JP6110771B2 - 劣化量算出装置、劣化量算出方法及びプログラム - Google Patents

劣化量算出装置、劣化量算出方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、二次電池の劣化量を算出する劣化量算出装置、劣化量算出方法及びプログラムに関する。
リチウムイオン二次電池などの二次電池は、運用電圧や電流、温度に依存して劣化する。二次電池の劣化は、容量の低下や内部抵抗の増大などが挙げられる。特許文献1には、車両に搭載する二次電池において、温度、湿度、車速、走行距離、電装品の消費電力などの情報に基づいて、データベースに記録された情報を参照して、二次電池の劣化の程度を算出する技術が開示されている。特許文献2には、二次電池の劣化に影響を及ぼす因子に基づいて、二次電池の寿命を予測する技術が開示されている。
特許第4631761号公報 特許第5260695号公報
二次電池の劣化は、充放電の有無に関わらず進行し、劣化の進行の度合いは、二次電池が充放電状態にあるか充放電を行わない保存状態であるかによって異なる。
他方、特許文献1、2に開示された方法は、二次電池が充放電状態であるか保存状態であるかに関わらず、所定のデータベースや数式に基づいて劣化量の算出を行うものである。そのため、二次電池が保存状態にあるときに、劣化量を精度よく算出することができない可能性がある。
本発明の目的は、二次電池の劣化量を精度よく算出することができる劣化量算出装置、劣化量算出方法及びプログラムを提供することにある。
第1の態様は、単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定する状態判定部と、前記二次電池が充放電状態である場合、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定する充放電劣化量推定部と、前記二次電池が充放電状態でない場合、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定する保存劣化量推定部と、前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出する劣化量算出部と、を備える劣化量算出装置である。
また、第2の態様は、前記保存劣化量推定部は、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の保存に係る劣化量を推定する第1の態様に記載の劣化量算出装置である。
また、第3の態様は、前記保存劣化量推定部は、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該単位時間の間における当該二次電池の保存に係る劣化量を推定し、当該劣化量と単位時間前における前記二次電池の保存に係る劣化量との二乗和の平方根を算出することで、前記二次電池の保存に係る劣化量を推定する請求項1または第2の態様に記載の劣化量算出装置である。
また、第5の態様は、前記二次電池の電圧値は、前記単位時間における前記二次電池の最低電圧値、前記単位時間における前記二次電池の最高電圧値、または前記単位時間における前記二次電池の平均電圧値の少なくとも1つを含む第1から第3の何れかの態様に記載の劣化量算出装置である。
また、第6の態様は、前記充放電劣化量推定部は、さらに所定の指数による前記二次電池の電流値のべき乗を乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する第1から第5の何れかの態様に記載の劣化量算出装置である。
また、第7の態様は、前記充放電劣化量推定部は、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該単位時間の間における当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定し、当該劣化量と単位時間前における前記二次電池の充放電に係る劣化量との和を算出することで、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する第1から第6の何れかの態様に記載の劣化量算出装置である。
また、第8の態様は、劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得する物理量取得部と、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する劣化量推定部とを備える劣化量算出装置である。
また、第10の態様は、二次電池の劣化量を算出する劣化量算出方法であって、劣化量算出装置が、単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定するステップと、前記二次電池が充放電状態である場合、前記劣化量算出装置が、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定するステップと、前記二次電池が充放電状態でない場合、前記劣化量算出装置が、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定するステップと、前記劣化量算出装置が、前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出するステップと、を有する劣化量算出方法である。
また、第11の態様は、二次電池の劣化量を算出する劣化量算出方法であって、劣化量算出装置が、劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得するステップと、前記劣化量算出装置が、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定するステップとを有する劣化量算出方法である。
また、第13の態様は、コンピュータを、単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定する状態判定部、前記二次電池が充放電状態である場合、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定する充放電劣化量推定部、前記二次電池が充放電状態でない場合、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定する保存劣化量推定部、前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出する劣化量算出部、として機能させるためのプログラムである。
また、第14の態様は、コンピュータを、劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得する物理量取得部、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する劣化量推定部として機能させるためのプログラムである。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、劣化量算出装置は、二次電池の劣化量を精度よく算出することができる。
一実施形態に係る二次電池システムの構成を示す概略ブロック図である。 BMUによる劣化量算出方法を示すフローチャートである。 サイクル試験の結果を示す図である。 サイクル試験による実測値と式(1)による予測値との比較結果を示す図である。 サイクル試験による実測値と式(1)による予測値との比較結果を示す図である。 保存試験の結果を示す図である。 保存試験による実測値と式(2)による予測値との比較結果を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、一実施形態に係る二次電池システム1の構成を示す概略ブロック図である。
二次電池システム1は、複数の組電池100と、組電池100を管理するBMU200(Battery Management Unit)とを備える。なお、図1に示す例では、二次電池システム1が組電池100を4個備える場合について説明するが、組電池100の個数はこれに限られない。
組電池100は、複数のセル電池101と、当該セル電池101を監視するCMU102(Cell Monitoring Unit)とを備える。
セル電池101は、リチウムイオン二次電池などの二次電池である。各セル電池101は、それぞれ直列に接続され、負荷回路103に接続されている。なお、図1に示す例では、組電池100がセル電池101を4個備える場合について説明するが、セル電池101の個数はこれに限られない。
CMU102は、組電池100に設けられた図示しないセンサから、セル電池101の温度、電圧値、電流値を取得し、BMU200に出力する。
BMU200は、組電池100の劣化量を算出する。つまり、本実施形態におけるBMU200は、劣化量算出装置の一例である。なお、組電池100の劣化量には、組電池100の内部抵抗の増加の程度や、組電池100の容量の低下の程度が含まれる。
BMU200は、物理量取得部201、物理量記憶部202、状態判定部203、劣化量記憶部204、充放電劣化量推定部205、保存劣化量推定部206、劣化量算出部207を備える。本実施形態において、充放電劣化量推定部205、保存劣化量推定部206は、劣化量推定部の一例である。
物理量取得部201は、単位時間毎に、組電池100のCMU102から、組電池100の温度、電圧値、電流値、充電率を取得する。なお、組電池100の温度、電圧値、電流値、充電率は、二次電池に係る物理量の一例である。物理量取得部201は、組電池100の電圧値を、組電池100の充電率と温度と電流値を所定の関数に代入することで得ても良い。また、物理量取得部201は、組電池100の充電率を、組電池100の電流値や電圧値に基づいて算出しても良い。
物理量記憶部202は、物理量取得部201が取得した物理量を、時刻に関連付けて記憶する。物理量記憶部202は、劣化の判定対象となる運用期間の間における組電池100に係る物理量を記憶する。
状態判定部203は、物理量記憶部202が単位時間毎に記憶する組電池100の電流値に基づいて、各単位時間における組電池100の状態が充放電状態であるか保存状態であるかを判定する。充放電状態とは、組電池100が充放電を行っている状態である。保存状態とは、充放電を行っていない状態である。
劣化量記憶部204は、組電池100の充放電に係る劣化量である充放電劣化量と、組電池100の保存に係る劣化量である保存劣化量とを記憶する。なお、劣化量記憶部204が記憶する充放電劣化量は、充放電劣化量推定部205が推定した値である。また、劣化量記憶部204が記憶する保存劣化量は、保存劣化量推定部206が推定した値である。
充放電劣化量推定部205は、組電池100の状態が充放電状態である場合に、劣化量記憶部204が記憶する充放電劣化量を更新する。
保存劣化量推定部206は、組電池100の状態が保存状態である場合に、劣化量記憶部204が記憶する保存劣化量を更新する。
劣化量算出部207は、充放電劣化量推定部205が算出した充放電劣化量と保存劣化量推定部206が算出した保存劣化量とを加算することで、組電池100の劣化量を算出する。
ここで、充放電劣化量推定部205及び保存劣化量推定部206が、組電池100の劣化量の算出に用いる劣化量算出式について説明する。
本実施形態では、劣化量算出式として、化学反応の反応速度を表す式であるアイリングの式を変形したものを用いる。これは、発明者が様々な式を用いて劣化量の算出を行ったところ、アイリングの式が劣化量の算出に適しているとの見地を得たためである。なお、アイリングの式は、温度による反応速度依存性と、温度以外の因子による反応速度依存性から、化学反応の反応速度を求める式である。
充放電劣化量推定部205は、以下の式(1)を計算し、その計算の結果に基づいて、充放電劣化量を推定する。
Figure 0006110771
は、セル電池101に生じる化学反応の反応定数であって、実験などにより予め求めておく値である。eは、自然対数の底である。Eaは、活性化エネルギーであって、実験などにより予め求めておく値である。Rは、温度に係る係数であって、実験などにより予め求めておく値である。Tは、組電池100の絶対温度であって、物理量取得部201が取得した温度に基づいて算出される。Vminは、単位時間における電圧値の最小値である。αc0は、電圧の最小値による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。Vmaxは、単位時間における電圧値の最大値である。αc1は、電圧の最大値による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。Vavrは、単位時間における電圧値の平均値である。αc2は、電圧の平均値による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。Iavrは、単位時間における電流値の平均値である。αc3は、放電電流値による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。αc4は、充電電流値による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。αc5は、充放電レートによる反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。
なお、劣化量算出式の各係数は、実験結果に重回帰式を適用することなどにより求めることができる。
なお、本実施形態では、放電電流値に係る係数αc3と充電電流値に係る係数αc4のいずれも、電流値の平均値の指数とする。これは、充電と放電とを別個に取り扱う場合に計算が複雑化するためである。他方、他の実施形態において、BMU200の計算性能が十分に高い場合は、係数αc3を単位時間における放電電流値の平均値の指数とし、係数αc4を単位時間における充電電流値の平均値の指数として計算を行っても良い。
つまり、充放電劣化量推定部205は、組電池100の絶対温度(T)の逆数を指数とする所定の定数(eーEac/R)のべき乗と、所定の指数(αc0、αc1、αc2)による組電池100の電圧値(Vmin、Vmax、Vavr)のべき乗と、所定の指数(αc3、αc4、αc5)による組電池100の電流値(Iavr、2/Iavr)のべき乗と、所定の係数(B)とを乗算する計算に基づいて、組電池100の充放電に係る劣化量を算出する。
保存劣化量推定部206は、以下の式(2)を計算し、その計算の結果に基づいて保存劣化率を推定する。
Figure 0006110771
は、セル電池101に生じる化学反応の反応定数であって、実験などにより予め求めておく値である。eは、自然対数の底である。Eaは、活性化エネルギーであって、実験などにより予め求めておく値である。Rは、温度に係る係数であって、実験などにより予め求めておく値である。Tは、組電池100の絶対温度であって、物理量取得部201が取得した温度に基づいて算出される。OCVは、組電池100の開放電圧であって、物理量取得部201が取得した電圧値に基づいて算出される。αは、電圧による反応速度依存性を示す係数であって、実験などにより予め求めておく値である。
つまり、保存劣化量推定部206は、組電池100の絶対温度(T)の逆数を指数とする所定の定数(eーEap/R)のべき乗と、所定の指数(α)による組電池100の電圧値(OCV)のべき乗と、所定の係数(B)とを乗算する計算に基づいて、組電池100の保存に係る劣化量を算出する。
ここで、BMU200の動作について説明する。
BMU200による劣化量算出の前に、物理量記憶部202は、物理量取得部201が取得した温度、電流値及び電圧値を、時刻に関連付けて記憶する。劣化量記憶部204は、組電池100が新品である場合、保存劣化量、充放電劣化量の初期値として、予め0を記憶する。他方、組電池100が新品でない場合、予め運用開始時における組電池100の保存劣化量及び充放電劣化量を、劣化量記憶部204に記録しておく。
また、予め保存劣化量推定部206及び充放電劣化量推定部205が保存劣化量及び充放電劣化量の算出に用いる劣化量算出式における係数を求めておく。
図2は、BMU200による劣化量算出方法を示すフローチャートである。
BMU200の物理量取得部201は、組電池100の劣化量の算出対象となる期間の間、組電池100のCMU102から、当該組電池100の温度、電流値、電圧値及び充電率を取得し、物理量記憶部202に記録する(ステップS1)。
物理量記憶部202に、劣化量の算出対象となる期間における温度、電流値、電圧値及び充電率が記録されると、BMU200は、劣化量の算出対象となる期間における所定の単位時間毎に、以下に示すステップS2〜ステップS9の処理を実行する。
状態判定部203は、物理量記憶部202が、ある単位時間における時刻に関連付けて記憶する電流値を読み出し、当該電流値の平均値が所定の閾値ΔIより大きいか否かを判定する(ステップS2)。なお、ΔIは、0より大きい値である。状態判定部203が、電流値の平均値が閾値ΔIより大きいと判定した場合(ステップS2:YES)、充放電劣化量推定部205は、式(1)に基づいて当該単位時間における充放電劣化率を算出する(ステップS3)。具体的には、充放電劣化量推定部205は、物理量記憶部202がある単位時間における時刻に関連付けて記憶する物理量を、式(1)に代入することで、単位時間における充放電劣化率を算出する。
次に、充放電劣化量推定部205は、当該単位時間における充電率の変化率を算出する(ステップS4)。次に、充放電劣化量推定部205は、ステップS3で算出した単位時間における充放電劣化率に、充電率の変化率の絶対値と組電池100の設計容量とを乗算することで、単位時間における充放電劣化量の増加分を算出する(ステップS5)。次に、充放電劣化量推定部205は、劣化量記憶部204が記憶する充放電劣化量に、算出した増加分を加算して劣化量記憶部204が記憶する充放電劣化量を更新する(ステップS6)。
他方、状態判定部203が、電流値の平均値が閾値ΔI以下であると判定した場合(ステップS2:NO)、保存劣化量推定部206は、式(2)に基づいて当該単位時間における保存劣化率を算出する(ステップS7)。具体的には、保存劣化量推定部206は、物理量記憶部202がある単位時間における時刻に関連付けて記憶する物理量を、式(2)に代入することで、単位時間における保存劣化率を算出する。
次に、充放電劣化量推定部205は、ステップS7で算出した保存劣化率を二乗して単位時間を乗算した値と、劣化量記憶部204が記憶する保存劣化量を二乗した値との和の平方根を算出することで、劣化量記憶部204が記憶する保存劣化量を更新する(ステップS8)。
ステップS6で充放電劣化量が更新された場合、またはステップS8で保存劣化量が更新された場合、劣化量算出部207は、劣化量記憶部204が記憶する充放電劣化量と保存劣化量とを加算する(ステップS9)。BMU200は、当該計算を、劣化量の算出対象となる期間におけるすべての単位時間について行う。これにより、劣化量算出部207は、単位時間ごとの組電池100に係る劣化量の時系列を算出することができる。
ここで、本実施形態に係る劣化量算出方法で劣化量を算出することで、精度良く組電池100の劣化量を算出できることについて説明する。
発明者は、劣化率算出式を策定するにあたり、二次電池の温度毎に、充電上限電圧、放電下限電圧、充電レート、放電レートをそれぞれ異ならせて二次電池の劣化量を求めるサイクル試験と、二次電池の温度毎に、異なる保存電圧で二次電池を保存した場合における劣化量を求める保存試験とを行った。
図3は、サイクル試験の結果を示す図である。
図3(A)は、容量に係る劣化量と初期容量で正規化した積算充放電容量との関係を、温度毎にプロットした図である。図3(A)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を正規化した積算充放電容量とするグラフである。図3(A)に示すように、容量に係る劣化量は、積算充放電容量に対して比例関係にあることが分かる。
図3(B)は、内部抵抗に係る劣化量と初期容量で正規化した積算充放電容量との関係を、温度毎にプロットした図である。図3(B)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を正規化した積算充放電容量とするグラフである。図3(B)に示すように、容量に係る劣化量は、積算充放電容量に対して比例関係にあることが分かる。
したがって、本実施形態では、上述したステップS6において、充放電劣化量推定部205が、単位時間における充放電劣化量と単位時間前における充放電劣化量との和を算出することで、組電池100の充放電劣化量を算出している。これにより、精度よく充放電劣化量を算出することができる。
図4は、サイクル試験による実測値と式(1)による予測値との比較結果を示す図である。
図4(A)は、容量に係る劣化量と充電上限電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図4(A)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を充電上限電圧とするグラフである。図4(B)は、容量に係る劣化量と放電下限電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図4(B)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を放電下限電圧とするグラフである。図4(C)は、容量に係る劣化量と充電電流及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図4(C)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を充電電流とするグラフである。図4(D)は、容量に係る劣化量と放電電流及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図4(D)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を放電電流とするグラフである。なお、図4(A)〜(D)は、いずれも縦軸を対数目盛とする片対数グラフである。
図4(A)〜(D)に示すように、式(2)に基づいて算出された容量に係る劣化量は、充電上限電圧、放電下限電圧、充電電流及び放電電流のいずれについても、容量に係る劣化量の実測値と良好な一致が見られる。
図5は、サイクル試験による実測値と式(1)による予測値との比較結果を示す図である。
図5(A)は、内部抵抗に係る劣化量と充電上限電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図5(A)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を充電上限電圧とするグラフである。図5(B)は、内部抵抗に係る劣化量と放電下限電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図5(B)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を放電下限電圧とするグラフである。図5(C)は、内部抵抗に係る劣化量と充電電流及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図5(C)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を充電電流とするグラフである。図5(D)は、内部抵抗に係る劣化量と放電電流及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図5(D)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を放電電流とするグラフである。なお、図5(A)〜(D)は、いずれも縦軸を対数目盛とする片対数グラフである。
図5(A)〜(D)に示すように、式(2)に基づいて算出された内部抵抗に係る劣化量は、充電上限電圧、放電下限電圧、充電電流及び放電電流のいずれについても、内部抵抗に係る劣化量の実測値と良好な一致が見られる。
このように、充放電劣化量推定部205は、アイリングの式に基づいて生成された式(1)を用いることで、精度よく充放電劣化量を推定することができる。
図6は、保存試験の結果を示す図である。
図6(A)は、容量に係る劣化量と保存日数との関係を温度毎にプロットした図であり、図6(B)は、容量に係る劣化量と保存日数の平方根との関係を温度毎にプロットした図である。図6(A)、(B)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を保存日数とするグラフである。図6(A)、(B)に示すように、容量に係る劣化量は、保存日数の平方根に対して、比例関係にあることが分かる。
図6(C)は、内部抵抗に係る劣化量と保存日数との関係を温度毎にプロットした図であり、図6(D)は、内部抵抗に係る劣化量と保存日数の平方根との関係を温度毎にプロットした図である。図6(C)、(D)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を保存日数とするグラフである。図6(C)、(D)に示すように、内部抵抗に係る劣化量は、保存日数の平方根に対して、比例関係にあることが分かる。
したがって、本実施形態では、上述したステップS8において、保存劣化量推定部206が、単位時間における保存劣化量と単位時間前における保存劣化量との二乗和の平方根を算出することで、組電池100の保存劣化量を推定している。これにより、精度よく保存劣化量を推定することができる。
図7は、保存試験による実測値と式(2)による予測値との比較結果を示す図である。
図7(A)は、容量に係る劣化量と保存時の電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図7(A)は、縦軸を容量に係る劣化量とし、横軸を保存日数とするグラフである。図7(B)は、内部抵抗に係る劣化量と保存時の電圧及び温度との関係を、実測値及び予測値についてプロットしたグラフである。図7(B)は、縦軸を内部抵抗に係る劣化量とし、横軸を保存日数とするグラフである。なお、図7(A)、(B)は、いずれも縦軸を対数目盛とする片対数グラフである。
図7(A)、(B)に示すように、式(2)に基づいて算出された劣化量は、劣化量の実測値と良好な一致が見られる。
このように、保存劣化量推定部206は、アイリングの式に基づいて生成された式(2)を用いることで、精度よく保存劣化量を推定することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、組電池100の物理量記憶部202に劣化量の算出の対象期間における物理量を記憶させた後に、当該期間における劣化量の算出を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、単位時間毎に劣化量を逐次算出しても良い。
また、本実施形態では、充放電劣化量の算出に、式(1)を用いる場合について説明したが、これに限られない。例えば、式(1)のうち、電圧の最小値、電圧値の最大値、電流値の平均値に係る係数が、充放電劣化量を算出するにあたり必須である。そのため、他の実施形態では、充放電劣化量推定部205は、式(1)のうち電圧の最小値、電圧値の最大値、電流値の平均値に係る係数以外の係数を有しない式を用いて、充放電劣化量を推定しても良い。また、他の実施形態では、充放電劣化量推定部205は、式(1)にさらに他の係数を加えた式を用いて、充放電劣化量を推定しても良い。
同様に、他の実施形態では、保存劣化量推定部206は、式(2)にさらに他の係数を加えた式を用いて、保存劣化量を推定しても良い。
また、本実施形態では、充放電劣化量推定部205及び保存劣化量推定部206が、それぞれ式(1)、式(2)を計算し、その計算の結果に基づいて充放電劣化量及び保存劣化量を推定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、充放電劣化量推定部205及び保存劣化量推定部206は、予め式(1)、式(2)の計算の結果を格納したテーブルを参照することで、充放電劣化量及び保存劣化量を推定しても良い。また、充放電劣化量推定部205及び保存劣化量推定部206は、式(1)、式(2)の計算の結果に、さらに何らかの演算を加えることで、充放電劣化量及び保存劣化量を推定しても良い。
また、本実施形態では、劣化量算出装置をBMU200に実装する場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態では、劣化量算出装置は、二次電池システム1全体の管理を行うBMU200の上位装置に実装されていても良いし、CMU102に実装されていても良い。
図8は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータ900の構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述のBMU200は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902に確保する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース904を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…二次電池システム 100…組電池 101…セル電池 102…CMU 103…負荷回路 200…BMU 201…物理量取得部 202…物理量記憶部 203…状態判定部 204…劣化量記憶部 205…充放電劣化量推定部 206…保存劣化量推定部 207…劣化量算出部 900…コンピュータ 901…CPU 902…主記憶装置 903…補助記憶装置 904…インタフェース

Claims (11)

  1. 単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定する状態判定部と、
    前記二次電池が充放電状態である場合、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定する充放電劣化量推定部と、
    前記二次電池が充放電状態でない場合、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定する保存劣化量推定部と、
    前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出する劣化量算出部と、
    を備える劣化量算出装置。
  2. 前記保存劣化量推定部は、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の保存に係る劣化量を推定する
    請求項1に記載の劣化量算出装置。
  3. 前記保存劣化量推定部は、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該単位時間の間における当該二次電池の保存に係る劣化量を推定し、当該劣化量と単位時間前における前記二次電池の保存に係る劣化量との二乗和の平方根を算出することで、前記二次電池の保存に係る劣化量を推定する
    請求項1または請求項2に記載の劣化量算出装置。
  4. 前記二次電池の電圧値は、前記単位時間における前記二次電池の最低電圧値、前記単位時間における前記二次電池の最高電圧値、または前記単位時間における前記二次電池の平均電圧値の少なくとも1つを含む
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の劣化量算出装置。
  5. 前記充放電劣化量推定部は、さらに所定の指数による前記二次電池の電流値のべき乗を乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の劣化量算出装置。
  6. 前記充放電劣化量推定部は、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該単位時間の間における当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定し、当該劣化量と単位時間前における前記二次電池の充放電に係る劣化量との和を算出することで、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の劣化量算出装置。
  7. 劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得する物理量取得部と、
    前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する劣化量推定部と
    を備える劣化量算出装置。
  8. 二次電池の劣化量を算出する劣化量算出方法であって、
    劣化量算出装置が、単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定するステップと、
    前記二次電池が充放電状態である場合、前記劣化量算出装置が、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定するステップと、
    前記二次電池が充放電状態でない場合、前記劣化量算出装置が、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定するステップと、
    前記劣化量算出装置が、前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出するステップと、
    を有する劣化量算出方法。
  9. 二次電池の劣化量を算出する劣化量算出方法であって、
    劣化量算出装置が、劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得するステップと、
    前記劣化量算出装置が、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定するステップと
    を有する劣化量算出方法。
  10. コンピュータを、
    単位時間ごとに、二次電池が充放電状態であるか否かを判定する状態判定部、
    前記二次電池が充放電状態である場合、前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による単位時間における前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算の結果に基づいて、当該二次電池の充放電に係る劣化量を推定する充放電劣化量推定部、
    前記二次電池が充放電状態でない場合、単位時間における前記二次電池に係る物理量に基づいて、当該二次電池の保存に係る劣化量を推定する保存劣化量推定部、
    前記充放電に係る劣化量と前記保存に係る劣化量とを加算することで、前記二次電池の劣化量を算出する劣化量算出部、
    として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    劣化量の算出対象となる二次電池の絶対温度及び電圧値を取得する物理量取得部、
    前記二次電池の絶対温度の逆数を指数とする所定の定数のべき乗と、所定の指数による前記二次電池の電圧値のべき乗と、所定の係数とを乗算する計算に基づいて、前記二次電池の充放電に係る劣化量を推定する劣化量推定部
    として機能させるためのプログラム。
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