JP6111978B2 - 排気タービン過給機 - Google Patents

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Description

本発明は、排気の動的エネルギによってタービンホイールが回転駆動されることにより過給を行う排気タービン過給機に関し、特にタービンホイールを囲繞するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機に関する。
従来、タービンホイールを囲繞するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機としては、車両用エンジン等に装備されるターボチャージャが知られている。
特に、この種のターボチャージャに関して、タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えるとともに、該スクロール通路が基端側シェルと内側シェルとによって形成されてなる排気タービン過給機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、上記した従来の排気タービン過給機は、板状のステンレス鋼によって基端側シェルと内側シェルとが形成されるとともに、基端側シェルによってスクロール通路の基端面が形成され、内側シェルによってスクロール通路の先端面が形成されている。また、内側シェルは、タービンハウジングの外周側において基端側シェルと接合されるとともに、タービンホイールに対向するシュラウド部を有している。
特開2013−155646号公報
しかしながら、上述のような従来の排気タービン過給機にあっては、スクロール部を構成するスクロール通路内が排気ガスに晒されることによって高温になると、シュラウド部とタービンホイールとの間のチップクリアランス量が変化し、過給効率が低下するという問題があった。
すなわち、特許文献1に記載のように、板状のステンレス鋼を金型プレス成形することによって所定の形状に形成されてなる基端側シェルと内側シェルとからスクロール通路を形成するようにした場合、内側シェルは、排気ガスと接触する部位と接触しない部位との温度差により容易に変形する。特に、内側シェルは、シュラウド部側が固定(拘束)されていないため、その付近での変位量が大きく、熱変形し易いものであった。内側シェルの変形は、シュラウド部とタービンホイールとの間のチップクリアランス量を変化させる要因となるため、排気タービン過給機としての効率の低下を招く。
そこで、本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、スクロール通路を構成する内側シェルの温度差による局所的な変形を抑えることができ、効率の低下を抑制できる排気タービン過給機を提供するものである。
本願第1の発明に係る排気タービン過給機は、上記の問題を解決するために、タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に薄肉部を有する形状とされたことを特徴とする。
本願第2の発明に係る排気タービン過給機は、上記の問題を解決するために、タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に、厚肉部と前記厚肉部の両側に薄肉部とを有する形状とされたことを特徴とする。
本願第3の発明に係る排気タービン過給機は、上記の問題を解決するために、タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の外周端より前記タービンハウジングの先端側に延在された第2延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、前記内側シェルの第2延設部の内周面に重ね合わされて接合された基端部と、前記基端部から先端側に延びるとともに、縮径されてタービンハウジングの出口部を形成する先端部とを有する先端側シェルと、先端部の外周面が前記先端側シェルの先端部の内周面に接合され、基端部が、その内周面と前記シュラウド部の先端部の外周面との間にチップクリアランスを有するように前記シュラウド部の先端部に外挿され、前記タービンホイールから排出される排気を先端側の出口部に案内する案内パイプと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に薄肉部を有する形状とされ、前記先端側シェル内に、内周面側の一端が前記内側シェルの前記シュラウド部の近傍における外周面に固定され、外周面側の他端が前記先端側シェルの前記基端部の近傍における内周面に固定されたリテーナをさらに有する、ことを特徴とする。
本願第4の発明に係る排気タービン過給機は、上記の問題を解決するために、タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の外周端より前記タービンハウジングの先端側に延在された第2延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、前記内側シェルの第2延設部の内周面に重ね合わされて接合された基端部と、前記基端部から先端側に延びるとともに、縮径されてタービンハウジングの出口部を形成する先端部とを有する先端側シェルと、先端部の外周面が前記先端側シェルの先端部の内周面に接合され、基端部が、その内周面と前記シュラウド部の先端部の外周面との間にチップクリアランスを有するように前記シュラウド部の先端部に外挿され、前記タービンホイールから排出される排気を先端側の出口部に案内する案内パイプと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に、厚肉部と前記厚肉部の両側に薄肉部とを有する形状とされ、前記先端側シェル内に、内周面側の一端が前記内側シェルの前記シュラウド部の近傍における外周面に固定され、外周面側の他端が前記先端側シェルの前記基端部の近傍における内周面に固定されたリテーナをさらに有する、ことを特徴とする。
上記の構成の本願第1の発明ないし第4の発明は、いずれも、内側シェルにおけるタービンハウジングの外周側と内周側との温度差による応力分布を平準化できるようになるため、スクロール通路を構成する内側シェルの局所的な変形を抑制することが可能となる。したがって、シュラウド部の変位量を小さくでき、シュラウド部とタービンホイールとの間のチップクリアランス量の変化に伴う効率の低下を抑えることが可能な排気タービン過給機を提供することができる。
さらに、本願第2、第4の発明は、リテーナを備えたことにより、タービンホイールと内側シェルのシュラウド部との間におけるチップクリアランスの経時変化を抑制し、タービンハウジングの性能が低下するのを阻止し、また、タービンハウジングの剛性を局所的に高くすることにより固有振動数を上昇させて、NV(Noise Vibration)の減少に寄与し、さらに、シュラウド部から排出される排気の回り込みを防止し、排気を案内パイプへと案内するので、内側シェルにおいては、シュラウド部の温度が上昇するのを抑制することが可能となり、部材の低グレード化や排気タービン過給機としての信頼性の向上が可能となる排気タービン過給機を提供することができる。
本発明によれば、内側シェルにおけるタービンハウジングの外周側と内周側との温度差による応力分布を平準化できるようになるため、スクロール通路を構成する内側シェルの局所的な変形を抑制することが可能となり、その結果、シュラウド部の変位量を小さくでき、シュラウド部とタービンホイールとの間のチップクリアランス量の変化に伴う過給効率の低下を抑えることができる排気タービン過給機を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る排気タービン過給機について示す、タービンハウジングの断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排気タービン過給機を示すもので、(a)は、タービンハウジングの外観図であり、(b)は、図(a)におけるIIB−IIB断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排気タービン過給機のタービンハウジングの要部を拡大して示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る排気タービン過給機のタービンハウジングの要部を拡大して示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る排気タービン過給機において、(a)は、シュラウド部の軸線方向に対する変位量と温度差×半径方向の距離との関係を示す図であり、(b)は、内側シェルの基端側シェルとの接触部の板厚と温度差×半径方向の距離との関係を示す図である。 本発明の参考例に係る排気タービン過給機を示すもので、(a)は、タービンハウジングの外観図であり、(b)は、図(a)におけるVIB−VIB断面図である。 (a)は、図6に示した参考例の作用・効果を説明するために示す断面図であり、(b)は、特性図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る排気タービン過給機が備えるタービンハウジング10の断面を示すものである。なお、本実施の形態の排気タービン過給機は、車両の動力源となる内燃機関であるエンジンに装備されるターボチャージャとして適用されるものである。
また、以下の記載においては、タービンホイール2の軸線方向Aに対して、タービンシャフト3に近接する側(図1において、左側)をタービンハウジング10の基端側Abとし、タービンシャフト3から離間する側(図1において、右側)をタービンハウジング10の先端側Afとする。また、タービンホイール2の軸線方向Aを単に軸線方向Aとも称し、タービンホイール2の径方向Rを単に径方向Rとも称する。
同様に、タービンハウジング10の基端側Abを単に基端側Abとも称し、タービンハウジング10の先端側Afを単に先端側Afとも称する。また、径方向Rにおいて、タービンシャフト3に近接する側をタービンハウジング10の内周側Riまたは単に内周側Riと称するとともに、タービンシャフト3から離間する側をタービンハウジング10の外周側Roまたは単に外周側Roと称する。
なお、図中のRaは、径方向Rにおいて、タービンシャフト3の中心から基端側シェル20と内側シェル(シェルNo.1)40との接触部Tまでの半径方向の距離であり(図2(b)参照)、図中のAxは、軸線方向Aに対する、タービンハウジング10の基端(基端側フランジ4の基端側)からの内側シェル40におけるシュラウド部41の変位量である。
まず、排気タービン過給機の全体構成について説明する。
図1に示すように、排気タービン過給機は、図示しないベアリングによって回転可能に支持されるタービンシャフト3と、タービンシャフト3の先端に連結されるタービンホイール2と、タービンホイール2を囲繞するタービンハウジング10と、を備えている。そして、この排気タービン過給機は、排気(または、排気ガス)の動的エネルギによってタービンホイール2が回転駆動されることにより、タービンシャフト3の基端に連結された、図示しないコンプレッサホイールが回転駆動されることで過給が行われる。
タービンハウジング10は、大きくは、3つのフランジ(基端側フランジ4、先端側フランジ5、および上流側フランジ6)と、3つのシェル(基端側シェル20、先端側シェル30、および内側シェル40)と、円筒状の案内パイプ50と、によって構成されている。
基端側フランジ4は、上記したベアリングを囲繞するベアリングハウジング(図示しない)に連結される。先端側フランジ5は、図示しない排気通路において、タービンハウジング10の下流側の排気管に連結される。なお、当該排気管には触媒装置が設けられる。また、上流側フランジ6は、図示しない排気マニホルドにおいて、タービンハウジング10の上流側の排気管に連結される。
基端側シェル20は、タービンホイール2の軸線方向Aの基端側Abにおいて、基端側フランジ4に接合される基端部23と、基端部23から外周側Roに延びるとともに、先端側Afに屈曲してスクロール通路12の基端面を形成するスクロール部22と、スクロール部22の端部から屈曲して外周側Roに延びる第1延設部24と、第1延設部24の端部から屈曲して先端側Afに延びる第2延設部25と、を有している。
内側シェル40は、軸線方向Aおよび径方向Rの双方において、タービンホイール2の羽根部2aに対向するとともに、タービンハウジング10の出口部18に向けて先端側Afに延びるシュラウド部41を有している。また、内側シェル40は、シュラウド部41の端部から外周側Roに延びるとともに、先端側Afに湾曲してスクロール通路12の先端面を形成するスクロール部42を有している。すなわち、スクロール通路12は、内側シェル40のスクロール部42と基端側シェル20のスクロール部22とによって、タービンホイール2の外周側Roに略環状に形成される。
また、内側シェル40は、スクロール部42の端部から屈曲して外周側Roに延びる第1延設部44と、第1延設部44の端部から屈曲して先端側Afに延びる第2延設部45と、を有している。
内側シェル40は、第1延設部44が基端側シェル20の第1延設部24と面接触するとともに、第2延設部45が基端側シェル20の第2延設部25と重ね合わされている。因みに、本実施の形態においては、第2延設部45と第2延設部25とが溶接にて接合されている。すなわち、内側シェル40は、基端側シェル20の基端部23よりも先端側Afに配設され、外周側Roの端部において、基端側シェル20に接合されている。
本実施の形態において、内側シェル40は、スクロール部42が先端側Afに湾曲した形状の湾曲部Sを有して形成されている(図2(b)参照)。また、内側シェル40は、外周側Roにおいて、基端側シェル20の第1延設部24と面接触することによって接触部Tを構成する第1延設部44を備えている。さらに、内側シェル40の該スクロール部42および該接触部Tには、剛性を局所的に変化させることによって内側シェル40における応力分布を均一化(平準化)して、シュラウド部41の変位量を抑制するための変位量抑制部が設けられている。なお、内側シェル40の構成の詳細については、後述する。
先端側シェル30は、外周側Roにおいて、内側シェル40の第2延設部45に接合される基端部33と、基端部33から先端側Afに延びるとともに、縮径されてタービンハウジング10の出口部18を形成する先端部34と、を有している。すなわち、タービンハウジング10は、先端側シェル30の内周面と内側シェル40の外周面とによって部分的な二重管構造とされている。
なお、先端側シェル30は、基端部33の外周面が内側シェル40の第2延設部45の内周面に重ね合わされて溶接にて互いに接合されている。また、先端側シェル30は、先端部34の外周面が先端側フランジ5の内周面に接合されている。
なお、各シェル20、30、40は、板状のステンレス鋼(板金)を金型プレス成形することによって形成されている。
また、タービンハウジング10には、タービンホイール2を迂回するウエイストゲート部60が設けられている。因みに、本実施の形態においては、ウエイストゲート部60は内側シェル40の一部として一体的に形成されている。
案内パイプ50は、その先端部の外周面が、先端側シェル30の先端部34の内周面に溶接にて接合されている。また、案内パイプ50は、その基端部が、内側シェル40のシュラウド部41の先端部に外挿されている。
案内パイプ50は、その内周面とシュラウド部41の先端部の外周面との間に、径方向Rにおいて、所定の間隙(チップクリアランス)が全周にわたり形成されている。すなわち、案内パイプ50は、軸線方向Aにおいて、内側シェル40のシュラウド部41に対して一部が重なり合うとともに、変位可能とされており、タービンホイール2から排出される排気を出口部18に案内する。
ウエイストゲート部60は、その排出部62が、先端側シェル30の内部に開口されている。因みに、先端側シェル30の内部において、排出部62の近傍には、ウエイストゲート部60の排出部62を通じて排出された排気の空燃比を検出する空燃比センサ(図示しない)が設けられている。
図2(a)は、図1に示した排気タービン過給機におけるタービンハウジング10の外観図であり、図2(b)は、図2(a)のIIB−IIB断面の拡大図である。
図2(a),(b)に示すように、内側シェル40は、接触部Tにおける第1延設部44の板厚がシュラウド部41等の他の部位よりも局所的に厚く形成されている。また、内側シェル40は、スクロール部42の湾曲部Sにおける板厚が、シュラウド部41等の他の部位よりも局所的に薄く形成されている。
すなわち、本実施の形態においては、上記した変位量抑制部として、内側シェル40を形成する板金の第1延設部44の板厚が増厚されるとともに、スクロール部42の板厚が減厚されている。これにより、内側シェル40は、排気と接触するスクロール部42と接触しない第1延設部44との境界部分の剛性が、より強固なものとされている。
次に、作用について説明する。
上述したように、本実施の形態の排気タービン過給機においては、スクロール通路12を構成する内側シェル40の、基端側シェル20との接触部Tにおける第1延設部44の板厚を他の部位よりも厚肉化させるとともに、スクロール部42の板厚を他の部位よりも薄肉化させる。
このような構成とすることによって、内側シェル40においては、排気と接触するスクロール部42と接触しない第1延設部44との境界部分の剛性を局所的に強固なものとすることが可能となる。すなわち、内側シェル40における外周側Roと内周側Riとの温度差による応力分布を均一化できるようになる。これにより、スクロール部42がたとえ高温となったとしても、どこにも拘束されていないシュラウド部41の位置が大きく変位し、内側シェル40が局所的に変形するのを抑制することが可能となる。
この構成によれば、内側シェル40は、過給時に、シュラウド部41の位置を変位させることなく、所定の形状を維持できるようになる。そのため、タービンハウジング10としては、シュラウド部41とタービンホイール2との間に設けられる所定の間隙から、タービンホイール2から排出される排気を出口部18に案内するといった性能が低下されるのを阻止することが可能となる。したがって、本実施の形態に係る排気タービン過給機においては、内側シェル40が熱変形することに伴って、シュラウド部41とタービンホイール2との間のチップクリアランス量が変化し、タービンホイール2から排出される排気を出口部18に案内し難くなることにより過給効率が低下するといった不具合を改善できるようになる。
なお、上述した第1の実施の形態においては、スクロール通路12を構成する内側シェル40と基端側シェル20との接触部Tにおける該内側シェル40の、基端側シェル20の第1延設部24と面接触する第1延設部44の板厚を厚肉化するとともに、スクロール部42の板厚を薄肉化するようにした場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
<第2の実施の形態>
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る排気タービン過給機のタービンハウジングの要部を拡大して示すものである。なお、上述した第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施の形態における排気タービン過給機は、スクロール通路12を構成する基端側シェル20と内側シェル40aとの接触部Tにおいて、面接触する基端側シェル20の第1延設部24と内側シェル40aの第1延設部44aとの間が接合部(変位量抑制部)70により相互に接合されている。接合部70は、アーク溶接、レーザ溶接またはロウ付け等によって形成されている。
このような構成とした場合にも、内側シェル40aにおいては、排気が接触するスクロール部42aと接触しない第1延設部44aとの境界部分の剛性を局所的により強くすることが可能となる。このため、内側シェル40aにおいて、外周側Roと内周側Riとの温度差による応力分布を均一化でき、シュラウド部41が大きく変位するのを抑制できる。
したがって、本実施の形態においても、上述した第1の実施の形態の場合と同様に、内側シェル40aが熱変形することに伴って、シュラウド部41とタービンホイール2との間のチップクリアランス量が変化し、タービンホイール2から排出される排気を出口部18に案内し難くなることにより過給効率が低下するといった不具合を改善できる。
<第3の実施の形態>
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る排気タービン過給機のタービンハウジングの要部を拡大して示すものである。なお、上述した第1,第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施の形態における排気タービン過給機は、径方向Rに対して、スクロール通路12を構成する内側シェル40bのスクロール部42bの湾曲部Sに、1個以上の、例えば2個の窪み部(変位量抑制部)43がプレス成形等により形成されている。
このような構成とした場合にも、内側シェル40bにおいては、図4中の湾曲部Sの剛性を局所的により低下させることが可能となる。このため、内側シェル40bにおいては、外周側Roと内周側Riとの温度差による応力分布を均一化でき、シュラウド部41が大きく変位するのを抑制できる。
したがって、本実施の形態においても、上述した第1,第2の実施の形態の場合と同様に、内側シェル40bが熱変形することに伴って、シュラウド部41とタービンホイール2との間のチップクリアランス量が変化し、タービンホイール2から排出される排気を出口部18に案内し難くなることにより過給効率が低下するといった不具合を改善できる。
<第4の実施の形態>
図5(a),(b)は、本発明の第4の実施の形態に係る排気タービン過給機について示すものである。因みに、図5(a)は、シュラウド部の変位量Ax[mm]と温度差×半径方向の距離Ra[℃・mm]との関係を示す特性図であり、図5(b)は、内側シェルの第1延設部の板厚(肉厚)[mm]と温度差×半径方向の距離Ra[℃・mm]との関係を示す特性図である。
図5(a)からも明らかなように、シュラウド部の変位量Ax[mm]と温度差×半径方向の距離Ra[℃・mm]との間には、所定の相関関係が認められる。但し、本実施の形態の場合、半径方向の距離Ra[mm]は略一定となる。したがって、シュラウド部の変位量Ax[mm]は、上記の温度差[℃]に概ね比例して変化(増減)する。
これに対し、図5(b)からも明らかなように、内側シェルの第1延設部の板厚[mm]と温度差×半径方向の距離Ra[℃・mm]との間には、接合部の有無によって、相関関係に違いが認められる。
すなわち、基端側シェルの第1延設部と内側シェルの第1延設部とが面接触する接触部を接合部により接合していない接合無しの場合には、所定の相関関係が認められる。但し、本実施の形態の場合、半径方向の距離Ra[mm]は略一定となる。したがって、内側シェルの第1延設部の板厚[mm]は、上記の温度差[℃]が大きくなるにつれ、製造限界板厚に近似させる必要がある。
一方、接触部を接合部により接合した接合有りの場合、温度差×半径方向の距離Ra[℃・mm]にかかわらず、内側シェルの第1延設部の板厚[mm]は略一定(製造限界板厚)とすることができる。
このような特性をふまえ、内側シェルは、スクロール通路内の温度分布や半径方向の距離Raに応じて軸線方向Aの板厚を徐々に変化させたり、接触部における接合部の有無を使い分けることにより、温度差による応力分布を均一化でき、シュラウド部が局所的に大きく変位するのを抑制できる。すなわち、上述した第1〜第3の実施の形態を単独で適用する場合に限らず、適宜、状況等に応じて組み合わせることも可能である。
なお、上述した各実施の形態においては、スクロール通路を構成する内側シェルの湾曲部または内側シェルと基端側シェルとが面接触する接触部の少なくともいずれか一方に、内側シェルの温度差による応力分布を均一化することが可能な変位量抑制部を設けた構成とした場合について説明したが、これに限定されるものではない。
<参考例>
以下に、参考例として、リテーナを設けるようにした場合について示す。
図6(a),(b)および図7(a),(b)は、本発明の参考例に係る排気タービン過給機を示すものである。因みに、図6(a)は、タービンハウジングの外観図であり、図6(b)は、図6(a)のVIB−VIB断面図である。また、図7(a)は、図6(a),(b)に示した排気タービン過給機の作用・効果を説明するために示す断面図であり、図7(b)は、特性図である。なお、上述した第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図6(a),(b)に示すように、本参考例の排気タービン過給機は、タービンハウジング10Aにおいて、部分的な二重管構造を形成する先端側シェル30の内周面と内側シェル40の外周面との間に、リテーナ80が設けられている。リテーナ80は、その一端(内周面側)が、内側シェル40cのシュラウド部41の近傍における外周面に拘束(固定)され、他端(外周面側)が、先端側シェル30の基端部33の近傍における内周面に拘束(固定)されている。
ここで、リテーナ80は、タービンホイール2と内側シェル40cのシュラウド部41との間におけるチップクリアランスの経時変化を抑制し、タービンハウジング10Aの性能が低下するのを阻止する。
また、リテーナ80は、タービンハウジング10Aの剛性を局所的に高くすることにより固有振動数を上昇させて、NV(Noise Vibration)の減少に寄与する。
また、図7(a)に示すように、リテーナ80は、シュラウド部41から排出される排気Fの回り込みを防止し、排気Fを案内パイプ50aへと案内する。これにより、内側シェル40cにおいては、図7(b)に示すように、シュラウド部41の温度が上昇するのを抑制することが可能となり、部材の低グレード化や排気タービン過給機としての信頼性の向上が可能となる。
以上説明したように、本発明の排気タービン過給機は、内側シェルにおけるタービンハウジングの外周側と内周側との温度差による応力分布を平準化できるようになるため、スクロール通路を構成する内側シェルの局所的な変形を抑制することが可能となる。その結果、シュラウド部の変位量を小さくでき、シュラウド部とタービンホイールとの間のチップクリアランス量の変化に伴う過給効率の低下を抑えることができる。このような本発明は、車両用エンジン等に装備されるターボチャージャに好適な排気タービン過給機全般に有用である。
2…タービンホイール、3…タービンシャフト、10…タービンハウジング、12…スクロール通路、20…基端側シェル、40,40a,40b…内側シェル、41…シュラウド部、42…スクロール部(変位量抑制部)、43…窪み部(変位量抑制部)、44…第1延設部(変位量抑制部)、70…接合部(変位量抑制部)、S…湾曲部、T…接触部

Claims (4)

  1. タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に薄肉部を有する形状とされたことを特徴とする排気タービン過給機。
  2. タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に、厚肉部と前記厚肉部の両側に薄肉部とを有する形状とされたことを特徴とする排気タービン過給機。
  3. タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の外周端より前記タービンハウジングの先端側に延在された第2延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、前記内側シェルの第2延設部の内周面に重ね合わされて接合された基端部と、前記基端部から先端側に延びるとともに、縮径されてタービンハウジングの出口部を形成する先端部とを有する先端側シェルと、先端部の外周面が前記先端側シェルの先端部の内周面に接合され、基端部が、その内周面と前記シュラウド部の先端部の外周面との間にチップクリアランスを有するように前記シュラウド部の先端部に外挿され、前記タービンホイールから排出される排気を先端側の出口部に案内する案内パイプと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に薄肉部を有する形状とされ、前記先端側シェル内に、内周面側の一端が前記内側シェルの前記シュラウド部の近傍における外周面に固定され、外周面側の他端が前記先端側シェルの前記基端部の近傍における内周面に固定されたリテーナをさらに有する、ことを特徴とする排気タービン過給機。
  4. タービンホイールを囲繞するとともに、前記タービンホイールの外周側に略環状のスクロール通路を有するタービンハウジングを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンホイールの軸線方向においてタービンシャフトに近接する前記タービンハウジングの基端側に、前記スクロール通路の基端面を形成する基端側シェルと、前記タービンシャフトから離間する前記タービンハウジングの先端側に、前記タービンハウジングの外周側において前記基端側シェルと面接触し排気が接触しない第1延設部と、前記第1延設部の外周端より前記タービンハウジングの先端側に延在された第2延設部と、前記第1延設部の内周端より延在され前記タービンハウジングの先端側に湾曲して前記スクロール通路の先端面を形成し排気が接触するスクロール部と、前記スクロール部の内周端より延在され前記タービンホイールに対向するシュラウド部とを有する内側シェルと、前記内側シェルの第2延設部の内周面に重ね合わされて接合された基端部と、前記基端部から先端側に延びるとともに、縮径されてタービンハウジングの出口部を形成する先端部とを有する先端側シェルと、先端部の外周面が前記先端側シェルの先端部の内周面に接合され、基端部が、その内周面と前記シュラウド部の先端部の外周面との間にチップクリアランスを有するように前記シュラウド部の先端部に外挿され、前記タービンホイールから排出される排気を先端側の出口部に案内する案内パイプと、を備え、前記内側シェルにおける前記タービンホイールの外周側と内周側との温度差による応力分布を均一化して、前記シュラウド部の変位量を抑制する変位量抑制部として、前記スクロール部の湾曲部を局所的に、厚肉部と前記厚肉部の両側に薄肉部とを有する形状とされ、前記先端側シェル内に、内周面側の一端が前記内側シェルの前記シュラウド部の近傍における外周面に固定され、外周面側の他端が前記先端側シェルの前記基端部の近傍における内周面に固定されたリテーナをさらに有する、ことを特徴とする排気タービン過給機。
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