JP6111477B2 - プラズマ溶射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主陽極を備える主トーチ及び副陰極を備える複数の副トーチを有し、前記主陽極の前記中心軸に沿うように形成されるプラズマ炎により溶融された溶射材料を基材に吹き付けて皮膜を形成するプラズマ溶射装置に関する。
従来、主陽極を備える主トーチ及び副陰極を備える複数の副トーチを有するプラズマ溶射装置において、主トーチの主陽極の中心軸の先端中央に材料吐出孔を設け、材料吐出孔から主電極の中心軸に沿うように溶射材料を供給し、溶射材料を効率よく溶融させて基材に吹き付けて膜を形成することができるプラズマ溶射装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−110669号公報
上記のようなプラズマ溶射装置では、主トーチの電極を、陰極よりも温度が低い陽極とし、プラズマアークを維持する量の熱電子を放出する必要のある陰極を副トーチ側とすることで、軟化した主電極側への溶射材料の付着が抑えられるため、主電極に材料吐出孔を設けることが可能である。すなわち、以前は主電極への溶射材料の付着を避けるために、プラズマアークが形成される主電極の中心軸に対して傾斜する方向から溶射材料を供給していたが、主電極の中心軸に沿うように溶射材料を供給することができるようになった。これにより、溶射材料が周辺に対してより温度が高いプラズマ炎の中心に確実に供給できるようになるとともに、溶射材料の周辺への飛散を抑えることができるようになった。さらに、実験による検証の結果、発明者らは、これまでのプラズマ溶射装置に存在しなかった当該プラズマ溶射装置の副電極に沿うように導入される副プラズマガスの供給条件をパラメータとして変化させることで、皮膜の特性を制御できることが明らかとなった。
そこで本発明は、プラズマガスの供給条件を異ならせて皮膜を形成することが可能なプラズマ溶射装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明のプラズマ溶射装置は、中心軸に沿って溶射材料を含む材料供給ガスを送入する材料送入管を有する主陽極を備え、前記中心軸に沿って主プラズマガスを導入する主トーチと、中心軸が前記主陽極の前記中心軸と交差し、当該主陽極の前記中心軸を中心とする円周上に、当該円周方向に互いに間隔を隔てて配置される副陰極を備える複数の副トーチと、を有し、前記主陽極と前記副陰極との間に形成されるプラズマアークと、前記主陽極の前記中心軸に沿うように導入される前記主プラズマガスと、前記副陰極の前記中心軸に沿い前記主陽極の前記中心軸に向かうように導入される前記副プラズマガスと、により前記主陽極の前記中心軸に沿うように形成されるプラズマ炎に、前記材料送入管から前記材料供給ガスが送入されて前記溶射材料が溶融され基材に吹き付けられて前記溶射材料の皮膜を形成するプラズマ溶射装置において、前記副プラズマガスの供給量を制御する供給量制御部を備え、前記供給量制御部は、形成される前記皮膜の特性を変えるべく前記副プラズマガスの供給量を制御することを特徴とするプラズマ溶射装置である。
このようなプラズマ溶射装置によれば、主陽極の中心軸に沿うように形成されるプラズマ炎に向かって導入され副陰極の中心軸に沿うように供給される副プラズマガスの供給量を制御する供給量制御部を備えているので、溶融される溶射材料を基材上に到達する際に材料供給ガスに交差する方向から作用する副プラズマガスの供給量を制御することにより副プラズマガスの供給量を異ならせて皮膜を形成することが可能である。
また、前記供給量制御部は、形成される前記皮膜の特性を変えるべく前記副プラズマガスの供給量を制御するので、供給量制御部により副プラズマガスの供給量を制御して互いに特性の異なる皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記皮膜の特性は、形成される前記皮膜の厚みであることが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、供給量制御部により副プラズマガスの供給量を制御して互いに厚みが異なる皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記皮膜の厚みを厚くするときほど、前記供給量制御部により前記副プラズマガスの供給量が多くなるように制御することが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、供給量制御部により副プラズマガスの供給量を多くすることにより、厚みが厚い皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記皮膜の特性は、形成される前記皮膜の硬度であることとしてもよい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、供給量制御部により副プラズマガスの供給量を制御して互いに硬度が異なる皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記皮膜の前記硬度が高くするときほど、前記供給量制御部により前記副プラズマガスの供給量が多くなるように制御することが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、供給量制御部により副プラズマガスの供給量を多くすることにより硬度が高い皮膜の形成することが可能であり、副プラズマガスの供給量を少なくすることにより硬度が低い皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記皮膜の前記特性と前記副プラズマガスの供給量とを対応付けた特性データベースを生成し、前記供給量制御部は、形成すべき前記皮膜の前記特性と前記特性データベースとに基づいて前記副プラズマガスの供給量を制御することが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、供給量制御部は、形成すべき皮膜の特性と予め生成した特性データベースとに基づいて、副プラズマガスの供給量を制御するので、皮膜の特性の制御が容易である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記供給量制御部は、前記基材に吹き付けられる前記溶射材料の粒子速度と粒子温度との少なくともいずれか一方を観測し、観測結果と形成すべき前記皮膜の前記特性とに基づいて前記副プラズマガスの供給量を制御することが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、基材に吹き付けられる溶射材料の粒子速度と粒子温度との少なくともいずれか一方を観測した観測結果に基づいて副プラズマガスの供給量を制御するので、より正確な制御が可能であり所望の特性を備えた皮膜を形成することが可能である。
かかるプラズマ溶射装置であって、前記複数の副トーチは、前記円周方向において均等に配置されていることが望ましい。
このようなプラズマ溶射装置によれば、複数の副トーチは、円周方向において均等に配置されているので、副プラズマガスは、主陽極の中心軸を中心とする円周上から均等に材料供給ガスに作用するので、副プラズマガスをバランス良く作用させることが可能である。
本発明によれば、溶射材料の供給条件を変更して皮膜を形成することが可能なプラズマ溶射装置を提供することができる。
本発明の一実施形態としてのツインカソード型プラズマ溶射装置100の概略構成を示す図である。 図1におけるA−A断面図である。 2つの副トーチ2、39から副プラズマガス13、49を吹き付けたときのプラズマ炎23の状態を示す画像である。 副プラズマガス13、49の供給量と形成される皮膜24の厚みとの関係を示すグラフである。 副プラズマガス13、49の供給量と形成される皮膜24の硬度との関係を示すグラフである。 一体型プラズマ溶射装置101の概略構成を示す図である。
以下、本発明に係るプラズマ溶射装置の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明のプラズマ溶射装置として、主トーチと副トーチとを備える複合トーチ型プラズマ溶射装置であって、1つの主トーチと複数の副トーチとを備えたプラズマ溶射装置について説明する。なお、本実施形態の複合トーチ型プラズマ溶射装置は、たとえば、1つの主トーチと2つの副トーチを備えている。図1は、本発明の一実施形態としてのツインカソード型プラズマ溶射装置100の概略構成を示す図である。本実施形態のツインカソード型プラズマ溶射装置(以下、プラズマ溶射装置という)100は、主トーチ1における電極が主陽極(アノード)3であって、副トーチ2、39における電極が副陰極(カソード)10、40である。
2つの副トーチ2、39は、その中心軸C2が主陽極3の中心軸C1とほぼ直角に交差し、主陽極3の中心軸C1を中心とする円周上に、当該円周方向に互いに間隔を隔てて配置されている。本実施形態のプラズマ溶射装置100は、副トーチ2が2つなので、2つの副トーチ2、39が互いに対向するように配置されている。
主トーチ1は、主陽極3と、該主陽極3を囲む主外套4と、主陽極3と主外套4とを絶縁する絶縁体27などを備え、主外套4と、絶縁体27によって同心に保持されている。
主陽極3は、電気伝導率に優れた材料、例えば、銅などの金属により形成されている。主陽極3は、中心軸C1上にある先端中央に溶射材料吐出孔19aを有する材料送入管19を備える。
主外套4は、先端部の開口部(ノズル部)4aと、該開口部4aと絶縁体27との間に設けられたテーパー部4bとを備えている。
絶縁体27は、主プラズマガス6を導入する主プラズマガス導入口5と、導入した主プラズマガス6の旋回流形成部50を有している。主プラズマガス6は、図2に示すように、ガス環状室51へ導入され、4個の旋回流形成孔52を通って、絶縁体27の内壁53(内壁53と主陽極3との間の空間)を旋回するようにして主外套4の開口部4aに向かって流れる。なお、上記旋回流形成孔52は、1個配置されていても、複数個配置されていてもよく、複数個配置されている場合には、中心軸C1を中心に均等に配置されていることが好ましい。
2つの副トーチ2、39は、同一の構造をなしており、副陰極(副トーチ起動電極)10、40と、該副陰極10、40を囲む副外套11、41と、副陰極10、40と副外套11、41とを絶縁する絶縁体28、47などを備え、副トーチ2、39の中心軸C2、すなわち副陰極10、40の中心軸C2は、主トーチ1の中心軸C1、すなわち主陽極3の中心軸C1と、主陽極3と副陰極10、40との前方で交差するように配置されている。
副陰極10、40は、融点が高い材料、例えば、タングステンなどの材料により形成されている。副陰極10、40は、副外套11、41と、絶縁体28、47によって同心に保持されている。
副外套11、41は、先端部に孔11a、41aを備えている。絶縁体28、47は、副プラズマガス13、49を主陽極3の中心軸C1に向かうように導入する副プラズマガス導入口12、48と、主トーチ1の絶縁体27と同様の旋回流形成部50を有している。また、副プラズマガス導入口12、48には、副プラズマガス13、49を導入する副プラズマガス自動供給装置30が接続されており、副プラズマガス自動供給装置30は供給量制御部としての制御装置31により制御可能である。
図1に示すように、主電源7の正端子は、主陽極3とスイッチ55を介した後に、スイッチ45を介して副外套11に接続され、また、副電源42の正端子及びスイッチ44を介して副外套41と接続され、主電源7の負端子はスイッチ8を介して主外套4に接続される。
また、副電源42の負端子は、スイッチ46を介して副陰極10、及び、スイッチ9を介して主電源7の負端子、及びに接続され、また、スイッチ9を介して主電源7の負端子、及び、スイッチ43を介して副陰極40に接続される。
次に、プラズマ溶射装置100を用いて、溶射材料20aをプラズマ溶射する方法について説明する。ここで、溶射材料20aとは、例えば、金属等の導電性材料、セラミックス等の絶縁性材料などを示している。
アルゴン、ヘリウムなどのプラズマ化が可能な不活性ガスを主プラズマガス6として、主プラズマガス導入口5から主トーチ1内に導入し、主プラズマガス6の旋回流を形成させる。また、スイッチ9を開き、スイッチ8を閉じた状態で、主電源7により主陽極3と主外套4との間に、直流電圧に高周波高電圧を重畳した電圧を印加する。その結果、主陽極3の先端から主外套4に向かうプラズマアークが形成される。そして、高周波電圧の重畳を停止した後も、主外套4から熱電子が放出されることで、プラズマアークが維持される。このプラズマアークにより主プラズマガス6が加熱され、プラズマ炎16となって主外套4の開口部4aから放出される。
加えて、アルゴン、ヘリウムなどのプラズマ化が可能な不活性ガスを副プラズマガス13として、制御装置31により制御された副プラズマガス自動供給装置30から副プラズマガス導入口12を介して副トーチ2内に導入し、副プラズマガス13の旋回流を形成させる。また、スイッチ43、44を開き、スイッチ45、46を閉じた状態で、副電源42により副陰極10と副外套11との間に直流電圧に高周波高電圧を重畳した電圧を印加する。その結果、副陰極10の先端10aから副外套11に向かう副プラズマアークが形成される。そして、高周波高電圧の重畳を停止した後も、従来型のトーチと同様に、副陰極10からの熱電子放出により、プラズマアークが維持される。このプラズマアークにより副プラズマガス13が加熱され、プラズマ炎17となって副外套11の孔11aから放出される。
主陽極3の中心軸C1と副陰極10の中心軸C2は、主陽極3と副陰極10の前方において、主トーチ1及び副トーチ2の外部で交差するため、主トーチ1から放出されるプラズマ炎16と副トーチ2から放出されるプラズマ炎17により導電路が形成される。この状態で、スイッチ9を閉じた後に、スイッチ45,46を開くと、主トーチ1と副トーチ2の内部で発生していたプラズマアークが収束し、代わって副陰極10の先端10aから主陽極3の陽極点に至るヘアピン状のプラズマアークが形成される。
その後、アルゴン、ヘリウムなどのプラズマ化が可能な不活性ガスを副プラズマガス49として、制御装置31により制御された副プラズマガス自動供給装置30から副プラズマガス導入口48を介して副トーチ39内に導入し、副プラズマガス49の旋回流を形成させる。また、スイッチ43、44を閉じた状態で、副電源42により副陰極40と副外套41との間に直流電圧に、高周波高電圧を重畳した電圧を印加する。その結果、副陰極40の先端40aから副外套41に向かうプラズマアークが形成される。そして、高周波高電圧の重畳を停止した後も、従来型のトーチと同様に、副陰極40からの熱電子放出により、プラズマアークが維持される。このプラズマアークにより副プラズマガス49が加熱され、プラズマ炎56となって副外套41の孔41aから放出される。
主陽極3の中心軸と副陰極40の中心軸は、主陽極3と副陰極40の前方において、主トーチ1及び副トーチ39の外部で交差するため、副外套41の孔41aから放出されたプラズマ炎56は、副陰極10の先端10aから主陽極3の陽極点に至るヘアピン状のプラズマアークが主トーチ1から放出されるプラズマガスを加熱することで形成されるプラズマ炎16と交差することで、各副陰極10、40と主陽極3の間に伝電路が形成される。この状態において、スイッチ55を閉じた後に、スイッチ44を開くと、副陰極10、40の先端10a、40aから主陽極3の陽極点に至るT字状のプラズマアークが形成され、このプラズマアークによって各副トーチ2、39、主トーチ1から放出される主プラズマガス6、13、49が加熱されることで、主トーチ1の同軸上にプラズマ炎23が形成される。
材料送入管19には、アルゴン、ヘリウムなどのプラズマ化が可能な不活性ガスに溶射材料20aが混合された材料供給ガス20が送入される。材料送入管19から溶射材料吐出孔を介して吐出された溶射材料20aは、主陽極3と副陰極10により、主陽極3の中心軸上に形成されるプラズマ炎23の軸中心に供給され、プラズマ炎23によって溶融される。
プラズマ炎23には、主トーチ1の中心軸C1、すなわち主陽極3の中心軸C1の前方で交差する副トーチ2、39の孔11a、41aから副プラズマガス13、49が、主トーチ1の中心軸C1とほぼ直交して対向する方向から導入されている。このため、プラズマ炎23は、2方向から導入される副プラズマガス13、49により主陽極3の中心軸C1側に押圧されている。
溶射材料20aが溶融された溶融物21は、プラズマ炎23とともに基材25に向かって進行する。このとき、基材25の直前で、連結管26上に設けられたプラズマトリミング部22から、プラズマにガスを噴出することで、成膜に適した溶融物をより適切な温度の基材25に堆積させ、高品質な皮膜24を効率よく形成することができる。
なお、本実施形態においては、プラズマ溶射装置100において副トーチを2つ設けることとしているが、副トーチを3つ以上設けてもよい。副トーチを2つ以上設ける場合には、これらの副トーチは、副トーチが有する電極の中心軸が、主トーチ1の外部において、主陽極3の前方かつ中心軸の一点で交差するように、配置されていることが好ましく、その交差する点を中心とした、中心軸に垂直な円の円周上に均等に配置されていることがより好ましい。また、プラズマ溶射装置100において副トーチを2つ以上設ける場合には、各副トーチの中心軸が上記交差する点で主トーチの中心軸に垂直に交差するように、各副トーチが配置されていることが好ましい。
上記実施形態にて説明したプラズマ溶射装置100では、従来型のプラズマ溶射装置では、主電極を、プラズマアークを維持する量の熱電子を放出させる必要のある陰極としていたのに対し、主陽極3を、副陰極10、40に対して温度が低い陽極とすることで、供給された溶射材料が軟化した主電極に付着しまうことを防いでいる。更に、主陽極を備える主トーチ1内に導入する主プラズマガス6にて旋回流を発生させ、主トーチ1内への溶射材料20aの付着を抑えることにより、溶射材料吐出孔19aが溶射材料20aにより塞がれることを防止している。
このように主電極及び主トーチ1内への溶射材料20aの付着を抑えることにより、従来のプラズマ溶射装置では、主電極への溶射材料の付着を避けるために、トーチの外側で、プラズマアークが形成される主電極の中心軸に対して傾斜する方向から溶射材料を供給していたのに対し、主電極の中心軸に沿うように溶射材料を供給することが可能となった。これにより、溶射材料をプラズマ炎の中心に供給されやすくなり、プラズマ炎の高温部に溶射材料をより確実に至らせるとともに周辺への飛散を抑えることが可能となった。すなわち、溶射材料をプラズマ炎の高温部に安定して供給することが可能となり、溶射材料及びプラズマガスの供給量に応じた、安定した皮膜を形成することが可能となった。
本願の発明者は、これまでパラメータとして存在しなかった副プラズマガス13、49の供給条件をパラメータとして、形成される皮膜24の特性の変化を試験した。すなわち、副プラズマガス13、49の供給量を変化させて皮膜24を形成することを試みた。図3は、2つの副トーチ2、39から副プラズマガス13、49を導入したときのプラズマ炎23の状態を示す画像である。図4は、副プラズマガス13、49の供給量と形成される皮膜24の厚みとの関係を示すグラフである。
図3に示すように、主トーチ1の溶射材料吐出孔19aから主トーチ1の中心軸C1に沿うように伸びるプラズマ炎23を高速度カメラ等により撮影することにより、主トーチ1の中心軸C1と直交して対向する2方向から主トーチ1の中心軸C1に向かうように導入される副プラズマガス13、49が、中心軸C1から離れる方向に拡散する粒子の気流を押さえ込むことが確認された。
そして、副プラズマガス13、49の供給量を違えて、形成された皮膜24の膜厚を測定した結果、図4に示すように、副プラズマガス13、49の供給量を増やすと形成される皮膜24の膜厚が厚くなることが確認された。
これらの結果から、副プラズマガス13、49の供給量を制御して、形成される皮膜24の特性として皮膜24の厚みを変え得ることがわかる。すなわち、副プラズマガス13、49の供給量をより多くするほど厚みの厚い皮膜24を形成する、または、副プラズマガス13、49の供給量をより少なくするほど厚みの薄い皮膜24を形成することが可能となる。すなわち、副プラズマガス13、49の供給量を変えて皮膜24を形成することにより、膜厚の異なる皮膜24を形成することが可能となる。
また、発明者は、副プラズマガス13、49の供給量を異ならせて皮膜24の硬度を測定した。
図5は、副プラズマガス13、49の供給量と形成される皮膜24の硬度との関係を示すグラフである。図5に示すように、副プラズマガス13、49の供給量が多いほど、皮膜24の硬度が高くなる。この結果から、副プラズマガス13、49の供給量を制御して形成される皮膜24の特性として硬度を変え得ることができることがわかる。すなわち、副プラズマガス13、49の供給量をより多くして硬度が高い皮膜24を形成する、或いは、副プラズマガス13、49の供給量をより少なくして硬度が低い皮膜24を形成することが可能となる。
本実施形態のプラズマ溶射装置100によれば、主陽極3の中心軸C1に沿うように送入される材料供給ガス20に交差する方向から、副陰極10、40の中心軸C2に沿うように導入される副プラズマガス13、49の供給量を制御する制御装置31を備えているので、溶融される溶射材料20aを基材25上に到達する際に、プラズマ炎23に交差する方向から作用する副プラズマガス13、49の供給量を異ならせて皮膜24を形成することが可能である。
そして、制御装置31により副プラズマガス13、49の供給量を制御し、副プラズマガス13、49の供給量をより多くして厚さの厚い皮膜24を形成する、または、副プラズマガス13、49の供給量をより少なくして厚みの薄い皮膜24を形成することが可能である。すなわち、副プラズマガス13、49の供給量を変えて皮膜24を形成することにより、膜厚の異なる皮膜24を形成することが可能である。
また、制御装置31により副プラズマガス13、49の供給量を制御して互いに硬度が異なる皮膜24を形成することも可能である。このため、制御装置31により副プラズマガス13、49の供給量をより多くすることにより硬度が高い皮膜24の形成することが可能であり、副プラズマガス13、49の供給量をより少なくすることにより硬度が低い皮膜24を形成することが可能である。
また、複数の副トーチ2を、主トーチ1の主陽極3の中心軸C1を中心とする円周方向において均等に配置すると、副プラズマガス13、49は、主陽極3の中心軸C1を中心とする円周上から均等に材料供給ガス20に作用するので、副プラズマガス13、49をバランス良く作用させることが可能である。
制御装置31による副プラズマガス自動供給装置30の制御は、例えば、図4、図5のグラフに示すようなデータに基づくデータベース、すなわち、形成される皮膜24の厚みまたは硬度と副プラズマガス13、49の供給量とを対応付けた特性データベースを生成することが出来る。この特性データベースに基づいて、形成すべき皮膜24の厚み、または硬度に対する副プラズマガス13、49の供給量を算出し、その条件に従ってプラズマガス13、49の供給量を制御することにより、容易に皮膜の厚さ、または硬度を制御することが可能である。
このとき、基材25に吹き付けられる溶射材料20aの粒子速度と粒子温度との少なくともいずれか一方をCCDカメラ、分光輝度計等により観測し、観測結果と形成すべき皮膜24の厚み、または硬度とに基づいて制御装置31により副プラズマガス13、49の供給量を制御すると、より正確な制御が可能であり所望の厚み、または硬度を備えた皮膜24を形成することが可能である。
図6は、主トーチ1と副トーチ2とが一体となったプラズマ溶射装置101の概略構成を示す図である。
上記実施形態においては、主トーチ1と副トーチ2とが別個に分離しているプラズマ溶射装置100について説明したが、図6に示すように、主トーチ1の外套における開口部4aの出口側に副トーチ2、39が絶縁体60を介して設けられた、主トーチ1と副トーチ2、39の一体型プラズマ溶射装置101であっても構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 主トーチ、2 副トーチ、3 主陽極、4 主外套、4a 開口部、
4b テーパー部、5 主プラズマガス導入口、6 主プラズマガス、7 主電源、
8、9 スイッチ、10 副陰極、10a 副陰極の先端、11 副外套、11a 孔、12 副プラズマガス導入口、13 副プラズマガス、14 副電源、15 スイッチ、16 プラズマ炎、17 プラズマ炎、18 プラズマ、
19 材料送入管、19a 溶射材料吐出孔、20 材料供給ガス、20a 溶射材料、
21 溶融物、22 プラズマトリミング部、23 プラズマ炎、24 皮膜、
25 基材、26 連結管、27、28 絶縁体、30 副プラズマガス自動供給装置、
31 制御装置、39 副トーチ、40 副陰極、40a 副陰極の先端、
41 副外套、41a 孔、42 副電源、
43、44、45、46 スイッチ、47 絶縁体、
48 副プラズマガス導入口、49 副プラズマガス、50 旋回流形成部、
51 ガス環状室、52 旋回流形成孔、53 内壁、55 スイッチ、
56 プラズマ炎、60 絶縁体、100 ツインカソード型プラズマ溶射装置、
101 一体型プラズマ溶射装置、
C1 主陽極の中心軸、C2 副陰極の中心軸、

Claims (8)

  1. 中心軸に沿って溶射材料を含む材料供給ガスを送入する材料送入管を有する主陽極を備え、前記中心軸に沿って主プラズマガスを導入する主トーチと、
    中心軸が前記主陽極の前記中心軸と交差し、当該主陽極の前記中心軸を中心とする円周上に、当該円周方向に互いに間隔を隔てて配置される副陰極を備える複数の副トーチと、
    を有し、
    前記主陽極と前記副陰極との間に形成されるプラズマアークと、
    前記主陽極の前記中心軸に沿うように導入される前記主プラズマガスと、
    前記副陰極の前記中心軸に沿い前記主陽極の前記中心軸に向かうように導入される前記副プラズマガスと、により前記主陽極の前記中心軸に沿うように形成されるプラズマ炎に、前記材料送入管から前記材料供給ガスが送入されて前記溶射材料が溶融され基材に吹き付けられて前記溶射材料の皮膜を形成するプラズマ溶射装置において、
    前記副プラズマガスの供給量を制御する供給量制御部を備え
    前記供給量制御部は、形成される前記皮膜の特性を変えるべく前記副プラズマガスの供給量を制御することを特徴とするプラズマ溶射装置。
  2. 前記皮膜の特性は、形成される前記皮膜の厚みであることを特徴とする請求項に記載のプラズマ溶射装置。
  3. 前記皮膜の厚みを厚くするときほど、前記供給量制御部により前記副プラズマガスの供給量が多くなるように制御することを特徴とする請求項に記載のプラズマ溶射装置。
  4. 前記皮膜の特性は、形成される前記皮膜の硬度であることを特徴とする請求項に記載のプラズマ溶射装置。
  5. 前記皮膜の前記硬度を高くするときほど、前記供給量制御部により前記副プラズマガスの供給量が多くなるように制御することを特徴とする請求項に記載のプラズマ溶射装置。
  6. 前記皮膜の前記特性と前記副プラズマガスの供給量とを対応付けた特性データベースを生成し、
    前記供給量制御部は、形成すべき前記皮膜の前記特性と前記特性データベースとに基づいて前記副プラズマガスの供給量を制御することを特徴とする請求項1〜5に記載のプラズマ溶射装置。
  7. 前記供給量制御部は、前記基材に吹き付けられる前記溶射材料の粒子速度と粒子温度との少なくともいずれか一方を観測し、観測結果と形成すべき前記皮膜の前記特性とに基づいて前記副プラズマガスの供給量を制御することを特徴とする請求項1〜5に記載のプラズマ溶射装置。
  8. 前記複数の副トーチは、前記円周方向において均等に配置されていることを特徴とする請求項1〜に記載のプラズマ溶射装置。
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