JP6109582B2 - 液体浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浮遊性異物を含んだ液体から浮遊性異物を分離するフィルタ装置を備えた液体浄化装置に関する。
従来から、加工対象物を冷却したり、刃具に対する加工対象物の潤滑を良くしたり、加工対象物から切削屑や研削屑を排除したりするために、加工対象物に対してクーラント液を供給しつつ切削や研削等の加工を施す工作機械が広く知られている。こうした工作機械においては、クーラント液の使用量及び廃棄量を低減するために、クーラント液を使用可能とされる期間を長くすることが望まれている。しかしながら、加工に用いられたクーラント液中には、加工対象物の微細な切削屑や研削屑や工作機械に用いられている潤滑油等の浮遊性異物が混入していることがある。そして、そのような浮遊性異物が腐敗を促進することにより、クーラント液が徐々に汚染されてしまうという問題があった。
そこで、近年では、浮遊性異物を含んだクーラント液から浮遊性異物を分離するフィルタ装置を備えた液体浄化装置が開発されている。液体浄化装置において、フィルタ装置のハウジング内にはフィルタエレメント(濾材)が収容されている。そして、このフィルタエレメントをクーラント液が通過する際に、クーラント液に含まれる浮遊性異物が捕捉される。フィルタエレメントは、クーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するにつれて浮遊性異物によって目詰まりし、クーラント液に含まれる浮遊性異物の捕捉能力が低下していく。よって、フィルタエレメントの目詰まりを解消するために、フィルタエレメントをハウジングから取り出して洗浄する必要があるが、このハウジングからフィルタエレメントを取り出す作業や、取り出したフィルタエレメントを洗浄して再利用するために多大な工数を掛けていた。
そこで、上記フィルタエレメントのような濾材を、ハウジングから取り出すこと無く洗浄することを可能としたものとして、例えば特許文献1の浴槽湯の清浄化装置が知られている。図7(a)及び(b)に示すように、特許文献1の清浄化装置100は、浴槽101内の湯を循環するための循環ポンプ102と、湯に含まれる浮遊性異物を捕捉する濾材103が収容される濾過タンク104とを有する。
さらに、清浄化装置100において、吸湯管105における循環ポンプ102よりも湯の流通方向の下流側に切換弁111が配設されている。切換弁111には排湯管107が接続されている。そして、切換弁111は、循環ポンプ102と濾過タンク104とを吸湯管105を介して連通させる第1切換位置(図7(a)に示す状態)と、濾過タンク104と排湯管107とを吸湯管105を介して連通させる第2切換位置(図7(b)に示す状態)とに切換可能になっている。
さらに、清浄化装置100において、噴湯管106には切換弁112が配設されている。切換弁112と吸湯管105とはバイパス管108により接続されている。そして、切換弁112は、濾過タンク104と浴槽101とを噴湯管106を介して連通させる第1切換位置(図7(a)に示す状態)と、循環ポンプ102と濾過タンク104とを吸湯管105、バイパス管108、及び噴湯管106を介して連通させる第2切換位置(図7(b)に示す状態)とに切換可能になっている。
そして、図7(a)に示すように、浴槽101内の湯を浄化する際には、切換弁111を第1切換位置に切り換えて、循環ポンプ102と濾過タンク104とを吸湯管105を介して連通させる。さらに、切換弁112を第1切換位置に切り換えて、濾過タンク104と浴槽101とを噴湯管106を介して連通させる。そして、浴槽101内の湯が循環ポンプ102の駆動により吸湯管105を介して濾過タンク104内に吸湯されるとともに、濾過タンク104内に吸湯された湯が濾材103を通過する際に、濾材103により湯に含まれる浮遊性異物が捕捉されて浄化され、噴湯管106を介して浴槽101に還流する。
一方、図7(b)に示すように、濾材103の目詰まりを解消するために濾材103を洗浄する際には、切換弁111を第2切換位置に切り換えて、濾過タンク104と排湯管107とを吸湯管105を介して連通させる。さらに、切換弁112を第2切換位置に切り換えて、循環ポンプ102と濾過タンク104とを吸湯管105、バイパス管108、及び噴湯管106を介して連通させる。そして、浴槽101内の湯が循環ポンプ102の駆動により吸湯管105、バイパス管108、及び噴湯管106を介して濾過タンク104内に吸湯されるとともに、濾過タンク104内に吸湯された湯が濾材103を通過する。ここで、濾材103を通過する湯の流通方向は、濾材103により湯に含まれる浮遊性異物を捕捉するときの湯の流通方向とは反対の方向になっている。これにより、濾材103を通過する湯によって濾材103が自動的に洗浄されるため、濾過タンク104から濾材103を取り出すこと無く濾材103が洗浄される。
特許第3715709号公報
しかしながら、特許文献1の清浄化装置100では、切換弁111,112が濾過タンク104外に配設されているため、吸湯管105及び噴湯管106において、切換弁111,112と濾過タンク104とを接続する部位が必要となり、清浄化装置100の大型化及びコストアップを招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小型化及びコストダウンを図ることができる液体浄化装置を提供することにある。
上記課題を解決する液体浄化装置は、浮遊性異物を含んだ液体から浮遊性異物を分離するフィルタ装置を備えた液体浄化装置において、前記フィルタ装置のハウジング内には、前記浮遊性異物を含んだ液体が通過する際に、前記液体に含まれる浮遊性異物を捕捉する濾材が収容されており、前記ハウジングは、前記浮遊性異物を含んだ液体を前記ハウジング内に供給する第1供給孔と、前記濾材により前記浮遊性異物が捕捉された液体を前記ハウジング外へ排出する第1排出孔と、前記濾材を洗浄する洗浄液を前記ハウジング内に供給する第2供給孔と、前記洗浄液を前記ハウジング外へ排出する第2排出孔と、を有し、前記第1供給孔及び前記第2排出孔は前記ハウジングの一端側に配置されるとともに、前記第1排出孔及び前記第2供給孔は前記ハウジングの他端側に配置されており、前記ハウジングには、前記第1供給孔と前記ハウジング内との連通と、前記第2排出孔と前記ハウジング内との連通とに切り換える第1切換弁と、前記第1排出孔と前記ハウジング内との連通と、前記第2供給孔と前記ハウジング内との連通とに切り換える第2切換弁と、が内蔵されており、前記ハウジング内には、前記第1切換弁と前記第2切換弁とを連結する連結軸が設けられており、前記フィルタ装置は、前記連結軸を回転駆動させるアクチュエータを備えていることを要旨とする。
上記液体浄化装置において、前記濾材は筒状であり、前記連結軸は、前記濾材の内側を通過しており、前記連結軸には、前記第1切換弁と前記ハウジング内における前記濾材の外側とを連通する第1内部通路と、前記第2切換弁と前記濾材の内側とを連通する第2内部通路と、が形成されていることが好ましい。
上記液体浄化装置において、前記連結軸と前記濾材とが一体回転可能になっており、前記ハウジングの内周側には、前記濾材の外周面に付着した前記浮遊性異物を掻き取り可能な掻取部材が設けられていることが好ましい。
上記液体浄化装置において、前記第1供給孔及び前記第2排出孔は、前記ハウジングにおいて重力方向下側に配置されていることが好ましい。
上記液体浄化装置において、前記浮遊性異物を含んだ液体を収容する第1収容部と、前記洗浄液を収容する第2収容部と、前記第1収容部に収容された浮遊性異物を含んだ液体、及び前記第2収容部に収容された前記洗浄液を圧送するための圧送ポンプと、を備え、前記ハウジングには、前記第1排出孔と前記圧送ポンプとの連通と、前記第2収容部と前記圧送ポンプとの連通とに切り換える第3切換弁と、前記圧送ポンプと前記第2収容部との連通と、前記圧送ポンプと前記第2供給孔との連通とに切り換える第4切換弁と、が内蔵されていることが好ましい。
この発明によれば、小型化及びコストダウンを図ることができる。
第1の実施形態におけるクーラント液浄化装置を示す模式図。 第1切換弁及び第2切換弁が第1切換位置に切り換えられている状態を示すフィルタ装置の縦断面図。 第1切換弁及び第2切換弁が第2切換位置に切り換えられている状態を示すフィルタ装置の縦断面図。 第2の実施形態におけるクーラント液浄化装置を示す模式図。 第1切換弁、第2切換弁、第3切換弁、及び第4切換弁が第1切換位置に切り換えられている状態を示すフィルタ装置の縦断面図。 第1切換弁、第2切換弁、第3切換弁、及び第4切換弁が第2切換位置に切り換えられている状態を示すフィルタ装置の縦断面図。 (a)及び(b)は従来例における清浄化装置を示す模式図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を、工作機械による加工対象物への切削加工の際に加工対象物を冷却するために用いられる液体としてのクーラント液を浄化するクーラント液浄化装置に具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、クーラント液浄化装置10は、浮遊性異物を含んだクーラント液を収容する第1収容部11と、浮遊性異物を含んだクーラント液から浮遊性異物を分離するフィルタ装置20と、浄化されたクーラント液を収容する第2収容部12とを有する。
フィルタ装置20のハウジング21内には、浮遊性異物を含んだクーラント液が通過する際に、クーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉する筒状の濾材22(フィルタエレメント)が収容されている。また、ハウジング21は、浮遊性異物を含んだクーラント液をハウジング21内に供給する第1供給孔23と、濾材22により浮遊性異物が捕捉されたクーラント液をハウジング21外へ排出する第1排出孔24とを有する。さらに、ハウジング21は、第2収容部12に収容されたクーラント液をハウジング21内に供給する第2供給孔25と、第2供給孔25からハウジング21内に供給されたクーラント液をハウジング21外へ排出する第2排出孔26とを有する。
第1供給孔23は第1通路31を介して第1収容部11に接続されている。第1排出孔24は第2通路32を介して第2収容部12に接続されている。第2供給孔25は第3通路33を介して第2収容部12に接続されている。第2排出孔26は第4通路34を介して第2収容部12に接続されている。第2通路32には、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだ液体をフィルタ装置20を介して第2収容部12へ圧送するための第1圧送ポンプ35が設けられている。第3通路33には、第2収容部12に収容されたクーラント液をフィルタ装置20へ圧送するための第2圧送ポンプ36が設けられている。
図2に示すように、第1供給孔23及び第2排出孔26は、ハウジング21において重力方向下側に配置されるとともに、第1排出孔24及び第2供給孔25は、ハウジング21において重力方向上側に配置されている。すなわち、本実施形態のフィルタ装置20は、第1供給孔23及び第2排出孔26がハウジング21の一端側である重力方向下側になるとともに、第1排出孔24及び第2供給孔25がハウジング21の他端側である重力方向上側になるように設置される。
ハウジング21において、第1供給孔23と第2排出孔26との間には、第1供給孔23とハウジング21内との連通と、第2排出孔26とハウジング21内との連通とに切り換える第1切換弁41が内蔵されている。また、ハウジング21において、第1排出孔24と第2供給孔25との間には、第1排出孔24とハウジング21内との連通と、第2供給孔25とハウジング21内との連通とに切り換える第2切換弁42が内蔵されている。第1切換弁41及び第2切換弁42はボール弁、もしくはロータリー弁(回転弁)である。
さらに、ハウジング21内には、第1切換弁41と第2切換弁42とを連結する連結軸27が設けられている。連結軸27は、濾材22の内側を通過している。連結軸27には、第1切換弁41とハウジング21内における濾材22の外側とを連通する第1内部通路27aと、第2切換弁42と濾材22の内側とを連通する第2内部通路27bとが形成されている。
ハウジング21には、連結軸27を回転駆動させるアクチュエータとしての電動モータ28が取り付けられている。電動モータ28は制御部30と電気的に接続されている。電動モータ28の駆動軸28aは、第2切換弁42に連結されている。そして、電動モータ28の駆動に伴い駆動軸28aが回転することにより、駆動軸28aの回転運動が、第2切換弁42を介して連結軸27に伝達され、連結軸27が回転駆動する。この連結軸27の回転駆動により、第1切換弁41及び第2切換弁42の切り換え動作が同期して行われる。
濾材22は、連結軸27の外周面に取り付けられた支持部22aに支持されている。よって、連結軸27と濾材22とは一体回転可能になっている。さらに、ハウジング21の内周側には、濾材22の外周面に付着した浮遊性異物を掻き取り可能な掻取部材としてのスクレーパ29が設けられている。
ハウジング21の内底壁は、ハウジング21の内周側から第1内部通路27aに近づくにつれて降っていくテーパ面21fになっている。また、第1排出孔24の内側には圧力センサ30sが配設されている。圧力センサ30sは制御部30と電気的に接続されている。そして、制御部30は、圧力センサ30sにより検出された圧力に基づいて、電動モータ28の駆動を制御する。
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液を浄化する際には、第1供給孔23とハウジング21内とが連通する第1切換位置に第1切換弁41が切り換えられるとともに、第1排出孔24とハウジング21内とが連通する第1切換位置に第2切換弁42が切り換えられる。そして、第1圧送ポンプ35の駆動により、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液が、第1通路31を介して第1供給孔23に供給されるとともに、第1供給孔23、第1切換弁41、及び第1内部通路27aを介してハウジング21内における濾材22の外側に供給される。ハウジング21内における濾材22の外側に供給された浮遊性異物を含んだクーラント液は、濾材22を通過する。このとき、クーラント液に含まれる浮遊性異物が濾材22により捕捉される。そして、浮遊性異物が捕捉されたクーラント液は、第2内部通路27b、第2切換弁42、及び第1排出孔24を介して第2通路32(ハウジング21外)に排出される。第2通路32に排出されたクーラント液は、第2収容部12の手前で、濾過装置13により、濾材22で捕捉しきれなかった浮遊性異物が捕捉されて浄化され、第2収容部12に収容される。
ところで、濾材22は、クーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するにつれて浮遊性異物によって目詰まりし、クーラント液に含まれる浮遊性異物の捕捉能力が低下していく。そして、制御部30は、圧力センサ30sにより検出された圧力が、所定の圧力よりも低くなると、電動モータ28の駆動を制御する。
すると、図3に示すように、電動モータ28の駆動に伴い駆動軸28aが回転するとともに、駆動軸28aの回転運動が、第2切換弁42を介して連結軸27に伝達され、連結軸27が回転駆動する。この連結軸27の回転駆動により、第1切換弁41が第2排出孔26とハウジング21内とが連通する第2切換位置に、第2切換弁42が第2供給孔25とハウジング21内とが連通する第2切換位置に同期して切り換えられる。
また、連結軸27に回転に伴って濾材22が回転することで、スクレーパ29により濾材22の外周面に付着した浮遊性異物が掻き取られる。スクレーパ29によって掻き取られて浮遊性異物は、ハウジング21内における重力方向下側に落下し、テーパ面21fによって第1内部通路27a側に案内される。
そして、第2圧送ポンプ36の駆動により、第2収容部12に収容されたクーラント液が、第3通路33を介して第2供給孔25に供給されるとともに、第2供給孔25、第2切換弁42、及び第2内部通路27bを介して濾材22の内側に供給される。濾材22の内側に供給されたクーラント液は、濾材22を通過する。このとき、濾材22を通過するクーラント液の流通方向は、濾材22によりクーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するときのクーラント液の流通方向とは反対の方向になっている。これにより、濾材22を通過するクーラント液によって濾材22が自動的に洗浄される。よって、本実施形態では、第2収容部12に収容されたクーラント液は、濾材22を洗浄する洗浄液として機能する。
濾材22を洗浄したクーラント液は、第1内部通路27a、第1切換弁41、及び第2排出孔26を介して第4通路34(ハウジング21外)に排出される。このとき、スクレーパ29によって掻き取られてハウジング21内における重力方向下側に落下した浮遊性異物もクーラント液と共に第4通路34に排出される。第4通路34に排出されたクーラント液は、第2収容部12の手前で、濾過装置13によりクーラント液に含まれる浮遊性異物が捕捉されて浄化され、第2収容部12に収容される。
本実施形態では、濾材22を通過する浄化されたクーラント液の流通方向を、濾材22によりクーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するときのクーラント液の流通方向とは反対の方向とするために必要な第1切換弁41及び第2切換弁42がハウジング21に内蔵されている。よって、例えば、第1切換弁41及び第2切換弁42がハウジング21外に設けられている場合に必要となる第1切換弁41とハウジング21とを接続する配管や、第2切換弁42とハウジング21とを接続する配管が必要無くなり、クーラント液浄化装置10の小型化、及び組立工数や配管の継手部材が削減されてコストダウンが図れる。
第1の実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)第1切換弁41及び第2切換弁42をハウジング21に内蔵した。そして、浮遊性異物を含んだクーラント液を浄化する際には、第1供給孔23とハウジング21内とが連通するように第1切換弁41を切り換えるとともに、第1排出孔24とハウジング21内とが連通するように第2切換弁42を切り換える。これにより、第1供給孔23からハウジング21内に供給された浮遊性異物を含んだクーラント液が濾材22を通過する際に、クーラント液に含まれる浮遊性異物が捕捉されるとともに、当該浮遊性異物が捕捉されたクーラント液を、第1排出孔24を介してハウジング21外へ排出することができる。一方、浮遊性異物により目詰まりした濾材22を洗浄する際には、第2排出孔26とハウジング21内とが連通するように第1切換弁41を切り換えるとともに、第2供給孔25とハウジング21内とが連通するように第2切換弁42を切り換える。これにより、第2供給孔25からハウジング21内に、浄化されたクーラント液が供給されるとともに、当該浄化されたクーラント液が濾材22を通過する。ここで、濾材22を通過するクーラント液の流通方向は、濾材22によりクーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するときのクーラント液の流通方向とは反対の方向になっている。これにより、濾材22を通過する浄化されたクーラント液によって濾材22が自動的に洗浄される。そして、濾材22を洗浄したクーラント液は第2排出孔26を介してハウジング21外へ排出される。このように、濾材22を通過する浄化されたクーラント液の流通方向を、濾材22によりクーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するときのクーラント液の流通方向とは反対の方向とするために必要な第1切換弁41及び第2切換弁42がハウジング21に内蔵されている。よって、例えば、第1切換弁41及び第2切換弁42がハウジング21外に設けられている場合に必要となる第1切換弁41とハウジング21とを接続する配管や、第2切換弁42とハウジング21とを接続する配管が必要無くなり、クーラント液浄化装置10の小型化及びコストダウンを図ることができる。
(2)ハウジング21内には、第1切換弁41と第2切換弁42とを連結する連結軸27が設けられており、フィルタ装置20は、連結軸27を回転駆動させる電動モータ28を備えている。これによれば、例えば、第1切換弁41を切り換えるための電動モータと、第2切換弁42を切り換えるための電動モータとを別個で設ける場合に比べると、フィルタ装置20の小型化及びコストダウンを図ることができ、さらには、電気制御システムの簡素化を図ることができる。
(3)連結軸27は、濾材22の内側を通過しており、連結軸27には、第1切換弁41とハウジング21内における濾材22の外側とを連通する第1内部通路27aと、第2切換弁42と濾材22の内側とを連通する第2内部通路27bとが形成されている。これによれば、連結軸27が濾材22の外側を通過している場合に比べると、フィルタ装置20における濾材22の径方向への体格を小型化することができる。
(4)連結軸27と濾材22とが一体回転可能になっており、ハウジング21の内周側には、濾材22の外周面に付着した浮遊性異物を掻き取り可能なスクレーパ29が設けられている。これによれば、連結軸27の回転に伴って濾材22が回転することで、スクレーパ29により濾材22の外周面に付着した浮遊性異物を掻き取ることができ、濾材22の洗浄をさらに効率良く行うことができる。
(5)第1供給孔23及び第2排出孔26は、ハウジング21において重力方向下側に配置されている。これによれば、スクレーパ29によって掻き取られてハウジング21内における重力方向下側に落下した浮遊性異物を、第2排出孔26から排出し易くすることができる。
(6)ハウジング21内には、第1切換弁41と第2切換弁42とを連結する連結軸27が設けられており、フィルタ装置20は、連結軸27を回転駆動させる電動モータ28を備えている。これによれば、電動モータ28が連結軸27を回転駆動させることで、第1切換弁41及び第2切換弁42の切り換え動作を同期させることができ、浮遊性異物を含んだクーラント液を浄化する浄化モードと、濾材22を洗浄する洗浄モードとの切り換えにおける電気制御システムの簡素化を図ることができる。
(7)連結軸27と濾材22とが一体回転可能にした。これによれば、第1切換弁41及び第2切換弁42の切り換え動作が行われる度に、濾材22の外周面に付着した浮遊性異物をスクレーパ29により掻き取ることができるため、濾材22の洗浄を効率良く行うことができる。
(8)本実施形態によれば、スクレーパ29により濾材22の外周面に付着した浮遊性異物を掻き取った後に、濾材22を、浄化されたクーラント液により洗浄することができるため、濾材22の洗浄効率を向上させることができる。
(9)ハウジング21の内底壁は、ハウジング21の内周側から第1内部通路27aに近づくにつれて降っていくテーパ面21fになっている。これによれば、スクレーパ29によって掻き取られて浮遊性異物は、ハウジング21内における重力方向下側に落下し、テーパ面21fによって第1内部通路27a側に案内されるため、スクレーパ29によって掻き取られて浮遊性異物を第2排出孔26から排出し易くすることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図4〜図6にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図4に示すように、フィルタ装置20Aのハウジング21Aには、第3切換弁43及び第4切換弁44が内蔵されている。第3切換弁43及び第4切換弁44はボール弁、もしくはロータリー弁(回転弁)である。第3切換弁43及び第4切換弁44は、連通通路38により常時連通している。連通通路38には圧送ポンプ37が設けられている。また、ハウジング21Aには、第2収容部12に収容されたクーラント液が流路39を介して流れ込む流入孔39hが形成されている。さらに、ハウジング21Aには、第2収容部12と排出路40を介して連通する連通孔40hが形成されている。
第3切換弁43は、第1排出孔24と圧送ポンプ37との連通と、第2収容部12と圧送ポンプ37との連通とに切り換え可能になっている。また、第4切換弁44は、圧送ポンプ37と第2収容部12との連通と、圧送ポンプ37と第2供給孔25との連通とに切り換え可能になっている。
図5に示すように、電動モータ28の駆動軸28aの外周面には、円板状の第1ギヤ28gが取り付けられている。また、第3切換弁43には駆動軸43aが連結されており、駆動軸43aの外周面には、第1ギヤ28gと噛み合う円板状の第2ギヤ43gが取り付けられている。さらに、第4切換弁44には駆動軸44aが連結されており、駆動軸44aの外周面には、第1ギヤ28gと噛み合う円板状の第3ギヤ44gが取り付けられている。そして、電動モータ28の駆動に伴い駆動軸28aが回転することにより、第1ギヤ28gが回転運動し、第1ギヤ28gの回転運動が第2ギヤ43g及び第3ギヤ44gに伝達されて、各駆動軸43a,44aが回転する。これにより、第1切換弁41、第2切換弁42、第3切換弁43、及び第4切換弁44の切り換え動作が同期して行われる。
次に、第2の実施形態の作用について説明する。
第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液を浄化する際には、第1供給孔23とハウジング21A内とが連通する第1切換位置に第1切換弁41が切り換えられるとともに、第1排出孔24とハウジング21A内とが連通する第1切換位置に第2切換弁42が切り換えられる。さらに、第1排出孔24と圧送ポンプ37とが連通する第1切換位置に第3切換弁43が切り換えられるとともに、圧送ポンプ37と第2収容部12とが連通する第1切換位置に第4切換弁44が切り換えられる。
そして、圧送ポンプ37の駆動により、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液が、第1通路31を介して第1供給孔23に供給されるとともに、第1供給孔23、第1切換弁41、及び第1内部通路27aを介してハウジング21A内における濾材22の外側に供給される。ハウジング21A内における濾材22の外側に供給された浮遊性異物を含んだクーラント液は、濾材22を通過する。このとき、クーラント液に含まれる浮遊性異物が濾材22により捕捉される。そして、浮遊性異物が捕捉されたクーラント液は、第2内部通路27b、第2切換弁42、及び第1排出孔24、第3切換弁43、連通通路38、第4切換弁44、及び連通孔40hを介して排出路40に排出される。排出路40に排出されたクーラント液は、第2収容部12の手前で、濾過装置13により、濾材22で捕捉しきれなかった浮遊性異物が捕捉されて浄化され、第2収容部12に収容される。
一方、制御部30は、圧力センサ30sにより検出された圧力が、所定の圧力よりも低くなると、電動モータ28の駆動を制御する。すると、図6に示すように、電動モータ28の駆動に伴い駆動軸28aが回転するとともに、駆動軸28aの回転運動が、第2切換弁42を介して連結軸27に伝達され、連結軸27が回転駆動する。この連結軸27の回転駆動により、第1切換弁41が第2排出孔26とハウジング21A内とが連通する第2切換位置に、第2切換弁42が第2供給孔25とハウジング21A内とが連通する第2切換位置に同期して切り換えられる。
さらに、電動モータ28の駆動に伴い駆動軸28aが回転することにより、第1ギヤ28gが回転運動し、第1ギヤ28gの回転運動が第2ギヤ43g及び第3ギヤ44gに伝達されて、各駆動軸43a,44aが回転する。これにより、第3切換弁43が第2収容部12と圧送ポンプ37とが連通する第2切換位置に、第4切換弁44が圧送ポンプ37と第2供給孔25とが連通する第2切換位置に同期して切り換えられる。
そして、圧送ポンプ37に駆動により、第2収容部12に収容されたクーラント液が、流路39を介して流入孔39hに流れ込むとともに、第3切換弁43、連通通路38、及び第4切換弁44を介して第2供給孔25に供給される。そして、第2供給孔25に供給されたクーラント液は、第2切換弁42、及び第2内部通路27bを介して濾材22の内側に供給されるとともに濾材22を通過する。このとき、濾材22を通過するクーラント液の流通方向は、濾材22によりクーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するときのクーラント液の流通方向とは反対の方向になっている。これにより、濾材22を通過するクーラント液によって濾材22が自動的に洗浄される。
濾材22を洗浄したクーラント液は、第1内部通路27a、第1切換弁41、第2排出孔26を介して第4通路34(ハウジング21A外)に排出される。第4通路34に排出されたクーラント液は、第2収容部12の手前で、濾過装置13によりクーラント液に含まれる浮遊性異物が捕捉されて浄化され、第2収容部12に収容される。よって、本実施形態の圧送ポンプ37は、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液、及び第2収容部12に収容されたクーラント液を圧送可能となっている。このため、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液を圧送するための圧送ポンプと、第2収容部12に収容されたクーラント液を圧送するための圧送ポンプとを別個に設ける場合に比べると、クーラント液浄化装置10の小型化及びコストダウンが図れ、さらには、電気制御システムの簡素化や省電力化が図れる。
また、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液、及び第2収容部12に収容されたクーラント液の圧送を一つの圧送ポンプ37により行うために必要となる第3切換弁43及び第4切換弁44をハウジング21Aに内蔵している。よって、例えば、第3切換弁43及び第4切換弁44がハウジング21A外に設けられている場合に必要となる第3切換弁43とハウジング21Aとを接続する配管や、第4切換弁44とハウジング21Aとを接続する配管が必要無くなり、クーラント液浄化装置10の小型化、及び組立工数や配管の継手部材が削減されてコストダウンが図れる。
したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(9)と同様の効果に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(10)クーラント液浄化装置10は、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液、及び第2収容部12に収容されたクーラント液を圧送するための圧送ポンプ37を有する。これによれば、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液を圧送するための圧送ポンプと、第2収容部12に収容されたクーラント液を圧送するための圧送ポンプとを別個に設ける場合に比べると、クーラント液浄化装置10の小型化及びコストダウンを図ることができ、さらには、電気制御システムの簡素化を図ることができる。また、第1収容部11に収容された浮遊性異物を含んだクーラント液、及び第2収容部12に収容されたクーラント液の圧送を一つの圧送ポンプ37により行うために必要となる第3切換弁43及び第4切換弁44をハウジング21Aに内蔵した。これによれば、例えば、第3切換弁43及び第4切換弁44がハウジング21A外に設けられている場合に必要となる第3切換弁43とハウジング21Aとを接続する配管や、第4切換弁44とハウジング21Aとを接続する配管が必要無くなり、クーラント液浄化装置10の小型化及びコストダウンを図ることができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記各実施形態において、第1供給孔23及び第2排出孔26が、ハウジング21,21Aにおいて重力方向上側に配置されるとともに、第1排出孔24及び第2供給孔25が、ハウジング21,21Aにおいて重力方向下側に配置されていてもよい。
・ 上記各実施形態において、連結軸27と濾材22とが互いに独立して回転可能であってもよい。これによれば、スクレーパ29による濾材22の外周面に付着した浮遊性異物の掻き取り動作を、第1切換弁41及び第2切換弁42の切り換え動作と異なるタイミングで行うことができる。
・ 上記各実施形態において、掻取部材として、ブラシ等の浮遊性異物を掻き取り易い部材を適用してもよい。要は、濾材22の外周面に付着した浮遊性異物を掻き取り可能なものであれば、その部材は特に限定されるものではない。
・ 上記各実施形態において、スクレーパ29を削除してもよい。この場合、連結軸27と濾材22とが一体回転しなくてもよい。
・ 上記各実施形態において、連結軸27が濾材22の外側を通過していてもよい。
・ 上記各実施形態において、第1切換弁41の切り換えを行うためのアクチュエータと、第2切換弁42の切り換えを行うためのアクチュエータとを別個で設けてもよい。
・ 上記各実施形態において、アクチュエータとして、例えば、エアシリンダ、もしくはエアロータリーアクチュエータ等を適用してもよい。
・ 上記各実施形態において、圧力センサ30sにより検出された圧力が、所定の圧力よりも低くなったときに、手動によって第1切換弁41及び第2切換弁42を切り換えるようにしてもよい。
・ 上記各実施形態において、第1供給孔23の内側にも圧力センサを配設し、第1供給孔23の圧力と、第1排出孔24の圧力との差に基づいて、電動モータ28の駆動を制御するようにしてもよい。
・ 上記各実施形態において、圧力センサ30sにより検出される圧力に基づいて、第1切換弁41及び第2切換弁42を切り換えるのではなく、予め定めた時期に、第1切換弁41及び第2切換弁42を切り換えるようにしてもよい。ここで、「予め定めた時期」とは、濾材22が、クーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉するにつれて浮遊性異物によって目詰まりし、クーラント液に含まれる浮遊性異物の捕捉能力が低下したと考えられる時期のことを言う。
・ 上記各実施形態において、濾材22の形状は、クーラント液に含まれる浮遊性異物を捕捉可能であれば、特に限定されるものではない。
・ 上記各実施形態では、第2収容部12に収容されたクーラント液を、濾材22を洗浄する洗浄液として機能させたが、これに限らず、濾材22を洗浄するための洗浄液を別途用いてもよい。
・ 第2の実施形態において、第3切換弁43の切り換えを行うためのアクチュエータと、第4切換弁44の切り換えを行うためのアクチュエータとを別個で設けてもよい。
・ 本発明を、工作機械による加工対象物への切削加工の際に加工対象物を冷却するために用いられるクーラント液を浄化するクーラント液浄化装置10に具体化したが、これに限らず、クーラント液以外の他の液体を浄化する液体浄化装置に具体化してもよい。
10…クーラント液浄化装置(液体浄化装置)、11…第1収容部、12…第2収容部、20,20A…フィルタ装置、21,21A…ハウジング、22…濾材、23…第1供給孔、24…第1排出孔、25…第2供給孔、26…第2排出孔、27…連結軸、27a…第1内部通路、27b…第2内部通路、28…アクチュエータとしての電動モータ、29…掻取部材としてのスクレーパ、37…圧送ポンプ、41…第1切換弁、42…第2切換弁、43…第3切換弁、44…第4切換弁。

Claims (5)

  1. 浮遊性異物を含んだ液体から浮遊性異物を分離するフィルタ装置を備えた液体浄化装置において、
    前記フィルタ装置のハウジング内には、前記浮遊性異物を含んだ液体が通過する際に、前記液体に含まれる浮遊性異物を捕捉する濾材が収容されており、
    前記ハウジングは、
    前記浮遊性異物を含んだ液体を前記ハウジング内に供給する第1供給孔と、
    前記濾材により前記浮遊性異物が捕捉された液体を前記ハウジング外へ排出する第1排出孔と、
    前記濾材を洗浄する洗浄液を前記ハウジング内に供給する第2供給孔と、
    前記洗浄液を前記ハウジング外へ排出する第2排出孔と、を有し、
    前記第1供給孔及び前記第2排出孔は前記ハウジングの一端側に配置されるとともに、前記第1排出孔及び前記第2供給孔は前記ハウジングの他端側に配置されており、
    前記ハウジングには、
    前記第1供給孔と前記ハウジング内との連通と、前記第2排出孔と前記ハウジング内との連通とに切り換える第1切換弁と、
    前記第1排出孔と前記ハウジング内との連通と、前記第2供給孔と前記ハウジング内との連通とに切り換える第2切換弁と、が内蔵されており、
    前記ハウジング内には、前記第1切換弁と前記第2切換弁とを連結する連結軸が設けられており、
    前記フィルタ装置は、前記連結軸を回転駆動させるアクチュエータを備えていることを特徴とする液体浄化装置。
  2. 前記濾材は筒状であり、
    前記連結軸は、前記濾材の内側を通過しており、
    前記連結軸には、前記第1切換弁と前記ハウジング内における前記濾材の外側とを連通する第1内部通路と、前記第2切換弁と前記濾材の内側とを連通する第2内部通路と、が形成されていることを特徴とする請求項に記載の液体浄化装置。
  3. 前記連結軸と前記濾材とが一体回転可能になっており、
    前記ハウジングの内周側には、前記濾材の外周面に付着した前記浮遊性異物を掻き取り可能な掻取部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の液体浄化装置。
  4. 前記第1供給孔及び前記第2排出孔は、前記ハウジングにおいて重力方向下側に配置されていることを特徴とする請求項に記載の液体浄化装置。
  5. 前記浮遊性異物を含んだ液体を収容する第1収容部と、
    前記洗浄液を収容する第2収容部と、
    前記第1収容部に収容された浮遊性異物を含んだ液体、及び前記第2収容部に収容された前記洗浄液を圧送するための圧送ポンプと、を備え、
    前記ハウジングには、
    前記第1排出孔と前記圧送ポンプとの連通と、前記第2収容部と前記圧送ポンプとの連通とに切り換える第3切換弁と、
    前記圧送ポンプと前記第2収容部との連通と、前記圧送ポンプと前記第2供給孔との連通とに切り換える第4切換弁と、が内蔵されていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の液体浄化装置。
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