンズ
732 センター役物サブレンズ
736 メインレンズLED基板
737 サブレンズLED基板
740L、740R センターサイドレンズユニット
741L、741R センターラインレンズ
742L、742R 透明レンズ
743L、743R メッキ部
744L、744R 透明赤色レンズ
745L、745R ラインレンズカバー
746L 左センターライン左LED基板
746R 右センターライン左LED基板
747L 左センターライン右LED基板
747R 右センターライン右LED基板
748L 左サイドレンズLED基板
748R 右サイドレンズLED基板
751L、751R サイドラインレンズ
752L、752R コーナーラインレンズ
753L、753R サイドレンズ
754L、754R コーナーサイドレンズ
755L ライン下左LED基板
755R ライン下右LED基板
756L ライン左中LED基板
756R ライン右中LED基板
757L ライン左上LED基板
757R ライン右上LED基板
758L サイドレンズ左LED基板
758R サイドレンズ右LED基板
759L コーナーサイドレンズ左LED基板
759R コーナーサイドレンズ右LED基板
761 駆動左上カバー
762 駆動左下カバー
763 駆動センター上カバー
764 駆動センター下カバー
765 駆動右上カバー
766 駆動右下カバー

Claims (2)

  1. 発光する照明ユニットと、前記照明ユニットの発光を制御する発光制御手段と、を備える遊技機において、
    前記照明ユニットは、
    役物レンズユニットと、
    前記役物レンズユニットを収容する照明ユニット本体と、を備え、
    前記照明ユニット本体は、
    正面側が開放され、前記役物レンズユニットを収容する箱状体と、
    前記箱状体の正面側に設けられたカバーと、
    前記箱状体に収容される前記役物レンズユニットが視認可能な状態及び視認不可能な状態になるように前記カバーを駆動する駆動手段と、を備え、
    前記役物レンズユニットは、
    背面から入射された光を正面に放射する略円形状の役物メインレンズと、
    前記役物メインレンズの外形に沿う曲面を有し、該曲面を前記役物メインレンズの外形に沿うように形成された複数の板状体であって、背後の側縁から入射された光を正面の側縁から放射する複数の板状体が重なって形成されている役物サブレンズと、
    前記役物メインレンズの背面近傍に配置され、前記役物メインレンズの背面に向けて光を照射するメインレンズLED基板と、
    前記役物サブレンズを形成する複数の板状体の背後の側縁近傍に配置され、これら複数の板状体の背後の側縁に向けて光を照射するサブレンズLED基板と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 記発光制御手段は、演出内容に基づく光演出データに従って、前記メインレンズLED基板の光度を調整すると共に、演出内容に基づく役物演出データに従って、前記駆動手段に前記カバーを駆動させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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