JP6108982B2 - タービン翼及びこれを備える回転機械 - Google Patents

タービン翼及びこれを備える回転機械 Download PDF

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Description

本発明は、タービン翼及びこれを備える回転機械に関する。
ガスタービン翼には、内部に冷却流路が設けられており、この冷却流路に冷却媒体となる流体を流通させることによりガスタービン翼を内部から冷却している。このように冷却を行うことで、ガスタービン翼の材質の融点を超える高温ガス等にガスタービン翼が曝されて、ガスタービン翼が高温となり、融解することを防止している。そして、このようなガスタービン翼では、冷却流路にタービュレータを設けることでガスタービン翼の冷却効率を向上させている。タービュレータは、冷却流路に形成されるリブであり、冷却流路を流通する流体を剥離、再付着させることによって、流体による冷却効率を向上させている。
このようなタービュレータの一例が特許文献1に記載されている。このタービュレータは、冷却流路において流体の流れに対して傾斜して設けられている。具体的には、冷却流路のUターン部の上流側において、Uターン部の外側壁に連続する壁から内側壁に連続する壁に向かって上流側から下流側に向かうように傾斜して設けられている。このようにタービュレータを流体の流れに対して傾斜するよう設けることで、Uターン部の上流においてUターン部の内側に冷却媒体を寄せられて圧力損失が低減できる。したがって、冷却流路における流体の流量を増加させることができ、冷却効率を向上させることができる。
特開2004−225690号公報
ところで、このようなタービュレータが設けられた冷却流路の形状は、タービン翼を十分に冷却するためにタービン翼の形状に沿って何度も曲がるような複雑な形状となっている。そのため、冷却流路内を流通する流体に流速差が生じて流量のばらつき、流体による冷却効率にばらつきが生じてしまう。そして、タービン翼が熱によって損傷しないよう冷却効率の最も低い部分に合わせて流体を流す必要があるため、冷却効率がもともと高い部分では過冷却となってしまうなど、タービン翼の温度分布のばらつきが生じている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、タービン翼の温度分布のばらつきを容易に緩和することができるタービン翼を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係るタービン翼は、内部に流体が流通する冷却流路が形成された翼本体と、前記冷却流路の内面から突出して前記冷却流路の幅方向にわたって延びるタービュレータと、を備え、前記タービュレータは、前記幅方向の一方側から他方側に向かうに従って、前記内面との接触面積及び前記内面からの突出高さが漸次小さくなり、前記冷却流路は、前記流体の流通方向を反転させるリターン部を有し、前記タービュレータは、前記リターン部の上流側に前記リターン部の内側を前記一方側として配置され、前記リターン部の上流側に配置された場合に、前記一方側が前記他方側よりも前記流体の流通方向の上流側に配置されるように前記幅方向に対して傾斜して延びていることを特徴とする。
このようなタービン翼によれば、タービュレータが冷却流路の内面との接触面積及び突出高さが幅方向の一方側から他方側に向かうにしたがって漸次小さくなるよう形成されていることで、幅方向の一方側と他方側との形状を大きく変えることができる。そのため、冷却流路を流通する流体に与える影響を幅方向の一方側と他方側とで大きく変えることができる。具体的には、冷却流路の内面から突出高さを高くすることで、冷却流路を流通する流体の圧力損失を大きくし、流体の流通方向を変化させて他方側を流れる流体に流量を増加させることができる。また、冷却流路の内面との接触面積を増加させることで、冷却流路を流通する流体によって冷却されるタービュレータから冷却流路の内面への熱伝達率を増加させて、冷却流路の内面をより冷却させることができる。したがって、冷却流路の流体の流量や冷却効率に差がある箇所に設けることで、幅方向の一方側と他方側とで流体や冷却流路に与える影響を変化させることができ、タービン翼の温度分布のばらつきを容易に緩和することができる。また、冷却流路がリターン部を有し、タービュレータがリターンの流体の流通方向の上流側でリターン部の内側を一方側として配置されていることで、リターン部の内側を流れる流体の流量を減少させ、外側を流れる流体の流量を増加させることができる。タービュレータによって流体の流通方向を変化させて他方側であるリターン部の外側を流れる流体の流量を、リターン部に流入する前から増加させていることで、リターン部の内側を通過して外側に寄りながら流れようとする流体の流れを緩和することができる。その結果、第一リターン部の下流側を流れる流体の流量の一方側と他方側とのばらつきを低減できる。これによって、冷却流路を流通する流体の流量を均一な状態に近づけて冷却効率を均一に近づけることができ、タービン翼の温度分布のばらつきをより容易に緩和することができる。
また、本発明の他の態様に係るタービン翼は、前記タービュレータは、前記幅方向と交差する面における断面形状が三角形状をなしていることを特徴とする。
このようなタービン翼によれば、冷却流路の幅方向と直交する面における断面形状が三角形状をなすようタービュレータが突出していることで、冷却流路の内面から突出するタービュレータの側面を二面だけにすることができる。タービュレータは、冷却流路の内面に面する側面からタービン翼の熱が入熱し、その熱を冷却媒体である流体に面する側面から流体に放熱している。したがって、タービュレータの内部では、冷却流路の内面に面する側面から流体に面する側面に向けて徐々に温度が減少するような温度勾配が生じている。ところが、断面形状が三角形状に形成されることで、流体に面する側面が二面となり角部分も1箇所のみとなることでタービュレータ内の温度勾配を抑えて内部の熱応力を低減することができる。これにより、タービュレータ内の熱応力を抑えて、タービュレータの損傷を防止し長寿命化を図ることができる。
また、本発明の他の態様に係るタービン翼は、前記冷却流路は、前記流体の流通方向を反転させるリターン部を有し、前記タービュレータは、前記リターン部の下流側に前記リターン部の内側を前記一方側として配置されることを特徴とする。
このようなタービン翼によれば、リターン部の下流側にタービュレータがリターン部の内側を一方側として配置されることで、タービュレータによって他方側の冷却効率をほとんど変化させずに一方側の冷却効率を向上させることができる。したがって、冷却媒体である流体の流量のよる冷却効率が十分でないリターン部の下流側の一方側を重点的に冷却することができ、リターン部の下流側における流体の流量による冷却効率の差を低減することができる。これにより、冷却流路内の温度に合わせて冷却することができ、タービン翼の温度分布のばらつきを容易に緩和することができる。
さらに、本発明の一の態様に係る回転機械は、前記タービン翼を備えることを特徴とする。
このような回転機械によれば、タービン翼を破損させることなく、安定して使用することができる。
本発明のタービン翼によれば、タービン翼の温度分布のばらつきを容易に緩和することができる。
本発明の実施形態に係るガスタービンを示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係るタービン翼を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係るタービュレータの配置を説明する図1における第一リターン部の拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るタービュレータの形状を説明する拡大図で、同図(a)はタービュレータの斜視図、同図(b)はタービュレータの各部分の断面図である。 本発明の第二実施形態に係るタービン翼を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るタービュレータの配置を説明する図4における第一リターン部の拡大図である。 本発明の第三実施形態に係るタービン翼を示す断面図である。 本発明の第三実施形態に係るタービュレータの配置を説明する図6における第一リターン部の拡大図である。
以下、本発明に係る第一実施形態のタービン翼10について図1から図4を参照して説明する。
第一実施形態のタービン翼10は、例えば、翼根部が回転軸に固定されて回転軸とともに回転する回転機械であるガスタービン100に用いられる動翼である。
本実施形態のガスタービン100は、図1に示すように、空気を圧縮する圧縮機101と、圧縮機101で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器102と、高温高圧の燃焼ガスにより駆動するタービン103と、を備えている。
タービン103は、動翼であるタービン翼10や静翼11を有している。
タービン翼10は、図2に示すように、内部に流体が流通する冷却流路2が形成された翼本体1と、冷却流路2の内面から突出して冷却流路2の幅方向にわたって延びるタービュレータ3とを備えている。
翼本体1は、翼根部側の下端側(図2紙面下側)から対向する上端側(図2紙面上側)に向かって内部を連通する冷却流路2が形成されている。
冷却流路2は、翼本体1内に形成され、冷却媒体となる流体を流通させる流路である。冷却流路2は、断面矩形状をなして、翼本体1の内部で流体の流通方向を変えながら、翼本体1の翼根部側である下端側の流入口2aから対向する上端側の流出口2gまで連通している。
具体的には、冷却流路2は、翼本体1の下端側に形成された流入口2aと、流入口2aから上端側に向けて延在する第一ストレート部2bと、第一ストレート部2bを流れる流体の流通方向を下端側に向けて反転させる第一リターン部2cとが形成されている。さらに、冷却流路2は、第一リターン部2cから下端側に向けて延在する第二ストレート部2dと、第二ストレート部2dを流れる流体の流通方向を上端側に向けて反転させる第二リターン部2eと、第二リターン部2eから上端側に向けて延在する第三ストレート部2fと、翼本体1の上端部で第三ストレート部2fから流通する流体を外部へ排出する流出口2gとが形成されている。即ち、冷却流路2は、流入口2aから流出口2gまでが連続して開口することで、翼本体1を連通する流路が形成されている。
第一リターン部2c及び第二リターン部2eは、流体の流通方向を反転させるようU字状をなして形成されている。
タービュレータ3は、図2及び図3に示すように、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの流通方向の手前側である上流側に配置されている。即ち、U字状をなす第一リターン部2cの曲げ部分の手前側である第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分、及び第二リターン部2eの流通方向の手前側である第二ストレート部2dと第二リターン部2eとの接続部分にそれぞれ設けられている。そして、タービュレータ3は、流通方向に沿って離間して配置されており、本実施形態では三本ずつ形成されている。タービュレータ3は、冷却流路2の内面から突出して、流体の流通方向と交差する冷却流路2の幅方向に沿って延在している。具体的には、タービュレータ3は、冷却流路2の内面から幅方向と直交する流体の流通方向に沿った面における断面形状が三角形状をなすよう突出するリブとして、流体の流通方向に直交するよう冷却流路2の幅方向に対して僅かに傾斜して形成されている。
ここで、第一リターン部2c及び第二リターン部2eのU字状の内側を一方側とし、第一リターン部2c及び第二リターン部2eのU字状の外側を他方側とする。即ち、第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分において第一リターン部2cの内側と連続する面側、及び第二ストレート部2dと第二リターン部2eとの接続部分において第二リターン部2eの内側と連続する面側が一方側となる。そして、第一リターン部2cと第一ストレート部2bとの接続部分において第一リターン部2cの外側と連続する面側、及び第二リターン部2eと第三ストレート部2fとの接続部分において第二リターン部2eの外側と連続する面側を他方側とする。
タービュレータ3は、延在する方向である幅方向の一方側から他方側に向かうにしたがって冷却流路2の内面との接触面積a及び冷却流路2の内面からの突出高さdが漸次小さくなるよう形成されている。具体的には、第一実施形態においては、タービュレータ3は、図4(a)及び(b)に示すように、一方側で大きな断面三角形状をなして突出して形成され、三角錐状をなして他方側に向かうにしたがって徐々に冷却流路2の内面からの突出高さd、及び冷却流路2の内面との接触面積aが小さくなっている。
次に、上記構成のタービン翼10の作用について説明する。
このような第一実施形態のタービン翼10では、流入口2aから導入される冷却媒体である流体は、冷却流路2の内面を冷却しながら第一ストレート部2bを流通して第一リターン部2cに流入する。第一リターン部2cに流入する際に、流体は第一リターン部2cの上流側である第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分で、タービュレータ3に衝突する。タービュレータ3に衝突すると、流体はタービュレータ3の側面に沿って流れた後に、三角形状をなすタービュレータ3の頂点付近でタービュレータ3の側面から剥離し、渦を巻くように流れて再び冷却流路2の内面に衝突する。そして、タービュレータ3が流体の流れを乱すことで、冷却媒体である流体によって冷却流路2の内面が冷却される。
さらに、タービュレータ3に衝突すると、第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分の一方側を流れる流体は、タービュレータ3の冷却流路の内面からの突出高さdが大きいために圧力損失が大きくなり、流れが遮られて突出高さdの小さい他方側に向かうように流れる。一方、他方側を流れる流体は、タービュレータ3の突出高さdが小さいために圧力損失が小さくなり、流れがほとんど遮られることなくそのまま他方側に沿って流れる。そのため、図3に示すように、一方側を流れる流体の流量が徐々に減少し、他方側を流れる流体の流量が徐々に増加しながら冷却流路2の第一リターン部2cに流体が流入する。
そして、第一リターン部2cの上流側において他方側を流れる流体の流量が増加していることで、U字状をなす第一リターン部2cで、一方側である内側を流れる流体が外側に寄りながら流れる流れが緩和される。そのため、U字状をなす第一リターン部2cの下流側では、流体の流れが外側に寄ることなく流出する。したがって、第一リターン部2cの下流部である第一リターン部2c及び第二ストレート部2dの接続部分を流通する流体は、一方側と他方側とでの流量のばらつきが抑えられて均一に近い状態で流れている。
その後、第二リターン部2eでも、上述した第一リターン部2cでの流れと同様の流れとなり、第三ストレート部2fを介して冷却媒体である流体は流出口2gから排出される。
上記のようなタービン翼10によれば、タービュレータ3が冷却流路2の内面との接触面積a及び冷却流路2の内面からの突出高さdが幅方向の一方側から他方側に向かうにしたがって漸次小さくなるよう形成されていることで、幅方向の一方側と他方側とでタービュレータ3の形状を大きく変えることができる。即ち、幅方向の一方側においては、タービュレータ3の形状は、冷却流路2の内面からの突出高さdも大きく、冷却流路2の内面との接触面積aの大きい。一方、幅方向の他方側は、タービュレータ3の三角錐状の先端部分であるため、ほとんど冷却流路2の内面から突出せず、冷却流路2の内面との接触面積aも小さい。
そのため、冷却流路2の幅方向の一方側と他方側とでは、流体や冷却流路2に与える影響を大きく変えることができる。具体的には、冷却流路2の内面から突出高さdを高くすることで、冷却流路2を流通する流体の圧力損失を大きくし、流体の流通方向を変化させて他方側を流れる流体に流量を増加させることができる。また、冷却流路2の内面との接触面積aを増加させることで、冷却流路2を流通する流体によって冷却されるタービュレータ3から冷却流路2の内面への熱伝達率を増加させて、冷却流路2の内面をより冷却させることができる。したがって、冷却流路2の流体の流量や冷却効率に差がある箇所に設けることで、幅方向の一方側と他方側とで流体や冷却流路2に与える影響を変化させることができ、タービン翼10の温度分布のばらつきを容易に緩和することができる。
また、冷却流路2の幅方向と交差する流体の流通方向に沿った面における断面形状が三角形状をなすようタービュレータ3が突出していることで、冷却流路2の内面から突出するタービュレータ3の側面を二面だけにすることができる。タービュレータ3は、冷却流路2の内面に面する側面からタービン翼10の熱が入熱し、その熱を冷却媒体である流体に面する側面から流体に放熱している。したがって、冷却流路2の内面から突出してリブ状をなすタービュレータ3の内部では、冷却流路2の内面に面する側面から流体に面する側面に向けて徐々に温度が減少するような温度勾配が生じている。
例えば、矩形状をなすタービュレータ3では、冷却流路2の内面から突出する側面が三面となり、冷却流路2を流通する流体によって三面から冷やされることでタービュレータ3内では大きな温度勾配が生じてしまう。その結果、突出している矩形状の二カ所の角部分がそれぞれ隣接する二面から冷やされて局所的に温度が低下し、内部に高い熱応力が発生して角部分が損傷する恐れがある。ところが、断面形状が三角形状に形成されることで、流体に面する側面が二面となり角部分も1箇所のみとなることで、タービュレータ3内の温度勾配を抑えて内部の熱応力を低減することができる。これにより、タービュレータ3内の熱応力を抑えて、タービュレータ3の損傷を防止し長寿命化を図ることができる。
さらに、タービュレータ3が三角形状をなして突出していることで、冷却流路2にタービュレータ3を形成し易くすることができる。即ち、冷却流路2は、タービン翼10を形成する際に冷却流路2の形状に形成された砂型である中子を鋳型の中に配置し、タービン翼10を形成する金属材料を流し込むことで形成されている。そして、タービュレータ3は、この中子を削りとって凹部を形成し、削り取った凹部に金属材料が流れ込むことで冷却流路2の内面から突出するリブとして形成されている。したがって、例えば、タービュレータ3の断面形状が矩形状をなしている場合、冷却流路2の内面から垂直に立ち上がり角部分が二カ所となって金属材料が矩形状をなす凹部には流れにくいため、角部分等の形状が正確に形成されない恐れがある。
一方、タービュレータ3の断面形状が三角形状をなしている場合、冷却流路2の内面から勾配をもって立ち上がり角部分が一カ所のみであることで、角部分まで金属材料が流れ込みやすいため、要求する形状通りのタービュレータ3を容易に形成することができる。
また、冷却流路2が第一リターン部2c及び第二リターン部2eを有し、タービュレータ3が第一リターン部2c及び第二リターン部2eの流体の流通方向の上流側で第一リターン部2c及び第二リターン部2eの内側を一方側として配置されていることで、U字状をなす第一リターン部2c及び第二リターン部2eの内側を流れる流体の流量を減少させ、外側を流れる流体の流量を増加させることができる。
例えば、第一リターン部2cでは、流体の流通方向を反転させるようにU字状をなしているため、内部を流れる流体は外側に寄るように流れる。即ち、U字状をなす第一リターン部2cの内側を流れる流体も外側に向かって流れることで、流体が外側に寄って外側の流量が増加する。しかし、タービュレータ3によって流体の流通方向を変化させて他方側である第一リターン部2cの外側を流れる流体の流量を、U字状をなす第一リターン部2cに流入する前から増加させていることで、第一リターン部2cの内側を通過して外側に寄りながら流れようとする流体の流れを緩和することができる。
その結果、第一リターン部2cの下流側である第一リターン部2c及び第二ストレート部2dの接続部分を流れる流体の流量の一方側と他方側とのばらつきを低減できる。これによって、冷却流路2を流通する流体の流量を均一な状態に近づけて冷却流路2内の冷却効率を均一に近づけることができ、タービン翼10の温度分布のばらつきをより容易に緩和することができる。
さらに、このようなタービュレータ3を有するタービン翼10を備えていることで、回転機械であるガスタービン100は、タービン翼10を破損させることなく、安定して使用することができる。
次に、図5及び図6を参照して第二実施形態のタービン翼10について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第二実施形態のタービン翼10は、タービュレータ3の配置される位置が下流側である点が第一実施形態と相違する。
即ち、図5に示すように、第二実施形態では、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの流通方向の奥側である下流側に配置されている。即ち、U字状をなす第一リターン部2cの流通方向の奥側である第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分、及び第二リターン部2eの流通方向の奥側である第二リターン部2eと第三ストレート部2fとの接続部分にそれぞれ設けられている。そして、タービュレータ3は、第一実施形態と同様に、断面形状が三角形状をなして突出するリブとして、流通方向に沿って離間して配置されて三本ずつ形成されている。
ここで、第二実施形態においても、U字状をなす第一リターン部2c及び第二リターン部2eの内側を一方側とし、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの外側を他方側とする。即ち、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの下流側に配置されたタービュレータ3は、延在する方向である幅方向の一方側から他方側に向かうにしたがって冷却流路2の内面との接触面積a及び冷却流路2の内面からの突出高さdが漸次小さくなるよう形成されている。
具体的には、タービュレータ3は、第一リターン部2c及び第二リターン部2eのU字状の内側に連続する面側である一方側で大きな断面三角形状をなして突出して形成されている。そして、タービュレータ3は、三角錐状をなして第一リターン部2c及び第二リターン部2eのU字状の外側に連続する面側である他方側に向かうにしたがって徐々に冷却流路2の内面からの突出高さd及び冷却流路2の内面との接触面積aが小さくなっている。
次に、上記構成のタービン翼10の作用について説明する。
このような第二実施形態のタービン翼10では、図6に示すように、U字状をなす第一リターン部2cを流体が流通すると、内側を流れる流体は外側に寄るように流れて第二ストレート部2dに流入する。そして、第一リターン部2cから第二ストレート部2dに流入する流体は、第一リターン部2cの下流側である第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分でタービュレータ3と衝突する。タービュレータ3に衝突した流体は、上流側に配置した第一実施形態と同様に、突出高さdによって三角形状をなすタービュレータ3の頂点付近でタービュレータ3の側面から剥離する量を一方側と他方側とで変化させて、渦を巻くように流れて再び冷却流路2の内面に衝突することで、冷却流路2の内面を冷却している。
ここで、タービュレータ3に衝突すると、下流側である第一リターン部2cと第一ストレート部2bとの接続部分の一方側を流れる流体は、タービュレータ3の突出高さdが大きいために圧力損失が大きくなり、流れを大きく乱される。一方、他方側を流れる流体は、タービュレータ3の突出高さdが小さいために圧力損失が小さくなり、流れをほとんど乱されることなく、そのまま他方側に沿って流れる。即ち、タービュレータ3に衝突した流体は、三角形状をなすタービュレータ3の頂点付近でタービュレータ3の側面から剥離する量が突出高さdの高い一方側が他方側よりも大きくなる。そのため、第一リターン部2cの下流側の冷却流路2の内面では、一方側の領域Aの方が他方側の領域Bよりも冷却効率が高くなっている。
また、タービュレータ3と冷却流路2の内面との接触面積aも一方側の方が他方側よりも大きいため、タービュレータ3から冷却流路2の内面への熱伝達率が大きくなり、一方側の方が他方側よりも高い冷却効率となる。即ち、一方側の方が他方側よりもタービュレータ3を介して冷却媒体である流体に冷却流路2の内面の熱が放熱されている。そのため、第一リターン部2cの下流側の冷却流路2の内面では、一方側の領域Aの方が他方側の領域Bよりも冷却効率が高くなっている。
これらに作用によって、第一リターン部2cの下流側では一方側の領域Aの方が他方側の領域Bよりもタービュレータ3による冷却効率が高くなり、より冷却されている。
その後、第二リターン部2eでも、上述した第一リターン部2cでの流れと同様の流れとなり、第三ストレート部2fを介して冷却媒体である流体は流出口2gから排出される。
上記のようなタービン翼10では、第一リターン部2cや第二リターン部2eを流体が流通すると、内側を流れる流体は外側に寄るように流れる。即ち、U字状をなす第一リターン部2c及び第二リターン部2eを流れる流体は、流れ方向が反転される際に、内側を流れる流体が外側に寄りながら流れて外側の流量が増加する。そのため、例えば、第一リターン部2cにおいては、第一リターン部2cから第二ストレート部2dに流入する流体は、第一リターン部2cの内側と連続する面側である一方側よりも、第一リターン部2cの外側と連続する面側である他方側の方が、流量が増加した状態で流れている。
冷却流路2内では、冷却媒体である流体の流量が多い方が、流体に熱がより放熱されるため冷却効率が高くなっている。したがって、第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分では、流体による冷却効率は他方側の方が高く、一方側の内面よりも冷却通路の内面が冷却されている。
ところが、第一リターン部2cの下流側である第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分にタービュレータ3が第一リターン部2cの内側を一方側として配置されることで、タービュレータ3によって他方側の領域Bの冷却効率をほとんど変化させずに一方側の領域Aの冷却効率を向上させることができる。したがって、冷却媒体である流体の流量のよる冷却効率が十分でない第一リターン部2cの下流側の一方側の領域Aのみを重点的に冷却することができ、第一リターン部2cの下流側である第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分における流体の流量による過冷却等の冷却効率の差を低減することができる。これにより、冷却流路2内の温度に合わせて冷却することができ、タービン翼10の温度分布のばらつきを容易により緩和することができる。
次に、図7及び図8を参照して第三実施形態のタービン翼10について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第三実施形態のタービン翼10は、タービュレータ3の配置される位置が上流側と下流側の両方である点が第一実施形態と相違する。
即ち、図7に示すように、第三実施形態では、第一実施形態と第二実施形態と合わせたように、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの上流側及び下流側の両側に配置されている。即ち、U字状をなす第一リターン部2cでは、流通方向の手前側である第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分と、流通方向の奥側である第一リターン部2cと第二ストレート部2dとの接続部分とに配置されている。同様に第二リターン部2eでは、流通方向の手前側である第二ストレート部2dと第二リターン部2eとの接続部分と、流通方向の奥側である第二リターン部2eと第三ストレート部2fとの接続部分とに配置されている。そして、タービュレータ3は、第一実施形態と同様に断面形状が三角形状をなすよう突出するリブとして、流通方向に沿って離間して配置されており、上流側と下流側でそれぞれ三本ずつ形成されている。
次に、上記構成のタービン翼10の作用について説明する。
このような第三実施形態のタービン翼10では、流入口2aから導入される冷却媒体である流体は、冷却流路2の内面を冷却しながら第一ストレート部2bを流通して第一リターン部2cに流入する。第一リターン部2cに流入する際に、第一実施形態と同様に、流体は第一リターン部2cの上流側である第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分で、タービュレータ3に衝突する。
タービュレータ3に衝突すると、第一ストレート部2bと第一リターン部2cとの接続部分の一方側を流れる流体は、タービュレータ3の突出高さdが大きいために圧力損失が大きくなり、流れが遮られて突出高さdの小さい他方側に向かうように流れる。一方、他方側を流れる流体は、タービュレータ3の突出高さdが小さいために圧力損失が小さくなり、流れがほとんど遮られることなくそのまま他方側に沿って流れる。そのため、図8に示すように、一方側を流れる流体の流量が減少し、他方側を流れる流体の流量が増加しながら冷却流路2の第一リターン部2cに流体が流入する。
そして、第一リターン部2cの上流側において他方側を流れる流体の流量が増加していることで、U字状をなす第一リターン部2cで、一方側である内側を流れる流体が外側に寄りながら流れる流れが緩和される。そのため、U字状をなす第一リターン部2cの下流側では、流体の流れが外側に寄ることなく流出する。したがって、第一リターン部2cの下流部である第一リターン部2c及び第二ストレート部2dの接続部分を流通する流体は、一方側と他方側とでの流量のばらつきが抑えられて均一に近い状態で流れている。
その後、第一リターン部2cの下流部である第一リターン部2c及び第二ストレート部2dの接続部分で再びタービュレータ3と流体が衝突する。再びタービュレータ3に衝突すると、第二実施形態と同様に、下流側である第一リターン部2cと第一ストレート部2bとの接続部分の一方側を流れる流体は、第一リターン部2cの下流側の冷却流路2の内面では、一方側の領域Aの方が他方側の領域Bよりも冷却効率が高くなっている。そのため、冷却流路2の下流側では一方側の領域Aの方が他方側の領域Bよりもタービュレータ3による冷却効率が高くなっている。
その後、第二リターン部2eでも、上述した第一リターン部2cでの流れと同様の流れとなり、第三ストレート部2fを介して冷却媒体である流体は流出口2gから排出される。
上記のようなタービン翼10では、第一リターン部2c及び第二リターン部2eの上流側に配置したタービュレータ3によって冷却流路2を流通する流体の流量を均一に近い状態にして冷却効率を均一に近づけることができる。そして、下流側に配置したタービュレータ3によって第一リターン部2c及び第二リターン部2eの下流側における僅かな流体の流量による冷却効率の差もより一層低減し、冷却流路2内の冷却効率をより一層均一に近づけることができる。これらによって、冷却流路2内の冷却効率をより一層均一に近づけることができ、タービン翼10の温度分布のばらつきを容易により一層緩和することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
なお、本実施形態では、タービュレータ3を三本ずつ配置したが、配置される本数はこれに限定されるものではなく、冷却するタービン翼10と冷却流路2の形状に合わせて適宜選択すれば良い。
また、タービュレータ3の延在方向は冷却流路2の幅方向と完全に平行であることに限定されるものではなく、流体に流通方向に合わせて冷却流路2の幅方向に対して僅かに傾けて配置されても良い。
10…タービン翼 11…静翼 1…翼本体 2…冷却流路 2a…流入口 2b…第一ストレート部 2c…第一リターン部 2d…第二ストレート部 2e…第二リターン部 2f…第三ストレート部 2g…流出口 3…タービュレータ d…突出高さ a…接触面積 A…一方側の領域 B…他方側の領域 100…ガスタービン 圧縮機…101 燃焼器…102 タービン…103

Claims (5)

  1. 内部に流体が流通する冷却流路が形成された翼本体と、
    前記冷却流路の内面から突出して前記冷却流路の幅方向にわたって延びるタービュレータと、を備え、
    前記タービュレータは、前記幅方向の一方側から他方側に向かうに従って、前記内面との接触面積及び前記内面からの突出高さが漸次小さくなり、
    前記冷却流路は、前記流体の流通方向を反転させるリターン部を有し、
    前記タービュレータは、前記リターン部の上流側に前記リターン部の内側を前記一方側として配置され、
    前記リターン部の上流側に配置された場合に、前記一方側が前記他方側よりも前記流体の流通方向の上流側に配置されるように前記幅方向に対して傾斜して延びていることを特徴とするタービン翼。
  2. 前記タービュレータは、前記幅方向と交差する面における断面形状が三角形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のタービン翼。
  3. 前記冷却流路は、前記流体の流通方向を反転させるリターン部を有し、
    前記タービュレータは、前記リターン部の下流側に前記リターン部の内側を前記一方側として配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタービン翼。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のタービン翼を備えることを特徴とする回転機械。
  5. 内部に流体が流通する冷却流路が形成された翼本体と、
    前記冷却流路の内面から突出して前記冷却流路の幅方向にわたって延びるタービュレータと、を備え、
    前記タービュレータは、前記幅方向の一方側から他方側に向かうに従って、前記内面との接触面積及び前記内面からの突出高さが漸次小さくなり、
    前記冷却流路は、前記流体の流通方向を反転させるリターン部を有し、
    前記タービュレータは、前記リターン部の下流側に前記リターン部の内側を前記一方側として配置されることを特徴とすることを特徴とするタービン翼。
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