JP6109107B2 - 太陽電池およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池およびその製造方法に係り、特に結晶シリコン上に真性のアモルファスまたは結晶シリコン層を積層した太陽電池およびその製造方法に関するものである。
化石燃料等、既存のエネルギー源に代わる新たなエネルギー源として現在再生可能エネルギーに注目が集まっている。とりわけ太陽光発電は各国の補助金制度や場所を選ばず設置できる利便性の良さから近年急速に普及が進んでいる。
太陽光発電には太陽熱を利用した太陽熱発電と半導体の光起電力効果を用いる太陽電池とがあるが本発明では特に後者について述べる。太陽電池の発電性能を表す指標として光電変換効率が用いられる。光電変換効率の向上は単位面積当たりの発電量の向上に等しいので出力の向上のみならず設置面積の低減や原材料コストの削減などに直結する。そのため高効率化は太陽電池の開発において至上命題となっている。
このような高効率の太陽電池を作るためには金属化合物系材料の他、安価で環境負荷も少ない結晶系シリコン材料が広く用いられる。結晶系シリコン基板を用いた結晶シリコン系太陽電池は大別して安価に製造できる多結晶シリコン太陽電池と欠陥が少ない単結晶シリコン太陽電池とに分けられる。ただし現在では単結晶シリコンの生産コストが下がってきており、より高効率化をはかることのできる、単結晶シリコン太陽電池が主流となりつつある。
単結晶シリコン太陽電池の高効率化を狙った取り組みとしては光入射面に電極を持たないバックコンタクト型の太陽電池や単結晶シリコンの表面を真性の非晶質シリコン膜で覆うことで結晶基板表面に存在する欠陥を終端するヘテロ接合型太陽電池などが広く用いられている。
ここでヘテロ接合型太陽電池の代表的な構成を次に述べる。ヘテロ接合型太陽電池は例えばn型の単結晶シリコン基板の第1主面に非晶質シリコンからなるi層、およびp層、第1主面に対向する第2主面に同じく非晶質シリコンからなるi層、およびn層が形成され、その上部に透光性導電膜および金属電極が形成された構成となっている。
このようなヘテロ接合型太陽電池の高性能化を果たすためには、良質な非晶質シリコン層を形成し基板界面の欠陥を低減することの他、複数の層界面での電気的接合をスムーズにすること、また基板両面に形成された膜中での光吸収損失を低減することが重要である。
この中で、非晶質シリコンn層と、一般的にインジウム酸化物等からなる透光性導電膜層との接合抵抗は問題となっており、非晶質シリコンn層を微結晶化させることによって解決がなされることがわかっている。そのため一般的に厚さが僅か10数nmとされるn層をいかに微結晶化させるかということが本構造の課題の一つとなっており、特許文献1ではこの課題を解決するための技術が開示されている。特許文献1では、課題に対して非晶質シリコンからなるn層を下地層として用いることでヘテロ接合型太陽電池セルにおいて問題となる基板へのダメージを抑えつつ、低膜厚で結晶化率の高い微結晶シリコン層を形成できるとしている。
特開2011−3750号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば非晶質シリコンからなるn層を下地層として用いた場合、下地層での光吸収損失が発生するという問題があった。このため、理想的にはn型の非晶質シリコン層を使用せずに結晶化を促進できるような構造を実現することが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、下地層での光損失を低減し、透光性導電膜との電気的接合性が高く、光電変換効率の高い太陽電池を得ることを目的とする。
また、本発明は、非晶質シリコンからなる下地層を使用することなくn層の結晶化率を向上し透光性導電膜との電気的接合を改善し、光電変換効率の高い太陽電池を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明では、第1主面とこれに対向する第2主面とを有する結晶系シリコン基板とを具備している。そしてこの結晶系シリコン基板の第1主面に、順次積層された実質的に真性の非晶質シリコン系薄膜および真性の微結晶シリコン系薄膜を介して、不純物元素としてリンを含有するn型微結晶シリコン系薄膜が形成されている。そして、このn型微結晶シリコン系薄膜に含有されるリン原子濃度が、微結晶シリコン系薄膜と、n型微結晶シリコン系薄膜との界面で最大となるようにしている。このn型微結晶シリコン系薄膜上には第1の透光性導電膜と、第1の集電電極とが積層される。そして第2主面には、第2の透光性導電膜と、第2の集電電極とを備えている。
本発明によれば、真性の微結晶シリコン系薄膜の表層部にリン原子を供給することによって、非晶質シリコン系薄膜からなるn層を用いずにリンを含む下地層を作ることができ、結晶化率が高く、かつ透光性にも優れたn層構造を形成することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の太陽電池を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図2(a)〜(e)は、同太陽電池の製造工程図である。 図3は、同太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。 図4(a)〜(d)は、実施の形態2の太陽電池の製造工程図である。 図5は、同太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態3の太陽電池を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図7(a)〜(d)は、同太陽電池の製造工程図である。 図8は、この太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態で用いるシリコン膜の成膜条件を示す表である。 図10は、本発明の実施の形態および比較例の方法で作られたシリコン膜の結晶化率を示す表である。 図11は、本発明の実施の形態および比較例の方法で作られたシリコン膜の透過率と波長との関係を示す図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池およびその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため各層あるいは各部材の縮尺が現実と異なる場合があり、各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる太陽電池の実施の形態1を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。図2(a)〜(e)は、同太陽電池の製造工程図、図3はこの太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。本実施の形態では結晶系太陽電池の一例であるヘテロ接合型太陽電池(以下、太陽電池と呼ぶ場合がある)およびその製造方法について説明する。
本実施の形態では、n型の単結晶シリコン基板1に対して、その第1主面1Aに真性非晶質シリコン層(非晶質シリコンi層)211、及び真性微結晶シリコン層(微結晶シリコンi層)212、n型微結晶シリコン層(微結晶シリコンn層)22、透光性導電膜23、金属グリッド電極24および金属バス電極25からなる集電電極が形成されている。微結晶シリコンi層212の表層部および微結晶シリコンn層22との界面部には微結晶シリコンn層よりも高いリン原子濃度を有するリン過剰領域4が形成されている。またその第2主面1Bには真性非晶質シリコン層(非晶質シリコンi層)31、p型シリコン系薄膜として非晶質シリコンp層32、透光性導電膜33、金属グリッド電極34からなる集電電極が形成されている。
つまり、n型単結晶シリコン基板1の第1主面1Aに、順次積層された非晶質シリコンi層211および微結晶シリコン系薄膜i層213を介して、不純物元素としてリンを含有する微結晶シリコンn層22が形成されている。そして、このリン過剰領域4の存在により、微結晶シリコンn層22に含有されるリン原子濃度が、微結晶シリコンi層212と、微結晶シリコンn層22との界面で最大となるようにしている。
なお、本明細書において、非晶質シリコンとはその膜中に結晶成分を含まない膜のことを言い、微結晶シリコンとはその膜中にいくらかの非晶質成分と結晶成分を含む膜のことを言う。また裏面側である第2主面1B側については、透光性が不可欠ではないため、非晶質シリコンp層32でもよいが非晶質シリコンに代えて微結晶シリコンp層を用いてもよい。
透光性導電膜23との良好な接合を得るために受光面側である第1主面1A側に形成されるn層は微結晶シリコンで構成しなければならない。また微結晶シリコンi層212は微結晶シリコンn層22の成膜のための下地層として働く。一般的に微結晶シリコンの成長においてはその下地の膜質に依存する部分が大きく、例えば非晶質シリコン上よりも微結晶シリコン上の方が新たに形成した膜の結晶化が進行しやすい。またn層やp層とは異なり、不純物によって結晶構造が乱されにくいため、微結晶シリコンi層はn層やp層では結晶化しないような成膜条件でも結晶化が進む。このためp型或いはn型の微結晶シリコン層を形成する場合には、まず、より容易に結晶化を行うことができる微結晶シリコンi層を成膜し、これを下地層として活用して、成膜すればよい。
本実施の形態では、n層側にリン過剰領域4を形成させている。この領域は微結晶シリコンi層212の表層部および微結晶シリコンn層22との界面、微結晶シリコンn層22の初期に形成されるリン原子濃度が、微結晶シリコンn層22のそれらより上部の領域と比べ高くなっている領域である。この領域に存在するリン原子の周囲でシリコンの結晶核の生成が促進されるため、微結晶シリコンn層22の結晶化率を高くすることができる。
次に、本実施の形態の太陽電池の製造方法について述べる。まず、基板としてはn型の単結晶シリコン基板1を用いた。なおこのn型の単結晶シリコン基板1は結晶面が<100>構造のものを用い、アルカリ異方性エッチング処理を行うことで<111>表面が露出したテクスチャーを形成させ、光閉じ込めにより入射光をより効率よく利用できるようにした。
図2(a)〜(e)は同製造工程の要部を示す工程断面図であり、図3は同製造方法を示すフローチャートである。
まず、156mm□で比抵抗1Ωcmの(100)n型単結晶シリコン基板1に対し、アルカリ溶液中でスライス時のワイヤーソーダメージを除去した(スライスダメージ除去ステップS101)。その後、イソプロピルアルコールを添加したアルカリ溶液中に浸漬し、図2(a)に示すように、n型単結晶シリコン基板1の第1主面1Aおよび第2主面1Bの両面にピラミッド状の突起がランダムに配置するテクスチャー1Tを形成した(テクスチャー形成ステップS102)。
次にRF-PECVD装置を用いてn型単結晶シリコン基板1の両面に薄膜シリコン層を形成させた。まずHF洗浄工程によりn型単結晶シリコン基板1表面の汚染、自然酸化被膜を除去したのちCVD装置に投入、図2(b)に示すように、n型単結晶シリコン基板1の第1主面1Aに対し非晶質シリコンi層211(ステップS103)、微結晶シリコンi層212を形成した(ステップS104)。
各層の成膜条件は図10に示す通りである。非晶質シリコンi層211としては13.56〜60MHzのRFプラズマCVDチャンバーで膜厚約2〜3nmの酸素ドープの非晶質シリコンi層211を形成した。その際成膜条件はRF出力30mW/cm2、基板温度150℃、ガス圧100Paの雰囲気下で、反応ガスの流量をシラン50sccm、水素50sccmとした。
続けて、13.56〜60MHzのRFプラズマCVDチャンバーで、膜厚約10nmの酸素ドープの微結晶シリコンi層212を形成した。その際成膜条件はRF出力200mW/cm2、基板温度170℃、ガス圧800Paの雰囲気下で、反応ガスの流量をシラン10sccm、水素1000sccmとした。
続けて、13.56〜60MHzのRFプラズマCVDチャンバーで、図2(c)に示すように、膜厚約20nmのリンドープの非晶質シリコンn層5を形成した(ステップS105)。その際成膜条件はRF出力200mW/cm2、基板温度170℃、ガス圧800Paの雰囲気下で、反応ガスの流量をシラン10sccm、水素1000sccm、PH3(2.0%)/H250sccmとした。
こののち、H2プラズマを用いた非晶質シリコンn層5の一部をエッチングする(S106:図2(d))。このとき、非晶質シリコンn層5に含まれた過剰なリン原子を微結晶シリコンi層212の最表面へと拡散、吸着させることでリン過剰領域4を形成する。なお、以上の工程において受光面側の処理に際しては処理面以外が基板に密着するようなざぐりを有するサセプタを用いるかあるいはマスクを用いて、受光面側にのみ成膜および処理をおこなった。
このようにしてリン過剰領域4を形成した後、微結晶シリコンn層22を形成し第1主面1A側のシリコン膜構造を完成させる(微結晶シリコンn層形成ステップS107:図2(e))。
続けて、n型単結晶シリコン基板1の裏面である第2主面1Bが成膜面となるようにし、13.56〜60MHzのRFプラズマCVDチャンバーで、順次非晶質シリコンi層31、膜厚約20nmの非晶質シリコンp層32を形成した(ステップS108,109)。その際成膜条件はRF出力100mW/cm2、基板温度170℃、ガス圧100Paの雰囲気下で、反応ガスの流量をシラン10sccm、水素100sccm、B26(2.0%)/H220sccmとした。
次に、受光面側の透光性導電膜23として、微結晶シリコンn層22上に約100nmの厚みを有するITO(酸化インジウム錫)をスパッタリング法により形成した(ステップS110)。また裏面側の透光性導電膜33として非晶質シリコンp層32上にも約100nmの厚みを有するITO(酸化インジウム錫)をスパッタリング法により形成した(ステップS111)。そして、必要に応じてITOに対し吸収のある短波長レーザーによりpn領域の分離を施す。本実施の形態では、レーザーによりpn分離を施したが、スクリーン印刷等によりpn分離部にエッチングペーストを塗布し、200℃以下で乾燥、水洗することによりITO膜をエッチング除去してもよい。
そして最後に、めっき法、あるいはスクリーン印刷法により銀からなる金属グリッド電極24,34を形成する(ステップS112)。
このようにして図1(a)および(b)に示した太陽電池が完成する。
ここで本実施の形態では前述したように、この第1主面1Aにシリコン層を形成する工程を、まず非晶質シリコンi層211、微結晶シリコンi層212を形成した(図2(b))のち非晶質シリコンn層5を形成し(図2(c))、本層をH2プラズマエッチングによって除去する工程を追加した(図2(d))。このH2プラズマエッチング工程では非晶質シリコンn層5を理想的に完全に除去することが望ましく、また微結晶シリコンi層212が完全には除去されずに残留するという条件が満たされる必要がある。本実施の形態ではこれらの工程により非晶質シリコンn層5に含まれた過剰なリン原子を微結晶シリコンi層212の最表面へと拡散、吸着させることでリン過剰領域4を形成している。そしてその後微結晶シリコンn層22を形成し(図2(e))第1主面1A側のシリコン膜構造を完成している。
なお、以上説明した非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンn層22についてはその膜中に酸素、炭素、窒素等を含むことでバンドギャップを調整した非晶質シリコン化合物、および微結晶シリコン化合物を用いることもできる。
本実施の形態によれば、リンを大量に含む非晶質シリコンn層から微結晶シリコンi層に対してリンを拡散させつつ非晶質シリコン層を除去するようにしているため、これにより真性の微結晶シリコン表面および界面におけるリン濃度を上昇させることができる。
本実施の形態においては透光性導電膜として酸化インジウムを用いたがITOや酸化亜鉛など他の透光性導電材料を用いることもできる。また、銀層からなる受光面(第1主面1A)側の金属グリッド電極24、バス電極25、裏面(第2主面1B)側の金属グリッド電極34を印刷、焼成によって形成したが、これら集電電極については、めっき法により形成しても良い。
本実施の形態における太陽電池では、微結晶シリコンn層22に対してよりリン原子濃度が高いリン過剰領域4が形成されていることが特徴である。一般的にn層のリン原子濃度は10×1019/cm3程度であるが、本発明ではこのn層初期に形成されるリン過剰領域4においてのみ1021/cm3以上のリン原子濃度となっている。本構造のようにn層初期のリン原子濃度を増大させることで微結晶シリコンn層22の結晶化を促進することができる。(結果的にリン原子濃度のピークを形成する。)またリン過剰領域4は微結晶シリコンi層212および微結晶シリコンn層22というそれぞれ透過性の高い微結晶シリコンによって構成されている領域に含まれるため、リン過剰領域の存在により光吸収損失が増加してしまうことがない。結果として本構造では従来構造に比べ光吸収損失を増加させることなくn層の結晶化率を高めた構造となっている。
なお、実施の形態1の方法では、非晶質シリコンn層5を形成後、それをH2プラズマエッチングで除去する過程で微結晶シリコンi層212の表面にリン原子を拡散吸着させリン過剰領域4を形成する。この方式では非晶質シリコンn層5のみを選択的に除去する点に注意する必要がある。従って、プロセス条件を厳しく制御する必要がある。また場合によっては非晶質シリコンn層5が残留して光透過率が悪化するおそれがあるため注意が必要である。
実施の形態2.
実施の形態1の方法においては、非晶質シリコンn層5のみを選択的に除去することから、プロセス条件が厳しくなるという問題があり、場合によっては非晶質シリコンn層5が残留して光透過率が悪化するおそれがあった。本実施の形態は、この課題を解決すべくなされたものである。
本実施の形態では、非晶質シリコンn層5を成膜するのではなく、微結晶シリコンi層212上にPH3を含有したH2プラズマ処理を実施することでリン原子を微結晶シリコンi層212の表層部に供給する方法を用いた点で、実施の形態1の方法と異なる。
図4(a)〜(d)は、同太陽電池の製造工程図、図5はこの太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。
本実施の形態では、まずは前記実施の形態1と同様、シリコン薄膜形成工程において、はじめn型単結晶シリコン基板1の第1主面1Aに非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を形成した(図4(b))。つまりステップS104までは実施の形態1と同様である。
次にPH3を含むH2プラズマ処理を行うことで微結晶シリコンi層212に対してリンを供給した(ステップS206S:図4(c))。このプラズマ処理はPH3ガス流量50sccm、H2ガス流量1000sccmとし、チャンバー内の圧力を800Pa、RF電源出力を50mW/cm2として行った。なお、本実施の形態で用いたPH3ガスは、予め原料ガスPH3がH2によって2%に希釈されたものであり、本処理中でのPH3/H2濃度は0.1%である。
本実施の形態ではPH3ガスをH2で希釈した条件でプラズマ処理を行ったが、他にもArなどの不活性ガスを用いて希釈を行うことも可能である。ただしH2での希釈を行う場合は、プラズマ処理中にi層中に打ち込まれた水素原子がi層中の欠陥を終端し、膜質を向上させるという効果を見込むこともできるため、希釈ガスにはH2を用いることがより望ましい。
その後、微結晶シリコンn層22を形成することによって微結晶シリコンn層(第1主面1A)側のシリコン膜構造を完成した(ステップS107:図4(d))。その後は、実施の形態1と同様に逆面側の非晶質シリコンi層31、非晶質シリコンp層32、透光性導電膜33、金属グリッド電極34をそれぞれ形成し図1(a)および(b)として実施の形態1で示したのと同様の構造を完成させた。
このようにして、非晶質シリコンn層5の残留なしに図1(a)および(b)に示した太陽電池が形成される。
本実施の形態によれば、リンを大量に含む非晶質シリコンn層から微結晶シリコンi層に対してリンを拡散させつつ非晶質シリコンn層を除去するようにしているため、微結晶シリコンi層表面および界面におけるリン濃度を上昇させることができる。
なお、実施の形態1,2の方法では、リン過剰領域4を形成するためにH2プラズマ処理を行う必要がある。そのため少なからず微結晶シリコンi層212あるいは非晶質シリコンi層211に対してプラズマダメージが入ることが懸念される場合があるため、H2プラズマ処理においては処理条件に注意をする必要がある。
実施の形態3.
本実施の形態では、H2プラズマ処理工程を用いずに変換効率の高い太陽電池を形成するものである。図6は、本発明にかかる太陽電池の実施の形態3を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。図7(a)〜(d)は、同太陽電池の製造工程図、図8はこの太陽電池の製造工程を示すフローチャートである。本実施の形態の太陽電池ではリンを多く含み結晶核の生成を促す層である高ドープ微結晶シリコンn層(第1のn型微結晶シリコン層)221と、低ドープ微結晶シリコンn層(第2のn型微結晶シリコン層)222とで構成される。この高ドープ微結晶シリコンn層221は実施の形態1,2のリン過剰領域4に相当し、低ドープ微結晶シリコンn層222は微結晶シリコンn層22に相当する。他は図1(a)および(b)に示した実施の形態1の太陽電池と同様である。ここでは説明を省略するが、同一部位には同一符号を付した。
本実施の形態では、まずは前記実施の形態1と同様、シリコン薄膜形成工程において、n型単結晶シリコン基板1の第1主面1Aに非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を形成した(図7(b))。つまりステップS104までは実施の形態1,2と同様である。
次に、実施の形態1,2とは異なり、直接微結晶シリコンn層を形成する。ただし、ここではまずリンを過剰に含む高ドープ微結晶シリコンn層221を形成した(受光面側高ドープ微結晶シリコンn層形成ステップS307a:図7(c))。続けてリン原子濃度が低い低ドープ微結晶シリコンn層222を形成した(受光面側低ドープ微結晶シリコンn層形成ステップS307b:図7(d))。あとは、実施の形態1,2と同様である。
本実施の形態の方法を用いることにより非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212に対して与えるプラズマダメージを低減しつつ、必要とされる構造を形成することができる。高ドープ微結晶シリコンn層221はリンを多く含み結晶核の生成を促す層となっており、基本構造である図1(a)および(b)に示したリン過剰領域4に相当する。一方、低ドープ微結晶シリコンn層222は図1の微結晶シリコンn層22に相当する。
本実施の形態の構造においては高ドープ微結晶シリコンn層221と低ドープ微結晶シリコンn層222の最低2層が必要である。高ドープ微結晶シリコンn層221では結晶核の生成が促進されるが不純物(ドーパント)を過剰に含む膜では結晶の成長は阻害されるため単層では結晶化率の高い膜を形成することはできない。あくまでもn層の成膜初期にのみ高ドープ微結晶シリコンn層が存在することが重要である。
また本実施の形態ではドープ量を変更した2層でn層を構成したが、3層以上で構成することも可能であり、例えばn層の成膜過程においてRF電源を常に出力したまま、PH3流量を段階的に少なくしていくことで不純物濃度(リン原子濃度)が連続的に変化する組成傾斜層を用いるなどの手法を取ることも可能である。
次に、特性を測定するため、ガラス基板上に非晶質シリコンi層211、微結晶シリコンi層212、微結晶シリコンn層22とを積層させることでこれらの実施の形態におけるn層構造を再現し、従来のn層構造との比較を行うことで本発明の効果を確認した。以下に各実施例の概要について記す。
<実施例1>
本実施例は、実施の形態1の太陽電池およびその製造方法を実現するサンプルとした。ここではp型単結晶シリコン基板に代えて、ガラス基板を用いた。ガラス基板上に非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を各3nmずつの膜厚となるように堆積した。その後、非晶質シリコンn層5を1nmの膜厚となるように堆積した後、H2プラズマ処理によってこれを除去した。最後に微結晶シリコンn層22を14nmの膜厚となるように堆積し、合計20nmの厚みの膜構造を形成し、実施例1のサンプルを作成した。なお各層の成膜条件については図9の条件に準じた。
<実施例2>
本実施例は、実施の形態2の太陽電池およびその製造方法を実現するサンプルとした。まず実施例1と同様にガラス基板上に非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を各3nmずつの膜厚となるように堆積した。その後、実施の形態2で説明したようにPH3ガスを0.1%含んだH2ガス雰囲気中でプラズマ処理を実施、最後に微結晶シリコンn層22を14nmの膜厚となるように堆積して実施例2のサンプルを作成した。
<比較例1>
ここでは実施例1に対してリン過剰領域4を形成しない構造を作成した。まずガラス基板上に非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を各3nmの膜厚となるように堆積した後、そのまま微結晶シリコンn層22を14nmの膜厚となるように堆積して、比較例1のサンプルを作成した。
<比較例2>
ここでは実施例1に対して非晶質シリコンn層5を削らない構造とした。本比較例ではガラス基板上に非晶質シリコンi層211および微結晶シリコンi層212を各3nmの膜厚となるように、その後非晶質シリコンn層5を1nmの膜厚となるように形成したのち、そのまま最後に微結晶シリコンn層22を14nmの膜厚となるように堆積して、比較例2のサンプルを作成した。
図10に実施例1および2と比較例1と2について結晶化率の比較を行った結果を示す。図11に波長と透過率との関係を示す。実施例1および2の結晶化率を曲線E1,E2とし、比較例1と2の結晶化率を曲線R1,R2とした。結晶化率の測定にはラマン分光測定、透過率は分光光度測定により求めた。比較例1では曲線R1にも示すように、結晶化率が十分に得られていないことが確認できる。また比較例2では曲線R2にも示すように、比較例1に比べて高結晶化率であることは確認できたが非晶質層の導入により透過率が低下してしまっていることが確認できる。ここで実施例1では曲線E1に示すように、曲線R2に示す比較例2と比較して透過率の低下が抑制されていてかつ曲線R1に示す比較例1に対して結晶化率の向上が見られる。エッチングの制御が十分にできればより透過率の低下を抑えられると考えられる。実施例2では透過率は比較例1とほぼ同等の値が得られているとともに結晶化率の向上も見られており目的通りの構造が実現できていることを確認した。
なお、前記実施の形態1,2,3のいずれにおいても、結晶系シリコン基板としては、単結晶シリコン基板、多結晶シリコン基板などの結晶系シリコン基板に適用可能である。またシリコン系薄膜としても、シリコンの他およびシリコンカーバイド、シリコンゲルマニウムなどのシリコン化合物にも適用可能である。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 単結晶シリコン基板、211 真性非晶質シリコン層(非晶質シリコンi層)、212 真性微結晶シリコン層(微結晶シリコンi層)、213 微結晶シリコン系薄膜i層、22 n型微結晶シリコン層(微結晶シリコンn層)、221 第1のn型微結晶シリコン層(高ドープ微結晶シリコンn層)、222 第2のn型微結晶シリコン層(低ドープ微結晶シリコンn層)、23 透光性導電膜、24 金属グリッド電極、25 金属バス電極、31 真性非晶質シリコン層(非晶質シリコンi層)、32 p型非晶質シリコン層(非晶質シリコンp層)、33 透光性導電膜、34 金属グリッド電極、4 リン過剰領域、5 n型非晶質シリコン層(非晶質シリコンn層)。

Claims (8)

  1. 第1主面とこれに対向する第2主面とを有する結晶系シリコン基板と、
    前記第1主面に、順次積層された実質的に真性の非晶質シリコン系薄膜および真性の微結晶シリコン系薄膜とを介して形成され、不純物元素としてリンを含有するn型微結晶シリコン系薄膜と、
    前記n型微結晶シリコン系薄膜上に順次積層された第1の透光性導電膜および、前記第1の透光性導電膜上に形成された第1の集電電極と、
    前記第2主面に、順次積層された第2の透光性導電膜および、前記第2の透光性導電膜上に形成された第2の集電電極とを有し、
    前記n型微結晶シリコン系薄膜に含有されるリン原子濃度が、前記真性の微結晶シリコン系薄膜と、前記n型微結晶シリコン系薄膜との界面で最大である太陽電池。
  2. 前記結晶系シリコン基板の前記第2主面の前記第2の透光性導電膜はp型シリコン系薄膜上に形成された請求項1に記載の太陽電池。
  3. 記真性の微結晶シリコン系薄膜と、前記n型微結晶シリコン系薄膜との間に、
    高濃度のリン含有領域を備えた請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記n型微結晶シリコン系薄膜は、前記真性の微結晶シリコン系薄膜側でリン原子濃度が高く、前記第1の透光性導電膜側で低い請求項2に記載の太陽電池。
  5. 結晶系シリコン基板の第1主面に、
    実質的に真性の非晶質シリコン系薄膜および真性の微結晶シリコン系薄膜とを順次積層し、真性薄膜を形成する工程と、
    不純物元素としてリンを含有するn型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程と、
    前記n型微結晶シリコン系薄膜上に第1の透光性導電膜を形成する工程と、
    前記第1の透光性導電膜上に第1の集電電極を形成する工程と、
    前記結晶系シリコン基板の第2主面に、第2の透光性導電膜を形成する工程と、
    前記第2の透光性導電膜上に第2の集電電極を形成する工程と、を備え、
    前記n型微結晶シリコン系薄膜に含有されるリン原子濃度が、前記真性の微結晶シリコン系薄膜と、前記n型微結晶シリコン系薄膜との界面で最大である太陽電池の製造方法。
  6. 前記n型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程が、
    前記真性の微結晶シリコン系薄膜上にn型非晶質シリコン系薄膜を形成する工程と、
    前記n型非晶質シリコン系薄膜を、プラズマエッチングすることにより、前記真性の微結晶シリコン系薄膜の表層にリンをドープする工程を含む請求項5に記載の太陽電池の製造方法。
  7. 前記n型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程が、
    前記真性の微結晶シリコン系薄膜上にPH3とH2あるいは不活性ガスの混合ガスを用いたプラズマ処理を行うことにより、前記真性の微結晶シリコン系薄膜の表層にリンを導入する工程を含む請求項5に記載の太陽電池の製造方法。
  8. 前記n型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程が、
    リンを不純物として含有する、第1のn型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程と、
    前記第1のn型微結晶シリコン系薄膜よりも不純物濃度の低い、第2のn型微結晶シリコン系薄膜を形成する工程とを含む請求項5に記載の太陽電池の製造方法。
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