JP6112147B2 - 電子機器、及び位置指定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを備えた電子機器のグラフィカルユーザーインターフェース技術に関するものである。
近年、表示画面の上に透明電極からなるタッチパネルを搭載する小型の電子機器が増えている。係る電子機器では、タッチパッド(touchpad)やマウス等の他のポインティングディバイスを別途接続することなく、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI:Graphical User Interface)が実現できることに加え、表示されているアイコン等をダイレクトに指定できることにより優れた操作感も確保することができる。
しかし、タッチパネルが搭載された電子機器であっても、例えば表示画面の面積が小さな場合には、画面上に表示されるアイコン等も小さくなるためペン(スタイラス)を使わず指で操作する際には細かいポインティング操作が難しい。
一方、これを解決可能とする技術として、例えば下記特許文献1には、タッチパネルの一部に仮想的なタッチパッドを割り当て、このタッチパネル上の操作でポインタ位置を移動させることにより細かいポインティング操作を可能とする技術が記載されている。
特開2011−526396号公報
しかしながら、タッチパネルの一部を仮想的なタッチパッドに割り当てる場合には、画面上に仮想的なタッチパッドを表示させる必要があるため、操作可能な画面領域が減少するとともに、画面上に配置された複数のアイコンの一部が隠れてしまう。その結果、電子機器の操作性が損なわれるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、タッチパネルを用いた機器
の操作性を向上させることができる電子機器、及び位置指定方を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明にあっては、タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、を備え、前記実行手段は、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、当該スライド操作による位置の変化量のみに依存し、当該2箇所のタッチ位置間の長さには依存しない処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、当該2箇所のタッチ位置間の長さに依存する処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルを用いた機器の操作性を向上させることが可能となる。
本発明に係る電子機器を示すブロック図である。 電子機器の動作を示すフローチャートである。 電子機器のグラフィカルユーザーインターフェース動作を示すフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 電子機器の動作状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。 図1は、本発明を適用した電子機器1の要部を示すブロック図である。この電子機器1は、例えばタッチパネルが搭載された表示画面を有する携帯電話機、スマートフォン(Smart Phone)、PDA(Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、タブレット型の情報処理端末、人体の手首に装着可能な腕時計型の情報処理端末である。
電子機器1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access memory)13、内蔵メモリ14、入力部15、表示部16を備えている。
ROM12には、CPU11に電子機器1を制御させるための各種プログラムが格納されている。各種プログラムには、CPU11に後述する処理を行わせるためのプログラムが含まれる。
RAM13は、作業用のメモリでありCPU11が電子機器1を制御する際に各種データが一時的に記憶される。
内蔵メモリ14は、フラッシュメモリ等から構成され、例えば静止画や動画像の画像データ、電話帳データ、メールデータ、スケジュールデータ、文書データ、音楽データが記憶される。
入力部15は、電源キーを含む各種の操作ボタン等によって構成され、電子機器1に対するユーザーからの操作指示を電気信号としてCPU11に入力する。
表示部16は、文字や画像等の情報を表示するTFT型のLCD(Liquid Crystal Display)161と、駆動回路162と、LCD161の表面に組み付けられたタッチパネル163と、パネルIC(Integrated Circuit)164とから構成される。
駆動回路162は、CPU11からの指示に従いLCD161を駆動し、LCD161の画面上に文字や画像等を表示させる。
タッチパネル163は静電容量方式であり、図示しないが、透光性の基板の同一平面上に設けられたITO(Indium Tin Oxide)膜からなるX方向に延在する複数行の電極パターンとY方向に延在する複数列の電極パターンとによって形成されたXY方向に並ぶ多数の電極部分をそれぞれセンサとして機能させる一般的な構成である。
パネルIC164は、タッチパネル163の制御用ICであり、タッチパネル163の複数行及び複数列の各電極パターンを決められた順に個別に駆動して、XY方向に並ぶ多数の電極部分の静電容量を行単位又は列単位で示す検出値を取得する。
そして、パネルIC164は、取得した検出値に基づいてパネルIC164がタッチ状態、タッチ状態がタッチされていない状態へ変化したリリース状態、マルチタッチ状態(2箇所が同時にタッチされた状態)等の操作状態を示すステータス情報、及びタッチ位置(xy座標での位置)を示す位置情報を取得し、それらをタッチ情報(操作情報)としてCPU11へ供給する。
より具体的に説明すると、CPU11へのタッチ情報の供給は、いずれかの行又は列の電極パターンの検出値が変化すると、それを示すイベント情報がパネルIC164からCPU11へ供給され、係るイベント情報の供給をトリガとしたCPU11からの要求に応じて行われる。
以上の構成からなる電子機器1においては、ユーザーがタッチパネル163を用いて子機器1を操作する際の操作モードとして、タッチパネルモードとタッチパッドモードとの2種類の操作モードが設けられている。
タッチパネルモードは、電子機器1に対してタッチパネルを有する一般的な電子機器と同様の操作を可能とする操作モードである。これに対し、タッチパッドモードは、後述するようにLCD161の表示画面に位置指定のためのポインタを表示するとともに、タッチパネル163のタッチ位置に連動して上記ポインタの表示位置を制御する操作モードである。
そして、電子機器1においては、電源が投入されている間、CPU11がROM12に格納されたプログラムに従い図2に示した以下の処理を実行する。
すなわちCPU11は、電源の投入とともに動作を開始した後、ユーザーにより操作モードの切換操作があったか否かを逐次確認する(ステップS1)。なお、操作モードの切換操作は入力部15の所定のスイッチ操作によって行われる。
CPU11は、操作モードの切換操作があった場合(ステップS1:YES)、ユーザーによる切換操作がタッチパネルモードへの切り換えであるか否かをさらに確認する(ステップS2)。
そして、CPU11は、ユーザーによる切換操作がタッチパネルモードへの切換操作であれば(ステップS2:YES)、タッチパネル163のタッチ操作に応じた処理をタッチパネルモードによる処理、つまり一般的な処理に切り換える(ステップS3)。
また、CPU11は、ユーザーによる切換操作がタッチパネルモードへの切換操作でなければ(ステップS2:NO)、タッチパネル163のタッチ操作に応じた処理をタッチパッドモードによる処理に切り換える(ステップS4)。係る処理に際してCPU11は、図5(a)に示したように、表示部16の表示画面に位置指定のためのポインタPを表示させる。
なお、図5(a)〜(m)は、タッチパッドモードにおける電子機器1の動作状態を示す図であって、表示部16の表示画面の表示例を示す図である。
以後、CPU11は、電源が投入されている間には上述した処理を繰り返すことにより、ユーザーの要求に応じて操作モードを適宜切り換える。なお、CPU11は、操作モードがタッチパネルモードとタッチパッドモードとのいずれであっても、電源が投入されている間にはパネルIC164からタッチ情報(ステータス情報、及びタッチ位置示す位置情報)を随時取得する。
一方、図3、図4は、操作モードがタッチパッドモードに切り換えられている間、ユーザーによるタッチパネル163のタッチ操作に応じてCPU11が実行する基本的なグラフィカルユーザーインターフェース処理(操作処理)の概略を示したフローチャートである。
図3に示したように、タッチパッドモードにおいてCPU11は、タッチパネル163に対してタッチ操作があると、まず、タッチ位置がポインタ範囲内であるか否かを確認する(ステップS101)。ここで、ポインタ範囲とは、例えば図5(b)や図5(c)に破線で示した範囲101,102であって、表示中のポインタPがタッチされたと判断できる予め決められた範囲である。
しかる後、CPU11は、タッチ位置がポインタ範囲内であれば(ステップS101:YES)、パネルIC164から取得したタッチ情報から、タッチ操作(入力操作)の内容が、タップ操作、長押し操作、スライド操作、マルチタッチ、タッチ操作+スライド操作のいずれであるかを確認し、タッチ操作の内容に応じて以下の処理を行う。
まず、CPU11は、タッチ操作の内容がタップ操作であった場合には(ステップS102:YES)、直ちにドラッグモードに移行するとともに、図5(d)に示したようにポインタPの形状を変化させることで、ドラッグモードへの移行をユーザーに知らせる(ステップS103)。
また、既にドラッグモードに移行している場合は、ドラッグモードを解除する。
ここで、ドラッグモードとは、ポインタPを選択した動作状態、及び表示画面においてポインタPが位置する箇所にアイコン等の任意のオブジェクトが存在する場合には、そのオブジェクトを選択状態とした動作状態をいう。
また、CPU11は、タッチ操作が長押し操作であった場合には(ステップS102:NO、ステップS104:YES)、ドラッグモードを解除し(ステップS105)、図5(e)に示したように、ポインタPの表示位置にメニュー(利用可能な操作の一覧である所謂コンテキストメニュー)103を表示させる(ステップS106)。なお、長押し操作があった時点でドラッグモードに移行していない場合、ステップS105の処理はスキップすることとなる。
また、CPU11は、タッチ操作がスライド操作であった場合には(ステップS107:YES)、それが複数点を同時に触れたマルチタッチの状態で行われていれば(ステップS108:YES)、ドラッグモードを解除し(ステップS109)、表示画面をスクロールする処理を行う(ステップS110)。その際のスクロール方向は、スライド操作に応じた上下左右のいずれかである。また、上記処理に際してCPU11は、スクロール量をスライド操作時における指の移動距離と一致させる。なお、スライド操作があった時点でドラッグモードに移行していない場合、ステップS109の処理はスキップすることとなる。
これに対し、スライド操作がマルチタッチの状態ではないとき(ステップS108:NO)、CPU11は、ドラッグモードに移行していれば(ステップS111:YES)、ドラッグ処理を行う(ステップS112)。
ドラッグ処理に際してCPU11は、ポインタPが位置する箇所にオブジェクトが存在しているときには、図5(f)に示したように、ポインタP、及び選択状態にある任意のオブジェクト(図では省略する。)をスライド操作量(指の移動距離)と同一の距離だけ移動させる。
また、ドラッグ処理に際してCPU11は、ポインタPが位置する箇所にオブジェクトが存在していなければ、図5(g)に示したように、ポインタPをスライド操作量と同一の距離だけ移動させるとともに、ポインタPの移動軌跡を対角線とする矩形領域を範囲指定状態とする。
これにより、ユーザーは表示画面における所望の範囲を指定することができるとともに、その範囲を目視することができる。また、その範囲にオブジェクトが存在している場合については、該当する1又は複数のオブジェクトを指定することができる。
また、CPU11は、ドラッグモードに移行していなければ(ステップS111:NO)、図5(f)に示したように、つまりポインタ範囲を指でタッチした後、そのまま指をスライドさせた場合には、スライド操作と同一の距離だけポインタPのみを移動させる(ステップS113)。
また、CPU11は、スライド操作がタッチ操作+スライド操作である場合には(ステップS114:YES)、以下の処理を行う。
本実施形態において、タッチ操作+スライド操作は、表示画面の一部又は全域に文章等の文字情報が表示され、かつポインタPが文字の表示域内にあるとき有効なタッチ操作であり、前述したポインタ範囲を1本目の指でタッチしたまま、2本目の指をポインタ範囲を起点としてスライドさせる操作である。
そして、スライド操作がタッチ操作+スライド操作である場合、CPU11は、ドラッグモードを解除し(ステップS115)、2本目の指の軌跡上の文字列を選択状態とする処理を行う(ステップS116)。
図5(h)は、ステップS116の処理時における2本目の指のスライド操作軌跡とポインタPの移動軌跡、及び文字列の選択状態を示した図であり、上記処理においてもCPU11は、ポインタPの移動量をスライド操作量(2本目の指のスライド操作量)と一致させる。
これにより、ユーザーは、選択したい文字列の先頭へポインタPを移動させた後、例えば人差し指でポインタ範囲をタッチし、その近傍を中指でタッチしてから、中指を人差し指から遠ざけるように文字列上をスライドさせることによって、所望の文字列部分を選択することができる。なお、タッチ操作+スライド操作があった時点でドラッグモードに移行していない場合、ステップS116の処理はスキップすることとなる。
また、CPU11は、タッチ操作の内容が例えば、マルチタップ操作のような上述した操作以外であった場合には(ステップS114:NO)、ドラッグモードの解除のみを行う(ステップS117)。なお、ドラッグモードに移行していない状態ではステップS117の処理はスキップする。
一方、上述した処理とは別に、CPU11は、タッチパネル163に対してタッチ操作があったときのタッチ位置が前述したポインタ範囲外であった場合においても(ステップS101:NO)、タッチ操作の内容が、前述したタップ操作、長押し操作、スライド操作、マルチタッチ、タッチ操作+スライド操作のいずれであるかを確認し、タッチ操作の内容に応じて以下の処理を行う。
すなわちCPU11は、図4に示したように、タッチ操作の内容がタップ操作であった場合には(ステップS118:YES)、クリック処理を行う(ステップS119)。図5(i)は、係る処理時における電子機器1の動作を便宜的に示した図である。
ここでクリック処理は、パーソナルコンピュータ等でマウスの使用中にクリック(左クリック)操作があったときと同様の処理であって、タッチパネルモードが設定されている場合にタップ操作があったときと同様の処理である。より具体的には、例えばタッチ位置に所定の動作の開始を指示するためのボタンが表示されていた場合には、所定の動作を開始する処理である。
また、CPU11は、タッチ操作が長押し操作であった場合には(ステップS120:YES)、ドラッグモードを解除し(ステップS121)、図5(j)に示したように、任意の位置にあるポインタPをタッチ位置に移動させる(ステップS122)。これにより、ユーザーにおいては、離れた位置にあるポインタPを表示画面内の所望する位置に高速で移動させることができる。
なお、図示しないが、長押し操作があった時点でドラッグモードに移行していない場合、ステップS121の処理はスキップする。
また、CPU11は、タッチ操作がスライド操作であった場合には(ステップS123:YES)、それが複数点を同時に触れたマルチタッチの状態で行われていれば(ステップS124:YES)、ドラッグモードを解除した後(ステップS125)、表示画面をスクロールする処理を行う(ステップS126)。
ただし係る処理におけるスクロール量は、前述した図3のステップS110の処理とは異なり、例えばスライド操作時における指の移動距離に対して予め決められている割合の距離に相当するスクロール量であり、スライド操作量よりも多いか、又は少ないスクロール量である。
また、CPU11は、スライド操作がマルチタッチの状態で行われていないときには(ステップS124:NO)、ドラッグモードに移行していれば(ステップS127:YES)、ドラッグ処理を行う(ステップS128)。
係る処理におけるドラッグ処理の具体的内容は前述した図3のステップS112の処理と同様であるが、ポインタPの移動量については、スライド操作量よりも少ない移動量であって、スライド操作量に対して予め決められている割合の距離に相当する移動量である。
図5(k)、(l)は、ステップS128のドラッグ処理時におけるスライド操作量とポインタPの移動量との関係を示したものであり、図5(f)、(g)にそれぞれ対応する図である。
また、CPU11は、スライド操作がマルチタッチの状態で行われていないとき(ステップS124:NO)、ドラッグモードに移行していなければ(ステップS127:NO)、図5(k)に示すように、つまりポインタ範囲を指でタッチした後、そのまま指をスライドさせた場合には、ポインタPのみを移動させる(ステップS129)。
この場合も、ポインタPの移動量については、ステップS128のドラッグ処理時と同様、例えばスライド操作時における指の移動距離よりも少ない移動量である。
また、CPU11は、スライド操作がタッチ操作+スライド操作である場合には(ステップS130:YES)、以下の処理を行う。
この場合におけるタッチ操作+スライド操作の具体的な操作は先に説明した操作と基本的には同じであるが、1本目の指のタッチ位置は前述したポインタ範囲とは異なる任意の位置であり、2本目の指の操作は、1本目の指のタッチ位置の近傍を起点としたスライド操作である。
そして、スライド操作がタッチ操作+スライド操作である場合、CPU11は、ドラッグモードを解除した後(ステップS131)、2本目の指の移動距離よりも少ない距離であって、その距離に対して予め決められている割合の距離に相当する範囲の文字列を選択状態とする(ステップS132)。
図5(m)は、ステップS132の処理時における2本目の指のスライド操作軌跡とポインタPの移動軌跡、及び文字列の選択状態を示した図であって、図5(h)に対応する図である。
これにより、ユーザーは、選択したい文字列の先頭へポインタPを移動した後、例えば人差し指で任意のポインタ範囲外の位置をタッチし、その近傍を中指でタッチしてから、中指を人差し指から遠ざけるように文字列の並び方向へスライドさせることによって、所望の文字列部分を選択することができる。
また、CPU11は、タッチ操作の内容が上述した操作以外であった場合には(ステップS130:NO)、ドラッグモードの解除のみを行う(ステップS133)。なお、図示しないが、ドラッグモードに移行していない状態では、ステップS133の処理はスキップする。
以上説明したように本実施形態の電子機器1においては、タッチパネル163に対するタッチ操作(入力操作)を行うときの操作モードを、必要に応じてタッチパッドモードに切り換えることができる。そして、タッチパッドモードでは、タッチパネル163の全域を仮想的に透明なタッチパッドとして機能させることにより、位置指定のためのポインタPの表示位置が制御される。
したがって、タッチパッドモードでは、ユーザーに対して仮想的なタッチパッドを明示するための表示を表示部16の画面上に何ら行う必要がなく、操作可能な画面領域が減少してしまったり、画面上に配置された複数のアイコンの一部が隠れてしまったりすることがない。よって、従来と比較して電子機器1の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、タッチパッドモードでスライド操作が行われた場合、その操作当初のタッチ位置がポインタ範囲外であれば、ポインタPの移動量をスライド操作量よりも少なくした。したがって、例えば表示部16の表示画面の面積が小さくとも、ユーザーにおいては、図5(k)、(l)に例示したように表示画面の全域を使用したスライド操作によって、細かいポインティング操作を行うことができる。
また、本実施形態においては、タッチ操作が行われた際、その操作当初のタッチ位置がポインタ範囲内である場合と、ポインタ範囲外である場合とではタッチ操作の内容に応じた動作が異なっている。そのためユーザーは、同一内容のタッチ操作であっても、必要に応じて電子機器1に図5(d)〜(h)に示した動作を行わせたり、それとは異なる図5(i)〜(m)に示した動作を行わせたりすることができる。したがって、ユーザーにあっては、電子機器1に対して多様な操作を行うことができる。
具体的には、ユーザーは、スライド操作により、必要に応じてスライド操作に追随させた状態でポインタPを移動させたり、スライド操作量とは異なる移動量でポインタPを移動させたりすることができる。
また、ユーザーは、タッチ操作+スライド操作により所望の文字列部分が選択できるが、その際には、必要に応じて選択範囲をスライド操作量に対応する範囲としたり、選択範囲をスライド操作量に対応する範囲より狭い範囲としたりすることができる。
また、ユーザーは、長押し操作により、必要に応じてポインタPを所望する位置に高速で移動させたり、メニュー表示させたりすることができる。
また、ユーザーは、タップ操作により、必要に応じてドラッグモードに移行したり、クリック動作を行わせたりすることができる。
また、ユーザーは、マルチタッチでのスライド操作により、必要に応じてスライド操作量と同じスクロール量で画面をスクロールさせたり、スライド操作量とは異なるスクロール量で画面をスクロールさせたりすることができる。
なお、本実施形態においては、操作モードがタッチパッドモードに切り換えられている間には、長押し操作を行うことにより、ポインタPを所望する位置に高速で移動させたり、メニュー表示させたりするものについて説明したが、係る動作は長押し操作とは異なる所定の操作に応じて行うようにしてもよい。所定の操作としては、例えばダブルタップや、小さい円を描くようなタッチ操作がある。
また、本実施形態においては、タッチパッドモードでのタッチ操作が、スライド操作やタッチ操作+スライド操作であり、かつ当初のタッチ位置がポインタ範囲外であった場合には、ポインタPの移動量をスライド操作量(スライド操作時における指の移動距離)よりも少なく又は狭くした。しかし、ポインタPの移動量はスライド操作量よりも多く又は広くしてもよい。その場合は、小さなスライド操作量で大きなポインティング操作を行うことができる。従って、表示画面の面積が大きい場合は、少ない或いは狭いスライド操作量で、大きくポインタを移動又はドラッグ操作を行うことができる。
また、本発明の実施に際しては、操作モードがタッチパネルモードに切り換えられている間、表示部16の表示画面にポインタPだけでなく、図5(b)や図5(c)に例示したようなポインタ範囲101,102を、破線や実線等で示したり、周囲の領域と異なる色で表現したりする等の任意の手法によって識別可能に表示するようにしてもよい。
その場合には、ユーザーが操作当初のタッチ位置を選択して電子機器1に所望の動作を行わせる際、所望の動作を得るために必要なタッチ位置を容易に識別することができる。よって、タッチパネルモードで電子機器1を操作する際の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態においては、ポインタ範囲内のスライド操作におけるポインタ、オブジェクトのスライド量は、スライド量と同一と記載したが、ポインタ位置とタッチ位置のずれを考慮してほぼ同一となるように調整してもよい。
以上、本発明の実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
前記タッチパネル上における入力操作の位置座標を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出される絶対的な位置座標に応じて、所定処理における前記表示部上の位置を指定する第1の位置指定手段と、
前記検出手段により検出される相対的な位置座標の変化に応じて、前記所定処理における前記表示部上の位置を指定する第2の位置指定手段と、
を備え、
前記第1の位置指定手段及び前記第2の位置指定手段の両方が、前記タッチパネル上の同じ所定領域内の任意の位置で行なわれた入力操作に対応して、前記検出手段により検出される位置座標に応じて、同じ前記所定処理における前記表示部上の任意の位置を指定可能であることを特徴とする電子機器。
[請求項2]
前記所定処理は、前記表示部に表示されているポインタを移動させる処理であり、
前記第1の位置指定手段は、前記検出手段により検出される絶対的な位置座標に応じて、前記ポインタを移動させる前記表示部上の絶対的な位置を指定し、
前記第2の位置指定手段は、前記検出手段により検出される相対的な位置座標の変化に応じて、前記ポインタを移動させる前記表示部上の相対的な位置を指定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
[請求項3]
前記第2の位置指定手段は、前記入力操作がスライド操作である場合、スライド操作と連動して前記ポインタの表示位置を変化させ、かつ当該表示位置の変化量をスライド操作におけるタッチ位置の変化量とは異なる変化量に制御することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
[請求項4]
前記第2の位置指定手段は、前記入力操作がタップ操作及びスライド操作を除く所定の入力操作である場合、前記ポインタの表示位置を当該所定の入力操作におけるタッチ位置に制御することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
[請求項5]
前記第1の位置指定手段は、前記入力操作における当初のタッチ位置が前記ポインタの表示位置を含む所定領域に含まれる場合に前記所定処理における前記表示部上の位置を指定し、前記第2の位置指定手段は、前記当初のタッチ位置が前記所定領域に含まれない場合に前記所定処理における前記表示部上の位置を指定することを特徴とする請求項1乃至4記載の電子機器。
[請求項6]
前記第1の位置指定手段は、前記入力操作がスライド操作であり、かつ当該スライド操作における当初のタッチ位置が前記所定領域に含まれる場合、前記ポインタの表示位置の変化量をスライド操作におけるタッチ位置の変化量と略同一の変化量に制御することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
[請求項7]
前記第1の位置指定手段は、前記入力操作がタップ操作であり、かつ当該タップ操作におけるタッチ位置が前記所定領域に含まれる場合、所定の動作モードに移行した操作処理を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の電子機器。
[請求項8]
前記第1の位置指定手段は、前記入力操作がタップ操作及びスライド操作を除く所定の入力操作であり、かつ当該入力操作における当初のタッチ位置が前記所定領域に含まれない場合、前記所定の入力操作に応じた所定の動作の実行を含む操作処理を行うことを特徴とする請求項5又は6,7記載の電子機器。
[請求項9]
前記表示部に前記所定領域を識別可能に表示させる表示制御手段を、更に備えることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の電子機器。
[請求項10]
前記第1の位置指定手段及び前記第2の位置指定手段は、前記入力操作がタッチ操作とスライド操作との同時操作である場合、当該同時操作に応じた所定の動作の実行を含む操作処理を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
[請求項11]
前記第1の位置指定手段及び前記第2の位置指定手段は、前記入力操作がマルチタッチによるスライド操作である場合、当該スライド操作に応じた所定の動作の実行を含む操作処理を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電子機器。
[請求項12]
タッチパネルモードとタッチパッドモードのいずれかを切り換えて設定する切換手段を更に備え、
前記タッチパネルモードに切り換えられている間、前記所定処理は、前記表示部の位置を直接指示する処理であり、前記第1の位置指定手段だけを機能させ、
前記タッチパッドモードに切り換えられている間、前記所定処理は、前記表示部に表示されているポインタを移動させる処理であり、前記第1の位置指定手段と前記第2の位置指定手段の両方を同時に機能させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項記載の電子機器。
[請求項13]
前記第1の位置指定手段及び前記第2の位置指定手段の両方が、前記タッチパネル上の全領域で行なわれた入力操作に対応して前記検出手段により検出される位置座標に応じて、同じ前記所定処理における前記表示部上の全領域の位置を指定可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項記載の電子機器。
[請求項14]
タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
前記タッチパネル上における入力操作の位置座標を検出する検出工程と、
前記検出工程により検出される絶対的な位置座標に応じて、所定処理における前記表示部上の位置を指定する第1の位置指定工程と、
前記検出工程により検出される相対的な位置座標の変化に応じて、前記所定処理における前記表示部上の位置を指定する第2の位置指定工程と、
を含み、
前記第1の位置指定工程及び前記第2の位置指定工程の両方が、前記タッチパネル上の同じ所定領域内の任意の位置で行なわれた入力操作に対応して、前記検出工程により検出される位置座標に応じて、同じ前記所定処理における前記表示部上の任意の位置を指定可能であることを特徴とする位置指定方法。
[請求項15]
タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器が有するコンピュータに、
前記タッチパネル上における入力操作の位置座標を検出する検出手順と、
前記検出手順により検出される絶対的な位置座標に応じて、所定処理における前記表示部上の位置を指定する第1の位置指定手順と、
前記検出手順により検出される相対的な位置座標の変化に応じて、前記所定処理における前記表示部上の位置を指定する第2の位置指定手順と
を実行させ、
前記第1の位置指定手順及び前記第2の位置指定手順の両方が、前記タッチパネル上の同じ所定領域内の任意の位置で行なわれた入力操作に対応して、前記検出手順により検出される位置座標に応じて、同じ前記所定処理における前記表示部上の任意の位置を指定可能であることを特徴とするプログラム。
1 電子機器
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 内蔵メモリ
15 入力部
16 表示部
101,102 ポインタ範囲
161 LCD
162 駆動回路
163 タッチパネル
164 パネルIC
P ポインタ

Claims (10)

  1. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、
    を備え
    前記実行手段は、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、当該スライド操作による位置の変化量のみに依存し、当該2箇所のタッチ位置間の長さには依存しない処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、当該2箇所のタッチ位置間の長さに依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、
    を備え
    前記実行手段は、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、当該スライド操作による位置の変化量のみに依存し、当該スライド操作の開始位置に依存しない処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、当該スライド操作の開始位置に依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、
    を備え
    前記実行手段は、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部に表示していなかった情報を処理対象とする処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部に表示している情報のみを処理対象とする処理を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、
    を備え
    前記実行手段は、箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部の表示を全面的に書き換える処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部の表示を部分的に書き換える処理を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出手段と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出手段により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行手段と、
    を備え
    前記実行手段は、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部に表示している情報の種類に依存しない共通の処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部に表示している情報の種類に依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出処理と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出処理により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行処理と、
    を含み
    前記実行処理において、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、当該スライド操作による位置の変化量のみに依存し、当該2箇所のタッチ位置間の長さには依存しない処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、当該2箇所のタッチ位置間の長さに依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする位置指定方法。
  7. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出処理と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出処理により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行処理と、
    を含み
    前記実行処理において、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、当該スライド操作による位置の変化量のみに依存し、当該スライド操作の開始位置に依存しない処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、当該スライド操作の開始位置に依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする位置指定方法。
  8. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出処理と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出処理により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行処理と、
    を含み
    前記実行処理において、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部に表示していなかった情報を処理対象とする処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部に表示している情報のみを処理対象とする処理を実行する、
    ことを特徴とする位置指定方法。
  9. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出処理と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出処理により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行処理と、
    を含み
    前記実行処理において、箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部の表示を全面的に書き換える処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部の表示を部分的に書き換える処理を実行する、
    ことを特徴とする位置指定方法。
  10. タッチパネルが設けられた表示部を備えた電子機器において、
    前記タッチパネル上における入力操作の位置座標をタッチ位置として検出する検出処理と、
    前記入力操作の状態が、2箇所が同時にタッチされた状態であって、そのタッチされた状態を維持してスライド操作が行われた場合に、前記検出処理により検出される2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量の違いに応じて、異なる処理を実行する実行処理と、
    を含み
    前記実行処理において、2箇所のタッチごとのスライド操作による位置の変化量が同じとみなせる場合は、前記表示部に表示している情報の種類に依存しない共通の処理を実行する一方、同じとみなせない場合は、前記表示部に表示している情報の種類に依存する処理を実行する、
    ことを特徴とする位置指定方法。
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