JP6109717B2 - 切り粉破砕装置、および切り粉破砕刃 - Google Patents

切り粉破砕装置、および切り粉破砕刃 Download PDF

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Description

本発明は、切り粉破砕装置、および切り粉破砕刃に関し、特に、切削屑を破砕する際に、切削屑が破砕刃から逃げにくく工夫することで、長い切り粉や絡まった切り粉を効率よく破砕することを可能とする切り粉破砕装置、および切り粉破砕刃に関する。
切削加工で発生する切削屑は、長くスパイラル状にカールしているので、搬送したり、再利用処理したりする上で扱い難い。そのため、切削屑を破砕する装置を用いて、前記切削屑を短い寸法に破砕することが行なわれている。
従来では、例えば特許文献1や特許文献2で示されているように、切削屑を効率良く確実に細かく破砕するための工夫がなされている。
特許文献1の切削加工における切り屑破砕方法においては、金属の切り屑を、回転自在に対向配置された破砕用カッターと破砕用ローラの間に上方から供給することで、細かく破砕して下方へ排出する。その際に、前記破砕用カッターと前記破砕用ローラは、切り屑を上方向から下方向へ挟み込む正転と、下方向から上方向へ巻き戻す逆転とを規則的に繰り返すことによって、切断されずに通過した切り屑を再度切断し、細断化するように工夫されている。
特許文献2の切りくず破砕装置においては、上から順に、第1段破砕部、第2段破砕部、篩板が設けられている。互いに絡み合った長い流れ型の切りくずは、第1段破砕部の引込破砕部材の分離部によって、比較的小さい部分に分離されてから、刃部と螺旋刃部との間で破砕される。上記の両刃部が切りくずの一部を第2段破砕部側へ引き込む。続いて、第2段破砕部では、切りくずを外側破砕ブロックと内側破砕体ブロックとによって破砕する。上記の両破砕ブロックの隙間は、剪断が不可能な大きさであり、破砕した切りくずを前記両破砕ブロック間で擦り、角を丸める。その後、破砕片は、篩板の目穴を通過し、破砕片受で受けとめられる。
一方、前記篩板を通過できない破砕片は、送風羽根の送風によって吹き上げられ、再び、上記の破砕工程を繰り返す。この間、破砕片は互いに衝突したり、装置の各部材に衝突したりして角が丸くなる。
特開2012−50957号公報 特開2000−141160号公報
特許文献1の技術では、破砕用カッターと破砕用ローラが正回転と逆回転する機構を設けることによって、最初の正回転による破砕動作で破砕されずに通過する切削屑を、逆回転による破砕動作で破砕する。しかし、切削屑が破砕用カッターと破砕用ローラから逃げることを防止することはできなかった。
特許文献2の技術では、第1段破砕部と第2段破砕部における複数の破砕工程、篩板による分別工程を経ることで、鋭利な角部が少ない切りくずを得るようにしている。しかし、切りくずが第1段破砕部の刃部と螺旋刃部から逃げることを防止することはできなかった。また、複数の行程を経ているので、機構が複雑化してしまうという問題点があった。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、簡易な構造により切り粉を効率よく破砕することを可能とする切り粉破砕刃、および切り粉破砕装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の切り粉破砕装置は、上面を開口するケーシング内に設けた回転駆動軸に間隔をあけて固定装着する基部、および前記基部から外周方向に伸びた少なくとも一つの回転刃を有する複数の切り粉破砕刃と、前記ケーシングの下方に固定され、前記複数の切り粉破砕刃の間であって、前記複数の切り粉破砕刃の両側面に対して接触する位置に配置され、当該切り粉破砕刃における前記回転刃の側面の刃部と協働して切り粉を破砕する複数の第一固定刃と、前記複数の切り粉破砕刃の回転円周上であって、前記ケーシングの下端の長手方向に一体的に固定され、前記回転刃の外周の刃部と協働して切り粉を破砕する複数の第二固定刃と、を備えると共に、前記回転刃は、回転円周方向に対して掬い角を有する掬い刃と、前記掬い刃から外周方向に伸びた直刃と、を備えており、前記回転刃の側面は、外周面から前記掬い刃に向けて面取り形成された面取り面を備えていることを特徴とする。
また、前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有することが好ましい。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃と前記直刃とを備えることが好ましい。
また、前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、切り粉破砕刃の回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることが好ましい。
前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えていることが好ましい。
また、前記面取り面は、前記溝部を避けて形成されることが好ましい。
また、前記回転駆動軸は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなすと共に、前記複数の切り粉破砕刃は、前記回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有することが好ましい。
本発明の切り粉破砕刃は、第一固定刃および第二固定刃と協働して切り粉を破砕するために回転する切り粉破砕刃において、上面を開口するケーシング内に設けた回転駆動軸に固定装着する基部と、前記基部から外周方向に伸びた少なくとも一つの回転刃とを備え前記回転刃は、側面の刃部及び外周の刃部を有し、前記側面の刃部は、前記ケーシングの下方に固定され且つ前記切り粉破砕刃の両側面に対して接触する位置にそれぞれ配置された前記第一固定刃と協働して切り粉を破砕するように構成され、前記外周の刃部は、前記切り粉破砕刃の回転円周上であって前記ケーシングの下端の長手方向に一体的に固定された前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕するように構成され、前記回転刃は、回転円周方向に対して掬い角を有する掬い刃と、前記掬い刃から外周方向に伸びた直刃と、を備えており、前記回転刃の側面は、外周面から前記掬い刃に向けて面取り形成された面取り面を備えていることを特徴とする。
また、前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有することが好ましい。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃と前記直刃とを備えることが好ましい。
また、前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、切り粉破砕刃の回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることが好ましい。
また、前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えていることが好ましい。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記外周刃を備えることが好ましい。
また、前記面取り面は、前記溝部を避けて形成されることが好ましい。
また、前記基部は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなす回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有することが好ましい。
本発明の切り粉破砕装置によれば、回転する切り粉破砕刃は、切り粉をすくい角のある掬い刃で引き込みながら、前記掬い刃が第一固定刃と協働して切り粉を破砕することができる。直刃も第一固定刃と協働して切り粉を破砕することができる。そして、このときの掬い刃に引き込まれる切り粉は、面取り面により効率的に引き込まれることとなる。さらに、前記掬い刃と直刃による破砕をすり抜けた切り粉があっても、前記切り粉を直刃が第二固定刃と協働して破砕することができる。以上のように、切り粉破砕刃の回転刃の形状を切り粉が逃げにくいように工夫することによって、第一固定刃ならびに第二固定刃と協働して、スパイラル状の長い切り粉や絡まった切り粉を効率良く破砕することができる。
また、前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有するので、切り粉が掬い刃から逃げないようにして切り粉を効率よく破砕することができる。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃、および前記直刃を有するので、正逆回転の破砕に対応可能となる。それによって、破砕処理効率の向上と、過負荷発生時の各刃の破損防止を図ることができる。
また、前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、切り粉破砕刃の回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることによって、切り粉を掬うためのポケットを大きくし、切り粉を効率よく破砕することができる。
また、前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えているので、前工程の掬い刃と直刃による破砕をすり抜けた切り粉があっても、前記外周刃が第二固定刃と協働して前記切り粉を破砕することができる。
また、前記面取り面は、前記溝部を避けて形成される構成としているので、切り粉の効率的な引き込みと、外周刃の強度とを確保することができる。
また、前記回転駆動軸は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなすと共に、前記複数の切り粉破砕刃は、前記回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有するので、回転駆動軸は、キー溝が無くても回転方向に位置決めできる。各切り粉破砕刃を容易に取り付け、取り外しできる。また、回転駆動軸は、キー溝を持たない簡単な構造であるため、製造上のコストアップや強度低下を避けることができる。また、複数の切り粉破砕刃を回転駆動軸に取り付ける際に、各切り粉破砕刃の回転刃の設置角度を相対的に多段階に変えることができるため、いっそう効率的に切り粉を破砕できる。このとき、切り粉破砕刃の種類を一つだけにして、複数の切り粉破砕刃の取付け状態を変化させることができるので、複数の切り粉破砕刃に一度のタイミングで切り粉を破砕させるような過度の負荷をかける取付け状態を避けることができ、切り粉破砕刃の製造やメンテナンスを容易にすることができる。
また、本発明の切り粉破砕刃によれば、回転する切り粉破砕刃は、切り粉をすくい角のある掬い刃で引き込みながら、前記掬い刃が第一固定刃と協働して切り粉を破砕することができる。直刃も第一固定刃と協働して切り粉を破砕することができる。そして、このときの掬い刃に引き込まれる切り粉は、面取り面により効率的に引き込まれることとなる。さらに、前記掬い刃と直刃による破砕をすり抜けた切り粉があっても、前記切り粉を直刃が第二固定刃と協働して破砕することができる。以上のように、切り粉破砕刃の回転刃の形状を切り粉が逃げにくいように工夫することによって、第一固定刃ならびに第二固定刃と協働して、スパイラル状の長い切り粉や絡まった切り粉を効率良く破砕することができる。
また、前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有するので、切り粉が掬い刃から逃げないようにして切り粉を効率よく破砕することができる。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃、および前記直刃を有するので、正逆回転の破砕に対応可能となる。それによって、破砕処理効率の向上と、過負荷発生時の刃の破損防止を図ることができる。
また、前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることによって、切り粉を掬うためのポケットを大きくし、切り粉を効率よく破砕することができる。
また、前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えているので、前工程の掬い刃と直刃による破砕をすり抜けた切り粉があっても、前記外周刃が第二固定刃と協働して前記切り粉を破砕することができる。
また、前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記外周刃を備えているので、正逆回転の破砕に対応可能となる。それによって、破砕処理効率の向上と、過負荷発生時の刃の破損防止を図ることができる。
また、前記面取り面は、前記溝部を避けて形成される構成としているので、切り粉の効率的な引き込みと、外周刃の強度とを確保することができる。
また、前記基部は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなす回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有するので、回転駆動軸にキー溝が無くても回転方向に位置決めできる。また、回転駆動軸に容易に取り付け、取り外しできる。また、切り粉破砕刃を回転駆動軸に取り付ける際に、他の切り粉破砕刃の回転刃の設置角度と相対的に多段階に変えることができる。このとき、切り粉破砕刃の種類を一つだけにして、他の切り粉破砕刃の取付け状態と異なる取付け状態にすることができるので、他の切り粉破砕刃と一緒に一度のタイミングで切り粉を破砕するような過度の負荷がかかる状態を避けることができ、切り粉破砕刃の製造やメンテナンスを容易にすることができる。
図1は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕装置の側面から視た断面図で、図2の矢視A−A線の断面図である。 図2は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕装置の正面図である。 図3は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕装置の平面図である。 図4は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕刃の説明図である。 図5は、図2の矢視A−A線において切り粉の破砕状態を示す説明図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明の切り粉破砕装置をさらに詳細に説明する。図1〜図3は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕装置の概略を示すものである。図1は、図2の矢視A−A線の断面図である。図2は、切り粉破砕装置の正面図で、図3は、切り粉破砕装置の平面図である。図4は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕刃の説明図である。特に、図4(a)は、本発明の一の実施形態に係る切り粉破砕刃の側面図を示す図であり、図4(b)は、図4(a)に示す図を右側面から見たときの回転刃33の構成を説明する図である。また、図5は、図2の矢視A−A線において切り粉の破砕状態を示す説明図である。
本実施形態の切り粉破砕装置10は、上面を開口するケーシング20内に、回転駆動軸11が軸受部12a,12bにて回転可能に支持されている。
ケーシング20は、前側板21、後側板22、左側板23、右側板24、前底板25、後底板26で構成されており、図2および図3に示すように左右方向に長く形成している。
前底板25と後底板26は、図1に示すように前後の幅方向のほぼ中央の下方に向けて斜め下へ傾斜しており、前底板25と後底板26の下端は、破砕後の切り粉が下方へ落下するための切り粉排出口27を形成している。
左側板23は、図2および図3に示すように前底板25と後底板26の左端にボルトにて固定されている。右側板24は、前底板25と後底板26の右端にボルトにて固定されている。前側板21は、前底板25の手前側、すなわち図1において左側の端面にボルトにて固定されている。後側板22は、後底板26の後側、すなわち図1において右側の端面にボルトにて固定されている。
回転駆動軸11は、図2および図3に示すように左側板23の側および右側板24の側でそれぞれ軸受部12a,12bにて回転可能に支持されている。回転駆動軸11の左端側は、左側板23の左側に設けた減速機13を介して駆動モータ14に連結される。本実施形態では、回転駆動軸11が、駆動モータ14によって減速機13を介して正逆回転可能に回転駆動される構成である。
なお、回転駆動軸11は、図1に示すように切り粉排出口27のほぼ真上に位置している。
回転駆動軸11には、複数の切り粉破砕刃30が互いに間隔をあけて固定装着されている。本実施形態では、図2および図3に示すように5枚の切り粉破砕刃30を固定装着しているが、切り粉破砕刃30の枚数は特に限定されない。
複数の切り粉破砕刃30は、回転駆動軸11に挿脱可能な回転中心孔部32(図4(a)参照)を有する基部31と、基部31から外周方向に伸びた少なくとも一つの回転刃33と、を有している。本実施形態では、図1に示すように3つの回転刃33が、回転円周でほぼ均等に配置されている。また、各回転刃33は、側面の刃部と、外周の刃部とを有している。
なお、切り粉破砕刃30の形状について、詳しくは後述する。
各切り粉破砕刃30の間には、複数の第一固定刃41a,41bが、各切り粉破砕刃30の側面に接触して当該切り粉破砕刃30における回転刃33の側面の刃部と協働して切り粉を破砕するように配置されている。
基本的には、各切り粉破砕刃30の両側面に対して接触する第一固定刃41a,41bを設ければよいが、本実施形態では、図2および図3に示すように複数の各第一固定刃41a,41bが、各切り粉破砕刃30、左側板23、右側板24の間を塞ぐ厚さとなっている。しかし、この形態に限定されない。この場合、複数の第一固定刃41a,41bの両側面に、各切り粉破砕刃30における回転刃33の側面の刃部と協働する刃部を形成している。
さらに、正回転時の破砕と逆回転時の破砕を可能にするために、本実施形態では、図1および図3に示すように正回転時用の第一固定刃41aの6個と逆回転時用の第一固定刃41bの6個で前後に合計12個が、前底板25と後底板26に下部位置で一体的に設けている。なお、前後に対応する正回転時用の第一固定刃41aと逆回転時用の第一固定刃41bは、図1に示すように上部で一体的に形成している。しかも、一体化した上部が山型形状であるので、ケーシング20内に投入された切り粉は下方へ移動しやすくなる。また、一体化した上部には回転駆動軸11を挿通可能な貫通孔部42が設けられている。
各切り粉破砕刃30の回転円周上には、複数の第二固定刃43a,43bが、複数の切り粉破砕刃30における回転刃33の外周の刃部と協働して切り粉を破砕するように配置されている。
基本的には、各切り粉破砕刃30に対応する第二固定刃43a,43bを、それぞれ対応する切り粉破砕刃30の回転円周上に設ければよいが、本実施形態では、図1および図3に示すように5つの切り粉破砕刃30に対応する第二固定刃43a,43bをそれぞれ一体的に設けている。しかも、正回転時に破砕を可能にするために、正回転時用の第二固定刃43aを、前底板25の下端にその長手方向に一体的に固定している。一方、逆回転時に破砕を可能にするために、逆回転時用の第二固定刃43bを、後底板26の下端にその長手方向に一体的に固定している。しかし、この形態に限定されない。
次に、切り粉破砕刃30について、詳しく説明する。
図4(a)及び(b)に示すように、切り粉破砕刃30は、前述したように少なくとも一つの回転刃33が、基部31から外周方向に伸びている。また、本実施形態では、3つの回転刃33が基部31の外周に回転円周でほぼ均等に配置されている。
各回転刃33は、回転円周方向に対して掬い角を有する掬い刃34a,34bと、掬い刃34a,34bから外周方向に伸びた直刃36a,36bと、面取り面36cと、を備えている。掬い刃34a,34bと直刃36a,36bは、第一固定刃41a,41bと協働して切り粉を破砕する側面の刃部の機能を持っている。
また、直刃36a,36bは、刃先の強度アップに寄与する。もし直刃36a,36bを設けずに、単に掬い角を有する掬い刃34a,34bだけにすると、その先端が鋭角になるために刃先が破損しやすくなる。そこで、直刃36a,36bの幅は、破損を避けるために刃の肉厚を出すという点で、1mm〜5mmとすることが望ましい。
また、直刃36a,36bは、第二固定刃43a,43bと協働して切り粉を破砕する外周の刃部の機能も持っている。直刃36a,36bと第二固定刃43a,43bが協働して、掬い刃34からはみ出した切り粉を破砕するので、切り粉を効率よく破砕することができる。
また、面取り面36cは、直刃36a,36bの強度を確保しながら、掬い刃34a,34bと、直刃36a,36bと、第一固定刃41a,41bとの協働による切り粉破砕時における切り粉の引き込みを効果的に行う機能を持っている。
また、回転刃33の掬い刃34a,34bは、その掬い角から基部31に向けて曲線部35a,35bを有することが望ましい。その理由としては、切り粉が掬い刃34a,34bから逃げないようになるために、切り粉を効率よく破砕することができるからである。また、曲線部35a,35bの曲率半径Rは、10mm〜100mmとすることが望ましい。
もし、曲線部35a,35bを設けずに、掬い刃34a,34bが掬い角を直線にして第一固定刃41a,41bに近づくと、切り粉に対する引込み力が弱くなる。また、曲線部35a,35bではなく、多角形状にすると、その多角形状の掬い刃34a,34bの製作が難しくなる。
回転刃33は、その外周に溝部38を設け、溝部38に第二固定刃43a,43bと協働して切り粉を破砕する外周刃37a,37bを備えている。たとえば、薄くて厚み方向の弾性に富んでいる切り粉の一部が掬い刃34a,34bや直刃36a,36bから逃げてしまっても、外周刃37a,37bによってブロックし、切り粉の形が崩れたところを破砕するので、確実に切り粉を破砕することができる。
回転刃33は、図4(a)に示すように正回転方向側と逆回転方向側に、掬い刃34a,34b、直刃36a,36b、外周刃37a,37bを有する。本実施形態では、正回転方向側の掬い刃34a、直刃36a、外周刃37aと、逆回転方向側の掬い刃34b、直刃36b、外周刃37bと、を対称位置に設けている。このように正逆回転の破砕に対応可能とすることによって、破砕処理効率の向上と、過負荷発生時の各刃の破損防止を図ることができる。
また、回転刃33は、図5に示すように正回転方向側の直刃36aから逆回転方向側の直刃36bまでの外周が、切り粉破砕刃30の回転中心となす中心角θを、20°〜30°とすることが望ましい。もし、この範囲より小さい角度にすると、切り粉を掬うためのポケットが小さくなってしまう。すなわち、このような構成によれば、掬い刃で粉砕する切り粉を掬うポケットの大きさをより効果的なものとすることができるようになる。
また、回転刃33の側面は、図4(a)及び(b)に示すように、外周面から掬い刃に向けて面取り形成された面取り面36cを備える。面取り面36cは、掬い刃34a,34bと外周との間に隙間を生じさせる。面取り面36cにより生じた隙間は、掬い刃34a,34bに通じる道となる。そのため、切り粉の粉砕がより効率的に行われるようになる。本実施の形態では、切り粉の引き込みと破砕とのバランスを考慮し、面取り面36cを、切り粉破砕刃30の何れかの側面において形成されるとともに、溝部38を避けて形成されるように構成している。しかしながら、このような構成に限られず、切り粉破砕刃30の両側面に面取り面が形成されていてもよいし、溝部38を通過するように面取り面が形成されていてもよい。
本実施形態では、回転駆動軸11は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなしている。一方、各切り粉破砕刃30の基部31の回転中心孔部32は、図4(a)に示すように回転駆動軸11に挿脱可能な断面六角形をなしている。
そのように回転駆動軸11と回転中心孔部32の断面形状が六角形であることから、次に示す効果がある。
回転駆動軸11は、キー溝が無くても回転方向に位置決めされる。そのため、複数の切り粉破砕刃30を回転駆動軸11へ容易に取り付け、取り外しできる。また、回転駆動軸11は、キー溝を持たないために形状が複雑にならないので、製造上のコストアップや強度低下を避けることができる。
また、複数の各切り粉破砕刃30を回転駆動軸11に取り付ける際に、各切り粉破砕刃30の回転刃33の設置角度を相対的に多段階に変えることができるため、よりいっそう効率的な破砕を実現できる。
さらに他の効果としては、切り粉破砕刃30の種類を一つだけにして、上述したように回転駆動軸11に対する複数の切り粉破砕刃30の取付け状態をいろいろと変化させることができる。そのため、複数の切り粉破砕刃30に一度のタイミングで切り粉を破砕させるような過度の負荷をかける取付け状態を避けることができ、切り粉破砕刃30の製造やメンテナンスが容易になる。
また、回転駆動軸11を旋盤で加工する場合、回転駆動軸11を3つ爪で掴むことができるので、たとえば4つ爪が必要な断面四角形状の加工より生産効率が良い。
また、丸、四角、六角の断面形状である場合の加工は、標準鋼材で対応できるが、断面八角形状の場合は、標準鋼材で対応することが難しいため、コストアップになってしまう。また、回転駆動軸11としては精度を上げる必要のない部材であるが、断面八角形状の場合は加工精度を高くする必要がある。もし、加工精度が低い場合は、回転駆動軸11から切り粉破砕刃30を抜くときに手間がかかる。それに比べて、断面六角形状の場合は容易である。さらに、断面八角形の場合は、六角形の場合より円形に近づく分だけ、トルクが掛かると切り粉破砕刃30が回転駆動軸11に対して滑りやすくなる。それによって、回転駆動軸11の強度が低下する。
なお、切り粉破砕装置10に回転駆動軸11を2本設置することによっても切り粉を効率的に破砕することができると考えられるが、この場合は、駆動モータ14の出力を高めたり、減速機13の機構を複雑にしたりする必要があるため、製造コストがアップする。
次に、上述した切り粉破砕装置10の作用について説明する。
切削加工で発生した切削屑などの切り粉を、ケーシング20の上面の開口から投入する。この時、ケーシング20内では、回転駆動軸11が駆動モータ14によって回転駆動され、複数の切り粉破砕刃30が正回転している。
切り粉破砕刃30は、図5の二点鎖線に示すように面取り面36cで効果的に掬い刃34aに投入された切り粉を引き込みながら、掬い刃34aが第一固定刃41aと協働して切り粉を破砕する。このとき、直刃36aも第一固定刃41aと協働して切り粉を破砕する。
さらに、掬い刃34aと直刃36aによる破砕をすり抜けた切り粉があっても、図5の二点鎖線に示すように切り粉を直刃36aが第二固定刃43aと協働して破砕する。次いで、外周刃37aも第二固定刃43aと協働して切り粉を破砕する。
また、切り粉の状態によっては、各切り粉破砕刃30や駆動モータ14に過剰な負荷がかかる場合がある。その過負荷発生時の各刃の破損防止や破砕処理効率の向上などを図るために、切り粉破砕刃30を逆回転させることが効果的である。
切り粉破砕刃30が逆回転する場合も、基本的に前述した正回転時の破砕動作と同様である。すなわち、切り粉破砕刃30が逆回転することによって、たとえば回転刃33に絡みついた切り粉を開放する。その後、切り粉を逆回転方向側の掬い刃34bで引き込みながら、掬い刃34bが第一固定刃41bと協働して切り粉を破砕する。このとき、直刃36bも第一固定刃41bと協働して破砕する。
さらに、掬い刃34bと直刃36bによる破砕をすり抜けた切り粉があっても、切り粉を直刃36bが第二固定刃43bと協働して破砕する。次いで、外周刃37bも第二固定刃43bと協働して切り粉を破砕する。
以上のように、本実施形態の切り粉破砕装置10は、簡易な構造の装置であるが、切り粉の引き込みが効率的に行われるように、かつ切り粉が逃げにくいように切り粉破砕刃30の回転刃33の形状を工夫することによって、第一固定刃41a,41bならびに第二固定刃43a,43bと協働して、スパイラル状の長い切り粉や絡まった切り粉を効率良く破砕することができた。すなわち、掬い刃34a,34b、直刃36a,36b、外周刃37a,37bと、第一固定刃41a,41b、第二固定刃43a,43bとで協働する、3つないしは4つの段階からなる破砕動作によって、切り粉を複数の各切り粉破砕刃30から逃げにくくすることができた。
10 切り粉破砕装置
11 回転駆動軸
12a,12b 軸受部
13 減速機
14 駆動モータ
20 ケーシング
21 前側板 22 後側板
23 左側板 24 右側板
25 前底板 26 後底板
27 切り粉排出口
30 切り粉破砕刃
31 基部
32 回転中心孔部
33 回転刃
34a,34b 掬い刃
35a,35b 曲線部
36a,36b 直刃 36c 面取り面
37a,37b 外周刃
38 溝部
41a,41b 第一固定刃
42 貫通孔部
43a,43b 第二固定刃

Claims (15)

  1. 上面を開口するケーシング内に設けた回転駆動軸に間隔をあけて固定装着する基部、および前記基部から外周方向に伸びた少なくとも一つの回転刃を有する複数の切り粉破砕刃と、
    前記ケーシングの下方に固定され、前記複数の切り粉破砕刃の間であって、前記複数の切り粉破砕刃の両側面に対して接触する位置に配置され、当該切り粉破砕刃における前記回転刃の側面の刃部と協働して切り粉を破砕する複数の第一固定刃と、
    前記複数の切り粉破砕刃の回転円周上であって、前記ケーシングの下端の長手方向に一体的に固定され、前記回転刃の外周の刃部と協働して切り粉を破砕する複数の第二固定刃と、を備えると共に、
    前記回転刃は、回転円周方向に対して掬い角を有する掬い刃と、前記掬い刃から外周方向に伸びた直刃と、を備えており、
    前記回転刃の側面は、外周面から前記掬い刃に向けて面取り形成された面取り面を備えていることを特徴とする切り粉破砕装置。
  2. 前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有することを特徴とする請求項1記載の切り粉破砕装置。
  3. 前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃と前記直刃とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の切り粉破砕装置。
  4. 前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、切り粉破砕刃の回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることを特徴とする請求項3記載の切り粉破砕装置。
  5. 前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の切り粉破砕装置。
  6. 前記面取り面は、前記溝部を避けて形成されることを特徴とする請求項5記載の切り粉粉砕装置。
  7. 前記回転駆動軸は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなすと共に、前記複数の切り粉破砕刃は、前記回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の切り粉破砕装置。
  8. 第一固定刃および第二固定刃と協働して切り粉を破砕するために回転する切り粉破砕刃において、
    上面を開口するケーシング内に設けた回転駆動軸に固定装着する基部と、
    前記基部から外周方向に伸びた少なくとも一つの回転刃とを備え
    前記回転刃は、側面の刃部及び外周の刃部を有し、
    前記側面の刃部は、前記ケーシングの下方に固定され且つ前記切り粉破砕刃の両側面に対して接触する位置にそれぞれ配置された前記第一固定刃と協働して切り粉を破砕するように構成され、
    前記外周の刃部は、前記切り粉破砕刃の回転円周上であって前記ケーシングの下端の長手方向に一体的に固定された前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕するように構成され、
    前記回転刃は、回転円周方向に対して掬い角を有する掬い刃と、前記掬い刃から外周方向に伸びた直刃と、を備えており、
    前記回転刃の側面は、外周面から前記掬い刃に向けて面取り形成された面取り面を備えていることを特徴とする切り粉破砕刃。
  9. 前記回転刃の掬い刃は、前記掬い角から前記基部に向けて曲線部を有することを特徴とする請求項8記載の切り粉破砕刃。
  10. 前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記掬い刃と前記直刃とを備えることを特徴とする請求項8又は9記載の切り粉破砕刃。
  11. 前記回転刃は、正回転方向側の前記直刃から逆回転方向側の前記直刃までの外周が、切り粉破砕刃の回転中心となす中心角を、20°〜30°とすることを特徴とする請求項10記載の切り粉破砕刃。
  12. 前記回転刃は、その外周に溝部を設けると共に前記溝部に前記第二固定刃と協働して切り粉を破砕する外周刃を備えていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1に記載の切り粉破砕刃。
  13. 前記回転刃は、正回転方向側と逆回転方向側の両方に、前記外周刃を備えることを特徴とする請求項12記載の切り粉破砕刃。
  14. 前記面取り面は、前記溝部を避けて形成されることを特徴とする請求項12又は13記載の切り粉破砕刃。
  15. 前記基部は、軸方向に直交する垂直な断面で六角形をなす回転駆動軸に挿脱可能な断面六角形をなす回転中心孔部を有することを特徴とする請求項8〜14のいずれか1に記載の切り粉破砕刃。
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